2014年12月30日

●FC東京の2014年を振り返ろう(後編)

昨日のエントリーに続いて、FC東京の2014年シーズンの回顧。


4 「日本代表供給地」としてのFC東京

今年の東京のトピックとして忘れてはいけないのは、日本代表を多く輩出したことだ。

まず、前年からザッケローニ監督にしばしば召集されるようになっていた森重真人がブラジルW杯直前にCBに定着。本大会では満足な成績を残せなかったものの、代表監督がハビエル・アギーレに替わってからも引き続きCBのレギュラーを確保している。しなやかな守備はもちろん、広い視野と戦術眼、高いパス能力を併せ持つ彼はこれからも代表の中心として活躍し続けるに違いない。

リーグ戦でブレイクした武藤嘉紀もアギーレ監督によって代表に抜擢され、9月のウルグアイ戦でデビュー。2戦目のベネズエラ戦ではさっそく初ゴールをゲットした。日本にドリブラーは数多くいれど、彼ほど足が長いドリブルを持ち、かつしなやかさと強靭さを併せ持つFWはおそらく存在しない。特長がはっきりしている分戦術を選ぶかもしれないが、代表定着は十分に可能だろう。

驚きだったのは、太田宏介の4年ぶりの代表選出だ。10月のブラジル戦ではチームが大敗する中で幾度か好クロスを上げて存在感を示し、豪州戦でもフル出場した。現在の代表は長友・内田・ダブル酒井と層が厚く食い込むのは難しいと思われていたのだが、「国内組」でもやれることを示したのは大きい。この2年で大きく成長した選手でもあり、彼の活躍はファンにとって大きな喜びである。

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2014年12月29日

●FC東京の2014年を振り返ろう(前編)

早いもので、今年もあと2日を残すばかりとなった。今シーズンは天皇杯の日程が早くて(どっちにしろ東京は早めに負けたけど(笑))12月中旬から国内サッカーはオフとなり、年末近くになるともうストーブリーグ真っ最中、という感じである。

前田遼一の加入(公式発表も来たね)や塩田仁史の移籍など書きたい話も多いのだけれど、それは年明けに回して、とりあえず今回は長らくブログをサボっていた自分の思い出しメモも兼ねて回顧篇ということで。以下、FC東京の2014年シーズンについて4つのトピックを中心に記載してみよう。


1 マッシモ・フィッカデンティ監督の就任

今シーズンは何と言ってもこれだろう。Jリーグ初、そしてFC東京にとってももちろん初めてのイタリア人監督の就任。セリエAで残留請負人的な仕事をしてきた若手監督、チェゼーナ時代には長友を獲得して成長させた、といった事前情報はあったものの、「イタリア=守備的」という先入観もあり、期待以上に不安を抱いていたファンも多かったのではなかろうか。

実際、フィッカデンティ監督は従来の東京が経験したことのない戦術を導入した。4-3-3の並び方をした選手たちが素早い帰陣から整然と密集隊形を組んで守り、攻めては攻撃参加の枚数を制限しつつ少ない手数でカウンターを狙う。そのやり方は新鮮であるが、その一方で「やはり守備的では」「このやり方が東京にフィットするのか」と疑問に思うファンも多かったように思う。

そして開幕。僕たちの不安は半ば的中し半ば外れ、1年目の東京は独特の戦術と印象的な戦いぶりによってリーグで存在感を発揮しながらも、戦績的には不調期と好調期を行きつ戻りつする一気一憂の1年を送ることになった。(詳しくは次々項で。)

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2014年12月28日

●『ピーター・パン』

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年末はクリスマス前から子供と一緒にインフルエンザにかかってしまい、家に引きこもってEテレの子供向け番組やDVDを見続ける日々になってしまっている。その中で、ディズニー映画もこれで6本目となるのだが、DVDで『ピーター・パン』を観た。
 
 
物語はうろ覚えに記憶していたとおり。ロンドンに住むウェンディとその兄弟たちが夜更けに訪れたピーター・パンに誘われ、「子供が子供のままでいられる」ネバーランドに旅をする。しかし、そこにはかつてピーターに左腕を切り落とされ復讐を誓うフック船長が待ち受けていた。ピーターとウェンディたちはフック船長と戦うが、彼の策略にはまってしまい……というもの。

まず驚いたのは、描写のワイルドさというか前時代ぶりというか。ウェンディや彼女の母親ら女性たちが完全に母性的な役割ばかり期待されて描かれているのも今の時代ならば女性差別と言われそうだし、なぜかネバーランドにインディアンが住んでいて、酋長はじめ真っ赤な肌で半裸のまま出てきてうっほうっほ踊ったりするのは、さすがに僕も「おいおい」とツッコミたくなった(笑)。

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2014年12月26日

●ソシオ更新しなくても不思議じゃないよな

ソシオ更新しません (バックスタンドからの眺め)


僕は来シーズンもソシオを継続することにしたけれど、それはそれとして、リンク先のエントリーの趣旨には共感し、かつ全部が全部とは言いませんが、賛同します。

2ステージ制(プレーオフ制)導入の理由ってのは大まかに言ってリーグ戦人気のジリ貧対策だと理解しているんだけど、プレーオフ導入すれば地上波で放送されて注目度もお金も集まって状況改善、というのがカンフル剤頼みという感じで健全とは思えないし、厳密な大会方式や日程すら決まってなかった段階での皮算用に過ぎないわけでしょ、はっきり言って。

そもそもJ1優勝を目指してチームを応援していたファン・サポーターの多くは1シーズン制に不満なんて持っていなかったわけで、(Jリーグの好きな)「世界標準」に近い現行方式を誇りに思っていたか、少なくとも当然とみなしていたはずだ。それがいきなり「お前らが馴染んでたやり方は駄目だ」なんて大上段に言われたら、そりゃあ反発する人がいて当たり前だろう。

Jリーグの思惑どおりにプレーオフ目当てで新規顧客や放映権料が集まったとして、その一方でこの性急な既存顧客無視のやり口に、呆れたファンの足がスタジアムから遠ざかることだって考えられるだろう。そういった差し引き損得までJリーグは計算できてるのかな?できてないと僕は思う。

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2014年12月25日

●0014はイケメンの番号

今年は国内サッカーシーズンが終わるのが早かったので(毎年これくらいの方が僕は良いと思うけど)、オフの与太話も12月中から、ということで。
 
 
サッカーにおける背番号というのは選手のポジションを指し示す記号であり、時代によって変遷はあるが、だいたい1から6くらいまでが「守備の選手」、7から11が「攻撃の選手」、その他が「控え」というのが相場だろうか。固定番号制が一般化した現在ではだいぶその意味も薄れたように思えるし、セスク・ファブリガスや本田圭佑の「4」のように例外的な選手もいるけれども。

一方、背番号は選手個人を識別する機能も果たし、優れた選手は背番号自体が憧れの対象となってそのイメージが定着していく。特に攻撃の選手でその傾向は著しく、ペレやマラドーナ、プラティニ、メッシの「10」(僕にとっては木村和司だ)は言うに及ばず、クライフといえば「14」だし、C・ロナウドの略称は「CR9」(追記参照)。「10」や「14」は攻撃の中心を司り、「9」は点取り屋、という類のイメージは定着している感がある。
 
 
FC東京の公式WEBサイトに「FC東京1999年~2013年背番号系譜」というコーナーがあってたまに覗いてみるんだけど、けっこう面白いんだなこれが。15年に渡る歴史の中で背番号のイメージにぴったりはまっている例もあれば、「これはw」というミスマッチもある。もちろん、東京においても選手の側が背番号のイメージを左右している場合があって、最もいい例はアマラオの「11」だろう。

一覧表を眺めていて、やはり目を惹かれるのは「14」である。以下これまでの変遷を書き出してみると、

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2014年12月23日

●『河北新報のいちばん長い日』

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『河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙』(文春文庫)を読んだ。東日本大震災下、東北6県を発行区域とする地域紙「河北新報」が、自らも被災しながら東北の人々のために数々の困難を乗り越えて新聞発行を続ける様子を描いたドキュメント。
 
 
この本は河北新報社が自らを取材・報道対象としてとりまとめたものであり、核となっているのは震災1カ月後に行われた記者たちへのアンケート調査とのこと。そのためか、ドキュメンタリーとはいっても単一の著者によって書き綴られたようなストーリー性の強いものとはなっておらず、新聞そのものを文庫一冊分まで膨らましたような、いかにも新聞社が作ったというゴチャゴチャした仕上がりとなっている。

ただ、そんな雑然としたテイストは「震災直後」を描く上ではマイナスとなっていないばかりか、むしろ当時の混乱と緊迫した雰囲気をよく伝えてくれている。一体何が起こったのか、これからどうなるのか、いつまで続くのか、と不透明で不安だった数十日間。東京にいた僕らでさえ困惑しきりだったのだから、そりゃ被災地の真っ只中で懸命に闘ってた人々はその状況を整理して眺めることなんて無理だったろう。

フラッシュバックというと言いすぎだけど、読んでいるうちに幾度か、あの頃の事を思い出して胸が締め付けられるような思いがした。

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2014年12月21日

●ディズニー版『AKIRA』というか(『アナと雪の女王』)

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先日、今さらではあるが(こればっか)、ブルーレイで『アナと雪の女王』を観た。
 
 
宣伝文句に「ディズニー映画初のダブルヒロイン」なんて謳われていたからどんな話だろうと思ってたんだけど、実際に観ると確かに「王女(エルサは途中から女王だけど)2人が主人公」ではありながら、物語の構造が昔ながらのプリンセスもの(『白雪姫』『シンデレラ』『眠れる森の美女』あたり)とは全然違ってる映画だった。

つまり、古典的なディズニーのプリンセスものってのはヒロイン自体はあくまで清く正しく美しい存在。そこに他に邪悪なもの(継母とか魔法使いだとか)が現れて危害を及ぼそうとするも、しかし正義の第三者(王子様や小人、妖精)の活躍で打倒されてめでたしめでたし、てなお話だったわけだ。単純化して言えば。

一方、『アナ雪』はそうじゃなくて、事件に乗じて国を乗っ取ろうとする悪い奴(アナをこまそうとする女たらしのボンクラ王子や隣国の悪徳ヅラ公爵)は出てくるにしても、問題の本質、あるいは原因はあくまでエルサの雪と氷を操る能力の暴走と、エルサとアナの姉妹関係にあるんだよね。

主人公それ自身が問題ってのは、今どきだなあというか、子供向きのお話じゃないよなこりゃ(笑)。うちの3歳の子供も、最後なぜあれでうまく収まっちゃうのか理解するのがちょっと難しかったみたい。まあ別に子供だけに観せるために作ってるんじゃないんだろうし、一緒に観る我々としてはこれくらいの方がいいんだけど。

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2014年12月15日

●たまにはくだけたって、いいじゃない (ウルトラファミリーデー)


国内サッカーシーズンが終わろうとしている週末だけど、フットボール二毛作ファンにはオフなどない!ということで、秩父宮ラグビー場で久しぶりにトップリーグを観戦してきた。何しろサントリー×東芝とパナソニック×神戸製鋼という、そのままプレーオフ準決勝になってもおかしくない好カードだったのである。
 
 
まず第1試合はサントリー 32-16 東芝。前節パナソニックに快勝した東芝が序盤こそ風上の優位を活かしてペースを握るも、前半途中からはサントリーの多彩なパス攻撃が炸裂し、一方的にトライを積み重ねる展開に。終わってみればトライ数5対1という圧勝。東芝は調子がピークを過ぎたのかタックルの甘さが目につき、一方のサントリーは攻撃オプションの豊富さと精度の高さが見事だった。やっぱり強い。


続く第2試合はエキサイティングな展開となった。パナソニック 29-27 神戸製鋼。前半は神鋼がパナソニックのミスを逃さず効率的にトライを積み重ね、後半は気合を入れ直したパナソニックがスクラムの優位を突破口にゲームを支配して反撃。前半が3-27、後半は4トライを連取して26-0(!)。これほどはっきりした逆転劇も珍しい。

後半の神鋼が特段不出来には見えなかったので、前半のパナソニックの方が「らしくない戦い」だったのだろう。にしても、ワイルドナイツの面々はハーフタイムを境にまるで別人のようだった。前半はミスを犯した後のカバーリングが遅く、あっという間にカウンターからトライを献上していたのが、後半はなかなか得点できなくても幾度かターンオーバーされても粘り強く集中力を保ってDFの穴を探し続けた。

そして、田中・堀江のスーパーラグビー勢を中心に、アタッカーが「ここぞ」という場面で見事な機転とコンビネーションを発揮。山田・堀江・ピーターセン・稲垣と4トライを畳み掛け、終了間際に攻め込まれた場面でも素晴らしいカウンターラックで得点を許さず、ついに逆転勝ちを収めた。何というか、力の集中させる勘所をよくわかっているというか、ウイニングカルチャーとはこういうものか、という勝ち方だった。
 
 
この日の2試合だけを見ると、やっぱりパナソニックとサントリーが抜けている印象を受けた。ただ、今シーズンはこのメンツにヤマハを加えた5チームが組み合わせによって勝ったり負けたり、という感じで来ているので、まだまだわからないのかな。
 
 
で、今回はここからが本題(笑)。

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2014年12月11日

●柳沢敦が残した夢と記憶

柳沢敦選手 現役引退のお知らせ (ベガルタ仙台公式)
 
 
また1人、僕の好きなサッカー選手が引退してしまった。

新人の頃からバランスのとれた高い能力と独特の落ち着きを持っていて、スケールの大きさを感じさせるFWだった。決定力もあり、1996年のデビューから3年で5点、8点、22点(!)とゴールを積み重ねて順調にステップアップ。今年、FC東京の武藤のJ1新人得点記録(13点)が話題になったけれど、高卒3年目で22得点というのもなかなか凄い記録である。

代表の方でも、フランスW杯こそ涙の落選(膝を抱えて泣いてたな)だったものの、シドニー五輪代表では途中恋人との密会で宿舎を抜け出すおイタがありながら主力として活躍し、その後はA代表に定着して2002年日韓W杯では2アシストを決めるなど日本の決勝トーナメント進出に貢献した。日本のエースストライカーとしての未来は約束されているかに思えたのだが……。

「へなぎ」なる呼称が使われだしたのは、いつ頃からだったろうか。ゴール前でより良い選択肢を求め続け「点を取るだけがFWではない」と公言する彼のスタイルを好まないファンは多く、また2000年のアジアカップなど、あまりに消極的と思えるプレーが見受けられたのも事実である。ファンの求める理想のストライカーと、柳沢のこだわるFW像は次第に乖離して行った。

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2014年12月08日

●来年が勝負、だよね(最終節観れなかった記)


FC東京 1−1 横浜F・マリノス (J1第34節 味の素スタジアム)
 
 
まあ、尻すぼみ感は免れないわけだが(笑)。

実はこの試合、ほとんど観ることができなかったのだ。この日は高校の同窓会に頼まれて大学生向けセミナーの講師を引き受けることになり、さらにそのセミナーの終了時刻が延びたため、永田町の会場を出たのが16:20(ちなみにキックオフは15:30)。

で、全力疾走で赤坂見附の駅に駆けつけ、丸ノ内線→京王線と乗り継いで飛田給に到着したのが17時15分くらい。大急ぎで味スタのスタンドに駆け上がると、既に試合はアディショナルタイムに突入していた。左サイドから東が仕掛け、こぼれ球を中へ折り返したところで走り込んだ羽生がシュートするもバーの上。そして少しして終了の笛。30秒くらいは観られた、かな(笑)。

いや、羽生さん渾身のシュートと、それが外れた悔しさのあまり両手でピッチを叩く彼の姿が見られただけでも、味スタまで足を運んだ甲斐はあったとは思う。あとは、勝ってくれれば満足だったんだけど。

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2014年12月03日

●『ゼロ・グラビティ』

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今さらではあるが、アルフォンソ・キュアロン監督『ゼロ・グラビティ』を観た。昨年度、アカデミー賞で監督賞など7部門を制覇したSF超大作。


いや、これ、凄い傑作だったんだね。観てビックリした。

物語はいたってシンプル。地球軌道上のスペースシャトルがロシア衛星の残骸群の直撃を受けてクルーの大半が死亡、船外活動をしていたライアン(サンドラ・ブロック)とマット(ジョージ・クルーニー)は近くにいた国際宇宙ステーション(ISS)にたどり着くが、頼みのマットはライアンを助けるために自ら命綱を切って宇宙空間へ。1人残されたライアンは果たして生還できるのか……。

公開時にも話題になったリアルなCG特撮は確かに凄まじく、宇宙空間の過酷さと美しさ、低重力化でのおぼつかなさ、迫り来る無数の破片の恐怖などがいかんなく描かれている。ブルーレイ&家庭用テレビで観てもこの迫力なんだから、劇場の大画面で、しかも3Dなんかで観たら腰を抜かすか酔って吐いていたかもしれない。特に、一人で宇宙空間に投げ出される場面の恐ろしさよ。

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2014年12月02日

●『Star Wars: The Force Awakens』特報

この週末、スターウォーズ・エピソードⅦの特報にワクワクさせられた。
(土曜のFC東京の試合があまりにしょぼかったので現実逃避してた、とも言う。)
 
Star Wars: The Force Awakens - See the trailer

惑星タトゥイーンの果てしなく広がる砂漠。軽妙な動きのドロイドとストーム・トルーパーの大軍。スピーダーにまたがる美少女。湖面ギリギリを高速で編隊飛行するXウイングファイター。フードで顔を隠した謎の人物と、森の中で妖しく光る赤いライトセーバー。そしてお馴染みのテーマ曲をバックに、宙返りでタイファイターの砲火を避けるミレニアム・ファルコン……これはすげえな、と。

前の制作シリーズであるエピソードⅠ〜Ⅲは「最新のCG技術でスターウォーズを描く」という部分で変に力みすぎていたのと、先にⅣ〜Ⅵが作られていたために物語的なつじつま合わせに終始したきらいがあって、僕としてはどうにも楽しみきれなかった。でも、今回は一回りして「普通に」良い娯楽作が作られるのではないかと期待しているのだけれど、どうだろう。

まあ、とにもかくにも早く観てみたいもんだが、公開は2015年12月って……1年も先かよ!先は長いな〜。予習でエピソードⅣ〜Ⅵを観返しておくか。10回くらい(笑)。
 

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