2010年06月30日

●戦いすんで

パラグアイ 0−0(PK5−3) 日本 (FIFAW杯南ア大会 ラウンド16)
 
 
120分間の死闘の末、PK戦負け。パラグアイの波状攻撃の場面もあったにせよ日本もチャンスは作っていたし、延長戦では憲剛を中心に日本の方が動けていたように見えたのだが……形にできなかったね。結果については残念としか言いようがない。

でも、戦いぶりは立派だった。4試合同じスタメンで戦って消耗も相当激しかったろうに、みんなよく頑張った(特に本田△はそろそろ限界だったろう)。まさに死力を尽くした闘いだった。胸を張って堂々と日本に帰ってきてほしいと思う。泣くな、川島。

まあ、何にせよ、この大会の成果(は計り知れないな)の確認と、忘れちゃいけない準備期間も含めた反省(足りなかったモノは何か)については、色々と落ち着いてから、だね。

お疲れ様でした。
 
 
しかし本田のコメントはかっちょいいな。惚れ直したぜ。
 

2010年06月25日

●本田△もってんなあ

デンマーク 1−3 日本 (FIFAW杯南ア大会 グループE第3節)
 
 
厳しい時間帯ながら、サッカーファンの端くれとして根性で早起きして観た。

試合は大方の予想通り、序盤からデンマークが攻めたてる展開。だが日本DFは堅実なブロック守備で決定機を許さず、松井・長谷部の飛び出しで反撃。そして17分、ボックス右手前30mの距離でFKを獲得。本田が左足で叩いたボールは凄まじいスピードで曲がり落ち、ゴール左隅に突き刺さった。1−0。これでデンマークはやや勢いが削がれた形に。30分には今度はガチャさんがボックス正面から美しい弾道の直接FKを決めて2−0。理想的な流れである。

後半に入ると再びデンマークの一方的な攻勢に。押し込まれる日本だが、GK川島を中心に高い集中力で粘り強く守っていく。ボウルセンの強烈なミドルシュートも川島が横っ飛びでセーブ。ところが81分、長谷部がアッガーを後ろから倒してPK、これをトマソンが決めて1点差。しかしこれで火のついた日本は反攻に転じ、87分、切り返しでDFをぶち抜いて突破した本田がゴール前の岡崎にラストパスを通して決定的な3点目。そのまま日本が勝利を収めた。

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2010年06月22日

●寝落ちを許さぬシチュエーション、てか (追記あり)

兄貴……俺がオランダ戦の前に飲み過ぎちゃって肝心の試合の最中に寝落ちしてたこと、何もそこでばらさなくても……。
 
 
いや、スナイデルの弾丸シュートでぱっちり目が覚めたんだけどね(笑)。あの時の川島のプレーを見て思い出したのは、5月1日の川崎×湘南戦の試合後に反町監督が言っていた「川島くんは、パワー系のシュートはあまり強くないんですね」というコメント。スナイデル、お前あれ読んでただろう、みたいな。読んでねえよ。

で、決勝ラウンド進出をかけたデンマーク戦は木曜日の27時30分っすか。翌日休みはとれそうにないので、徹夜するか、それとも早寝するか。いずれにせよ日本代表のこういうガチガチの勝負試合は久しぶりのような気がするので、けっこう楽しみ。「引き分けでよし」の条件といい相手チームの力量といい、いいシチュエーションだよな。
 
 
[追記]
ついネタみたいな扱いにしてしまったが、今回の川島は間違いなくMVP級の活躍である。1失点こそ喫したものの、それを上回る好セーブぶりは指摘するまでもない。本田と彼の先発起用、そして「ハエサッカー」はどこへやら、粘っこいブロック守備を仕込んだことが今回の日本代表健闘の要因だろう。つーか、岡田監督って本当に「あり合わせのものでサッと作る」のが得意なんだなあ、と。逆に、グツグツ煮込んで良い味を出すのは上手くないっぽいけど(笑)。
  

2010年05月03日

●君は、阿部吉朗のスーパーボレーシュートを見たか? (川崎フロンターレ×湘南ベルマーレ)


一昨日の午後は、等々力陸上競技場でJ1第9節のうち「神奈川ダービー」(といっても組み合わせが3つあるわな)を観戦。川崎フロンターレ 4−2 湘南ベルマーレ
 
 
序盤は地力に勝る川崎がペースをつかんだ。鄭(出場停止)・稲本(負傷)の2人を欠くものの、ヴィトール・ジュニオールが復帰。厳しい寄せでボールを奪っては中村憲剛の高精度のフィードから攻め上がっていく。惜しいミドルシュート何本か、そして黒津やジュニオールが決定的なクロスを前線に入れる。だが、湘南は個の力では見劣りするものの高い集中力を保ち、1人が抜かれてもすぐにカバーが入るディフェンスで得点を許さない。0−0のまま時計が進む。

そのうち湘南も少しずつパスをつなげるようになり、29分、右サイドのパス交換から攻撃参加の臼井がクロス、中央でマークを外した阿部吉朗がなんとバイシクルキックでこれを叩く。強烈なシュートは川島の指先を抜けてバーに当たり、ゴールイン!!ビックリした、というかタマげた……すげー。いかにも吉朗らしいトリッキーでいて決定的なプレー。僕はバックスタンド2階で観ていたのだが、周りのお客さん(カップル多し)の驚愕具合が愉快であった。0−1。

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2010年04月29日

●スペシャル・ワン! ('09-'10欧州CL準決勝)

バルセロナ 1−0(計2−3) インテル (UEFAチャンピオンズリーグ準決勝)
 
 
昨日の欧州CL準決勝2ndレグ@カンプ・ノウはスカパー!の中継で観戦。

インテルが3−1で先勝した1stレグに続く第2戦、「バルセロナが攻め、インテルが守る」構図は試合前から予想されていた通りだった。バルサは通常4人のDFを3人に減らしてキックオフから前がかりの姿勢。対するインテルは守備的な選手多めの4−4−2、自陣にがっちりと3ラインの守備ブロックを築いて迎え撃つ。前半は激しくも統率のとれたインテルの守備システムが機能し、バルサは圧倒的にボールを支配するもののなかなかペナルティボックスへ入れない。

28分、チアーゴ・モッタがハンドオフのファウルで2度目の警告を受けて退場。インテルは早くも10人での戦いに。それまでもミリート目がけて「蹴るだけ」だったインテルはこれで全く前にボールが収まらなくなり、バルサの支配率がさらに高まった。しかし、インテルは素早くスネイデル1トップの4−4−1へ移行して守備に綻びを見せず、メッシがDF網をかいくぐって撃った強烈なミドルシュートもGKジュリオ・セザルがファインセーブ。スコアレスで後半へ。

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2010年03月13日

●栄枯盛衰の赤黒対決 ('09-'10欧州CLベスト16)

ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦2ndレグを今日になってようやく録画観戦した。マンチェスターU 4−0 ACミラン。いきなり1回戦で実現した名門ビッグクラブ同士の対戦(マスコミ的に言うと「ベッカムダービー」かな(笑))は、1stレグに引き続いてユナイテッドが決定力の違いを見せつけ、世代交代半ばのミランから4点を奪う大勝。ここ数年における両チームの充実度の差が如実に表れたような試合となったのであった。
 
 
8万近い観客で膨れあがったオールド・トラッフォード。既に第1戦で3ゴールを奪っているユナイテッドには相手を呑んでかかる勢いがあった。ルーニーへの楔をスイッチに次々アタッカーが攻め上がり、ルーニーやフレッチャーの強烈なシュートがミランゴールを脅かす。ミランもピルロのパスさばきから反撃を試みるが、若いFWにはユナイテッドのブロック守備を脅かすだけの迫力がなく、ロナウジーニョのトリッキーなヘディングシュートもポスト右に外れ。

そして13分、前線に1人で張っていたルーニーがネヴィルの上げたアーリークロスを頭で叩き、ゴール左にゲット。あまりにもあっけなく、あまりにも大きいユナイテッドの先制点。右後方から低く速く飛んでくるクロスに対してDFを完全に置き去りにし、かつ反転の力でボールを加速して枠に飛ばす素晴らしいシュートだった。その後はミランが攻勢に出るが、ユナイテッドは全く慌てることがない。ファン・デル・サールの好セーブもあって決定機には至らない。

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2010年01月02日

●新春ガチャピンショウ ('09-'10天皇杯決勝)


あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 
元日の午後は、国立霞ヶ丘競技場で天皇杯決勝。ガンバ大阪 4-1 名古屋グランパス。いよいよファイナル、といっても今年はFC東京が早々に負けてしまったのであまり「いよいよ」という感じでもないのだけれど(笑)。今回の決勝はリーグ戦・ACLでそれぞれ健闘しながらも敗れ、今のところ無冠に終わっている強豪同士の対戦となった。対照的なサッカーで後半半ばまでほぼ互角の展開となったが、頼れるエースの活躍によりガンバが2年連続の優勝。
 
 
キックオフ。予想通りというか、両チームは好対照な戦いぶりを見せる。ガンバはショートパスを丁寧につなぎ、ダイレクトにゴール方向を狙うことはあまりせず、相手の守備ブロックを「揉みほぐす」ような地上戦。個々の選手も適度に肩の力が抜けている様子だ。対する名古屋もパスサッカーではあるのだが、中盤のハードワークでボールを奪って中距離パスでサイドやDF裏のスペースを狙い、そこから前線にそびえるケネディへクロスを入れるわかりやすい攻め。

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2009年12月28日

●イケメン日本代表2009

今年、ウチのカミさん的には、Jリーグにおける収穫のひとつは「横浜Fマリノスのイケメンキーパー」だったようだ。飯倉大樹。2005年にマリノスユースからFマリノスに入団し、ロッソ熊本へのレンタルを経て、今年正GK争いに名乗りを上げた23歳である。まあ、6月のリーグ戦では珍プレーで決勝点を献上したり、9月のナビスコ杯準決勝では激高して一発退場をくらったりとプレーの方はまだまだアレのようだが、顔は確かに男前である(よね?)。

マリノスの、いや日本の男前GKと言えば長らく川口能活(現ジュビロ、長期リハビリ中)がその代名詞だったわけだが、ついにそれに(顔だけは)匹敵する若手が現れたわけだ。考えてみりゃ能活ももう34歳、「そろそろ代替わりの時期かもしれんのう」と縁側でお茶でもすすりたくなったわけだが、そこで思い出したのが一昨年の夏に書いた『イケメン日本代表を選べ』なるエントリーである。あれから2年半、我らがイケメンジャパンのメンバーはどう変わったのか……。
 
 
ということで、以下は(今回はカミさんではなく)村田が選出した、2009年版イケメン日本代表であります。
 
 
GK  飯倉大樹  (横浜Fマリノス)
DF  内田篤人  (鹿島アントラーズ)
DF  中澤聡太  (ガンバ大阪)
DF  伊藤宏樹  (川崎フロンターレ)
DF  椋原健太  (FC東京)
MF  宮本恒靖  (ヴィッセル神戸)
MF  中村北斗  (FC東京)
MF  吉田孝行  (ヴィッセル神戸)
MF  坂本紘司  (湘南ベルマーレ)
FW  都倉賢    (ザスパ草津)
FW  玉田圭司  (名古屋グランパス)

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2009年12月08日

●悲喜こもごもJ最終戦

前のエントリーに書いたとおり土日は東京の最終戦(というか浅利と藤山のラストゲーム)を観に新潟まで行っていたのだが、試合前、そして試合中も他会場の動向が気になって仕方がなかった。なにしろJ1の優勝もJ2からの昇格も、どう転んでもおかしくない状況にあったから。そして、実際、どちらも劇的な結末を迎えたのだった。まさに「Jリーグの一番長い日」。
 
 
まずJ1は、首位と2位がともに苦戦しながら勝利を収め、鹿島アントラーズが優勝。

鹿島の優勝は、まあ順当と言ってしまえば順当なのかもしれないが、浮き沈みの激しい今シーズンの経過を考えれば結果的には十分にドラマティックであったと言えるだろう。盤石の強さを見せたリーグ序盤戦~中盤戦。失速して5連敗を喫し、激しい追い上げを受けた秋の苦境。そして驚異的に立ち直り、4連勝で優勝をもぎ取った終盤戦。ダイジェスト映像を見る限り、浦和戦も終盤に怒濤の攻撃を受けながらしのぎきる、いかにも鹿島らしい勝ち方だったようだ。

正直、以前の鹿島は「強いけど汚い」イメージが強かったものだが、オリヴェイラ監督が就任してからはそうした印象もだいぶ薄らいできたように思う。むしろ堂々たる王者らしさ、風格を備えつつあるというか。Jリーグ史上初の3連覇というのはもちろん偉業で、いずれも最終節を勝って混戦を制した勝負強さは「お見事」の一言。悔しいけど東京はまだ敵わない。つーか、ベテランと若手のバランスも良いし、このままでは王朝を作られてしまう……いかんのう。

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2009年11月25日

●ヒミコとユキヒコの旅(発動篇)


日曜日。7時半くらいに起床して身支度し、バイキングの朝食(良いホテルに泊まる醍醐味はこれですよ!!)を山盛り食ってからチェックアウト。雨模様の中、路面電車に乗って浦上まで北上し、「長崎西洋館」というラ○ホチックな建物近くの坂を上って原爆関係施設へ。以前広島の同じ趣旨の施設には行ったことがあるのだが、やはりこっちも見なきゃ、ということで。

まずは「長崎爆死没者追悼平和記念館」。展示施設とは別に、最近(?)追悼のための場所を設けたのは広島と同じ。地上には直径29mの水盤と、2つの大きなガラスケース(爆心地の方向を向いている)が。施設全体を水が流れる設計になっているのは、当時被爆した方の多くが水を求めたからだという。この辺も広島の追悼施設と同様だ。地下では静謐かつ荘厳な空間の中に、亡くなった方々の名簿が安置してある。さすがの僕もここではひたすら黙祷。

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2009年11月23日

●ヒミコとユキヒコの旅(接触篇)


三連休の土日は九州に行ってきた。佐藤由紀彦ファンのカミさんがV・ファーレン長崎の試合を観に行くので、そのお供である。日曜の千葉×東京@フクアリにも(去年のアレもあったし)後ろ髪を引かれたのだが、何しろ今回の長崎の対戦相手はアマラオのいるFC刈谷なんである。つまり「由紀彦×アマラオ」(笑)。ただ、いくら何でもJFL観戦だけではアレなので、ついでに吉野ヶ里遺跡見学を兼ねてみようと。カミさん曰く「目的はヒミコとユキヒコ」だって。
 
 
土曜の朝、8時前の羽田発スカイマークで福岡空港へ。博多から長崎線急行「シーサイドライナー」に乗って鳥栖で各駅停車に乗り換え、11時半過ぎに吉野ヶ里公園駅到着。飛行機がかなり遅れたのでこの時間になったが、それがなければ3時間ちょっとで着きそうな感じ。カシマスタジアムより近いな(笑)。福岡空港ではレベルファイブスタジアムが、鳥栖駅ではベストアメニティスタジアムがすぐ目の前に見えた。アウェイファンには実に嬉しい立地だわなー。

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2009年11月13日

●バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件

【空耳MAD】バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件 (YouTube)
 
 
とあるところで、ついさっき知った超傑作動画。ニコニコ動画にはけっこう前にアップされてたみたいだから、僕が知らなかっただけで全然既出なのかもしれないけど……。

元映像は、9月に行われたW杯アジア予選プレーオフのサウジアラビア×バーレーン。バーレーンでの1stレグを0-0で引き分けて迎えた、サウジホームの2ndレグ。1-1で後半ロスタイムに入り、アウェイゴールでバーレーン勝ち抜けかと思ったところでサウジが起死回生のゴールを決め、劇的なサヨナラ勝ち……と誰もが思ったのだがまだ時間が残っており、なんと終了間際ギリギリにバーレーンが2点目を決めて「再逆転」!というとんでもない試合だ。

まず、そもそもこの試合の現地動画をチェックしているのが凄い。次にこの空耳具合に気づいたのが凄い。そして日本語を数分間に渡ってしつこく当てはめた(チョイスがまたいいんだ)のも凄い。さらに丁寧な字幕の付けぶりも凄いっつーか何つーか……いやー、面白い。いくら超劇的な展開だったとはいえ、実況アナの興奮具合の突き抜けぶりも笑えるし、あまりの感極まりぶりには感動すら覚えてしまう。どこかの民放のざーとらしい絶叫とはわけが違うよな。

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2009年09月25日

●連休のシメは、中村憲剛と田原豊


9月23日(水)

10時過ぎに起床。明日の朝、いつも通りに起きられない方に5千点(笑)。今日は、全く日が差してないわけではないが、しかし雲の量はかなり多いという微妙な天気。朝食はパンをクリームチーズ・ブルーベリージャムで食す。そういや昨日の「J’sベッカライ」、「店を移動してもらったから」ということで5%引きにしてくれただけでなく、ドイツパンの詰め合わせ(小ぶりなヤツが3種類×2袋!)もくれたんだった。そこまでしてもらうとかえって申し訳ないくらいだね。
 
 

昼前に出かけ、初台の東京オペラシティーのアートギャラリーで鴨池朋子「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」展。数年前から現美などのグループ展で見かける作家だが、本格的な個展は初とのこと。初めてゆえか力の入りようはハンパではなく、壮大な構成や展示全体を貫く「神話」的世界観、狼・ナイフ・少女・輪廻転生といった独特のモチーフと絵画・映像・造形等の多様なメディアを駆使して作り込まれた作品の迫力は、いずれも圧倒的であった。

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2009年09月22日

●青い空から、マイケル・オーウェン


9月20日(日)

朝10時くらいに起床。どうも目覚めがスッキリしない。近所のスーパーに水を買いに行ってから、食パン2枚とクリームチーズ、野菜ジュースの朝食。食べながら、JSPORTSでラグビートライネーションズNZ×豪州の再放送をチラッと観る。ちょうどNZが相手のパント処理ミスにつけ込んでリードを広げているところだった。NZと他の強豪国との一番大きな違いは「DNAレベルまで高められたボール扱いの技術」なんだとつくづく思う。風呂に入った後、外出。
 
 
家を出て見上げると、雲ひとつない青空。昨年の秋以降、こういう空を見るたびに大分が優勝したナビスコ杯決勝を思い出してしまう。国立を覆う透き通った青色、その空をバックにして、ウェズレイのサイドチェンジが駆け上がる高橋大輔めがけて飛んでいく……あれは感動的な試合だった。たった1年足らずで大分が今のようになってしまうなど、誰が想像できただろうか。

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2009年09月16日

●「ベスト」はない。「ベター」なのは……

第25節「鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ」 試合の取り扱いについて (Jリーグ公式)
 
 
Jリーグが変に意固地にならず、良識的な判断を示したということになるのだろうか。試合当日の岡田レフェリーの判断があまりにアレだったし、おまけにマスコミにも大きく取り上げられてしまったゆえに良識的な判断を示さざるを得なかった、というとかなり意地悪な言い方になっちゃうかな(笑)。「試合経過等を総合的に判断した」か。なるほど、なるほど。

僕としては、これはこれで少し違和感を感じる決定でもある。大雨の中で74分戦った後の16分と、日を改めて残り16分だけを戦うのとでは「同等」とは言えないだろう、と。たとえば、仮にオリベイラ監督があの天候・ピッチ状態を考慮して交代枠を1つ残して(最後田代投入でパワープレー勝負に出ようとして)いたのだとしたら、その意図は無に帰すことになる。また、1ヶ月も経てば、天候も選手の体調も、あらゆるものが変わってしまっているに違いない。

となると、やはり①90分の再試合、②74分の時点で(川崎の勝利で)試合成立、のいずれかが選択されるべきなのだろうか。ただ、①はそれこそあの悪条件の中での両チームの74分の熱闘を「なし」にしてしまう結果となる。これは受け容れられまい。ならば②がベストかといえば、これも微妙。試合は16分「も」残っていたのだ。サッカーは何らかのきっかけでたて続けに得点の入る競技でもある。鹿島の同点、あるいは逆転劇の可能性も否定できない。

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2009年09月15日

●二日酔いの頭でFC東京の現状を憂う

9月13日(日)

11時起床。案の定というか、当然の如くというか、二日酔い。朝食に1枚だけパンを食べて、あとはひたすらゴロゴロしたり、たまに起きてネットを見たりしながら頭痛が過ぎ去るのを待つ。
 
 
鹿島×川崎戦の「降雨ノーゲーム」問題はネットのニュースで初めて知った。なんと後味の悪く、取り返しのつかない「結果」なのだろう。おそらく「0-0からの90分間での再試合」になるはず(同状況の再現は不可能)だから、川崎はほぼ手中に入れていた大事な勝点3(実質勝点6)を失っただけでなく、今後は超過密日程(ただでさえACL・ナビスコ杯もあるのだ)の不利を被る事になる。命拾いした鹿島の方だって、決して良い気持ちはしないに違いない。

報道によれば両チームとも続行を主張したにも関わらず(つまりピッチの悪さは「その程度」だったということ)、なぜ岡田主審はKY、というより状況を読まない決定をしてしまったのか。「この試合の事情だけに基づいて判断する。順位争いや日程は関係ない」という事なのだろうか。建前はそうなのかもしれないが、それにしたって人間のやることなんだからその位の「判断」は必要なんじゃないの、と思う。そもそも、「雨くらいでやめない」のがサッカーだろうに。

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2009年07月15日

●さらばシャムさん、またあう日まで

シャムスカ監督解任のお知らせ (大分トリニータ公式)
 
 
これはもうやむを得ないのだろう。この監督交代が吉と出るか凶と出るかはわからないが、14連敗などという異常事態になるとこれといった打開策などそうはなく、しかしクラブとしてはファンやスポンサーの手前何か手を打たざるを得ない、といったところだろうか。むしろ解任が遅すぎたという声もあるかもしれないが、大分くらいの歴史の浅いクラブになると(それこそシャムスカ獲得のような幸運でもない限り)迅速な対応も難しかったのではなかろうか。

いずれにせよ、リーグの半分を終わって勝点「4」という現状では、J1残留は不可能と言わざるを得ない。今後のミッションは、今季の後半を使ってチームを立て直し、できれば来季のJ2で1部復帰の切符をつかむ、ということになるのだろう。これまで作ってきたチームを再構築して戦力を整えて結果を出す、というサイクルを考えれば、まあ1年半は妥当なところかな、と。問題はその仕事をシャムスカに任せるか他の監督に任せるかだったろうが……。

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2009年06月26日

●まだ道のりの半分足らず (東京ヴェルディ×湘南ベルマーレ)


水曜日は、仕事場近くの国立競技場での開催ということに気づき、急きょJ2第23節を観戦。東京ヴェルディ 2-1 湘南ベルマーレ。このジメジメと暑くなってきた季節に中2日の強行スケジュール。「さすがは地獄のJ2」というシチュエーションで行われた一戦は、ここまで首位をひた走っていたベルマーレが9位ヴェルディに敗れる波乱の結果となった。
 
 
キックオフ10分ほど前に入場。場内を見渡してみると、案の定というかガラガラの入り。4723人か……なんか、それこそ西が丘で丁度よかったのでは(笑)。元FC東京の選手が多い対戦(ジャーン、阿部、トゥット、土肥)らしく、湘南側スタンドには顔見知りの東京ファンも何人か。元「東すか」のMendozaさんと肩を並べて、超要領の悪い売店で購入したビールを飲みながらの観戦となった。たまに友達と一緒に観ると新鮮である。つーか、「暇」とかいうな(ー笑)

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2009年04月24日

●『オールナイトサッカー』

サッカー本レビュー3連発のそのさーん。
 
 
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最後は杉山茂樹編・著『サッカー番長杉山茂樹・オールナイトサッカー』(コスミック出版)。「フランクにワイワイガヤガヤ」、外国のサッカーラジオ番組をコンセプトにした(?)ムック本。ある意味大物名物ライター(笑)たる杉山茂樹氏の「責任編集」と銘打っているだけあって、前ページ通じてスギヤマ色(でわかるかな)に溢れた一冊。

基本スタンスは「日本サッカー」(特に岡田監督)批判。語り手はセルジオ越後、釜本邦茂、加部究らが並ぶ。となれば当然に内容は「辛口」となるわけだが、確かに品の良いコラムや理屈っぽい文章も多いサッカー媒体の中でこの「生々しさ」は新鮮である。対談やインタビューを多用しているせいで非常に読みやすいし。中でもチョン・テセくん(憲剛には頭が上がらないのね)と、あと江本孟紀さんの記事は楽しかった。張本さんの「町人ども」発言って(笑)。

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2009年04月23日

●『蹴りたい言葉J』

3連続サッカー本レヴュー(と大げさに言うほどのもんじゃないが)の2冊目。
 
 
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続いては、いとうやまね著『蹴りたい言葉J』(コスミック出版)。海外におけるサッカー名士たちの名言を集めた『蹴りたい言葉』に続くシリーズ第2弾。「リサーチの達人」(と、Amazonでは紹介してあるんだよマジで(笑))である著者が、今度はJリーグの開幕前から現在までにおける名言・迷言を集めた一冊。

構成的には『蹴りたい言葉』と同様に、見開きの右頁に名言→左頁にその解説という流れになっており、とても読みやすくなっている。内容は、やはり前作と同じように格言的なものを集めた本というよりは、象徴的なコメントを取りあげることを通じて様々な人物や出来事を紹介する「名士録」「事件簿」的な色彩が強いと言えるかもしれない。また、正直「掘り出し物」は少なく、ある程度Jリーグを追ってきたファンならば知っている発言が多いのではないだろうか。

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2009年04月21日

●『日本サッカー史 日本代表の90年 1917-2006』

4月から仕事の担当が替わったりして忙しく、全然映画も観てないし本も読んでいない……のだが、かろうじてサッカー関係の本だけは3冊ほど読んだ。ので、つれづれとレビューなぞ。
 
 
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まずはバーレーン戦@さいスタの直前に読了した、後藤健生著『日本サッカー史 日本代表の90年 1917-2006』(双葉社)。ご存じ日本サッカージャーナリズム界の大御所(と言っていいのだろうな、多分)が「膨大なフィールドワークと徹底的な検証」を基に書き上げた大著。

一言で表すならば「とんでもない本」である。なにしろ、06年の時点で90年もの長きに渡っているサッカー日本代表の歴史を1冊の本でカバーしているのだ。その中身の重厚さときたら……日本におけるフットボールの起源に始まって、初の国際試合からベルリン五輪の大金星、戦争とその後遺症、クラマー来日と東京五輪、メキシコの栄光、一転して暗黒時代となった70年代、プロ化への風が吹いた80年代と世界へ飛躍した90年代、そして現代へ。

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2009年04月12日

●平塚に、いい風が吹いていた (湘南ベルマーレ×東京ヴェルディ)


土曜日の午後は、平塚競技場でJ2第7節。湘南ベルマーレ 2-0 東京ヴェルディ。実績のある監督同士の対戦でもあり、また元東京の選手が多数出場する試合ということもあって、湘南新宿ラインでちょいと遠出してみた。前節鳥栖に敗れて開幕からの連勝が止まった湘南と、やはり前節仙台に完敗して勝ち越しに失敗したヴェルディ。連敗は避けたい両チームだったが、ゲームの大半を支配した湘南が外国人選手の2ゴールで勝利を収めた。
 
 
前に平塚に足を運んだのは確か反町監督時代の新潟との試合だから、5年ぶりくらいか。相変わらず古びた競技場であり、プロレス調の紹介で各選手にキャッチフレーズが付くのもレトロな感じ。「右サイドを切り裂く音速のアタッカー!うすいー、こうへーいー!!」みたいな(笑)。ジャーンだけはなぜか「ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン!」。反町監督は「元祖暴れん坊」だったが、その後に「夜も暴れん坊、リムジンー!!」とか付いてたら、きっと僕は笑い死んだことだろう。

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2009年01月14日

●3連休の最後は、マンU、味スタ、ICC

1月12日(祝)

夜中、JSPORTSでプレミアリーグの大一番。マンチェスターU 3-0 チェルシー。リーグと欧州CLに加えてCWCと2つのカップ戦、週2日ペースで超ハードスケジュールを戦い続けるユナイテッドが、2位チェルシーにホームで完勝。これで2試合消化が少ないユナイテッドと首位リバプールとの差が「5」、チェルシーとの差はわずか「1」。一気に詰まってきた印象である。

マンUは強かった。3得点ももちろん見事だったが、チェルシー攻撃陣につけいる隙を与えず完封した守備はさすがだった。CWC決勝でもそうだったように、今のこのチームの強さが豪華攻撃陣ではなく、11人のハードワークに支えられた堅いブロック守備にあることが証明された内容だと思う。対するチェルシーは、やっぱり何かが噛み合っていないのか、監督の采配は迷走気味だし、選手たちの表情がどこか冴えないのも気になる。大丈夫なのか?

試合前、観客席にはジョゼ・モウリーニョ氏の姿も。当然、CLで当たるユナイテッドの偵察なんだろうが、元監督としてチェルシーの動向もやはり気になるには違いない。そういや、「ハマれば凄いけど、やや個人能力頼みで不安定な攻撃」と「組織力に裏付けられた堅牢な守備」の組合せ、という点では、意外と今のユナイテッドとインテルのチームカラーってのは似ているのかもしれないな、と思う。完成度はユナイテッドの方が全然上だとは思うけど。

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2009年01月13日

●3連休の前半は、猿に電気に原美術館

1月10日(土)

暮れ正月は、もちつきだの天皇杯だの大掃除だの天皇杯だの新年会だのラグビーだのであまりゆっくりできなかったので、この3連休はけっこう楽しみにしていたのである。要領が悪いし根が怠け者だからなのか、どこかで時間に余裕がないと駄目になっちゃうのねん。

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ということで、土曜日はほとんど外にも出かけず、部屋の掃除と、あとはゴロゴロしながらDVDを観たりして過ごした。コーネリアスの『from Nakameguro to Everywhere tour '02-'04』と電気グルーヴの『Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06』

コーネリアスにしろ電気にしろ、デビューから約20年、ずっと聞いている僕としてもそれだけのお付き合いになる。もう40歳に差しかかろうというのに、3人ともマンネリに陥ることなくパワフルな活動を続けているのは凄い。というか、ファンとしてはとても嬉しい。冗談抜きで、暮れにリキッドルームで電気のライヴを観てから、毎日の生活が少し楽しいような。電気で元気(笑)。国際フォーラムのコーネリアスは、京都戦と重なってて行けなかったんだよな……。

どちらも、今年の春にはまたライヴDVDを出すそうだ。すげえ楽しみ。

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2009年01月08日

●オフシーズンは、本でサッカーれ!

ふと、最近は観戦記ばかり更新していて、本や映画についての記事をほとんど書いていないことに気づいた。ということで、昨年の秋から暮れにかけてに読んだサッカー本のうちお薦めのものを3冊ほど紹介してみようか。……結局サッカーかよ(笑)。つーか、一昨年暮れの記事ではその年に気に入った本や映画について3つずつ挙げてるんだけど、去年は「ベスト○」を選べるほど(サッカー以外のジャンルの)数をこなしてないんだよな……うーむ、今年は頑張ろう。
 
 
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まずは、いとうやまね著『サッカー誰かに話したいちょっといい話』(東邦出版)。足かけ4年、60カ国70人ものサッカーファンへの取材をもとにした連続読物。イタリアの教会の庭で、トルコの道路で、チュニジアの広場で、コソボのアパート裏で。様々な場所における「サッカーの日常」が描かれている。少年は近所の八百屋をヒーローと仰ぎ、若者は飛行機事故で散った我がチームの悲劇に涙し、人口肛門を付けた老人は80歳を超えて今日もボールを蹴り続ける。

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2009年01月01日

●「ガンバ王朝」の時代が来るのだろうか ('08-'09天皇杯決勝)

明けましておめでとうございます。村田陽二です。今年も観戦記を中心に、ダラダラと長いテキストを書き散らかして行こうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 
 

新年最初のサッカー観戦は、国立競技場で第88回天皇杯決勝。ガンバ大阪 1-0(延長1-0) 柏レイソル。現王者として是非ともACL出場権がほしいガンバと、石崎監督の花道を飾りたいレイソル。状況は違えどモチベーションたっぷりの2チームが「日本一」をかけて激突した。コンディションの優位を生かすべく早めに切り札を投入した柏が押し切れず、持ち前のパス能力で終盤戦を支配したガンバが延長戦のワンチャンスをものにして勝利。
 
 
立ち上がりラッシュをかけたのは柏。パス回しでリズムをつかもうとするガンバに対して前から激しくプレスをかけ、速い守→攻の切り替えで攻め込んでいく。6分、オーバーラップした村上がDFをぶちぬいてマイナスの折り返し、フリーのポポがシュートしたがGK藤ヶ谷が片手でビッグセーブ。ガンバは自陣からなかなか抜け出すことができず、特に柏の右サイドは太田・村上が安田を圧倒。11分、左CKからポポが直接狙い、藤ヶ谷が倒れ込んできわどくはじき出す。

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2008年12月15日

●「Jリーグはこれでいい」のにね ('08Jリーグ入替戦)

J1・J2入替戦 ジュビロ磐田 2-1(通算3-2) ベガルタ仙台 (SUPER SOCCER)
 
 
土曜夕方に行われた入替戦は、夜帰宅してからスカパー!の録画で観た。初戦1-1の引き分けで迎えた第2戦、磐田のホームゲーム。泣いても笑ってもこれで全てが決まる「運命の一戦」である。試合は、いかにも入替戦らしい白熱の好ゲームとなったが、ジュビロが期待のニューカマー松浦の個人技で2点を先取。ベガルタも終盤に梁の直接FKで1点を奪ってさらに猛攻を仕掛けるも、最後は守護神川口が立ちはだかった。磐田がからくも逃げ切りに成功。
 
 
誰もが思ったと思うが、流れを決めたのは前半半ばのナジソンのシュートミス。梁がサイドをえぐってクロスを入れ、中島がDFを引きつけてスルー、あとは押し込むだけの決定機だった。決まっていれば気持ちの上で断然仙台が優位に立ったはずで、あまりにショッキングなプレー。その後のナジソンは精彩を欠き、結局45分で交替。仙台は重要な攻め手を失った。見方を変えれば、懸命の寄せでナジソンの視界に入ったDF岡田のファインプレーでもあった。

絶体絶命のピンチをしのいだ磐田はこの日キレキレの松浦が大仕事をする。41分、ドリブルからDFのタックル際に左サイドへ展開、前田の折り返しを自ら胸で大きくトラップ(?)、そのままGK林の頭を越えてゴールイン。トリッキーなシュートにも驚かされたが、その前の展開パスの出し方が見事だった。さらに70分にはカウンターから切れ味鋭いフェイントでDF2人を翻弄、さらに林もぶち抜いて決定的な2点目をゲット。素晴らしい技術、素晴らしいスピード。

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2008年12月14日

●よく考えたら、中米×アフリカなんてそうは観られんよな (CWC2008準々決勝)


土曜日の午後は、国立競技場でFIFAクラブワールドカップ準々決勝。アル・アハリ 2-4(延長0-2) パチューカ。興味は惹かれどチケットの高額さに及び腰になってしまうこの大会、昨年と同様ありがたいことに某方面から招待していただき、カテゴリー2(バックスタンド)のど真ん中で観戦することができた。つーか、公式発表によれば観客は3万人強とのことだが、そのうちどのくらいがお金を払ってチケットを買ったのか、ちょっと知りたい(笑)。
 
 
ガチンコの国際大会らしく、序盤はシブいつば競り合い(って去年も書いたな)。パチューカは足下の技術に優れ、長短のパスをつなぎ続けてボールを運ぶ。対するアル・アハリは自陣に厚い守備網を敷き、ボールを奪うとロングボールを繰り出して逆襲を狙う。自然とパチューカがボールを支配することになるが、クロスはことごとくアル・アハリの屈強なDFにはね返され、またカウンターの場面でマークのつかまえ方がぎこちないことから、優勢の印象はなかった。

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2008年11月17日

●「彼がいてくれれば」と妄想し続けた数年間が終わった

名波浩選手 現役引退記者会見 (ジュビロ磐田公式)
 
 
先週の木曜に飛び込んできたニュース。「やっぱりな」と思うとともに、「これで一つの時代が終わった」という感慨がこみ上げてきて、なんとも言えない心境で週末を過ごすことになった。
 
 
彼がデビューしてからしばらく、日本がフランスW杯に初出場を遂げる頃まで、実のところ僕は彼のことをそれほど大した選手だとは思っていなかった。確かに足下は上手く、クレバーさを感じさせるプレーぶり。でも左足しか使えないことや中盤での競り合いに不安を残す線の細さ、そして「右足はつっかえ棒」と言い切ってしまうような癖のある物言いは、たとえば中田英の強靱さと比べても代表の中心選手としてはやや物足りないように感じられたのだ。

大きな転機は99年、セリエAヴェネツィアへ移籍したあたりだろうか。記者会見での「自分に足りないものを探しに行く」という台詞は最高に格好良く、開幕戦は当日汗だくになりながらスカパー!のアンテナを取り付けて観たものだった。そしてその試合、同点ゴールをアシストするなど見事な活躍。だが、その後は激しい当たりに潰されてしまう場面ばかりが目立ち、出場機会も少なく1年で退団、磐田復帰。残念ではあったが「やっぱりな」という思いもあった。

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2008年11月09日

●駄目だこりゃ、で笑ってられりゃいいんだけどね

週末に仕事場の旅行で箱根まで出かけて温泉だ宴会だトイ・ミュージアムだランチブッフェだと遊んでいたその裏で、我らがFC東京は08年ACLチャンピオン(予定)のガンバ大阪相手に3-1で勝利。「Jリーグアフターゲームショー」で観た限りでは、攻められながら塩田のビッグセーブでしのぎ続け、数少ないチャンスを生かして勝った模様。上位陣がまたも揃って足踏みしたこともあり、まことにめでたい限り……なんだけど、どうもはしゃぐ気になれない。
 
 
原因はこれ↓だ。

主力温存に犬飼会長激怒!大分、千葉から来年天皇杯出場権はく奪も (スポーツ報知)
 
腹立たしさを通り越して、哀しみさえ感じてしまうニュースである。
 
犬飼会長の発言の不当さについては、大分や千葉のファンサイト等各所で書かれているとおりで、今さら細かく述べるまでもないだろう。ここでは「バックスタンドからの眺め」で紹介されていた2つのブログ記事へのリンクを張っておくにとどめたい(backstandさんありがとう)。

持たざるもののターンオーバー (Forza Torinita)
 
犬飼会長、あなたは間違っています (いぬをおいかけて。)

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2008年11月02日

●ニータンは飛ぶ夢を見たか? ('08ナビスコカップ決勝)


土曜日の午後は、国立競技場でナビスコカップ決勝。大分トリニータ 2-0 清水エスパルス。ともに飛び抜けたスター選手はいないながら、練り上げられた組織サッカーで勝ち上がってきた好チーム同士の対戦。試合は決勝戦らしい緊迫感溢れるタイトな展開となったが、我慢比べに長ける大分が少ないチャンスをものにして2点を奪い、カメナチオを発動してそのまま逃げ切り勝ち。「亀は兎に勝つ」という説話は真実であることを証明する結果となった。
 
  
雲一つない青空の下でキックオフ。予想通り、両チームとも手堅いサッカーを展開する。大分はいつもの「タートル・フットボール」。3バック+2ハーフ+2サイドでぶ厚い守備網を形成し、ボールを奪うと追い風に乗って縦につないでいく低リスク攻撃。加えて鈴木慎出場停止で左SHに藤田が入ったため、守備重視の色は一層濃かった。一方の清水も守備的な選手の多い布陣でSBは上がらず、人数をかけない攻め。互いに攻めてははね返され、の繰り返し。

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2008年10月23日

●ひとつのサイクルが終わった、のかな (ACL準決勝 浦和×G大阪 テレビ観戦)

AFCチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ 浦和レッズ 1-3 ガンバ大阪 (J's GOAL)
 
 
ACL初の日本勢対決第2戦。最初はフットニックあたりに足を運ぼうかとも思ったのだが、まあウィーアーな人々に囲まれて観るのも精神衛生上ナンなので、おとなしく家に帰ってBS朝日でテレビ観戦することにした。ほぼ満員、真っ赤に染まるさいたまスタジアムで行われた試合は、最近の絶不調ぶりから苦戦が予想された浦和が前半に先制する展開となるも、後半ガンバがセットプレーを中心に3得点を畳みかけて見事な逆転勝利。
 
 
立ち上がり、まず目を引きつけられたのは両チームの慎重なプレーぶりである。おそるおそる壊れ物でも運ぶような感じでパスをつなぎ、前線へはロングボールを多用、さらに自陣ではセーフティーなクリアキック連発。彼らにとってのこの試合の重みというか、「失敗は許されない」という緊迫感をひしひしと感じた。さすがはビッグマッチ、という感じでもあったし、それを当たり前にやっている浦和とガンバの選手たちにちょっとジェラシー(笑)。

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2008年09月02日

●無条件幸福な試合 (なでしこオールスター2008)


日曜日の夕方は、国立西が丘サッカー場で「なでしこリーグオールスター2008」なでしこEAST 2-2 なでしこWEST。北京オリンピックにおける女子代表「なでしこジャパン」の健闘の余韻も冷めやらぬ夏休み最後の夜、今年も西が丘でお楽しみの球宴が開かれた。やはり五輪の影響か、昨年の3600人を大幅に上回る5500人余の観衆が詰めかけ、スタンドには満員の熱気が充満。選手たちもそれにこたえ、素晴らしい内容の一戦となった。
 
 
開始直後、EASTに先制ゴール。左サイドを上尾野辺とのコンビでSB中村が突破、クロスをFW北本が頭で叩き、バーに当たってゴールイン。WESTの守備陣が立ち上がりでもたついている所を上手く突いた得点だった。しかし、その後はWESTのペース。5分、ボックス前でこぼれ球を拾った宮間がドリブルで仕掛け、ミドルシュートがポストわずか左。14分にはプレチーニャがサイドから切れ込んで強烈なシュート、GK山郷が横っ跳びで弾き出す。

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2008年08月08日

●VIVAニータン、たとえ爬虫類でも(笑)

ナビスコ杯準決勝進出決定!! (☆おおいたトリニータ☆ 1・2・ニータンにっき)
 
 
やるなあ大分。マスコットもなんだか異彩を放っているぞ(笑)。

大分のマスコットが「ニータン」なる亀さんに決まったと聞いた時には思わず「うーむ」と唸ったものだが(だって爬虫類だぜ爬虫類!かぼすじゃないんか)、それが(イラストはともかく)実物を見てみると案外可愛く、思わずプチ萌えしてしまった自分にも唸らされたのだった。さらに、こんなきゃわゆいブログまであるとは。

つーか、「1・2・ニータンにっき」というタイトルからして凄いネーミングだと思う。広島のマスコットが「1・2・サンチェにっき」を書くならわかるんだけど(そういや昔巨人にサンチェって投手がいたな。ちなみに広島にはもう1匹「フレッチェ」もいるぞ)。イチ、ニ、と来てもう一回「二」が来て「引っかかってしまう」感じがセンスとして秀逸ではないかと。

(8/8追記:正しい読み方は「ワン・ツー・ニータンにっき」だそうです(笑)。失礼しました。)

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2008年07月31日

●何だったんだ、あの雨は(笑) (U23日本×U23アルゼンチン)


火曜日の夜は、国立霞ヶ丘競技場でキリンチャレンジカップ。U23日本代表 0-1 U23アルゼンチン代表。オシム爺が監督を辞めてからはや半年、ふがいないことに未だに代表応援モードに入りきれない僕だが、今回はリケルメが(チケットを買った段階ではメッシも!)来日するということもあり足を運んでみた。テストマッチとはいえ本番間近、なかなか熱のこもった攻防を楽しむことができたが、まさかの夕立(?)で最後はとんでもない状況に。


キックオフ後、まず目についたのはアルゼンチンの流れるようなパス回し。滑らかにポジションをずらす選手たちの間を、ボールが滑るように、それも手渡すような正確さで移動していく。特にリケルメのボールキープの懐の深さと視野の広さは絶品。左右への揺さぶりからグラウンダーのクロスにアグエロとラベッシが飛び込み、またリケルメの絶妙FKがきわどく外れるなど、危ない場面がいくつか。日本は自陣に押し込まれながら戦うことになった。

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2008年06月03日

●長沼健さんの訃報にふれて

長沼健氏が死去 元日本サッカー協会会長 (スポーツナビ)
 
 
昨日の夜、相変わらず「なんとなく」代表戦のスタジアムには足を運ぶ気にはならず、しかし幸い定時で仕事場を出られたので某所でテレビを眺めていたら、NHKニュースでいきなり長沼さんの写真が映し出されたので驚いた。突然の訃報。自分でも意外なほどのショックを受けた。


日本サッカー界の巨星、と言っていいだろう。現役時代は日本代表FWとしてW杯予選初ゴールを決めた他、中央大学・古河電工で天皇杯を制覇(古河は実業団として最初の優勝チーム)。最も有名な業績は指導者としてのもので、言うまでもなくメキシコ五輪での銅メダル獲得である。今とは出場資格等が異なるとはいえ、ソ連・東欧の「ステートアマ」(実質プロ)も参加していた大会で3位っつーのはもの凄い偉業だと思う。

代表監督退任後は日本サッカー協会の中心人物(94年からは会長)として、JSL創設やキリン等の大型スポンサー誘致、ナショナル・トレセン制度の導入やJリーグ創設、そし2002年韓W杯開催等に活躍。こうしてみると、全てが長沼さん1人の功績ではないにせよ、今僕たちサッカーファンが享受しているサッカー環境の多くが長沼さんと彼の仲間たちによって作り上げられたというのは、決して消えない事実なんだろうと思う。

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2008年05月23日

●PK戦ってのは不思議なものだね (07-08欧州CL決勝)

昨日の早朝は早起きしてe2byスカパー!で欧州チャンピオンズリーグ決勝。マンチェスターU 1-1(ex0-0 PK6-5) チェルシー。今シーズンのプレミアシップでもしのぎを削ったイングランド2強が、欧州の頂点を決める舞台で再び対決。試合は前半と後半がそれぞれのチームの時間帯となる展開から90分では勝負がつかず、延長、そしてPK戦へ。最後は、いかにも大舞台らしく「悲劇のヒーロー」が生まれる幕切れとなったのであった。


延長戦も終わりに近づいた頃、両チームが最後の交代枠を使って「PK戦要員」を準備しているのを眺めながら、なんとなく「腹の底では双方とも「失敗した」と思っているんだろうな……」などと考えていた。

前半を支配していたマンチェスターUにしてみれば、早々にケリをつけるべき試合だった。広く速いパスワークで揺さぶって主導権をとり、ロナウドのヘッドで先制、さらに2つの決定機が。キャリックのシュートがチェフを抜いていれば、あるいはテベスがルーニーの絶妙クロスに追いついていれば……しかしいずれも決められず、逆に終了間際の「いい時間帯」に一瞬の隙を突かれて同点弾を許す。「しまった」というのが本音だったろう。

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2008年03月21日

●みんな、頑張ってるなあ

昨日の昼間は、緊縮財政政策及び諸事情により清水には行かず、雨の中家に引きこもってe2byスカパー!でJ2観戦。今年は例年以上にあちこちのチームに「元FC東京」の選手がいるため、試合内容やカードのの良し悪しに関わらず興味を引かれるのであった。


まずはベガルタ仙台 1-0 アビスパ福岡。待ちに待ったユアスタ初戦ということで、スタンドはまっ黄っ黄、仙台サポーターは数、応援の躍動感、チャントの声量、といずれも圧倒的だった。個人的には「清水」「川崎」「仙台」の3チームが「頭の中から応援歌が離れなくなる」3強だったりするのだが、それはともかく、試合の方は大応援団の後押しを受けたベガルタが序盤に得た1得点を守りきってホーム初戦を勝利で飾る。ただし、内容的には「まだまだ」の印象。

仙台はパスサッカー志向のようで、DFラインからでも丁寧につなごうとする意思が見てとれた。ただ、現状では若い2トップがボールを収めることができず、全体的に連動性も不足しているためになかなか前へボールが進まない。中盤の構成力は梁勇基1人に頼り切り。どうも、やりたいサッカーに現有戦力の質や組み合わせが追いついていない印象である。得点はPKで得た1点のみ。これで外国人抜きでは、しばらくは苦戦が続くのではあるまいか。

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2008年03月03日

●猫とワセダとイエモッツ (山口旅行記その2)


土曜日。午前中は一番上の子の高校の卒業式やら何やらがあって家の大人は出払ってしまい、残りの子供たちと留守番。ポチにあれこれちょっかいを出してパンチ(&引っかき攻撃)をくらったり。世の中には「犬派」と「猫派」がいるようで、僕はどちらかといえば前者なんだけど、猫という存在もかなり好きではある。特にポチは愛想がそこそこ良く、べっぴんさんだからなおさらだ。あとは、一緒に散歩ができればいいんだけどな……。

ちなみにこのポチ、可愛さとともに山奥育ちのワイルドな面も備えており、しばしば小動物を獲ってくるとか。特に小鳥関係の被害は著しく、この地方では今度の春はウグイスが鳴かないのではないかと心配されているそうな(笑)。そういや、昔、飼っている犬(「ゴン」という名前だった)がよくタヌキを獲ってきた、という話を聞いたことがある。あと、ゴンの後に番犬を勤めていた「チビチビ」君が、侵入してきたイノシシと格闘して撃退したことがあった。

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2008年02月05日

●「展開、接近、連続」と「接近、展開、連続」

先々週のチリ戦、そしてボスニア・ヘルツェゴビナ戦と、岡ちゃんが監督に復帰しオシム爺さんも皆の前に姿を現して、とうとう08年の日本代表キャンペーンが始まった。まあ、当然のことながら船出直後だけに不明瞭な部分も大きいのだが、やたら取り上げられているのは「接近、展開、連続」という言葉である。スポーツ新聞の報道によれば、岡田監督が同じ早稲田出身の故・大西鐵之祐さんのラグビー理論から引用したものだという。

前にも書いたとおり、ラグビーファンとしては大西さんの名前やその理論の一端が紹介されることは素直に嬉しい。ただ、同時に、それをそのままの形でサッカーに当てはめることについては、正直首を傾げる部分がないではない。それは、まず第一にサッカーとラグビーの競技特性の違いに発するものであり、続いて「日本人の優位性」をどう認識するかの問題でもある。
 
 
まず、大西鐵之祐さんの「展開、接近、連続」について。

これは、他の球技に比べて激しい肉体的接触が頻発するラグビーにおいて、小柄で俊敏な日本人がどう戦っていくか、という問題意識に由来する戦法だ。時代を問わず、密集プレイや一対一のぶつかり合いにおいて体格や体重に恵まれない日本チームは、程度の差はあれ欧州や南半球の強豪に対して「力負け」するのが通例である。その状況を打破すべく、大西さん(及び背景としてのワセダの伝統)が編み出したのがこの方法論。

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2008年01月23日

●『蹴りたい言葉』

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昨年のうちに読んだ本だけど、忘れないうちに紹介しておこう。いとうやまね著『蹴りたい言葉 サッカーがしたくなる101人の名言』(コスミック出版)。プラティニ、マラドーナ、モウリーニョ、クライフ、カントナ……。サッカー界における様々な著名人の名言(迷言?)を、サッカーライター・ユニット「いとうやまね」さんが独自のセレクションで紹介した一冊。紹介された人物=言葉の数は実に101!!わんちゃんか(笑)。


この本の良いところは、まずその簡単かつ明解な構成だろうか。見開きページの右側に「人物」「その人物の名言」「発言が行われた時と場所」が大きく印刷され、左側に発言の意味や背景にある事象の解説、そして人物の詳細なプロフィールが掲載されている。見やすい作りである。また、著名人1人につき1発言のみに絞ったのも、より多くの人々の発言をわかりやすく紹介する上では好都合ではなかろうか。

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2008年01月09日

●そこでその名前を出すとは……さすが岡ちゃん

岡田ジャパン×大西ラグビー=世界一…「接近・展開・継続」を指針 (スポーツ報知)
 
 
「接近、展開、継続」じゃなくて「展開、接近、連続」だろう、というツッコミはさておき(スポナビの記事の書き方は微妙に違ってるな)、こういうところで「大西鐵之祐」の名前が出てくるのは、ラグビーファンとしてはちょっと(いやかなり)嬉しい。妥当性はともかくとして、だが(笑)。あの頃の日本ラグビーと現在の日本サッカーとで、果たしてどれだけ共通点があるか……。

確かに、「早稲田」「日本代表」というキーワードで考えれば、岡田さんが大西さんを引っ張りだしても不思議ではない。そういや、加茂さんが解任されて岡田さんが後を継いだ時、Number誌上で金子達仁さんがジーコの起用を主張し、それに対して藤島大さんが早稲田の定食屋の親父の発言(「岡ちゃんならやるよ」)を引用して反論してたな。ちょっと思い出した。

まあ、大西先生の名前を出したからには、岡ちゃんには是が非でも成功してもらわんと。「日本選手の現状」に合うかどうかは別にして、目指すスタイルとして魅力的なのは間違いないから。

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2008年01月02日

●「あの」鹿島が帰ってきやがった (`07-'08天皇杯決勝)


明けまして。本年もよろしくお願いします。

2008年元日の午後は、国立競技場で天皇杯決勝。サンフレッチェ広島 0-2 鹿島アントラーズ。正月恒例のシーズン最終戦は、終盤の大逆転劇で1部リーグ優勝を成し遂げたチームと入れ替え戦に惜敗して2部降格が決定したチーム、という非常に興味深い顔合わせとなった。試合は決勝戦らしい少数得点を巡る攻防となったが、リーグ王者・鹿島が安定した実力と試合巧者ぶりを発揮、見事優勝を飾った。


立ち上がりから広島は両サイドが大きく開いた陣形をとり、ワイドな展開で攻めたてようとする。しかし鹿島はタイトなマークで縦のボールを入れさせず、ボールはなかなか前へ進まない。一方の鹿島はFW・MFが互いに入れ替わりながらパスをつないで隙をうかがう構え。と、8分、右サイドをするすると上がってきたSB内田がマルキーニョスとのワンツーでボックスへ突入、思い切りのいいシュートが逆サイドネットに突き刺さってゴールイン。

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2007年12月19日

●目指せユヴェントス!……と叫ぶ人間が1人くらいいてもいいじゃないか

月曜日、スカパーの録画放送でセリエA第16節。ラツィオ 2-3 ユヴェントス。序盤の不振から復調の兆しを見せつつあるラツィオが、再昇格1年目のユーヴェをスタディオ・オリンピコに迎えた一戦。今季3位につけながらもアウェイでは今一つ成績が伸びないユーヴェだが、この試合は頼りになるエースの活躍で見事勝点3を獲得、首位インテルとの差8をキープした。


試合を通して優位に立っていたのは、ホームのラツィオの方だった。守っては精力的なチェイスでパス回しを寸断し、攻めてはソツのない組み立てでゴールを脅かす。ユヴェントスは2トップまでほとんどボールをつなげず、頼みのネドベドも厳しいマークに遭って前半で負傷退場。29分にCKからほとんどまぐれに近い幸運なゴールで先制したものの、36分、パンデフに躍動感溢れるヘッダーを叩き込まれる。苦しい展開である。

そんなユーヴェを救ったのは10番デル・ピエーロ。48分、70分とゴールを決め、一気に勝利をたぐり寄せてしまった。いずれも相手が前がかりになったところを絶妙のタイミングでスペースに走り、吸い付くようなトラップから一気にボックスへ突入して左足で決めたもの。1点目はグラウンダーで、2点目は(GKの読みの逆をついて)ゴール上部へ。なんというか、派手さはないが、高度な技術が無駄なく得点へ収斂したようなプレーだった。

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2007年12月18日

●日曜日、濃密な4試合

日曜日は、午前中からでかけてサクッと用事をすまし、あとはひたすら家でラグビー観戦・サッカー観戦に没頭。味スタ詣でにいそしむ(今年はあまりいそしまなかったが)シーズン中とは違った形ながら、シーズンオフ(いや、まだオフじゃないか(笑))もまた忙しいのである。たまにはテレビ観戦のレビューなど。
 
 
神戸製鋼 14-31 サントリー (ラグビートップリーグ@JSPORTS)

リーグ戦も折り返しの第7節、首位への挑戦権をかけた2位と4位の対戦。序盤から神鋼が徹底したパント攻撃を繰り出し、サントリーがもたついて前半半ばまではスコアレスの展開。慣れない屋根付きスタジアムに加えて神鋼の厳しいプレスも効いたのか、サントリーはSO野村やFB有賀にミスが目立つ。まあ、ここら辺はやるな平尾、という感じ。

しかし、それでもサントリーは「強くて速い」CTBを核にパスをつないでリズムを整え、20分以降は着実にトライを重ねていく。圧巻だったのは後半早々、ニコラスから近場を弾丸のようなスピードで追い越す平へのオフロードパスが決まって、独走トライ。これは鮮やかだった。神鋼もNO8伊藤の力強いラン等で反撃するも、劣勢は否めず。17点差でサントリーの勝利。

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2007年12月14日

●クラブワールドカップ2007準決勝@霞ヶ丘


水曜日の夜は、国立競技場でFIFAクラブワールドカップ2007準決勝第1試合。ボカ・ジュニアーズ 1-0 エトワール・サヘル。興味を引かれながらもチケット代の高さゆえに及び腰になっていたこの大会、ありがたいことに某方面から招待券のお誘いがあり、カテゴリー2(バックスタンド上段)の最前列というとても良い席で観戦することができた。タダほど高いものはない、のかどうかはよく知らないけれど(笑)。


試合は、大いなる名誉と高額賞金のかかったFIFA公式戦らしく、「つばぜり合い」が延々と続くシブい展開に。ボカは個人の技術やパス回しでは明らかに上回りつつも、あくまでバランスを崩さず慎重な立ち上がり。一方のサヘルも自陣で守備ブロックを固め、逆襲で好機をうかがう構え。双方とも後方からの追い越しはほとんど見られず、ハーフウェーを挟んでひたすら少数の攻撃陣と多数の守備陣の攻防が繰り返された。

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2007年12月02日

●これだからJリーグは面白い ('07J1リーグ最終節)


昨日の午後は、NHK総合・NHK-BS・スカパーの数チャンネルを駆使し、横浜FC×浦和戦鹿島×清水戦を中心にJ1最終節をザッピング観戦。その結果は……いや、小瀬はともかく、秩父宮にも出かけずに家にとどまった甲斐があったというものである。なんと浦和が最下位横浜に敗れ、快勝した鹿島が逆転優勝!最高に劇的な展開を目撃することができた。ホント、これだからJリーグは面白いんだよな。


日産スタジアム。序盤から浦和の動きは固かった。蓄積された疲労に「勝たなければならない」という緊張も加わったのか、守備は受け身で寄せに鋭さがなく、攻撃も個人能力頼みで連動性を欠いていた。対する横浜は事ここに至ってようやく吹っ切れたのか、ノビノビと、しかし丁寧なサッカーを披露。17分、左サイドを駆け上がるカズから素晴らしいコースのクロスが入り、DFに競り勝った根占が蹴りこんで横浜先制。

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2007年11月25日

●由紀彦はかの地でも「俺たちの由紀彦」だった (柏レイソル×ヴァンフォーレ甲府)


土曜日の午後は、カミさんのお供ということで、日立柏サッカー場にてJ1第33節。柏レイソル 2-1 ヴァンフォーレ甲府コスモクリーナーで地球が救われて以来6試合勝ち星なしのレイソルと、この試合で敗れればJ2への降格が決定してしまうヴァンフォーレ。まさにどちらにとっても負けられない一戦だったが、怪我人続出で苦しんできた柏が怪我明け選手の2ゴールで勝利。見事ホーム最終戦を飾った。


今節、東京×大宮戦でなくこちらをチョイスした理由は、なんといっても「俺たちの由紀彦」(下記[注]参照)である。前日にまさかの契約非継続発表。いや、「まさかの」なんて書いたけど、実は何となく予感がしていたのだ。チケットを押さえておいて本当に良かった。つーか、前日って(ちなみにアルセウは当日)……お別れの事を考えたら、もっと早く発表してあげればいいのに、と思ったのだけれど。まあどうせチケット完売だったから同じか。

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2007年11月05日

●ガンバ、「懐深さ」の勝利 ('07ナビスコカップ決勝)


土曜日の午後は、国立競技場でナビスコカップ決勝を観戦。川崎フロンターレ 0-1 ガンバ大阪。ともに過去決勝に進出しながら敗れており、この大会での優勝経験のない強豪同士の対戦。途中までは一進一退の攻防が続く展開となったが、戦術変更から後半早々に先制点を得たガンバがリードを巧みに使って逃げ切り勝ち。見事初優勝を決めた。結局、現段階で「上手い」方のチームが勝利した印象のゲーム。


試合前、僕は川崎有利と読んでいた。鋭い逆襲速攻を持ち味とする川崎はポゼッション志向の強いガンバに対して「噛み合わせ」がいいだろう、と(8月の対戦でも4-1と川崎が圧勝している)。実際、前半は川崎の方が少し優勢だったと思う。ジュニーニョ・森の個人技はあわやの場面を何度か作り出していたし、自慢の3バックは(おそらく太陽の向きも考慮した)ガンバの「らしからぬ」ロングボールを確実にはね返していた。

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2007年10月18日

●求ム、反発力 (北京五輪最終予選 カタール×日本)

夜中、NHK-BSでサッカー北京五輪予選。U22カタール 2-1 U22日本。日本サッカーにとって忘れられない地「ドーハ」で行われた大事な大事な第4戦。日本にとっては、勝てば予選突破へ大きく前進、引き分けでもかなりの優位をキープできる試合だったのだが……後半途中までリードを奪いながら追いつかれ、ロスタイムにもPKを許しての逆転負け。正直、ショッキングな結果であった。


手にしかけていた北京行きの切符が、すんでのところですり落ちていった気分だ。

酷暑のアウェイという条件に加え、「引き分けなら可」の状況。中盤から後方を固める布陣・戦いぶりは妥当だったと思う。結果からの逆算もして「消極的」「腰が引けた」などと批判するのは簡単だが、攻撃的姿勢を以て直ちに是とする帝国陸軍的メンタリティにはあまり同意したくない。このチームが、メンツの派手さとは裏腹に、あくまでしぶとく地味に勝ち点を積み重ねてきたことを考えればなおさらである。

実際、日本のゲームプランはうまく行きかけていた。やや押し込まれる場面もありながら日本の守備陣はカタールの攻撃をよくはね返し、中盤もサイドを使いながら相手のチェイスをよくかいくぐった。前半終了間際にはセットプレーから先制。後半も、前がかりになるカタールの背後を突いて何度もチャンスを作った。カタールの同点ゴールに比べれば、日本の追加点の方がずっと近いように思えたのだ。が、まさかの失速。

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2007年10月10日

●キング・カズよどこへ行く (横浜FC×川崎フロンターレ)


日曜日の午後は、霞ヶ丘で横浜FC×川崎フロンターレ戦を観戦。お目当てはもちろん、伝説のゴールゲッターであり、日本代表のレジェンドであり、Jリーグの至宝であり、漢の中の漢であり、俺たちサッカーファンの兄貴であり、そして名実ともに日本サッカーの王様であるキング・カズの勇姿を観るためだ(と言いつつ、川崎側の席に座っていたのはナイショだ(笑))。


試合は大方の予想通り、立ち上がりから川崎ペースで進む。ただ、やはりACLの疲れのせいだろうか?全体的にどことなく元気がない。いわゆる「無難な」パス回しが多く、仕掛けるのはジュニーニョばかり。憲剛お得意の持ち出しからのキラーパスもなく、森の突破もほとんどが失敗。甲府戦と同様、ボールは支配しても得点の香りがしない状態が続く。

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2007年09月29日

●負けるな、川崎フロンターレ

もう旬は過ぎつつある話題かもしれないが。

川淵会長、川崎に苦言 主力温存して大敗で (スポーツナビ=共同通信)

川崎Fチャーター機使用も敗退にJ聴取へ (ニッカンスポーツ)

川崎F関塚監督が「犬飼発言」に反論 (ニッカンスポーツ)
 
 
僕は、この件に関しては全面的にフロンターレを支持したい。
 

川淵・犬飼両発言の不適切さ、川崎側の主張の正しさは言うまでもない。協会・J首脳の無神経ぶり(発言内容も、それが公然となされたことも)と「サポーター」という存在に対する無理解、10日強で日本とイランを往復しながら4試合をこなす川崎の超過酷な日程(チャーター機は不十分な代償措置に過ぎない)、そしてそもそも、問題とされるメンバー編成がJリーグの規定に適うものであったこと。

レイソル戦を実際に現地で観た僕としては、川崎の思いきったメンバー編成とその彼らの熱い戦いぶり(内容はスコアほどひどくはなかった)、そして状況をよく理解したサポーターのバックアップに感心させられたところだった。また、セパハン戦において、蓄積疲労から川崎の選手が辛い戦いを強いられていたのは明らかであった。きっと、セパハン戦のメンバーで固定したら2試合とも惨敗だったろう。

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2007年09月27日

●「こ…これが……戦い……」 ('07ACL準々決勝2ndレグ)


昨晩は、等々力競技場でACL準々決勝2ndレグ。川崎フロンターレ 0-0(延長0-0、PK4-5) セパハン。1stレグのスコアレスドローによって、どちらにとっても「勝てばいい」というわかりやすいシチュエーション。ホームの川崎が終始優位に試合を進めるも1点が奪えず、セパハンの「思うつぼ」な膠着状態に。結局、PK戦を制したセパハンがベスト4進出を決めた。


立ち上がりからフロンターレがボールを支配。憲剛・谷口の中盤が着実にボールを動かし、ジュニーニョ・鄭大世・森が仕掛けていく。しかし、セパハンの守りもなかなか堅い。攻撃参加は多い時でも3~4人、守りに入れば前線に1人残して10人で自陣を固め、憲剛には密着マークを付ける。それでも川崎はサイドからの崩しやジュニーニョの個人技でシュートまで持ち込むがゴールならず。「負けはないよな」という雰囲気でハーフタイムへ。

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2007年09月25日

●かくて「地球は救われた」 (柏レイソル×川崎フロンターレ)


日曜日の夜は、日立柏サッカー場でJ1第26節その2。柏レイソル 4-0 川崎フロンターレ。後半戦も絶好調、目標のシーズン勝点「45」まで早くもあと「2」に迫った柏が、ACLの強行日程に苦しむ川崎を迎え撃った一戦。前半こそ拮抗した展開になったものの、後半はホーム観衆の熱い声援を受けたレイソルがフロンターレを圧倒、終わってみれば4得点の快勝に。ともあれ、その志の高さに共感を覚えずにはいられない両チームであった。


水曜日にACL準々決を控えた川崎は、なんとジュニーニョ・中村憲・森・マギヌン・寺田・箕輪を休ませて「2軍編成」で試合に臨んだ。一方の柏は現在のベストメンバー。となると当然柏が優位と思いきや、前半は川崎が健闘を見せる。我那覇のポストプレー、黒津や大橋の飛び出し、谷口と伊藤らDF陣の厳しい当たり。ピッチ各所で激しい肉弾戦が繰り広げられ、ほぼ互角の形勢のまま前半終了。これはおそらく川崎のゲームプラン通りだったろう。

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2007年09月20日

●「別れた方がお互いのため」ってやつか

モウリーニョ監督が退団 チェルシーが発表 (スポーツナビ=共同通信社)
 
 
やっぱりそうなったか。

突然、普通なら考えられないタイミングで飛び込んできたビッグニュース。いくら公式戦3試合勝ちなしとはいえ、まだシーズン序盤、首位と勝点2差の5位に付けているのに……。もっとも、昨年あたりからモウリーニョ監督とオーナー&フロントの間でゴタゴタが絶えないと言われていただけに、いざこうなってみると「まさか」というより「やっぱり」という感が強い。それに、この退任劇は双方にとって悪い話ではないような気もするのだ。


モウリーニョ監督が就任した04~05年からの2シーズンは、成績・内容ともに素晴らしかった。鉄壁の守備、速攻を軸にした強力な攻撃、そしてテリーにJ・コールら逸材の才能開花。特にウイングのダフとロッペンは凄まじい破壊力で、サイド攻撃大好き人間としては大いに興奮させられたものだ。監督の采配もとにかく当たりまくり。CLこそ準決勝止まりだったものの、リーグも連覇し国内カップも獲得。まさに文句なし、というやつだ。

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2007年09月13日

●「弟」もやったぜ!! (北京五輪最終予選 日本×カタール)


昨晩は、国立競技場で北京五輪最終予選。U22日本 1-0 U22カタール。前節サウジでのアウェイゲームを引き分けで乗り切った(?)若き日本代表。今度は初戦でそのサウジ相手に勝利を挙げているカタールをホームに迎えた。今後の日程を考えれば是非とも勝点3が欲しい「勝負の日」だったが……苦戦しつつも、望み通り勝利することに成功。サッカーの内容はともかく、彼らが戦える集団であることを確認できた試合だった。


前半開始直後、いきなり水野のミドルシュートがポストわずか左を抜ける。続いて6分、右サイドのFKを水野が高い弾道でゴール前へ。中途半端に飛び出したGKの目前で梶山がDFに競り勝ち、ボールはGKの脇を抜けてゴールイン。梶山らしい、身体の強靱さをいかんなく発揮したプレーだった。まだ両チームともに落ち着かない時間帯、日本にしてみれば望外の先制点だったことだろう。

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2007年09月12日

●「奇跡は起きます!起こしてみせます!!」

なでしこ執念ドロー宮間決めた/女子W杯 (日刊スポーツ)

日本、強豪スイスに4-3で勝利! ロスタイムに矢野が決勝ゴール (スポーツナビ)
 
 
昨晩は、サッカーの男女日本代表がともに海外で国際Aマッチを戦って、そのいずれもが後半ロスタイムに劇的なゴールを決めるという、日本のサッカーファンにとって非常に印象的な一夜となった。いずれもテレビ中継にて観戦。


まずは女子W杯イングランド戦。

パワフルな個人能力に対して日本は組織力と粘りの防御で対抗し、前半は互角の攻防。後半になり、イングランドの勢いが優り始めたところで宮間のFKが決まって日本先制。その後もイングランドの猛攻をDFがすんでのところで防ぎ続けた。しかし75分、DFの要・磯崎が負傷。耐え切れなくなった日本はエースFWスミスに連続ゴールを許し、一気に逆転されてしまう。残り時間の少なさ、相手の勢い、日本選手の消耗度。最悪の流れだった。

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2007年09月10日

●「勝負はまだ先」か (サッカー北京五輪予選 サウジアラビア×日本)

U-22日本、敵地でサウジと分ける 勝ち点1を確保 (スポーツナビ)
 
 
土曜日の深夜、ラグビーW杯でのジャパン大敗の後、非常にブルーな気分でテレビ観戦(もちろんNHK-BSだ!)した一戦。なので、「正念場の一戦」にも関わらず、あまり集中して観られないのが申し訳ないな……などと沈んだ頭で思っていたら、試合の方も非常にダウナーな内容と結果になったのであった。これぞシンクロニシティってか(笑)。

前半はホームのサウジペース。初戦カタールに引き分けているサウジにしてみれば当然ここは勝ちたいところで、けっこうパスをつなぎながら前がかりに押し込んできた。それに対して日本は守りを固め、水野・家長の突破力を生かして逆襲を狙う姿勢。見慣れた「中盤パスサッカー日本×カウンターサウジ」とは逆の構図になっているのが興味深かった。

サウジのFWはいつも通りスピードと仕掛けのダイナミズムに優れ、組織力がやや足りない。日本DFは一対一で劣勢ながらカバーし合って食い下がり、GK山本も好セーブを披露。際どいミドルシュート数本に冷や汗をかいたものの無失点でしのいだ。28分、家長が右サイドをドリブル突破してクロス、フリーの水野がヘッダーを撃つもGKワリードが片手一本で止める。

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2007年09月08日

●All You Need is …… (オーストリー×日本)

昨晩は飲んで帰ったにも関わらず、目覚ましかけて午前3時に根性で起き、TBSでサッカー日本代表のテストマッチ。オーストリー 0-0 日本。オシム監督就任後の初の欧州遠征は、欧州中堅国(オーストリー)及び上位国(スイス)との2連戦。初戦はアウェイ大観衆を前にして内容的に悪くない戦いを見せたものの、またしても得点力不足に泣き引き分け(大会規定によりPK戦で「負け」)。「足りないモノは明らかなのに届かない」日々が続く。


前半途中までは、前目からボールを奪いに行くオーストリーの守備の積極性が目立った。もちろん欧州のチームだけにガタイもいい(特にDF)が、それよりも運動量の豊富さと出足の速さが脅威に思えた。日本はなかなかボールを前に進められず、バックパスを多用する時間帯も。しかし、これは押されているというよりも、相手の様子を見ながら「試合を組み立てていく」段階だったようだ。しばらくすると、日本の中盤でパスがつながりだした。

この試合は稲本と鈴木啓のダブルボランチ。啓太のつなぎはいつも通り危なっかしいが、稲本は良かった。左右に速いフィードを送って攻撃全体にダイナミズムをもたらし、激しいスライディングでボールを奪っては守攻切り替えの起点となる。そしてSBが敵陣深くまで押し上げ、俊輔・遠藤と絡んでDFの穴を探すのが一つのパターン。22分にはボックス外のFKを遠藤が壁の脇を通して狙い、GKが弾いたボールを田中達也がシュートするもバーを直撃。

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2007年08月23日

●最低限の結果 (サッカー北京五輪予選 日本×ベトナム)


昨日の夜、国立競技場のコンコースで「10番」山瀬の芸術的なミドルシュートを見届けてから、サッカー北京五輪最終予選。U22日本 1-0 U22ベトナム。調整の遅れや監督解任の噂(どうせ協会の「お偉いさん」のリークだろうが)が囁かれるなど、様々な不安要素を抱えたままついに最終予選を迎えたU22日本代表。大事な初戦は、終始試合を優位に進めながらも最後の詰めを欠き、セットプレーによる1点どまりの辛勝。不安が増すような内容だった。


序盤から、試合のほとんどはベトナム陣で進んだ。ベトナムはおそらく勝点1狙いだったのだろう、FW1人を前線に残して後はあまり前に出てこず、自陣で守りを固める態勢。ボールを奪ってもレ・コン・ビンを軸に散発的なカウンターを見せるのみ。これに対して日本はパスを回しながら主にサイドからの突破を狙う。平山は積極的にシュートを狙い、水野のドリブルはキレ、スタメンに「抜擢」された柏木の精力的な走り込みも目立った。

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2007年08月21日

●「なでしこオールスター2007」


日曜日の夕方は、西が丘サッカー場で「なでしこリーグ オールスター2007」を観戦。
 
 
さすがオールスターだけあって両チームとも豪華なメンツ。「なでしこEAST」は荒川、澤、大野、永里らベレーザ勢と柳田、安藤、山郷ら浦和勢(しかし何とかならんか、「レッドダイヤモンズレディース」って名前は)の連合軍、という感じ。対する「なでしこWEST」は大谷、磯崎、山本らペルーレ勢を中心として中盤に宮間・宮本の代表組が加わった構成。にわかファンの僕とはいえ、顔も名前も知っている選手ばかりである。

試合内容もエキサイティングだった。Jのオールスターのような「花相撲」というよりも、公式戦に近い真剣さでガシガシやり合う雰囲気。代表組が多く連携に支障が少ないのもあるのだろう、ユルさはほとんど感じられなかった。澤の堂々たるドリブル、安藤の技巧、柳田の活発さ、磯崎のラインコントロール、宮本の的確なさばき、そして宮間の「司令塔」ぶり。うーん、堪能。個人的には、山本絵美の元気な姿が見られたのも嬉しかった。

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2007年08月12日

●気がつけばタイ (女子サッカー日本×タイ)


午後、くそ暑い中恵比寿に出かける用事があり、「よし、昼飯はイニッシュモアのチキンカレーだ!夏はカレー!!」と意気込んでいたのだが、イニッシュモア休みだった……。仕方がないので、ガーデンプレイスにあるタイ料理屋「ジャイタイパレス」でカパオ・ガイ・ラッカオの定食。いや、1350円もしただけあって、なかなか美味かった。ランチビールのエビス樽生もグー。

「あ、そういや、今晩タイのサッカー観るんだっけ」と思い出したのは、食べ終わってから(笑)。
 
 

というわけで(?)、夜は国立競技場で女子サッカー北京五輪予選最終戦日本×タイ。既に五輪出場権を手にしているなでしこジャパンにとって、これは強化試合という位置づけになるのかな?日本は荒川・磯崎ら一部の主力を外して若手や普段控えになっている選手が先発。一方タイについては、よく知らない、というのが正直なところであった。男子はけっこう侮れないけどなあ、女子は……という感じ。

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2007年08月06日

●イケメン日本代表を選べ

先日、U22の日本×北朝鮮戦や浦和×広島戦を観ていて思い出したこと。

以前、U20W杯やアジアカップ、ナビスコ杯などを見ていたカミさんが「サッカー選手のイケメンは割合としては少ないが、しかしJだけでも1チーム作れるくらいのチョイスはできる」みたいなことを言い出したので、「では作ってみるか」と応じて盛り上がってみた。名付けて「イケメン日本代表」。くだらねー(笑)。でも、我が家の会話はいつもそんなのばかり。


ということで、以下は村田(妻)が選出した「イケメン日本代表」である。


GK  川口能活  (ジュビロ磐田)
DF  加地亮  (ガンバ大阪)
DF  中澤聡太  (ガンバ大阪)
DF  増嶋竜也  (ヴァンフォーレ甲府)
DF  梅崎司  (大分トリニータ)
MF  福西崇史  (FC東京)
MF  田中隼磨  (横浜Fマリノス)
MF  吉田孝行  (横浜Fマリノス)
MF  馬場憂太  (FC東京)
FW  田中達也  (浦和レッズ)
FW  カレン・ロバート  (ジュビロ磐田)

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2007年08月02日

●ここは日本だ、ブラジルではない

オシム監督更迭せず…川淵会長責任逃れ (セルジオ越後)
  
 
読んで激しく違和感を感じたコラム。「常識」ねえ……。
 
 
なるほど、今回のアジアカップ、日本が優勝する可能性自体はあったろうし、サウジ戦や韓国戦の敗戦は歯噛みするほど悔しいものであった。また、特に最後の2試合、「シュートを撃たない」選手たちの戦いぶりはまことに歯がゆく、オシム監督の采配にも首を捻る部分がいくつかあったのは事実だ。終わりよければ何とやら、の裏返しとして、批判が高まるのはある程度仕方がないのかな、とは思う。

だが、「監督辞任か更迭、さもなければ会長が責任をとるのが常識的な見解」とはあまりに話が飛躍しすぎていないか。「責任をとれ」と言った場合の、「責任」とは一体何を指すのか。

日本代表及び日本サッカー協会が今回のアジアカップを「是が非でも獲りに」行っていなかったのは周知の事実(だよね?)。大会1週間前まで国内リーグを開催する強行日程。大会前のテストマッチ0という無謀な準備。協会はノルマを設定しないことを、監督も「3連覇は義務付けられていない」ことを、それぞれ明言。もちろん現場では勝つための努力が行われたに違いないが、優勝を必須の目標としていなかったのは間違いない。

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2007年07月29日

●さて、と…… ('07アジアカップを終えて)

アジアカップの3位決定戦、日本はスコアレスからの延長・PK戦の末、韓国に敗北。とにかく「悔しい」「残念だ」というのが現在の率直な感想だ。


オシム監督の就任から1年、リーグ戦中断後の準備期間わずか数日という条件から、僕としては大会前には「せめてベスト4に行けば」という気持ちであった。だから、準決勝進出ならば決して「失敗」の部類ではないと思う。「3連覇」を煽りまくるマスコミはともかく、監督もサッカー協会も必勝の姿勢ではなかったのだから。

しかし、実際にこうして4位という結果を突きつけられると、「もう少し行けたのでは」という悔しさは自分でも意外なほど大きい。サウジ・韓国というライバルに、しかも僅差で連敗という終わり方。内容的に互角に渡り合いながら、ついぞ積極性の欠如が最後まで改まらなかったこと。采配にも首を捻る部分がいくつかあった。

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2007年07月26日

●「良薬口に苦し」としなければ ('07アジアカップ準決勝 日本×サウジアラビア)

昨晩は、NHK-BSでアジアカップ準決勝。日本 2-3 サウジアラビア。オーストラリアとの激戦を制していよいよ3連覇が見えてきた日本だったが、前戦の反動か蓄積した疲労のせいかそれとも昨秋よりレベルアップした相手に面食らったか、実に冴えない戦いぶり。2度のビハインドをいずれも追いつくしぶとさは見せたものの最後は個人技で突き放され、終盤のパワープレイも実らずジ・エンド。「なんだかなあ」という結末だった。


前半の日本はひどかった。57%(20分までは70%超)のボール支配率でシュートはわずか3本(35分まで1本)。この数字が象徴している通り、パスはそれなりに回っていたものの、崩しのアイデアとチャレンジする姿勢に全く欠けていた。ボールは横方向に動いては空しく失われ続ける。で、貴重な「日本の時間」を無駄にしているうちに連戦の疲労からか中盤の足が止まり、サウジの出足よい守備に攻撃を組み立てられなくなっていった。

一方、サウジは昨秋日本にボコ負けした時とは異なり、前線からの精力的なプレスが目立った。攻撃にかける人数は相変わらず少ないものの前へ出る圧力は強い。また、日本の弱点もよく研究した様子。攻撃では駒野の裏を狙い、守備では遠藤や鈴木啓太の横パスを狙う。また、ダブル中村やSBのクロスに備えてボックス前に「拾い要員」を残すことも徹底されていた。この試合に勝つために最善を尽くしていたのは、間違いなくサウジの方だ。

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2007年07月23日

●冷や汗ものの勝利 ('07アジアカップ準々決勝 日本×オーストラリア)

昨晩はNHK-BSでアジアカップ準々決勝。日本 1-1(PK4-3) オーストラリア。暑さへの慣れとパス攻撃の巧緻性で日本が優位に試合を進めるもリードできず、逆に後半半ばに先制点を許す苦しい展開。直後に高原の同点ゴールが飛び出したものの、その後もボールを支配しながら得点を奪えない時間が続き、勝負はPK戦までもつれ込んだ。最後は守護神・川口の連続PKストップで何とか日本が準決勝進出。


オーストラリアが守りを固めて縦のボールをビドゥカに当ててきたのは予想通り。「中澤が前を向かせずにMFが挟み込む」日本の対策はよく機能した。ただ、切り札的存在のアロイージが先発してきたため、「予想より1枚多い」アタッカーの圧力に日本の守備網が破れかける場面が何度か。特に駒野は腰高の守備が目立つ。コンセプト的に仕方ないとはいえ、中澤以外に強靱なDFがいないとこういう相手にはやっぱりツライ。

日本は相変わらずの「焦らない」パス攻撃で対抗。この日は前の試合に比べて中村「2号」憲剛の動きがキレており、「1号」俊輔とのパス交換からいい形を作り出す。遠藤も機能しており、全体的には中盤を制していた。ただ、高原へのマークが厳しいことに加え両サイドがいまいち効果的なプレイができていないこともあり、「あと一本つながれば」の場面で行き詰まることが多い。突き刺す槍が足りない、という印象だった。

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2007年07月17日

●「終わってみれば」 ('07アジアカップ 日本×ベトナム)

昨晩、NHK-BSでアジアカップグループB。日本 4-1 ベトナム。決勝ラウンド進出をかけた最終戦は地元ベトナムが相手。観衆の大声援をバックにした相手に序盤手こずるものの、途中からは得意のパスワークに個人技も加わって圧倒。順当に4得点を重ねてグループ首位を決めた。カタールがUAEに負けてベトナムもグループ突破となり、「めでたしめでたし」である。


前半。まずはベトナムが評判通りの運動量と、速さと厚みのある攻めを見せ積極的な立ち上がり。逆に日本は相変わらずのスロースタートで、攻守ともピリッとしない感じ。7分、ベトナムの左CK、低く速いクロスにDFの反応が遅れ、FWを背負った鈴木啓太の足に当たったボールがそのままゴール左隅へ。川口も動けずそのままゴールイン。何ともあっけない失点だった。スタンドからは大歓声。状況が状況だけに、ちょっとイヤな雰囲気に。

しかし、幸いにして同点ゴールはすぐだった。12分、ボックス左でパスを受けた俊輔が鋭い切り返しでDFを転倒させ、狙いすましたクロスをファーサイドへ。走り込む巻が胸で押し込んでゲット。いかにも巻らしい、不器用かつ見事なゴールだった。1-1。その直後にパス攻撃で押し込んでからボックス内で巻が落とし、走り込む憲剛が決定的なシュート(枠外)。この段階で個人能力の差は明らかであり、観ている方もホッと一安心。

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2007年07月15日

●完勝の陰に一抹の不安 ('07アジアカップ 日本×UAE)

金曜の晩、NHK-BSで観たアジアカップグループB第2戦。日本 3-1 UAE。カタールとの初戦は悔しい引き分けに終わった日本代表。今度こその第2戦は、エース高原の個人技炸裂で前半3得点を奪う快勝。ただし、グループBのトップに立つ文句のつけようのない結果だったものの、一抹の不安がよぎる内容でもあった。


前半立ち上がりはUAEが積極的なチェイスとタッチの少ないつなぎでDFをかわす攻撃を見せ、「お、手強いな」というのが第1印象。日本は全体的には相変わらず「焦らずじっくり様子を見ながら」という感じで、駒野が復帰した分効果的な上がりが増えたかな、という感じ。18分、FWマタルのミドルシュートを能活が横っ跳びでセーブ。ここら辺までは日本がボールを支配しつつも一進一退というのが正しかったかもしれない。

試合が動いたのは22分。左CKからのクイックリスタート、ゴールラインギリギリまで持ち上がった俊輔が反転クロス、ファーに飛び込んだ高原が頭で突き刺してゲット。よっしゃ!続いて27分、加地のクロスをゴール正面の高原が胸で落としてシュート!ゴール左隅に突き刺さった。立ちはだかるDFもGKも微動だにできないスーパーゴール。これはすごかった!!思わず、画面の前で飛び上がって正座しちゃったよ(笑)。

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2007年07月12日

●負けた試合なんて

観ないんだからっ!負け試合なんてみないんだからねっ(泣)!!……どうせ録画で観ちゃうんだけどさ。


U-20日本、PK戦で敗れる ベスト16で敗退(スポーツナビ)


まあ、試合内容とか判定の是非云々はさておき、「ここで負けてしまうかよ!?」という感じである。早すぎっつーか、シドニー五輪の「トルシエ・ジャパン」準々決勝敗退を思い出した。「もっと上に行くべきだし、行けるはずだし、行ってほしかった……」。勝ってナンボの世界でもあるのだから、しょーもない個人的な想いなのかもしれんけど。

代表チーム、特に年代別の代表はこういうところが切ないんだよね。いくらいいサッカーをしても、いくらいい味出してる選手が多くても、いくら楽しげな雰囲気を醸し出すチームでも、「目標(最後)の大会」で負けてしまえばそれまで、という。これがクラブチームだったら、来年に雪辱を期すということになるんだろうけども。

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2007年07月10日

●早くも正念場か? ('07アジアカップ 日本×カタール)

昨晩はアジアカップのグループリーグをNHK-BSで観戦。日本 1-1 カタール。我らが日本代表の初戦は、「苦手」カタール相手に1-1の引き分け。終始ボールを支配して押し込みながら1点しか奪えず、終了間際に同点ゴールを許すという苦々しい結果となった。


この試合の日本は非常に慎重な試合運び。選手が互いを追い越しながら速くスペースへボールを動かすいつものサッカーは影を潜め、焦らず丁寧につないでチャンスをうかがう。30度超の暑さと60%超の湿度、中東勢のカウンターへの警戒、そして初戦であることを考えればこれはまあ仕方がないだろう。前半はポゼッションで圧倒しながら0-0で無難に終了。

後半、足が止まり始めたカタールDFが日本のパス回しに置き去りにされる姿が目立つように。61分、憲剛の展開パスで左SB今野が抜け、右足アウトで入れた弾丸クロスを高原が巧みなボディコントロールで叩き込んで日本先制。その後も日本は試合を落ち着かせつつ、74分には羽生を投入して突き放しにかかる。が、追加点を奪えず82分に橋本投入で守備固めへ。

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2007年07月06日

●いやあ、ビックリした (U20W杯グループリーグ)

いやあ、ビックリした。U20W杯の日本代表の戦いぶりには。

吉田監督率いるこの代表はアジアユース準優勝という実績こそあるものの、ツーロン国際大会ではグループリーグで敗退するなどパフォーマンスに不安定さがつきまとうチームで、今回もどちらかと言えば期待より不安の方が大きかったように思う。それが、大目標の大会でこれだけの内容と結果(なんと2連勝でグループリーグ突破!)を残すとは。正直予想外だった。メンツはともかく、チームとしてのレベルは前回・前々回に比べ桁違いとさえ思える。


スコットランド戦。巧緻性と俊敏さの青い波が「でかくて強い」スコットランドを呑み込む。ダイレクトパス・ショートパスを中心に織り上げられた、テンポに満ち溢れたパス攻撃は「これぞ日本サッカー」というべきものだった。デカモリシの身体を張ったゴールと梅崎・青山のミドルで計3点。得点後にはおバカっぷり炸裂の「ウェズレイズ・ブート・キャンプ」(笑)も飛び出して、終始ノリノリのまま快勝。世界大会で欧州勢をこれだけ圧倒したのは、もしかしたら初めてでは。

コスタリカ戦。こいつは初戦より手強かった。速いプレスとサイド攻撃に押し込まれ、前半はほとんどチャンスを作れず。しかし、ここで元々の特長であるしぶとさを発揮してDF陣が粘りの守備で耐え、後半ペースをつかむ。67分に鮮やかなパス交換から梅崎のクロスに田中亜土夢が飛び込んでゲット。終盤のピンチも林のビッグセーブ等でしのいで勝ち点3をもぎとった。ノリだけではないことの証明、か。「抜刀」パフォーマンスは前回に比べれば地味だったかな(笑)。

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2007年07月02日

●日立台洗脳勝負 (柏レイソル×清水エスパルス)


土曜日の夕方は、佐藤由紀彦ラブ(笑)なカミさんのお供となり、日立台にてJ1第18節を観戦。柏サポーターは相変わらずタイヘン元気で、この日の試合前はいつもの「柏バカ一代」に加えて今流行の「ビリーズブートキャンプ」の振り付けまで飛び出した。数百人もの黄色いユニ姿の人々が両手をブンブン回して踊る様は壮観でありおマヌケでもあり、場内大ウケ。清水サポーターの方は失笑気味でちょっと毒気を抜かれた感じだったか?


しかし、ちと残念なことに、試合自体は地元の観客にとって楽しいものとはならなかった。柏レイソル 1-3 清水エスパルス。序盤はホームの柏がやや優勢。菅沼や李のイキの良いドリブルとフランサの技巧を生かした速攻で良い形が何度か。だが、シュートはいずれもミートしきれずGKキャッチ。一方、立ち上がりこそなかなかFWにボールが収まらず苦労していた清水も、両サイド、特に左で押し込むことでリズムをつかんでいく。

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2007年06月27日

●人がサポーターとなる時 (川崎フロンターレ×ジュビロ磐田)


土曜の昼は等々力でJ1第17節。川崎フロンターレ 2-3 ジュビロ磐田。4連続引き分け中の川崎が復調著しい磐田をホームに迎えた一戦。開始早々セットプレーから先制した磐田に対して川崎がジュニーニョのごぼう抜きドリブルシュートで追いつく展開。後半立ち上がりに磐田が鋭い速攻から2点を奪い、その後は川崎が反撃するものの中村憲剛の直接FKの1点のみにとどまって試合終了。スピーディーな攻め合いが続く好ゲームだった。


ジュビロにとって、やはり前田遼一の復帰は大きいようだ。柔らかい足下と巧みなポジショニングで攻撃に変化をつけ、寺田を欠く川崎DFを翻弄。2得点を挙げて勝利の立役者となった。彼自身の活躍にとどまらず、チームの攻撃全体を目に見えて活性化させているのがすごい。彼のような「前の見える」選手が前線にいると攻撃の引き出しがぐっと増え、味方も確信を持って仕掛けることができる。磐田はリーグ戦で面白い存在になってきつつある。

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2007年06月19日

●ジャーンのコントにヤラれた(笑)

日曜日の昼過ぎ、味スタへ出かける前。

支度をしながらスカパー!でJ2湘南×鳥栖戦をチラチラ観ていたら、恒例の「ハーフタイムホームチーム応援コーナー」の中で、湘南の誇るブラジル人コンビ、ジャーンとアジエルのVTRコントが突然始まった。東京×浦和戦のキックオフ時間が気になりつつも、画面に釘付けになってしまった俺(笑)。


(以下、うろ覚えながらも文字で再現)

会議室(?)でテーブルを挟んで向かい合う2人。アジエルは何やら難しい顔をしている。と、すると、ジャーンが満面の笑みを浮かべ、テーブルの下から何やらスナック菓子のようなものの載った皿を取り出した。

  「コレハ、ナンデショ~~カ!?」

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2007年06月13日

●サッカー選手ははかない……のか?

欧州サッカーのシーズンも終わりということで、e2byスカパー!のセットを変更し、新たに「Jリーグセレクション」と契約してみた。これ、いいね。J1・J2の全試合を主に生中継で放送、しかも2試合程度はハイビジョン放送。スカパー!自前の中継映像ではインタビューやデータの提供が実に充実しており、実況アナも倉敷・八塚・西岡の各氏をはじめ実力派揃い。

そんな環境が整ったせいで、先週末はすっかりサッカー中継漬けになってしまった。スコアレスに憮然とするノブリン。どう見ても風貌がヤクザな平本&山田の奮闘。ジュニーニョの逆襲速攻と鄭のバック転。93分に高橋大輔がサポーターの目の前で決めた、魂のミドルシュート。甲府の守備を翻弄する前田遼一の技巧。そして東京ファン狂喜の規郎・憂太大活躍。惜しくも勝ちを逃したなでしこの日韓戦もあったな。ホント、盛りだくさんだった。

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2007年06月07日

●勝因と、『敗因と』 (後編)

前編から続く)
 
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では、なぜ日本は一つになれなかったのか、というのがこの本の主題である。ここは人によってはすっきりとしない部分だろう。金子さんは反トルシエ・ジーコ監督推進の立場だった人で、今回はその総括を期待した読者も多かったはず。が、結局ジーコへの批判は巧みに回避され、「原因は、一つではない」という言葉が登場する巻末部分はどうも不明瞭な印象だ。唯一示されるのは「ドイツ大会の日本には「目標」が欠けていた」という指摘のみ……。


だが、実はこの結論(?)はいいところを突いているのでは、と思う。昔から、代表における対立自体は珍しくない。アトランタの時も、岡田時代も、「トルシエジャパン」においても、選手同士、あるいは監督と選手の衝突はあった。だが、それが致命傷にならず大きな成果を挙げることができたのは、やはり「28年ぶりの五輪出場」「初のW杯出場」「開催国として義務付けられた決勝ラウンド進出」といった、皆が共有できる明確な目標があったからだろう。

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2007年06月05日

●勝因と、『敗因と』 (前編)


日曜の夜は、国立競技場で女子サッカー北京五輪最終予選を観戦。日本代表 6-1 韓国代表。事前には接戦も予想されていた「グループA最大のライバル」との対戦は、意外や意外、一方的な展開に。怒涛の攻撃で6点を奪ったなでしこジャパンが予選突破をほぼ確実にする勝点3を獲得。スコア的にも内容的にも文句のつけようがない、胸のすくような快勝だった。


日本のプレーはとにかく「素晴らしい」の一言。宮本を起点にパスをつないで攻撃を組み立て、スペースが空いたとみるやサイドチェンジやオーバーラップを繰り出す。そしてボックス付近では明確な意図をもったクロスと荒川・澤らのドリブル勝負。バリエーションの豊富さとテンポの良さ、さらに決定的プレーの精度に圧倒され、韓国はほとんど何もできなかった。観客としても最高に面白いサッカー。今まで観た「なでしこ」の中でも一番かもしれない。

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2007年05月30日

●「フロンターレmeetsガンプラ」 (川崎フロンターレ×大宮アルディージャ)

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日曜日は昼前に起きて長風呂につかって(最近半身浴にはまってマス)、午後は等々力競技場でJ1リーグ第13節川崎×大宮戦を観戦。


キックオフ15分前に着いてチケット売り場に並ぼうとしたら、見知らぬ方が「ダブっちゃったんで使ってください」とホーム自由席のチケットをくれた。ラッキー(笑)。 さっそく入場して2階席へ。ホーム側はほとんど埋まってしまって空席がなく、最上段後ろの通路で柱に寄っかかって観戦。これはこれで、等々力緑地を駆け抜ける風が当たってなかなか気持ちよい。

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2007年05月03日

●今年も念願の決勝カードは叶わず ('07欧州CL準決勝2ndレグ)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグも、例によって「超早く寝てキックオフギリギリに起きて試合だけ観てまた寝るぞ」作戦により、e2byスカパー!で生中継を観る。


第1試合はリヴァプール 1-0(計1-1、PK4-1) チェルシー。2年前の準決勝の再戦は、アンフィールドの大サポーターを味方につけたリヴァプールが終始優勢の展開。前半に鮮やかなサインプレーでアウェイのビハインドを取り返し、その後は延長戦も含め突き放し切れなかったものの、PK戦を制してまたも決勝に進出した。チェルシーは4年で3度目の準決勝敗退。チェルシーファン(モウリーニョファン)の僕としてはガッカリの結果である。

チェルシーの選手たちは気の毒になるくらい疲弊していた。3つのタイトル(リーグ、CL、FA杯)を戦う過密スケジュールに加え、先週末の引き分けでプレミア制覇が厳しくなったことによる精神的ダメージも残っていたか。序盤から受け身に回り、後半途中からは足が止まってもうヨロヨロ。延長戦ではよく粘って勝ち越し点は許さなかったものの、PK戦に余力は残っておらず。ランパードやマケレレなんて、別人みたいに精彩を欠いていた。

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2007年04月28日

●アマラオ引退

元FC東京のアマラオが引退 (スポーツナビ)
 
ファンのみなさまへ (FC東京公式)
 
 
 
ついに、というか、とうとう、というか、やっとこさ、というか(笑)。アマラオが引退した。

お疲れ様、と言うほかはない。21年のプロ生活、うち日本でのプレーが14年(なにしろJ開幕前からだ!)。東京での選手生活は11年間ということになるのかな。気がつけば彼も今年で41歳。なにしろ、数年前から既に(限りない愛着を込めて)「ジジイ」呼ばわりされていたのである。先日の横浜FC戦で40歳のカズの頑張りを見て「やるなあ」と感心しきりだったのだが、アマだって同じ歳まで頑張ったんだよな……。

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2007年04月27日

●ルーニーの放つ閃光 ('07欧州CL準決勝1stレグ)

欧州チャンピオンズリーグの準決勝1stレグは、「超早く寝てキックオフギリギリに起きて試合だけ観てまた寝るぞ」作戦を駆使し、e2byスカパー!の生中継で観戦。


第1試合はマンチェスター・U 3-2 ACミラン。真っ赤に染まったオールド・トラッフォード。7万観衆の大いなる後押しを受け、ロナウドの高速ドリブルを軸に攻めたてるユナイテッドが開始5分で先制。ところが22分、ミランはカカの巧みなドリブルシュートで同点に追いつき、37分にはエインセとエブラが交錯、抜け出したカカがファン・デル・サールとの一対一を決めてあっさり逆転。ユナイテッドは選手もファンもすっかり意気消沈。

この苦境を救ったのはウェイン・ルーニー。59分、スコールズがDFライン裏に上げた浮き球に絶妙の反応で飛び出し、流れるような動作の胸トラップ→シュートでジダを抜いて同点。その後はユナイテッドが速いパスワークで一方的に攻めたてる展開に。ミランもよく粘ったものの、ロスタイムにまたルーニー。自陣から持ち上がるギグスが右から中へ切り込むところ、クロスして右のスペースに飛び出し、ラストパスをダイレクトで叩いて豪快に突き刺した。

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2007年04月25日

●日本に川崎フロンターレあり ('07ACL第4節)

夜、BS朝日でアジアチャンピオンズリーググループF第4節。川崎フロンターレ 3-0 全南ドラゴンズ。グループ首位を走る川崎がアウェイに引き続きホームでも強豪・全南を撃破し、見事決勝ラウンド進出をほぼ確定させた。フロンターレの快挙達成とチームとしての大いなる成長ぶりに、Jチームの典型的な成功例を見る思いがするのだが……。


キックオフ直後から、負けられない全南が前がかりに攻め寄せる。韓国代表を数人含むチームらしく、サイドを中心にアタッカーがどんどんドリブルを仕掛けてくる。ただし、個々の力に頼りすぎて組織力はあまり感じられず、ラフな当たりなどやや空回り気味であった。これに対して川崎は落ち着いて守備を固め、機を見てジュニーニョらのカウンターを繰り出していく。ボール保持率とは裏腹に、川崎の方が試合をコントロールしている印象であった。

ただし、いくら優勢でも点を取らなければ駄目なのがサッカー。「引き分けで良し」でもあるまいが……と思い始めた前半25分に先制点が入る。バイタルエリア左で鄭からのはたきを受けた中村がオーバーラップする村上へ絶妙極まるスルーパスを通し、クロスを狙ったマギヌンのシュートはDFにブロックされたものの、はね返りをジュニーニョがボレーで叩き込んでゲット。個人技と組織的なフォローが融合した素晴らしい得点だった。

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2007年03月29日

●平山は平山である (U22日本×シリア)


夜、国立競技場でサッカー北京五輪アジア2次予選。U22日本代表 3-0 U22シリア代表。香港戦の「寒い試合」とマレーシア戦の苦戦により、どうも評判のあまりよくない反町ジャパン。別に「3度目の正直」というわけでもなかっただろうが……2次予選折り返しとなるホームゲームで見事快勝。スコア的には香港戦と同じだが、内容的には進歩の見える試合であった。



日本はアタッカーとして平山・李のほか、MF調の家長が先発する布陣(2トップ的?)。香港戦に比べてもつないでいく意識が高いことは開始直後から明らかだった。ただし、攻撃へ転じた際に「開く」ことばかり急くせいかどうも選手間の距離が遠く、なかなかボックス近辺まではつなげない。序盤はむしろ、シリアがソリッドなサイド攻撃で多くチャンスを作っていた。水本が転んでかわされ、際どいクロスにヒヤッとする場面も。

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2007年03月24日

●次のステージへの第一歩 (日本×ペルーテレビ観戦)

夜、テレビ朝日の録画でキリンチャレンジカップ。日本 2-0 ペルー。A代表の今季第1戦は、中村俊・高原らを加えた新しいメンツでの親善試合。「欧州組」2名の期待通りの活躍でスコア上は完勝したものの、緒戦らしく課題も見えた「まだこれから」の内容であった。


開始直後に俊輔の展開パスでスタンドが沸いたものの、序盤はどちらかと言えばペルーペース。しっかりしたパス交換に守備の圧力もあり、あなどれない印象だった。日本は組み立ての要たるべき阿部勇が中盤で潰されて前進できない。ところが19分、左サイドでドリブル突破を図った駒野が倒されFK。中村のクロスを巻がGKの足下に叩きつけてゲット!仕事量に比して得点が少ないことでどうしても批判を受けがちな巻だけに、これは嬉しいゴールだった。

これで勢いに乗りたい日本だったが、試合はむしろ膠着状態に陥っていく。配球役のMFが前を向く瞬間には、残りのMFがスタートを切っているのが本来の「オシム流サッカー」。でも、俊輔がフィットしていないせいもあるのかどうもスムーズなパス出しができず、次第に動き出しの鋭さが失われて「つなぐだけ」のパス回しが延々と続く。駒野が絡んだコンビプレーには可能性を感じたが……1-0で前半終了。

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2007年03月09日

●ラウール1人ぼっち

一昨日昨日と、早送りなどを駆使して駆け足ではあったが、欧州チャンピオンズリーグベスト16の2ndレグを楽しんだ。

僕のひいきチームの中ではチェルシーとマンチェスター・Uが順当に勝ち抜け、あまり応援していない有力所ではアーセナルとバルセロナが敗退。バルサの脱落については、今季の不調ぶりとリバプールというチームの特質(不思議な存在だよね)を考えれば納得。インテルは……まあインテルだから(笑)。意外だったのは、リヨンがローマにやられたことかな。

残念だったのは、中村俊輔が所属するセルティックと、なんだかんだ言って嫌いになれないレアル・マドリードが敗れたこと。まあ、セルティックの方は延長戦まで行ったからACミラン相手にむしろ健闘した部類かもしれないけど、マドリーの方は……なんというか、観ていて悲しくなる試合だった。相手がバイエルン・ミュンヘンでしかもアウェイとはいえ、内容があまりにお粗末だったのである。

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2007年03月07日

●菅沼実に注目すべし!!

日曜日に日立台で行われたJ1リーグ柏レイソル×ジュビロ磐田戦は、ホーム柏が昇格の勢いそのままに磐田を圧倒、あっと驚く4-0での勝利を収めたのだった。この試合、もちろん柏のチームとしての見事な意思統一ぶりや試合後の選手・ファン一体となった喜びよう(あのゴール裏の花輪は何だ(笑))も素晴らしかったが、個人で目を引いたのは21歳の新鋭ストライカー・菅沼実だった。


以下、彼が絡んだ3得点の経過。

57分。右サイドで味方がボールを奪った瞬間、菅沼は自陣左サイドの低い位置から鋭くスタート。全速力で敵味方かまわず追い越していき、中央でフランサが緩いスルーパスを送り出すと一気に磐田DFを置き去りにしてペナルティボックスへ突入。そしてGK佐藤が前へ出ようとした途端、右足のインステップでゴール右隅へきれいに流し込んだ。およそ50mの間、全くスピードを緩めることなし。鮮やかなチーム2点目。

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2007年03月01日

●ひたすらに、寒かった…… (U22日本×香港)


昨日の夜、国立競技場でサッカー北京五輪アジア2次予選。日本 3-0 香港。寒かった……なにせ2月のナイトゲーム。風がビュービュー吹きつける国立のスタンドでの観戦は、たとえ体のあちこちに使い捨てカイロを貼ったとしても「辛い」の一言。加えて、5万の客席に1万余の観客数も、そして何より試合内容が……寒かった。


立ち上がりの落ち着かない時間帯は日本アタッカーが個人技で香港DFを圧倒。本田や水野のつなぎパスから、平山やカレンが積極的に仕掛けてチャンスを作る。まず5分、平山がボックス内でDFとGKをまとめてかわし、角度のないところからのシュート。これが「カン!」と思いっきりポストに当たって外れ、客席大爆笑。よく考えたら何が可笑しいのか不思議だが、みんな「ちょうど外し頃だな」とか思ってのだろう(笑)。

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2007年02月21日

●微妙すぎる結果 (セルティック×ACミラン)

UEFAチャンピオンズリーグ セルティック 0-0 ACミラン (uefa.com)
 
 
スカパー!でテレビ観戦。

試合の大半において、優勢に戦ったのはミランの方だった。個々の選手の技量とチーム全体の連動性、いずれもぜ~んぜんミランが上。パスやトラップの一つ一つからして明らかに差があるんだものなあ……国内リーグではセルティックは独走してミランはもたついているのに。スコットランドとイタリアの差を見せつけられ、めまいがしそうだった。

中盤を制圧された状況に、我らが俊輔もほとんど自由にプレイできず。つーか、俊輔にパスが入る場面自体が少なすぎる。チームとしても有効なパス回しはほとんどなく、たまにサイドアタッカーが苦し紛れのクロスを入れてもはね返されるばかり。頼みのセットプレーも、回数自体が少ない上に「俊輔様頼み」はバレバレ……。

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2007年01月01日

●「サッカーらしい」試合(天皇杯決勝テレビ観戦)

昨晩は実家の映りの悪いテレビで紅白歌合戦を観てたらDJオズマのバックダンサーのお姉ちゃんがマジでトップレスに見えてしまい、ワインとビールをたらふく飲んだせいもあってやたらドキドキ、気がつけば除夜の鐘は108回鳴り終わっていたとさ。……というわけで(笑)、あけましておめでとうございます、「うまねんWEB」村田です。本年も、どうぞよろしくお願いします。


2007年の「観戦初め」は、元旦恒例の天皇杯決勝。といってもゴロ寝テレビ観戦だが(笑)。浦和レッズ 1-0 ガンバ大阪。J1の優勝争いと同じ顔ぶれとなった決勝戦。リーグの雪辱に燃えるガンバが攻めに攻めて22本ものシュートを撃つも無得点に終わり、終了間際に浦和が逆襲から虎の子の1点を奪って連覇達成。今季の両チームの差を象徴するような試合展開でもあり、いかにもサッカーらしい理不尽な結果でもあった。

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2006年12月26日

●12月24日(日)

前のエントリーでも書いたように、日曜日は猛烈な筋肉痛に襲われ、1日中出来の悪いアニメーションのようなギクシャクした動きになっていた。まあ普段から僕の動きは「マンガみたい」とか言われることもあるから、ある意味いつも通りかもしれんが……。

つーことで、自宅とカミさんの実家でゴロゴロしながらラグビーやらサッカーやらをさんざん流し見したので、その感想なぞ。


サントリー 59-12 ワールド (トップリーグ)

今年サントリーが強くなったのはFWのボールへの働きかけを相当に鍛えたせいだと思うのだが、CTBの充実もまた見逃せない。ニコラス・平の「DFの間を真っ直ぐに押し込む」ランはかなりの迫力。で、生まれたスペースを最強バックスリーが走りまくり、と。まだまだ雑なプレーも多いし、本当はSHにもう少しボールさばきの巧い選手がほしいのだろうが、途中経過でこれだけ強いのが凄い。これで有賀が本領発揮したら……。

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2006年12月20日

●ドログバは最高だ!!


一昨日はあまり詳しく触れなかったが、エヴァートン戦の86分に決まったドログバの決勝点は本当に凄かった。GKのパントをシェフチェンコがDFに競り勝って落とし、ドログバの前にボールが落ちたのはゴールから優に30m以上離れた地点。一体誰が、あそこからシュートを狙うなどと予期しただろうか。しかし、ドログバは反転しながら迷わず右足を一閃。観ているこちらは「入らないだろうけど、ドログバらしいよね」という感じ。

ところが。次の瞬間、ボールはゴールネットに突き刺さっていた。それも「ビシッ!!」という鋭い音とともに。超音速ドライヴシュートにGKも防ぎようがなく、まさにリアル『キャプテン翼』。満員のスタジアムにあんな音が響き渡るなんて、テレビを通しても初めて見たよ。おまけにゴールを決めた後、雄叫びを上げながらスタンドに走り寄る姿がまたすさまじく(上の写真)……ピッチに付いた跡が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたい(笑)。

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2006年12月18日

●「スーパーミラクルだよなあ」

忙しさにかまけてブログはすっかり放置状態だったのだが、たまたま目にした試合のすさまじさに興奮してしまい、思わず久々に更新してみたりして。


昨日の晩、スカパー!でプレミアリーグ第18節を観た。エヴァートン 2-3 チェルシー。今年は首位マンチェスターUを追走する形になっているチェルシー。落とせない試合が続く日々だが、今回は中位チーム相手にアウェイで大苦戦。最後は攻撃的采配とスーパープレーの連続でひっくり返したものの、これを喜んでいいのやら悪いのやら……へそ曲がり在日チェルシーファンとしては複雑な心境である。


前半のチェルシーはとにかくひどかった。FWに楔が入らず、パスはつながらず、中盤はスカスカ、守備も不安定……あの盤石ぶりはどこ行っちゃったの、という感じである。今年から主な布陣として採用している4-4-2は機能せず、バラックはいつも通り消え、同じく新加入のDFブラールーズは裏をとられまくった末にPKまで与えてしまう。「今年のプレミアもこれで終わりか」などと大げさな事まで考えてしまった。

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2006年12月10日

●'06J1・J2入替戦

今週末は危機的な仕事状況を打開するために岡山行きを断念したのだが、大分遠征前にひいた風邪の直りが悪く、結局仕事場には顔を出せぬままボーッとした頭でフットボール中継を眺めていたら終わってしまった。なんということだ。


で、Jに天皇杯、プレミア×2、ブンデス、トップリーグと観たのだけれど、一番印象に残ったのはやはりJ1・J2入替戦だろう。アビスパ福岡 1-1(1st0-0) ヴィッセル神戸。1stレグ0-0で迎えた第2戦は、タイトな試合展開から少ないチャンスを逃さなかった神戸が先制、福岡が猛反撃する展開。結局福岡が同点に追いついたものの、今年から採用されたアウェイゴールルールが効いて神戸のJ1昇格が決定した。

やっぱり入替戦は面白い。当事者たるチームやサポーターは生き残りに必死でそれどころではないかもしれないが、第三者的観点からすれば、これほど緊迫感があり、これほどエモーショナルな試合を観られるのは貴重な機会である。昨年(柏×甲府)の派手な撃ち合いとはうって変わってシブい接戦となったが、これはこれでセメントマッチの醍醐味というもの。神戸先制までの膠着した時間帯も含めて楽しめたぞ。

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2006年12月07日

●大分遠征2日目

大分旅行2日目。前日と同様、君の瞳に恋してる眼科医と奥様、カミさん、そして僕の4人旅。



朝は8時半に起床。朝食をマクドナルドで済ませてホテルをチェックアウトし、車でパークプレイス大分へ。ここは、ジャスコや様々な飲食店、映画館、子供の遊び場、そして「わんにゃん広場」等々が一体になったところ。地方にはこの手の複合施設はけっこうあちこちにあるものだが、パークプレイスはとりわけ規模がデカい。そして村田的には、中に観覧車があるのが高ポイント。さっそく乗ってみたよん。


パークプレイス自体が市内から上った所にある上に観覧車もかなり大きく、見晴らしは実に良かった。高いところはいいなあ……って、とりたてて見るべきモノは隣の九石ドームくらいしかなかったような気もするが。無理矢理つき合わされた他の3人は迷惑だったかもしれないけど、まあ、僕と旅行する時には一度は高い所に上らないといけないのである。仕方がない(笑)。

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2006年11月22日

●「あんなキッカー、ウチにもほしい」

クラブ史変えた中村の左足 FK弾、マンUを撃破 (スポーツナビ)

☆NAKAMURA SUPER FK☆ Celtic×Man U, CL, 21Nov,06 (You Tube)


ホームで、マンチェスター・ユナイテッド相手に、苦戦の試合展開で、後半36分という時間帯に、欧州CL決勝ラウンド進出を決めるゴール。これを「値千金」と言わずして何を言うのか、というところだろうか。録画するのをコロッと忘れてて試合全体を観られないのが残念だが、ハイライトだけでも必ずチェックすることにしよう。非常に楽しみである。


大きな試合、しかも大事な場面での直接フリーキックと言えば、真っ先に思い出すシーンが2つある。1つは、85年のメキシコW杯予選日本×韓国(国立競技場)。0-2とリードされた後半、木村和司さんが30m以上の距離からゴール左に突き刺した「伝説のFK」。その後の反撃空しく日本は追いつけなかったものの、W杯など遠い夢だと思っていた僕たちにその夢の舞台を垣間見せてくれた一撃だ。

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2006年11月17日

●複雑な心境、というヤツ


週明け月曜日の朝、浦和レッズファンの仕事仲間(以下「浦」と略す)と立ち話。


浦「土曜は援護射撃ありがとうございました。さいスタの人々も「さすが今野だ」と大絶賛でしたよ」
僕「……どういたしまして。これでレッズも優勝間違いないんじゃないの?」
浦「はっはっは。いやいや、まだわかりませんよ。はっはっは

引きつった笑いを浮かべながら「コノヤロウナグッテヤロウカ」くらいに思った僕だが、その次に彼がため息混じりにもらした言葉がちと引っかかった。

浦「いや、でもね。真面目な話、これで優勝して心底嬉しいかというと、微妙なとこで……」

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2006年11月16日

●彼らは確実に進歩している (日本×サウジアラビア)

昨晩、NHK-BSの録画でアジアカップ予選最終戦日本 3-1 サウジアラビア。今年最後の代表戦は札幌ドームにて、2ヶ月前にアウェイで負けているサウジが相手。持ち味の素早いパス交換から3点を奪い、相手の攻撃はPKの1点のみに押さえて快勝。見事予選リーグ1位通過を決めた。終わりよければ何とやら、ではないが、来年以降が楽しみになる内容と結果であったように思えた。


今の日本代表の良いところと悪いところが、わかりやすい形で見えた試合だった。良いところは、オーバーラップの繰り返しとテンポよいパス回しで相手DFを置き去りにする攻撃と、労を惜しまず寄せ続ける守備。特に前半先制してから2点目を奪うまでの時間帯は、まるで大人と子供の試合のようにサウジを翻弄し続けた。観ていて非常に楽しいサッカー。これに我那覇の決定力が加わったのだからそりゃキモチイイ。

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2006年11月13日

●苦い結末 ('06アジアユース決勝)

昨晩、BS朝日でアジアユース決勝をテレビ観戦。日本 1-1(PK3-5) 北朝鮮。苦戦の連続を乗り越え、ついにあと1勝で念願の初優勝、という地点までたどり着いた若き日本代表。決勝の相手は1次リーグで完勝している北朝鮮だったが……悪ピッチと疲労と相手のキツイ寄せに苦しみ、何とかPK戦までたどり着いたもののそこが限界だった。悔しい準優勝。


この試合、日本の出来の悪さは画面を通しても明らかだった。全体的に動きは鈍く、北朝鮮の鋭い寄せにボールキープもままならない。弱いミドルパスは読まれてカットされ、ロングパスもFWとの呼吸がバラバラ。頼みのコンビパス攻撃も、広い展開抜きではタッチ際に追い詰められるばかり。特に内田と森重の出来は酷かった。信じがたいようなミスが何度もあった。

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2006年11月10日

●よくぞこのシンドイ試合で…… ('06アジアユース準決勝)

昨晩、NHK-BSでアジアユース準決勝。日本 2-2(PK3-2) 韓国。U20W杯出場も決め、アジア王者へ向かってばく進する若き日本代表。今回はサウジ戦に続き、いや、それをはるかに上回る大苦戦だったが、韓国の攻勢に対して数的不利に陥りながらも粘りに粘り、ついに最後まで戦い抜く。そして、ご褒美のようなPK勝ち。泥んこの中の、美しい勝利だった。


前半立ち上がりから、日本にとっては「うまく行かない」展開が続いた。キックオフ直後、マークの確認にもたついているうちに守備の大穴を突かれ、いきなりの失点。すぐに得意のパスワークで反撃に出るものの、森島が何度かあった決定機を決められない。そうしているうちに叩きつけるような雨が降り始め、ピッチ状態も力のいる、いかにも韓国向きのものに。「いかんなあ」という雰囲気であった。

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2006年11月08日

●1人じゃないって~~ってか

ちょっと前の話。10月末のアウェイ大宮戦は、バックスタンドにて某東京中華管理人夫妻と、某Mendoza氏と4人並んでの観戦となった。いや、実は最初は完全に1人観戦の予定だったのだけど、乗り換えの赤羽駅でばったりMendozaさんと会って、じゃあせっかくだからと某ミネ氏を呼んで合流したわけだ。


いつも(というかこれまでずっと)フットボール観戦と言えば、バックやメインで1人ぽつねんと観ているか、カミさんと2人(最近あまり東京の試合は気が進まないようだが(笑))で観ているかなので、数人で並んで観るということそれ自体が、とても新鮮であった。そして、けっこう楽しかったんだな、これが。

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2006年11月06日

●若者たちはたくましい! ('06アジアユース準々決勝)

夜、BS朝日でアジアユース選手権準々決勝。日本 2-1 サウジアラビア。高温多湿に豪雨のコンディションと体調不良、アジアでは強敵の部類に入る対戦相手、そして厳しい試合展開に加えて停電まで。色々な悪条件に見舞われた試合だったが、たくましい若者たちはギリギリのところで持ちこたえてくれた。


前半、さすがに4試合目で現地のピッチにも慣れたのだろう、濡れた芝の上でも日本は落ち着いてパスを回し、相手の陣形が乱れたところでサイドのスペースを使ってチャンスを作る。日本の技術の高さに比べると、サウジの攻め手の少なさやボール扱いの拙さが目立つ。早くも6分、FKのクロスをニアに飛び込んだFW河原が頭で押し込み、先制。その後もこちらの優勢が続く。よしよし、という感じ。

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2006年11月03日

●アーセナル、ゴールマウスの防御力に屈する

スカパー!110で観た欧州CLアーセナル×CSKAモスクワはスコアレスドローに終わったのだが、この試合におけるアーセナルのシュートの外しっぷりが凄かった。「次はどんなシュートミスをするのか」と、思わず90分間画面に釘付けになったほど(笑)。


前半にアーセナルが放ったシュートは実に16本。スルーパスで抜けたファン・ペルシィはGKとの一対一を外し、アンリもセスクの浮き球でDFライン裏へ飛び出してGKと一対一になるも、流し込もうとしたキックは枠外。ロシツキとのワンツーでGKまでかわしたセスクのシュートはサイドネットを直撃した。崩しのパス交換は実に鮮やかなのに、フィニッシュだけがどうしても枠へ飛んでくれない。それも、惜しいところで……。

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2006年10月27日

●良い記事があった

朝、いつものように郵便ポストを空けてエル・ゴラッソを取り出すと……うーむ、やっぱり表紙は浦和か。ブッフバルトのどでかい写真。ガーロ政権末期の8月や、6連敗の9月には、エルゴラを開くのが(特に加部コラムが載る日は)気が進まなかったんだけど、最近は表紙を見ないようにしていきなり4頁目を開く(笑)。

まあ、それはともかく、エル・ゴラッソも、サッカー情報の密度や鮮度については確かに結構なもので、だからこそ重宝して配達してもらってるんだけど、でも正直記事は玉石混合、という感じではある。宇都宮さんや西部さん、あと川端さんあたりの記事は安心して読めるけど、仲には「これはちょっとどうなのよ」というライターもいて……。

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2006年10月26日

●チェルスキーのゆかいな仲間たち

一昨日、JSPORTSの録画で観たチェルシー×ポーツマス戦はなんとも味わい深い試合であった。


今季のチェルシーは、開幕以来苦戦続きである。6勝1分1敗の2位と数字的には決して悪くないながら、怪我人が多い上にシェフチェンコやバラックといった新加入選手がなかなかフィットせず、内容もイマイチ。CLでバルサにこそ勝ったものの、正GKツェフは前節のアクシデントで今季絶望となってしまった。

この試合でも、(ロシア資金導入により)「第2のチェルスキー」とも言われる好調ポーツマスを相手に、何度も好機をつかんで枠内シュートを放ちながら、大当たりのGKジェームズに阻まれてなかなか得点できない。ジェームズ、代表だとポカばかりなんだがなあ……。シェヴァも、また決定機に決めきれず 。

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2006年10月25日

●大爆笑ヒラヤマ劇場 (U21日本×中国)


夜、国立競技場でU21代表親善試合を観戦。日本 2-0 中国。反町ジャパン、国内初戦はアジアのライバル相手に危なげなく完勝。決して褒められた内容ではなかったように思うが、チーム作りがまだまだこれからの段階では仕方がないか。それよりも、全く別の次元で、特に東京ファンにとっては思いっきり笑える(いや、笑えないか?)試合であった。


前半はバックスタンド上の方で割と真面目に観戦。うーむ、この年代の代表は相変わらずだな……。大熊さんが監督をしていた頃からそうだが、中盤でポゼッションができず、個人でキープできるのも梶山くらい。味も素っ気もない攻撃に陥りがちなところ、両サイドの奮闘が何とか支える。17分、増田が左からクロスを入れ、平山の陰に走り込んだ梶山が頭で決めて先制。

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2006年10月18日

●恐ろしい試合

スカパー110の録画で、プレミアシップ第8節を観た。レディング 0-1 チェルシー。今季イマイチな出来が続くチェルシーだが、今節はアウェイで2人の負傷退場を出しながらしぶとく勝利。首位マンチェスターUと同勝点の2位を堅持した……などという話は、この試合に限ってはどうでもよい。とにかくひどい、凄惨な試合だった。サッカーとは恐ろしいものだ。


開始直後。深く蹴り込まれたボールを処理したGKツェフが、走りこむFWハントと接触。意図的なラフプレーには見えなかったものの、勢いのついていたハントは滑るツェフをよけきれずに脚が頭を直撃。朦朧とするツェフはタンカで退場した。検査の結果、頭蓋骨骨折が判明したとか……幸い命に別状はないようだが、退場後目に見えて容体が悪化したためにロッカールームはパニックに陥ったという。ゾッとする話である。

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2006年10月14日

●俊輔ハットトリック!!

夜、なんとなーくスカパーのダンディーU×セルティック戦を流し見していたら、なんと中村俊輔がハットトリック達成!! 横浜Fマリノス時代の1998年以来というから、実に8年ぶりか。

注目すべきは、この3ゴールはいずれもFKではなく、全て流れの中での得点だったこと。びっくりしたし、ゴール前に貪欲に詰めていく姿は頼もしかった。日本の10番タイプの選手ってのはどうも接触プレー、特にペナルティボックス内の修羅場に飛び込むのを嫌う傾向があるのだけれど、 今日の俊輔は「おお、一皮剥けたな!」という感じ。

特に3点目はお見事。最初の2点は「ごっつぁん」だったが、これは「自分で作った」得点。ワンツーリターン等を駆使しながら守備をかいくぐり、前が開けた瞬間左足のダイレクトショット!強烈さはなかったが、冷静に左上隅を狙ったシュートはGKの指先をかすめてゴールイン。「シュートは遅い方が美しく、相手のダメージも大きい」Mendoza定義に従っても最高である。

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2006年10月10日

●グランパスファミリーおそるべし


昨日のエントリーにも書いたのだが、土曜日の名古屋遠征でグランパスエイトのサッカーには全く心を動かされなかった(クロゴマさんゴメンよ)僕も、グランパスファミリーの可愛らしさには感心しきりだった。

トラッキーやパルちゃんのようにバック転や乗物といったアクロバティックな技を披露するわけでもなく、また名古屋自体がさほど人気球団というわけでもないのに、あの魅力と存在感。モジモジと歩いては軽く手を振って愛想を振りまくだけなのだが……ただごとではない。 あれこそ「スター」だ。

僕がキックオフ5分前にスタジアムに到着した時、スタメンを確認するでもなく思わずグランパスファミリーのところに直行して写真撮影に没頭してしまったのも、また試合後に一旦門を出た後でダッシュで売店に引き返して彼らのぬいぐるみを買おうとしたのも、全くもって仕方がないと言えよう。


帰り道、チケット売場の脇にグランパス君がいたので是非ともツーショット写真を撮りたかったのだが……さすがに子供を蹴散らしてまでは、ちょっと、ね(笑)。

2006年10月05日

●より速く!より正確に!! (日本×ガーナ)


昨日の夜は、日本代表の親善試合を現地まで観に行ってきた。代表の試合の生観戦なんて、本当に久しぶりである。年代別を合わせてもアテネ五輪最終予選のレバノン戦が最後、A代表となるといつ以来だろうか……。というわけで、胸ときめかせて小机に向かった、と書きたいところだが、行きの電車の混雑には参った。降りる際に後ろから押されて、危うくホームの隙間に落ちそうになったぞ。


それでもなんとか日産スタジアムにたどり着いて、キリンチャレンジカップ。日本代表 0-1 ガーナ代表。アジアカップ出場も決まり、いよいよ本格的なオシム流代表作りが楽しみな日本代表。2ヶ月ぶりの国内親善試合は強豪ガーナを迎えての一戦。序盤からパス回しでかき回し、何度かチ好機も得たが……最後までゴールを割れず、逆に単純な攻撃からの一発を許す。希望と課題が浮き彫りになった敗戦だった。

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2006年09月19日

●チェルシー×リヴァプール

昨日の午前中、録画しておいた昨晩のスカパー!のプレミア中継。チェルシー 1-0 リヴァプール。チェルシーの不調ぶりと王者としての芯の強さ、リヴァプールの洗練された機能性と勝ちきれないもどかしさ。全体的にハイレベルな中に相反する要素が色々と詰まっており、途中で思いがけぬアクシデントも交えて、最後まで目を離せない試合となった。


チェルシーの出来は相変わらずイマイチだ。中盤以前にはシェフチェンコ・ドログバ・バラック・ランパード・エシェン……と目のくらむような豪華メンバーが揃っているのだが、連動性があまりなく、個人能力による突破と散発的・即興的なコンビ頼みの攻撃になっている。アシュリー・コールも宝の持ち腐れ状態。

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