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2005年12月15日

●'05トヨタカップ準決勝

夜、カキフライをかじりながら日テレでトヨタカップ準決勝。リバプールFC 3-0 デポルティーボ・サプリサ。これはちょっと力の差が歴然としていた。シセらの巧みなアシストからリバプールがチャンスを量産、クラウチとジェラードという「大砲」(プレーも形も(笑))が得点を重ねて快勝。至極順当な決勝進出となった。

僕がイングランドのサッカーを好きな理由の1つは、プレミアの選手たちのシュートの豪快さにある。特にミドルレンジから最大出力で撃つシュートの威力は圧倒的で、セリエAもリーガ・エスパニョーラもかなわない。今日の試合でも開始早々クラウチがドカーン!、30分後にジェラードがドカーン!!、でだいたい試合が決まってしまった。それにしてもクラウチ、完全なる電柱(失礼)かと思っていたらけっこう足技もイケるのね。

 
続いて、録画していた準決勝もう1試合を観戦。サンパウロFC 3-2 アル・イテハド。両チームとも攻守の切り替えが速く、見応えのある攻め合いとなった。1回戦の生ぬるさを一気に吹き飛ばすような熱戦。こうして欧州・南米以外のチームが健闘を見せていくことで、ようやく「世界クラブ選手権」の体裁に実が追いついて行くのだろう。プラッターのオッサンもさぞかし嬉しかろうな。

アル・イテハドは1回戦では個人の強引さが目立っていたのだけれど、この試合においては随分印象が違った。個々の強さはそのまま、しかし1試合叩いた事が大きかったのか、攻守ともに動きの連動性が改善されているように見えた。自陣での組織守備からボールを奪い、カウンター気味にサンパウロMFの裏をとってスピーディーに攻め上がる場面など、思わず「おお!」と声を出してしまったよ。いやー、つええじゃん、アジア(笑)。

一方、そんな相手に対して撃ち負けなかったサンパウロもさすがではあった。アモローゾ、いいね~!でも、これで活躍しちゃうとウチには来づらくなっちゃうのかな(笑)。ブラジルのチームらしく中央突破に冴えがあるんだけれど、突貫小僧のSBシシーニョがアクセントになっているので偏りは少ない印象。リバプールの守備はアル・イテハドと比較にならないくらい固いとは思うが、先制してカウンターを狙う展開になればチャンスは大いにあるのではないだろうか。


今日の実況席は解説のキーちゃん・武田の他にゲストで中澤とさんまもいて、アナウンサーは4人に話を振るので一杯一杯の様子。学ばないねえ、テレビ局って。観ているこちらも落ち着かないっす。まあ、それでもアナの実況技術がテレ朝に比べれば(比べるのも失礼という説もあるが)かなりマシなのと、あとなんといっても上戸彩ちゃんがムチャクチャ可愛いので、許す(笑)。

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