2015年06月24日

●『サッカーは監督で決まる』

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清水英斗著『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』(中公新書ラクレ)を読了した。タイトルにまんま書かれているとおり、現代の著名なサッカー監督たちの、特にチームを統率する術を取り上げることでサッカー監督という仕事の全体像を描き出そうとした一冊。


この本で取り上げられているのはジョゼ・モウリーニョ、アレックス・ファーガソン、ビセンテ・デル・ボスケ、ペップ・グアルディオラ、ユルゲン・クロップ、ヨアヒム・レーヴ、イビチャ・オシム、そしてヴァヒド・ハリルホジッチ。いずれも現代フットボールを代表する監督たちであり、それぞれに一章を割く形でその手法と人となり、彼らが実現したサッカーについて述べられている。

こうして並べてみると本当に多彩というか千差万別というか……少なくともモウリーニョ〜オシムの7人は世界の十指に入るビッグネームと言ってもいいと思うのだが、見事にバラバラ、全く似ていないのは凄いことだな、と。サッカー監督という仕事が一筋縄ではなく、だからこそ奥深いのだと改めて思い知らされる。これにたとえばデシャンやシメオネを加えても、カラフルさは全く薄れないもんね。

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2015年02月02日

●なんじゃこりゃ、のJ公式サイト

次節のプレビューでワクワクしたり、リアルタイムで観戦できない時に速報を観たり、観終わった試合のスタッツや選手・監督コメントを振り返って楽しんで観戦記書いたり、と散々お世話になった「Jリーグ公認ファンサイト」のJ's Goalが昨日から公式WEBサイトに統合されたとのことで、見に行ってみたら……。


J.LEAGUE.jp (Jリーグ公式WEBサイト)


なんなんだ、この死ぬほど使いづらいWEBサイトは!

まあ、あちこちで指摘されている欠陥(お薦めスタジアムグルメが全チーム同一になってたミスとか選手名鑑が最新データになってないとか、etc)もひどいけど(何のために事前にサイトの統合日を定めてたんだ、という)、僕が「おいおい」と思ったのは欲しい情報の探しづらさだな。

「成績・データ」のコーナーでいきなりJリーグアウォーズの模様が延々出てくる構成もどうかと思ったんだが、その先の小さいリンクからようやくたどれた過去データの検索ページがまた……なんで順位表やら節別成績やらを見るのにいちいちこんな操作をせなあかんのかね?

つーか、過去の試合ごとのスタッツもコメントも載ってないんだけど、何かの間違いかな(笑)。ハットトリックだの記念ゴールだのなんてのはどーでもいい(ことはないかもしれんが、そんなに頻繁に検索することはないだろう)から、せっかくJ's Goalが蓄積してたスタッツやコメントをちゃんと残してくれよ!そもそも昨年までの大会にも「明治安田生命」の冠が付いてるってどういうことだよ!

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2014年12月11日

●柳沢敦が残した夢と記憶

柳沢敦選手 現役引退のお知らせ (ベガルタ仙台公式)
 
 
また1人、僕の好きなサッカー選手が引退してしまった。

新人の頃からバランスのとれた高い能力と独特の落ち着きを持っていて、スケールの大きさを感じさせるFWだった。決定力もあり、1996年のデビューから3年で5点、8点、22点(!)とゴールを積み重ねて順調にステップアップ。今年、FC東京の武藤のJ1新人得点記録(13点)が話題になったけれど、高卒3年目で22得点というのもなかなか凄い記録である。

代表の方でも、フランスW杯こそ涙の落選(膝を抱えて泣いてたな)だったものの、シドニー五輪代表では途中恋人との密会で宿舎を抜け出すおイタがありながら主力として活躍し、その後はA代表に定着して2002年日韓W杯では2アシストを決めるなど日本の決勝トーナメント進出に貢献した。日本のエースストライカーとしての未来は約束されているかに思えたのだが……。

「へなぎ」なる呼称が使われだしたのは、いつ頃からだったろうか。ゴール前でより良い選択肢を求め続け「点を取るだけがFWではない」と公言する彼のスタイルを好まないファンは多く、また2000年のアジアカップなど、あまりに消極的と思えるプレーが見受けられたのも事実である。ファンの求める理想のストライカーと、柳沢のこだわるFW像は次第に乖離して行った。

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2014年11月30日

●奇跡は起きます!起こしてみせます!!

いやあ、おったまげた、ビックリした、仰天した。何が驚いたって、これ。

2014年J1昇格プレーオフの準決勝は、モンテディオ山形が土壇場の後半アディショナルタイムに決勝点を奪って劇的な決勝進出を決めた。

この試合、僕は一応スカパー!でキックオフから観ていたんだけど、ほぼ互角の展開からGK八田のミスを突いた山形が先制したところで風邪を引いた子供を病院に連れて行くことになってしまい「よしよし」と思いながら(ジュビロのファンにゃ悪いけれど、まあ波乱が起きた方が面白いもんね)家を出た。

家に帰ってテレビをつけると既に後半半ば。既に同点となり、さらに磐田が攻勢に出ているところだった。磐田にしてみれば守備固めより攻めきった方が良いという判断だったろうし、おそらくそれは正しかったのだろう。得点こそ奪えないものの磐田が主導権を握ったまま時計は進み、山形が最後のチャンスのCKを得たのは91分だった。これを磐田がはね返せば試合終了という場面……。

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2013年01月03日

●やっぱ負けりゃ悔しいよね (第92回天皇杯決勝)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがしいします……って、丸1年ぶりの更新だな。
 
 
ガンバ大阪 0−1 柏レイソル (第92回天皇杯全日本サッカー選手権決勝)
 
今回の天皇杯決勝は、子供をあやしながらのテレビ観戦。なので試合をつぶさに観ていたわけではないのだけれど、前半ガンバが攻勢に出ながらきわどいところで得点を奪えず、逆にセットプレーの機会をものにした柏が先制。後半はガッチリと自陣を固めた柏が45分間試合をコントロールしてそのまま終了、といういかにも一発勝負らしい流れだったようだ。

もともと今季のガンバは西野監督時代のような相手ディフェンスを解体する流暢なパスワークが鳴りを潜めていたが、この試合でもその傾向は変わらず、特に終盤は家長・レアンドロの個人技と単調なアーリークロス頼みの、創造性の全く感じられない攻撃に終始していた。ガンバの凋落を象徴するような戦いぶり、といったら意地悪な見方に過ぎるだろうか。

天皇杯準優勝は、ガンバにしてみたら微妙な結果だろうな、と思う。

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2011年07月18日

●なでしこジャパン世界一!!

日本 2−2(PK3−1) アメリカ (FIFA女子W杯ドイツ大会決勝)


女子W杯の決勝、日本が進出した歴史的一戦は、超早起きしてNHK-BSでテレビ観戦。

苦戦だった準々決勝ドイツ戦以上の死闘となった。超弩級FWワンバックを中心にパワフルな選手を揃えたアメリカの猛攻は凄まじく、序盤からシュートが雨あられと降り注ぐ。ポスト直撃に救われる場面も幾度か。日本も大野・安藤が速攻を繰り出しながらよく耐えたものの、69分モーガンに先制点を許してしまう。やはり世界ランク1位はムチャクチャ強い。日本の勝利は難しいように思われた。

だが、今回もなでしこはたくましかった。81分に得意のサイド攻撃、丸山が潰れたこぼれ球を宮間が巧みなアウトキックで押し込んで同点。延長に入って104分にワンバックに手痛い一撃を許すものの、117分には宮間の精密CKから澤が超絶ヒールシュートをゴールに突き刺して再び同点。後半途中からは日本らしいパスワークも見られるようになり、終了間際の大ピンチも岩清水が決死のタックルで防ぐ。死力を尽くし、最強の敵と渡り合った120分間だった。

そしてPK戦。まずボックスの強シュートを海堀が横っ跳びでビッグセーブ。日本は宮間がまるでガチャピン遠藤のような技ありシュートで決め、永里が外したものの、ヒックスのシュートをまたも海堀が弾き出す。最後は熊谷がゴール左上に突き刺して日本の勝利が決まった。劇的な優勝、涙の優勝、美しい優勝。カップをかかげる澤穂希の勇姿がまぶしかった。

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2010年11月04日

●ザ・熱闘120分 ('10ナビスコカップ決勝)


昨日の午後は、国立霞ヶ関競技場でナビスコカップ決勝。ジュビロ磐田 5−3(延長3−1) サンフレッチェ広島。今年のファイナルはかたや7年間タイトルから遠ざかり、かたやJリーグ発足以後ノンタイトルが続く両チームの対戦となった。試合は、タイトな攻防が続く前後半となったが、ともに優れた個人技で2点ずつを取り合ってタイムアップ。延長戦は堰を切ったような攻め合いとなり、大エース前田の活躍などで3点をもぎ取った磐田が見事優勝を飾った。
 
 
例年どおりというべきか、秋晴れの青空の下でキックオフ。広島は3−4−2−1の布陣で、長短のパスをつなぎながら徐々にポジションをずらして数的優位とスペースを作っていくいつもの攻撃。対する磐田は起用メンバーを含めていつも以上にソリッドな、べた引きではないがまず守備から入るサッカーであった。磐田の守備は前線からDFまで寄せが早く、広島はなかなか攻撃を組み立てることができない。森脇のヘッダーと森崎浩のミドルシュートはいずれも枠外。

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2010年10月02日

●そういや、10年前の江戸陸にも由紀彦はいた (町田ゼルビア×V・ファーレン長崎)


金曜日の夜は、江戸川陸上競技場でJFL後期第10節。町田ゼルビア 3−0 V・ファーレン長崎。町田は都内とはいえ行きづらく、長崎はあまりに遠い。よって今回はこの両チームを気軽に目にできる貴重な機会ということで、たまたま仕事が早く終わったのを良いことに駆けつけてみた。もちろん、佐藤由紀彦(元FC東京、現長崎所属)ファンのウチのカミさんも一緒である。
 
 
西葛西の駅から遊歩道と団地の敷地をテクテクと歩き、試合開始直前に江戸陸到着。なんか、このスタジアムに来たのも随分久しぶりのような……記憶にあるのは2000年7月のナビスコ杯2回戦。ということは10年ぶりか!スタンド横を高速道路が通っててホーム側ゴール裏が芝生なのはその頃のままだけど、周りは建物が増えてきれいになったような気がする。現地に着いてから思い出したが、1999年のくそ暑い日に新潟に負けたのもこの競技場だった。

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2010年06月30日

●戦いすんで

パラグアイ 0−0(PK5−3) 日本 (FIFAW杯南ア大会 ラウンド16)
 
 
120分間の死闘の末、PK戦負け。パラグアイの波状攻撃の場面もあったにせよ日本もチャンスは作っていたし、延長戦では憲剛を中心に日本の方が動けていたように見えたのだが……形にできなかったね。結果については残念としか言いようがない。

でも、戦いぶりは立派だった。4試合同じスタメンで戦って消耗も相当激しかったろうに、みんなよく頑張った(特に本田△はそろそろ限界だったろう)。まさに死力を尽くした闘いだった。胸を張って堂々と日本に帰ってきてほしいと思う。泣くな、川島。

まあ、何にせよ、この大会の成果(は計り知れないな)の確認と、忘れちゃいけない準備期間も含めた反省(足りなかったモノは何か)については、色々と落ち着いてから、だね。

お疲れ様でした。
 
 
しかし本田のコメントはかっちょいいな。惚れ直したぜ。
 

2010年06月25日

●本田△もってんなあ

デンマーク 1−3 日本 (FIFAW杯南ア大会 グループE第3節)
 
 
厳しい時間帯ながら、サッカーファンの端くれとして根性で早起きして観た。

試合は大方の予想通り、序盤からデンマークが攻めたてる展開。だが日本DFは堅実なブロック守備で決定機を許さず、松井・長谷部の飛び出しで反撃。そして17分、ボックス右手前30mの距離でFKを獲得。本田が左足で叩いたボールは凄まじいスピードで曲がり落ち、ゴール左隅に突き刺さった。1−0。これでデンマークはやや勢いが削がれた形に。30分には今度はガチャさんがボックス正面から美しい弾道の直接FKを決めて2−0。理想的な流れである。

後半に入ると再びデンマークの一方的な攻勢に。押し込まれる日本だが、GK川島を中心に高い集中力で粘り強く守っていく。ボウルセンの強烈なミドルシュートも川島が横っ飛びでセーブ。ところが81分、長谷部がアッガーを後ろから倒してPK、これをトマソンが決めて1点差。しかしこれで火のついた日本は反攻に転じ、87分、切り返しでDFをぶち抜いて突破した本田がゴール前の岡崎にラストパスを通して決定的な3点目。そのまま日本が勝利を収めた。

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2010年06月22日

●寝落ちを許さぬシチュエーション、てか (追記あり)

兄貴……俺がオランダ戦の前に飲み過ぎちゃって肝心の試合の最中に寝落ちしてたこと、何もそこでばらさなくても……。
 
 
いや、スナイデルの弾丸シュートでぱっちり目が覚めたんだけどね(笑)。あの時の川島のプレーを見て思い出したのは、5月1日の川崎×湘南戦の試合後に反町監督が言っていた「川島くんは、パワー系のシュートはあまり強くないんですね」というコメント。スナイデル、お前あれ読んでただろう、みたいな。読んでねえよ。

で、決勝ラウンド進出をかけたデンマーク戦は木曜日の27時30分っすか。翌日休みはとれそうにないので、徹夜するか、それとも早寝するか。いずれにせよ日本代表のこういうガチガチの勝負試合は久しぶりのような気がするので、けっこう楽しみ。「引き分けでよし」の条件といい相手チームの力量といい、いいシチュエーションだよな。
 
 
[追記]
ついネタみたいな扱いにしてしまったが、今回の川島は間違いなくMVP級の活躍である。1失点こそ喫したものの、それを上回る好セーブぶりは指摘するまでもない。本田と彼の先発起用、そして「ハエサッカー」はどこへやら、粘っこいブロック守備を仕込んだことが今回の日本代表健闘の要因だろう。つーか、岡田監督って本当に「あり合わせのものでサッと作る」のが得意なんだなあ、と。逆に、グツグツ煮込んで良い味を出すのは上手くないっぽいけど(笑)。
  

2010年05月03日

●君は、阿部吉朗のスーパーボレーシュートを見たか? (川崎フロンターレ×湘南ベルマーレ)


一昨日の午後は、等々力陸上競技場でJ1第9節のうち「神奈川ダービー」(といっても組み合わせが3つあるわな)を観戦。川崎フロンターレ 4−2 湘南ベルマーレ
 
 
序盤は地力に勝る川崎がペースをつかんだ。鄭(出場停止)・稲本(負傷)の2人を欠くものの、ヴィトール・ジュニオールが復帰。厳しい寄せでボールを奪っては中村憲剛の高精度のフィードから攻め上がっていく。惜しいミドルシュート何本か、そして黒津やジュニオールが決定的なクロスを前線に入れる。だが、湘南は個の力では見劣りするものの高い集中力を保ち、1人が抜かれてもすぐにカバーが入るディフェンスで得点を許さない。0−0のまま時計が進む。

そのうち湘南も少しずつパスをつなげるようになり、29分、右サイドのパス交換から攻撃参加の臼井が入れたクロスを、中央でマークを外した阿部吉朗がなんとバイシクルキック!!強烈なシュートは川島の指先を抜けてバーに当たり、ゴールに吸い込まれていった。ビックリした!タマげた!すげー!!いかにも吉朗らしいトリッキーで決定的なプレー。僕はバックスタンド2階で観ていたのだが、周りのお客さん(カップル多し)の驚愕ぶりが愉快だった。0−1。

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2010年04月29日

●スペシャル・ワン! ('09-'10欧州CL準決勝)

バルセロナ 1−0(計2−3) インテル (UEFAチャンピオンズリーグ準決勝)
 
 
昨日の欧州CL準決勝2ndレグ@カンプ・ノウはスカパー!の中継で観戦。

インテルが3−1で先勝した1stレグに続く第2戦、「バルセロナが攻め、インテルが守る」構図は試合前から予想されていた通りだった。バルサは通常4人のDFを3人に減らしてキックオフから前がかりの姿勢。対するインテルは守備的な選手多めの4−4−2、自陣にがっちりと3ラインの守備ブロックを築いて迎え撃つ。前半は激しくも統率のとれたインテルの守備システムが機能し、バルサは圧倒的にボールを支配するもののなかなかペナルティボックスへ入れない。

28分、チアーゴ・モッタがハンドオフのファウルで2度目の警告を受けて退場。インテルは早くも10人での戦いに。それまでもミリート目がけて「蹴るだけ」だったインテルはこれで全く前にボールが収まらなくなり、バルサの支配率がさらに高まった。しかし、インテルは素早くスネイデル1トップの4−4−1へ移行して守備に綻びを見せず、メッシがDF網をかいくぐって撃った強烈なミドルシュートもGKジュリオ・セザルがファインセーブ。スコアレスで後半へ。

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2010年03月13日

●栄枯盛衰の赤黒対決 ('09-'10欧州CLベスト16)

ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦2ndレグを今日になってようやく録画観戦した。マンチェスターU 4−0 ACミラン。いきなり1回戦で実現した名門ビッグクラブ同士の対戦(マスコミ的に言うと「ベッカムダービー」かな(笑))は、1stレグに引き続いてユナイテッドが決定力の違いを見せつけ、世代交代半ばのミランから4点を奪う大勝。ここ数年における両チームの充実度の差が如実に表れたような試合となったのであった。
 
 
8万近い観客で膨れあがったオールド・トラッフォード。既に第1戦で3ゴールを奪っているユナイテッドには相手を呑んでかかる勢いがあった。ルーニーへの楔をスイッチに次々アタッカーが攻め上がり、ルーニーやフレッチャーの強烈なシュートがミランゴールを脅かす。ミランもピルロのパスさばきから反撃を試みるが、若いFWにはユナイテッドのブロック守備を脅かすだけの迫力がなく、ロナウジーニョのトリッキーなヘディングシュートもポスト右に外れ。

そして13分、前線に1人で張っていたルーニーがネヴィルの上げたアーリークロスを頭で叩き、ゴール左にゲット。あまりにもあっけなく、あまりにも大きいユナイテッドの先制点。右後方から低く速く飛んでくるクロスに対してDFを完全に置き去りにし、かつ反転の力でボールを加速して枠に飛ばす素晴らしいシュートだった。その後はミランが攻勢に出るが、ユナイテッドは全く慌てることがない。ファン・デル・サールの好セーブもあって決定機には至らない。

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2010年01月02日

●新春ガチャピンショウ ('09-'10天皇杯決勝)


あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 
元日の午後は、国立霞ヶ丘競技場で天皇杯決勝。ガンバ大阪 4-1 名古屋グランパス。いよいよファイナル、といっても今年はFC東京が早々に負けてしまったのであまり「いよいよ」という感じでもないのだけれど(笑)。今回の決勝はリーグ戦・ACLでそれぞれ健闘しながらも敗れ、今のところ無冠に終わっている強豪同士の対戦となった。対照的なサッカーで後半半ばまでほぼ互角の展開となったが、頼れるエースの活躍によりガンバが2年連続の優勝。
 
 
キックオフ。予想通りというか、両チームは好対照な戦いぶりを見せる。ガンバはショートパスを丁寧につなぎ、ダイレクトにゴール方向を狙うことはあまりせず、相手の守備ブロックを「揉みほぐす」ような地上戦。個々の選手も適度に肩の力が抜けている様子だ。対する名古屋もパスサッカーではあるのだが、中盤のハードワークでボールを奪って中距離パスでサイドやDF裏のスペースを狙い、そこから前線にそびえるケネディへクロスを入れるわかりやすい攻め。

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2009年12月28日

●イケメン日本代表2009

今年、ウチのカミさん的には、Jリーグにおける収穫のひとつは「横浜Fマリノスのイケメンキーパー」だったようだ。飯倉大樹。2005年にマリノスユースからFマリノスに入団し、ロッソ熊本へのレンタルを経て、今年正GK争いに名乗りを上げた23歳である。まあ、6月のリーグ戦では珍プレーで決勝点を献上したり、9月のナビスコ杯準決勝では激高して一発退場をくらったりとプレーの方はまだまだアレのようだが、顔は確かに男前である(よね?)。

マリノスの、いや日本の男前GKと言えば長らく川口能活(現ジュビロ、長期リハビリ中)がその代名詞だったわけだが、ついにそれに(顔だけは)匹敵する若手が現れたわけだ。考えてみりゃ能活ももう34歳、「そろそろ代替わりの時期かもしれんのう」と縁側でお茶でもすすりたくなったわけだが、そこで思い出したのが一昨年の夏に書いた『イケメン日本代表を選べ』なるエントリーである。あれから2年半、我らがイケメンジャパンのメンバーはどう変わったのか……。
 
 
ということで、以下は(今回はカミさんではなく)村田が選出した、2009年版イケメン日本代表であります。
 
 
GK  飯倉大樹  (横浜Fマリノス)
DF  内田篤人  (鹿島アントラーズ)
DF  中澤聡太  (ガンバ大阪)
DF  伊藤宏樹  (川崎フロンターレ)
DF  椋原健太  (FC東京)
MF  宮本恒靖  (ヴィッセル神戸)
MF  中村北斗  (FC東京)
MF  吉田孝行  (ヴィッセル神戸)
MF  坂本紘司  (湘南ベルマーレ)
FW  都倉賢    (ザスパ草津)
FW  玉田圭司  (名古屋グランパス)

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2009年12月08日

●悲喜こもごもJ最終戦

前のエントリーに書いたとおり土日は東京の最終戦(というか浅利と藤山のラストゲーム)を観に新潟まで行っていたのだが、試合前、そして試合中も他会場の動向が気になって仕方がなかった。なにしろJ1の優勝もJ2からの昇格も、どう転んでもおかしくない状況にあったから。そして、実際、どちらも劇的な結末を迎えたのだった。まさに「Jリーグの一番長い日」。
 
 
まずJ1は、首位と2位がともに苦戦しながら勝利を収め、鹿島アントラーズが優勝。

鹿島の優勝は、まあ順当と言ってしまえば順当なのかもしれないが、浮き沈みの激しい今シーズンの経過を考えれば結果的には十分にドラマティックであったと言えるだろう。盤石の強さを見せたリーグ序盤戦~中盤戦。失速して5連敗を喫し、激しい追い上げを受けた秋の苦境。そして驚異的に立ち直り、4連勝で優勝をもぎ取った終盤戦。ダイジェスト映像を見る限り、浦和戦も終盤に怒濤の攻撃を受けながらしのぎきる、いかにも鹿島らしい勝ち方だったようだ。

正直、以前の鹿島は「強いけど汚い」イメージが強かったものだが、オリヴェイラ監督が就任してからはそうした印象もだいぶ薄らいできたように思う。むしろ堂々たる王者らしさ、風格を備えつつあるというか。Jリーグ史上初の3連覇というのはもちろん偉業で、いずれも最終節を勝って混戦を制した勝負強さは「お見事」の一言。悔しいけど東京はまだ敵わない。つーか、ベテランと若手のバランスも良いし、このままでは王朝を作られてしまう……いかんのう。

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2009年11月25日

●ヒミコとユキヒコの旅(発動篇)


日曜日。7時半くらいに起床して身支度し、バイキングの朝食(良いホテルに泊まる醍醐味はこれですよ!!)を山盛り食ってからチェックアウト。雨模様の中、路面電車に乗って浦上まで北上し、「長崎西洋館」というラ○ホチックな建物近くの坂を上って原爆関係施設へ。以前広島の同じ趣旨の施設には行ったことがあるのだが、やはりこっちも見なきゃ、ということで。

まずは「長崎爆死没者追悼平和記念館」。展示施設とは別に、最近(?)追悼のための場所を設けたのは広島と同じ。地上には直径29mの水盤と、2つの大きなガラスケース(爆心地の方向を向いている)が。施設全体を水が流れる設計になっているのは、当時被爆した方の多くが水を求めたからだという。この辺も広島の追悼施設と同様だ。地下では静謐かつ荘厳な空間の中に、亡くなった方々の名簿が安置してある。さすがの僕もここではひたすら黙祷。

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2009年11月23日

●ヒミコとユキヒコの旅(接触篇)


三連休の土日は九州に行ってきた。佐藤由紀彦ファンのカミさんがV・ファーレン長崎の試合を観に行くので、そのお供である。日曜の千葉×東京@フクアリにも(去年のアレもあったし)後ろ髪を引かれたのだが、何しろ今回の長崎の対戦相手はアマラオのいるFC刈谷なんである。つまり「由紀彦×アマラオ」(笑)。ただ、いくら何でもJFL観戦だけではアレなので、ついでに吉野ヶ里遺跡見学を兼ねてみようと。カミさん曰く「目的はヒミコとユキヒコ」だって。
 
 
土曜の朝、8時前の羽田発スカイマークで福岡空港へ。博多から長崎線急行「シーサイドライナー」に乗って鳥栖で各駅停車に乗り換え、11時半過ぎに吉野ヶ里公園駅到着。飛行機がかなり遅れたのでこの時間になったが、それがなければ3時間ちょっとで着きそうな感じ。カシマスタジアムより近いな(笑)。福岡空港ではレベルファイブスタジアムが、鳥栖駅ではベストアメニティスタジアムがすぐ目の前に見えた。アウェイファンには実に嬉しい立地だわなー。

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2009年11月13日

●バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件

【空耳MAD】バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件 (YouTube)
 
 
とあるところで、ついさっき知った超傑作動画。ニコニコ動画にはけっこう前にアップされてたみたいだから、僕が知らなかっただけで全然既出なのかもしれないけど……。

元映像は、9月に行われたW杯アジア予選プレーオフのサウジアラビア×バーレーン。バーレーンでの1stレグを0-0で引き分けて迎えた、サウジホームの2ndレグ。1-1で後半ロスタイムに入り、アウェイゴールでバーレーン勝ち抜けかと思ったところでサウジが起死回生のゴールを決め、劇的なサヨナラ勝ち……と誰もが思ったのだがまだ時間が残っており、なんと終了間際ギリギリにバーレーンが2点目を決めて「再逆転」!というとんでもない試合だ。

まず、そもそもこの試合の現地動画をチェックしているのが凄い。次にこの空耳具合に気づいたのが凄い。そして日本語を数分間に渡ってしつこく当てはめた(チョイスがまたいいんだ)のも凄い。さらに丁寧な字幕の付けぶりも凄いっつーか何つーか……いやー、面白い。いくら超劇的な展開だったとはいえ、実況アナの興奮具合の突き抜けぶりも笑えるし、あまりの感極まりぶりには感動すら覚えてしまう。どこかの民放のざーとらしい絶叫とはわけが違うよな。

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2009年09月25日

●連休のシメは、中村憲剛と田原豊


9月23日(水)

10時過ぎに起床。明日の朝、いつも通りに起きられない方に5千点(笑)。今日は、全く日が差してないわけではないが、しかし雲の量はかなり多いという微妙な天気。朝食はパンをクリームチーズ・ブルーベリージャムで食す。そういや昨日の「J’sベッカライ」、「店を移動してもらったから」ということで5%引きにしてくれただけでなく、ドイツパンの詰め合わせ(小ぶりなヤツが3種類×2袋!)もくれたんだった。そこまでしてもらうとかえって申し訳ないくらいだね。
 
 

昼前に出かけ、初台の東京オペラシティーのアートギャラリーで鴨池朋子「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」展。数年前から現美などのグループ展で見かける作家だが、本格的な個展は初とのこと。初めてゆえか力の入りようはハンパではなく、壮大な構成や展示全体を貫く「神話」的世界観、狼・ナイフ・少女・輪廻転生といった独特のモチーフと絵画・映像・造形等の多様なメディアを駆使して作り込まれた作品の迫力は、いずれも圧倒的であった。

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2009年09月22日

●青い空から、マイケル・オーウェン


9月20日(日)

朝10時くらいに起床。どうも目覚めがスッキリしない。近所のスーパーに水を買いに行ってから、食パン2枚とクリームチーズ、野菜ジュースの朝食。食べながら、JSPORTSでラグビートライネーションズNZ×豪州の再放送をチラッと観る。ちょうどNZが相手のパント処理ミスにつけ込んでリードを広げているところだった。NZと他の強豪国との一番大きな違いは「DNAレベルまで高められたボール扱いの技術」なんだとつくづく思う。風呂に入った後、外出。
 
 
家を出て見上げると、雲ひとつない青空。昨年の秋以降、こういう空を見るたびに大分が優勝したナビスコ杯決勝を思い出してしまう。国立を覆う透き通った青色、その空をバックにして、ウェズレイのサイドチェンジが駆け上がる高橋大輔めがけて飛んでいく……あれは感動的な試合だった。たった1年足らずで大分が今のようになってしまうなど、誰が想像できただろうか。

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2009年09月16日

●「ベスト」はない。「ベター」なのは……

第25節「鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ」 試合の取り扱いについて (Jリーグ公式)
 
 
Jリーグが変に意固地にならず、良識的な判断を示したということになるのだろうか。試合当日の岡田レフェリーの判断があまりにアレだったし、おまけにマスコミにも大きく取り上げられてしまったゆえに良識的な判断を示さざるを得なかった、というとかなり意地悪な言い方になっちゃうかな(笑)。「試合経過等を総合的に判断した」か。なるほど、なるほど。

僕としては、これはこれで少し違和感を感じる決定でもある。大雨の中で74分戦った後の16分と、日を改めて残り16分だけを戦うのとでは「同等」とは言えないだろう、と。たとえば、仮にオリベイラ監督があの天候・ピッチ状態を考慮して交代枠を1つ残して(最後田代投入でパワープレー勝負に出ようとして)いたのだとしたら、その意図は無に帰すことになる。また、1ヶ月も経てば、天候も選手の体調も、あらゆるものが変わってしまっているに違いない。

となると、やはり①90分の再試合、②74分の時点で(川崎の勝利で)試合成立、のいずれかが選択されるべきなのだろうか。ただ、①はそれこそあの悪条件の中での両チームの74分の熱闘を「なし」にしてしまう結果となる。これは受け容れられまい。ならば②がベストかといえば、これも微妙。試合は16分「も」残っていたのだ。サッカーは何らかのきっかけでたて続けに得点の入る競技でもある。鹿島の同点、あるいは逆転劇の可能性も否定できない。

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2009年09月15日

●二日酔いの頭でFC東京の現状を憂う

9月13日(日)

11時起床。案の定というか、当然の如くというか、二日酔い。朝食に1枚だけパンを食べて、あとはひたすらゴロゴロしたり、たまに起きてネットを見たりしながら頭痛が過ぎ去るのを待つ。
 
 
鹿島×川崎戦の「降雨ノーゲーム」問題はネットのニュースで初めて知った。なんと後味の悪く、取り返しのつかない「結果」なのだろう。おそらく「0-0からの90分間での再試合」になるはず(同状況の再現は不可能)だから、川崎はほぼ手中に入れていた大事な勝点3(実質勝点6)を失っただけでなく、今後は超過密日程(ただでさえACL・ナビスコ杯もあるのだ)の不利を被る事になる。命拾いした鹿島の方だって、決して良い気持ちはしないに違いない。

報道によれば両チームとも続行を主張したにも関わらず(つまりピッチの悪さは「その程度」だったということ)、なぜ岡田主審はKY、というより状況を読まない決定をしてしまったのか。「この試合の事情だけに基づいて判断する。順位争いや日程は関係ない」という事なのだろうか。建前はそうなのかもしれないが、それにしたって人間のやることなんだからその位の「判断」は必要なんじゃないの、と思う。そもそも、「雨くらいでやめない」のがサッカーだろうに。

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2009年07月15日

●さらばシャムさん、またあう日まで

シャムスカ監督解任のお知らせ (大分トリニータ公式)
 
 
これはもうやむを得ないのだろう。この監督交代が吉と出るか凶と出るかはわからないが、14連敗などという異常事態になるとこれといった打開策などそうはなく、しかしクラブとしてはファンやスポンサーの手前何か手を打たざるを得ない、といったところだろうか。むしろ解任が遅すぎたという声もあるかもしれないが、大分くらいの歴史の浅いクラブになると(それこそシャムスカ獲得のような幸運でもない限り)迅速な対応も難しかったのではなかろうか。

いずれにせよ、リーグの半分を終わって勝点「4」という現状では、J1残留は不可能と言わざるを得ない。今後のミッションは、今季の後半を使ってチームを立て直し、できれば来季のJ2で1部復帰の切符をつかむ、ということになるのだろう。これまで作ってきたチームを再構築して戦力を整えて結果を出す、というサイクルを考えれば、まあ1年半は妥当なところかな、と。問題はその仕事をシャムスカに任せるか他の監督に任せるかだったろうが……。

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2009年06月26日

●まだ道のりの半分足らず (東京ヴェルディ×湘南ベルマーレ)


水曜日は、仕事場近くの国立競技場での開催ということに気づき、急きょJ2第23節を観戦。東京ヴェルディ 2-1 湘南ベルマーレ。このジメジメと暑くなってきた季節に中2日の強行スケジュール。「さすがは地獄のJ2」というシチュエーションで行われた一戦は、ここまで首位をひた走っていたベルマーレが9位ヴェルディに敗れる波乱の結果となった。
 
 
キックオフ10分ほど前に入場。場内を見渡してみると、案の定というかガラガラの入り。4723人か……なんか、それこそ西が丘で丁度よかったのでは(笑)。元FC東京の選手が多い対戦(ジャーン、阿部、トゥット、土肥)らしく、湘南側スタンドには顔見知りの東京ファンも何人か。元「東すか」のMendozaさんと肩を並べて、超要領の悪い売店で購入したビールを飲みながらの観戦となった。たまに友達と一緒に観ると新鮮である。つーか、「暇」とかいうな(ー笑)

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2009年04月24日

●『オールナイトサッカー』

サッカー本レビュー3連発のそのさーん。
 
 
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最後は杉山茂樹編・著『サッカー番長杉山茂樹・オールナイトサッカー』(コスミック出版)。「フランクにワイワイガヤガヤ」、外国のサッカーラジオ番組をコンセプトにした(?)ムック本。ある意味大物名物ライター(笑)たる杉山茂樹氏の「責任編集」と銘打っているだけあって、前ページ通じてスギヤマ色(でわかるかな)に溢れた一冊。

基本スタンスは「日本サッカー」(特に岡田監督)批判。語り手はセルジオ越後、釜本邦茂、加部究らが並ぶ。となれば当然に内容は「辛口」となるわけだが、確かに品の良いコラムや理屈っぽい文章も多いサッカー媒体の中でこの「生々しさ」は新鮮である。対談やインタビューを多用しているせいで非常に読みやすいし。中でもチョン・テセくん(憲剛には頭が上がらないのね)と、あと江本孟紀さんの記事は楽しかった。張本さんの「町人ども」発言って(笑)。

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2009年04月23日

●『蹴りたい言葉J』

3連続サッカー本レヴュー(と大げさに言うほどのもんじゃないが)の2冊目。
 
 
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続いては、いとうやまね著『蹴りたい言葉J』(コスミック出版)。海外におけるサッカー名士たちの名言を集めた『蹴りたい言葉』に続くシリーズ第2弾。「リサーチの達人」(と、Amazonでは紹介してあるんだよマジで(笑))である著者が、今度はJリーグの開幕前から現在までにおける名言・迷言を集めた一冊。

構成的には『蹴りたい言葉』と同様に、見開きの右頁に名言→左頁にその解説という流れになっており、とても読みやすくなっている。内容は、やはり前作と同じように格言的なものを集めた本というよりは、象徴的なコメントを取りあげることを通じて様々な人物や出来事を紹介する「名士録」「事件簿」的な色彩が強いと言えるかもしれない。また、正直「掘り出し物」は少なく、ある程度Jリーグを追ってきたファンならば知っている発言が多いのではないだろうか。

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2009年04月21日

●『日本サッカー史 日本代表の90年 1917-2006』

4月から仕事の担当が替わったりして忙しく、全然映画も観てないし本も読んでいない……のだが、かろうじてサッカー関係の本だけは3冊ほど読んだ。ので、つれづれとレビューなぞ。
 
 
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まずはバーレーン戦@さいスタの直前に読了した、後藤健生著『日本サッカー史 日本代表の90年 1917-2006』(双葉社)。ご存じ日本サッカージャーナリズム界の大御所(と言っていいのだろうな、多分)が「膨大なフィールドワークと徹底的な検証」を基に書き上げた大著。

一言で表すならば「とんでもない本」である。なにしろ、06年の時点で90年もの長きに渡っているサッカー日本代表の歴史を1冊の本でカバーしているのだ。その中身の重厚さときたら……日本におけるフットボールの起源に始まって、初の国際試合からベルリン五輪の大金星、戦争とその後遺症、クラマー来日と東京五輪、メキシコの栄光、一転して暗黒時代となった70年代、プロ化への風が吹いた80年代と世界へ飛躍した90年代、そして現代へ。

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2009年04月12日

●平塚に、いい風が吹いていた (湘南ベルマーレ×東京ヴェルディ)


土曜日の午後は、平塚競技場でJ2第7節。湘南ベルマーレ 2-0 東京ヴェルディ。実績のある監督同士の対戦でもあり、また元東京の選手が多数出場する試合ということもあって、湘南新宿ラインでちょいと遠出してみた。前節鳥栖に敗れて開幕からの連勝が止まった湘南と、やはり前節仙台に完敗して勝ち越しに失敗したヴェルディ。連敗は避けたい両チームだったが、ゲームの大半を支配した湘南が外国人選手の2ゴールで勝利を収めた。
 
 
前に平塚に足を運んだのは確か反町監督時代の新潟との試合だから、5年ぶりくらいか。相変わらず古びた競技場であり、プロレス調の紹介で各選手にキャッチフレーズが付くのもレトロな感じ。「右サイドを切り裂く音速のアタッカー!うすいー、こうへーいー!!」みたいな(笑)。ジャーンだけはなぜか「ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン!」。反町監督は「元祖暴れん坊」だったが、その後に「夜も暴れん坊、リムジンー!!」とか付いてたら、きっと僕は笑い死んだことだろう。

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2009年01月14日

●3連休の最後は、マンU、味スタ、ICC

1月12日(祝)

夜中、JSPORTSでプレミアリーグの大一番。マンチェスターU 3-0 チェルシー。リーグと欧州CLに加えてCWCと2つのカップ戦、週2日ペースで超ハードスケジュールを戦い続けるユナイテッドが、2位チェルシーにホームで完勝。これで2試合消化が少ないユナイテッドと首位リバプールとの差が「5」、チェルシーとの差はわずか「1」。一気に詰まってきた印象である。

マンUは強かった。3得点ももちろん見事だったが、チェルシー攻撃陣につけいる隙を与えず完封した守備はさすがだった。CWC決勝でもそうだったように、今のこのチームの強さが豪華攻撃陣ではなく、11人のハードワークに支えられた堅いブロック守備にあることが証明された内容だと思う。対するチェルシーは、やっぱり何かが噛み合っていないのか、監督の采配は迷走気味だし、選手たちの表情がどこか冴えないのも気になる。大丈夫なのか?

試合前、観客席にはジョゼ・モウリーニョ氏の姿も。当然、CLで当たるユナイテッドの偵察なんだろうが、元監督としてチェルシーの動向もやはり気になるには違いない。そういや、「ハマれば凄いけど、やや個人能力頼みで不安定な攻撃」と「組織力に裏付けられた堅牢な守備」の組合せ、という点では、意外と今のユナイテッドとインテルのチームカラーってのは似ているのかもしれないな、と思う。完成度はユナイテッドの方が全然上だとは思うけど。

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2009年01月13日

●3連休の前半は、猿に電気に原美術館

1月10日(土)

暮れ正月は、もちつきだの天皇杯だの大掃除だの天皇杯だの新年会だのラグビーだのであまりゆっくりできなかったので、この3連休はけっこう楽しみにしていたのである。要領が悪いし根が怠け者だからなのか、どこかで時間に余裕がないと駄目になっちゃうのねん。

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ということで、土曜日はほとんど外にも出かけず、部屋の掃除と、あとはゴロゴロしながらDVDを観たりして過ごした。コーネリアスの『from Nakameguro to Everywhere tour '02-'04』と電気グルーヴの『Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06』

コーネリアスにしろ電気にしろ、デビューから約20年、ずっと聞いている僕としてもそれだけのお付き合いになる。もう40歳に差しかかろうというのに、3人ともマンネリに陥ることなくパワフルな活動を続けているのは凄い。というか、ファンとしてはとても嬉しい。冗談抜きで、暮れにリキッドルームで電気のライヴを観てから、毎日の生活が少し楽しいような。電気で元気(笑)。国際フォーラムのコーネリアスは、京都戦と重なってて行けなかったんだよな……。

どちらも、今年の春にはまたライヴDVDを出すそうだ。すげえ楽しみ。

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2009年01月08日

●オフシーズンは、本でサッカーれ!

ふと、最近は観戦記ばかり更新していて、本や映画についての記事をほとんど書いていないことに気づいた。ということで、昨年の秋から暮れにかけてに読んだサッカー本のうちお薦めのものを3冊ほど紹介してみようか。……結局サッカーかよ(笑)。つーか、一昨年暮れの記事ではその年に気に入った本や映画について3つずつ挙げてるんだけど、去年は「ベスト○」を選べるほど(サッカー以外のジャンルの)数をこなしてないんだよな……うーむ、今年は頑張ろう。
 
 
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まずは、いとうやまね著『サッカー誰かに話したいちょっといい話』(東邦出版)。足かけ4年、60カ国70人ものサッカーファンへの取材をもとにした連続読物。イタリアの教会の庭で、トルコの道路で、チュニジアの広場で、コソボのアパート裏で。様々な場所における「サッカーの日常」が描かれている。少年は近所の八百屋をヒーローと仰ぎ、若者は飛行機事故で散った我がチームの悲劇に涙し、人口肛門を付けた老人は80歳を超えて今日もボールを蹴り続ける。

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2009年01月01日

●「ガンバ王朝」の時代が来るのだろうか ('08-'09天皇杯決勝)

明けましておめでとうございます。村田陽二です。今年も観戦記を中心に、ダラダラと長いテキストを書き散らかして行こうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 
 

新年最初のサッカー観戦は、国立競技場で第88回天皇杯決勝。ガンバ大阪 1-0(延長1-0) 柏レイソル。現王者として是非ともACL出場権がほしいガンバと、石崎監督の花道を飾りたいレイソル。状況は違えどモチベーションたっぷりの2チームが「日本一」をかけて激突した。コンディションの優位を生かすべく早めに切り札を投入した柏が押し切れず、持ち前のパス能力で終盤戦を支配したガンバが延長戦のワンチャンスをものにして勝利。
 
 
立ち上がりラッシュをかけたのは柏。パス回しでリズムをつかもうとするガンバに対して前から激しくプレスをかけ、速い守→攻の切り替えで攻め込んでいく。6分、オーバーラップした村上がDFをぶちぬいてマイナスの折り返し、フリーのポポがシュートしたがGK藤ヶ谷が片手でビッグセーブ。ガンバは自陣からなかなか抜け出すことができず、特に柏の右サイドは太田・村上が安田を圧倒。11分、左CKからポポが直接狙い、藤ヶ谷が倒れ込んできわどくはじき出す。

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2008年12月15日

●「Jリーグはこれでいい」のにね ('08Jリーグ入替戦)

J1・J2入替戦 ジュビロ磐田 2-1(通算3-2) ベガルタ仙台 (SUPER SOCCER)
 
 
土曜夕方に行われた入替戦は、夜帰宅してからスカパー!の録画で観た。初戦1-1の引き分けで迎えた第2戦、磐田のホームゲーム。泣いても笑ってもこれで全てが決まる「運命の一戦」である。試合は、いかにも入替戦らしい白熱の好ゲームとなったが、ジュビロが期待のニューカマー松浦の個人技で2点を先取。ベガルタも終盤に梁の直接FKで1点を奪ってさらに猛攻を仕掛けるも、最後は守護神川口が立ちはだかった。磐田がからくも逃げ切りに成功。
 
 
誰もが思ったと思うが、流れを決めたのは前半半ばのナジソンのシュートミス。梁がサイドをえぐってクロスを入れ、中島がDFを引きつけてスルー、あとは押し込むだけの決定機だった。決まっていれば気持ちの上で断然仙台が優位に立ったはずで、あまりにショッキングなプレー。その後のナジソンは精彩を欠き、結局45分で交替。仙台は重要な攻め手を失った。見方を変えれば、懸命の寄せでナジソンの視界に入ったDF岡田のファインプレーでもあった。

絶体絶命のピンチをしのいだ磐田はこの日キレキレの松浦が大仕事をする。41分、ドリブルからDFのタックル際に左サイドへ展開、前田の折り返しを自ら胸で大きくトラップ(?)、そのままGK林の頭を越えてゴールイン。トリッキーなシュートにも驚かされたが、その前の展開パスの出し方が見事だった。さらに70分にはカウンターから切れ味鋭いフェイントでDF2人を翻弄、さらに林もぶち抜いて決定的な2点目をゲット。素晴らしい技術、素晴らしいスピード。

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2008年12月14日

●よく考えたら、中米×アフリカなんてそうは観られんよな (CWC2008準々決勝)


土曜日の午後は、国立競技場でFIFAクラブワールドカップ準々決勝。アル・アハリ 2-4(延長0-2) パチューカ。興味は惹かれどチケットの高額さに及び腰になってしまうこの大会、昨年と同様ありがたいことに某方面から招待していただき、カテゴリー2(バックスタンド)のど真ん中で観戦することができた。つーか、公式発表によれば観客は3万人強とのことだが、そのうちどのくらいがお金を払ってチケットを買ったのか、ちょっと知りたい(笑)。
 
 
ガチンコの国際大会らしく、序盤はシブいつば競り合い(って去年も書いたな)。パチューカは足下の技術に優れ、長短のパスをつなぎ続けてボールを運ぶ。対するアル・アハリは自陣に厚い守備網を敷き、ボールを奪うとロングボールを繰り出して逆襲を狙う。自然とパチューカがボールを支配することになるが、クロスはことごとくアル・アハリの屈強なDFにはね返され、またカウンターの場面でマークのつかまえ方がぎこちないことから、優勢の印象はなかった。

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2008年11月17日

●「彼がいてくれれば」と妄想し続けた数年間が終わった

名波浩選手 現役引退記者会見 (ジュビロ磐田公式)
 
 
先週の木曜に飛び込んできたニュース。「やっぱりな」と思うとともに、「これで一つの時代が終わった」という感慨がこみ上げてきて、なんとも言えない心境で週末を過ごすことになった。
 
 
彼がデビューしてからしばらく、日本がフランスW杯に初出場を遂げる頃まで、実のところ僕は彼のことをそれほど大した選手だとは思っていなかった。確かに足下は上手く、クレバーさを感じさせるプレーぶり。でも左足しか使えないことや中盤での競り合いに不安を残す線の細さ、そして「右足はつっかえ棒」と言い切ってしまうような癖のある物言いは、たとえば中田英の強靱さと比べても代表の中心選手としてはやや物足りないように感じられたのだ。

大きな転機は99年、セリエAヴェネツィアへ移籍したあたりだろうか。記者会見での「自分に足りないものを探しに行く」という台詞は最高に格好良く、開幕戦は当日汗だくになりながらスカパー!のアンテナを取り付けて観たものだった。そしてその試合、同点ゴールをアシストするなど見事な活躍。だが、その後は激しい当たりに潰されてしまう場面ばかりが目立ち、出場機会も少なく1年で退団、磐田復帰。残念ではあったが「やっぱりな」という思いもあった。

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2008年11月09日

●駄目だこりゃ、で笑ってられりゃいいんだけどね

週末に仕事場の旅行で箱根まで出かけて温泉だ宴会だトイ・ミュージアムだランチブッフェだと遊んでいたその裏で、我らがFC東京は08年ACLチャンピオン(予定)のガンバ大阪相手に3-1で勝利。「Jリーグアフターゲームショー」で観た限りでは、攻められながら塩田のビッグセーブでしのぎ続け、数少ないチャンスを生かして勝った模様。上位陣がまたも揃って足踏みしたこともあり、まことにめでたい限り……なんだけど、どうもはしゃぐ気になれない。
 
 
原因はこれ↓だ。

主力温存に犬飼会長激怒!大分、千葉から来年天皇杯出場権はく奪も (スポーツ報知)
 
腹立たしさを通り越して、哀しみさえ感じてしまうニュースである。
 
犬飼会長の発言の不当さについては、大分や千葉のファンサイト等各所で書かれているとおりで、今さら細かく述べるまでもないだろう。ここでは「バックスタンドからの眺め」で紹介されていた2つのブログ記事へのリンクを張っておくにとどめたい(backstandさんありがとう)。

持たざるもののターンオーバー (Forza Torinita)
 
犬飼会長、あなたは間違っています (いぬをおいかけて。)

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2008年11月02日

●ニータンは飛ぶ夢を見たか? ('08ナビスコカップ決勝)


土曜日の午後は、国立競技場でナビスコカップ決勝。大分トリニータ 2-0 清水エスパルス。ともに飛び抜けたスター選手はいないながら、練り上げられた組織サッカーで勝ち上がってきた好チーム同士の対戦。試合は決勝戦らしい緊迫感溢れるタイトな展開となったが、我慢比べに長ける大分が少ないチャンスをものにして2点を奪い、カメナチオを発動してそのまま逃げ切り勝ち。「亀は兎に勝つ」という説話は真実であることを証明する結果となった。
 
  
雲一つない青空の下でキックオフ。予想通り、両チームとも手堅いサッカーを展開する。大分はいつもの「タートル・フットボール」。3バック+2ハーフ+2サイドでぶ厚い守備網を形成し、ボールを奪うと追い風に乗って縦につないでいく低リスク攻撃。加えて鈴木慎出場停止で左SHに藤田が入ったため、守備重視の色は一層濃かった。一方の清水も守備的な選手の多い布陣でSBは上がらず、人数をかけない攻め。互いに攻めてははね返され、の繰り返し。

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2008年10月23日

●ひとつのサイクルが終わった、のかな (ACL準決勝 浦和×G大阪 テレビ観戦)

AFCチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ 浦和レッズ 1-3 ガンバ大阪 (J's GOAL)
 
 
ACL初の日本勢対決第2戦。最初はフットニックあたりに足を運ぼうかとも思ったのだが、まあウィーアーな人々に囲まれて観るのも精神衛生上ナンなので、おとなしく家に帰ってBS朝日でテレビ観戦することにした。ほぼ満員、真っ赤に染まるさいたまスタジアムで行われた試合は、最近の絶不調ぶりから苦戦が予想された浦和が前半に先制する展開となるも、後半ガンバがセットプレーを中心に3得点を畳みかけて見事な逆転勝利。
 
 
立ち上がり、まず目を引きつけられたのは両チームの慎重なプレーぶりである。おそるおそる壊れ物でも運ぶような感じでパスをつなぎ、前線へはロングボールを多用、さらに自陣ではセーフティーなクリアキック連発。彼らにとってのこの試合の重みというか、「失敗は許されない」という緊迫感をひしひしと感じた。さすがはビッグマッチ、という感じでもあったし、それを当たり前にやっている浦和とガンバの選手たちにちょっとジェラシー(笑)。

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2008年09月02日

●無条件幸福な試合 (なでしこオールスター2008)


日曜日の夕方は、国立西が丘サッカー場で「なでしこリーグオールスター2008」なでしこEAST 2-2 なでしこWEST。北京オリンピックにおける女子代表「なでしこジャパン」の健闘の余韻も冷めやらぬ夏休み最後の夜、今年も西が丘でお楽しみの球宴が開かれた。やはり五輪の影響か、昨年の3600人を大幅に上回る5500人余の観衆が詰めかけ、スタンドには満員の熱気が充満。選手たちもそれにこたえ、素晴らしい内容の一戦となった。
 
 
開始直後、EASTに先制ゴール。左サイドを上尾野辺とのコンビでSB中村が突破、クロスをFW北本が頭で叩き、バーに当たってゴールイン。WESTの守備陣が立ち上がりでもたついている所を上手く突いた得点だった。しかし、その後はWESTのペース。5分、ボックス前でこぼれ球を拾った宮間がドリブルで仕掛け、ミドルシュートがポストわずか左。14分にはプレチーニャがサイドから切れ込んで強烈なシュート、GK山郷が横っ跳びで弾き出す。

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2008年08月08日

●VIVAニータン、たとえ爬虫類でも(笑)

ナビスコ杯準決勝進出決定!! (☆おおいたトリニータ☆ 1・2・ニータンにっき)
 
 
やるなあ大分。マスコットもなんだか異彩を放っているぞ(笑)。

大分のマスコットが「ニータン」なる亀さんに決まったと聞いた時には思わず「うーむ」と唸ったものだが(だって爬虫類だぜ爬虫類!かぼすじゃないんか)、それが(イラストはともかく)実物を見てみると案外可愛く、思わずプチ萌えしてしまった自分にも唸らされたのだった。さらに、こんなきゃわゆいブログまであるとは。

つーか、「1・2・ニータンにっき」というタイトルからして凄いネーミングだと思う。広島のマスコットが「1・2・サンチェにっき」を書くならわかるんだけど(そういや昔巨人にサンチェって投手がいたな。ちなみに広島にはもう1匹「フレッチェ」もいるぞ)。イチ、ニ、と来てもう一回「二」が来て「引っかかってしまう」感じがセンスとして秀逸ではないかと。

(8/8追記:正しい読み方は「ワン・ツー・ニータンにっき」だそうです(笑)。失礼しました。)

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2008年07月31日

●何だったんだ、あの雨は(笑) (U23日本×U23アルゼンチン)


火曜日の夜は、国立霞ヶ丘競技場でキリンチャレンジカップ。U23日本代表 0-1 U23アルゼンチン代表。オシム爺が監督を辞めてからはや半年、ふがいないことに未だに代表応援モードに入りきれない僕だが、今回はリケルメが(チケットを買った段階ではメッシも!)来日するということもあり足を運んでみた。テストマッチとはいえ本番間近、なかなか熱のこもった攻防を楽しむことができたが、まさかの夕立(?)で最後はとんでもない状況に。


キックオフ後、まず目についたのはアルゼンチンの流れるようなパス回し。滑らかにポジションをずらす選手たちの間を、ボールが滑るように、それも手渡すような正確さで移動していく。特にリケルメのボールキープの懐の深さと視野の広さは絶品。左右への揺さぶりからグラウンダーのクロスにアグエロとラベッシが飛び込み、またリケルメの絶妙FKがきわどく外れるなど、危ない場面がいくつか。日本は自陣に押し込まれながら戦うことになった。

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2008年06月03日

●長沼健さんの訃報にふれて

長沼健氏が死去 元日本サッカー協会会長 (スポーツナビ)
 
 
昨日の夜、相変わらず「なんとなく」代表戦のスタジアムには足を運ぶ気にはならず、しかし幸い定時で仕事場を出られたので某所でテレビを眺めていたら、NHKニュースでいきなり長沼さんの写真が映し出されたので驚いた。突然の訃報。自分でも意外なほどのショックを受けた。


日本サッカー界の巨星、と言っていいだろう。現役時代は日本代表FWとしてW杯予選初ゴールを決めた他、中央大学・古河電工で天皇杯を制覇(古河は実業団として最初の優勝チーム)。最も有名な業績は指導者としてのもので、言うまでもなくメキシコ五輪での銅メダル獲得である。今とは出場資格等が異なるとはいえ、ソ連・東欧の「ステートアマ」(実質プロ)も参加していた大会で3位っつーのはもの凄い偉業だと思う。

代表監督退任後は日本サッカー協会の中心人物(94年からは会長)として、JSL創設やキリン等の大型スポンサー誘致、ナショナル・トレセン制度の導入やJリーグ創設、そし2002年韓W杯開催等に活躍。こうしてみると、全てが長沼さん1人の功績ではないにせよ、今僕たちサッカーファンが享受しているサッカー環境の多くが長沼さんと彼の仲間たちによって作り上げられたというのは、決して消えない事実なんだろうと思う。

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2008年05月23日

●PK戦ってのは不思議なものだね (07-08欧州CL決勝)

昨日の早朝は早起きしてe2byスカパー!で欧州チャンピオンズリーグ決勝。マンチェスターU 1-1(ex0-0 PK6-5) チェルシー。今シーズンのプレミアシップでもしのぎを削ったイングランド2強が、欧州の頂点を決める舞台で再び対決。試合は前半と後半がそれぞれのチームの時間帯となる展開から90分では勝負がつかず、延長、そしてPK戦へ。最後は、いかにも大舞台らしく「悲劇のヒーロー」が生まれる幕切れとなったのであった。


延長戦も終わりに近づいた頃、両チームが最後の交代枠を使って「PK戦要員」を準備しているのを眺めながら、なんとなく「腹の底では双方とも「失敗した」と思っているんだろうな……」などと考えていた。

前半を支配していたマンチェスターUにしてみれば、早々にケリをつけるべき試合だった。広く速いパスワークで揺さぶって主導権をとり、ロナウドのヘッドで先制、さらに2つの決定機が。キャリックのシュートがチェフを抜いていれば、あるいはテベスがルーニーの絶妙クロスに追いついていれば……しかしいずれも決められず、逆に終了間際の「いい時間帯」に一瞬の隙を突かれて同点弾を許す。「しまった」というのが本音だったろう。

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2008年03月21日

●みんな、頑張ってるなあ

昨日の昼間は、緊縮財政政策及び諸事情により清水には行かず、雨の中家に引きこもってe2byスカパー!でJ2観戦。今年は例年以上にあちこちのチームに「元FC東京」の選手がいるため、試合内容やカードのの良し悪しに関わらず興味を引かれるのであった。


まずはベガルタ仙台 1-0 アビスパ福岡。待ちに待ったユアスタ初戦ということで、スタンドはまっ黄っ黄、仙台サポーターは数、応援の躍動感、チャントの声量、といずれも圧倒的だった。個人的には「清水」「川崎」「仙台」の3チームが「頭の中から応援歌が離れなくなる」3強だったりするのだが、それはともかく、試合の方は大応援団の後押しを受けたベガルタが序盤に得た1得点を守りきってホーム初戦を勝利で飾る。ただし、内容的には「まだまだ」の印象。

仙台はパスサッカー志向のようで、DFラインからでも丁寧につなごうとする意思が見てとれた。ただ、現状では若い2トップがボールを収めることができず、全体的に連動性も不足しているためになかなか前へボールが進まない。中盤の構成力は梁勇基1人に頼り切り。どうも、やりたいサッカーに現有戦力の質や組み合わせが追いついていない印象である。得点はPKで得た1点のみ。これで外国人抜きでは、しばらくは苦戦が続くのではあるまいか。

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2008年03月03日

●猫とワセダとイエモッツ (山口旅行記その2)


土曜日。午前中は一番上の子の高校の卒業式やら何やらがあって家の大人は出払ってしまい、残りの子供たちと留守番。ポチにあれこれちょっかいを出してパンチ(&引っかき攻撃)をくらったり。世の中には「犬派」と「猫派」がいるようで、僕はどちらかといえば前者なんだけど、猫という存在もかなり好きではある。特にポチは愛想がそこそこ良く、べっぴんさんだからなおさらだ。あとは、一緒に散歩ができればいいんだけどな……。

ちなみにこのポチ、可愛さとともに山奥育ちのワイルドな面も備えており、しばしば小動物を獲ってくるとか。特に小鳥関係の被害は著しく、この地方では今度の春はウグイスが鳴かないのではないかと心配されているそうな(笑)。そういや、昔、飼っている犬(「ゴン」という名前だった)がよくタヌキを獲ってきた、という話を聞いたことがある。あと、ゴンの後に番犬を勤めていた「チビチビ」君が、侵入してきたイノシシと格闘して撃退したことがあった。

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2008年02月05日

●「展開、接近、連続」と「接近、展開、連続」

先々週のチリ戦、そしてボスニア・ヘルツェゴビナ戦と、岡ちゃんが監督に復帰しオシム爺さんも皆の前に姿を現して、とうとう08年の日本代表キャンペーンが始まった。まあ、当然のことながら船出直後だけに不明瞭な部分も大きいのだが、やたら取り上げられているのは「接近、展開、連続」という言葉である。スポーツ新聞の報道によれば、岡田監督が同じ早稲田出身の故・大西鐵之祐さんのラグビー理論から引用したものだという。

前にも書いたとおり、ラグビーファンとしては大西さんの名前やその理論の一端が紹介されることは素直に嬉しい。ただ、同時に、それをそのままの形でサッカーに当てはめることについては、正直首を傾げる部分がないではない。それは、まず第一にサッカーとラグビーの競技特性の違いに発するものであり、続いて「日本人の優位性」をどう認識するかの問題でもある。
 
 
まず、大西鐵之祐さんの「展開、接近、連続」について。

これは、他の球技に比べて激しい肉体的接触が頻発するラグビーにおいて、小柄で俊敏な日本人がどう戦っていくか、という問題意識に由来する戦法だ。時代を問わず、密集プレイや一対一のぶつかり合いにおいて体格や体重に恵まれない日本チームは、程度の差はあれ欧州や南半球の強豪に対して「力負け」するのが通例である。その状況を打破すべく、大西さん(及び背景としてのワセダの伝統)が編み出したのがこの方法論。

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2008年01月23日

●『蹴りたい言葉』

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昨年のうちに読んだ本だけど、忘れないうちに紹介しておこう。いとうやまね著『蹴りたい言葉 サッカーがしたくなる101人の名言』(コスミック出版)。プラティニ、マラドーナ、モウリーニョ、クライフ、カントナ……。サッカー界における様々な著名人の名言(迷言?)を、サッカーライター・ユニット「いとうやまね」さんが独自のセレクションで紹介した一冊。紹介された人物=言葉の数は実に101!!わんちゃんか(笑)。


この本の良いところは、まずその簡単かつ明解な構成だろうか。見開きページの右側に「人物」「その人物の名言」「発言が行われた時と場所」が大きく印刷され、左側に発言の意味や背景にある事象の解説、そして人物の詳細なプロフィールが掲載されている。見やすい作りである。また、著名人1人につき1発言のみに絞ったのも、より多くの人々の発言をわかりやすく紹介する上では好都合ではなかろうか。

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2008年01月09日

●そこでその名前を出すとは……さすが岡ちゃん

岡田ジャパン×大西ラグビー=世界一…「接近・展開・継続」を指針 (スポーツ報知)
 
 
「接近、展開、継続」じゃなくて「展開、接近、連続」だろう、というツッコミはさておき(スポナビの記事の書き方は微妙に違ってるな)、こういうところで「大西鐵之祐」の名前が出てくるのは、ラグビーファンとしてはちょっと(いやかなり)嬉しい。妥当性はともかくとして、だが(笑)。あの頃の日本ラグビーと現在の日本サッカーとで、果たしてどれだけ共通点があるか……。

確かに、「早稲田」「日本代表」というキーワードで考えれば、岡田さんが大西さんを引っ張りだしても不思議ではない。そういや、加茂さんが解任されて岡田さんが後を継いだ時、Number誌上で金子達仁さんがジーコの起用を主張し、それに対して藤島大さんが早稲田の定食屋の親父の発言(「岡ちゃんならやるよ」)を引用して反論してたな。ちょっと思い出した。

まあ、大西先生の名前を出したからには、岡ちゃんには是が非でも成功してもらわんと。「日本選手の現状」に合うかどうかは別にして、目指すスタイルとして魅力的なのは間違いないから。

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2008年01月02日

●「あの」鹿島が帰ってきやがった (`07-'08天皇杯決勝)


明けまして。本年もよろしくお願いします。

2008年元日の午後は、国立競技場で天皇杯決勝。サンフレッチェ広島 0-2 鹿島アントラーズ。正月恒例のシーズン最終戦は、終盤の大逆転劇で1部リーグ優勝を成し遂げたチームと入れ替え戦に惜敗して2部降格が決定したチーム、という非常に興味深い顔合わせとなった。試合は決勝戦らしい少数得点を巡る攻防となったが、リーグ王者・鹿島が安定した実力と試合巧者ぶりを発揮、見事優勝を飾った。


立ち上がりから広島は両サイドが大きく開いた陣形をとり、ワイドな展開で攻めたてようとする。しかし鹿島はタイトなマークで縦のボールを入れさせず、ボールはなかなか前へ進まない。一方の鹿島はFW・MFが互いに入れ替わりながらパスをつないで隙をうかがう構え。と、8分、右サイドをするすると上がってきたSB内田がマルキーニョスとのワンツーでボックスへ突入、思い切りのいいシュートが逆サイドネットに突き刺さってゴールイン。

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2007年12月19日

●目指せユヴェントス!……と叫ぶ人間が1人くらいいてもいいじゃないか

月曜日、スカパーの録画放送でセリエA第16節。ラツィオ 2-3 ユヴェントス。序盤の不振から復調の兆しを見せつつあるラツィオが、再昇格1年目のユーヴェをスタディオ・オリンピコに迎えた一戦。今季3位につけながらもアウェイでは今一つ成績が伸びないユーヴェだが、この試合は頼りになるエースの活躍で見事勝点3を獲得、首位インテルとの差8をキープした。


試合を通して優位に立っていたのは、ホームのラツィオの方だった。守っては精力的なチェイスでパス回しを寸断し、攻めてはソツのない組み立てでゴールを脅かす。ユヴェントスは2トップまでほとんどボールをつなげず、頼みのネドベドも厳しいマークに遭って前半で負傷退場。29分にCKからほとんどまぐれに近い幸運なゴールで先制したものの、36分、パンデフに躍動感溢れるヘッダーを叩き込まれる。苦しい展開である。

そんなユーヴェを救ったのは10番デル・ピエーロ。48分、70分とゴールを決め、一気に勝利をたぐり寄せてしまった。いずれも相手が前がかりになったところを絶妙のタイミングでスペースに走り、吸い付くようなトラップから一気にボックスへ突入して左足で決めたもの。1点目はグラウンダーで、2点目は(GKの読みの逆をついて)ゴール上部へ。なんというか、派手さはないが、高度な技術が無駄なく得点へ収斂したようなプレーだった。

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2007年12月18日

●日曜日、濃密な4試合

日曜日は、午前中からでかけてサクッと用事をすまし、あとはひたすら家でラグビー観戦・サッカー観戦に没頭。味スタ詣でにいそしむ(今年はあまりいそしまなかったが)シーズン中とは違った形ながら、シーズンオフ(いや、まだオフじゃないか(笑))もまた忙しいのである。たまにはテレビ観戦のレビューなど。
 
 
神戸製鋼 14-31 サントリー (ラグビートップリーグ@JSPORTS)

リーグ戦も折り返しの第7節、首位への挑戦権をかけた2位と4位の対戦。序盤から神鋼が徹底したパント攻撃を繰り出し、サントリーがもたついて前半半ばまではスコアレスの展開。慣れない屋根付きスタジアムに加えて神鋼の厳しいプレスも効いたのか、サントリーはSO野村やFB有賀にミスが目立つ。まあ、ここら辺はやるな平尾、という感じ。

しかし、それでもサントリーは「強くて速い」CTBを核にパスをつないでリズムを整え、20分以降は着実にトライを重ねていく。圧巻だったのは後半早々、ニコラスから近場を弾丸のようなスピードで追い越す平へのオフロードパスが決まって、独走トライ。これは鮮やかだった。神鋼もNO8伊藤の力強いラン等で反撃するも、劣勢は否めず。17点差でサントリーの勝利。

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2007年12月14日

●クラブワールドカップ2007準決勝@霞ヶ丘


水曜日の夜は、国立競技場でFIFAクラブワールドカップ2007準決勝第1試合。ボカ・ジュニアーズ 1-0 エトワール・サヘル。興味を引かれながらもチケット代の高さゆえに及び腰になっていたこの大会、ありがたいことに某方面から招待券のお誘いがあり、カテゴリー2(バックスタンド上段)の最前列というとても良い席で観戦することができた。タダほど高いものはない、のかどうかはよく知らないけれど(笑)。


試合は、大いなる名誉と高額賞金のかかったFIFA公式戦らしく、「つばぜり合い」が延々と続くシブい展開に。ボカは個人の技術やパス回しでは明らかに上回りつつも、あくまでバランスを崩さず慎重な立ち上がり。一方のサヘルも自陣で守備ブロックを固め、逆襲で好機をうかがう構え。双方とも後方からの追い越しはほとんど見られず、ハーフウェーを挟んでひたすら少数の攻撃陣と多数の守備陣の攻防が繰り返された。

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2007年12月02日

●これだからJリーグは面白い ('07J1リーグ最終節)


昨日の午後は、NHK総合・NHK-BS・スカパーの数チャンネルを駆使し、横浜FC×浦和戦鹿島×清水戦を中心にJ1最終節をザッピング観戦。その結果は……いや、小瀬はともかく、秩父宮にも出かけずに家にとどまった甲斐があったというものである。なんと浦和が最下位横浜に敗れ、快勝した鹿島が逆転優勝!最高に劇的な展開を目撃することができた。ホント、これだからJリーグは面白いんだよな。


日産スタジアム。序盤から浦和の動きは固かった。蓄積された疲労に「勝たなければならない」という緊張も加わったのか、守備は受け身で寄せに鋭さがなく、攻撃も個人能力頼みで連動性を欠いていた。対する横浜は事ここに至ってようやく吹っ切れたのか、ノビノビと、しかし丁寧なサッカーを披露。17分、左サイドを駆け上がるカズから素晴らしいコースのクロスが入り、DFに競り勝った根占が蹴りこんで横浜先制。

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2007年11月25日

●由紀彦はかの地でも「俺たちの由紀彦」だった (柏レイソル×ヴァンフォーレ甲府)


土曜日の午後は、カミさんのお供ということで、日立柏サッカー場にてJ1第33節。柏レイソル 2-1 ヴァンフォーレ甲府コスモクリーナーで地球が救われて以来6試合勝ち星なしのレイソルと、この試合で敗れればJ2への降格が決定してしまうヴァンフォーレ。まさにどちらにとっても負けられない一戦だったが、怪我人続出で苦しんできた柏が怪我明け選手の2ゴールで勝利。見事ホーム最終戦を飾った。


今節、東京×大宮戦でなくこちらをチョイスした理由は、なんといっても「俺たちの由紀彦」(下記[注]参照)である。前日にまさかの契約非継続発表。いや、「まさかの」なんて書いたけど、実は何となく予感がしていたのだ。チケットを押さえておいて本当に良かった。つーか、前日って(ちなみにアルセウは当日)……お別れの事を考えたら、もっと早く発表してあげればいいのに、と思ったのだけれど。まあどうせチケット完売だったから同じか。

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2007年11月05日

●ガンバ、「懐深さ」の勝利 ('07ナビスコカップ決勝)


土曜日の午後は、国立競技場でナビスコカップ決勝を観戦。川崎フロンターレ 0-1 ガンバ大阪。ともに過去決勝に進出しながら敗れており、この大会での優勝経験のない強豪同士の対戦。途中までは一進一退の攻防が続く展開となったが、戦術変更から後半早々に先制点を得たガンバがリードを巧みに使って逃げ切り勝ち。見事初優勝を決めた。結局、現段階で「上手い」方のチームが勝利した印象のゲーム。


試合前、僕は川崎有利と読んでいた。鋭い逆襲速攻を持ち味とする川崎はポゼッション志向の強いガンバに対して「噛み合わせ」がいいだろう、と(8月の対戦でも4-1と川崎が圧勝している)。実際、前半は川崎の方が少し優勢だったと思う。ジュニーニョ・森の個人技はあわやの場面を何度か作り出していたし、自慢の3バックは(おそらく太陽の向きも考慮した)ガンバの「らしからぬ」ロングボールを確実にはね返していた。

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2007年10月18日

●求ム、反発力 (北京五輪最終予選 カタール×日本)

夜中、NHK-BSでサッカー北京五輪予選。U22カタール 2-1 U22日本。日本サッカーにとって忘れられない地「ドーハ」で行われた大事な大事な第4戦。日本にとっては、勝てば予選突破へ大きく前進、引き分けでもかなりの優位をキープできる試合だったのだが……後半途中までリードを奪いながら追いつかれ、ロスタイムにもPKを許しての逆転負け。正直、ショッキングな結果であった。


手にしかけていた北京行きの切符が、すんでのところですり落ちていった気分だ。

酷暑のアウェイという条件に加え、「引き分けなら可」の状況。中盤から後方を固める布陣・戦いぶりは妥当だったと思う。結果からの逆算もして「消極的」「腰が引けた」などと批判するのは簡単だが、攻撃的姿勢を以て直ちに是とする帝国陸軍的メンタリティにはあまり同意したくない。このチームが、メンツの派手さとは裏腹に、あくまでしぶとく地味に勝ち点を積み重ねてきたことを考えればなおさらである。

実際、日本のゲームプランはうまく行きかけていた。やや押し込まれる場面もありながら日本の守備陣はカタールの攻撃をよくはね返し、中盤もサイドを使いながら相手のチェイスをよくかいくぐった。前半終了間際にはセットプレーから先制。後半も、前がかりになるカタールの背後を突いて何度もチャンスを作った。カタールの同点ゴールに比べれば、日本の追加点の方がずっと近いように思えたのだ。が、まさかの失速。

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2007年10月10日

●キング・カズよどこへ行く (横浜FC×川崎フロンターレ)


日曜日の午後は、霞ヶ丘で横浜FC×川崎フロンターレ戦を観戦。お目当てはもちろん、伝説のゴールゲッターであり、日本代表のレジェンドであり、Jリーグの至宝であり、漢の中の漢であり、俺たちサッカーファンの兄貴であり、そして名実ともに日本サッカーの王様であるキング・カズの勇姿を観るためだ(と言いつつ、川崎側の席に座っていたのはナイショだ(笑))。


試合は大方の予想通り、立ち上がりから川崎ペースで進む。ただ、やはりACLの疲れのせいだろうか?全体的にどことなく元気がない。いわゆる「無難な」パス回しが多く、仕掛けるのはジュニーニョばかり。憲剛お得意の持ち出しからのキラーパスもなく、森の突破もほとんどが失敗。甲府戦と同様、ボールは支配しても得点の香りがしない状態が続く。

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2007年09月29日

●負けるな、川崎フロンターレ

もう旬は過ぎつつある話題かもしれないが。

川淵会長、川崎に苦言 主力温存して大敗で (スポーツナビ=共同通信)

川崎Fチャーター機使用も敗退にJ聴取へ (ニッカンスポーツ)

川崎F関塚監督が「犬飼発言」に反論 (ニッカンスポーツ)
 
 
僕は、この件に関しては全面的にフロンターレを支持したい。
 

川淵・犬飼両発言の不適切さ、川崎側の主張の正しさは言うまでもない。協会・J首脳の無神経ぶり(発言内容も、それが公然となされたことも)と「サポーター」という存在に対する無理解、10日強で日本とイランを往復しながら4試合をこなす川崎の超過酷な日程(チャーター機は不十分な代償措置に過ぎない)、そしてそもそも、問題とされるメンバー編成がJリーグの規定に適うものであったこと。

レイソル戦を実際に現地で観た僕としては、川崎の思いきったメンバー編成とその彼らの熱い戦いぶり(内容はスコアほどひどくはなかった)、そして状況をよく理解したサポーターのバックアップに感心させられたところだった。また、セパハン戦において、蓄積疲労から川崎の選手が辛い戦いを強いられていたのは明らかであった。きっと、セパハン戦のメンバーで固定したら2試合とも惨敗だったろう。

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2007年09月27日

●「こ…これが……戦い……」 ('07ACL準々決勝2ndレグ)


昨晩は、等々力競技場でACL準々決勝2ndレグ。川崎フロンターレ 0-0(延長0-0、PK4-5) セパハン。1stレグのスコアレスドローによって、どちらにとっても「勝てばいい」というわかりやすいシチュエーション。ホームの川崎が終始優位に試合を進めるも1点が奪えず、セパハンの「思うつぼ」な膠着状態に。結局、PK戦を制したセパハンがベスト4進出を決めた。


立ち上がりからフロンターレがボールを支配。憲剛・谷口の中盤が着実にボールを動かし、ジュニーニョ・鄭大世・森が仕掛けていく。しかし、セパハンの守りもなかなか堅い。攻撃参加は多い時でも3~4人、守りに入れば前線に1人残して10人で自陣を固め、憲剛には密着マークを付ける。それでも川崎はサイドからの崩しやジュニーニョの個人技でシュートまで持ち込むがゴールならず。「負けはないよな」という雰囲気でハーフタイムへ。

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2007年09月25日

●かくて「地球は救われた」 (柏レイソル×川崎フロンターレ)


日曜日の夜は、日立柏サッカー場でJ1第26節その2。柏レイソル 4-0 川崎フロンターレ。後半戦も絶好調、目標のシーズン勝点「45」まで早くもあと「2」に迫った柏が、ACLの強行日程に苦しむ川崎を迎え撃った一戦。前半こそ拮抗した展開になったものの、後半はホーム観衆の熱い声援を受けたレイソルがフロンターレを圧倒、終わってみれば4得点の快勝に。ともあれ、その志の高さに共感を覚えずにはいられない両チームであった。


水曜日にACL準々決を控えた川崎は、なんとジュニーニョ・中村憲・森・マギヌン・寺田・箕輪を休ませて「2軍編成」で試合に臨んだ。一方の柏は現在のベストメンバー。となると当然柏が優位と思いきや、前半は川崎が健闘を見せる。我那覇のポストプレー、黒津や大橋の飛び出し、谷口と伊藤らDF陣の厳しい当たり。ピッチ各所で激しい肉弾戦が繰り広げられ、ほぼ互角の形勢のまま前半終了。これはおそらく川崎のゲームプラン通りだったろう。

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2007年09月20日

●「別れた方がお互いのため」ってやつか

モウリーニョ監督が退団 チェルシーが発表 (スポーツナビ=共同通信社)
 
 
やっぱりそうなったか。

突然、普通なら考えられないタイミングで飛び込んできたビッグニュース。いくら公式戦3試合勝ちなしとはいえ、まだシーズン序盤、首位と勝点2差の5位に付けているのに……。もっとも、昨年あたりからモウリーニョ監督とオーナー&フロントの間でゴタゴタが絶えないと言われていただけに、いざこうなってみると「まさか」というより「やっぱり」という感が強い。それに、この退任劇は双方にとって悪い話ではないような気もするのだ。


モウリーニョ監督が就任した04~05年からの2シーズンは、成績・内容ともに素晴らしかった。鉄壁の守備、速攻を軸にした強力な攻撃、そしてテリーにJ・コールら逸材の才能開花。特にウイングのダフとロッペンは凄まじい破壊力で、サイド攻撃大好き人間としては大いに興奮させられたものだ。監督の采配もとにかく当たりまくり。CLこそ準決勝止まりだったものの、リーグも連覇し国内カップも獲得。まさに文句なし、というやつだ。

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2007年09月13日

●「弟」もやったぜ!! (北京五輪最終予選 日本×カタール)


昨晩は、国立競技場で北京五輪最終予選。U22日本 1-0 U22カタール。前節サウジでのアウェイゲームを引き分けで乗り切った(?)若き日本代表。今度は初戦でそのサウジ相手に勝利を挙げているカタールをホームに迎えた。今後の日程を考えれば是非とも勝点3が欲しい「勝負の日」だったが……苦戦しつつも、望み通り勝利することに成功。サッカーの内容はともかく、彼らが戦える集団であることを確認できた試合だった。


前半開始直後、いきなり水野のミドルシュートがポストわずか左を抜ける。続いて6分、右サイドのFKを水野が高い弾道でゴール前へ。中途半端に飛び出したGKの目前で梶山がDFに競り勝ち、ボールはGKの脇を抜けてゴールイン。梶山らしい、身体の強靱さをいかんなく発揮したプレーだった。まだ両チームともに落ち着かない時間帯、日本にしてみれば望外の先制点だったことだろう。

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2007年09月12日

●「奇跡は起きます!起こしてみせます!!」

なでしこ執念ドロー宮間決めた/女子W杯 (日刊スポーツ)

日本、強豪スイスに4-3で勝利! ロスタイムに矢野が決勝ゴール (スポーツナビ)
 
 
昨晩は、サッカーの男女日本代表がともに海外で国際Aマッチを戦って、そのいずれもが後半ロスタイムに劇的なゴールを決めるという、日本のサッカーファンにとって非常に印象的な一夜となった。いずれもテレビ中継にて観戦。


まずは女子W杯イングランド戦。

パワフルな個人能力に対して日本は組織力と粘りの防御で対抗し、前半は互角の攻防。後半になり、イングランドの勢いが優り始めたところで宮間のFKが決まって日本先制。その後もイングランドの猛攻をDFがすんでのところで防ぎ続けた。しかし75分、DFの要・磯崎が負傷。耐え切れなくなった日本はエースFWスミスに連続ゴールを許し、一気に逆転されてしまう。残り時間の少なさ、相手の勢い、日本選手の消耗度。最悪の流れだった。

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2007年09月10日

●「勝負はまだ先」か (サッカー北京五輪予選 サウジアラビア×日本)

U-22日本、敵地でサウジと分ける 勝ち点1を確保 (スポーツナビ)
 
 
土曜日の深夜、ラグビーW杯でのジャパン大敗の後、非常にブルーな気分でテレビ観戦(もちろんNHK-BSだ!)した一戦。なので、「正念場の一戦」にも関わらず、あまり集中して観られないのが申し訳ないな……などと沈んだ頭で思っていたら、試合の方も非常にダウナーな内容と結果になったのであった。これぞシンクロニシティってか(笑)。

前半はホームのサウジペース。初戦カタールに引き分けているサウジにしてみれば当然ここは勝ちたいところで、けっこうパスをつなぎながら前がかりに押し込んできた。それに対して日本は守りを固め、水野・家長の突破力を生かして逆襲を狙う姿勢。見慣れた「中盤パスサッカー日本×カウンターサウジ」とは逆の構図になっているのが興味深かった。

サウジのFWはいつも通りスピードと仕掛けのダイナミズムに優れ、組織力がやや足りない。日本DFは一対一で劣勢ながらカバーし合って食い下がり、GK山本も好セーブを披露。際どいミドルシュート数本に冷や汗をかいたものの無失点でしのいだ。28分、家長が右サイドをドリブル突破してクロス、フリーの水野がヘッダーを撃つもGKワリードが片手一本で止める。

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2007年09月08日

●All You Need is …… (オーストリー×日本)

昨晩は飲んで帰ったにも関わらず、目覚ましかけて午前3時に根性で起き、TBSでサッカー日本代表のテストマッチ。オーストリー 0-0 日本。オシム監督就任後の初の欧州遠征は、欧州中堅国(オーストリー)及び上位国(スイス)との2連戦。初戦はアウェイ大観衆を前にして内容的に悪くない戦いを見せたものの、またしても得点力不足に泣き引き分け(大会規定によりPK戦で「負け」)。「足りないモノは明らかなのに届かない」日々が続く。


前半途中までは、前目からボールを奪いに行くオーストリーの守備の積極性が目立った。もちろん欧州のチームだけにガタイもいい(特にDF)が、それよりも運動量の豊富さと出足の速さが脅威に思えた。日本はなかなかボールを前に進められず、バックパスを多用する時間帯も。しかし、これは押されているというよりも、相手の様子を見ながら「試合を組み立てていく」段階だったようだ。しばらくすると、日本の中盤でパスがつながりだした。

この試合は稲本と鈴木啓のダブルボランチ。啓太のつなぎはいつも通り危なっかしいが、稲本は良かった。左右に速いフィードを送って攻撃全体にダイナミズムをもたらし、激しいスライディングでボールを奪っては守攻切り替えの起点となる。そしてSBが敵陣深くまで押し上げ、俊輔・遠藤と絡んでDFの穴を探すのが一つのパターン。22分にはボックス外のFKを遠藤が壁の脇を通して狙い、GKが弾いたボールを田中達也がシュートするもバーを直撃。

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2007年08月23日

●最低限の結果 (サッカー北京五輪予選 日本×ベトナム)


昨日の夜、国立競技場のコンコースで「10番」山瀬の芸術的なミドルシュートを見届けてから、サッカー北京五輪最終予選。U22日本 1-0 U22ベトナム。調整の遅れや監督解任の噂(どうせ協会の「お偉いさん」のリークだろうが)が囁かれるなど、様々な不安要素を抱えたままついに最終予選を迎えたU22日本代表。大事な初戦は、終始試合を優位に進めながらも最後の詰めを欠き、セットプレーによる1点どまりの辛勝。不安が増すような内容だった。


序盤から、試合のほとんどはベトナム陣で進んだ。ベトナムはおそらく勝点1狙いだったのだろう、FW1人を前線に残して後はあまり前に出てこず、自陣で守りを固める態勢。ボールを奪ってもレ・コン・ビンを軸に散発的なカウンターを見せるのみ。これに対して日本はパスを回しながら主にサイドからの突破を狙う。平山は積極的にシュートを狙い、水野のドリブルはキレ、スタメンに「抜擢」された柏木の精力的な走り込みも目立った。

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2007年08月21日

●「なでしこオールスター2007」


日曜日の夕方は、西が丘サッカー場で「なでしこリーグ オールスター2007」を観戦。
 
 
さすがオールスターだけあって両チームとも豪華なメンツ。「なでしこEAST」は荒川、澤、大野、永里らベレーザ勢と柳田、安藤、山郷ら浦和勢(しかし何とかならんか、「レッドダイヤモンズレディース」って名前は)の連合軍、という感じ。対する「なでしこWEST」は大谷、磯崎、山本らペルーレ勢を中心として中盤に宮間・宮本の代表組が加わった構成。にわかファンの僕とはいえ、顔も名前も知っている選手ばかりである。

試合内容もエキサイティングだった。Jのオールスターのような「花相撲」というよりも、公式戦に近い真剣さでガシガシやり合う雰囲気。代表組が多く連携に支障が少ないのもあるのだろう、ユルさはほとんど感じられなかった。澤の堂々たるドリブル、安藤の技巧、柳田の活発さ、磯崎のラインコントロール、宮本の的確なさばき、そして宮間の「司令塔」ぶり。うーん、堪能。個人的には、山本絵美の元気な姿が見られたのも嬉しかった。

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2007年08月12日

●気がつけばタイ (女子サッカー日本×タイ)


午後、くそ暑い中恵比寿に出かける用事があり、「よし、昼飯はイニッシュモアのチキンカレーだ!夏はカレー!!」と意気込んでいたのだが、イニッシュモア休みだった……。仕方がないので、ガーデンプレイスにあるタイ料理屋「ジャイタイパレス」でカパオ・ガイ・ラッカオの定食。いや、1350円もしただけあって、なかなか美味かった。ランチビールのエビス樽生もグー。

「あ、そういや、今晩タイのサッカー観るんだっけ」と思い出したのは、食べ終わってから(笑)。
 
 

というわけで(?)、夜は国立競技場で女子サッカー北京五輪予選最終戦日本×タイ。既に五輪出場権を手にしているなでしこジャパンにとって、これは強化試合という位置づけになるのかな?日本は荒川・磯崎ら一部の主力を外して若手や普段控えになっている選手が先発。一方タイについては、よく知らない、というのが正直なところであった。男子はけっこう侮れないけどなあ、女子は……という感じ。

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2007年08月06日

●イケメン日本代表を選べ

先日、U22の日本×北朝鮮戦や浦和×広島戦を観ていて思い出したこと。

以前、U20W杯やアジアカップ、ナビスコ杯などを見ていたカミさんが「サッカー選手のイケメンは割合としては少ないが、しかしJだけでも1チーム作れるくらいのチョイスはできる」みたいなことを言い出したので、「では作ってみるか」と応じて盛り上がってみた。名付けて「イケメン日本代表」。くだらねー(笑)。でも、我が家の会話はいつもそんなのばかり。


ということで、以下は村田(妻)が選出した「イケメン日本代表」である。


GK  川口能活  (ジュビロ磐田)
DF  加地亮  (ガンバ大阪)
DF  中澤聡太  (ガンバ大阪)
DF  増嶋竜也  (ヴァンフォーレ甲府)
DF  梅崎司  (大分トリニータ)
MF  福西崇史  (FC東京)
MF  田中隼磨  (横浜Fマリノス)
MF  吉田孝行  (横浜Fマリノス)
MF  馬場憂太  (FC東京)
FW  田中達也  (浦和レッズ)
FW  カレン・ロバート  (ジュビロ磐田)

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2007年08月02日

●ここは日本だ、ブラジルではない

オシム監督更迭せず…川淵会長責任逃れ (セルジオ越後)
  
 
読んで激しく違和感を感じたコラム。「常識」ねえ……。
 
 
なるほど、今回のアジアカップ、日本が優勝する可能性自体はあったろうし、サウジ戦や韓国戦の敗戦は歯噛みするほど悔しいものであった。また、特に最後の2試合、「シュートを撃たない」選手たちの戦いぶりはまことに歯がゆく、オシム監督の采配にも首を捻る部分がいくつかあったのは事実だ。終わりよければ何とやら、の裏返しとして、批判が高まるのはある程度仕方がないのかな、とは思う。

だが、「監督辞任か更迭、さもなければ会長が責任をとるのが常識的な見解」とはあまりに話が飛躍しすぎていないか。「責任をとれ」と言った場合の、「責任」とは一体何を指すのか。

日本代表及び日本サッカー協会が今回のアジアカップを「是が非でも獲りに」行っていなかったのは周知の事実(だよね?)。大会1週間前まで国内リーグを開催する強行日程。大会前のテストマッチ0という無謀な準備。協会はノルマを設定しないことを、監督も「3連覇は義務付けられていない」ことを、それぞれ明言。もちろん現場では勝つための努力が行われたに違いないが、優勝を必須の目標としていなかったのは間違いない。

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2007年07月29日

●さて、と…… ('07アジアカップを終えて)

アジアカップの3位決定戦、日本はスコアレスからの延長・PK戦の末、韓国に敗北。とにかく「悔しい」「残念だ」というのが現在の率直な感想だ。


オシム監督の就任から1年、リーグ戦中断後の準備期間わずか数日という条件から、僕としては大会前には「せめてベスト4に行けば」という気持ちであった。だから、準決勝進出ならば決して「失敗」の部類ではないと思う。「3連覇」を煽りまくるマスコミはともかく、監督もサッカー協会も必勝の姿勢ではなかったのだから。

しかし、実際にこうして4位という結果を突きつけられると、「もう少し行けたのでは」という悔しさは自分でも意外なほど大きい。サウジ・韓国というライバルに、しかも僅差で連敗という終わり方。内容的に互角に渡り合いながら、ついぞ積極性の欠如が最後まで改まらなかったこと。采配にも首を捻る部分がいくつかあった。

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2007年07月26日

●「良薬口に苦し」としなければ ('07アジアカップ準決勝 日本×サウジアラビア)

昨晩は、NHK-BSでアジアカップ準決勝。日本 2-3 サウジアラビア。オーストラリアとの激戦を制していよいよ3連覇が見えてきた日本だったが、前戦の反動か蓄積した疲労のせいかそれとも昨秋よりレベルアップした相手に面食らったか、実に冴えない戦いぶり。2度のビハインドをいずれも追いつくしぶとさは見せたものの最後は個人技で突き放され、終盤のパワープレイも実らずジ・エンド。「なんだかなあ」という結末だった。


前半の日本はひどかった。57%(20分までは70%超)のボール支配率でシュートはわずか3本(35分まで1本)。この数字が象徴している通り、パスはそれなりに回っていたものの、崩しのアイデアとチャレンジする姿勢に全く欠けていた。ボールは横方向に動いては空しく失われ続ける。で、貴重な「日本の時間」を無駄にしているうちに連戦の疲労からか中盤の足が止まり、サウジの出足よい守備に攻撃を組み立てられなくなっていった。

一方、サウジは昨秋日本にボコ負けした時とは異なり、前線からの精力的なプレスが目立った。攻撃にかける人数は相変わらず少ないものの前へ出る圧力は強い。また、日本の弱点もよく研究した様子。攻撃では駒野の裏を狙い、守備では遠藤や鈴木啓太の横パスを狙う。また、ダブル中村やSBのクロスに備えてボックス前に「拾い要員」を残すことも徹底されていた。この試合に勝つために最善を尽くしていたのは、間違いなくサウジの方だ。

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2007年07月23日

●冷や汗ものの勝利 ('07アジアカップ準々決勝 日本×オーストラリア)

昨晩はNHK-BSでアジアカップ準々決勝。日本 1-1(PK4-3) オーストラリア。暑さへの慣れとパス攻撃の巧緻性で日本が優位に試合を進めるもリードできず、逆に後半半ばに先制点を許す苦しい展開。直後に高原の同点ゴールが飛び出したものの、その後もボールを支配しながら得点を奪えない時間が続き、勝負はPK戦までもつれ込んだ。最後は守護神・川口の連続PKストップで何とか日本が準決勝進出。


オーストラリアが守りを固めて縦のボールをビドゥカに当ててきたのは予想通り。「中澤が前を向かせずにMFが挟み込む」日本の対策はよく機能した。ただ、切り札的存在のアロイージが先発してきたため、「予想より1枚多い」アタッカーの圧力に日本の守備網が破れかける場面が何度か。特に駒野は腰高の守備が目立つ。コンセプト的に仕方ないとはいえ、中澤以外に強靱なDFがいないとこういう相手にはやっぱりツライ。

日本は相変わらずの「焦らない」パス攻撃で対抗。この日は前の試合に比べて中村「2号」憲剛の動きがキレており、「1号」俊輔とのパス交換からいい形を作り出す。遠藤も機能しており、全体的には中盤を制していた。ただ、高原へのマークが厳しいことに加え両サイドがいまいち効果的なプレイができていないこともあり、「あと一本つながれば」の場面で行き詰まることが多い。突き刺す槍が足りない、という印象だった。

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2007年07月17日

●「終わってみれば」 ('07アジアカップ 日本×ベトナム)

昨晩、NHK-BSでアジアカップグループB。日本 4-1 ベトナム。決勝ラウンド進出をかけた最終戦は地元ベトナムが相手。観衆の大声援をバックにした相手に序盤手こずるものの、途中からは得意のパスワークに個人技も加わって圧倒。順当に4得点を重ねてグループ首位を決めた。カタールがUAEに負けてベトナムもグループ突破となり、「めでたしめでたし」である。


前半。まずはベトナムが評判通りの運動量と、速さと厚みのある攻めを見せ積極的な立ち上がり。逆に日本は相変わらずのスロースタートで、攻守ともピリッとしない感じ。7分、ベトナムの左CK、低く速いクロスにDFの反応が遅れ、FWを背負った鈴木啓太の足に当たったボールがそのままゴール左隅へ。川口も動けずそのままゴールイン。何ともあっけない失点だった。スタンドからは大歓声。状況が状況だけに、ちょっとイヤな雰囲気に。

しかし、幸いにして同点ゴールはすぐだった。12分、ボックス左でパスを受けた俊輔が鋭い切り返しでDFを転倒させ、狙いすましたクロスをファーサイドへ。走り込む巻が胸で押し込んでゲット。いかにも巻らしい、不器用かつ見事なゴールだった。1-1。その直後にパス攻撃で押し込んでからボックス内で巻が落とし、走り込む憲剛が決定的なシュート(枠外)。この段階で個人能力の差は明らかであり、観ている方もホッと一安心。

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2007年07月15日

●完勝の陰に一抹の不安 ('07アジアカップ 日本×UAE)

金曜の晩、NHK-BSで観たアジアカップグループB第2戦。日本 3-1 UAE。カタールとの初戦は悔しい引き分けに終わった日本代表。今度こその第2戦は、エース高原の個人技炸裂で前半3得点を奪う快勝。ただし、グループBのトップに立つ文句のつけようのない結果だったものの、一抹の不安がよぎる内容でもあった。


前半立ち上がりはUAEが積極的なチェイスとタッチの少ないつなぎでDFをかわす攻撃を見せ、「お、手強いな」というのが第1印象。日本は全体的には相変わらず「焦らずじっくり様子を見ながら」という感じで、駒野が復帰した分効果的な上がりが増えたかな、という感じ。18分、FWマタルのミドルシュートを能活が横っ跳びでセーブ。ここら辺までは日本がボールを支配しつつも一進一退というのが正しかったかもしれない。

試合が動いたのは22分。左CKからのクイックリスタート、ゴールラインギリギリまで持ち上がった俊輔が反転クロス、ファーに飛び込んだ高原が頭で突き刺してゲット。よっしゃ!続いて27分、加地のクロスをゴール正面の高原が胸で落としてシュート!ゴール左隅に突き刺さった。立ちはだかるDFもGKも微動だにできないスーパーゴール。これはすごかった!!思わず、画面の前で飛び上がって正座しちゃったよ(笑)。

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2007年07月12日

●負けた試合なんて

観ないんだからっ!負け試合なんてみないんだからねっ(泣)!!……どうせ録画で観ちゃうんだけどさ。


U-20日本、PK戦で敗れる ベスト16で敗退(スポーツナビ)


まあ、試合内容とか判定の是非云々はさておき、「ここで負けてしまうかよ!?」という感じである。早すぎっつーか、シドニー五輪の「トルシエ・ジャパン」準々決勝敗退を思い出した。「もっと上に行くべきだし、行けるはずだし、行ってほしかった……」。勝ってナンボの世界でもあるのだから、しょーもない個人的な想いなのかもしれんけど。

代表チーム、特に年代別の代表はこういうところが切ないんだよね。いくらいいサッカーをしても、いくらいい味出してる選手が多くても、いくら楽しげな雰囲気を醸し出すチームでも、「目標(最後)の大会」で負けてしまえばそれまで、という。これがクラブチームだったら、来年に雪辱を期すということになるんだろうけども。

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2007年07月10日

●早くも正念場か? ('07アジアカップ 日本×カタール)

昨晩はアジアカップのグループリーグをNHK-BSで観戦。日本 1-1 カタール。我らが日本代表の初戦は、「苦手」カタール相手に1-1の引き分け。終始ボールを支配して押し込みながら1点しか奪えず、終了間際に同点ゴールを許すという苦々しい結果となった。


この試合の日本は非常に慎重な試合運び。選手が互いを追い越しながら速くスペースへボールを動かすいつものサッカーは影を潜め、焦らず丁寧につないでチャンスをうかがう。30度超の暑さと60%超の湿度、中東勢のカウンターへの警戒、そして初戦であることを考えればこれはまあ仕方がないだろう。前半はポゼッションで圧倒しながら0-0で無難に終了。

後半、足が止まり始めたカタールDFが日本のパス回しに置き去りにされる姿が目立つように。61分、憲剛の展開パスで左SB今野が抜け、右足アウトで入れた弾丸クロスを高原が巧みなボディコントロールで叩き込んで日本先制。その後も日本は試合を落ち着かせつつ、74分には羽生を投入して突き放しにかかる。が、追加点を奪えず82分に橋本投入で守備固めへ。

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2007年07月06日

●いやあ、ビックリした (U20W杯グループリーグ)

いやあ、ビックリした。U20W杯の日本代表の戦いぶりには。

吉田監督率いるこの代表はアジアユース準優勝という実績こそあるものの、ツーロン国際大会ではグループリーグで敗退するなどパフォーマンスに不安定さがつきまとうチームで、今回もどちらかと言えば期待より不安の方が大きかったように思う。それが、大目標の大会でこれだけの内容と結果(なんと2連勝でグループリーグ突破!)を残すとは。正直予想外だった。メンツはともかく、チームとしてのレベルは前回・前々回に比べ桁違いとさえ思える。


スコットランド戦。巧緻性と俊敏さの青い波が「でかくて強い」スコットランドを呑み込む。ダイレクトパス・ショートパスを中心に織り上げられた、テンポに満ち溢れたパス攻撃は「これぞ日本サッカー」というべきものだった。デカモリシの身体を張ったゴールと梅崎・青山のミドルで計3点。得点後にはおバカっぷり炸裂の「ウェズレイズ・ブート・キャンプ」(笑)も飛び出して、終始ノリノリのまま快勝。世界大会で欧州勢をこれだけ圧倒したのは、もしかしたら初めてでは。

コスタリカ戦。こいつは初戦より手強かった。速いプレスとサイド攻撃に押し込まれ、前半はほとんどチャンスを作れず。しかし、ここで元々の特長であるしぶとさを発揮してDF陣が粘りの守備で耐え、後半ペースをつかむ。67分に鮮やかなパス交換から梅崎のクロスに田中亜土夢が飛び込んでゲット。終盤のピンチも林のビッグセーブ等でしのいで勝ち点3をもぎとった。ノリだけではないことの証明、か。「抜刀」パフォーマンスは前回に比べれば地味だったかな(笑)。

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2007年07月02日

●日立台洗脳勝負 (柏レイソル×清水エスパルス)


土曜日の夕方は、佐藤由紀彦ラブ(笑)なカミさんのお供となり、日立台にてJ1第18節を観戦。柏サポーターは相変わらずタイヘン元気で、この日の試合前はいつもの「柏バカ一代」に加えて今流行の「ビリーズブートキャンプ」の振り付けまで飛び出した。数百人もの黄色いユニ姿の人々が両手をブンブン回して踊る様は壮観でありおマヌケでもあり、場内大ウケ。清水サポーターの方は失笑気味でちょっと毒気を抜かれた感じだったか?


しかし、ちと残念なことに、試合自体は地元の観客にとって楽しいものとはならなかった。柏レイソル 1-3 清水エスパルス。序盤はホームの柏がやや優勢。菅沼や李のイキの良いドリブルとフランサの技巧を生かした速攻で良い形が何度か。だが、シュートはいずれもミートしきれずGKキャッチ。一方、立ち上がりこそなかなかFWにボールが収まらず苦労していた清水も、両サイド、特に左で押し込むことでリズムをつかんでいく。

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2007年06月27日

●人がサポーターとなる時 (川崎フロンターレ×ジュビロ磐田)


土曜の昼は等々力でJ1第17節。川崎フロンターレ 2-3 ジュビロ磐田。4連続引き分け中の川崎が復調著しい磐田をホームに迎えた一戦。開始早々セットプレーから先制した磐田に対して川崎がジュニーニョのごぼう抜きドリブルシュートで追いつく展開。後半立ち上がりに磐田が鋭い速攻から2点を奪い、その後は川崎が反撃するものの中村憲剛の直接FKの1点のみにとどまって試合終了。スピーディーな攻め合いが続く好ゲームだった。


ジュビロにとって、やはり前田遼一の復帰は大きいようだ。柔らかい足下と巧みなポジショニングで攻撃に変化をつけ、寺田を欠く川崎DFを翻弄。2得点を挙げて勝利の立役者となった。彼自身の活躍にとどまらず、チームの攻撃全体を目に見えて活性化させているのがすごい。彼のような「前の見える」選手が前線にいると攻撃の引き出しがぐっと増え、味方も確信を持って仕掛けることができる。磐田はリーグ戦で面白い存在になってきつつある。

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2007年06月19日

●ジャーンのコントにヤラれた(笑)

日曜日の昼過ぎ、味スタへ出かける前。

支度をしながらスカパー!でJ2湘南×鳥栖戦をチラチラ観ていたら、恒例の「ハーフタイムホームチーム応援コーナー」の中で、湘南の誇るブラジル人コンビ、ジャーンとアジエルのVTRコントが突然始まった。東京×浦和戦のキックオフ時間が気になりつつも、画面に釘付けになってしまった俺(笑)。


(以下、うろ覚えながらも文字で再現)

会議室(?)でテーブルを挟んで向かい合う2人。アジエルは何やら難しい顔をしている。と、すると、ジャーンが満面の笑みを浮かべ、テーブルの下から何やらスナック菓子のようなものの載った皿を取り出した。

  「コレハ、ナンデショ~~カ!?」

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2007年06月13日

●サッカー選手ははかない……のか?

欧州サッカーのシーズンも終わりということで、e2byスカパー!のセットを変更し、新たに「Jリーグセレクション」と契約してみた。これ、いいね。J1・J2の全試合を主に生中継で放送、しかも2試合程度はハイビジョン放送。スカパー!自前の中継映像ではインタビューやデータの提供が実に充実しており、実況アナも倉敷・八塚・西岡の各氏をはじめ実力派揃い。

そんな環境が整ったせいで、先週末はすっかりサッカー中継漬けになってしまった。スコアレスに憮然とするノブリン。どう見ても風貌がヤクザな平本&山田の奮闘。ジュニーニョの逆襲速攻と鄭のバック転。93分に高橋大輔がサポーターの目の前で決めた、魂のミドルシュート。甲府の守備を翻弄する前田遼一の技巧。そして東京ファン狂喜の規郎・憂太大活躍。惜しくも勝ちを逃したなでしこの日韓戦もあったな。ホント、盛りだくさんだった。

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2007年06月07日

●勝因と、『敗因と』 (後編)

前編から続く)
 
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では、なぜ日本は一つになれなかったのか、というのがこの本の主題である。ここは人によってはすっきりとしない部分だろう。金子さんは反トルシエ・ジーコ監督推進の立場だった人で、今回はその総括を期待した読者も多かったはず。が、結局ジーコへの批判は巧みに回避され、「原因は、一つではない」という言葉が登場する巻末部分はどうも不明瞭な印象だ。唯一示されるのは「ドイツ大会の日本には「目標」が欠けていた」という指摘のみ……。


だが、実はこの結論(?)はいいところを突いているのでは、と思う。昔から、代表における対立自体は珍しくない。アトランタの時も、岡田時代も、「トルシエジャパン」においても、選手同士、あるいは監督と選手の衝突はあった。だが、それが致命傷にならず大きな成果を挙げることができたのは、やはり「28年ぶりの五輪出場」「初のW杯出場」「開催国として義務付けられた決勝ラウンド進出」といった、皆が共有できる明確な目標があったからだろう。

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2007年06月05日

●勝因と、『敗因と』 (前編)


日曜の夜は、国立競技場で女子サッカー北京五輪最終予選を観戦。日本代表 6-1 韓国代表。事前には接戦も予想されていた「グループA最大のライバル」との対戦は、意外や意外、一方的な展開に。怒涛の攻撃で6点を奪ったなでしこジャパンが予選突破をほぼ確実にする勝点3を獲得。スコア的にも内容的にも文句のつけようがない、胸のすくような快勝だった。


日本のプレーはとにかく「素晴らしい」の一言。宮本を起点にパスをつないで攻撃を組み立て、スペースが空いたとみるやサイドチェンジやオーバーラップを繰り出す。そしてボックス付近では明確な意図をもったクロスと荒川・澤らのドリブル勝負。バリエーションの豊富さとテンポの良さ、さらに決定的プレーの精度に圧倒され、韓国はほとんど何もできなかった。観客としても最高に面白いサッカー。今まで観た「なでしこ」の中でも一番かもしれない。

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2007年05月30日

●「フロンターレmeetsガンプラ」 (川崎フロンターレ×大宮アルディージャ)

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日曜日は昼前に起きて長風呂につかって(最近半身浴にはまってマス)、午後は等々力競技場でJ1リーグ第13節川崎×大宮戦を観戦。


キックオフ15分前に着いてチケット売り場に並ぼうとしたら、見知らぬ方が「ダブっちゃったんで使ってください」とホーム自由席のチケットをくれた。ラッキー(笑)。 さっそく入場して2階席へ。ホーム側はほとんど埋まってしまって空席がなく、最上段後ろの通路で柱に寄っかかって観戦。これはこれで、等々力緑地を駆け抜ける風が当たってなかなか気持ちよい。

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2007年05月03日

●今年も念願の決勝カードは叶わず ('07欧州CL準決勝2ndレグ)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグも、例によって「超早く寝てキックオフギリギリに起きて試合だけ観てまた寝るぞ」作戦により、e2byスカパー!で生中継を観る。


第1試合はリヴァプール 1-0(計1-1、PK4-1) チェルシー。2年前の準決勝の再戦は、アンフィールドの大サポーターを味方につけたリヴァプールが終始優勢の展開。前半に鮮やかなサインプレーでアウェイのビハインドを取り返し、その後は延長戦も含め突き放し切れなかったものの、PK戦を制してまたも決勝に進出した。チェルシーは4年で3度目の準決勝敗退。チェルシーファン(モウリーニョファン)の僕としてはガッカリの結果である。

チェルシーの選手たちは気の毒になるくらい疲弊していた。3つのタイトル(リーグ、CL、FA杯)を戦う過密スケジュールに加え、先週末の引き分けでプレミア制覇が厳しくなったことによる精神的ダメージも残っていたか。序盤から受け身に回り、後半途中からは足が止まってもうヨロヨロ。延長戦ではよく粘って勝ち越し点は許さなかったものの、PK戦に余力は残っておらず。ランパードやマケレレなんて、別人みたいに精彩を欠いていた。

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2007年04月28日

●アマラオ引退

元FC東京のアマラオが引退 (スポーツナビ)
 
ファンのみなさまへ (FC東京公式)
 
 
 
ついに、というか、とうとう、というか、やっとこさ、というか(笑)。アマラオが引退した。

お疲れ様、と言うほかはない。21年のプロ生活、うち日本でのプレーが14年(なにしろJ開幕前からだ!)。東京での選手生活は11年間ということになるのかな。気がつけば彼も今年で41歳。なにしろ、数年前から既に(限りない愛着を込めて)「ジジイ」呼ばわりされていたのである。先日の横浜FC戦で40歳のカズの頑張りを見て「やるなあ」と感心しきりだったのだが、アマだって同じ歳まで頑張ったんだよな……。

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2007年04月27日

●ルーニーの放つ閃光 ('07欧州CL準決勝1stレグ)

欧州チャンピオンズリーグの準決勝1stレグは、「超早く寝てキックオフギリギリに起きて試合だけ観てまた寝るぞ」作戦を駆使し、e2byスカパー!の生中継で観戦。


第1試合はマンチェスター・U 3-2 ACミラン。真っ赤に染まったオールド・トラッフォード。7万観衆の大いなる後押しを受け、ロナウドの高速ドリブルを軸に攻めたてるユナイテッドが開始5分で先制。ところが22分、ミランはカカの巧みなドリブルシュートで同点に追いつき、37分にはエインセとエブラが交錯、抜け出したカカがファン・デル・サールとの一対一を決めてあっさり逆転。ユナイテッドは選手もファンもすっかり意気消沈。

この苦境を救ったのはウェイン・ルーニー。59分、スコールズがDFライン裏に上げた浮き球に絶妙の反応で飛び出し、流れるような動作の胸トラップ→シュートでジダを抜いて同点。その後はユナイテッドが速いパスワークで一方的に攻めたてる展開に。ミランもよく粘ったものの、ロスタイムにまたルーニー。自陣から持ち上がるギグスが右から中へ切り込むところ、クロスして右のスペースに飛び出し、ラストパスをダイレクトで叩いて豪快に突き刺した。

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2007年04月25日

●日本に川崎フロンターレあり ('07ACL第4節)

夜、BS朝日でアジアチャンピオンズリーググループF第4節。川崎フロンターレ 3-0 全南ドラゴンズ。グループ首位を走る川崎がアウェイに引き続きホームでも強豪・全南を撃破し、見事決勝ラウンド進出をほぼ確定させた。フロンターレの快挙達成とチームとしての大いなる成長ぶりに、Jチームの典型的な成功例を見る思いがするのだが……。


キックオフ直後から、負けられない全南が前がかりに攻め寄せる。韓国代表を数人含むチームらしく、サイドを中心にアタッカーがどんどんドリブルを仕掛けてくる。ただし、個々の力に頼りすぎて組織力はあまり感じられず、ラフな当たりなどやや空回り気味であった。これに対して川崎は落ち着いて守備を固め、機を見てジュニーニョらのカウンターを繰り出していく。ボール保持率とは裏腹に、川崎の方が試合をコントロールしている印象であった。

ただし、いくら優勢でも点を取らなければ駄目なのがサッカー。「引き分けで良し」でもあるまいが……と思い始めた前半25分に先制点が入る。バイタルエリア左で鄭からのはたきを受けた中村がオーバーラップする村上へ絶妙極まるスルーパスを通し、クロスを狙ったマギヌンのシュートはDFにブロックされたものの、はね返りをジュニーニョがボレーで叩き込んでゲット。個人技と組織的なフォローが融合した素晴らしい得点だった。

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2007年03月29日

●平山は平山である (U22日本×シリア)


夜、国立競技場でサッカー北京五輪アジア2次予選。U22日本代表 3-0 U22シリア代表。香港戦の「寒い試合」とマレーシア戦の苦戦により、どうも評判のあまりよくない反町ジャパン。別に「3度目の正直」というわけでもなかっただろうが……2次予選折り返しとなるホームゲームで見事快勝。スコア的には香港戦と同じだが、内容的には進歩の見える試合であった。



日本はアタッカーとして平山・李のほか、MF調の家長が先発する布陣(2トップ的?)。香港戦に比べてもつないでいく意識が高いことは開始直後から明らかだった。ただし、攻撃へ転じた際に「開く」ことばかり急くせいかどうも選手間の距離が遠く、なかなかボックス近辺まではつなげない。序盤はむしろ、シリアがソリッドなサイド攻撃で多くチャンスを作っていた。水本が転んでかわされ、際どいクロスにヒヤッとする場面も。

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2007年03月24日

●次のステージへの第一歩 (日本×ペルーテレビ観戦)

夜、テレビ朝日の録画でキリンチャレンジカップ。日本 2-0 ペルー。A代表の今季第1戦は、中村俊・高原らを加えた新しいメンツでの親善試合。「欧州組」2名の期待通りの活躍でスコア上は完勝したものの、緒戦らしく課題も見えた「まだこれから」の内容であった。


開始直後に俊輔の展開パスでスタンドが沸いたものの、序盤はどちらかと言えばペルーペース。しっかりしたパス交換に守備の圧力もあり、あなどれない印象だった。日本は組み立ての要たるべき阿部勇が中盤で潰されて前進できない。ところが19分、左サイドでドリブル突破を図った駒野が倒されFK。中村のクロスを巻がGKの足下に叩きつけてゲット!仕事量に比して得点が少ないことでどうしても批判を受けがちな巻だけに、これは嬉しいゴールだった。

これで勢いに乗りたい日本だったが、試合はむしろ膠着状態に陥っていく。配球役のMFが前を向く瞬間には、残りのMFがスタートを切っているのが本来の「オシム流サッカー」。でも、俊輔がフィットしていないせいもあるのかどうもスムーズなパス出しができず、次第に動き出しの鋭さが失われて「つなぐだけ」のパス回しが延々と続く。駒野が絡んだコンビプレーには可能性を感じたが……1-0で前半終了。

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2007年03月09日

●ラウール1人ぼっち

一昨日昨日と、早送りなどを駆使して駆け足ではあったが、欧州チャンピオンズリーグベスト16の2ndレグを楽しんだ。

僕のひいきチームの中ではチェルシーとマンチェスター・Uが順当に勝ち抜け、あまり応援していない有力所ではアーセナルとバルセロナが敗退。バルサの脱落については、今季の不調ぶりとリバプールというチームの特質(不思議な存在だよね)を考えれば納得。インテルは……まあインテルだから(笑)。意外だったのは、リヨンがローマにやられたことかな。

残念だったのは、中村俊輔が所属するセルティックと、なんだかんだ言って嫌いになれないレアル・マドリードが敗れたこと。まあ、セルティックの方は延長戦まで行ったからACミラン相手にむしろ健闘した部類かもしれないけど、マドリーの方は……なんというか、観ていて悲しくなる試合だった。相手がバイエルン・ミュンヘンでしかもアウェイとはいえ、内容があまりにお粗末だったのである。

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2007年03月07日

●菅沼実に注目すべし!!

日曜日に日立台で行われたJ1リーグ柏レイソル×ジュビロ磐田戦は、ホーム柏が昇格の勢いそのままに磐田を圧倒、あっと驚く4-0での勝利を収めたのだった。この試合、もちろん柏のチームとしての見事な意思統一ぶりや試合後の選手・ファン一体となった喜びよう(あのゴール裏の花輪は何だ(笑))も素晴らしかったが、個人で目を引いたのは21歳の新鋭ストライカー・菅沼実だった。


以下、彼が絡んだ3得点の経過。

57分。右サイドで味方がボールを奪った瞬間、菅沼は自陣左サイドの低い位置から鋭くスタート。全速力で敵味方かまわず追い越していき、中央でフランサが緩いスルーパスを送り出すと一気に磐田DFを置き去りにしてペナルティボックスへ突入。そしてGK佐藤が前へ出ようとした途端、右足のインステップでゴール右隅へきれいに流し込んだ。およそ50mの間、全くスピードを緩めることなし。鮮やかなチーム2点目。

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2007年03月01日

●ひたすらに、寒かった…… (U22日本×香港)


昨日の夜、国立競技場でサッカー北京五輪アジア2次予選。日本 3-0 香港。寒かった……なにせ2月のナイトゲーム。風がビュービュー吹きつける国立のスタンドでの観戦は、たとえ体のあちこちに使い捨てカイロを貼ったとしても「辛い」の一言。加えて、5万の客席に1万余の観客数も、そして何より試合内容が……寒かった。


立ち上がりの落ち着かない時間帯は日本アタッカーが個人技で香港DFを圧倒。本田や水野のつなぎパスから、平山やカレンが積極的に仕掛けてチャンスを作る。まず5分、平山がボックス内でDFとGKをまとめてかわし、角度のないところからのシュート。これが「カン!」と思いっきりポストに当たって外れ、客席大爆笑。よく考えたら何が可笑しいのか不思議だが、みんな「ちょうど外し頃だな」とか思ってのだろう(笑)。

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2007年02月21日

●微妙すぎる結果 (セルティック×ACミラン)

UEFAチャンピオンズリーグ セルティック 0-0 ACミラン (uefa.com)
 
 
スカパー!でテレビ観戦。

試合の大半において、優勢に戦ったのはミランの方だった。個々の選手の技量とチーム全体の連動性、いずれもぜ~んぜんミランが上。パスやトラップの一つ一つからして明らかに差があるんだものなあ……国内リーグではセルティックは独走してミランはもたついているのに。スコットランドとイタリアの差を見せつけられ、めまいがしそうだった。

中盤を制圧された状況に、我らが俊輔もほとんど自由にプレイできず。つーか、俊輔にパスが入る場面自体が少なすぎる。チームとしても有効なパス回しはほとんどなく、たまにサイドアタッカーが苦し紛れのクロスを入れてもはね返されるばかり。頼みのセットプレーも、回数自体が少ない上に「俊輔様頼み」はバレバレ……。

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2007年01月01日

●「サッカーらしい」試合(天皇杯決勝テレビ観戦)

昨晩は実家の映りの悪いテレビで紅白歌合戦を観てたらDJオズマのバックダンサーのお姉ちゃんがマジでトップレスに見えてしまい、ワインとビールをたらふく飲んだせいもあってやたらドキドキ、気がつけば除夜の鐘は108回鳴り終わっていたとさ。……というわけで(笑)、あけましておめでとうございます、「うまねんWEB」村田です。本年も、どうぞよろしくお願いします。


2007年の「観戦初め」は、元旦恒例の天皇杯決勝。といってもゴロ寝テレビ観戦だが(笑)。浦和レッズ 1-0 ガンバ大阪。J1の優勝争いと同じ顔ぶれとなった決勝戦。リーグの雪辱に燃えるガンバが攻めに攻めて22本ものシュートを撃つも無得点に終わり、終了間際に浦和が逆襲から虎の子の1点を奪って連覇達成。今季の両チームの差を象徴するような試合展開でもあり、いかにもサッカーらしい理不尽な結果でもあった。

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2006年12月26日

●12月24日(日)

前のエントリーでも書いたように、日曜日は猛烈な筋肉痛に襲われ、1日中出来の悪いアニメーションのようなギクシャクした動きになっていた。まあ普段から僕の動きは「マンガみたい」とか言われることもあるから、ある意味いつも通りかもしれんが……。

つーことで、自宅とカミさんの実家でゴロゴロしながらラグビーやらサッカーやらをさんざん流し見したので、その感想なぞ。


サントリー 59-12 ワールド (トップリーグ)

今年サントリーが強くなったのはFWのボールへの働きかけを相当に鍛えたせいだと思うのだが、CTBの充実もまた見逃せない。ニコラス・平の「DFの間を真っ直ぐに押し込む」ランはかなりの迫力。で、生まれたスペースを最強バックスリーが走りまくり、と。まだまだ雑なプレーも多いし、本当はSHにもう少しボールさばきの巧い選手がほしいのだろうが、途中経過でこれだけ強いのが凄い。これで有賀が本領発揮したら……。

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2006年12月20日

●ドログバは最高だ!!


一昨日はあまり詳しく触れなかったが、エヴァートン戦の86分に決まったドログバの決勝点は本当に凄かった。GKのパントをシェフチェンコがDFに競り勝って落とし、ドログバの前にボールが落ちたのはゴールから優に30m以上離れた地点。一体誰が、あそこからシュートを狙うなどと予期しただろうか。しかし、ドログバは反転しながら迷わず右足を一閃。観ているこちらは「入らないだろうけど、ドログバらしいよね」という感じ。

ところが。次の瞬間、ボールはゴールネットに突き刺さっていた。それも「ビシッ!!」という鋭い音とともに。超音速ドライヴシュートにGKも防ぎようがなく、まさにリアル『キャプテン翼』。満員のスタジアムにあんな音が響き渡るなんて、テレビを通しても初めて見たよ。おまけにゴールを決めた後、雄叫びを上げながらスタンドに走り寄る姿がまたすさまじく(上の写真)……ピッチに付いた跡が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたい(笑)。

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2006年12月18日

●「スーパーミラクルだよなあ」

忙しさにかまけてブログはすっかり放置状態だったのだが、たまたま目にした試合のすさまじさに興奮してしまい、思わず久々に更新してみたりして。


昨日の晩、スカパー!でプレミアリーグ第18節を観た。エヴァートン 2-3 チェルシー。今年は首位マンチェスターUを追走する形になっているチェルシー。落とせない試合が続く日々だが、今回は中位チーム相手にアウェイで大苦戦。最後は攻撃的采配とスーパープレーの連続でひっくり返したものの、これを喜んでいいのやら悪いのやら……へそ曲がり在日チェルシーファンとしては複雑な心境である。


前半のチェルシーはとにかくひどかった。FWに楔が入らず、パスはつながらず、中盤はスカスカ、守備も不安定……あの盤石ぶりはどこ行っちゃったの、という感じである。今年から主な布陣として採用している4-4-2は機能せず、バラックはいつも通り消え、同じく新加入のDFブラールーズは裏をとられまくった末にPKまで与えてしまう。「今年のプレミアもこれで終わりか」などと大げさな事まで考えてしまった。

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2006年12月10日

●'06J1・J2入替戦

今週末は危機的な仕事状況を打開するために岡山行きを断念したのだが、大分遠征前にひいた風邪の直りが悪く、結局仕事場には顔を出せぬままボーッとした頭でフットボール中継を眺めていたら終わってしまった。なんということだ。


で、Jに天皇杯、プレミア×2、ブンデス、トップリーグと観たのだけれど、一番印象に残ったのはやはりJ1・J2入替戦だろう。アビスパ福岡 1-1(1st0-0) ヴィッセル神戸。1stレグ0-0で迎えた第2戦は、タイトな試合展開から少ないチャンスを逃さなかった神戸が先制、福岡が猛反撃する展開。結局福岡が同点に追いついたものの、今年から採用されたアウェイゴールルールが効いて神戸のJ1昇格が決定した。

やっぱり入替戦は面白い。当事者たるチームやサポーターは生き残りに必死でそれどころではないかもしれないが、第三者的観点からすれば、これほど緊迫感があり、これほどエモーショナルな試合を観られるのは貴重な機会である。昨年(柏×甲府)の派手な撃ち合いとはうって変わってシブい接戦となったが、これはこれでセメントマッチの醍醐味というもの。神戸先制までの膠着した時間帯も含めて楽しめたぞ。

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2006年12月07日

●大分遠征2日目

大分旅行2日目。前日と同様、君の瞳に恋してる眼科医と奥様、カミさん、そして僕の4人旅。



朝は8時半に起床。朝食をマクドナルドで済ませてホテルをチェックアウトし、車でパークプレイス大分へ。ここは、ジャスコや様々な飲食店、映画館、子供の遊び場、そして「わんにゃん広場」等々が一体になったところ。地方にはこの手の複合施設はけっこうあちこちにあるものだが、パークプレイスはとりわけ規模がデカい。そして村田的には、中に観覧車があるのが高ポイント。さっそく乗ってみたよん。


パークプレイス自体が市内から上った所にある上に観覧車もかなり大きく、見晴らしは実に良かった。高いところはいいなあ……って、とりたてて見るべきモノは隣の九石ドームくらいしかなかったような気もするが。無理矢理つき合わされた他の3人は迷惑だったかもしれないけど、まあ、僕と旅行する時には一度は高い所に上らないといけないのである。仕方がない(笑)。

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2006年11月22日

●「あんなキッカー、ウチにもほしい」

クラブ史変えた中村の左足 FK弾、マンUを撃破 (スポーツナビ)

☆NAKAMURA SUPER FK☆ Celtic×Man U, CL, 21Nov,06 (You Tube)


ホームで、マンチェスター・ユナイテッド相手に、苦戦の試合展開で、後半36分という時間帯に、欧州CL決勝ラウンド進出を決めるゴール。これを「値千金」と言わずして何を言うのか、というところだろうか。録画するのをコロッと忘れてて試合全体を観られないのが残念だが、ハイライトだけでも必ずチェックすることにしよう。非常に楽しみである。


大きな試合、しかも大事な場面での直接フリーキックと言えば、真っ先に思い出すシーンが2つある。1つは、85年のメキシコW杯予選日本×韓国(国立競技場)。0-2とリードされた後半、木村和司さんが30m以上の距離からゴール左に突き刺した「伝説のFK」。その後の反撃空しく日本は追いつけなかったものの、W杯など遠い夢だと思っていた僕たちにその夢の舞台を垣間見せてくれた一撃だ。

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2006年11月17日

●複雑な心境、というヤツ


週明け月曜日の朝、浦和レッズファンの仕事仲間(以下「浦」と略す)と立ち話。


浦「土曜は援護射撃ありがとうございました。さいスタの人々も「さすが今野だ」と大絶賛でしたよ」
僕「……どういたしまして。これでレッズも優勝間違いないんじゃないの?」
浦「はっはっは。いやいや、まだわかりませんよ。はっはっは

引きつった笑いを浮かべながら「コノヤロウナグッテヤロウカ」くらいに思った僕だが、その次に彼がため息混じりにもらした言葉がちと引っかかった。

浦「いや、でもね。真面目な話、これで優勝して心底嬉しいかというと、微妙なとこで……」

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2006年11月16日

●彼らは確実に進歩している (日本×サウジアラビア)

昨晩、NHK-BSの録画でアジアカップ予選最終戦日本 3-1 サウジアラビア。今年最後の代表戦は札幌ドームにて、2ヶ月前にアウェイで負けているサウジが相手。持ち味の素早いパス交換から3点を奪い、相手の攻撃はPKの1点のみに押さえて快勝。見事予選リーグ1位通過を決めた。終わりよければ何とやら、ではないが、来年以降が楽しみになる内容と結果であったように思えた。


今の日本代表の良いところと悪いところが、わかりやすい形で見えた試合だった。良いところは、オーバーラップの繰り返しとテンポよいパス回しで相手DFを置き去りにする攻撃と、労を惜しまず寄せ続ける守備。特に前半先制してから2点目を奪うまでの時間帯は、まるで大人と子供の試合のようにサウジを翻弄し続けた。観ていて非常に楽しいサッカー。これに我那覇の決定力が加わったのだからそりゃキモチイイ。

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2006年11月13日

●苦い結末 ('06アジアユース決勝)

昨晩、BS朝日でアジアユース決勝をテレビ観戦。日本 1-1(PK3-5) 北朝鮮。苦戦の連続を乗り越え、ついにあと1勝で念願の初優勝、という地点までたどり着いた若き日本代表。決勝の相手は1次リーグで完勝している北朝鮮だったが……悪ピッチと疲労と相手のキツイ寄せに苦しみ、何とかPK戦までたどり着いたもののそこが限界だった。悔しい準優勝。


この試合、日本の出来の悪さは画面を通しても明らかだった。全体的に動きは鈍く、北朝鮮の鋭い寄せにボールキープもままならない。弱いミドルパスは読まれてカットされ、ロングパスもFWとの呼吸がバラバラ。頼みのコンビパス攻撃も、広い展開抜きではタッチ際に追い詰められるばかり。特に内田と森重の出来は酷かった。信じがたいようなミスが何度もあった。

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2006年11月10日

●よくぞこのシンドイ試合で…… ('06アジアユース準決勝)

昨晩、NHK-BSでアジアユース準決勝。日本 2-2(PK3-2) 韓国。U20W杯出場も決め、アジア王者へ向かってばく進する若き日本代表。今回はサウジ戦に続き、いや、それをはるかに上回る大苦戦だったが、韓国の攻勢に対して数的不利に陥りながらも粘りに粘り、ついに最後まで戦い抜く。そして、ご褒美のようなPK勝ち。泥んこの中の、美しい勝利だった。


前半立ち上がりから、日本にとっては「うまく行かない」展開が続いた。キックオフ直後、マークの確認にもたついているうちに守備の大穴を突かれ、いきなりの失点。すぐに得意のパスワークで反撃に出るものの、森島が何度かあった決定機を決められない。そうしているうちに叩きつけるような雨が降り始め、ピッチ状態も力のいる、いかにも韓国向きのものに。「いかんなあ」という雰囲気であった。

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2006年11月08日

●1人じゃないって~~ってか

ちょっと前の話。10月末のアウェイ大宮戦は、バックスタンドにて某東京中華管理人夫妻と、某Mendoza氏と4人並んでの観戦となった。いや、実は最初は完全に1人観戦の予定だったのだけど、乗り換えの赤羽駅でばったりMendozaさんと会って、じゃあせっかくだからと某ミネ氏を呼んで合流したわけだ。


いつも(というかこれまでずっと)フットボール観戦と言えば、バックやメインで1人ぽつねんと観ているか、カミさんと2人(最近あまり東京の試合は気が進まないようだが(笑))で観ているかなので、数人で並んで観るということそれ自体が、とても新鮮であった。そして、けっこう楽しかったんだな、これが。

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2006年11月06日

●若者たちはたくましい! ('06アジアユース準々決勝)

夜、BS朝日でアジアユース選手権準々決勝。日本 2-1 サウジアラビア。高温多湿に豪雨のコンディションと体調不良、アジアでは強敵の部類に入る対戦相手、そして厳しい試合展開に加えて停電まで。色々な悪条件に見舞われた試合だったが、たくましい若者たちはギリギリのところで持ちこたえてくれた。


前半、さすがに4試合目で現地のピッチにも慣れたのだろう、濡れた芝の上でも日本は落ち着いてパスを回し、相手の陣形が乱れたところでサイドのスペースを使ってチャンスを作る。日本の技術の高さに比べると、サウジの攻め手の少なさやボール扱いの拙さが目立つ。早くも6分、FKのクロスをニアに飛び込んだFW河原が頭で押し込み、先制。その後もこちらの優勢が続く。よしよし、という感じ。

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2006年11月03日

●アーセナル、ゴールマウスの防御力に屈する

スカパー!110で観た欧州CLアーセナル×CSKAモスクワはスコアレスドローに終わったのだが、この試合におけるアーセナルのシュートの外しっぷりが凄かった。「次はどんなシュートミスをするのか」と、思わず90分間画面に釘付けになったほど(笑)。


前半にアーセナルが放ったシュートは実に16本。スルーパスで抜けたファン・ペルシィはGKとの一対一を外し、アンリもセスクの浮き球でDFライン裏へ飛び出してGKと一対一になるも、流し込もうとしたキックは枠外。ロシツキとのワンツーでGKまでかわしたセスクのシュートはサイドネットを直撃した。崩しのパス交換は実に鮮やかなのに、フィニッシュだけがどうしても枠へ飛んでくれない。それも、惜しいところで……。

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2006年10月27日

●良い記事があった

朝、いつものように郵便ポストを空けてエル・ゴラッソを取り出すと……うーむ、やっぱり表紙は浦和か。ブッフバルトのどでかい写真。ガーロ政権末期の8月や、6連敗の9月には、エルゴラを開くのが(特に加部コラムが載る日は)気が進まなかったんだけど、最近は表紙を見ないようにしていきなり4頁目を開く(笑)。

まあ、それはともかく、エル・ゴラッソも、サッカー情報の密度や鮮度については確かに結構なもので、だからこそ重宝して配達してもらってるんだけど、でも正直記事は玉石混合、という感じではある。宇都宮さんや西部さん、あと川端さんあたりの記事は安心して読めるけど、仲には「これはちょっとどうなのよ」というライターもいて……。

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2006年10月26日

●チェルスキーのゆかいな仲間たち

一昨日、JSPORTSの録画で観たチェルシー×ポーツマス戦はなんとも味わい深い試合であった。


今季のチェルシーは、開幕以来苦戦続きである。6勝1分1敗の2位と数字的には決して悪くないながら、怪我人が多い上にシェフチェンコやバラックといった新加入選手がなかなかフィットせず、内容もイマイチ。CLでバルサにこそ勝ったものの、正GKツェフは前節のアクシデントで今季絶望となってしまった。

この試合でも、(ロシア資金導入により)「第2のチェルスキー」とも言われる好調ポーツマスを相手に、何度も好機をつかんで枠内シュートを放ちながら、大当たりのGKジェームズに阻まれてなかなか得点できない。ジェームズ、代表だとポカばかりなんだがなあ……。シェヴァも、また決定機に決めきれず 。

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2006年10月25日

●大爆笑ヒラヤマ劇場 (U21日本×中国)


夜、国立競技場でU21代表親善試合を観戦。日本 2-0 中国。反町ジャパン、国内初戦はアジアのライバル相手に危なげなく完勝。決して褒められた内容ではなかったように思うが、チーム作りがまだまだこれからの段階では仕方がないか。それよりも、全く別の次元で、特に東京ファンにとっては思いっきり笑える(いや、笑えないか?)試合であった。


前半はバックスタンド上の方で割と真面目に観戦。うーむ、この年代の代表は相変わらずだな……。大熊さんが監督をしていた頃からそうだが、中盤でポゼッションができず、個人でキープできるのも梶山くらい。味も素っ気もない攻撃に陥りがちなところ、両サイドの奮闘が何とか支える。17分、増田が左からクロスを入れ、平山の陰に走り込んだ梶山が頭で決めて先制。

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2006年10月18日

●恐ろしい試合

スカパー110の録画で、プレミアシップ第8節を観た。レディング 0-1 チェルシー。今季イマイチな出来が続くチェルシーだが、今節はアウェイで2人の負傷退場を出しながらしぶとく勝利。首位マンチェスターUと同勝点の2位を堅持した……などという話は、この試合に限ってはどうでもよい。とにかくひどい、凄惨な試合だった。サッカーとは恐ろしいものだ。


開始直後。深く蹴り込まれたボールを処理したGKツェフが、走りこむFWハントと接触。意図的なラフプレーには見えなかったものの、勢いのついていたハントは滑るツェフをよけきれずに脚が頭を直撃。朦朧とするツェフはタンカで退場した。検査の結果、頭蓋骨骨折が判明したとか……幸い命に別状はないようだが、退場後目に見えて容体が悪化したためにロッカールームはパニックに陥ったという。ゾッとする話である。

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2006年10月14日

●俊輔ハットトリック!!

夜、なんとなーくスカパーのダンディーU×セルティック戦を流し見していたら、なんと中村俊輔がハットトリック達成!! 横浜Fマリノス時代の1998年以来というから、実に8年ぶりか。

注目すべきは、この3ゴールはいずれもFKではなく、全て流れの中での得点だったこと。びっくりしたし、ゴール前に貪欲に詰めていく姿は頼もしかった。日本の10番タイプの選手ってのはどうも接触プレー、特にペナルティボックス内の修羅場に飛び込むのを嫌う傾向があるのだけれど、 今日の俊輔は「おお、一皮剥けたな!」という感じ。

特に3点目はお見事。最初の2点は「ごっつぁん」だったが、これは「自分で作った」得点。ワンツーリターン等を駆使しながら守備をかいくぐり、前が開けた瞬間左足のダイレクトショット!強烈さはなかったが、冷静に左上隅を狙ったシュートはGKの指先をかすめてゴールイン。「シュートは遅い方が美しく、相手のダメージも大きい」Mendoza定義に従っても最高である。

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2006年10月10日

●グランパスファミリーおそるべし


昨日のエントリーにも書いたのだが、土曜日の名古屋遠征でグランパスエイトのサッカーには全く心を動かされなかった(クロゴマさんゴメンよ)僕も、グランパスファミリーの可愛らしさには感心しきりだった。

トラッキーやパルちゃんのようにバック転や乗物といったアクロバティックな技を披露するわけでもなく、また名古屋自体がさほど人気球団というわけでもないのに、あの魅力と存在感。モジモジと歩いては軽く手を振って愛想を振りまくだけなのだが……ただごとではない。 あれこそ「スター」だ。

僕がキックオフ5分前にスタジアムに到着した時、スタメンを確認するでもなく思わずグランパスファミリーのところに直行して写真撮影に没頭してしまったのも、また試合後に一旦門を出た後でダッシュで売店に引き返して彼らのぬいぐるみを買おうとしたのも、全くもって仕方がないと言えよう。


帰り道、チケット売場の脇にグランパス君がいたので是非ともツーショット写真を撮りたかったのだが……さすがに子供を蹴散らしてまでは、ちょっと、ね(笑)。

2006年10月05日

●より速く!より正確に!! (日本×ガーナ)


昨日の夜は、日本代表の親善試合を現地まで観に行ってきた。代表の試合の生観戦なんて、本当に久しぶりである。年代別を合わせてもアテネ五輪最終予選のレバノン戦が最後、A代表となるといつ以来だろうか……。というわけで、胸ときめかせて小机に向かった、と書きたいところだが、行きの電車の混雑には参った。降りる際に後ろから押されて、危うくホームの隙間に落ちそうになったぞ。


それでもなんとか日産スタジアムにたどり着いて、キリンチャレンジカップ。日本代表 0-1 ガーナ代表。アジアカップ出場も決まり、いよいよ本格的なオシム流代表作りが楽しみな日本代表。2ヶ月ぶりの国内親善試合は強豪ガーナを迎えての一戦。序盤からパス回しでかき回し、何度かチ好機も得たが……最後までゴールを割れず、逆に単純な攻撃からの一発を許す。希望と課題が浮き彫りになった敗戦だった。

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2006年09月19日

●チェルシー×リヴァプール

昨日の午前中、録画しておいた昨晩のスカパー!のプレミア中継。チェルシー 1-0 リヴァプール。チェルシーの不調ぶりと王者としての芯の強さ、リヴァプールの洗練された機能性と勝ちきれないもどかしさ。全体的にハイレベルな中に相反する要素が色々と詰まっており、途中で思いがけぬアクシデントも交えて、最後まで目を離せない試合となった。


チェルシーの出来は相変わらずイマイチだ。中盤以前にはシェフチェンコ・ドログバ・バラック・ランパード・エシェン……と目のくらむような豪華メンバーが揃っているのだが、連動性があまりなく、個人能力による突破と散発的・即興的なコンビ頼みの攻撃になっている。アシュリー・コールも宝の持ち腐れ状態。

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2006年09月06日

●熊ボイス最強(笑) (イエメン×日本)

夜、TBSでアジアカップ予選第4戦。イエメン 0-1 日本。「地獄の中東遠征」第2戦、灼熱のサウジに続いて今度は標高2300mの高地。連敗はさすがにマズい日本は、薄い空気と悪ピッチに苦しめられ、パスサッカーでゲームを支配しながら89分間得点が奪えず、嫌な雰囲気に陥ったのだが……終了間際のパワープレイが今度は決まった。土壇場で勝点3をゲットし、アジアカップ本戦出場をほぼ手中に。


彼の地のピッチ状態の悪さは驚異的であった。嵐や雪に見舞われたわけでもないのに、あれだけ凸凹になったグラウンドは久しぶりに見たような。ボールは例外なくイレギュラーバウンドし、強いキックもすぐに勢いがせかれる状態。おまけにピッチの幅がやたら狭いし(センターサークルが大きいのかと思った(笑))。当然のごとく序盤の日本はパス回しに苦労して、なかなか攻撃を組み立てられない。

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2006年09月04日

●もったいない1敗 (サウジアラビア×日本)

テレビ東京で、サッカーアジアカップ予選第3戦。サウジアラビア 1-0 日本。「地獄の中東遠征」第1戦は、強豪サウジ相手に惜敗。なんつーか、展開的にイケそうだっただけに、非常にもったいない試合を落としたというか……とても悔しい気持ちである。


日本の内容は決して悪くなかったように思う。序盤雑なプレーで相手にペースを握らせてしまったことや終盤のばては、コンディション的に厳しい中の敵地であることを考えれば特に問題ではなかった。むしろ、スコアレスで試合が進んだことで、地元サウジの焦りが期待できる「いい展開」であったとさえ言えよう。サウジの方も、プレーの正確性はさほどではなかったし。

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2006年08月29日

●『1974 フットボールオデッセイ』

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西部謙司著『1974 フットボールオデッセイ』(双葉社)読了。今やサッカーの歴史において伝説となった感のある、74年W杯決勝西ドイツ×オランダ戦。その試合で対決した両チームの「スター」たちの人となりや経歴を、色々な意味で転回点を迎えていた当時のサッカー界の状況にも言及しつつ、小説の形式をとってドラマティックに描き出した本である。

読んだ感想は、とにかく「面白かった」の一言に尽きる。筆者曰く「起こった出来事については、ほぼ事実」「人物造型に関しては9割方フィクション」だそうだが、主要人物の振る舞いや言動はいかにもそれらしく、生き生きと「作られている」。もちろん、小説であるがゆえに描写の臨場感(特に決勝の序盤と主人公格フォクツの登場時!)はノンフィクションとは比べものにならない。エンターテイメントとして、非常に高いレベルの一冊に仕上がっている。

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2006年08月28日

●「我慢」のレベルが違う (ブラックバーン×チェルシー)

JSPORTSで、プレミアシップ第3節。ブラックバーン 0-2 チェルシー。W杯年のオールスターチームゆえの苦しみか、過去2年と違って仕上がりに苦しむ王者チェルシー。しかし、強いチームは連敗をしない。ブラックバーンのスピーディーな攻撃に苦しみながら、要所でランパードとドログバがゴールを挙げ、マンチェスターUを追撃する1勝をものにした。


コミュニティー・シールドでリバプールに敗れ、開幕2戦目でミドルズブラに土を着けられるなど、チェルシーの不調ぶりは事前に伝わっていた。この試合でも、守備の破綻こそないものの全体的に連携が未完成で、特に前半はホームチームの勢いの前に押されっぱなしだった。まあ、シェフチェンコにバラックにカルーにブラールズと、これだけ新顔が入ればチームを作るのは確かに大変そうだ。いわゆる「大物」って、周りに合わせるのは上手くなさそうだしね。

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2006年08月19日

●『ジョゼ・モウリーニョ』

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ルイス・ローレンス著『ジョゼ・モウリーニョ』(講談社)読了。ご存じチェルシーの名物監督にして、数々のビッグタイトルを手にする若き名将ジョゼ・モウリーニョの伝記。傲岸不遜なパブリック・イメージで知られる彼だが、実はその裏側に意外な素顔が……なんてことは全くなく(笑)、いかにも彼らしい人となりを伝えるエピソードが満載。

この本が扱っているのは00~04年の出来事。描かれているのは、今と変わらぬ、巷間のイメージそのまんまのモウリーニョである。自分流を自信満々に押し通す豪腕ぶり。ビッグクラブからの引き抜きに平然と乗る野心家の顔。重要な戦いでは手段を選ばない攻撃性。人への敬意を忘れず、信頼の絆で選手をまとめる名監督ぶり。そして、家族を愛するよき父親の姿。「複雑ではあるが、ブレず芯の通った」人物像。そこが魅力でもあり、嫌われる所以でもある。

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2006年08月10日

●デモデモ映像

昨日のデモの様子、さっそく動画がUPされてたよん。


川淵会長にレッドカードを!ヽ( ・∀・)ノ (YouTube)


普通に考えれば迷惑だなこりゃ(笑)。危険な振る舞いをする人間は僕の目の届く限りいなかったように思うが、予想以上に規模が膨らんだ(もっと広い場所でやったなら人数はさらに増えたはず)ために自動車とのすれ違いなどで軽くヒヤッとする場面はあった。

何事もなく済んで、本当に良かったと思う。なぜなら、事故やら何やらでデモの趣旨や参加者の思いがウヤムヤにされちゃうのが、一番イヤなパターンだったから。まあ、正直なところもう少し報道で取り上げてほしい(特にジェフサポの気持ちを)とも思うのだけれど……。

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●デモってきますた


ということで、もう昨日の事になるけど、例のデモに参加してきた。

持参したゲーフラは「オシム支持 カワブチ不支持」という極めてシンプルなもの。僕が今回抗議したかったのは、監督選任の結果責任ではなく、W杯後の「失言」やジェフサポの気持ちを無視した一連の振る舞いについて。「あんなみっともない人がトップにいちゃいけない」という。だから、オシム監督にについては(川淵氏とは切り離して)支持しつつも、川淵氏に対しては同じ日本サッカーの一員として「あなたにはもうついていけない」というメッセージを掲げてみた。

まあ、面白い、ヒネりのきいた文句を特に思いつかなかっただけ、という説もあるが(笑)。

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2006年08月09日

●オシムジャパン初陣飾る (日本×トリニダード・トバコ)

キリンチャレンジカップは国立競技場の目と鼻の先、日本青年館の会議室でデモ待ちの人々数十人とともにテレビ観戦。日本 2-0 トリニダード・トバコ。選手選考を巡るドタバタ(オシムは間違いなく確信犯だろうが)などどこへやら、オシム日本が初戦からテンポ良いサッカーを披露。90分間のほとんどでトリニダード・トバコを圧倒し、三都主の2得点で文字通りの「快勝」。なんつーか、迷いなくスッキリと代表を応援できたのは久しぶりかもしれない。


フォローとかオーバーラップとかフリーランニングとか、色々分類や呼び方はあれど、とにかく「走ってきてほしい場面で走ってきてほしいところ(スペース)に味方の選手が走ってくる」サッカーはキモチイイのだ、という事実を再確認した試合。加えて、2点目の場面での三都主や、達也、そして山瀬らの迷いなき仕掛け。人が動いてボールが動いて選手の意欲もビシビシ伝わってきて…いいぞいいぞ、という感じ。

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2006年08月08日

●じゃあ、デモでも行ってみるか

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明日、日本サッカー協会会長・川淵三郎氏への抗議デモが行われるとのこと。


僕も色々考えたけど、参加することに決めますた。超ヘッタクソなゲーフラも製作済み。

何しろ、あのドイツW杯からの帰国記者会見でのトボけた(などと形容するにはあまりに腹立たしい)「失言」を耳にした際の、そしてその後延々と続く自己正当化(ジーコとオシムのどこが「同じ路線」だ?!)を聞かされての、怒りはちょっと許容範囲を超えているから。

それにトリニダード・トバコ戦のチケット、発売日忘れてて買えなかったし(笑)。

まあ、FC東京のだらしない試合を見せられても(少なくともその場では)「ガーロ辞めろ!」とか叫ぶ気にならない僕が、どうして今回これには参加する気になったのか、その違いの理由は自分でも分析してみたいものだと思うが、それは終わってからだな。

とにかく、川淵さんには晩節を汚しきる前に身を退いてほしい、と心底願う。

2006年08月05日

●オシムからのメッセージ第1弾

オシム監督、トリニダード・トバコ戦日本代表メンバー13人を発表 (JFA公式)
 
 
いまだかつて、これほどまでに明確な意志の込められた代表選考があっただろうか。

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2006年08月02日

●蔚山現代×ジェフ千葉


夜、国立競技場でA3チャンピオンズカップ第1戦。蔚山現代 2-3 ジェフユナイテッド千葉。ACLとかぶるんだかかぶらないんだか相変わらずよく意義の分からない大会だが、今回はJリーグを中断までしただけあって、少なくともジェフは本気モードのようである。攻撃的で楽しい「オシムサッカー」が炸裂し、見事Kリーグ王者に快勝。

正直なところこの大会、さほど興味があったわけでもなく、「土曜日のソウルにも行けないし、せっかく国立でやるんだから観てみっか。チケット安いし」とすっかり高みの見物モード。が、試合前、高円宮妃殿下とともにチョン・モンジュン氏が現れたのを見て一気に反韓モード(サッカー限定)に突入。気がつけば「いてもうたれや、巻!」などと叫んでいたのだった(笑)。

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●これは驚いた

「新監督(選手兼任) アマラオ」  (アルテ高崎オフィシャルHP)
 
 
 
久々に驚いたニュース。これは何ともはや……高崎の地でいったい何が起こっているのか。

つーか、アマラオ、今日本にいないんじゃん。本当にいいのかそれで(笑)。

2006年07月23日

●日本×中国 (AFC女子アジアカップ)

午後、テロ朝でAFC女子アジアカップ。日本 1-0 中国。女子W杯アジア予選を兼ねて行われている大会の、グループリーグ最終戦。2勝同士の直接対決は、日本が実に9年ぶりに中国を破って首位通過決定。全体的には中国の優勢ながら、セットプレーで得た虎の子の1点を粘り強い守備で守りきる際どい勝利だった。W杯まではあと1勝。


しかし、「なでしこジャパン」の試合はいつ見ても面白い。というより、ついつい応援に力が入ってしまうのだ。理由は考えるまでもないだろう。アメリカや中国、北朝鮮といった強豪国に比べると、彼女たちは明らかに体が小さく、運動能力も優位にあるとはとても言えない。にも関わらず、決して恐れずひるまず、組織と根性を武器に敢然と立ち向かっていく姿には共感を覚えずにいられないのである。

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2006年07月11日

●いやはやなんとも…唖然、であった ('06W杯決勝後編)

前編から続く)


延長戦に入ると、フランスの攻勢に拍車がかかった。イタリアは相変わらず前にボールの収まりどころがないために攻撃の形が作れず、頼みのピルロも運動量とパスの成功率が激減。ガットゥーゾは健闘していたものの、両SBやデル・ピエーロがタッチライン際で孤立して潰される姿が目立つ。ほとんどハーフコートマッチの様相。フランスは右に左にパスを回し、仕留めるタイミングを測る。

5分、マルーダがドリブルで左から中へ切れ込んでカンナバーロを抜き去るが、ガットゥーゾ炎のカバーリングで防ぐ(両手を挙げて滑り込んだガッツさん、ちょっとグリコみたいな格好になってた(笑))。13分には中央のジダンから右に展開、サニョルのクロスにジダンが飛び込んでドンピシャのヘディングシュートを枠に飛ばすも、ブッフォン片手一本でセーブ!さすがに、両チームとも動きは重い。

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2006年07月10日

●「堅守の威力」が発揮された90分間 ('06W杯決勝前編)

早朝、NHK-BShiでドイツW杯決勝。イタリア 1-1(PK5-3) フランス。欧州勢同士ということもあり、例年以上の内容が期待された決勝戦。途中までは両チームが得意の守備力を発揮して引き締まった好ゲームとなったが…終盤、事前には予想もつかない「アクシデント」によって試合のテイストは全く違うものとなってしまったのだった。


序盤、イタリアはややイレ込んでいるように見えた。いきなり4分、クロスのこぼれ球を拾ったヴィエラに対してザンブロッタが猛スピードで激突し、警告。その直後、ロングボールをアンリが頭でつないでマルーダがボックスへ突入、マテラッツィが寄せたところでマルーダが倒れてPK。スローで見ると接触はなく誤審に見えたのだが、DFの間に大きなギャップができたあたりはイタリアらしからぬポカであった。ジダンがバーに当てながらも決めて、フランス先制。

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●試合終了

たった今、ドイツW杯決勝戦終了。凄まじい戦いだった。まさに「勝負は下駄を履くまでわからない」である。

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2006年07月09日

●オリバー・カーンの花道 ('06サッカーW杯3位決定戦)

早朝、NHK総合でドイツW杯3位決定戦。ドイツ 3-1 ポルトガル。聞くところによると、W杯の3位決定戦については「廃止すべき」との声があるらしい。確かに、選手の体調維持や世間の注目度、順位づけする必要性の低さを考えれば、それなりに合理的な意見ではある。が、ファンとしては1試合でも多く観られるのは嬉しい事だし、少なくともこの試合は、開催国ドイツが出場したこともあって白熱した好ゲームとなったのであった。


前半、これまで通りドイツの前へ出る姿勢が目立った。大黒柱バラックの欠場も勢いに乗る開催国にはお構いなし。序盤のポルトガルの攻勢を止めきると、あとはフィジカルにものを言わせてドイツがボールを支配。クローゼ・ポドルスキーの強力2トップがDFを攪乱、コースが開けば迷わずミドルシュート。20分、ケールのループシュートはリカルドが際どく弾き出し、25分にもFKからポドルスキーの弾丸シュートをリカルドの好セーブでしのぐ。

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2006年07月06日

●ジダンとアンリは伝説を作れるか (ポルトガル×フランス)

早朝、NHK総合でドイツW杯準決勝。ポルトガル 0-1 フランス。これまた欧州の強豪同士の対戦であり、これまた1点を巡る接戦でもあった。オランダ・イングランドと強敵を屠ってきたポルトガルだったが、大会屈指の堅守を前についに1点が奪えず。フランスは「栄光の花道」まであと一歩、である。


改めて、ポルトガルは「いいチーム」だと思わされた。序盤の流れるようなパスワークからの攻勢。C・ロナウドのパワフルなドリブル、デコのツボを突いた展開パス、マニシェの巧みなつなぎ、そして戦う姿でチームを牽引するフィーゴとフェリペ監督。ピースがピタリと合った好チーム。敗れはしたが、ロナウドの無回転FKがあわやの場面を作るなど惜しいチャンスもあった。あとは決定力のあるFWがいれば…。

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2006年07月05日

●カンナバーロが跳んだ!! (ドイツ×イタリア)

早朝、超早起きしてドイツW杯準決勝。ドイツ 0-2 イタリア。若手の勢いを原動力に快進撃を続けるドイツと、選手・監督の経験を生かして着実に勝ち進むイタリア。対照的なカラーながらいかにも欧州開催のW杯らしい「ビッグネーム」同士の対戦は、延長戦までもつれ込む大激闘に。恐れず引かず、勝つために必要な手を全て繰り出したイタリアが決勝進出を決めた。


前半はほぼ互角の展開。大会でつけた自信と観客の声援をバックにボールをキープし、左右に大きく速いパスワークで攻めたてるドイツ。やや押し込まれながらも、ピルロのロングパスとトッティの個人技で逆襲を狙うイタリア。お互い積極的なサッカーを披露しつつ、一方で激しい守備も機能。チャンスらしいチャンスは一度ずつくらいだったろうか?ともに一歩も譲らず。

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2006年07月03日

●中田英寿引退

“人生とは旅であり、旅とは人生である” (nakata.net)
 
 
残念である。極めて残念。もちろん、彼自身の進退は彼自身で決めるべきであって、他人がとやかく言う類の事ではないとは思うのだけれど…。

どうも、僕は、彼が、彼のサッカー選手としてのポテンシャルを100%出し尽くしたとはどうしても思えないのだ。

もしかしたら、選手としてのピークは過ぎているのかもしれない。ペルージャの頃の、あるいはローマの頃の輝きはもう戻らないのかもしれない。でもね。

「まだやり残している事があるんじゃないの?」。どうしても、そう思ってしまうのである。

先日のW杯を持ち出すまでもなく、日本代表のためによく頑張ってくれた。海外での活躍で僕たち日本のサッカーファンに誇りと夢を与えてくれた。最後まで走り、痛くとも泥まみれになろうとも戦い続ける彼の姿には感動した。「ありがとう」なんて彼に言われる前に、僕たちの方から感謝せねばならないだのだ、きっと。

それでも、なお。僕は、スタイリッシュでクールな「NAKATA」の殻を破って(捨て去って)、カッコワルイ姿をさらしてでも、サッカーにこだわる中田英寿の姿が見てみたかった。4度目のW杯を目指してほしかった。若い後輩たちに教え諭してほしかった。そして引退前には、日本に帰還して最後の勇姿を見せてほしかった。

とにかく、残念である。

2006年07月02日

●ブラジル×フランス ('06サッカーW杯準々決勝)

NHK総合で、ドイツW杯準々決勝最後の試合。ブラジル 0-1 フランス。8年前の決勝戦の再戦は、スコアこそ違えどまた同じような雰囲気のゲーム。結果もやはり前回と同じ勝敗に。ブラジルはついに大会前期待されていた「魔法のサッカー」を見せられずに終わり、逆にフランスは下馬評を覆す戦いぶりで四強に名を連ねることになった。

 
前半。ロナウド&ロナウジーニョの2トップを前面に押し立ててジュニーニョ&カカーがその後ろで支える「ノックアウト仕様」のスタメンを採用したブラジルに対し、フランスも堅固な守備網を敷いて1トップアンリを前に張らせ、ジダンにボールを集めて逆襲を狙う。序盤はブラジルが押し込み、連続でセットプレーのチャンス。ジュニーニョのFKは壁に当たって得点ならず。

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●イングランド×ポルトガル ('06サッカーW杯準々決勝)

NHK-BSで準々決勝第3試合。イングランド 0-0(PK1-3) ポルトガル。……62分のルーニー退場までは、見た目面白い類ではないけれど拮抗したいいゲームだと思ったんだけどね。主審の過剰反応がゲームを壊してしまった。あまり語る気にならない。


まあ、全く大したことない接触でルーニーを大会から追い出したクソレフリー(チェコ×ガーナでカード連発したヤツだよな)の話は置いておいて…。

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2006年07月01日

●イタリア×ウクライナ ('06サッカーW杯準々決勝)

BShiで、準々決勝第2試合。イタリア 3-0 ウクライナ。ベスト16の苦しみを切り抜けたイタリアが、今度はこの国らしい余裕のゲーム支配でウクライナの挑戦をさけた試合。ここら辺までくると、勝ち抜くチームはどこも皆、ある種の「凄み」を持ったチームである。

 
前半6分、右サイドでトッティとのワンツーからフリーになったザンブロッタが中へ切れ込み、左足でロングシュート!ゴール右隅に決まっていきなりイタリア先制。やはり豪州戦からの解放感があるのだろう、この日のイタリアは実に伸び伸びとプレーしていた。その後はバランスを崩さないよう攻守に慎重になり、ウクライナも攻めるのだが堅い防御を崩せない。スコア以上にイタリア優位の流れで前半終了。

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●ドイツ×アルゼンチン ('06サッカーW杯準々決勝)

NHK総合でドイツW杯準々決勝。ドイツ 1-1(PK4-2) アルゼンチン。この大会、順調に勝ち上がってきた優勝経験国同士の対戦は、締まった接戦の末、開催国ドイツがギリギリで勝ち抜けを決めた。予想外のアクシデントに采配の明暗、そしてエモーショナルなPK戦。ある意味、「これぞW杯」とも言うべき試合だったのかもしれない。


前半。ドイツはこれまで通り地元の大歓声(間違いなく選手の力になってるよね)を背に、中盤のバラックを中心とする折り目正しいパスワークにSBラームの攻撃参加をアクセントとして攻め込む。が、アジャラやマキシ・ロドリゲスといった老練なDFを前にボールを絡め取られ、決定機は作れず。クローゼにもなかなかボールが届かない。

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2006年06月29日

●なんとまあもったいない… (スペイン×フランス)

決勝トーナメント1回戦最後の試合は、BShiの録画で観戦。スペイン 1-3 フランス。「なんでこの2チームがいきなり当たっちゃうのよ?もったいない!」と叫びたくなる好カードは、グループリーグの不調ぶりとは裏腹にフランスが素晴らしい戦いを見せ、見事逆転勝ち。一方、好調だったスペインはまたしても「無敵艦隊」の称号をつかみ損ねる結果に。


序盤はほぼ互角。高速パスワークにSBの上がりが加わるスペイン。「原点」とも言える4-5-1のソリッドな布陣から、ジダンとヴィエラを中心に機会をうかがうフランス。双方ともに守備もしっかり組織されていてなかなかチャンスは生まれないが、タイトな展開の中、個人の強さで上回るフランスが徐々に優勢に。23分、ジダンの浮き球スルーで右サイドアンリが抜け、えぐってクロスを入れるが飛び込むリベリーとヴィエラはともにシュートできず。

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2006年06月27日

●恥ずかしながら、トッティのPKを見て泣いてしまいました。 (イタリア×オーストラリア)

昨日の深夜、BShiでドイツW杯決勝トーナメント1回戦。イタリア 1-0 オーストラリア。凄まじい戦いだった。息を呑む拮抗した展開、理不尽な「アクシデント」の発生、攻める新興国に耐える伝統国、そして不調のエースがもたらしたあまりにも劇的な結末。こういう試合を観ると、フットボールなるものの不条理さと大きさに圧倒されてしまうのである。ここ数日のモヤモヤも吹っ飛ぶ、これぞカタルシス!


前半は完全に均衡した戦いだった。両チームとも組織守備が機能。イタリアは巧みな追い込みや挟み込みでボールをさらっては3トップを先頭に攻め込み、対するオーストラリアもビビらず忠実なカバーリングと強靱な体を生かした寄せで対抗。22分のトーニの強烈な反転シュートはGKシュウォーザーが脚一本でセーブ。「やるじゃないか、オーストラリア」。両チーム譲らぬまま、スコアレスでハーフタイム。

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2006年06月26日

●ポルトガル×オランダ ('06サッカーW杯)

BShiの録画でポルトガル 1-0 オランダ。1回戦屈指の好カードは、予想以上に熱い戦い…というよりしっちゃかめっちゃかな大乱戦に(笑)。両チーム合わせて16枚のイエローが飛び交い、都合4人が退場。血の気の多い選手たちと杓子定規な主審が生んだ奇妙な接戦は、攻勢だったオランダがポルトガルの老獪さにいなされ、ついに最後まで1点を奪えず。オランダらしいと言えばらしい敗戦だったかもしれない。

 
開始直後はオランダのペース。中盤のプレスから、速くて強い3トップ(カイト、ロッベン、ファン・ペルシィ)が疾風のように攻め寄せる。加えて中盤の押し上げ。ファン・ボメルのミドルがポストをかすめた時には「こりゃ圧倒するかな」とも思えたのだが…ポルトガルの組織守備はたやすくは崩れなかった。前でボールを奪う強さはないものの、着実に囲い込んでボールを絡め取り続ける。

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●イングランド×エクアドル ('06サッカーW杯)

NHK総合でイングランド 1-0 エクアドル。ひどい内容だったね、この試合は。蒸し暑い気候の中、単調なロングボールの蹴り合いとミスが延々続いて…思わず早送りしたくなるような退屈さ。単調さと退屈さに耐えることでは民族的な強さ(笑)を持つイングランドが、ベッカムのFK一発で準々決勝進出を決めた。

 
昼間の試合、しかもイングランドが1トップで臨んだ時点で、凡戦となることは確定していたのだろう。ポストプレーの上手くないルーニーがトップでは中盤+前線のパスワークでDFを崩すのは難しく、ドッカンドッカン長いのを蹴って「ルーニー大作戦」状態。一方のエクアドルも強豪相手を意識したか、全く前がかりにならない。序盤のクリアミスからの大チャンスをエクアドルがミスってからは、ひたすら中盤の頭越しにボールが行き来。

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2006年06月25日

●アルゼンチン×メキシコ ('06サッカーW杯)

NHK総合の録画でアルゼンチン 2-1 メキシコ。決勝トーナメント初日からこの大激闘。これだからW杯はたまらない。優勝候補アルゼンチンとダークホース・メキシコの戦いは、予断を許さない拮抗した展開から延長戦へ。最後はアルゼンチンの個人技が炸裂したものの、敗者もまた讃えられるべき試合だったように思う。

 
メキシコは「立派な戦い」をした。圧倒的戦力を誇るアルゼンチンに対して引いて守ろうとせず、自分たちの長所を前面にたてて堂々と挑んだ。素早い中盤の寄せからボールを奪い、小気味いいパスワークとドリブルでDFを崩しにかかる。ボルヘッティやフォンセカらアタッカー陣も勝負意識が高くて魅力的。開始早々CKからマルケスが先制ゴールを叩き込み、追いつかれてからも幾度もアルゼンチンゴールを脅かした。

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●ドイツ×スウェーデン ('06サッカーW杯)

さて、気分を入れ替えて(笑)、ベスト16である。「どれも見逃したくないけど、でも4日間で8試合もあるぜおい!」ということで、ここはひとつサクッと行こう。


まずは、BShiでドイツ 2-0 スウェーデン。地元ドイツが大歓声を背に大攻勢をかけ、序盤に2点を奪い、その後も全般的に優位に試合を進める。スウェーデンが反撃する時間帯もあるにはあったのだが、自慢のアタッカー3枚は厳しいマークに遭って満足にチャンスを作れず、加えて前半にDFルチッチが警告2回で退場。最後まで差を詰めることはできなかった。ドイツが準々決勝に進出。

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2006年06月24日

●「規律」と「自由」、「決まり事」と「判断」は両立する。いや、両立せざるを得ない。

『「トルシエ」か「ジーコ」か 不毛な二項対立』 (うまねんWEB)
 
 
なんか、川淵キャプテソがW杯の総括もなしに自己正当化に走っているようなので、参考までに2年半前に書いたコラムを再掲しておきます。

結論。「規律」と「自由」、「決まり事」と「判断」は両立する。いや、両立せざるを得ない。不毛な二項対立思考はとっとと放棄されるべきなのだ。そして、この事を全く理解しない(理解しようともしない)者は高いレベルのサッカーチームを指導するコーチとして適格ではない。このまま手をこまねいて「何もしない」のならば、ジーコは日本代表監督の座を降りるべきだ。僕はそう思う。

いいこと書いてたんだなあ、我ながら(笑)。その後アジアカップとコンフェデの健闘を見て、ジーコ批判についてはフリーズしてしまったのが悔やまれる。

●本当に、本当になってくれるの?

ジーコ監督後任にオシム氏と交渉 川淵会長明かす (スポーツナビ)
 
 
川淵日本サッカー協会会長(自称キャプテソ)が記者会見で語ったそうな。つーか、代表帰国を伝える夕方のニュースでも既にその模様が流れてましたわ。

まだ代表チームはジーコも帯同した状態で帰国したばかり、しかもオシムともあくまで水面下で交渉しているところなのに、なぜ今言っちゃうかなあ…。いつものお喋りの延長線上で単に口が滑ったのか、ファンへのリップサービスのつもりなのか、それとも独断でジーコ就任を決めたことの責任追及を回避するためか(どうもこれっぽい)。

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2006年06月23日

●終わった?いや、終わってないよ。 (日本×ブラジル)

NHKで、ドイツW杯グループF最終戦。日本 1-4 ブラジル。苦しい状況ながらも決勝トーナメント進出の僅かな可能性にかけて、我らが日本代表が王者・ブラジルに挑んだ一戦。期待の膨らむ展開だったが、前半ロスタイムの1点が全てを変えてしまった。嗚呼、この結果をどう受け止めればいいのだろう…。


前半開始直後から、予想通りブラジルがボールを支配する展開。抜群のキープ力にものを言わせ、日本DFの寄せを軽くかわしては独特のリズムのパスをつないでバイタルエリアへボールを運ぶ。ロナウジーニョにカカーにジュニーニョ、さらに軽快な両SBも加わっていく。これに対し、気合いの入っている日本イレブンは粘り強くプレッシャーをかけて対抗。上り調子の稲本がよく効いていて、中田や加地の動きもまずまずいい感じ。

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2006年06月21日

●スウェーデン×イングランド ('06サッカーW杯)

NHK-BSの録画でドイツW杯グループB最終戦。スウェーデン 2-2 イングランド。予選におけるオランダ×チェコと並んで「国際大会でなぜかよく当たる」2チームの対戦は、日韓大会に引き続いて仲良く(?)勝点を分け合うことに。このグループもトリニダード・トバコの健闘でちょっとした驚きはあったものの、終わってみれば1位イングランド2位スウェーデンと、極めて「順当」な結果となった。


大ざっぱに言えば、前半はイングランド、後半はスウェーデンの試合だったのだが、いずれにせよ激しい攻防が続いて「引き分けなら両方決勝T進出」なのになかなか見応えがあった。同カードでイングランドが38年(!)も勝っていないこと。スウェーデン人のエリクソンがイングランドの監督であること。2位抜けだと1回戦でいきなりドイツと当たってしまうこと。そして両チームとも、基本的に手は抜かないタイプのチームでもある。

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2006年06月20日

●スペイン×チュニジア ('06サッカーW杯)

NHK-BShiの録画で、ドイツW杯グループH。スペイン 3-1 チュニジア。この国にしては珍しく、極めて順調なスタートを切ったスペイン。注目の2戦目は、案の定というか、引く相手を崩せず苦戦の展開に。しかし、終盤に新旧ゴールゲッターの活躍でたたみかけ、終わってみれば鮮やかな逆転勝ち。やはりこの大会のスペインはひと味違うのか?


途中までは完全にアップセットの流れだった。8分、FWジャジリの切り返しがDFを引きつけ、折り返しをMFムナリがボレーから押し込んでいきなりチュニジア先制。その後は初戦で得た自信もあるのか、スペインも慌てず中盤のパスワークで翻弄しながら攻めたてる。が、この日のチュニジアDFは意外な健闘を見せた。フェイントやワンツーで抜かれても慌てずカバーに走り、アタッカーに体を当てて決定機寸前で防ぐ。44分、CKからアロンソがドンピシャのヘッダーを枠に飛ばすも、ゴールライン上でDFがクリア。

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2006年06月19日

●まだだ、まだ終わっていない (日本×クロアチア)

NHKーBShiでドイツW杯グループF第2戦。日本 0-0 クロアチア。初戦敗れた両チームにとって大事な大事な第2戦。負けたら即終わり、特に3戦目にブラジル戦を控えている日本にはまさに崖っぷちの状況。結果は…この試合だけみれば「痛み分け」だが、そもそも苦しい日本は勝点3を取れなかったことでますます追い詰められてしまった。もう、開き直るしかない。


前半、日本の出来は悪くはなかったように思う。豪州戦に比べて前目から守備に行く姿勢があり、ボールを奪うと中盤のパスワークにSBも絡んで攻撃ラインを押し上げる。やはり小笠原が入ってマークも分散したのだろう、俊輔がボールに触る回数も多い。相手にDFライン前までボールを運ばれると中盤底の守備が緩いためピンチに陥るが、それは4バック(実質1ボランチ)を採用した時点で覚悟せねばならないこと。対するクロアチアは、特に前がかりにもならず慎重な立ち上がりに見えた。

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2006年06月18日

●ようやく小嵐来る ('06サッカーW杯)

大会前から、実は「死のグループ」C組より厳しいのではないかとも言われていたグループE。初戦でイタリアとチェコが快勝して「あら?意外と順当?」と一瞬思われたのだが、いやいやなんの、やっぱり平穏ではあり得なかった。2試合をNHKーBShiで観戦。


1試合目は、チェコ 0-2 ガーナ。開始直後、チェコDFのミスからギャンが決めてガーナ先制。これで浮き足だったのか、チェコはパスワークがチグハグになってしまい、前がかりになるもなかなか決定機を作れず。66分にはウイファルシの退場でさらに苦しくなり、終盤はチェコに疲れが出たところを逆にガーナが攻勢に出て、82分ムンタリのゴールで追加点。終わってみればガーナの完勝であった。

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2006年06月17日

●アルゼンチン×セルビア・モンテネグロ ('06サッカーW杯)

昨晩は飲み会(記憶なし)だったので、グループC第2戦はNHKの録画で。アルゼンチン 6-0 セルビア・モンテネグロ。好発進をきったアルゼンチンに対し、後のないセルビア・モンテネグロが自慢の守備でどこまで食い下がるか…という興味深い対戦だったのだが、予想に反して一方的な「花火大会」になってしまった。これである意味「死のグループ」も終わり、ですな。


開始早々、アルゼンチンが先制点。左サイドの細かいパス回しからサビオラがスパッと抜け出し、完璧な折り返しのラストパスをマキシ・ロドリゲスに通した。緩急の際だつ、鮮やかな得点。その後はアルゼンチンがややペースを落としたこともあり、どちらかと言えばセルビア・モンテネグロがボールを支配して攻める展開。しかし、工夫のないサイド攻撃が多く、アルゼンチンDFは余裕で受け流している感じ。

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2006年06月16日

●イングランド×トリニダード・トバコ ('06サッカーW杯)

夜中、NHKでドイツW杯グループB。イングランド 2-0 トリニダード・トバコ。初戦の両チームの戦いぶりからイングランドにとって難しいと思われていた試合。案の定というか予想以上にというか、トリニダード・トバコの組織守備の前に苦しむことに。しかし、イングランド人にとっては幸いなことに、「困ったときのベッカム」は未だ健在なのであった。


開始から、順当にイングランドの優勢。中盤の支配力にベッカムのクロス、クラウチの高さ、そしてジョー・コールのドリブル突破。完全にハーフコート・マッチの状態でじっくり攻めたててる。しかし、トリニダード・トバコの防御は実にしっかりしていた。ぬかりのないマークの受け渡しと素早い守備ラインの構築。ランパードのミドルのこぼれ球をオーウェンが押し込み損ねたりしつつ、スコアレスのまま試合は進む。

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2006年06月15日

●驚愕のスペイン×ウクライナ ('06サッカーW杯)

夜中、NHKでドイツW杯グループH。スペイン 4-0 ウクライナ。グループ1位抜けのライバルと目される両チーム、ともに不安を抱えながらいきなりの対決。際どい勝負になることが予想されていた一戦だったが、蓋を開けてみれば予想外に一方的な内容と結果になった。サッカーというのはつくづく恐ろしいものである。


キックオフ直後から、スペインが優位に試合を進めた。前ではビージャとトーレスというイキのいい2トップを頼れるルイス・ガルシアが支え、後ろではシャビ、アロンソ、セナの3ボランチを中心とするパス回しが好調。一方のウクライナは、やはりシェフチェンコの動きがイマイチな上に彼を目標とするパスに拘りすぎのようにも見え、頑健かつ老練なスペインCBに阻まれなかなかチャンスを作れない。

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2006年06月13日

●やられた、やられた、やられた…クソッ。 (日本×オーストラリア)

NHKでドイツW杯グループF。日本 1-3 オーストラリア。大事な、大切な、超重要なグループリーグ初戦。午後のカンカン照りの下、試合は消耗戦となり、日本はGKのミスから幸運な先制点を得るも、残り10分やはりGKのミスをきっかけに続けざまの3失点。厳しい逆転負けをくらってしまった。ああ、悔しい。


前半途中まで、どちらかと言えば豪州ペースだったように思う。個々の選手は屈強ながら力任せにならず、規律のとれたパス回しからのキューウェルらの鋭い持ち出し、さらにヴィドゥカの機転を武器にチャンスを作る。ただし、日本もやられっぱなしというわけではなく、能活の好守でしのいでは、柳沢と高原の切れのいい動きから逆襲を見せた。高原がDFの逆をとって放ったシュートは僅か左にはずれ。

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2006年06月12日

●暑さはサッカーの敵なり (セルビア・モンテネグロ×オランダ)

昨晩、NHKでドイツW杯グループC。セルビア・モンテネグロ 0-1 オランダ。「死のグループ」第2戦は暑い気温の中での消耗戦となり、虎の子の1点を何とか守りきったオランダが接戦をものにした。これでドイツ、イングランド、アルゼンチンに続いてオランダが白星発進ということで、この大会今のところ波乱なし、というところか。


立ち上がり、セルビア・モンテネグロが自陣に分厚い守備網を張り巡らし、対するオランダがもの凄い勢いで中盤プレスをかけていったのを見て、「これはとんでもなくタイトな戦いになるのでは」と期待したのだが、長続きはせず。原因は、ピッチレベルで30度にも達しようかという暑さ。昨日のイングランド×パラグアイもそうだったが、途中からはミスの多くユルめの試合になってしまった。

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2006年06月11日

●「死のグループ」初戦 (アルゼンチン×コートジボワール)

朝、NHK-BSでW杯グループC。アルゼンチン 2-1 コートジボワール。リケルメの優れた個人技で2点を先行したアルゼンチンが、身体能力で上回るコートジボワールの猛反撃を受けながらも何とか逃げ切って白星スタート。両チームの特徴らしきものがよく見えた、実に面白い試合だった。

コートジボワールは下馬評通り強力なチームだった。身体能力が高い上に戦術的にも統制がとれていて、ドログバが中心なんだけど決して彼だけに頼っているわけでもない。立ち上がりからアルゼンチンの選手が一対一ではね返される姿を見て、「これはヤバいかも」という印象。粗いがムチャクチャ速い攻めにアルゼンチンDFがタジタジになる場面も。

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2006年06月10日

●やっぱり、嬉しい開幕だ!! ('06サッカーW杯)

いや~いよいよ始まったね~。何だかんだ言って、ワールドカップともなるとワクワクしてくるのを抑えられないのがサッカーファンの性。だいたい、サッカーは野球と違って週末(とせいぜい水曜日)くらいしかやっていないのが程良いところでもあり、残念なところでもあるんだけど、この1ヶ月に限っては毎日観られるっちゅうんだから嬉しいやないですか。


で、開幕戦。ドイツ 4-2 コスタリカ。順当、と言ってよいのだろう。終始ドイツ優位で進む試合展開、コスタリカが逆襲から2ゴールを奪って食い下がるも、最後は地力の差が出た形になった。地元ドイツがまずは幸先のいいスタートを切ることに。前のW杯は前王者(フランス)敗戦で始まる波乱の幕開けで、そのまま波乱の大会になったのだが、さて今回はどうなるか。

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2006年06月07日

●それを自転車レースでは「アシスト」と呼ぶ

「サッカーというのは、バランスを保つために水を運ぶ役割をする選手が必要」( J's GOAL )


当たり前といえば当たり前すぎるくらいの事なんだけど、一部では次期代表監督とも噂される名将イビツァ・オシムの言葉となると重みが違うよな、重みが(笑)。

ここでオシムの言う「水を運ぶ役割をする選手」とは、前にサッカーマガジン(だっけ?)のインタビューで名波が言ってた「コマネズミ」の事だろう。エース級の選手を生かすために、汗をかきまくって献身的な役割を果たせる選手。野球で言うところの2番打者。サイクルロードレースでは「アシスト」。確かに、それは必要に違いない。

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2006年06月02日

●J1お休み中の主なスポーツ

6/4(日)              日本×トンガ(ラグビー)
6/4(日)              安田記念(競馬)
6/4(日)              日本×マルタ(サッカー)
6/9(金)~6/23(金)     W杯予選リーグ(サッカー)
6/10(土)~6/18(日)    ツール・ド・スイス(自転車)
6/11(日)             日本×イタリア(ラグビー・現地観戦予定)
6/12(月)             日本×オーストラリア(サッカーW杯)
6/14(水)             ヤクルト×日ハム(野球・現地観戦予定)
6/17(土)             サモア×日本(ラグビー)
6/18(日)             日本×クロアチア(サッカーW杯)
6/22(木)             日本×ブラジル(サッカーW杯)
6/24(土)             オールブラックスジュニア×日本(ラグビー)
6/24(土)~6/27(火)     W杯決勝T1回戦(サッカー)
6/25(日)             宝塚記念(競馬)
6/30(金)・7/1(土)      W杯準々決勝(サッカー)
7/1(土)              日本×フィジー(ラグビー)
7/1(土)~7/23(日)     ツール・ド・フランス(自転車)
7/4(火)・7/5(水)       W杯準決勝(サッカー)
7/9(日)              W杯決勝(サッカー)
7/19(水)             アビスパ福岡×FC東京(J1第13節)


………なんだ、全然「お休み」じゃないじゃん、俺(笑)。

2006年05月31日

●ドイツ×日本

代表の「テストマッチ」はテレ朝の録画で観戦。ドイツ 2-2 日本。いや、面白かった。調整試合とはいえ、地元で余裕のない状態のドイツを相手に撃ち合いのドローならば「よしよし」という感じである。先制点の崩しは最高に美しかったし。本番への期待も膨らんできた…というより、この時期にこれだけ激しい試合をして上げて行っていいんだろうか?と心配になるくらい。

ドイツの方は大会に向けての準備と割り切ったのか(クリンスマンの表情は必死に見えたが)コンディション的にキツいのかそれとも日本をナメていたのか、おそるおそる足先でボールを動かしては止め、動かしては止め、ややダイナミズムに欠ける印象。それに比べれば日本は大きな展開に前線のワンタッチパスやサイドの思い切った上がりも加わり、よくボールが動いて「いいサッカー」になっていた。

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●めでたい!…のだけれども。

田中左太もも痛を再発、代役に茂庭を召集(日刊スポーツ)


おー、茂庭ドイツに行けるのかぁ。めでたい!拍手!!……と、本来は諸手をあげて喜びたいところなんだけど、実は微妙というか複雑な心境だったりする。茂庭が入ったのはもちろん嬉しいし、日本代表にとっても色々な意味でいいことだと思う。でも田中誠が外れちゃったのが、個人的にちょっと、ね。

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2006年05月25日

●代表応援ダンマク名入れ式


ますたろうさんが発起人となって立ち上げた「ダンマクをつくってドイツに行くヤツに持たせるべえプロジェクト」。僕もわずかながら資金を拠出させていただいたのだが、国立競技場千駄ヶ谷門前で名入れ式が行われるということで、ずうずうしくも交じらせていただいた。


19時半に現地へ到着してみると、既に十数人のサポーターが待ちかまえている状態。そこからポツリポツリと次第に人が増えていく。門にもたれかかってふと脇を見ると、「出陣学徒壮行の地」のプレートが……。

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2006年05月18日

●バルセロナ×アーセナル(欧州CL決勝)

欧州チャンピオンズリーグ決勝は夜中に起きて観た。FCバルセロナ 2-1 アーセナル。W杯は(少なくとも僕が知る限り)準々・準決勝が面白くて決勝はイマイチな内容になることが多いのだが、欧州CLは「決勝のみ一発勝負」という仕組みのせいか、決勝戦こそが劇的な戦いになる確率が高いような気がする。今回もまた、波瀾万丈な、熱い試合となったのであった。


序盤、立ち上がりはアーセナルが攻め、それをしのいだバルサが反撃。戦前には「バルサが攻めアーセナルが守る」との展開予想もあったようだが、やはりガナーズもここ一番で「らしい」サッカーにこだわったのだろう。攻め合い。しかし19分、ロナウジーニョのスルーパスで抜けたエトーをGKレーマンがボックス外で倒して一発退場。このプレーでレーマンを責めるのは酷かもしれない。それほど鮮やかなパス、鋭いランだった。これ以後、バルサがボールを支配。

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2006年05月15日

●びみょ~にサプライズっすか?

サッカー日本代表、W杯登録メンバー23名を発表!(スポーツナビ)


なんと、久保が外れて、巻が選ばれるという波乱。いや、別に最近の活躍ぶりを考えれば全然サプライズじゃないのかもしれんけど、久保に対するジーコのこだわりぶりっつったらかなりのものだったからねえ……。ちょっと驚いた。

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2006年04月19日

●何年たっても、変わらないもの

昨日書いたアルベルティーニ引退記念試合。原さんの、前半の「94年組」ミラン×バルサに対する反応は実に面白く、共感できるものだった。

「姿勢とかボールの蹴り方とか、いいですよね~」「だけど…やっぱり…うまいなぁ~」「この辺りは、昔とおんなじだなぁ~~」って、まああの口調で言われたらだいたい何でも面白くなるのだが(笑)、実際のところ、確かにどの選手もいささかスローモーになってはいたけれども、テクニックの高さや、何よりプレーの「型」が昔と一緒で、原さんの発言はいちいち「うんうん」と頷けるものだった。
 

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2006年04月18日

●ACミラン×FCバルセロナ

……といっても欧州チャンピオンズリーグの試合ではなく、3月に行われた「アルベルティーニ引退記念試合」。JSPORTS「バルサTV」枠での放送を録画して観た。ACミラン 4-2 FCバルセロナ。いや~、面白い試合だった!現役同士がCL準決勝前哨戦(?)を戦った後半はイマイチだったけど、なんつっても「94年組」(その年にこの2チームは欧州CL決勝で激突した)の出場した前半が楽しかった。

楽しさの第一は、超豪華な出場メンバー。ミランにはファン・バステン、バレージ、パパン、フリット、ウェアらがいて、監督はカペッロ。バルサはストイチコフ、サリナス、ラウドルップ、エウゼビオ、ライカールトらが先発して、率いるのはもちろんヨハン・クライフ。で、プレーがまた凄いのよこれが。ファン・バステンのダイビングヘッドにフリットの精密クロス、ストイチコフのサイドチェンジにラウドルップの巧みなドリブル突破。さすが、スターはオヤジになってもスターなんである。

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2006年04月17日

●「オイラをドイツに連れてって」

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ダンマクを作ってドイツに行くヤツに持たせるべえプロジェクト
 
 
  
日本に残るサッカーファンも、テレビの前で応援する以外にできる事がある、という事。

それって嬉しいじゃないか、とちょっと思つたよ。


あと、「血を売れ!血だけが資本をもたない男が再生産可能な商品だよ!」って訓示には胸が熱くなった(笑)。

2006年04月06日

●王の存在感を前に、我々はただひれ伏すのみ (欧州CL準々決勝)

JSPORTSの録画で欧州チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ。ヴィジャレアル 1-0(通算2-2) インテル・ミラノ。両チームとも慎重さを保ちながらも、しかし相手を叩き伏せる一瞬のチャンスを狙って7分の力で攻撃を続ける、といういかにもガチンコのノックアウト方式らしい雰囲気。見応えのある試合展開だったが、勝敗を決したのはビジャレアルの誇る「王」の支配力だった。

いや、この試合のリケルメは本当に凄かった。引き分けでもいいインテルが重心をやや後ろにかけたと見るや、自陣まで下がってボールを受け、そこから技術・馬力・閃きの三拍子揃ったドリブルで思い切り持ち上がっていく。「1人中盤ポゼッションサッカー」とでも言おうか。味方のアタッカーのためにスペースと時間を作り続け、さらには相手DFラインにギャップまで作り出す。その圧倒的な力を前に、フィーゴやアドリアーノでさえも存在が霞むほどであった。

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2006年04月04日

●「つまらなかった」と言えば…

そういや、日曜日にはWOWOWで「クラシコ」を観たのだった。FCバルセロナ 1-1 レアル・マドリード。なんか、いまいち盛り上がらなかったスペインダービーだった。この対戦はいつでも事前の期待が過剰になりがちなものだが、今回は「ホームで叩きつぶしにかかる盤石のバルサ」と「再建をかけて意地を見せるマドリー」の対決ということで、白熱した試合になるかと思われたのだが……。

試合のバランスを崩したのは、前半途中のロベルト・カルロスの退場。立ち上がりからバルサが攻め続け、22分にファン・ボメルをロベカルが倒して(警告)PK。これをロナウジーニョが決めてバルサ先制。続いて25分にロベカルは今度は主審への異議でドブレ・アマリージャ。確かに最初のPKは非常に微妙な判定だったとは思うが、会場はなにしろカンプ・ノウなのである。ロベカルの行為はあまりにも愚かだった。

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2006年03月30日

●日本×エクアドル

夜、TBSでキリンチャレンジカップを後半だけ。日本 1-0 エクアドル。いつものジーコジャパン(笑)。いやあ、さすがに4年目ともなるとさすがに達観して観られるというか、でもやっぱり疲れるというか(じゃあ観なきゃいいじゃん、と言われそうだが、代表戦というのはそう割り切れるものでもない)。後半途中から遠征の疲れが出た(?)エクアドルの動きが落ちたところでシブく1点。全くもって「いつも通り」である。

決勝点を挙げたのは佐藤寿人。左サイドを突破したアレックスの低く正確なクロスを、ニアサイドで見事とらえてゲット。いかにもセカンドストライカータイプ、あるいは点取り屋らしい「点で合わせる」ゴールであった。いいよね、佐藤。こういう選手を途中交代の駒として使えると非常に効果的だし、実況アナは「ドイツ行きへ大きく前進!」なんて煽っていたけど……ジーコはやっぱり「列に並べ」というのだろうか。

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2006年03月25日

●驚異の3連投

突然ですが、3/25(土)の衛星放送におけるサッカー中継の中で、僕なりに注目カードをピックアップしてみますた。

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2006年03月12日

●サッカーのシーズンだねえ

昨日今日と、風の強い時間帯もあったが全体的にはいいお天気。空気も心なしか柔らかく、いよいよ春到来、という感じだろうか。こんな日にはお出かけするに限る!……と思いつつ、2日間とも昼間はずっとサッカー中継を観続けてしまった(笑)。ざっと感想。


湘南ベルマーレ 2-0 東京ヴェルディ。ボールを支配していたのはどちらかと言えばヴェルディの方だったが、ちょっと攻撃が真ん中に偏りすぎて…。まあ、いかにもヴェルディらしいと言えばらしい。で、もたついているうちに湘南の鮮やかなカウンターが2発決まってこの結果。ラモスのぎこちない交代策もあったような気もするが(笑)、全体的には完成度の差、という印象であった。

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2006年03月09日

●ACミラン×バイエルン(欧州CL)

JSPORTSで欧州チャンピオンズリーグ。ACミラン 4-1(合計5-2) バイエルン・ミュンヘン。ミランが圧倒的な決定力を見せ、本拠地ジュゼッペ・メアッツァで圧勝。ゴールの度に赤く染まった(もちろん発煙筒もあり)超満員のスタンドで「ゴオオオオオ!」と地鳴りのような歓声が響くのがテレビを通して伝わってきて、赤色はともかく(笑)、何ともいい感じの雰囲気であった。

JSPORTSのセリエA中継はミランの試合はほとんどやらないし、逆にリーグ戦のバイエルン(いっつも勝利)はしょっちゅう目にしているため、これだけ一方的になるとはいささか不思議な感じさえした。アタッカーの決定力に差があるのか、それともディフェンスの堅さに差があるのか、おそらくはその両方なんだろう。「あのバイエルンがねえ…」という感じである。特にフィリッポ・インザーギにはやられ放題でしたな。

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2006年03月04日

●ガンバ大阪×浦和レッズ

夕方、部屋の掃除をしながらNHKでJ1開幕戦。ガンバ大阪 1-1 浦和レッズ。今季優勝候補に挙げられている2チームのいきなりの直接対決は、痛み分けの結果。互いに突き放すチャンスがあっただけに、きっとどちらのサポーターも「勝てたのに…」と悔しい夜を過ごすことだろう(笑)。いや、浦和ファンの方が悔しいかな。
 
前半は完全に浦和の時間帯。開始早々ワシントンのヘッダーが決まって先制。さらに小野・ポンテ・長谷部と揃ったテクニック満点の中盤を軸に、テンポよいパスワークで攻めたてる。もちろんコンビネーション的に合わない場面もまだまだ多いのだが、選手たちが自信を持ってプレーしていることがよく伝わってきた。ガンバはシジクレイの奮闘で何とか1点差に踏みとどまるものの、浦和の守備網はガンバ攻撃陣に形を作らせず、その後が思いやられるような一方的展開。

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2006年02月28日

●日本×ボスニア・ヘルツェゴビナ

夜、日テレでサッカー日本代表ドイツ遠征。日本 2-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ。みぞれ混じりの悪コンディションの中、一旦は逆転を許した日本だが、ロスタイムの土壇場に俊輔のクロスから中田英のダイビングヘッドが炸裂!しぶとく同点に追いついた。

前半に日本(つーか加地)が単調なクロスをはね返された時には「高い!」なんて実況もあったけど、ボスニアの特長は屈強さや高さよりも足下の技術にあるように見えた。湿ったピッチ上でも着実にボールをつなぎ、日本DFのタックルを間一髪かわしてスペースへ走る味方へパスを通す。「仮想クロアチア」かどうかは知らんが、動きの連動性もなかなかのもので、フルメンバーでのトレーニングマッチには良い相手だったかもしれん。FWバルバレスは粘り強くていい選手。

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2006年02月17日

●原さんが元気です

金曜日の深夜はいつもJSPORTSのサッカー番組で楽しんでいるのだが、今日の番組編成にはちょっとビックリ。何に驚いたって、原さんですよ原さん。は、ら、ひ、ろ、み!

まず、22時30分からのFCバルセロナ情報番組「バルサ・エス・バルサ」に「ナビゲーター」なる肩書きで出演。デコや欧州CLのチェルシー戦について、原さんなりの分析を披露。いつの間にか日本におけるバルサの権威になっているのが、笑えるというか何というか…ベギリスタインの友達だからねえ。

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2006年02月11日

●昼間から酒を飲む、という贅沢。そしてサッカーとモーグル。

今日は昼間から、我が家に友人3人を招待しての焼肉宴会。「ハナマサ」で肉を買い込んで、ちょっとしたつまみをカミさんに作ってもらって、それらを大量のビールや島焼酎で流し込む!酒飲みのオッサンにとって、これ以上の贅沢があろうか?モグモグゴクゴクギャハハハ、と時間を忘れて盛り上がっているうちに、いつの間にか窓の外は夕方。

それにしてもよく食べた。カルビ、中落ちカルビ、サガリ、豚トロ、豚タンの5種だけで計2kg以上はあったはずだが、それに加えて大ぶりのソーセージ1ダースに手羽餃子10個……まさか完食するとは思わなかった……どう考えても食い過ぎ、今血液検査したら全員中性脂肪は確実に基準値オーバーであろう。まいっか(笑)。


そんな感じで焼肉ほおばりながら、横目でサッカーをテレビ観戦。アメリカ代表 3-2 日本代表。いや~酷かったね、日本。ボランチのところから全然前にボールが進まなくて、苦し紛れの縦のボールを全部拾われて押し込まれまくり。前半なんて、バスケの3on3みたいだった。完全なハーフコートマッチ。よく3失点で収まったものだと思う。「1トップ2シャドー」も、そこまでボールが届かないのでは良いも悪いもなかったやね。

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2006年02月08日

●それってどうなのよ神様

サッカーのテレビ解説でおなじみ、”ジャンルカ・トト・富樫”こと富樫洋一さんがアフリカネーションズカップ取材中に急死されたそうである

このニュースを知ったときは、とにかくびっくりした。そして大きなショックを受けた。ついこの間JSPORTSの欧州CL特番で元気な姿を拝見したばかりでもあったし、なんつーか、僕の思い込みかもしれないけど、この人がブラウン管を通じて作り出していた(作り出そうとしていた)雰囲気というのは、「死」とか「悲劇」とかとは対極と言っていいものであったはずだから。

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2006年02月01日

●バルセロナ×マジョルカ

WOWOWの録画で、リーガ・エスパニョーラ第21節。マジョルカ 0-3 FCバルセロナ。バルサが19位マジョルカの健闘に苦しめられながら、終盤の攻勢でたたみかけて勝利。これでリーグ14連勝。「14戦負けなし」ではなく、「14連勝」なのが凄すぎる。


この試合、バルサは明らかに精彩を欠いていた。選手たちは体が重そうで、いつもの相手チームをパッキングするような強烈な押し上げはなく、フリーランニングの少なさゆえにパスワークもぎこちない。理由はよくわからないが、開幕から飛ばしてきたチームにはそろそろキツイ時期なのかもしれない(チェルシーもやや減速気味だし)。デコの巧みな浮き球をジュリーが決めて先制点こそ奪ったものの、全体的にはテンションが低い。

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2006年01月31日

●ダレン・フレッチャー

夜、JSPORTSでカーリング・カップ準決勝2ndレグ。マンチェスター・U 2-1(通算3-2) ブラックバーン。リーグでは遠くチェルシーに離されてしまったユナイテッドが、苦戦の末に決勝進出を決めた試合。

ここ最近、ユナイテッドにはなんとなく気になる選手がいる。背番号24のMFダレン・フレッチャーだ。生え抜き(アカデミー上がり)の22歳で、現スコットランド代表。右サイドでのプレーを得意とすることから、一時は「ベッカムの後継者」なんて呼び方もされていたらしい。

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2006年01月16日

●デコが切れた

いや、別に僕の額から出血したわけではない(笑)。
 
夜、録画でリーガ・エスパニョーラ第19節を観た。FCバルセロナ 2-1 アスレティック・ビルバオ。ホームのバルサがセットプレーから先制を許すも、引いて守るビルバオをサイド展開からのパスワークで揺さぶりまくり、ロナウジーニョとメッシのゴールで逆転。その後も追加点こそ奪えないものの、優位に試合を進めて逃げ切った。こう書くと文句なしの勝利に思えるが…。

事が起こったのは後半ロスタイム、敵陣ペナルティボックス脇でデコがグルペギと接触して倒れた(ノーファウル)場面。グルペギが立ち上がらないデコの襟をつかんで起きるよう促したところでデコが突如キレ、グルペギの髪につかみかかったのだ。もちろんデコは一発退場だが、興奮した両チームは一触即発、乱闘寸前。ライカールトがサッとピッチに入って(さすがの判断!)デコを連れ出し、ようやく収拾した。

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2006年01月12日

●監督通訳はコーチの1人

先日、チェルシーの試合を録画で観ていて、ふと思い出したことがある。『オシムの言葉』の中に収録されている、オシム監督の通訳・間瀬秀一さんの言葉だ。

「 そこで、思ったんです。この仕事って、通訳じゃないなと。そこで、やり方、変えたわけですよ。  言ったことをやらせないと勝てないですから。極端に言うと、通訳としての指導力と言うんでしょうか。言葉を訳す力だけじゃなくて、どうすれば選手ができるようになるのか、そこら辺のやり方を考えました。」
「 今本当に、この監督の通訳をやって、自分がJリーグの監督になるっていう新しい目標ができたんですよ。  オシムさんはね、FIFAの技術委員なわけでしょ。そのFIFAの技術委員の右腕として、今、2年半やってるわけでしょ。FIFAの講習を2年半受けているようなものですよ、僕は。講習受けながら、一緒に力を合わせて実戦で戦っているわけだから。だから、そんな貴重な体験をしている僕が、将来監督としてタクト振るわなかったら、日本のサッカー界に対して申し訳がないと思うんですよ。絶対、日本のサッカー界に貢献する。絶対、自分が指導者としてサッカーをする。それは、やっぱり大事なことですよ。」

元選手ながらサッカー界にこだわらない将来ビジョンを持っていた間瀬さんに「絶対」「日本のサッカー界に貢献する」「自分が指導者としてサッカーをする」とまで言わせてしまう、オシムの監督としての魅力と凄みは大したものだと思った。そして同時に、サッカーチームにおける通訳という仕事の重大さをあらためて印象づけられた。

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2006年01月10日

●第84回全国高校サッカー選手権決勝

日本テレビの録画で、1日遅れの全国高校サッカー決勝。鹿児島実業 1-2 野洲。滋賀の新星・野洲が持ち味の「技術を前面に出した、見応えのある攻撃プレー」を発揮、前年王者に競り勝って見事初優勝。従来の強豪タイプとは毛色の違うサッカーに、実況・解説も思わずため息。確かに高校サッカーに新しい風が吹き込んだようだ。
 
正直なところ、試合前は「鹿実が勝つのだろう」と思っていた。選手権屈指の常連校であることに加え、準決勝の内容が非常に強さを感じさせるものだったからである。やや粗いが剛性を感じさせる攻撃と、自陣のスペースをギュッと狭めてつぶす守備。遠野にほとんど何もさせず3-0の快勝。おまけに連続9試合無失点。多々良に勝った野洲も確かに面白い存在だとは思えたが、さすがに決勝では鹿実が勝るのではないか、と。

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2006年01月04日

●僕の生まれた年のクラシコ

JSPORTSで録画しておいた1974年の”エル・クラシコ”(スペインダービー)を観る。レアル・マドリード 0-5 FCバルセロナ。天才ヨハン・クライフを擁するバルサがアウェイでマドリーを粉砕した伝説の試合。「これ一度観たかったんだよ~!!」とムチャクチャ期待して画面に向かったのだが……。
 
一目見て、まず不鮮明な白黒画面に驚いた。今まで観た74年の有名なスポーツ映像はどれもカラーだったように思うのだが。例えば西ドイツW杯決勝西独×オランダ戦とか、国内では長嶋茂雄の引退セレモニーとか。そういや『オシムの言葉』の中にも、東京五輪(64年)で来日したオシムがカラーテレビを見て感激したエピソードがあったな。ともかく、いくら録画とはいえ74年に白黒とは「時代遅れ」であろう。やっぱりフランコ政権下のスペインってのは西欧に比べると「後進国」だったのだろうか?
 

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2005年12月25日

●全日本女子サッカー選手権大会準決勝

昼間、全日本女子サッカー選手権準決勝を観に西ヶ丘まで出かけた。西ヶ丘と聞くと体がうずく習性(笑)と、ひいきの日本代表FW大谷選手を見たいがためである。…って、別に理由を説明せんでもいいか。



昼食は十条駅前「蒲田屋」で買ったおにぎり。えび天、あなご天、すじこ。これで300円だからムチャクチャ安いよな。美味かった。ただし、1個1個は小さいので、3個でもまだ小腹が空くくらい。なので、スタンド裏の売店でレトルトパック(?)のモツ煮込みを購入。味は決して悪くないが、具が本当にモツだけしか入っていないのが微妙。



ちょっと(いやだいぶ)出遅れたので、到着したら第1試合は既に後半半ば。日テレベレーザ 2-0 浦和レッズレディース。ベレーザ、やっぱり強かった。近くの席の会話によれば前半は結構浦和も頑張っていたようだが(到着時1-0のスコア)、後半はほぼ一方的な展開。高い個人技に加えて、スペースへ飛び出すタイミングや攻撃の分厚さといった点でも完全に上回る。要するに、「チームとして」高いレベルのサッカーをしているということ。さすが王者というべきか。右SB川上がゲットしたPKをMF伊藤が決めて2点目を追加し、そのままタイムアップ。

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2005年12月21日

●アーセナル×チェルシー

JSPORTSでプレミアリーグ第17節。アーセナル 0-2 チェルシー。チェルシーが速攻で奪った2点をしっかり守りきり、快勝。驚くべき事に、プレミア発足以降ハイバリーでの初勝利だとか。時代は変わったということなのだろうか。一方、既に連敗していたアーセナルにとっては、優勝争いはおろかCL出場権さえ危うくなる、あまりに痛い敗戦。

アーセナルのサッカーを観ていて、驚いたり胸を踊らせたりしなくなったのはいつからだろうか。テンポよいショートパスとポジションチェンジを繰り返して守備網の突破を狙う、攻撃のあり方自体が変わった訳ではない。ヴィエラが抜けたとはいえ、選手の質は相変わらずトップクラスだ。でも、見ていて何となく楽しくないし、得点は確実に減っている。相手チームの研究が進んだせいかもしれないし、同じ事の繰り返しで選手たちがマンネリ気分に陥ってしまっているのかもしれない。

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2005年12月15日

●'05トヨタカップ準決勝

夜、カキフライをかじりながら日テレでトヨタカップ準決勝。リバプールFC 3-0 デポルティーボ・サプリサ。これはちょっと力の差が歴然としていた。シセらの巧みなアシストからリバプールがチャンスを量産、クラウチとジェラードという「大砲」(プレーも形も(笑))が得点を重ねて快勝。至極順当な決勝進出となった。

僕がイングランドのサッカーを好きな理由の1つは、プレミアの選手たちのシュートの豪快さにある。特にミドルレンジから最大出力で撃つシュートの威力は圧倒的で、セリエAもリーガ・エスパニョーラもかなわない。今日の試合でも開始早々クラウチがドカーン!、30分後にジェラードがドカーン!!、でだいたい試合が決まってしまった。それにしてもクラウチ、完全なる電柱(失礼)かと思っていたらけっこう足技もイケるのね。

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2005年12月12日

●シドニー×サプリサ(トヨタカップ)

夜、日本テレビでトヨタカップ1回戦。シドニーFC 0-1 デポルティーボ・サプリサ。お客さんの入りが悪かったせいもあって、TVで観る限り(実況アナの煽りの割には)全体的にまったりムードの試合だったような。序盤の好機をシドニーが生かせず、膠着状態での折り返し。後半攻勢に出たサプリサが一発のロングボールから得点を奪い、終盤は再びシドニーがラッシュをかけて場内も盛り上がったが、ついにスコアは動かず。ちょっとガッカリの結果。

シドニーFCは一部「助っ人」選手を除いては技術レベルが低かったし、サプリサは煮え切らない戦いぶりで「勝負パス」の概念のないチームのように見えた。昨日出た2チームも、アル・イテハドは個人は強いけれどもまとまりがなく、アル・アハリはよくつなぐがトップ下の選手の質に問題があった。サンパウロとリバプールは未見だけれど、ここまでの2試合を見る限りではまだ「世界クラブ選手権」と胸を張れるだけのレベルにはないのかな、と。まあ、まだ1回目だからね。

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2005年12月11日

●Jリーグはおそろしい

トヨタカップ1回戦アル・イテハド×アル・アハリは対照的なスタイル(タテ速攻×ヨコつなぎ)のがっぷり四つ、という感じでなかなか面白い試合だった。が、やはり今日はこちらについて書かずにはいられない。もちろんJリーグ入替戦2ndレグ、である。

柏レイソル 2-6 ヴァンフォーレ甲府。iモードの速報でこのスコアを見た時、大げさではなく我が目を疑った。これぞまさに衝撃の結果。いや、内容的にもシュート数8対23のワンサイドゲームであった。太陽王の失墜。冬の午後、選手たちの影が長く伸びている映像を目にした瞬間、「斜陽」の二文字が頭をよぎった。明日は我が身だ、笑ってはいられない。

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2005年12月09日

●ブラジル、豪州、クロアチアの順でやりたい

日本、ブラジルなどとF組 サッカーW杯組み合わせ(スポーツナビ)


ブラジル、クロアチア、オーストラリアか。けっこう厳しそうだ。

「ここには勝てそう」という相手がいない代わりに、「ここは全然アカンわ」という相手もいない組のように思える(ブラジルは予選リーグで飛ばしてこないだろうから)。まあ、全敗の危険性も大きいが、クロアチア戦をうまく立ち回れば決勝トーナメント進出もあり得るかな、というところか。

韓国はフランス、スイス、トーゴ?そっちの方がよかったかも(笑)。


[12/11 追記]
どうやらすっとぼけたタイトルを付けてしまったようだ。既にオーストラリア→クロアチア→ブラジルの順で対戦するのが決まってるんですね。「ブラジルが2試合目までで決勝トーナメント進出を決めれば、3戦目はメンバーを落としてくれるはず」という声もあるみたいだけど、果たしてそううまく行くかどうか。

2005年11月27日

●相馬さんお疲れさんです

そういや、昨日の試合には今年いっぱいで引退する相馬直樹が出ていたのだった。

「本来の」左ではなく(そちらはアウグスト)、右サイドハーフ(あるいは「ウイングバック」か)での出場だったのでちょっとビックリ。87分の交代時には東京の攻撃がバリバリに盛り上がっていたので、盛大な拍手で見送りという訳には行かなかったけれど、一時代を築いた名SBの引退であり、ピッチを出ていく姿には感慨深いものがあった。

都並の跡を継ぐ日本代表不動の左サイドバック。さほど足が速いわけでも体が強いわけでもテクニック抜群なわけでもなく、しかしスルスルっと上がっていく攻撃参加の効果は絶大だった。よほど勘が良かったのか、それとも素晴らしい知性の持ち主なのか。いずれにせよ、タイミングとポジショニングの大事さを教えてくれるプレーヤーだったように思う。

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2005年11月21日

●レアル・マドリー×バルセロナ

WOWOWの録画で「クラシコ」観戦。レアル・マドリード 0-3 FCバルセロナ。バルサもいつもよりミスが多くて粗めのサッカーをしていたように思うのだけれど、でも勢いがもう全然違っていた。サンチャゴ・ベルナベウでの試合なのに、最初から相手をのんでかかっていたような。自分たちのサッカーへの自信の差がモロに出た試合であったように思う……つーか、今のマドリーには「自分たちのサッカー」がない。

バルサの1点目は、ドリブル突破を図るメッシとエトーがDFライン付近で交差、エトーが裏に抜けて決めたもの。大きなスペースがあったわけではないが、小さく時計回り(右利きにこれは難しい)にクルッと回る速さには驚かされた。ありゃサイボーグだな、サイボーグ。2点目と3点目はいずれもロナウジーニョのドリブルシュート。セルヒオ・ラモスとエルゲラを子供扱いし、カシージャスもほとんど動けず唖然呆然。エルゲラ、泣きそうになっとったぞ。凄すぎ。

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2005年11月19日

●Jリーグウイニングイレブン9

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買っちゃいましたよ、『Jリーグウイニングイレブン9 アジアチャンピオンシップ』(コナミ)。前作では入っていなかった味スタやササ・栗澤・浅利らが使えるようになり、さらにナビスコカップや昇格・降格の要素も加わったとなれば、これは買うしかあるまい!税込み7千円余りはちと痛いが、なあに飲みに行くのを1回我慢すれば済むことだ(我慢しないけど)。

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2005年11月16日

●日本×アンゴラ

夜、TBSでキリンチャレンジカップ。日本 1-0 アンゴラ。なんというか、そりゃ勝ったのは良かったんだろうし、この試合で内容云々をうるさく言っても仕方がないのかもしれんけど、いかにもジーコジャパンらしい、まったりしたゲームだった。これで喜んでいて本当にいいのかなあ。

アンゴラは、アフリカの国といってもカメルーンみたいに相手を絶句させるような個人能力があるわけではなく、よりチームとしてまとまって戦う事を指向しているような、そんな印象を受けた。ただ、中盤の下がり目~DFラインのマークの受け渡しがずいぶん杜撰で、そこを突いた序盤は日本がチャンスをつかみまくり。

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2005年11月14日

●イングランド×アルゼンチン

フジテレビの録画で、国際Aマッチ。イングランド 3-2 アルゼンチン。いや~、面白かった!!選手のプレーぶりにしろサポーターの応援にしろ、対抗意識がビシビシ伝わってきて、こりゃたまらんわ!昨日のウルグアイ×オーストラリアほどではないにせよ、「リアルファイト」感満点。「フレンドリー?何それ。W杯の準備?知らんわ」みたいな。こういう、情念が理屈や理性を圧倒する場面があるからこそ、フットボールは普遍的文化たり得るのである。

もちろんハートの熱さだけではなく、技術レベルの高さという意味でもこの戦いは凄かった。アルゼンチン側は、リケルメを中心とした流れるようなパスワークと、砂煙を立てて進むサイドアタッカーの力強さ、そして一瞬の機会を逃さないクレスポの鋭い反応。イングランドの方は、ベッカムの高速精密クロスにランパードとジェラードの豪快奔放なプレー、ジョー・コールの技巧、そして火花散るルーニーの攻撃力。おまけに両GKの活躍も人間離れしていた。まさしくこれは、「世界最高峰の戦い」の1つなのだろう。

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2005年11月05日

●おめでとう千葉

千葉、悲願の初タイトル (スポーツナビ)


ジェフの選手・スタッフ・関係者の皆さん、そしてJリーグ発足以来12年間待ち続けたファン・サポーターの皆さん、本当に良かったですね。おめでとうございます。

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2005年10月25日

●カマタマーレ讃岐

「目指せ!Jリーグ。新チーム名はカマタマーレ讃岐」(高松FCオフィシャル)


最初聞いた時は絶対にネタだと思ったのだが、どうやら本気らしい。

まあ、「コンサドーレ」の例もあるから…って、ホントにいいのか、香川のサッカーファン。「カマタマーレJ昇格!」とかの明るいニュースならいいけど、「カマタマーレ惨敗」なんていったら哀しさ倍増である。「カマタマーレ気迫のプレーで激戦を制す!」「カマタマーレ涙の初優勝!」なんてのもちょっと締まらないかも……余計なお世話か。

とにかく、「カマタマだけにコシが弱いね」「カマタマだけに食べ頃は一瞬だったね」なんて言われないよう頑張ってもらいたいものである。

2005年10月18日

●デポルティーボ×バルセロナ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ。デポルティーボ・ラコルーニャ 3-3 FCバルセロナ。面白い撃ち合いを見ることができた。バルサの圧倒的な攻撃力に対して、格下(?)デポルがホームの大声援を背にひるまず立ち向かう構図。単純な技術や体力では計り知れない部分も含めて「いいサッカー」だった。

デポルがディエゴ・トリスタンのゴールで先制したものの、バルサがお得意の超絶個人技で押し戻す。エトー、ロナウジーニョがゴールを重ねて1-3。後半半ばにはバルサのパス回しが延々デポルを翻弄し、「こりゃ勝負あったかな」と思えたのだが…。諦めないデポルが炎の反撃。突撃プレスからボールを奪い、ムニティスの芸術的シュートが決まって1点差。そして終了直前、ルーベンがこぼれ球を叩き込んでついに同点。ライカールトのすっげー悔しそうな顔が印象的だった。

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2005年10月13日

●アイルランド×スイス(W杯予選)

夜、JSPORTSの録画でW杯欧州予選最終節。アイルランド 0-0 スイス。あ~あ…。スコアレスドローでアイルランド予選敗退決定。うーん、残念。アイルランドは前回大会で最も心を揺さぶる戦いぶりを見せてくれたチーム(とサポーター)なだけに、とにかく残念である。また、スイスの方も、フランスに抜かれてプレーオフ行きが決定。こちらはまだ目があるのだから、まあ悪くない結果といったところかな?

この試合、前半1分にいきなりアイルランドの決定機。右からのCK、DFハートがなぜかどフリーに。やった!ラッキー!ヘディングシュート!!……首を振りすぎてハズれ。これが決まってればなあ、とアイリッシュは4年間悔しがり続けるのだろう。その後は89分の間崩しきれずじまい。良くも悪くも真っ直ぐなサッカーをするアイルランドだけに、「勝たなければならない」状況はいかにも辛かった。ま、客観的に見ればスイスの方が決定機は多かったわけで(前半30分の超どフリーヘッダーとか)、もしプレーオフで負けでもしたら「あれが決まってればなあ」とつぶやくのはスイス人の方なのかもしれんけども。

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2005年10月12日

●ウクライナ×日本

夜、「サッカー愛0の局」テレビ朝日で日本代表東欧遠征。ウクライナ 1-0 日本。W杯欧州予選のことを大いに「高みの見物」しているのと同時期に、実は我らが代表チームもドイツへ向けて貴重な親善試合をこなしているのであった。雨にぬかるむピッチとキビシー判定。アウェイの厳しさを存分に味わった試合であった。

そもそも今回は、せっかくの国際マッチデーなのにフルメンバーが揃わないという噴飯ものの遠征であったし、ラトビア戦もジーコの不思議采配(松井OUTと坪井・三都主IN…)で勝ち試合を落としていたし、正直なところTVのスイッチを入れる指は重かった。が、実際観てみると、案外試合は熱いものとなり(決して空疎な実況と解説のおかげではない)、「経験を積む」という意味では意外と悪くなかったかも、と思わないではないこともなくはない。

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2005年10月11日

●W杯欧州予選ラス前

3連休の間にW杯欧州予選を3試合観戦。さすがにどの試合も選手・観客ともにエキサイトしまくっていて、乱闘寸前の場面もあったり。まあ、イングランド・アイルランド・フランス・スペイン・トルコ・デンマークが危ないっていうんだから、そりゃ厳しいし緊張もするよね。ヨーロッパの人はホント大変である(高みの見物(笑))。


クロアチア 1-0 スウェーデン(JSPORTS)。勝点1差の直接対決。両チームとも硬い戦いぶりで、後半途中まではありがちな膠着状態。引き分けでもオッケーなスウェーデンの思うつぼの展開だったのだが、なんとクロスに対して痛恨のハンド!PKでクロアチア決勝ゴール!「棚ぼた」勝利に狂喜乱舞のクロアチア人たち!!……まあ、粕谷さんのコメント通り、ちょっとクロアチア喜びすぎかもしれん、とは思う。次ハンガリー相手っつってもアウェイの試合なんだし。93年、そして97年予選の記憶が残っている限り、日本人はどうしてもそういう見方になってしまうのである。

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2005年10月06日

●『F.A.37 ゼロの焦慮』

JSPORTSの録画で『F.A.37 ゼロの焦慮』観る。今回の題材は、J1第24節横浜Fマリノス×FC東京@日産スタジアム。毎回、明確な演出意図の下に高い完成度を誇るこのシリーズだが、今度ばかりは完全に制作者の意図を越えた方向へ。ルーカスを襲った突然のアクシデント。そして、皮肉(幸運?)な事に、それゆえに忘れがたい作品となっている。

番組の頭から中盤にかけては、試合前と試合中、岡田・原両監督のコメントを中心に、ともに芳しくないチーム状態の中で懸命に勝点を獲得しようとする様子が描かれる。岡田監督が低迷の原因を試合数過多による調整不足に求め、ある意味開き直って「できることをする」姿勢に徹しているのに対し、原監督は不調の原因が見えづらい中で「原点に立ち戻る」事にこだわりを見せる。ともに苦しく悩ましい状況に置かれながら、あくまで「らしい」振る舞いで打開しようとするあたり、プロの監督の矜持を見た気がする。

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2005年10月05日

●リバプール×チェルシー

JSPORTSでプレミアシップ第7週。リバプール 1-4 チェルシー。チェルシー開幕8連勝達成。ホームもアウェイも関係なく勝ち続けており、勝点24で2位との差は早くも9。無失点記録こそストップしたものの、得点18に対して失点2…。「もうリーグ優勝の行方は決まった」との声も、あながち大げさではないように思える。強すぎるのだ。

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2005年10月03日

●レアル・マドリード×マジョルカ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ。レアル・マドリード 4-0 マジョルカ。レアルは相変わらず足下コネコネプレーが多く、速いパスワークで崩すような場面はさほどなかったのだけれど、それでも個人能力にものを言わせられればこのくらいのスコアにはなってしまう。ブラジル・トリオで4得点。3点目のロベカルの弾丸FK、ビビりがちに壁から飛び出てしまったマジョルカの選手を、いったい誰が責められようか(笑)。

また、確かにレアルのパス攻撃全体はパッとしなかったのだが、しかしベッカムのロングキックだけは効きまくっていた。中央からのロビング、右サイドからの速いクロス、そして必殺のセットプレー。どれもピンポイントの精密さ。味方も彼によくボールを集めて、アシストを受けたロベカルやバティスタがすっかり感服した顔をしていたのが印象的。今日の試合においては、レアルは完全にデイビットのチームだった。どうしても軽い印象が先行してしまいがちな「スター」ではあるけれど、やっぱりスゴイわこの男は。

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2005年10月02日

●「りすしんぶん」


昨日の大宮戦、入場の時にボランティア(アルバイト?)の方々からメンバー表やら抽選会の番号やら色々と手渡されたのだが、その中に「りすしんぶん」なるフリーペーパーが混じっていた。編集・発行は「大宮アルディージャサポーターによるミニコミ誌発行有志の会」だそうで(長いね)、やはりネットでWEBサイトやっている人達が作っているようだ。今年の春から始まったのか……「ハマトラ」といい、やっぱ流行なんでしょうか。

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2005年09月30日

●バルセロナ×ウディネーゼ(欧州CL)

夜、JSPORTSで欧州CL第2節。FCバルセロナ 4-1 ウディネーゼ。後半早々のヴィディガルの退場でややテンションが下がってしまったのは否めないが、ハーフタイムまではとにかく素晴らしい攻防を観ることができた。単なるブランドの力だけでない、「チャンピオンズリーグ」の価値を示してくれた試合だと思う。

チャンピオンズの醍醐味は、1つは「大物対決」(チームも選手も)のただならぬ雰囲気が味わえること、もう1つは「異種格闘技戦」的な、普通のリーグ戦では観られないタイプのマッチアップがあることだと思う。この試合の楽しさは明らかに後者のもの。バイタルエリアに目の細かい守備網を築き、そこから一気の逆襲速攻を狙うウディネーゼ。その網を揺さぶり、こじ開けるべく変幻自在のパス回しを続けるバルサ。はっきりしたコントラストにより輝きは増す。いや、どっちも尊敬に値する戦いぶりだった。

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2005年09月24日

●ガンバ大阪×鹿島アントラーズ

夜、NHK-BSでJ1第25節。ガンバ大阪 3-3 鹿島アントラーズ。ガンバサポーターはやりきれない気持ちだろう。一応首位は守った。先手をとられながら反撃してきっちり勝点1を分け合った。でも、あと2分耐えることができれば…手にする勝点は3だったんだ。おそらく彼らの心には達成感よりもはるかに大きな失望と喪失感が広がっているのだろう。仕方がない事とはいえ、なんとも気の毒である。

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2005年09月23日

●レアル・マドリード×ビルバオ

WOWOWの録画でリーガ第4節。レアル・マドリード 3-1 アスレチック・ビルバオ。負けたら間違いなく監督解任だったろう。でも、腐っても鯛、というと失礼かもしれないが、さすがは銀河さんたちではあった。意地とプライドの勝利、ですか。

ぶっつけで17ヶ月ぶりの実戦となったウッドゲイトが鮮やかにオウンゴールしちゃった時には「ルシェンブルゴ最期の日」なんてフレーズまで頭に浮かんだのだけれど、そこで攻撃陣が何とかしてしまうのがいかにもレアルらしい踏ん張り方。ベッカムの超音速精密誘導FKをロビーニョが頭で押し込んで同点。さらにロナウドのおナイスなラストパスをラウールが決めて逆転。まあアタッカーの質自体は間違いなく世界一だからな…。

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2005年09月22日

●「サッカー監督、名将の条件」

夜、六本木のフットボールラバーズでサッカー批評トークライブ「サッカー監督、名将の条件」。西部謙司・宇都宮徹壱・浅野賀一という個性派論客の三氏が古今東西様々な監督を論じ尽くす……はずだったのだが、こういうトークにありがちな脱線が続き、結局監督論をとことん突き詰める感じにはならず。フクダ電子アリーナの話が延々続いたりとか(笑)。でもまあ、面白かったから全然オッケー。2時間があっという間に過ぎた。

僕の斜め前に座っていた人が熱心にメモをとっていたので、トークの詳細についてはどこかに掲載されるかもしれない。全体的な印象としては「西部謙司語る!!」という感じ。全体の2/3くらいは西部さんが1人で喋っていたのではあるまいか。文章と同様お遊び的な部分も混ぜつつ、豊富な体験に裏付けられて自信満々、揺るがない芯がある語り口だった。「要は、勝つのがいい監督、ということですよ」「「擁護派」とか「反対派」ってのは結局「好き」「嫌い」でしょ」とか。ある意味、身も蓋もない(笑)。

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2005年09月21日

●エスパニョール×レアル・マドリード

WOWOWの録画で、リーガ第3節。エスパニョール 1-0 レアル・マドリード。絶不調のレアルはエスパニョールの守備を崩せず、またもセットプレーからやられて3連敗。おまけに期待の新戦力のうちセルヒオ・ラモスとバティスタが退場になっちゃって…。こりゃあ「そのうち調子が上がるだろう」なんて悠長な事は言ってられんのだろうな。ルシェンブルゴもなんかオーラが消えてただの寂しいオジサンみたいになっちゃってるし。ジダンが戻れば、とかそういうレベルの問題じゃなさそう。

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2005年09月19日

●アトレティコ・マドリード×バルセロナ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ第3節。アトレティコ・マドリード 2-1 FCバルセロナ。バルサがショートカウンターからジュリ→エトーで先制した時には「ああ、やっぱり…」という感じだったのだが、今年のアトレティコはひと味違うようだ。2トップを先頭に果敢に反撃、まずフェルナンド・トーレスが同点ヘッダーを決め、さらにケジュマンが難しいクロスをゴール左上ギリギリに蹴り込む。早くもビアンキ色が出たということなのだろうか?バルサの個人技の数々を前に全くひるむことがなく、ホームの大声援も味方につけて逆転勝利。これはちょっと、リーグで面白い存在になるかもしれない。

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2005年09月15日

●マンチェスターダービー

JSPORTSの録画でマンチェスターダービー観る。マンチェスター・ユナイテッド 1-1 マンチェスター・シティ。うーむ、ユナイテッド駄目駄目だったな…。ファン・デル・サールのスーパーセーブが無ければ完敗してた試合。なんというか、やっぱり能力のある選手を並べているだけじゃだめなんだな、という内容だった。

まずうまく行かなかったのは、アラン・スミスのセンターハーフ起用。フィードはできないわ守備でも効いてないわで、ユナイテッドはほとんど10人で戦っていたようなものだった。センターハーフとしての働きも不十分、で本人もそれを気にして消極的になってるのか、期待されるプラスアルファ(攻撃力)も全く不発。シュート1本も撃たなかったのでは?ちょっと無茶なコンバートのような気がしないでもない。

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2005年09月14日

●リヨン×レアル・マドリード(欧州CL)

JSPORTSの録画で欧州CL。リヨン 3-0 レアル・マドリード。ここ数年のリヨンがフランスリーグきっての強豪であること(デシャンのモナコもかなわない!)、マドリーがリーグ開幕後間もなく、しかもロナウド・ジダンという大駒2枚を欠いたことなどを考えれば、この結果は別に驚くには値しないと思う。つーか、レアルの「まさかの敗戦」も、だいぶん見慣れてきたような気がするな(笑)。

しかしリヨンの攻撃はなかなか迫力があった。特に3点目は全くもってお見事。楔のパスから始まって、戻したボールを外→中→外と展開、慌てて戻るマドリーDFからわざと遅れて走り込んだヴィルトールにマイナスのクロスがピタリと合って、ボレーシュートが突き刺さった。うーん、「サイドから崩す」ってのはこういう事を言うんだよな…。ウリエ監督ってリバプール時代にあまりいい印象を持てなかったけれど、去年までにチームに培われていたものが大きいのかもね。

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2005年09月07日

●日本×ホンジュラス

夜、BS朝日でキリンチャレンジカップ。日本 5-4 ホンジュラス。日本協会と、そしてマスコミ的にはこれはオッケーな試合なんだろう。心配していた雨もなく、けっこうお客さんも入って、そしてボカスカ点が入った末に「劇的な」逆転勝ち。いやーまー確かに面白い試合でしたわー(棒読み)。酒の肴にはちょうど良かったかな。

しかし、今日の日本の守備の駄目っぷりはある意味凄かった。意思統一がないとか、ズルズル下がりすぎとか、見るばかりでボールホルダーに突っかけていかない選手が多すぎとか、ボランチとDFラインの連携が皆無とか、一部選手の予測なき軽薄守備とか、ジーコジャパンの悪いところがモロに出たんじゃないかね?これが現体制最初の試合というならまだしも、もう3年目だからねえ。ちょっと頭痛が…。

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2005年09月01日

●カディス×レアル・マドリード

WOWOWの録画で、リーガ・エスパニョーラ第1節。カディス 1-2 レアル・マドリード。50年ぶり(!)1部昇格カディスのソリッドなサッカーに苦しみながら、マドリーが何とか初戦を白星で飾る。快勝、という感じでは決してなかったが、ここ2年の「序盤好調→冬に失速」のパターンを考えればかえっていいのかもしれない。

注目のロビーニョは後半20分に登場。全体的に雑な展開だったためにボールタッチはさほど多くなかったものの、少ないチャンスでは積極的に仕掛け、素晴らしいボディコントロールと鋭いフェイントで見せ場を作った。決勝点の場面も、ベッカムのロングパスを受けたロビーニョがドリブルでDFを引きつけて基点となり、ロナウドへスイッチしてペナルティボックスへ突入、完全にマークが外れたところでラウールが決めたものだった。気分良くプレーすることさえできれば、やはり相当やりそうではある。

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2005年08月29日

●FooTNiKな夜

夜、恵比寿で後輩のイーグサと待ち合わせ、FooTNiKでプレミアシップの再放送を観ながら飲む。何年もサッカーファンをやってきたビール大好き人間のくせに、この店に来るのは今日が初めてだったりする。やー、なんか放映しているカードにもよるのかもしれんけど、外国人のたまり場みたいになってるんですな。赤ら顔で陽気に飲むでかい図体の西欧人多数。こういう雰囲気はけっこう好き。

パイントグラスでキルケニー2杯にギネスを1杯、つまみはフィッシュ&チップス。久しぶりに飲むエール(赤みがかったやつ)は美味い。実に美味かった。呷るのではなく、一口ごとに舌で味わいを楽しむ。この濃厚さがたまらない。普段飲む分にはラガー(スーパードライみたいな黄色いやつ)で全然問題ないのだけれど、時々ビール本来の(?)強い風味をガツンと味わいたくなるのである。すっかり上機嫌になり、「今こそアントニオ猪木の偉大さを世間に知らしめなければならない」などと馬鹿なことを大声でまくしたてたり(笑)。

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2005年08月17日

●日本×イラン(W杯アジア予選)

夜、もちろんNHK-BSで(テレ朝、カッコワルイ)W杯予選最終戦。日本 2-1 イラン。長かったW杯予選もこれでラスト。アウェイで破れた強豪相手にきっちりホームで借りを返し、めでたしめでたしのグループ1位通過決定。

この試合、序盤から目立ったのは日本選手の積極果敢さ。欧州勢を欠く(これは日本も同じだが)上に暑さがこたえたのか、重い動きのイラン相手に優位に立つ。特に玉田・大黒の2トップと三都主は前へ出る勢いでDFを圧倒。これは、もしかしたら、東アジア選手権2試合での「日本B」起用の成果ということになるのだろうか。休養十分な上に刺激を受けて(危機感を煽られて)モチベーション爆発、みたいな。28分に玉田のクロスを大黒がスルーして、フリーで上がっていた加地が押し込み先制!

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2005年08月16日

●エバートン×マンチェスターU

夜、JSPORTSでプレミアシップ第1節。エバートン 0-2 マンチェスター・U。ここ2シーズンは「序盤出遅れて中盤差を詰め切れず、最後力尽きる」パターンが続いているユナイテッドだが、今年はどうだろうか。初戦は敵地で勝点3をゲットして幸先の良いスタート。

キックオフ後しばらくはエバートンペース。ユナイテッドはとにかくアタッカーへのボールの収まりが悪く、ギグスとロナウドを欠くサイドは押し上げて畳みかける圧力に欠ける。エバートンがしつこく前線にボールを送って何度かチャンスを作り、間一髪ファン・デル・サールの好セーブでしのぐ場面も。この時間帯ユナイテッドを支えていたのは朴智星。左右のスペースに飛び出してはボールを引き出し、懸命に攻撃を活性化させようとする。おお、やるじゃないか。

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2005年08月07日

●韓国×日本(東アジア選手権)

夜、史上最低実況コンビの馬鹿騒ぎ(この人たちは自分が騒げば騒ぐほど視聴者も盛り上がるとでも思っているのだろうか?)にめげず、テレ朝で東アジア選手権最終戦。韓国 0-1 日本。今日も「Bメンバー」の日本、押されながらもしのぎ続け、最後は「Aメンバー」の経験を生かして敵地でうっちゃり勝ち。


前半は韓国ペース。長めのパスでアタッカーを走らせて両サイドハーフの後ろを突き、ペナルティボックスの外からでも積極的に仕掛け、シュートを撃つ。イ・チョンスの外から巻いて来るシュートは土肥が指先でセーブ、やはりイがボックス内で放った一撃はサイドネット、さらにイ・ドングクの連続シュートも土肥が好セーブ。土肥ちゃんと茶野の奮闘が光った。坪井が相変わらずイマイチで、茂庭は安定してたけどちょっと危ない場面も。日本の攻撃の方は序盤村井の上がりでいい形があったくらいで、あとはチャンスすらほとんど作れない。阿部は影が薄く、駒野は守備に追われていた。

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2005年08月03日

●日本×中国(東アジア選手権)

夜、テレビ朝日(やかましい)で東アジア選手権。日本 2-2 中国。今日の日本は初キャップ&控えメンバーで構成されたチーム。アテネ五輪代表で一緒にプレーしていた選手が何人かいるとはいえ、いきなりチームとしての組織力や統一性を求めるのは無理というものだろう。実践の繰り返しによってフィットさせていくジーコジャパンのやり方を考えても、やはり無謀な試みであったか。若手メンバー中心の中国にやっとこさ引き分け。


キックオフ時間を勘違いしていて、テレビをつけた時には既に前半10分近く。実況アナやセルジオさんが「今日はいいサッカー」と連呼しているので、意外とうまく戦っているのかと思いきや、単に中国が前に出てこないから中盤で楽々パスを回させてもらってるだけじゃないか。いざ攻め込む時には達也と巻を狙う後方からの長めのボールが多く、人数をかけた守備網にはね返され、あるいはオフサイドになる場面が目立つ。もちろん(と言ってはいかんのかもしれんが)意志の不疎通ゆえのパスミスも多い。おまけに本山の不調、駒野の動きが予想外に早く落ちてしまったこともあり、攻め手は少ない印象だった。

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2005年07月31日

●日本×北朝鮮(東アジア選手権)

夜、テレビ朝日(うるさい)でサッカー東アジア選手権。日本 0-1 北朝鮮。国内組の腕試し的位置づけ(だよね?)の本大会、初戦で勝点3を確保して勢いに乗りたいところだったが、北朝鮮気迫の守りの前に得点を奪えず、逆に自滅の1失点を喫して黒星スタート。「やはり欧州勢がいないとダメだ」という、それはそうなんだけれども、今言っても仕方のないことをわめくマスコミが増えそうでイヤ~な感じ。

この試合、とにかく立ち上がりの入り方が悪かった(ジーコジャパンはいつもそうだとも言えるが)。北朝鮮が韓国サポーターの大声援を受けて積極的に前からチェイスしてきたのに対し、日本はなかなかラインを上げることができずパスのテンポも遅め。慎重な戦いぶり、と言えば聞こえがいいが、その割に守備も不安定だった。バイタルエリアからDFラインのギャップ目指して上がる北朝鮮アタッカーを捕まえられず、最終ラインで間一髪はね返すような場面が目立つ。で、小笠原の中途半端なバックパス(芝の長さに戸惑ったか)をかっさらわれ、さらに中澤まで相手FWにパスしてしまい、失点。やっちゃった、という感じであった。

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2005年07月02日

●ブラジル×アルゼンチン(コンフェデレーションズ杯)

TBSの録画でコンフェデ杯決勝。ブラジル 4-1 アルゼンチン。休養が1日少なくお疲れ気味のアルゼンチンを相手に、ブラジルの個人技が大爆発。思わぬ快勝、計算通りの優勝、といったところか。

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2005年06月30日

●ドイツ×メキシコ(コンフェデレーションズ杯)

フジテレビの録画でコンフェデ杯3位決定戦。ドイツ 3-3(延長1-0) メキシコ。ドイツが3度にわたって追いつかれる苦戦の末、バラックの爆発で勝利をものにした。欧州の地元チームで3位というのは最高とは言いがたいのかもしれないが、しかしチームが若返りの途中であることを考えると納得の成績と言えるのではないか。

両チームの特色がよく出ていた試合だった。メキシコは押されながらも相手の隙をうかがい、敵陣では躊躇なくドリブルを仕掛けて勝負する。ドイツの方は丁寧に、生真面目に足下でつなぎつつ、スペースへの勤勉な飛び出しで守備網をブレイクする。フォンセカの抜け目ない得点はあったものの、2点目の勝ち越し時点ではドイツのサッカーが完全に優勢なように見え、ポドルスキーとシュバインシュタイガーの好シュートもあって勝ちは動かないように見えた。

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2005年06月24日

●『ミッシェル・プラティニ全記録集』

先日「TSUTAYA」でなんとなくサッカーの棚を眺めていたら、『ミッシェル・プラティニ全記録集』なるビデオがあったので速攻で借りて観た。なにしろ僕にとって、プラティニは木村和司さんに次ぐ「10番」なんである。

で、感想だが、あらためて、プラティニよく点とってるなあ、と。いや、フランス時代はFWだったとかセリエAで3回得点王とってるとか、そういうことはなんとなく知っていたのだけれど、しかしイメージ的にてっきりミドルシュートが多いのかと思っていたら、「こぼれ球を押し込む」とか「逆サイドに抜けたクロスをヘディング」というようなストライカー的な得点も多いのね。特に背が高いわけでも俊敏なわけでもなさそうなのに。

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2005年06月23日

●日本×ブラジル(コンフェデレーションズ杯)

深夜3時45分キックオフだしその晩は飲み会だしで、絶対に生で観られないと思っていたコンフェデ。酔っぱらって居眠りしていたのが、たまたまうまい具合に目が覚めて前半を観ることができた。日本 2-2 ブラジル。前戦に引き続き、ジーコジャパンが「楽しいサッカー」ぶりを発揮。いや、実に面白かった。後半を観ることができたらもっと楽しめたろうが…。


試合開始直後、いつの間にかオフサイドラインまで進出していた加地が小笠原のスルーパスで抜け出し、GKの脇を抜いていきなりゴールしたのには吃驚仰天。加地(だけでなく、日本代表全体)がついにホントのホントに覚醒しちゃったのかと大興奮…したところでオフサイドの判定。リプレイで見直したら普通にオンサイドだったが、ここら辺の顛末も加地らしいというか(笑)。

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2005年06月22日

●日本×モロッコ(ワールドユース)

フジテレビの録画でワールドユース。日本 0-1 モロッコ。積極的な守備、サイドアタックと中央突破を併用した攻撃、そして気迫。この試合、少なくとも前半は、このチームを観た中ではいちばんいいサッカーだったと思う。しかし結果は付いてこなかった。残念としか言いようがない。


立ち上がりのモロッコの攻勢をしのいだ後、「スロースターター」の定評もどこへやら、攻勢に転じた日本。敵陣前目から次々とチェイスし、ボールを奪うや梶山の展開パスからサイド、あるいは中央でカレン・水野・家長が仕掛けて行く。チーム全体がアグレッシブ…特に東京ファン的には、梶山が激しく当たりに行ってる姿にびっくり(笑)。守備が前がかりになっていた分その後ろを突かれてピンチになる場面はあったものの、日本ペースで試合は進んだ。

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2005年06月21日

●睡眠は大事です

普段「いや~仕事忙しくてさ~」などと(嬉しそうに)ほざきつつ、実は週末の方がよっぽど忙しいのがフットボールファン。

…と思っていたのだが、ワールドユースとコンフェデが重なっちゃった今回ばかりはもうアカン。昔柳下毅一郎さんが『スポーツおたくに休日はない』という素晴らしいタイトルのコラムを連載していたが、休日どころが寝る暇がないわな。

2005年06月20日

●日本×ギリシャ(コンフェデレーションズ杯)

TBSでコンフェデ杯。日本 1-0 ギリシャ。主導権を握って、ほぼ(フィニッシュを除いては(笑))思い通りの攻撃ができて、しかもきちんと結果がついてきた。現在のところ、ジーコ・ジャパンのベスト・ゲームと言ってもいいのではないだろうか。思わず勝ち点計算を忘れるくらいに(笑)楽しかった。

日本は4-4-2の攻撃的布陣で、立ち上がりから中村・中田・小笠原の中盤3人を軸に軽快なパスワークを見せ、攻勢に出る。対するギリシャはこれが欧州選手権を制したチームとはとても思えないほどの鈍重さ。ボールホルダーへのプレッシャーは弱く、DFラインも動きに意思統一を欠いている印象であった。中田の持ち上がり、俊輔基点の展開、そしてスペースへ飛び出す玉田や柳沢、加地。ギリシャ守備網はその攻撃を捕まえられず、日本が幾度かビッグチャンスを得た。

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2005年06月18日

●日本×オーストラリア(ワールドユース)

TBSの録画でワールドユース。日本 1-1 オーストラリア。いや、とにかくよかった。試合内容的には相変わらずイマイチドウモなんだが、しかしユース世代の経験値ってのはそのチームの成績だけの問題ではないからな。あと、後味悪い敗北で終わらなくて済んだという意味でもよかった。


前半は速くステディなパス回しを武器にするオーストラリアが優勢。しかし日本も、DFラインの粘りとGK西川の好セービングにより耐え続け、偶発的なチャンスを、あるいは流れが変わるのを待つ。スコアレスでの折り返し。スロースターターたるチームの性格を考えれば、まあボチボチといったところか。

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2005年06月17日

●日本×メキシコ(コンフェデレーションズ杯)

フジテレビでコンフェデレーションズ杯。日本 1-2 メキシコ。日本、緒戦はチーム熟成度と試合運びの巧さで勝るメキシコを相手に逆転負け。力からすれば順当かもしれない。が、決勝トーナメント進出から逆算するならば、引き分けに持ち込みたい試合ではあった。

前半は、細かくパスをつないで穴を見つけるやドリブルドリブルドリブルのメキシコに対し、さかんにポジションチェンジする柳沢・中村・小笠原に中田の押し上げが加わってテンポよくボールを動かそうとする日本、という構図。立ち上がりはDFライン前のスペースを狙うメキシコアタッカーの突進に日本DFのマークの受け渡しが追いつかず、危ない場面が何度か。

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2005年06月16日

●日本×ベナン(ワールドユース)

フジテレビでワールドユース。日本 1-1 ベナン。勝ちたかったのはやまやまなんだが、今日の出来からすれば、むしろ負けなくてよかったというのが妥当ところだろうか。

ベナンのプレーを見て最も印象に残ったのは、大熊監督もコメントしているように、とにかく手足が長いこと。前半なんて相手の脇にボールをはたこうとしちゃ引っかけられるし、ベナンボールになると2人がかりで体を当てて奪わなきゃいけないし(守りに関しては元々そういうやり方だから特に問題ではなかったかもしれんが)。1点目のFWの切り返しも、鋭い動きというよりは大きなストライドで日本DFを惑わしたような感じだった。

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2005年06月15日

●唸ってしまう頑なさ

サポティスタを見て知ったのだが、先日の鳥栖×草津戦における「疑惑のPK」騒動について、鳥栖側の質問に対するJリーグの回答はこれだそうである。「※」の付いた一文に注目してほしい。

すごいね、これ。間違いだとわかっても直さないんだ。全くの人違いで「反スポーツ的行為」なんつー不名誉な記録が残ったとしても、それは訂正されず、名誉は回復されないんだ。いやまったく、すごいというか何というか…。

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2005年06月14日

●アルゼンチン×ブラジル(W杯南米予選)

JSPORTSの録画でW杯南米予選。アルゼンチン 3-1 ブラジル。アウェイのブラジル戦では大敗して、前節エクアドルに完敗したアルゼンチンは攻守ともに期するものがあったんだろう。出場した選手全員が攻守とも気迫に溢れたプレーを披露、見事先行逃げ切りに成功した。

DFラインのズレに飛び込んで鋭いミドルシュートを決めたクレスポ。そしてホッキ・ジュニオールのマークをターンで外した刹那、豪快なロングシュートを突き刺したリケルメ。前半はアルゼンチンの見事なシュートがたてつづけにゴールイン。クレスポのはともかく、リケルメの30m反転シュートは今の日本(というか世界中のほとんどの地域)でお目にかかれないプレーだろう。パッと思いつくところで、国内では、かつてならエムボマ、今なら久保が近いシュートを撃てるくらいかなあ。びっくらこいた。

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2005年06月13日

●「ハマトラ」号外


昨日の横浜×バルサ戦の前、新横浜の駅からスタジアムに上っていく途中で噂のフリーペーパー「ハマトラ」の配布に遭遇。「おー!」なんつって喜んで受け取ってみると、観戦ガイド版「号外」だった。コラムや企画もの中心の本誌でないのはちと残念だったが、しかしこれはこれで興味深い。サポート・ソングの歌詞に観戦エリアガイドにゴール裏マナーを解説した記事。チームからの上意下達的な情報だけではなく、サポーターが自主的にこういう形で「観戦ガイド」を出すのはなかなかに健全(という表現を嫌う人もいそうだが)で好ましいことだと思う。

「ハマトラ」の位置づけは、東京で言えば、「東すか」よりも「ガゼッタ」に近かったりするのだろうか(デザインはともかく(笑))。ゴール裏系?

2005年06月12日

●横浜Fマリノス×FCバルセロナ


夕方、ニッサンスタジアムで親善試合。横浜Fマリノス 3-3 FCバルセロナ。他人事の試合、とたかをくくって傍観しようと思っていたのだが、あまりのバルサファンの多さとその一部から立ち上るマリノス(及びJリーグ)を小馬鹿にした雰囲気により心の奥底のナショナリズム(笑)に着火、けっこう真面目に見てしまった(バルサもかなり好きなんだけどね)。結果、横浜が先制し、一度は逆転されながらも最後追いつく小気味のよい展開に。

前日到着したばかりのバルサは少々体も重そうだったし、実際手抜きとまでは行かないが省エネモードの時間帯も多かったように見えた。ただ、一旦ボールを動かし出すと、当たり前だがうまい。横浜もショートパスを中心にどんどんボールを動かそうとするチームだけれども、それに比べてもパスの長さ・速さ・精度が一段上。そして個人の強さや技術の高さに加え、守備的ハーフやSB(ファン・ブロンクホルスト!)の攻撃参加の多さがユーベとは一味違うダイナミズムを感じさせてくれた。

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2005年06月08日

●北朝鮮×日本(W杯アジア予選)

夜、NHK-BSでW杯予選。北朝鮮 0-2 日本。8年前の大興奮決戦@ジョホールバルとはほど遠い(会場の雰囲気なんて正反対)が、しかしまた違った感慨を得ることができたような。日本、3大会連続のW杯出場決定(しかも世界最速予選突破)。なにはともあれ、よかった、よかった。

試合展開は、日本にとって理想的なものだった。無理せずじっくり、決してペースを上げることなく主導権を握り続け、終盤相手のフォームが乱れてミスが出たところを突いて2得点。「This is ZICO JAPAN!」とでも言おうか…。相手をノックアウトする強打はないが、アウトレンジから適当に手数は出しつつ、12ラウンド一杯使って相手の消耗を誘うベテランボクサー(太平洋ランク3位)、みたいな感じか。

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2005年06月06日

●アイルランド×イスラエル(W杯欧州予選)

JSPORTSの録画で、W杯欧州予選。アイルランド 2-2 イスラエル。ホームのアイルランドが早々に2点をゲット。実力差を考慮すれば、必要にして十分なリードを得てあとは適当に時間を使うだけに思えたのだが…CL決勝と同様、ここでも「魔の時間帯」が。39分、45分と続けざまにイスラエルが(なんともあっけなく)ゴールして、後半のアイルランドの猛攻も虚しく引き分けに終わってしまった。

イスラエルのやっているサッカーはとても強豪国に太刀打ちできるような質のものには見えなかったが、アイルランドは2点リードの時点で完全に「勝った」という気持ちを持ってしまい、雑なパスや安易なプレー選択でリズムを自ら失ってしまったようにも見えた。ちょっと欧州のチームとは異質な相手に惑わされた部分もあるのかもしれないけれども。90分の試合を作ることの難しさを考えさせられる試合。無骨な直球勝負のチームカラーも裏目に出たかな。

2005年06月03日

●バーレーン×日本(W杯アジア予選)

夜中、NHK-BSでW杯アジア予選。バーレーン 0-1 日本。うーむ。このシチュエーションに必要にして十分な内容と結果。いかにもジーコジャパン、という感じの試合であった。中盤のボールキープ力の差、バーレーンの電池切れの早さを考えればもう1点取ってとどめを差してほしかったような気もするが、そこは快勝知らずの現代表(笑)。こんなもんかという気がするね。

これは、おそらくジーコにしてみれば会心の勝利なんだろう。勝利の瞬間の、あの興奮しきった顔。アウェイで試合をうまく「静めて」ボールをキープし、ゆっくりパスを回しつつチャンスをうかがう。で、ここぞというところで個人技の発揮で決着をつける、と。中田→俊輔→小笠原とつながった決勝点の場面(ワンタッチパスがポンポンとつながって、3年前のジャマイカ戦を思い出したよ)なんかは、「これが日本のサッカーだ!」てなもんなんだろうね、ジーコにしたら。

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2005年06月02日

●マジョルカ×ベティス

遅まきながら、録画でリーガ・エスパニョーラ最終節。マジョルカ 1-1 ベティス。一時は残留圏(17位)から11ポイントも話されていたマジョルカが、終盤の快進撃であっと驚く1部残留決定。ファン・サポーターと選手の喜び爆発、赤い服を着た人はみんな試合後ぴょんぴょん星人と化していた。「We did it!」ってか。

この試合、我らが大久保嘉人はやや焦りが出たのか、前節とはうって変わって気合が空回り気味。ビクトルとコンビで攻めるよりも単独で縦に抜けたがり、後半マジョルカペースの時間帯にも意外とチャンスに絡めなかった印象だ。とはいえ、惜しくもミートしなかったオーバーヘッドシュートや、足を滑らせはいつくばりかけながらも歯を食いしばってボールを追うシーンなど、大久保らしい熱さを感じられるプレーはいくつかあった。あの姿は、きっとファンにもクーペルにも好意をもって迎えられるに違いない。良い具合に2年目へつなげそうな感じではある。

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