2010年08月29日

●底は打った、のかな (ヴィッセル神戸×FC東京 テレビ観戦)

ヴィッセル神戸 0−0 FC東京 (J1第21節 神戸ユニバー記念競技場)
 
 
土曜の夜は神宮球場にいたので、スカパー!の中継を録画して本日観戦。

立ち上がりは神戸の攻勢。ポポ・ボッティのドリブル突破など縦に速い攻撃で一気にバイタルエリアへ押し寄せ、松岡・朴の強烈なミドルシュートが枠をかすめる。しかしそれらをしのいだ東京は10分を過ぎる頃から徐々にペースをつかんでいき、13分、大竹→リカルジーニョ→石川とテンポ良くパスが通って石川のミドルシュートがバーを直撃。その直後には左に流れたリカの速いクロスに大黒が飛び込んできわどい場面を作るなど、着実にチャンスを作っていく。

この日の東京は前線の4人が流動的に動き回ってパスコースを作り続け、神戸のプレスが(整然としつつも)強度に欠けたこともあり、ボランチからリカ・大竹への楔のパスを軸として相手の守備ブロックに食い込むことができていた。だが、やはり問題はそこから。大竹が積極的に撃つミドルシュートはいずれもDFにブロックされてしまい、40分、大きな展開からボールを収めた中村北斗の強烈なシュートは惜しくもバーを越えた。スコアレスのままハーフタイム。

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2010年08月22日

●ザ・完敗 (FC東京×サンフレッチェ広島)


昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第20節。FC東京 0−2 サンフレッチェ広島。ともに夏場の連戦の中で負傷・欠場者が相次ぐなど満身創痍、結果も出せていない両チームの対戦。東京は開幕以来となるホームでの勝利がほしいところだったが……試合はサンフレッチェがお得意のパスサッカーで終始優位に立ち、後半の2ゴールによる点差をはるかに上回る内容で完勝を収めた。トンネルに入ってしまった感のある東京は、これで2引き分けを挟んで4連敗。
 
 
序盤からゲームを支配したのは広島。ストヤノフを軸として着実にビルドアップし、楔のパスから加速する攻撃。立ち上がりこそ長いボールが多かったものの、徐々に東京の守備網をパス&ムーヴで揺さぶってチャンスを作っていく。6分、槙野のミドルシュートがバーを越え、その直後、高萩のパスでDF裏に抜けた森崎のシュートがポストの右を抜ける。8分にはストヤノフのロングパスで右サイドを突破した森脇のクロスに佐藤寿人が頭で合わせるが、バーの上。

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2010年08月18日

●息もできない (セレッソ大阪×FC東京 テレビ観戦)

セレッソ大阪 4−1 FC東京 (J1第19節 キンチョウスタジアム)
 
 
スカパー!でテレビ観戦。現地は30度超の蒸し暑さだったそうだ。

序盤からペースを握ったのはセレッソだった。ゆったりとしたパス回しから徐々にスピードアップする攻撃でチャンスを作る。対する東京は守備の動きが連動せず、相手のパス&ムーヴを後追いするばかり。4分、右サイドを突破した家長が柔らかいクロス、ファーに流れたアドリアーノがヘッダーを叩きつけた。サイドも中もマークがズレて……。0−1。その後もセレッソはスイスイとパスを回してチャンスを作り、今野の奮闘やシュートミスで何とか逃れる場面が続く。

セレッソの守備もタイトではないため東京も敵陣へボールを運べるのだが、最後の仕掛けが単調で崩せない。前半半ば、焦れた城福監督は今野と森重を入れ替えて前がかりになろうとする。ところが、これが裏目。梶山・キムが不調な中で攻撃の圧力を一身に受けた森重は立て続けにファウルを犯してしまい、37分に退場。あいや…。10人の東京は逆にキビキビとした動きで攻めに出るが、43分松下のミドルシュートはポストに当たって決まらず。1点差で後半へ。

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2010年08月16日

●FC東京の「ボランチ問題」について

新潟戦、そして昨日の鹿島戦と、勝利には届かないながら後半今野をMFに上げる攻撃シフトで相手を追い詰め、その今野が得点をとっていることで、twitterやブログに「今野はボランチで使うべきだ」みたいな書き込みをするファンが増えているようだ。

この手の選手起用や采配に関する議論については、「素人だから」などと引っ込み思案にならず、大いにやった方が良いと僕は思っている。それがある種のガス抜きになるかもしれないし、ファンのサッカー観を深めることもあるだろう。また、そもそも「俺ならこうする」などと考えをあれこれ巡らしたり言い合ったりすること自体、サッカーを楽しむ重要な手立ての一つであるから。もっとも、あまり熱くなりすぎて罵倒に発展したりするのは良くないとも思うけど。
 
 
というわけでそれに乗っかり、以下は最近の東京のボランチに関する考察。

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2010年08月14日

●痛み分けの夏 (鹿島アントラーズ×FC東京 テレビ観戦)

鹿島アントラーズ 1−1 FC東京 (J1第18節 カシマサッカースタジアム)
 
 
スカパー!でテレビ観戦。悔しさも嬉しさもないようなあるような、何とも微妙な結果。

東京は羽生・梶山、鹿島はマルキーニョスと、双方主力を欠く中で迎えた試合は蒸し暑い中でキックオフ。前半は鹿島が快調にパスを回して攻める展開。15分、野澤のロングパスを興梠が胸で落としてジウトンが強烈なミドルシュートを撃つが、塩田が横っ跳びで弾き出した。19分、興梠がボックス内で狙った反転シュートは塩田がキャッチ。東京はやはり梶山不在は大きく、中盤で森重が奮闘するものの、組み立ての途中でプレス守備に絡みとられる場面が目立つ。

ただしこの日は鹿島も盤石ではなく、外国人2人の守備の不安定さから時折隙ができる。16分、右サイドを抜けた石川のクロスから平山の強烈なシュートが曽ヶ端の正面を突く。そうしているうちに27分、左サイドのFKで小笠原が速いボールをゴール前に入れ、興梠がバックヘッドでコースを変えてゲット。敵ながらナイスシュート。0−1。その後は鹿島優勢の流れが続き、大迫が塩田と一対一になる場面などもあったが鹿島の詰めが甘く、1点差のまま前半終了。

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2010年08月09日

●こんだけ攻めても駄目なんかい (FC東京×名古屋グランパス)


昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第17節。FC東京 0ー1 名古屋グランパス。暑さもピークの時期に迎えたリーグ戦の折り返し。3位グランパスとの対戦は、前半戦不本意な順位に甘んじている東京にとって反転攻勢のきっかけとしたい一戦であった。試合は、東京が省エネサッカー(?)の名古屋相手に快調に攻め続けて幾度か決定機を得るも決められず、土壇場の後半ロスタイムに闘莉王のヘッダー一発で敗戦。ホームでの無敗記録もストップしてしまった。
 
 
スルガ銀行杯優勝で弾みがついたか、この日の東京は夏の連戦も何のその、序盤から快調な攻撃を見せる。1分、FKからの長いボールを大黒が好トラップで左へ流し、走り込む羽生のシュートがGK楢崎の正面を突く。その直後、羽生の速いクロスに大黒が飛び込む際どい場面があり、さらに右CKから森重のヘッダーがポスト左。東京は梶山・森重を中心とするテンポ良いパスワークと平山のポストプレーでフリーのアタッカーを作り、次々前を向いて仕掛けていく。

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2010年08月05日

●俺たちには大黒将志がいる (スルガ銀行チャンピオンシップ)


昨日の夜は、国立霞ヶ丘競技場でスルガ銀行チャンピオンシップ。FC東京 2−2(PK4−3) リガ・デ・キト。ナビスコ杯とコパ・スダメリカーナの優勝チームによる一発勝負のカップ戦、相手は一昨年のクラブW杯にも出場したエクアドルの強豪リガ・デ・キトであった。試合は、2度にわたってキトにリードを許す苦しい展開となったが、後半ロスタイムに東京の誇る「日本一のストライカー」が同点ゴールを奪う。PK戦を制した東京が見事初優勝を飾った。
 
 
キックオフ10分後に到着し、2万弱の観衆で埋まったスタンドに驚きながら着席。その時点では東京優勢で試合が進んでいた。森重・田邉が着実にパスをさばき、平山の展開パスから石川がサイドで仕掛けていく。22分、ゴール左隅を襲うキムの直接FKをGKドミンゲスが横っ跳びでセーブ。26分、CKから森重のヘッダーは惜しくも外れ。一方のキトはやや動きが重くリアクション中心の構えだったが、一旦ボールを奪うとさすがのポゼッションを見せる。

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2010年08月02日

●暑苦しいというか、重苦しいというか (アルビレックス新潟×FC東京 テレビ観戦)

アルビレックス新潟 2−1 FC東京 (J1第16節 東北電力ビッグスワン)
 
 
土曜日の新潟戦は、スカパー!でテレビ観戦。以下、感想をざっと。

テレビで観る限り、磐田戦とは逆に「引き分け(か勝ち)に持ち込めそうな流れだったのに届かず」の試合だった。前半は新人の入った中盤ががたついたところを突かれて先制されるも何とか追加点は免れ、後半は梶山投入・今野のMFへのシフトで反撃。しかし、日程的に有利なはずの新潟の足が止まった(DFの幾人かは棒立ちだった)せいもあって波状攻撃をかけたものの、同点ゴールは奪えず、逆に新潟のカウンターで2点目をくらってあぼーん、という試合。

スタメンとベンチの顔ぶれからして、東京の後半勝負の意図は明らかだった。前半はサイドで鈴木達也を走らせて新潟の押し上げを牽制し、あわよくばクロスから大黒・赤嶺で1点。で、後半は中盤が伸びたところで梶山・大竹を入れて叩き伏せる、と。ある意味ゲームプラン通りの展開ではあったんじゃなかろうか。城福監督にとって誤算だったのは、前半中盤があまりに機能しなかったのと、鈴木のクロスが全てあさっての方向に飛んでいってしまったことか(笑)。

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2010年07月30日

●だって夏バテだもの (FC東京×ジュビロ磐田)


昨晩は、国立霞ヶ丘競技場でJ1第15節。FC東京 1−1 ジュビロ磐田。くそ暑いこの7月半ばに週3試合の連戦という、W杯のあおりなのか何なのか、とにかく厳しい日程を戦う我らが東京。ミッドウィークの今回は似たような順位でもがくジュビロとのホームゲーム。試合は、インターバルが1日多い相手にフィジカルで押される苦しい展開となり、大黒の一発で先制したもののセットプレーで追いつかれ、権田の好セーブ連発で何とか勝点1を確保するにとどまった。
 
 
立ち上がりから主導権を握ったのは磐田。整然とした速い寄せでボールを奪っては2トップへのロングボールを軸にシンプルにシュートへつなげていく。開始早々西がたて続けにミドルシュートを放ち、13分にはカウンターから駒野のクロスに前田が頭で合わせ、復帰の権田が横っ跳びで弾き出す。対する東京は磐田のプレスに押されてパスミスが多く、なかなか攻撃を組み立てられない。6分、北斗のアーリークロスに大黒が飛び込んだ場面は間一髪届かず。

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2010年07月26日

●本職のストライカーと、本職になりうるボランチ (湘南ベルマーレ×FC東京)


昨晩は、平塚競技場でJ1第14節。湘南ベルマーレ 1ー3 FC東京。リーグ再開後2戦目は、お久しぶりのベルマーレとJリーグでは初の対戦。前節ホームで悔しいドローに終わった東京としては、降格圏に低迷する相手だけにきっちり勝っておきたいところであった(みたいな事を毎回書いているような気がする(笑))。試合は暑い季節にも関わらず激しい攻め合いとなり、大半の時間帯でボールを支配した東京が3点を先取、湘南の反撃を1点に抑えて完勝を収めた。
 
 
むっとする暑さの中でキックオフ。この日の東京は全体的には神戸戦を継承しながら、負傷の徳永に代わって森重がMFに上がり、キム・ヨングンがCBに入る布陣。森重は守備の場面ではややぎこちなさを見せながらも、着実なパスさばきと機を見た上がりで攻撃を加速させていく。立ち上がりは中盤で優位に立つ東京ペースで試合が進んだ。5分、中央を持ち上がる大竹から右の梶山にはたき、戻したボールを叩いた森重のミドルシュートはポストのわずか右。

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2010年07月18日

●「こんなこともあるさ」 (FC東京×ヴィッセル神戸)


昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第13節。FC東京 2−2 ヴィッセル神戸。約2ヶ月に渡るW杯中断もようやく明け、いよいよ僕たちの「日常のハレ」の再開である。相手は降格圏ギリギリに位置する神戸。東京にしてみれば、きっちり勝って上位進出に向け勢いをつけたいところであった。試合は東京が序盤に幸先良く2点を先制したものの、あと一歩で3点目が奪えず、逆に後半終了間際の土壇場で残念な2失点。悔しい悔しい引き分けとなってしまった。
 
 
風があり、7月にしては過ごしやすい空気の中でキックオフ。長友の抜けた東京は左右のSBに松下・中村北斗が入り、攻撃的MFは大竹と羽生が、FWはリカルジーニョと新加入の大黒がコンビを組む新鮮な布陣。序盤はこれが機能した。鋭いフォアチェックと安定感あるライン防御が神戸の攻撃を寸断し、ボールを奪うと速いテンポのパスワークで攻めたてる。攻撃陣の連携未成熟ゆえにシュートにまではなかなか至らないながら、確実に主導権を握っていた。

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2010年06月07日

●とりあえず2位浮上 ('10ナビスコ杯 vs京都サンガ)


昨日の午後は、味の素スタジアムでナビスコカップ第6節。FC東京 1−0 京都サンガF.C.。前節ベガルタ仙台に敗れ、3位に転落して迎えた首位との対戦。グループリーグ突破のためには引き分けでなく勝ちが必要な状況であった。試合は、暑さと両チームのステディな守備によって膠着状態が続く展開となったが、後半にキム・ヨングンの来日初ゴールで得た虎の子の1点を守りきって東京が勝利。
 
 
25度に達しようかという暑さの中キックオフ。東京は左SB中村北斗でCBにキム、右SBに松下を起用する変則的(?)な布陣であった。立ち上がりは京都の出足が良く、フォアチェックから押し込む形に。4分、ディエゴがキムからボールを奪ってドリブルシュートするも、バーの上を越えた。東京もすぐさま反撃。6分、左サイドのつなぎからボックス手前に出た石川がグラウンダーのシュート、惜しくもポスト右を抜けた。そこからしばらくは一進一退の攻防に。

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2010年05月23日

●帰ってきた(小さくて)凄いヤツ ('10ナビスコ杯 vsアルビレックス新潟)


昨日の午後は、駒沢陸上競技場でナビスコカップ第3節。FC東京 1−0 アルビレックス新潟。一時期の停滞ムードから次第に上げ潮の雰囲気が出てきた我らが東京。日本代表組数人を欠く今回は、ピンチであると同時にこれまで出番のなかった若手らを新たな戦力とするチャンスでもあった。試合は、両チームとも悪ピッチに苦しみなかなかスコアできない展開となったが、終盤「遅れてきたファンタジスタ」の投入でモメンタムを引き寄せた東京が勝利を収めた。
 
 
キックオフ。年に1度の駒沢開催でまず目についたのはピッチ状態の悪さ。ボールが思うように走らず、不規則バウンドが頻発。両チームともパス回しに苦労し、足をとられて転倒する姿が各所で見られた。その芝の上で序盤は局面ごとのボール争奪戦が続く。8分、高橋のフィードを平山が落として鈴木がミドルシュートを撃つが枠外。その直後、新潟はバイタルエリアでのパス回しからマルシオ・リシャルデスが強烈なミドルシュート、権田が両手パンチで弾き出した。

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2010年05月17日

●梶山と小野の再戦が楽しみだ (FC東京×清水エスパルス)


一昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第12節。FC東京 2−2 清水エスパルス。前節今季初の3得点で山形に快勝し、ようやくトンネルを抜け出した感のある東京。良い流れを今後につなげたいW杯中断前最後の試合は、首位エスパルスが相手であった。東京が主導権を握るも、セットプレーのチャンスを生かした清水が先に2得点する苦しい展開。しかし終盤怒濤の攻撃を見せた東京が松下らのゴールで追いつき、結果は今後に期待をつなぐ引き分けに。
 
 
序盤から押し気味に試合を進めたのは東京だった。梶山のキープ・配球と平山のポストプレーを軸にテンポよくボールを動かす攻撃。右サイドでは石川がSB児玉を圧倒するなど、選手の動きにもキレが感じられた。9分、石川が平山とのワンツーでボックスへ突入、清水DFがかろうじてカット。12分、左サイドからDFをかわしながら切れ込んだ平山が強烈なシュート、ポスト右をきわどく抜けた。13分にもボックス正面で羽生の落としを梶山がシュートする(枠外)。

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2010年05月09日

●破顔一勝 (モンテディオ山形戦×FC東京 テレビ観戦)

モンテディオ山形 0−3 FC東京 (J1第11節 NDソフトスタジアム山形)
  
 
久しぶりに、楽しく笑顔で語れる(エントリーを書ける)試合になったのう。

この日の東京は梶山控えで松下が先発し、FWは平山・重松。バランスの良い守備で山形にスペースを与えず、平山を中心に流動的に動きながら長短のパスを交えて攻め込んでいく。1分、右から細かくつないでボックス内へ運び、平山が落としたボールを長友が狙うがポスト右。一方の山形は3ラインで守りを固め、古橋・田代を長いボールで狙うカウンターサッカー。2トップの献身的な動きと意図の明確なパスは脅威ではあったが、森重・今野が堅実に防ぐ。

10分、ロングボールに走り込んだ重松がGK清水のこぼしたボールを拾ってシュートするが枠外。23分、ロングボールをボックス内で平山が落とし、走り込む石川がシュートするもバーを越えた。そして24分、羽生の縦パスを平山が左に流れながら落とし、松下がダイレクトでDF裏へ。鋭い飛び出しで抜けた重松が角度のないところから清水を抜いてゲットした。楔のスイッチからアタッカー3人の動きが連動した見事な得点!!これが見たかったのよ、という。1−0。

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2010年05月06日

●絶賛膠着中なり (FC東京×ベガルタ仙台)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第10節。FC東京 0−0 ベガルタ仙台。得点力不足に悩んでリーグ戦ではここ5試合勝ち星のない東京、ゴールデンウィーク唯一のホームゲームの相手はJ2から昇格したて「お久しぶり」の仙台。大観衆の前でスカッと勝ってモヤモヤした空気を吹き飛ばしたいところであった。試合は、序盤の大チャンスを逃した東京がその後ほぼ終始ペースを握って攻めるもなかなか得点機まで至らず、何とも残念なスコアレスドロー。
 
 
この日はまさに五月晴れの天気。メインスタンドは気持ちよかったが、バックスタンドや、ましてやピッチ上の選手たちにしてみれば暑すぎるくらいだったろう。

東京は徳永を右SBに戻し、前方にはリカルジーニョ・石川・達也とドリブラーを多く並べた布陣。前節ショッキングな交代を命ぜられた平山も先発した。序盤はショートパスをつないで攻めようとする仙台に対し、東京は守りを固めて逆襲速攻主体の組み立て。いきなり5分、SB朴を置き去りにして石川が右サイドを突破、速い折り返しがフリーの平山の足下に入る決定機。しかし、シュートは力なくポスト左に外れ。枠に飛ばすだけで入りそうな場面だったが……。

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2010年05月01日

●早くも(またも)正念場っすか (サンフレッチェ広島×FC東京 テレビ観戦)

サンフレッチェ広島 2−1 FC東京 (J1第9節 広島ビッグアーチ)
 
 
J1第9節は広島には出かけず(お金もないし)、スカパー!でテレビ観戦。

ACL参戦による過密日程で青息吐息の広島に対し、大黒柱の梶山が先発に復帰した東京。序盤は両チームがパスを回して攻め合う展開に。東京は羽生のクロスに平山が頭で合わせ、またショートカウンターから突破したリカルジーニョがあわやのクロスを入れるなど、ゴール前でチャンスを作る。一方の広島は槙野や高柳が積極的にミドルシュート。しかし、徐々にコンディションで上回る東京がペースを握り、梶山の正確な配球から押し込んでいった。

13分、リカの叩きつけるシュートをGK西川がきわどく弾き出す。16分には右サイドから切れ込む石川の強烈なシュートがバーに当たって惜しくも決まらず。広島の選手たちはいかにも体が重そうな感じ。「こりゃ行けるかな」。ところが23分、右サイドの山岸から山崎→左サイドを追い越す服部へきれいにパスがつながる広島のチャンス。折り返しを佐藤寿がヒールで流してDFを外し、詰めていた山岸が押し込んだ。広島らしく、そして山岸らしい得点。0−1。

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2010年04月25日

●問題は「精度」なのかいな (ガンバ大阪×FC東京 テレビ観戦)

ガンバ大阪 2−0 FC東京 (J1第8節 万博記念競技場)
 
 
昨日夕方のJ1第8節は、スカパー!でテレビ観戦。

前半は東京ペースだった。怪我人続出のガンバは5バックで守りを固め、前線に新人の宇佐美を起用する苦肉の策。しかし自陣深くでボールを得てもMF陣がほとんどパスをつなげず、すぐさま東京が素早い寄せから奪い取ってサイドから攻めたてる。11分、左サイドでパスを受けたリカルジーニョが切れ込んでボックスへ突入、シュートがサイドネットに突き刺さった。23分には羽生からのパスでオーバーラップした長友がシュートし、GK藤ヶ谷がきわどく抑える。

しかし、ひたすら攻撃を続ける東京だが、なかなか決定機までは至らない。右サイドでは長友が安田を圧倒して幾度かクロスを上げるものの、ゴール前に上がる人数が少ないこともあり、待ち構えるガンバDFに簡単にはね返されてしまう。38分、ショートカウンターで羽生→リカからつないで石川がフリーでボックスに突入し、安田が後ろから突き倒した場面もノーファウルの判定。もっともガンバの方も全くと言っていいほどチャンスは作れず、0−0でハーフタイムへ。

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2010年04月18日

●我慢の時は続くかね (FC東京×京都サンガ)


昨日の夕方は、味の素スタジアムでJ1第7節。FC東京 1−1 京都サンガF.C.。鹿島戦の激闘に大宮戦の勝利と、上昇の兆しがようやく見えてきたかに思える我らが東京。今回は3年間勝っていないという「苦手」京都との対戦であった。試合は、鹿島戦は何だったんだと言いたくなるような戦いぶりで、早々に京都に先制される苦しい展開。後半重松・赤嶺の投入を機に攻勢に転じてPKで同点に追いついたものの、勝ち越し点は奪えず引き分けに終わった。
 
 
最初の数分間は東京の攻勢となった。京都は全体的に引き気味で、かつ構成力のあるパサーが不在。単調な縦パスを森重・今野がはね返しては押し込んでいく。が、東京も人数をかける京都の守備を崩せない。逆に11分、京都は右スローインを柳沢が頭で流し、追い越す西野がサイドを突破して折り返し。中山が長友と競りながら足に当てたボールは権田の頭上を越え、逆サイドに詰めた角田が角度のないところを押し込んだ。一瞬の隙を突かれた失点。0−1。

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2010年04月15日

●もしもしあたしリカちゃん(笑) ('10ナビスコ杯 vs大宮アルディージャ)


昨晩はNACK5スタジアムでナビスコカップ第2節。大宮アルディージャ 0−1 FC東京。前節名古屋戦では、劣勢に追い込まれながら重松の劇的な同点弾で勝点1を得た東京。今節は得意の大宮相手だけにきっちり勝ちたいところであった。試合は、控えメンバー中心の東京に対して大宮が優勢に進めるも、東京が「不思議ちゃん」の一撃で先制する展開。後半も数的優位に立つなど好機を得た大宮がそれを生かせず、またしてもナスクタで東京が勝利を収めた。
 
 
この日の東京はリカルジーニョ・田邉・塩田が今季初先発。平山・徳永・長友・羽生をベンチに置き、体調不安の石川・権田は休養という至極正しい「ナビスコ杯ベストメンバー」であった。対する大宮は橋本が控えに回ったものの、比較的リーグ戦に近い構成。序盤は両チームとも中盤をコンパクトに保って主導権を争う。12分、FK後の混戦からゴール前右に飛び出した石原のシュートがポスト左を抜ける。14分、内田のミドルシュートは塩田がキャッチした。

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2010年04月11日

●鹿狩りまであと一息 (FC東京×鹿島アントラーズ)


昨日の晩は、味の素スタジアムでJ1第6節。FC東京 1−1 鹿島アントラーズ。前節は「多摩川クラシコ」で宿敵フロンターレに手痛い敗戦を喫した我らが東京、今回はやはり前節昇格組のベガルタ相手に星を落としている王者アントラーズとの対戦であった。どちらにとっても上位生き残りのために負けられない一戦だったが、試合は予想通り熱い攻め合いに。東京が早々に先制するものの鹿島が盛り返し、最後はどちらも譲らず痛み分けのドローに終わった。
 
 
開始直後から東京がラッシュ。前目から勢いよくプレスをかけ、ボールを奪うと素早い展開で攻め込んでいく。2分、右CKからファーに流れた場面、今野が野沢に倒されてPK獲得。平山が落ち着いてGK曽ヶ端の逆を突き、左隅にゲットした。幸先の良い先制点。1−0。鹿島もすぐに反撃し、7分、右からのクロスを興梠が落として大迫がボレーで狙い、DFに当たったボールがポストをかすめる。さらにCKからイが撃ったヘッダーは権田がジャンプ一番弾き出した。

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2010年04月05日

●恐るべし人間ブルドーザー (川崎フロンターレ×FC東京)


昨日の夕方は、等々力陸上競技場で第17回多摩川クラシコ。川崎フロンターレ 2−1 FC東京。昨年のクラシコ(リーグ戦)では川崎が2連勝、しかし「最も大事な」ナビスコ杯決勝では東京が勝ったという、宿敵同士の今季初戦。両チームとも中盤の大黒柱を欠く状態でのゲームとなったが、慌ただしい攻め合いの末に「人間ブルドーザー」(笑)の活躍で2点を奪った川崎が快勝を収める結果に。東京は終盤に1点を返すにとどまり、これでクラシコ3連敗となった。
 
 
2万2千観衆の前でキックオフ。序盤は双方長短のパスを交えてチャンスを探り合う展開。3分には平山の、8分にはレナチーニョのミドルシュートが枠をかすめた。スタンドの熱い雰囲気も後押しし、局面では激しい攻防が続く。11分、田坂のパスで右サイドを突破した森がクロスを上げ、鄭のヘッダーを権田がキャッチ。15分には鈴木のパスを受けた石川が右サイドを駆け上がってDFの足が止まったところで折り返し、北斗のシュートがポストわずか右を抜ける。

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2010年04月01日

●重松→大竹→重松!! ('10ナビスコ杯 vs名古屋グランパス)


昨日の夜は、送別会の合間をぬって国立競技場でナビスコカップ第1節。FC東京 2−2 名古屋グランパス。今大会は「ディフェンディングチャンピオン」として臨むことになる東京。リーグ戦ではメンバー編成に苦しんでイマイチな戦いぶりが続いているだけに、得意のナビスコ(笑)で今後への展望を開きたいところである。試合は、2度に渡ってリードを許す苦しい展開となったが、終了間際に若手2人の鮮やかなコンビネーションが決まって何とか勝点1を獲得。
 
 
序盤にペースを握ったのは名古屋。6分、右からのCKをケネディが折り返し、フリーの金崎が狙うもふかしてしまう。名古屋は前線中央にケネディがそびえ立ち、左右に金崎とマギヌンが張るワイドな布陣。つられて間隔が開いた東京DFは後方から飛び出す中村らもつかまえきれず、ケネディ目がけたクロスを権田がセーブする場面が続く。14分、FKから左サイドに飛び出した阿部がクロス、千代反田が落としたボールをダニルソンが狙うがこれもバーの上。

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2010年03月28日

●黄色でよかったのに (大宮アルディージャ×FC東京)


今日の午後は、NACK5スタジアム大宮でJ1第4節。大宮アルディージャ 0−2 FC東京。開幕戦を勝利で飾りながらイマイチな戦いぶりの続くチーム同士の対決は、前半の内に2人の退場者を出した大宮が東京の攻勢にひたすら耐え続ける展開となったが、後半に2ゴールを奪った東京が勝点3をものにした。ひいきチームの勝利と新たな才能を目撃する喜びの一方で、数的不利の相手を袋叩きにする後味の悪さもあり、複雑な心境にさせられる試合だった。
 
 
立ち上がりはほぼ互角の展開。どちらも4−4−2のフォーメーションでパスをつなぎながら主導権を探る。攻撃の軸ラファエルを怪我で欠く大宮に対して東京は左MFに中村北斗を置く新布陣。高めに位置どる左SB村上の背後を突く形でチャンスを作っていく。開始直後に赤嶺の浮き球で石川が右サイドを突破、クロスを収めた北斗が切り込んでシュートするもGK北野がキャッチ。大宮も6分、橋本のサイドチェンジを内田がダイレクトボレーで狙うが長友がブロック。

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2010年03月22日

●浮上のきっかけはどこだ (FC東京×セレッソ大阪)


一昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第3節。FC東京 0−0 セレッソ大阪。開幕横浜戦を劇的な勝利で飾ったものの、前節は鬼門埼玉で浦和に敗戦を喫した東京。ホーム連勝で弾みをつけたい今回の相手は、J2からの昇格組であり今シーズン初勝利を目指すセレッソであった。味スタ今季初のナイトゲームは双方ともに様々な問題を露呈する内容の乏しい試合となり、2万観客のため息とブーイングと沈黙の交錯する中でスコアレスドローに終わってしまった。
 
 
立ち上がりはセレッソ攻撃陣の意欲的な動きが目立った。3−6−1の布陣で1トップのアドリアーノを狙った縦パスと、香川・乾の変幻パス交換を交えて攻勢に出ようとする。しかし、先にチャンスを作ったのは東京。6分、フェイントでDFをかわした平山のシュートがポストわずか左を抜ける。直後には平山のパスから赤嶺がシュート、GKキムがキャッチ。8分には茂庭が石川を倒してボックス左でFKとなり、クロスに平松が飛び込むもキムがきわどくクリア。

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2010年03月15日

●「負け慣れ」厳禁 (浦和レッズ×FC東京)


昨日の午後は、埼玉スタジアム2002でJ1第2節。浦和レッズ 1−0 FC東京。東京は新生横浜相手に劇的な勝利、浦和は王者鹿島に完敗と対照的なスタートを切った両チーム。浦和にしてみれば開幕からの連敗は是非とも避けたいところであったろう。試合は、序盤快調に試合を進めた東京があっけない失点と退場による数的不利で自滅気味の展開となり、後半反撃を見せるも得点を奪えず僅差の敗戦。これで東京は浦和に対して泥沼の7連敗となった。
 
 
立ち上がり、意外なことに試合を優勢に進めたのはアウェイの東京だった。やや覚束ない浦和のパス回しを寸断し、羽生のパスさばきから攻めたてる。4分、中村北斗のミドルシュートがバーをわずかに越える。5分、ショートカウンターで右サイドを抜けた北斗から鈴木達也へ送ったラストパスはやや長く逸機。8分、鋭いターンで坪井の裏をとった達也が持ち上がるが、惜しくもシュートできず。9分には森重が上がった後の穴を田中達也が突くも、椋原がナイスカバー。

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2010年03月07日

●開幕戦は「ここから」くらいが丁度良い (FC東京×横浜Fマリノス)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第1節。FC東京 1−0 横浜Fマリノス。さて、待ちに待った、というと言い過ぎかもしれないけど(笑)、いよいよJリーグ開幕だ。我らがFC東京、初戦の相手は木村和司監督就任・中村俊輔復帰で何かと注目を集める横浜Fマリノスであった。悪コンディションの中で行われた試合は、双方調整不足を露呈するミスの多い内容となったが、後半に怪我明けの主力を投入した東京が終了間際の得点で幸先の良いスタートを切った。
 
 
今年の開幕イベントは女子柔道48kg級で目下世界最強の(谷亮子より強い!)福見友子選手によるゲストスピーチ。まあ、率直に言って「地味だなあ」という感じは否めないのだが、しかしそもそも開幕戦だからといって派手な「イベント」で無理に盛り上げる必要があるのかいな、という気もするので、こんなもんでいいっしょ。
 
 
キックオフ。この日は朝から降り続く雨によりピッチ状態は悪く、選手たちは滑る足下やボールの転がりの不規則さに苦労しながらのプレーとなった。東京は怪我明けの石川・梶山がベンチスタートで、もちろん米本もいないためMFは松下・中村北斗・羽生・徳永。いかにも苦し紛れの布陣だが、DFの森重・椋原と合わせてとりあえずイケメンは総動員したメンバーと言えよう(笑)。対する横浜は渡邉・長谷川の2トップで山瀬と狩野が前目に張る4−4−2。

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2010年03月04日

●うまねん的2010開幕プレビュー(後編)

前編の続き)
 
 
というわけで開幕戦プレビュー、前回でほとんど書きたいことは書いてしまったような気がしないでもないが(笑)、後編は我らがFC東京の方に注目してみてみよう。
 
 
【4】チームの仕上がりと新戦力のフィットぶり

何といっても真っ先に注目すべきはチームの仕上がり具合だろう。監督交代初年度はともかく、昨年は期待の大きさに反してスタートダッシュに失敗。守備システムが機能せず、連敗後の山形戦からチームを作り直すような形になってしまったのは記憶に新しい。夏・秋の好成績を考えても開幕直後の足踏みは実にもったいなかった。今季は3〜5月に味スタや東京近郊の試合が多く、日程的には春恵まれていそう。ぜひ良い成績で弾みをつけてほしいものだ。

チームの仕上がりと特に密接に関わってくるのは、新戦力のフィット具合である。松下と森重は実力やチーム状況からしておそらく開幕からスタメンだろう。松下はプレー精度が高くて周りも生かせるタイプの攻撃的MF。森重の方はセンスがあり、高い戦術眼で攻撃にも貢献できるDFだ。どちらも従来の東京に新たな武器を加えてくれそうな選手だけにとても楽しみ。加えて2人ともイケメンでもある……佐原・ブルーノを失った今季はこれも大事なのだ(笑)!

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2010年03月03日

●うまねん的2010開幕プレビュー(前編)

ということで、2010年のJリーグ開幕までいよいよあと3日に迫った水曜日である。たまには、というか少なくとも今シーズンは二度とないかもしれないけど(笑)、ここらでひとつ試合のプレビューでも書いてみようかと。今回は前編として、対戦相手である横浜Fマリノスにスポットライトを当てる形で見どころを並べてみよう。
 
 
【1】10年ぶりの開幕横浜戦

横浜Fマリノスは、2部時代からのFC東京ファンにとっては様々なエピソードを思い出す対戦相手である。たとえば1999年のナビスコカップ準々決勝1stレグ。アウェイの地で東京がJ1の強豪たる横浜を3-0と蹴散らした試合は鮮烈だった。ホーム側スタンドを静まりかえらせる電光石火のゴールラッシュ。カブ、コバ、カブ!!東京は続く2ndレグでも0-2と持ちこたえ、J2チームながら見事準決勝進出の快挙を成し遂げたのだった。

そしてその翌年。J1に昇格した東京が初戦で当たったのもまた横浜だった。巨大な横浜国際総合競技場、暗闇に花火がドカンと光る派手な開幕セレモニー。しかしゴージャス(笑)な雰囲気にもひるまず東京は大健闘を見せる。さすがにボール支配では劣ったものの、土肥・サンドロ・小峯・藤山・浅利らDF陣が粘り強く食らいつき、アマラオ・ツゥット・由紀彦らが逆襲の牙をむく。そして85分、アマが獲得したPKをツゥットが決めて1−0の勝利!

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2010年03月02日

●気がつけばあと数日

最近の週末は酔っぱらって帰ってベットにバタンキュー、気がつけばもう翌朝、というパターンが多いのだけど、それでも夢を見ることがある。

この週末、「Jリーグ開幕の日をうっかり忘れてしまい、3月6日に昼間っから飲みに行って開幕戦を見逃してしまう」という夢を見た。しかも夢の中で「ま、いっか」とか言ってやんの俺(笑)。

ということで、気がつけばもう開幕のFマリノス戦まであと5日しかないではないの。しかもいつの間にか3月とかになっちゃってるし!!今年は(というか今年も)正月明けからラグビーばっか観てたからな……「フットボール二毛作」も農閑期が全くないと切り替えがキツいっす。

つーか、責任転嫁(?)するわけではないが、今年はプレシーズンマッチもないし、事前の盛り上げも少し地味な気がするのである。金曜日に都庁でやってた写真展観に行ったら、まだ15時前なのに撤収始めてやんの。せっかく都合つけて行ったのにー(と思ってたら、公式サイトには14時までと書かれていた。スイマセン……)。

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2009年12月31日

●年末のご挨拶(とおまけ画像)

あと数時間で今年も終わり。これが2009年最後のエントリーになります。

今年も色々なことがあった……と言いたいところなんですが、年々時間が経つのを早く感じるようになったせいか、ここ数年は以前に比べると年末の感慨が薄いというか、大掃除やら何やらに追われているうちにあっという間に大晦日を迎えてしまう感じ。それでも、FC東京がそれなりに天皇杯を勝ち上がってくれた昨年・一昨年に比べると今年の12月は少しだけゆっくりできたかな、と。東すか編集長の家でもちつきをやったり、忘年会も4つほど出たりして。

つーことで、特段のネタもないのですけど、今回は少し趣向を変えて東京ファン向けにおまけ画像を。数日前に古いアルバムを整理していたら、10年前(1999年11月21日)のJ2最終戦で新潟に行ったときの写真が出てきたんですよ。ちょうど年賀状用にプリンターをエプソンの複合機EP-802A(印刷もスキャンもすげーはえー)に買い替えたことだし、今シーズンの最終戦もアウェイの新潟だったことだし、何枚かアップしてみちゃったりなんかします。はい。

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2009年12月21日

●2009年去りゆく人々 (浅利悟 篇)

浅利 悟選手 現役引退のお知らせ (FC東京公式)
 
 
今回はFC東京創設時からの背番号「7」、浅利悟選手について。
 
 
浅利は武南高校→明治大学を経て1997年に東京ガスフットボールクラブに入部。確か東ガスがプロ化する方向性を示したのがその年だったはずだから、「プロ化した東ガス」としてのFC東京の歴史は浅利とともにあると言ってもいいのかもしれない……という書き方はちょっと大げさかな。でも、その翌年の後半から東京に注目してきた僕にとっては、藤山と同じく「ずっといた選手」であり、今に至るまで「ずっと好きな選手」であったことは確かなのだ。

当時僕が浅利に注目したのは、そのプレーぶりがどうのこうのというより、単に同い年だったから(笑)。というか、そもそも僕がFC東京を応援するようになった理由としては「東京初のプロクラブだから」「青基調のユニフォーム色が気に入ったから」と並んで「同い年(1974年生まれ)の選手が多いから」というのもあったのである。浅利、小峯、加賀見、ペルー小池、岡元……中でも浅利は6月10日の誕生日まで一緒だったから、「おお!」という感じだった。

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2009年12月17日

●2009年去りゆく人々 (藤山竜仁 篇)

藤山竜仁選手 コンサドーレ札幌へ完全移籍決定のお知らせ (FC東京公式)
 
 
先週土曜日の『12番目の選手の日』も終わり、天皇杯を敗退してしまった東京は早くもシーズンオフである。時間もたっぷりあることだし(笑)、今年限りでチームを離れる選手たちについてダラダラと書いてみようか。まずはチーム最古参・最年長だった藤山竜仁選手について。
 
 
僕が藤山という選手を意識するようになったのは、1998年の後半、東京の試合に足を運ぶようになってすぐの事だった。地味な選手の多いチームにあって、左サイドをバンバン駆け上がって攻撃参加を繰り返す小柄な「8番」は非常に目立つ存在だったのだ。聞けば、高校(鹿児島実業)時代は前園の同期として全国選手権準優勝の実績もあるという。「下のカテゴリーにもいい選手がいるんだな」と、Jばかり観ていた身にはちょっとしたショックですらあった。

翌年、チームは「FC東京」として生まれ変わり、参戦したJ2で苦戦しながらリーグ2位の成績を収めた。藤山はSBとしてリーグ戦のほとんどに出場し、アマラオ・佐藤由紀彦とともにチームの柱として1部昇格に大きく貢献。攻守に見せる切れ味は相変わらずで、彼が活躍した試合後にはゴール裏から「フジヤマー、ニッポン!」コールが起こったものである。冗談抜きで、SBの層が薄かった当時の代表ならば、彼の入る余地もあるのではないかと思うこともあった。

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2009年12月10日

●2年ぶりに小平へ行ってみた

ちょっと前の話になるんだけど、先週の火曜日に(半日休暇をとって、スーツ姿で)小平にあるFC東京の練習場へ行ってきた。お目当てはもちろん、今シーズン限りでチームを離れることが決まり、3日前に味スタで涙の挨拶をしてくれた浅利(と藤山)である。ちなみに2008年2月以来(その前は原監督時代の2002年になるのか……)の小平訪問であった。
 
 
その日のチーム練習は午前10時半から。やや出遅れた僕が到着したのは11時半近かったから、既に練習は後半部分に入っていたのだろう。平日なのに(って、ヒトのことは言えないが)数十人の見学者がスタンドを埋めていてちょっと驚いた。あれこれお喋りしている女性ファンのグループもいるにはいるけど、ほとんどの人はジッと黙って見つめている感じ。

選手たちはグラウンド半分を使って対戦形式のトレーニングを行っていたところだった。面白いのは、片方のチームはゴール2つをGK1人で守っていて、もう片方は普通に1ゴール1GKだったこと。2つのゴールへ攻める側はフリーになるとすぐシュートを要求されて(タッチ数も制限されてたかも)、普通に攻める側はじっくり回して崩してからシュート、という雰囲気。カウンター×ポゼッション、というようなシチュエーションを意図的に作り出していたのかな。

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2009年12月06日

●「また来年」の人も、そうでない人も (アルビレックス新潟×FC東京)


昨日の夕方は、東北電力ビッグスワンスタジアムでJ1第34節。アルビレックス新潟 1-1 FC東京。長かった2009年のリーグ戦もいよいよ最終節。広島の結果如何では4位の可能性もある東京としては、ACL出場のためにも、シーズンを良い形で締め括るためにも、藤山・浅利のラストゲームを飾るためにも、勝利したいところであった。が、雨と風と相手の気迫に苦しみながら東京が先制するも、終了間際にセットプレーで追いつかれて残念な引き分け。
 
 
試合直前に振り出した雨の中でキックオフ。濡れたピッチと吹きつける風によりボールコントロールは難しく、足を滑らす選手も多い。序盤は「蹴り合い」気味の展開となった。まずペースをつかんだのは新潟。3分、オーバーラップの内田が上げたクロスを松下が頭で叩くが枠外。10分、三門の出足良いカットから新潟のショートカウンターとなり、曺のシュートはポスト左。さらに11分にも新潟の速攻、ジウトンのクロスをゴール前フリーの松下が狙うもミートできず。

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2009年11月29日

●10年一区切り (FC東京×ヴィッセル神戸)


昨日の夕方は、味の素スタジアムでJ1第33節。FC東京 1-0 ヴィッセル神戸。今月初めのナビスコ杯制覇後、激戦の反動と相次ぐ怪我人・出場停止に悩まされて3連敗中の我らが東京。ホーム最終戦は、退団するベテラン2人を良い雰囲気で送り出すため、そして良い流れで来季へつなぐためにぜひとも勝ちたいところであった。試合は、内容的にはかなり低調ではあったが、終了間際に飛び出した「宴会部長」のヘッド一発で東京がからくも勝利。
 
 
試合前、今季限りでの退団・引退が決まっている藤山と浅利を送り出すため、ゴール裏とバックスタンドには青赤の中に「8」と「7」が浮かび上がる人文字が。非常に規模の大きな仕掛けであり、ビジュアル的にも、その行為で示された気持ちも、実に素晴らしく思えた。
 
 
キックオフ。やはり梶山・平山の不在は痛く、立ち上がりの東京は攻撃の組み立てに苦労。2分、クロスのはね返りを拾った金のミドルシュートがゴール左上をきわどく抜け、その直後には大久保の鋭いミドルシュートを権田がキャッチ。ただし神戸も中盤のパス回しが拙く、東京の守備ブロックをパスワークで崩すような場面はほとんどなかった。どちらも裏を狙うFWへの縦のボールが多い。6分、ボックス手前での奪い合いから鈴木がシュートするもバーの上。

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2009年11月16日

●あと3試合

天皇杯4回戦@丸亀競技場 FC東京 0-3 ベガルタ仙台 (FC東京公式)
 
 
カップ戦というのは常にそういうものだけど、まあ何ともあっけない、というか。

試合全体については観られなかったので何とも言えない。ただ、NHKのダイジェストや公式ウェブサイトのレポート、あと現地に行かれた方のブログなどを観る限りは内容的にも完敗だったようである。シュート数でも7対10と負けており、失点場面の他にも中島の鋭いミドルシュートを横っ跳びで弾き出すなど、権田の好セーブに救われた場面があったようだ。

草津戦の記事にも書いたけど、こちらは激戦・遠征続きの「お疲れ」状態、かつ「既に昇格を決めて勢いに乗っている」相手だったのだから、驚くべき結果ではないのかもしれない。3失点は予想外だったが、最初の2点はこぼれ球に対して東京守備陣の足が出ないところ、仙台FWに思い切りの良いシュートを決められたもの。まあ、連携以前の問題で限界だったのだろう。

ということで、今シーズン残されたタイトルはあとリーグ戦のみ。東京としては優勝はもはや絶望的で、目標となるのはACL出場圏内(3位、もしくは4位)ということになる。千葉戦・神戸戦では梶山が出場停止となることもあって苦しい戦いが続くが、ぜひとも昨年と同じように最後まで目標を追うことのできるよう頑張ってほしいものである。藤山と浅利もあと3試合か。

あと、公式サイトに乗っている権田のコメントはいいな、と思った。負けずぎらいむき出しで。未来を感じさせる若者の言葉だよね。……つーか、こういう一ファンのエラそうな物言い自体、彼の目に止まったらものすごく怒られちゃいそうだけど(笑)。
 

2009年11月12日

●国見パワー炸裂 ('09-'10天皇杯3回戦 テレビ観戦)

昨日の夜は、NHK-BSで天皇杯3回戦@長崎県立総合運動公園。FC東京 3-2 ザスパ草津。ナビスコ杯決勝のために日程変更となっていた一戦は、リーグ戦優勝が絶望的になったチームにとっては「2冠」への夢をつなぐ大切なゲームであり、国見高校出身の平山・中村北斗にとっては「凱旋試合」であった。草津の積極果敢なサッカーと強風に苦しめられる展開となったが、国見コンビのゴールなどで得点を重ねた東京が接戦をものにし、4回戦進出。
 
 
強風が吹きつける中でキックオフ。立ち上がりからペースを握ったのは草津だった。前目からの積極的なチェイスと、小気味よくつなぎながら前がかる攻撃。やや雑なプレーはあるものの、気後れは見られない。13分、ボックス右手前のFK、MF熊林のシュートがポストを叩く。一方、リーグ戦に比べて半分ほどメンバーを変えてきた東京は守備はそれなりに安定しているものの、攻撃ではフォローや動き直しの鈍さが目立ち、風上ながらなかなか前に進めない。

草津の攻撃の中心はやはり都倉賢。高さと攻撃性に柔らかさも加えたFWはこの日も存在感を発揮し、ゴール前では佐原と互角に渡り合う。29分には松下のクロスに対して佐原を振り切ってヘッダー、ポストのわずか左を抜けた。東京の側では攻撃陣の連携が悪い中で田邉が悪目立ちしている感じで、中途半端なドリブルをしてはボールを失っていた。23分、偶然はねたボールに反応した平山がDFライン裏に飛び出すが、有薗が気迫のカバーリングで防ぐ。

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2009年11月09日

●来年残しの宿題が、まず一つ (FC東京×浦和レッズ)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第31節。FC東京 0-1 浦和レッズ。2004年以来5年ぶり2度目のナビスコカップ制覇を成し遂げ、次の目標「ACL圏内」へ向かって突き進みたい我らが東京。今回はなんとその04年以来勝っていない苦手・レッズが相手であった。試合は、ホーム東京が組織守備の完成度などにものを言わせて優位に進めるも、一瞬の隙を突かれて先制点を許し、最後は守りを固める10人の相手を突き崩せずまたも敗戦。
 
 
序盤は東京がボールを支配し、じっくり回して機会をうかがう展開。4分、左サイドから今野がクロス、闘莉王を背負った平山が反転シュートで狙うもGK山岸がキャッチ。7分には右へ開いた平山から内側を追い越す鈴木へラストパスが通りかけるが、坪井が懸命のクリア。浦和も以前に比べるとポゼッション指向でつなごうとするのだが、まだまだな感じ。後ろで回していても結局は大きく蹴ってしまう場面が多い。10分、闘莉王が直接狙ったFKはバーのはるか上。

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2009年11月04日

●すでに「ニューヒーロー」どころじゃないっス ('09ナビスコ杯決勝)


昨日の午後は、国立競技場でナビスコカップ決勝。FC東京 2-0 川崎フロンターレ。いよいよやってきた5年ぶりのファイナル。会場は聖地霞ヶ丘、相手は宿敵フロンターレ、スタンドは大入り満員と、東京にとって目標とする「タイトル獲得」に向けて願ってもないシチュエーションとなった。試合は、川崎の攻勢を受けて東京がしのぎ続ける展開となるが、「ニューヒーロー」米本の値千金シュートと鮮やかなカウンター攻撃が決まり、東京が会心の勝利を収めた。
 
 
この日の国立上空は昨年と同様、雲ひとつない青空が広がっていた。「フロンターレのチームカラーだな」などと不吉な考えが頭をよぎったのは内緒である(笑)。試合前、大型ビジョンに両チーム作成の盛り上げビデオが流される。川崎は遊び心に溢れたホームゲームの時とは異なり、真面目一徹という感じの内容。対する東京はいきなり五輪招致失敗ネタが飛び出して大笑い。この間まで「応援してます」とか言ってたくせに早くもネタにするか、という。いいぞー。

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2009年11月02日

●決戦前日に、つらつらと

日付も変わって、いよいよ明日がナビスコカップ決勝である。会場は聖地・国立競技場。相手は宿敵・川崎フロンターレ。そしてチケットは発売即日で完売。FC東京にとって、これ以上はないシチュエーションに恵まれた「決戦」と言えるだろう。
 
 
僕は、今までナビスコカップの決勝を現地で4度観ている。

初観戦は1998年、ジュビロ磐田 4-0 ジェフユナイテッド市原。フランスW杯における負傷で中山を欠く磐田が、川口・高原という若い2トップの大活躍でジェフを粉砕。敗れた市原は中盤に野々村・江尻(現監督)・マスロバルらを揃えていた。2度目は翌99年、柏レイソル 2-2(PK5-4) 鹿島アントラーズ。西野監督の下でステディな好チームを作り上げた柏がJ初タイトルを獲得。終了間際の渡辺毅の同点ゴール、PK戦でのGK吉田の活躍が印象深い。

飛んで3度目は2007年。川崎フロンターレ 0-1 ガンバ大阪。「ベストメンバー問題」や我那覇への処分など理不尽な苦境の中で初栄冠を目指す川崎が、安田理大の果敢な攻撃参加にしてやられた試合。川崎ファンはその悔しさを忘れていないはずだ。そして昨年は大分トリニータ 2-0 清水エスパルス。雲ひとつない青い空、ウェズレイのサイドチェンジ、金崎の技巧、エジミウソンの闘志、そしてニータンの笑顔と大分ファンの涙。最高のファイナルだった。

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2009年10月26日

●「チャンピオンズ」まで、あと一歩 (清水エスパルス×FC東京)


昨日の午後は、アウトソーシングスタジアム日本平でJ1第30節。清水エスパルス 1-2 FC東京。長丁場のリーグ戦もいよいよ終盤戦。ここ数試合調子上昇中ながら、前節アクシデントでチーム得点王を失ってしまった我らが東京、今回は優勝争いに食い込む4位清水との大一番であった。試合は、中盤の攻防で終始優位に立つ東京が前半に奪ったリードをそのままキープし、快勝。ACL出場権へ向けて大きな大きな勝ち点3を手に入れた。
 
 
直接順位争いに関わる大事な一戦らしく、両チームとも気合い十分。序盤はボールが激しく行き来する攻め合いとなった。いきなり4分、清水陣ゴールライン際への速い縦パスに鈴木達が快足を飛ばして追いつき、左サイド→右サイドへ素早くつないで徳永がクロス、DFのマークを外した鈴木が思い切りよくヘッダーを突き刺した。望外の早い先制点。1-0。しかし清水もすぐに反撃し、5分、ボックス左手前のFKで山本真のシュートがポストわずか右を抜けた。

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2009年10月18日

●石川と一緒にACLへ行こう (FC東京×柏レイソル)


昨日の昼間は、味の素スタジアムでJ1第29節。FC東京 4-0 柏レイソル。ジュビロ戦後半から吹いてきた上昇気流に乗り、前節もアウェイでグランパスに完勝を収めた我らが東京。再び上位が射程に入ってきた今節は降格危機真っ只中のレイソルが相手であった。試合は、終始東京がボールを支配して攻めたて続ける展開となり、エースストライカーの一撃を皮切りに4得点を奪う完勝。今季一番の内容で文句なしのはずだったのだが、しかし……。
 
 
キックオフ。現在の力関係どおりに東京がボールを支配、テンポよくパスをつなぎながら押し込んでいく。柏は後方を固めてカウンター狙いの構えだが、フォアチェックも抜かりない東京の圧力に押され、淡泊な「タテ一本」で終わってしまうことが多い。11分、この日は序盤からトップギアの梶山が右サイドへ速いフィードを送り、快足を飛ばして追いついた石川がスパッとDFをかわして中へ切れ込む。左足の強烈なシュートをGK菅野が横っ跳びで弾き出した。

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2009年10月12日

●浦和や湘南の事を考えれば、あーた! ('09-'10天皇杯2回戦 vsカマタマーレ讃岐)


昨日の午後は、味の素スタジアムでサッカー天皇杯2回戦。FC東京 4-0 カマタマーレ讃岐。日本代表に4人を送り出し、怪我人とあいまって絶賛人材不足中の我らが東京。「今年狙えるもう一つのカップ」の初戦は、JFL昇格を目指す四国リーグの有望株が相手。試合は、個人能力と組織の成熟度で優位に立つ東京が終始圧倒し、前半のうちに4得点。後半はチャンスを作りながらFW陣が決めきれなかったものの、まずは順当に3回戦進出を決めた。
 
 
開始して数プレーを見ただけで、彼我のレベルの差は明らかに思えた。讃岐はバルセロナに留学していた羽中田監督らしく、バランス良く選手を配置するパスサッカー。しかしキープ力や守備範囲、こぼれ球への働きかけといった個人の力も組織力もともに見劣りし、なかなかボールをつなげない。一方の東京は中盤以前に欠場者が少ないこともあり、スイスイとパスをつないで攻めたてていく。6分、左サイドからファーを狙う羽生のシュートがポストを叩いた。

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2009年10月04日

●東京の中盤、なめたらいかんぜよ (名古屋グランパス×FC東京 テレビ観戦)

J1第28節、瑞穂陸上競技場でのアウェイゲームはスカパー!e2でテレビ観戦。名古屋グランパス 1-2 FC東京。ともに重要なカップ戦を勝ち上がる一方で、リーグ戦では中位に位置する両チーム。今回は上位進出を狙うためには「蹴落としたい」相手との対戦であった。試合は、開始早々に名古屋が突出した個を生かして先制するも、フィジカルコンディションで優位に立つ東京が前半のうちに逆転。後半の名古屋の反撃も封じ、見事に連勝を飾った。
 
 
東京は最近の傾向通りに抑え気味の立ち上がり。SBは上がりを控え、石川や鈴木が単騎で仕掛ける姿が目立つ。一方の名古屋はホームゆえか無闇にケネディ目がけて蹴ることはせず、つなぎながら押し上げる意図が見えた。が、名古屋は連戦の影響か動きが重く、ペースを握ったのは東京であった。名古屋のSBの後方のスペースに鈴木らが走り込んで基点を作り、空いた内側に梶山が上がって攻撃を作っていく。15分までに撃ったシュートが実に5本。

ところが、先制したのは名古屋。18分、左CKをケネディがファーで頭一つ抜けて折り返し、吉田が押し込んでゲット。「わかっていても止められない」ケネディーハンマー。喜ぶ名古屋イレブンの向こう側、スタンドに立っていた東京ファンが苦笑している姿が印象的。0-1。これで試合の流れが変わり、今度はパスをつなぎながら押し込む東京とやや引き気味に逆襲を狙う名古屋、という構図に。中盤では梶山がトイメンの三都主を子供扱いにして主導権を握る。

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2009年09月27日

●ばかしあい上等、ってか (FC東京×ジュビロ磐田)


昨日の夕方は、味の素スタジアムでJ1第27節。FC東京 3-2 ジュビロ磐田。夏の間もやもやとした戦いぶりが続き、順位もすっかり真ん中あたりに落ち着いてしまった我らが東京。今回は比較的相性の良い相手だけに、11月のナビスコ決勝と「その後」に向けてきっかけをつかみたいところであった。試合は、双方のミスが結果的にスリリングなシーソーゲームへつながり、終了間際に出たエース赤嶺の復活弾で東京がバカ試合撃ち合いを制した。
 
 
前半の磐田は攻撃的MFに西・村井とドリブラーを起用し、SBは攻撃参加を控える「アウェイ仕様」のサッカー。前田とイ・グノへ放り込む単調な攻撃が多く、今野とブルーノが着実にはね返す。一方の東京はパスをつないで攻め込もうとするが、磐田の厚い守備網に引っかかってなかなか前へ進めない。序盤は「何もない」まま時間が過ぎていった。14分、磐田は右からアーリークロス、イが権田に競りかけて落とし、前田がヘッダーで狙うもポスト右を抜けた。

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2009年09月20日

●秋風飛田給ってか (FC東京×ガンバ大阪)


昨日の夕方は、味の素スタジアムでJ1第26節。FC東京 0-0 ガンバ大阪。8月以降の不振から未だ脱出できず、おまけにカボレをカタールに強奪されてしまった我らが東京。リーグ戦はナビスコ杯・天皇杯のための調整場所と化しつつある状況だが、今回の相手は「上に行くためには倒しておきたい」強豪・ガンバである。試合は、前半のボール支配を生かせなかった東京が終盤ガンバの猛攻に遭うも、頼れる守護神の活躍でドローに持ち込むことに成功。
 
 
キックオフ。パスサッカーを標ぼうする両チームではあるが、意外なことに前半の戦いぶりは対照的なものとなった。東京がピッチ幅一杯につないでゆっくり攻めたてるのに対し、ガンバはボールを奪うと外国人2トップをめがけた縦のボールで速攻を狙うことが多い。2分、左サイドでDF後方のスペースに飛び出した鈴木達にパスが通り、逆サイドでフリーになった石川を狙うクロス。「必殺」にも思える形だったが、石川のダイレクトボレーはポスト右に外れてしまった。

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2009年09月15日

●二日酔いの頭でFC東京の現状を憂う

9月13日(日)

11時起床。案の定というか、当然の如くというか、二日酔い。朝食に1枚だけパンを食べて、あとはひたすらゴロゴロしたり、たまに起きてネットを見たりしながら頭痛が過ぎ去るのを待つ。
 
 
鹿島×川崎戦の「降雨ノーゲーム」問題はネットのニュースで初めて知った。なんと後味の悪く、取り返しのつかない「結果」なのだろう。おそらく「0-0からの90分間での再試合」になるはず(同状況の再現は不可能)だから、川崎はほぼ手中に入れていた大事な勝点3(実質勝点6)を失っただけでなく、今後は超過密日程(ただでさえACL・ナビスコ杯もあるのだ)の不利を被る事になる。命拾いした鹿島の方だって、決して良い気持ちはしないに違いない。

報道によれば両チームとも続行を主張したにも関わらず(つまりピッチの悪さは「その程度」だったということ)、なぜ岡田主審はKY、というより状況を読まない決定をしてしまったのか。「この試合の事情だけに基づいて判断する。順位争いや日程は関係ない」という事なのだろうか。建前はそうなのかもしれないが、それにしたって人間のやることなんだからその位の「判断」は必要なんじゃないの、と思う。そもそも、「雨くらいでやめない」のがサッカーだろうに。

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2009年09月07日

●気迫の勝利、梶山の勝利、みんなの勝利 ('09ナビスコ杯準決勝2ndレグ)


昨日の夜は、味の素スタジアムでナビスコカップ準決勝2ndレグ。FC東京 1-0(合計3-2) 清水エスパルス。水曜日の第1戦は東京が2度リードしながら追いつかれる展開での痛み分けとなり、その後両チームとも主力に欠場者や負傷者が出る中で迎えた「国立まであと一勝」の大一番。試合は、早い時間帯に「次の主砲」の一撃で先制した東京が堅実な攻守で試合を支配し、ほぼ危なげなく逃げ切りに成功。見事、5年ぶりの決勝進出を決めた。
 
 
立ち上がりから双方ボールを大きく速く動かす意図が見え、スピーディーな攻め合いとなった。清水は中盤のパス交換からサイドへ開いてクロス、東京は梶山から左右に流れる2トップへつないで基点を作るパターンが多い。とにかく「勝つことが全て」の一戦の割にはやや意外な展開にも思えたが、自分たちのスタイルへこだわりを持つ両チームゆえだろうか。両チームともキビキビと動き、スタンドにも緊張感が充満。さすがは準決勝、という感じである。

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2009年08月30日

●ニータンには頑張ってほしい (FC東京×大分トリニータ)


昨日の晩は、味の素スタジアムでJ1第24節を観戦。FC東京 2-0 大分トリニータ。7月下旬以降リーグ5戦勝ちなしの不調で、中位(定位置とも言う)に埋没しつつある我らが東京、今回は最下位に低迷する大分をホームに迎えた。勝ちきれないチーム同士の対戦だけに前半は膠着した展開となったが、後半途中から大分のスタミナ切れに乗じて攻勢に出た東京が若手選手の活躍で2点を奪取。実に40数日ぶりの勝利を収めたのであった。
 
 
キックオフ。今回はポポヴィッチ体制になってからは初の対戦となったが、大分の変化は一目瞭然だった。布陣こそ3-5-2で変わらないものの、守備ボール保持にこだわらないシャムスカ時代とは異なり、とにかくボールを大事によくつなぐ印象である。東京も現在はパスサッカー指向が強いだけに、大ざっぱに言えば「似たもの同士」の対戦にも見えた。2分、左サイドを駆け上がる藤田が中へ折り返し、フェルナンジーニョの反転シュートがポスト右を抜ける。

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2009年08月24日

●とおい、とお~い、鹿島~ (鹿島アントラーズ×FC東京)


昨日の晩は、カシマサッカースタジアムでJ1第23節。鹿島アントラーズ 3-1 FC東京。8月に入って1分2敗、ここ5試合での得点がわずかに「2」とスランプに突入した東京。その苦しい状況の中で今回はJ王者・アントラーズとの対戦を迎えることになってしまった。試合は早い時間帯に2点を先制した鹿島が試合をコントロール、後半の東京の反撃を1点に抑え、さらに駄目押しの3点目を加えて堂々と逃げ切った。東京は8月に入って未だ勝ちなし。
 
 
ここ2年と同様、京王観光の応援ツアーで現地へ。専用列車は(少々ボロいのが難点だが)やはり楽で良い。今回から生ビールの車内販売も始まったので、次回は是非利用したい。到着は開始2時間ほど前。いつも通り国道沿いの屋台村で焼鳥とビールをいただいて、さらに入場してから牛串と厚焼きベーコンとビール。このベーコンが実に美味。ボランティアの方々の対応の良さも含め、このスタジアムのホスピタリティの良さは何かの陰謀かと思うくらいだ(笑)。

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2009年08月20日

●なくしてわかる、勝利の貴重さよ (モンテディオ山形×FC東京 テレビ観戦)

昨日の晩は、スカパー!e2の中継でJ1第22節。モンテディオ山形 1-0 FC東京。8連勝した初夏の勢いはどこへやら、公式戦ここ4試合勝ちなしとやや息切れ気味の東京。今節は主力3人が復帰したものの、中2日でのアウェイという厳しい条件での戦いとなった。ポゼッションで優位に立つ東京が前半から優位に試合を進めるも、なかなか得点が奪えず、逆に後半残りわずかとなったところで山形に先制されてヒジョーに悔しい(理由は後述)敗戦。
 
 
キックオフ直後、山形はまだ落ち着かない東京DFの脇を突いてSB小林が攻撃参加からクロス、ゴール前で長谷川がボレーで叩くも権田が弾き出す。その後は東京がボールを支配。復帰した梶山・ブルーノを中心に丁寧にパスを回して前進していく。3分、右サイドから平山が折り返し、羽生のシュートをGK清水が防ぐ。4分、今度は左サイドから平山がえぐって決定的なクロスを入れた場面は、詰めたカボレがなぜか押し込めず。これは決めたかった。

この日は平山がバイタルエリアのスペースに入り込んでボールを持つ場面が多く、彼を中心に東京はいい形を作る。ただ、アタッキングサードに運んでからの詰めがイマイチなのは相変わらずで、2度あった平山のシュートは当たりが弱く清水がキャッチ。22分に鈴木のクロスを平山が折り返した場面も、羽生のシュートは清水の正面。逆に33分、右CKの場面で平山が権田の視界を塞いでしまい、石川のインスイングのクロスを危うく弾き出してヒヤリ。

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2009年08月17日

●「充実の秋」を迎えるために (FC東京×横浜Fマリノス)


昨晩は、味の素スタジアムでJ1第21節。FC東京 0-0 横浜Fマリノス。「JOMOカップ」なる意味不明瞭な大会による中断が明け、2週間ぶりのリーグ戦。多摩川クラシコで悔しい逆転負けを喫した東京としては心機一転好スタートを切りたいところだったが、そんな折りの欠場者続出……試合は良く言えば均衡した、悪く言えば見せ場の少ない膠着した展開となり、ついに最後まで両チームともゴールを割ることができずスコアレスドローに終わった。
 
 
この日の東京は石川が負傷で、梶山が累積警告で、長友が虫垂炎で、ブルーノが一時帰国による調整不足で欠場というピンチ状態。田邉・金沢・椋原・茂庭が穴を埋めるべく先発した。横浜の方はお馴染みの「純国産」布陣。2週間空いて休養がとれた効果なのか、立ち上がりから8月の試合にしては動きが軽快に見える。1分、右サイドを田邉と徳永が持ち上がり、カボレのシュートをGK飯倉がキャッチ。2分には山瀬のミドルシュートがDFに当たって枠外へ。

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2009年08月02日

●しかし最大のライバルがこんだけ強いってのは幸せなことなんだろうな (川崎フロンターレ×FC東京)


昨日の夕方は、等々力陸上競技場でJ1第20節。川崎フロンターレ 2-1 FC東京。16回目を迎えた「多摩川クラシコ」は、わずか勝点差1の4位と5位が激突する重要な対戦となった。5月の同カードで敗れている(そしてその後リーグでは負けていない)東京としては雪辱を果たしたいところだったが……試合はスリリングな攻め合いとなり、東京が得点王・石川のゴールで先制するも、後半シフトチェンジして攻勢に出た川崎が終了間際に劇的な逆転勝利。
 
 
この日の試合前は実に良い雰囲気だった。スタンドは満員の観衆で埋まり、川崎港振興協会「JOWSランド」イルカ喰われてるじゃん(笑))と前座の「多摩川子ラシコ」が特別ムードを醸し出す。歓迎アナウンスが「(翌日、東京U18が出場する)クラブユース選手権、がんばってください!」と言ってくれたのもうれしかった。川崎の運営は本当に気が利いてるよね。23日の山形戦に来場した方はバナナが1本、じゃなくて1房(!)もらえるそうな。

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2009年07月26日

●動かなかった?動けなかった? (FC東京×サンフレッチェ広島)


昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第19節。FC東京 0-0 サンフレッチェ広島。石川・平山の覚醒などでリーグ戦5連勝、公式戦8連勝と波に乗る東京。今回はサンフレッチェとの後藤健生杯「日本でいちばん面白いサッカー」決定戦である。エキサイティングな攻め合い・撃ち合いが期待されるところだったが、試合は全体的にまったりとした見せ場の少ない展開となってしまい、2万8千観衆のため息が聞こえるスコアレスドロー。
 
 
この日、広島は怪我や出場停止で槇野やミキッチ、森崎が欠場。対する東京は体調不良の情報もあった今野も先発していつもの「ベストメンバー」。序盤はスローペースで、双方前からチェイスしない中、互いにパスを回して機会をうかがう。1分、羽生の浮き球で石川がDFライン裏に抜けるが、GK中林が前に出て間一髪クリア。6分、ボックス手前から石川がノーステップで強烈なミドルシュート、中林がジャンプ一番弾き出す。石川の好調さは相変わらずである。

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2009年07月19日

●浦和と川崎の背中が見えた (大宮アルディージャ×FC東京)[訂正あり]


昨日の夕方は、NACK5スタジアムでJ1第18節。大宮アルディージャ 0-3 FC東京。ナビスコ杯決勝ラウンドとの「かけもち」のため、暑い季節にも関わらず厳しい日程となった7月の東京。今回は中6日のアルディージャに対し、7日間で3試合こなす状態で迎えた「ハンディ付」マッチである。案の定お疲れの内容ではあったが、いよいよ覚醒が本物らしい大型FWの活躍で東京が3点を奪って完勝。上位チームにググッと肉薄する結果となった。
 
 
この日はバックスタンドで観戦したのだが、席に着いたらいきなり目の前をセグウェイ(スポンサーは日高屋)に乗ったアルディくんがバビューンと横切っていったので驚いた(笑)。一番前の席に座っていた東京ファンが柵のところにドロンパのぬいぐるみを置いていて、アルディ君は見つけて頭をなでてくれましたな。ミーヤちゃんとも相変わらずラブラブのようで何より。蒸し暑い季節ですが、コア・ブロックも水分補給に気をつけて頑張ってください。

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2009年07月16日

●「日本でいちばん面白いサッカー」 ('09ナビスコ杯準々決勝1stレグ)


昨日の夜は、味の素スタジアムでナビスコカップ準々決勝1stレグ。FC東京 5-1 名古屋グランパス。どういう巡り合わせなのか実現してしまった7月「名古屋3連戦」の第2戦は、タイトル獲得を目指すチームにとって大事な決勝ラウンド第1戦。つい3日前に快勝したばかりの相手との再戦はかえっていやなものに思えたが……試合開始直後から東京が怒濤のゴールラッシュで畳みかけ、予想もできなかったような大勝。準決勝進出へ大きく近づいた。
 
 
キックオフ。前節大敗の名古屋は布陣を大幅に改めてきた。MFは中村が復帰し、FWは玉田に代わって杉本が、左SBは阿部に代わって佐藤が、GKは楢崎に代わって(!)西村が先発。2分、左に流れた杉本からのサイドチェンジを小川が折り返し、今野の裏をとる形でボックス内に突入したダヴィがシュートに持ち込むピンチ。慌てて追いついた今野がブロックして事なきを得る。この場面に限らず序盤は東京の守備がややユルい印象で、不安を抱かせた。

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2009年07月13日

●「ダヴィだこりゃ」byピクシー改めミスター (FC東京×名古屋グランパス)


昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第17節。FC東京 3-0 名古屋グランパス。今年のリーグ戦も早くも折り返し地点。芝の貼り替え工事のため1ヶ月半ぶりとなったホーム味スタに迎える相手は、今月ナビスコカップ準々決勝と合わせて3度対戦することになるグランパス。夏場らしいややまったりとした流れになった試合は、「いつも絶好調」男の先制弾など、要所で好プレーが出た東京が3得点の快勝。これから始まる連戦に向けて弾みをつけた。
 
 
真夏に差しかかる時期だけあって、立ち上がりはややスローなムード。ともに高いDFラインを保ち、新しい味スタ芝への戸惑いもあるのかパスをつなごうとしてつなぎきれず、ダヴィや平山を狙う縦パスが増えていく。そんな雰囲気を切り裂いたのはまたしても石川だった。3分、左からのパスを受けざまにターンしてボックス正面に切れ込み、DF3人に囲まれながらシュート!楢崎の横っ跳びも届かずゴール右隅に突き刺さった。ドリブルシュートのお手本だ。1-0。

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2009年07月05日

●東京のクリロナ(笑) (ヴィッセル神戸×FC東京 テレビ観戦)

土曜日のJ1第16節はe2 by スカパー!の録画でテレビ観戦。ヴィッセル神戸 0-2 FC東京。リーグ中断を挟んでメキメキと調子を上げてきた東京。今回はインフルエンザ禍に大久保の復帰、カイオ・ジュニオール監督の辞任と、激動のシーズンを送るヴィッセルとのアウェイゲーム。前半から試合をうまく運んだ東京の攻撃力がハーフタイム明けに爆発、石川・カボレのダイナミックなプレーで連続得点を奪い、そのまま2点差で完勝を収めた。
 
 
前半立ち上がりから、前がかりの意識が高かったのはホームの神戸。早い守→攻の切り替えからボッティの配球でアタッカー陣がDFライン裏を狙う。7分、大久保のミドルシュートがゴール右上を抜ける。17分、大久保の浮きパスで我那覇がブルーノの背後に出たシーンは権田が思い切りのよい飛び出しで防ぐ。だが、東京は落ち着いて3ラインの守備をしき、前線へのパスをシャットアウト。攻勢が続かない神戸は次第に攻めあぐむ姿が目立つように。

一方の東京は効率的にチャンスを作る。最初は平山の巧みなボール処理から少人数で、前半半ばを過ぎるとパスも回り始めて押し込むように。23分、神戸陣でパスカットした石川が鮮やかなステップでDFを振り切って突進、ラストパスを受けた平山のシュートをGK榎本が横っ飛びでセーブ。41分には平山の落としから石川が強烈な反転ボレーシュート、榎本が何とか弾き出す。他にもいくつか好機があり、なかなかよい感触でハーフタイムへ。

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2009年06月28日

●ジーザス・クライスト・スピードスター (FC東京×清水エスパルス)


昨日の夜は、国立競技場でJ1第15節。FC東京 2-1 清水エスパルス。先週レイソルに文句なしの内容・スコアで快勝し、リーグ中断明けの好スタートを切った東京。今節の対戦はエスパルスと。ナビスコ杯では快勝しているものの、ヨンセン・岡崎が復帰してモチベーション・顔ぶれともにあの時とは比べ物にならない相手である。試合は早々に先制するも追いつかれる苦しい展開となるが、エースの一発がチームを救い、公式戦の連勝を「4」に伸ばした。
 
 
キックオフ後しばらくはパス回しのリズムが上がらない東京に対し、清水の前へ出る勢いが勝っているように見えた。ヨンセン・原・岡崎が並ぶ前線はなかなかの圧迫感で、特にヨンセンはヘディングでブルーノに競り勝つなど高さが際立っていた。しかし、先制したのは東京。6分、ハーフウェーのFKからブルーノがロングボール、ボックス内での競り合いでカボレが兵働に倒されてPK。これを梶山がきっちり左隅に決めた。1-0。儲けものの1点であった。

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2009年06月21日

●3ヶ月弱の逆転劇 (柏レイソル×FC東京)


昨日の晩は、日立柏サッカー場でJ1第14節。柏レイソル 0-3 FC東京。W杯予選とナビスコ杯グループリーグが終わっていよいよリーグ戦の再開である。14位から中位、さらには上位への進出をもくろむ東京の初戦の相手は、17位と降格圏でもがき苦しむレイソル。試合はほぼ全般に渡って東京が支配し、石川・カボレ・平山と好調のアタッカーが3得点を重ねて快勝。昨年とはうって変わって素晴らしいリスタートを切ることに成功した。
 
 
実は今回アウェイ側のチケットを買い損ねてしまい、昨年と同様に柏側スタンドでの観戦となったのであった。売店でビールとジャンボフランク、「レイソルカレー」を購入。カレーはざく切りのレタスや揚げチップ、半熟卵なんかが載っていてなかなか豪華。試合前は柏ゴール裏みゃ長の楽しいトラメガトークを堪能し(柏が勝ったら東京ディズニーランドは「浦安ディズニーランド」になっていたらしい)、選手入場時の紙吹雪にも参加。なんだ、楽しいじゃないか(笑)。

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2009年06月17日

●駒沢のおもひで

たまには最新の試合以外のこともちょっと。
 
 
土曜日のナビスコ杯清水戦は、FC東京のトップチームにとって駒沢陸上競技場での久しぶりの試合だった。僕の記憶が正しければ、2002年のナビスコ杯初戦以来か。あの時も相手は清水エスパルス。横浜から移籍したばかりの石川直宏がデビューした試合だった。右サイドから鋭く切れ込むドリブルには、それはそれはワクワクしたものだ。あれからもう7年か。今回技ありシュートで決勝点を挙げた姿と比べてみると、月日の流れを感じずにはいられない。

(……と思っていたのだが、よく調べたら2003年にナビスコ杯横浜戦を駒沢で開催していた。アテになりませんな、人の記憶は……。)

駒沢は、陸上トラックはあるし屋根はメイン側にしかないし照明はないしオンボロだしで、まあ一般的には良いスタジアムの部類には入らないのだろう。でも、2万人収容のスタンドはかつての東京にとっては丁度良く、ロケーションも緑豊かな公園の真っ只中、昼間のゲームものんびり楽しむ分には決して悪くない。僕にとってはどちらかと言えば好みの「ハコ」であったように思う。そのせいもあってか、駒沢で観戦した試合には強く印象に残っているものが多い。

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2009年06月14日

●この流れをのがすな ('09ナビスコ杯 vs清水エスパルス)


昨日の午後は、駒沢オリンピック公園陸上競技場でナビスコカップグループB第6節。FC東京 3-1 清水エスパルス。3月から断続的に行われてきたグループリーグもはや最終節。東京にしてみれば決勝ラウンド進出のために勝つことが必要であり、既に勝ち上がりを決めている清水にとっては「消化試合」とも言える一戦であった。試合は、両チームのモチベーションの差も影響したか、東京が3点を奪って快勝。逆転でグループ首位通過を決めた。
 
 
キックオフ。東京はいつも通りの4-4-2で、前節山形戦に比べると負傷の北斗に代わって椋原が、出場停止の平山に代わって近藤が入るスタメン。対する清水は岡崎・ヨンセン・山本真希を欠く状態で、苦肉の策にも見える原1トップの布陣であった。意外に早い先制点は6分。梶山からの楔パスをカボレが落とし、近藤がDFライン裏へ浮き球。タイミングよく飛び出したカボレが頭で浮かし、中途半端に前へ出たGK西部の頭上を抜いてゲット。1-0。

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2009年05月25日

●「魔がさした」10分間 (FC東京×川崎フロンターレ)


昨日の午後は、味の素スタジアムで第15回多摩川クラシコ。FC東京 2-3 川崎フロンターレ。徐々に調子を上げてあと1勝で五分の星に戻るところまで来た東京と、やはり序盤の不調を脱して上位に進出しつつある川崎の対決。リーグ中断期間前ということもあり、ともに負けられない一戦であった。試合は、バランス良い攻守を見せた東京が2点を先取するも、後半早々の一発退場をきっかけにたて続けの3失点。悔しい逆転負けとなってしまった。
 
 
この日の試合前イベントは東京スカパラダイスオーケストラのミニライヴ。04年の開幕戦以来だから、実に5年ぶりである。石川直宏の応援歌でおなじみ『DOWN BEAT STOMP』と、通常よりもアップテンポな『You'll Never Walk Alone』を含む3曲。楽しかった!盛り上がった!!特に最後のユルネバは「このままキックオフに突入すれば最高!」という感じだったのだが、その後にいつものユルネバがもう1回流れちゃってみんなズッコけた(笑)。惜っしい!

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2009年05月17日

●北斗神拳炸裂 (横浜Fマリノス×FC東京)


昨日の夜は、日産スタジアムでJ1第12節。横浜Fマリノス 0-1 FC東京。前節京都戦は優勢に試合を進めながらスコアレスドローに終わり、なかなか下位から抜け出せない東京。今回はシーズン序盤の不調から調子を上げつつあるFマリノスが相手であった。試合は、前半から東京が優勢に進めながら先制点が奪えず微妙な展開。しかし、後半のアクシデントで出場した中村北斗の一撃で虎の子の1点をもたらし、そのまま逃げ切り勝ち。
 
 
東京はいつも通りの4-4-2で、負傷した石川の代役は鈴木達。一方の横浜は木村監督が突如採用した、松田がアンカーに入った4-3-3の新フォーメーション。立ち上がりは双方マーク合わせに手間取り、ボール争奪戦というより攻め合いの印象。3分、ワンツーパスでCBの背後に出た梶山がボックスに突入するも、シュート寸前でDFがカバー。5分、左→右の滑らかなパス展開から田中が右サイドを突破、クロスをFWの寸前でブルーノがクリア。

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2009年05月10日

●あがれない麻雀、のような (FC東京×京都サンガ)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第11節。FC東京 0-0 京都サンガF.C.。前節広島に完敗して降格圏寸前の15位にまで落ち込んだ東京。GW5連戦の最終戦は、同じく4勝6敗の12位と下位に沈む京都をホームに迎えた。試合は、東京が試合の大半を支配しながらなかなか決定機に至らず、後半の交代策も功を奏しないままスコアレスドロー。快晴の青空とは裏腹に、ファンにとってはモヤモヤしたものが残る結果となってしまった。
 
 
キックオフ。久々先発の平山がスペースに流れてよくボールを引き出し、押し込んでからのパス回しで東京がボールを支配する。立ち上がりこそ京都もシンプルな展開から林のミドルシュートに至る場面があったものの、その後は一貫して東京ペース。12分、米本の攻撃参加でCK獲得、ブルーノのヘッダーはゴール右上に外れ。15分、平山のスルーパスで長友が左サイドを抜けてDFを振り切りシュート、前に出るGK水谷の脇を抜いたが、わずか右に外れた。

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2009年05月06日

●チクショウ、鯉のぼり振られちゃったヨ(笑) (サンフレッチェ広島×FC東京 テレビ観戦)

J1第10節は、スカパー!の中継を録画観戦。サンフレッチェ広島 2-0 FC東京。前節はメンバー落ちの大宮が相手ながら3点を奪っての勝利で、ようやく光明を見出したかに思える東京。GW5連戦の第4戦は、ここ2試合スコアレスドローと「らしくない」試合が続いている広島とのアウェイゲーム。内容的には互角に近い戦いを繰り広げるも、チャンスに得点が奪えず、攻撃局面での完成度の差を見せつけられて2失点の完敗となってしまった。
 
 
降りしきる雨の中キックオフ。ピッチの上をボールがよく走る。カボレ師匠を負傷で欠く東京だが、立ち上がりの雰囲気は悪くなかった。広島の攻撃をパス回しの起点で抑えるという意図だったのだろう、いつもより前目からのプレスがはまり、ショートカウンターから良い場面がいくつか。11分には赤嶺の強烈なミドルシュートをGK中林が弾き出す。対する広島は序盤はややおとなしめいうか、佐藤寿人を狙って長いボールを使うなど、ステディなサッカー。

17分、広島が左右への揺さぶりから左サイド服部の攻撃参加でチャンス。ラストパスは通らなかったものの、広島もエンジンがかかってきた。そして22分、中央に上がってきたストヤノフが右サイドに飛び出すミキッチへスルーパスを通し、どんピシャのクロスを高萩が頭で叩いてゲット。ここぞという場面での急加速にDF陣がついていけなかった印象。0-1。さらにその直後、権田のクリアミスを拾った柏木が無人のゴールを狙ったシュートは枠外。

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2009年05月04日

●7年後はともかくとして、だ (U-14 FC東京むさし×モスクワ選抜)


昨日、なんとなくヒマだったので気が向いたので、駒沢で行われている東京国際ユース(U-14)サッカーに足を運んでみた。世界各都市から招待されたチームに交じって、FC東京むさし(と、ついでにヴェルディジュニアユースも)が出場しているのである。
 
 
お目当てのFC東京むさし×スメナ(モスクワ)の会場は、通い慣れた陸上競技場ではなく第二球技場。補助競技場の陰になるような場所だったので見つけるのに手間取り、到着したらキックオフ後10分弱が経過していた。つーか、行ってみて初めて知ったんだけど、20分ハーフなのね。既に試合の1/4近くが終わってた(笑)。高校選手権でも40分ハーフだから、勝手に「30分ハーフくらいかな」と思い込んでいた。まったく無知というのは恐ろしい。

第二球技場は座席がメインスタンドのみで、後は芝生に囲まれたコンパクトな作り。ピッチもやや小さめだが、まだ体の小さいU-14ならまあちょうどいいくらいかな、という感じ。スタンドの観客は300人ほどだったろうか。選手の家族らしき人のほか、青赤マフラーの人々もちらほらと見受けられた。一貫してポジティブな「応援モード」がなかなかに心地よい。

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2009年05月03日

●石川!石川!!石川!!! (FC東京×大宮アルディージャ)


昨日の夜は、味の素スタジアムでJ1第9節。FC東京 3-2 大宮アルディージャ。ともに8節終了時点で勝点9と、シーズン前の意気込みとは裏腹に下位に沈む両チームの対戦。序盤からユルい大宮ディフェンスの穴を突いて攻勢に出た東京が石川の大活躍で3点を奪うも、大宮もセットプレーで反撃して僅差のゲームに。最後は東京がパワープレーをしのぎきって逃げ切り、残留争い(というには早いけど)から一歩抜け出す勝点3をものにした。
 
 
前節ガンバに大敗した東京はスタメンにかなり手を入れてきた。CBは負傷の佐原に代わって今季初登場のブルーノ・クアドロスと、一段下がった今野。ボランチは米本とやはりポジションを下げた梶山が組み、羽生は久々に攻撃的MFの位置へ。後方は厚みを持たせながら「射手」を並べ、前線は軽快で機動力の高い選手で固めた印象である。ただし、3トップではなく赤嶺・カボレの2トップとして、石川は羽生と並ぶ高さに位置したのが特徴的だった。

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2009年04月30日

●踏み切り板はどこだ (ガンバ大阪×FC東京 テレビ観戦)

J1第8節は、またもスカパー!でテレビ観戦(GWのホーム試合、少なっ)。ガンバ大阪 4-2 FC東京。ACLグループリーグと掛け持ちの過密日程に苦しむガンバのホーム万博に、前節大分で劇的な「サヨナラ勝ち」を収めた東京が乗り込んだ一戦。試合は、ガンバが幸運な先取点から巧みな試合運びを見せ、自慢の外国人アタッカーが爆発して4得点。東京は終盤に2点を返すにとどまり、またも強豪相手に力不足を実感する結果となってしまった。
 
 
東京は前節に引き続いてウイングに石川・カボレを並べる4-3-3の布陣。対するガンバはレアンドロ・チョ・ルーカスが今季初めてそろい踏みするメンバーでスタート。落ち着いた守備から細やかなパスワークで攻めるガンバに対し、東京はSBと守備的MFが上がりをひかえ、3トップ+梶山で逆襲の機会をうかがう形。上位争いに加われるか微妙な順位にいる双方にとって是が非でも勝ちたい一戦だけに、緊迫感が伝わってくる序盤となった。

19分、ガンバが先制。右サイドから入れた佐々木のクロスが立ちふさがる羽生の頭に当たり、絶妙の軌道を描いたボールは権田の頭を越してゴールイン。不運としか言いようのない失点である。0-1。これでガンバはリズムが良くなり、動揺する東京は退却意識が過剰になって守備ブロックが弛緩。レアンドロのミドルシュートはポストに弾かれたものの、25分、チョ・レアンドロとのパス交換から仕掛けたルーカスが佐原を抜き去ってゴール右上にゲット。0-2。

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2009年04月25日

●泣くな西川、君は凄かったぞ (大分トリニータ×FC東京 テレビ観戦)

J1第7節のアウェイ大分戦は、スカパー!でテレビ観戦。大分トリニータ 0-1 FC東京。大分は3連敗、東京は前節千葉に逆転負けをくらって2連敗と、ともに不調にあえぐ下位同士の対戦。大分が前半のうちにチームの要を失って数的不利に陥りながらも堅守を見せてよく粘り、東京が圧倒的に押しながら攻めあぐむ展開。最後は後半ロスタイムにPKを得た東京が辛くも勝点3を得たが、快勝にはほど遠い、苦い味のする勝利であった。
 
 
大分はいつものように「守備から入る」3-5-2の布陣で、対する東京は鹿島戦・千葉戦に引き続いて石川先発の3トップフォーメーション。序盤は凸凹ピッチの上でボール争奪戦が続いたが、次第に東京が両ウイングのスピードを生かしてチャンスを作りだす。特にカボレはマーカー(主に高橋)を置き去りにして逆サイドからパスを受ける絶好機が前半だけで3度ほど。だが、いずれもシュートは大きくバーを越えて決まらず。カボレ師匠、っすか(笑)。

32分、エジミウソンが梶山を後方から倒して2枚目のイエローカードで退場。確かにファウルをとられてもおかしくないプレーではあったが、警告を出す程かどうかは……以後、大分の選手たちのエキサイトする姿がやたら目につくように。高山主審らしい杓子定規な判断が試合を荒れさせる好例である。数的優位に立った東京は梶山や羽生の配球にSBの攻撃参加も加わって押し込むが、攻撃にあとひと工夫足りず、無得点のままハーフタイムを迎えてしまう。

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2009年04月20日

●歴史は繰り返す (FC東京×ジェフ千葉)


土曜日の晩は、国立霞ヶ丘競技場でJ1第6節。FC東京 1-2 ジェフユナイテッド千葉。前節鹿島相手に悔しい敗戦を喫した東京が、今季まだ未勝利と不振に苦しむ千葉を迎えた一戦。試合は粗い「蹴り合い」の様相を呈し、前半東京が石川のキモチいいシュート一発で先制するも、終了間際に千葉がお得意の粘り腰を発揮して瞬く間に2得点。まるで昨シーズン最終戦のリプレイを見ているかのような逆転負けで、早くもシーズン4敗目となった。
 
 
この日はIOC評価委員が来日中ということで、試合前には東京オリンピック・パラリンピック招致活動応援イベントが行われた。ソウル五輪100m背泳ぎ金メダリスト鈴木大地さんによる「聖火台灯火式」。東京ゴール裏には「2016」の横断幕が掲げられ、「バサロ!」コールも。いやー、あの30mバサロは燃えたよなあ。隣のコースが世界記録保持者のバーコフで……という話は、長くなるので割愛(笑)。トーチから火が移るのにちと時間がかかったが、何とか点火。

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2009年04月14日

●確かに悪くはない……がっ! (FC東京×鹿島アントラーズ)


日曜日の午後は、味スタでJ1第5節。FC東京 1-2 鹿島アントラーズ。第4節ジュビロ戦の辛勝で星を五分に戻して迎えた、前年度チャンピオン(ACL帰り)との対戦。昨年の30節と同様、絶好の「力試し」の機会である。試合は、開始直後に不運なゴールで先制され、さらに早々に追加点を許す苦しい展開。これまでよりも積極果敢なパス攻撃で反撃し、赤嶺のゴールで1点を返すも、あと一歩が届かず悔しい悔しい敗戦となってしまった。
 
 
試合前、先日の入替戦に勝利して見事「V・プレミアリーグ」への昇格を決めた、FC東京バレーボールチームの面々が登場。監督の熱い挨拶に続いて選手たちが上着を脱ぎ始めたので「何だろう」と思って見ていたら、白Tシャツの胸に「サッカーもバレーも東京が1番!アイシテル東京」の文字が。いやー、いいねえ、こういうおバカな感性は(笑)。ちゃんとメインスタンドにも向いてくれたし。「アイシテル」がカタカナなあたりはアマラオを意識しているのだろうか。

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2009年04月06日

●勝てば官軍、の気分 (ジュビロ磐田×FC東京 テレビ観戦)

昨日は義理の弟(11歳 オス ウェルシュ・コーギー)を温泉に連れて行く用があったため、J1第4節はスカパー!でテレビ観戦。ジュビロ磐田 0-1 FC東京。ナビスコ杯の2試合を挟んでリーグ再開の初戦は、ともにスタートダッシュに失敗し、チーム立て直しの途上にある2チームの対戦となった。ホーム磐田が試合の大半を支配してチャンスを作るも決められず、数少ない好機をエースストライカーがものにした東京が辛うじて勝利。
 
 
激しい雨の中キックオフ。東京はナビスコ神戸戦とほぼ同じ布陣で、SBは長友が復帰したことにより椋原がメンバー外に(もったいない)。磐田はほぼベストメンバーだったろうか。開始直後、那須のヘディングを東京陣中央で前田がすらし、佐原の裏をとったジウシーニョが抜ける大ピンチ。果敢に飛び出した権田がシュートを顔面で防いで事なきを得る。続いて左サイド突破からの戻しを山本がミドルシュート、バーを越えた。いきなりのワンツーパンチ。

その後しばらくは互角の攻防に。東京は地上で丁寧にボールをつなぎ、梶山のキープ力と大竹の突破力を生かして攻撃を組み立てようとする。しかし、中央攻撃はコンビパスの微妙なズレからなかなかDFラインを突破できず、サイド攻撃もクロスまでは行くのだがはね返されるばかり。9分、パス交換から右へ展開、徳永のクロスのこぼれ球を角度のないところからカボレがシュートするも、サイドネット。19分には大竹のCKを今野が頭で叩くが、左に外れ。

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2009年03月29日

●正しい「ナビスコカップの戦い方」 ('09ナビスコ杯 vsヴィッセル神戸)


今日の午後は、味の素スタジアムでナビスコカップBグループ第2節。FC東京 1-0 ヴィッセル神戸。リーグ開幕2連敗に続いてナビスコ初戦もレイソルに完敗と、芳しからぬ内容・結果が続く東京。若手抜擢のメンバー・新布陣で「仕切り直し」を狙う一戦となった今回は、序盤はチームが機能せず苦戦の様相を呈するも、後半パスワークから大竹の一撃で得た1点を守りきって見事勝利。今後に明るい見通しをもたらしてくれそうな、意義ある戦いとなった。
 
 
東京は代表に抜かれた長友の代わりに椋原を右SBとして起用。CBに今野が入り(茂庭は怪我?)、ボランチを羽生と今季初登場の浅利が、攻撃的MFを大竹・梶山が務める新鮮な布陣となった。羽生が前に出て浅利がDF前を固めることが多いので、感覚的には4-1-3-2みたいな感じか。しかし、立ち上がりはこれが機能しなかった。慣れない組合せのせいもあるのか、いつも以上にパス回しはぎこちなく、なかなか攻撃が組み立てられない。

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2009年03月27日

●両脇甘甘 ('09ナビスコ杯 vs柏レイソル)


水曜の夜は、日立柏サッカー場でナビスコカップBグループ第1節。柏レイソル 3-1 FC東京。今年からACLの参加チーム拡大に伴って、7チーム1回戦総当たり制(上位2チームが準々決勝進出)に変更されたグループリーグ。長友・今野の代表勢以外はリーグ戦と同じメンバーで臨んだ東京だったが、対照的に大幅に先発を入れ替えてきた柏の優勢を許し、サイドを幾度か崩されて3失点の完敗。今後に向けて不安の残る内容と結果になってしまった。
 
 
雨のちらつく中でキックオフ。まずボールを支配したのは柏。李・フランサ・大谷・古賀・菅野らを「温存」した布陣ながら、北嶋のポストプレーとポポのキープに的確なフォローがついて押し上げてくる。3分、右サイドを駆けるポポのクロスから北嶋のヘッダーがバーを叩く。これに対し、東京はなかなかトップにボールが収まらない。10分にはドリブルでボックスに突入した大津を藤山が倒して止める危ない場面、こぼれ球を鎌田がミドルシュートするもバーの上。

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2009年03月22日

●やはり羽生と佐原のチームなのかいな (FC東京×モンテディオ山形)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第3節。FC東京 1-0 モンテディオ山形。開幕から新潟・浦和に連敗して迎えたホームゲーム、相手は1部に昇格したばかりの山形。東京にしてみれば早くも「絶対に負けられない」一戦であった。試合は、東京がスタメン入れ替えの甲斐あって優位に立ち、山形の組織守備に攻めあぐみながらも羽生のゴラッソで得た1点を守りきって勝利。桜の開花宣言とともに東京にもようやく「春」がやってきた、というところか。
 
 
公式戦では実に10年ぶりになる山形との顔合わせ。山形側ゴール裏には「おぼえてる? ’99.11.21」なんて横断幕も。もちろん忘れるはずがない。あの日、新潟を破った東京にJ1昇格の歓喜をもたらしてくれたのは、後半ロスタイムの得点で石崎ノブリン率いる大分と引き分けた山形なのであった。懐かしいねえ、加賀見の反転シュート、ドキドキしながら試合後のスタンドで待ち続けた30分、そして奥原のガッツポーズ。「ましもコール」なんてのもあったな(笑)
 

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2009年03月16日

●リーグ戦はあと32試合もある (浦和レッズ×FC東京)


土曜日の午後は、はるばるさいたまスタジアム2002まで出かけてJ1第2節。浦和レッズ 3-1 FC東京。ともにパスサッカーを標榜する両チーム、ともに開幕を完敗して迎えた「負けられない」第2戦。浦和が荒削りながら「人もボールも動く」サッカーで優位に立って先制、一度は東京が好展開から追いついたものの、後半はゆるい東京DFの裏を突くポンテらの活躍で浦和が圧倒し、2得点を重ねて今季初勝利を収めた。東京は愕然の連敗。
 
 
試合は立ち上がりから浦和ペースで進んだ。5万観衆で赤く染まったスタンドの後押しを受け、積極的に前へ出る。いきなり3分、DFをはね飛ばしながら左サイドへ飛び出した田中達のシュートは権田が伸び上がって弾き出したものの、続くCKでポンテの低く速いクロスに東京DFが反応できず、阿部のダイレクトボレーがゴール左へ決まった。前節セットプレーでやられていた割にはあまりにあっけなく見えた、出鼻をくじかれる失点。0-1。

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2009年03月08日

●完敗スタート、ここから… (FC東京×アルビレックス新潟)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第1節。FC東京 1-4 アルビレックス新潟。いよいよ、というより早くも今シーズンの開幕、2ヶ月のオフ明けということでチームの仕上がり具合が注目される一戦であった。試合は、ホームの東京がボールを支配して攻めたてるもゴールを奪えず、逆に新潟が一発のチャンスを生かして先制。後半は東京の守備の乱れを突いて新潟の鋭い攻撃が次々と決まり、終わってみれば予期せぬ大差の結果となってしまった。
 
 
試合前のイベントは、引退した川口信男さんの挨拶と「東京ドロンパ」お披露目ショー。ご家族に見守られながら非常にそつのないスピーチをこなした信男さんにはひたすら拍手。ドロンパは……ローラースケートに乗って勢いよく登場したものの、一気に場内を駆け抜けて退場してしまう演出は笑えた。ただ、再登場した後、「東京ドロンパバックダンサーズ」(笑)を引き連れてのパフォーマンスはちと長かったかな。メインスタンドからはよく見えなかったし。

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2009年03月05日

●開幕戦、東京の「10番」はどこにいるのだろう

2009年のJリーグ開幕まであと2日。いや、現在5日の午後9時なので、あと40時間と言うべきか。新潟戦マッチイベントも信男さん挨拶とタヌキ君のお披露目ショー(アディダス履いてるからピッチの上でも大丈夫!)に決まったそうで、さすがに「いよいよ始まるんだなあ」という気持ちになってきた。とりあえずチケット忘れないように財布に入れておかないと。年チケ忘れは何とか年1回ペースに収めているのだが、いきなり初戦で忘れるともう後がない(笑)。
 

まあ、イベントやらスタジアム食事事情の改善(これとかこれとか)ももちろんいいんだけど(沖縄そばにはかなり興味をそそられるな……)、やはり気がかりなのは初戦に臨むチームの状態である。塩田は3月中旬まで入院ということなので、とりあえずしばらくは権田が先発することになるのだろう。病気についてはこればっかりは仕方がないことだし、GKというのはある意味「抜けば後から生えてくる」ものだから権田ガンバレ、というしかない。

カボさんはお父さんの看病から戻ったばかりだから、出場したとしてもスーパーサブになるはずだ。となると平山が先発か。鈴木達也を使ってみても面白そうだが……。トーチュウの記事などを読むと佐原は故障明けでリハビリも遅れており欠場濃厚、長友も微妙なコンディションのようだ。新加入の平松・中村がいきなりの先発起用となるのかもしれない。補強の効果がいきなり出たとも言えるし、後方に新顔が多いのは信頼性の面でやや心配でもある。

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2009年02月22日

●城福東京、08年から09年へ (2009年展望 後編)

前編から、2009年FC東京の展望の続き。今回はいちファンとしての要望的な話を。
 
 
5 「内容」と「結果」の両立を

僕が今年のFC東京に望みたいのは、ズバリこれ。もちろん優勝ないし昨年以上の順位という「結果」を残すことが最も大事なのは疑いのないことだ。ただ、一方で贅沢なファンとしては、「Moving Football」の旗の下に高い志を掲げている今の東京だからこそ、そこに「内容」も伴ってほしいとも思うのである。つまり、「人もボールも動くサッカー」を高いレベルで実現すること。そのサッカーで優勝争いをし、人々を感動させ、FC東京の名を高めること。

そう思う一つの理由は、昨季の前半戦と後半戦との落差である。先日の回顧記事でも書いたとおり、4月から5月にかけては戦績的には一進一退ながら、一昨年までとは見違えるような鮮やかなパス攻撃が炸裂する場面があり、東京ダービーや多摩川クラシコ、大宮戦や磐田戦といった素晴らしい勝利があった。それに比べれば夏の苦戦から立ち直った秋~冬は5連勝など勝ち星は多かったものの、内容は春に比べてやや見劣りがしたように思う。

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2009年02月20日

●城福東京、08年から09年へ (2009年展望 前編)

ということで今回と次回は、もうすぐ始まる09シーズンの展望なぞ。まず今回は前編として、現状の整理をしてみよう。
 
 
1 変わらない「Moving Football」
 
2009年FC東京のチームスローガンは昨シーズンとほぼ同じ、「Moving Football ~観ている人の心を動かせ~」となった。城福監督のコメントからもうかがえるように、今年は昨年1年間で築いたベースからのレベルアップを図る年ということになるのだろう。スタイルとしては「人もボールも動くサッカー」の継続・発展、順位的には「雲の上」でなくなった(はずの)優勝争いに今度こそ加わる、といったあたりか。そして観ている人を感動させるぞ、と。

「2年目」としては、これ以上ないくらいにまっとうな目標だと思う。なんだかんだ言ってファン・サポーターの大半は昨季の戦いにポジティヴな印象を持っているだろうし、個人的にも「人もボールも~」のコンセプトには大いに共感するところがあるので歓迎したい。もともとJ1昇格後の東京は漸進型のクラブであったわけで、06~07年の迷走を教訓にしているのかどうかは知らないが、腰をドッシリすえて取り組むこと自体は正しいことだと思うから。

もっとも、今年のFC東京をめぐる環境には「今年はレベルアップの年」などと悠長にはしてられない事情もあるわけで……これについては後述したい。

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2009年02月18日

●城福東京、08年から09年へ (2008年回顧 後編)

前編から続く)
 
 
4 「内容はともかく」それなりに結果を残した冬

上位争い生き残りをかけ、チームもファンも気合十分で臨んだ第30節鹿島戦。東京は長友・大竹コンビのマジカルな活躍(笑)などで会心の勝利を収める。鹿島が東京の勢いをいなさずに向かってきてくれたおかげで白熱した撃ち合いとなり、これはこれで東京らしい試合だったとも言えるだろう。春の多摩川クラシコとは違う意義を持った「秋のベストゲーム」というか。ともあれ、リーグ上位が空前の混戦となっていたため、これで希望がつながった。

その後はアウェイでガンバに勝ち、神戸と引き分けて優勝争いこそ脱落したものの、ホーム最後の新潟戦を辛勝して最終節までACL出場権を争い続けた。この時期は春のような快いパスサッカーが陰を潜めた感はあったものの、途中加入した鈴木達のフィットや守備の安定もあり、個々の能力をきちんと生かしつつ手堅く勝つ形が多く見られた。「Moving」はどうした、というツッコミはともかく、結果重視のスタイルで成果を出したということになるだろうか。

リーグ最終戦のフクアリではどえらいものを見てしまったような気もするが、まああれは犬に噛まれたとでも思って(笑)忘れよう。ある意味、大変に貴重な経験だった。

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2009年02月16日

●城福東京、08年から09年へ (2008年回顧 前編)

ふと気がつくと、前のFC東京関係のエントリー(といっても実はマンガと特撮テレビの話だが(笑))からはや1ヶ月以上がたち、そして開幕までもう1ヶ月を切っているではないか!いや、サッカーの世界の休みは短いのう(つってもチームはとっくに練習を始めているわけだが)。というわけで日程もヘンテコなマスコットも発表になったことだし、開幕に向けてリハビリ気分でつれづれ書いてみようかと。今回と次回、まずは08シーズンの回顧から。
 
 
1 「リスタート」に成功した春

2008年の開幕時は「期待半分、不安半分」といったところだったろうか。監督は長年慣れ親しんだ原さんに替わり、U17代表での実績はあるがJリーグ経験のない城福さんが就任。オシムサッカーの申し子・羽生やKリーグ得点王・カボレの獲得に成功する一方で、ルーカス・馬場・鈴木規といった主力がチームを去った。そして「Moving Football」のスローガン。変わってほしいと願う一方で、あまりの変貌ぶりに心細さを感じるのが正直なところであった。

実際、開幕から1ヶ月余りの間、チームは不安定な戦いを続ける。新加入エメルソンと長友の活躍や時折見られる小気味よいパス回しはあったものの、組織守備の弱さやペース配分の拙さが目立ち、工夫されたセットプレーでなんとかしのぐ状態だった。神戸戦・京都戦では勝ちきれず、新潟戦・札幌戦でようやく辛勝、横浜には0-3の惨敗。僕はといえば、06年のイヤな記憶もあり、「とにかく壊れないでくれ。結果が出てくれ」と毎試合祈り続けていた。

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2009年01月06日

●北斗といえば

中村北斗選手 完全移籍加入決定のお知らせ (FC東京公式)
 
 
ほ~~お。

SBは長友が左右両方できるし、金沢も椋原もいるのでまあ足りなくなる事はおそらくないんだけど、長友の不在時や将来的な事も考えての獲得なんだろうね、きっと。五輪代表や福岡の試合はそんなにじっくり見たことがないが、いかにも気の強そうなプレーぶりは印象に残っている。ボランチもできるらしいし、守備陣全体の層は確実に厚くなるだろう。あと、偏見かもしれないけど、重い怪我から復活した選手というのは何となく信用がおけるような。

それと、オシムの爺ちゃんが「欧州移籍を勧めたい選手」なんつってかなり評価してたってのは、ホントなんだろうか。だとしたら、どうしても期待が膨らんでしまうのお。「よく動く」ことができるプレイヤーっつーことやね(でもすぐに欧州に行っちゃうのはヤーヨ)。

で、ここからが本題。「北斗」と言えばやっぱり僕らは↓これを想起してしまうわけで……。

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2008年12月30日

●今年は、とりあえず、ここまで ('08-'09天皇杯準決勝)


昨日の午後は、エコパスタジアムで天皇杯準決勝。FC東京 1-2 柏レイソル。東京にとって初のファイナル進出をかけた大一番は、退任する石崎監督の花道づくりに燃えるレイソルとの対戦となった。試合は、立ち上がりから激しい攻め合いとなり、鈴木の大活躍で東京が前半に1点リード。しかし、予想外に早く投入された「魔法使い」が後半の土壇場にステッキを二振り。城福東京のシーズン最後の試合は、悔しい逆転負けで終わることに。
 
 
キックオフ後、まず気づいたのはカボレが左に張っていないこと。柏の4バックがサイドに蓋をしてくるのを見越したか、この日は赤嶺と2トップであった。立ち上がりは東京ペース。意欲的に前からプレスをかけ、この日も最初から覚醒中の梶山を中心にテンポよいパス交換からアタッカーを走らせる。2分、赤嶺のポストプレーから羽生がボレーシュート(枠外)。ただし、バイタルエリアまでは攻め込むものの「あと一本」のパスがなかなか通らない。

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2008年12月21日

●このメンバーでやれるのもあと2試合か ('08-'09天皇杯準々決勝)


土曜日の午後は、ユアテックスタジアムで天皇杯準々決勝。清水エスパルス 1-2 FC東京。Jリーグも全日程を終了し、今季日本サッカーのビッグタイトルも残りひとつとなった。ベスト8のうち北国仙台で対決するは、ナビスコ杯をあと一歩で逃した清水と、クラブ史上初の天皇杯獲得を目指して邁進するFC東京。試合は、東京DFの乱れを突いた清水が前半に先制するも、後半早々東京がエース赤嶺の2ゴールで一気に逆転、見事準決勝進出を決めた。
 
 
開始後、まず気づいたのは清水の中盤の並びが前回とは違ったこと。MF4人のメンツは同じだが、10月はダイヤモンド型だったのに対し、今回は伊東と山本が2人で中盤の底を支えるボックス型。守備重視の「ノックアウト仕様」ということだろうか。一方の東京は4-3-3の布陣。数的不利の中盤を蹂躙された前回の悪夢が頭をよぎるが、さすがにそこは考えたのだろう、右サイドに入った鈴木達は可動域広く中盤守備によく参加し、全体のバランスは悪くない。

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2008年12月07日

●どえらいものを見てしまった (ジェフ千葉×FC東京)


昨日の午後は、フクダ電子アリーナでJ1第34節。ジェフユナイテッド千葉 4-2 FC東京。長かったリーグ戦もいよいよ最終節。クラブ史上最高の年間順位とACL出場を目指す東京の相手は、2部降格の崖っぷちに立たされた17位千葉。様々な感情の入り交じった一戦は、東京が高い個人技で2点を先制して優位に進めるも、信じがたい二枚腰を発揮した千葉が終盤一挙に4点を連取して逆転勝ち。壮絶なるJ1残留劇を目撃することとなった。
 
 
前半立ち上がりから、両チーム気合いをむき出しにした攻め合いに。東京は石川の代わりに鈴木達也が初先発してMFボックス型の4-4-2、千葉は巻を1トップに立てその後ろにレイナウド・ミシェウ・深井が並ぶ4-2-3-1の布陣。開始直後、ボックス右手前から鈴木がミドルシュート、GK櫛野が両手ではじき出す。7分、右からレイナウドの巻き込むクロス、ファーにミシェウが飛び込むも一歩届かず。激しいボール争奪戦、好守の切り替えもいつになく早い。

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2008年12月01日

●今年も、応援してよかった (FC東京×アルビレックス新潟)


日曜日の夕方は、味スタでJ1第33節。FC東京 1-0 アルビレックス新潟。前日、鹿島の劇的な勝利によってとうとう優勝の可能性を失った東京だが、ホーム最終戦となる今回は新体制1年目の「締め括り」として負けられない一戦。相手は、J1残留のかかっているアルビレックス。双方ややミスの目立つ試合内容となったが、塩田の奮闘でピンチをしのぎ続けた東京がエース赤嶺のヘッド一発で虎の子の得点を手に入れ、辛うじて勝利。
 
 
静かな立ち上がり。梶山出場停止の東京は珍しくエメルソンと石川が同時に先発。エメが石川同様に高い位置をとるため、流れの中では今野・羽生が中盤の底を支える4-4-2の並びになることが多かった。対する新潟は引き分けでもほぼ残留が決まるためか慎重な戦いぶりで、SB+守備的MFは守りに専念して2トップと松下、マルシオ・リシャルデスの4人のみで攻めることが多い。扇谷主審の神経質にも思える笛もあり、ぶつ切りの攻防が淡々と続く。

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2008年11月25日

●正直なところこれで脱落、だが (ヴィッセル神戸×FC東京)


日曜日の午後は、ホームズスタジアム神戸でJ1第32節。ヴィッセル神戸 1-1 FC東京。いよいよリーグ戦も佳境の「ラスト3」。東京にとっては優勝争い生き残りをかけた、神戸にとっては目標の5位以内に近づくために、それぞれ負けられない一戦であった。試合は、ホーム神戸がアグレッシブな速攻を武器に優勢に立つが、東京もカボレの一撃で食らいつく。最後まで目の離せない熱戦は両者痛み分けのドローに終わり、東京は優勝争いからほぼ脱落。
 
 
東京はおなじみ4-3-3の布陣。対する神戸も3トップか、と思いきや、大久保が2トップ(レアンドロ、吉田)の後ろ左サイドに位置する4-4-2であった。東京はカボレの突破を、神戸はアタッカー陣の流動的な動きを武器に開始直後から攻め合うが、東京はSBとボランチの連携に難があるのか、引くFW、飛び出す二列目のいずれもつかまえきれずにバイタルエリアを使われる場面が目立つ。13分、平山のキープからカボレのミドルシュートはバーを越えた。

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2008年11月09日

●駄目だこりゃ、で笑ってられりゃいいんだけどね

週末に仕事場の旅行で箱根まで出かけて温泉だ宴会だトイ・ミュージアムだランチブッフェだと遊んでいたその裏で、我らがFC東京は08年ACLチャンピオン(予定)のガンバ大阪相手に3-1で勝利。「Jリーグアフターゲームショー」で観た限りでは、攻められながら塩田のビッグセーブでしのぎ続け、数少ないチャンスを生かして勝った模様。上位陣がまたも揃って足踏みしたこともあり、まことにめでたい限り……なんだけど、どうもはしゃぐ気になれない。
 
 
原因はこれ↓だ。

主力温存に犬飼会長激怒!大分、千葉から来年天皇杯出場権はく奪も (スポーツ報知)
 
腹立たしさを通り越して、哀しみさえ感じてしまうニュースである。
 
犬飼会長の発言の不当さについては、大分や千葉のファンサイト等各所で書かれているとおりで、今さら細かく述べるまでもないだろう。ここでは「バックスタンドからの眺め」で紹介されていた2つのブログ記事へのリンクを張っておくにとどめたい(backstandさんありがとう)。

持たざるもののターンオーバー (Forza Torinita)
 
犬飼会長、あなたは間違っています (いぬをおいかけて。)

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2008年11月04日

●「とりあえず」にしては熱い初戦 ('08-'09天皇杯 vsベガルタ仙台)


昨日の午後は、味の素スタジアムで天皇杯4回戦。FC東京 2-1 ベガルタ仙台。リーグ戦も佳境に差しかかったところで迎えた天皇杯の初戦は、J2でまさに厳しい昇格争い真っただ中の仙台が相手。両チームともこの試合に向けたモチベーションが心配されるところだったが、いざ蓋を開けると試合は期待を上回る激しい攻め合いに。仙台のパスワークに苦戦し一度は追いつかれた東京が、ロスタイム平山のゴールで突き放して初戦突破を果たした。
 
 
薄曇りの天気、やや寂しい数の観客が見守る中で試合開始。いきなり両チームにチャンスが生まれる。4分、関口が長友を振り切って右サイドを突破、中央の永井へラストパスを送るがわずかに合わず。5分、カボレの高速ドリブルから東京がCKを奪い、平山が頭で合わせるもゴールライン上でDFがクリア。8分、中島がボックス手前から左足でミドルシュート、際どくポスト右を抜けた。11分には左をえぐるカボレからニアの平山へクロス、シュートは枠の左。

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2008年10月29日

●消える魔球(笑)

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日曜日の観戦記を書いた後、また東京のゴール3つを録画で見直してみた。何度見ても良い!特に3点目の大竹のゴールシーンは、見れば見るほど愉しさが増してくるのであった。

まず、左サイドで起点となったカボレが出した、DFの足下を抜くグラウンダーのパス。2点目の場面ではカボレが急加速で内田をぶっちぎって決定機を作ったわけだが、今度は「そうはさせまい」と鹿島が2人がかりで立ちはだかったところでその裏をかくプレー。カボさんと言えば重厚かつど迫力の突進が持ち味だけど、これは軽快で遊び心を感じさせる、まるでエメルソンのようなプレーだった。そういやカボさんってブラジル人だったな、みたいな(笑)。
 
で、それを受けた鈴木達と大竹のコンビネーション。最初は鈴木がゴール正面に向かって、やや遅れてニア方向へ大竹が走っていたところ、カボレがニアへ速いパスを出したのを見て瞬時に2人が交差、ニアに出た鈴木がワンタッチ足裏で中へ流し、ゴール方向へ転換した大竹が足下に収めてそのまま突進、という流れ。全く見事な連携であった。2人のセンスのたまものなのか、それとも練習の成果なのか。少なくとも偶然でないことを祈りたい(笑)。

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2008年10月27日

●これぞ会心の勝利ダ! (FC東京×鹿島アントラーズ)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第30節。FC東京 3-2 鹿島アントラーズ。清水・大分に残念な連敗を喫し、優勝争いからはやや遠ざかった感のある東京。今回は首位を走るアントラーズをホームに迎え、ACL出場権獲得のためにも踏ん張りどころの大一番となった。試合は激しい攻め合いとなったが、東京が気迫溢れるプレーで優位に立ち、「静かなる大砲」の活躍で3点を奪取。粘る鹿島を1点差で振り切って会心の勝利をものにした。
 
 
3万3千強の大観衆が作り出す心地よい緊張感の中、キックオフ。序盤はジャブの撃ち合い、両チームともSBを上げず縦のボールを多用して主導権を奪いあう。最初のシュートはようやく7分、羽生のミドルを曽ヶ端がキャッチ。その直後に今度は青木の強烈なミドルシュートを塩田が弾き出し、さらにダニーロのミドルがポスト左を抜けた。10分過ぎにはカボレのパスミスをマルキーニョスがカットし、興梠にラストパスが通りかけるも茂庭が速い寄せで防ぐ。

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2008年10月19日

●おそるべきタートルフットボール (大分トリニータ×FC東京 テレビ観戦)

J1第29節 大分トリニータ 1-0 FC東京 (FC東京公式)
 
 
諸事情によりお金の余裕も時間の余裕もなく、スカパー!でのテレビ観戦となった。優勝戦線への生き残りをかけた上位対決。試合は、多くの時間帯で東京がボールを保有して攻め、大分が得意の堅守からカウンターを狙い続ける予想通りの展開となったが、ホームで無類の強さを見せる大分がセットプレーで得た虎の子の1点を守りきって勝利。「タートルフットボール」の威力を存分に見せつけられ、東京は残念無念な連敗となってしまった。


この日の九州石油ドームは「国体明け」とあってピッチ状態は最悪だった。不規則バウンドが多発し、選手たちも足を取られまくり。従って両チームともまずは安全第一ということで、序盤はロングボールをDFがはね返し、セカンドボールを奪いあう場面が続く。立ち上がりこそ大分の勢いに押された東京だが、エメルソンの足技と今野の前へ出る強さを軸に次第にペースを握る。10分、CKからゴール前で混戦、今野のシュートをGK下川が横っ跳びでかろうじて防ぐ。

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2008年10月05日

●いきなり落とし穴、ドーン!! (FC東京×清水エスパルス)


昨日の午後は、味スタでJ1第28節。FC東京 1-5 清水エスパルス。ともに一時の不調を抜けだし、中位から上位進出を狙うチーム同士の一戦。東京にしてみれば「チーム新記録」の6連勝がかかった試合でもあった。試合は、前半半ばから小気味よいパスサッカーでたたみかけた清水が大量リードを奪い、後半ようやく目覚めた東京が反撃するも1点止まり。逆に終盤の連続失点で突き放され、実に5失点を喫する大敗となった。
 
 
試合は比較的地味な、しかしじりじりとした雰囲気で始まった。清水はMFがダイヤモンド型の4-4-2、東京は今野・浅利・梶山の右手前に石川が張り出すような4-3-3気味の布陣。中盤では清水が数的有利となり、しばしばMF1枚がフリーになるのが気になったが、序盤は浅利が駆け回って何とかケア。狭い地域でのボール争奪戦が続く展開。6分、DFライン裏に飛び出した赤嶺が梶山のフィードをダイレクトボレーで狙い、惜しくもサイドネット。

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2008年09月30日

●なんちゅーか、無慈悲な一撃だった (コンサドーレ札幌×FC東京 テレビ観戦)

J1第27節 コンサドーレ札幌 1-2 FC東京 (FC東京公式)
 
 
日曜日は都内某所に出かけて飲んだくれていたので、スカパー!の録画を昨日になって観た。スポナビの速報で得点経過だけはリアルタイムで知っていて、てっきり「良い形を作りながらなかなか得点を奪えず、後半うっかり先制されて苦戦」というパターンだと思いこんでいた。でも、全体的には札幌ペースで進む時間帯の多い試合だったんだね。よく考えたら、降格危機にあるホームチーム相手なんだから全然不思議じゃないんだけれども。


序盤の札幌の攻勢をしのいで10分を過ぎた頃から一旦は東京のパスがテンポよくつながりだし、浅利も攻撃に絡むなど悪くない雰囲気。でも、札幌がアンデルソンらに当てて縦に出し入れしているうち、DFラインが下がって中盤が間延びして、札幌のライン守備にボールを奪われては速いサイド攻撃に冷や汗をかかされる……というシーンが何度も。シュートこそカボレを中心に数多く撃っていたけど、あわやの場面は相手の方が多かったか。

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2008年09月24日

●カボレ父さんと息子たち (FC東京×ジュビロ磐田)


秋分の日の夕方は、味スタでJ1第26節。FC東京 5-1 ジュビロ磐田。等々力での激戦クラシコから中2日で臨むホームゲーム。相手は降格危機にある必死の磐田、おまけに赤嶺・羽生・今野の欠場と、東京としてはやや嫌な状況であった。が、頼れる子供たちの不在にカボレお父さんが大ハッスル、彼の助けで次々に東京の子供たちが得点を重ね終わってみれば4点差の圧勝。ファン・サポーター大満足の「味スタ祭り」となったのであった。
 
 
前節から間隔がなく久々のデーゲームということもあったのか、ややまったりとした立ち上がり。ジュビロは3-5-2の布陣で駒野・村井が左右に張り、広く回してくる感じ。一方欠場者の多い東京は慎重な戦い方で、4バック+浅利はほとんど攻撃参加せず、攻撃は縦のボールでカボレ・石川を走らせるパターンが多い。4分犬塚のミドルシュートがバーの上、13分に左CKから茶野のダイビングヘッドがポスト右、と散発的に磐田のチャンス。

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2008年09月21日

●スミイチ、穴熊、大きな勝点3 (川崎フロンターレ×FC東京)


土曜日の夜は、台風明けの等々力競技場でJ1第25節。川崎フロンターレ 0-1 FC東京。「クラシコ」と銘打ち出してから4回目の対戦は、今度こそその名にふさわしく上位進出を目指すチーム同士の熱戦となった。試合はホーム川崎が一貫して猛攻を浴びせ、東京側は負傷者・退場者も出す苦しい展開に。が、序盤にエースの一撃で得た虎の子の得点、チーム一丸となった堅守、そして采配の妙も加わって、東京が見事J等々力初勝利をゲットした。


キックオフ直後から、川崎がスピード感溢れる攻撃で攻めたてる。3分、右からのクロスがボックス内の混戦でジュニーニョの前に落ち、ボレーシュートはわずかにポスト左。次のCK、ヴィトール・ジュニオールのクロスにジュニーニョが合わせるも右に外れ。しかし、先制点は東京。5分、カボレが井川と競って獲った左CK、徳永のインスイングのクロスがファーに流れたところを赤嶺が左足ダイレクトで叩く!ゴール右隅に決まって1-0。さすがの一撃、である。

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2008年09月15日

●壁を破るのは「特別な選手」 (FC東京×大宮アルディージャ)


土曜日の夜は味の素スタジアムでJ1第24節。FC東京 3-1 大宮アルディージャ。相変わらず本拠地味スタで勝てない日々が続いている東京。今度こその中断明けは、一昨年・昨年とホームで苦杯を喫しているアルディージャが相手。なかなか得点が奪えない中で先制される嫌な展開となったが、後半にエースストライカーの2発とスペシャルな新人のスーパーFKで見事逆転。色々な意味でまた1つ「壁を破った」ように思える勝利をあげた。


試合前、メインスタンド裏のコンコースにピカチュウ出現。思い起こせば東京が初めてホームゲームにピカチュウを呼んだのは2000年の横浜マリノス戦@国立競技場だったが、あの時はシーズンベストとも言えるセクシー部活サッカーで快勝したのだった(雨だったし、イベント自体はけっこうサムかった記憶があるのだが)。なので、なんとなくイメージとしては悪くないゲストである。ま、結局勝った試合の後だから言えるのかもしらんけど(笑)。

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2008年08月30日

●勝つときってなあこんなもんさ (柏レイソル×FC東京)


木曜日の夜は、日立柏サッカー場でJ1第23節。柏レイソル 0-1 FC東京。6月の中断明け以降なかなか勝ち星&勝点を重ねられず、すっかり(定位置の?)中位にはまりつつあるチーム同士の対戦。双方とも相手よりもまずずぶ濡れの悪ピッチと戦わなければならない試合となったが、ピッチ状況の良化とともに本来のパス&ムーヴを取り戻した東京がエース赤嶺のスーパーゴールで勝利。気持ちよ~く再びの中断期間を迎えられることとなった。
 
 
この日は午後からずっと、断続的に強い雷まじりの雨が降る天気。柏駅からスタジアムへ続く道路もすっかり水浸しだ。もちろんスタンドに屋根のない日立台は幾度も経験済みだから、愛用のFC東京ポンチョはしっかり携帯していた。「雨でも槍でもどーんと来い!」である。ところが……。入場してすぐ、間違えてレイソル側の指定席を買っていたことに気づいた(笑)。座ってみると周りは真っ黄色。とても青色のポンチョが着られる雰囲気ではない。

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2008年08月25日

●とにかく次、がんばれ、がんばろう (FC東京×東京ヴェルディ)


土曜日は、国立霞ヶ丘競技場でJ1第22節。FC東京 1-2 東京ヴェルディ。今季4回目の東京ダービーは、同カード3連勝中の東京にとってはここ最近の不振を振り払いたい一戦であり、一方のヴェルディにしてみれば意地でも負けられない戦い。東京がカボレのスーパーシュートで先制したものの、後半カウンターから同点とされ、さらにロスタイムにセットプレーで逆転を許す残念な展開。微妙な判定のあやもあり、悔しい敗戦となった。
 
 
降りしぶく雨の中キックオフ。所々水たまりの悪ピッチにも関わらず、両チームともきっちりつなごうとしているように見えた。最初にペースを握ったのは東京。梶山の指揮の下、赤嶺のポストプレーに羽生・エメルソンが絡み、左サイドに流れるカボレの突破や今野の飛び出しも交えて攻めたてる。5分、梶山の直接FKがポスト左を抜け、その直後にはコンビパスで羽生が突破、味方の上がりを見ながらボックスまで持ち上がるも、シュートは体勢がやや崩れて枠外。

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2008年08月18日

●ここで焦って蹴り出したら水の泡 (FC東京×浦和レッズ)


土曜日の夜は、味の素スタジアムでJ1第21節。FC東京 0-1 浦和レッズ。前節はアウェイの地でようやく2ヶ月ぶりの公式戦勝利をあげた東京だったが、今度はホームに帰って「最大の強敵」との対決となった。試合は、前半東京がパス主体の攻撃で互角以上に渡り合うものの、後半浦和のシフトチェンジに対抗できず、悔しい悔しい1点差負け。残念ながらまたもホームで、そして大観衆の前で勝点3獲得という結果を残すことができなかった。


立ち上がりから3万7千観衆の熱気に煽られるように、真夏の試合にしては激しいボール争奪戦が繰り広げられた。まずペースを握ったのは東京。キックオフ直後、平山とのコンビでエメルソンが左サイドを突破し、クロスのこぼれ球をカボレがヘディングシュート(GK都築キャッチ)。8分、エメとのワンツーで羽生がボックスへ突入、クロスをカバーに入った闘莉王がカット。10分にはボックス手前で獲得したFK、石川のシュートがポスト左を抜ける。

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2008年08月11日

●羽生の運動量は宇宙一 (名古屋グランパス×FC東京)