2005年02月28日

●ヌマンシア×バルセロナ

WOWOWでリーガ・エスパニョーラ。ヌマンシア 1-1 バルセロナ。変な試合だったなー。この日のヌマンシアは気温零下3℃、ピッチは完全に凍りついていて滑るわ滑るわ、両チームともスケート靴履いてサッカーやってるみたいだった。慣性の法則にこれほど気をつかう選手たちの姿も珍しい(笑)。

先週はCLでチェルシーとの激闘を制したバルサだが、やはりそういう試合の「その次」は油断や反動が怖いもの。過密日程に激悪のピッチ・コンディション、おまけに試合中にはベレッチとジュリが負傷退場。それでも負けなかっただけ儲けもの、というか、レアル・マドリーが負けたらしいので、ここで踏ん張ったのは案外大きいかもしれん。リーグ優勝を実質的に決する勝点1、になるのかな?

2005年02月27日

●FC東京×川崎フロンターレ(プレシーズンマッチ)


午後、味スタでプレシーズンマッチ。FC東京 0-1 川崎フロンターレ。いやはや何とも…シーズン開幕前に景気づけ、どころかサッパリの内容だった。まあPSMの内容が良かったなんてのもあまり記憶にはないのだけれど。


東京は噂の「1ボランチ」「3トップ気味(石川はFW登録)」フォーメーションでスタート。実際に見てみると、今野が守備専門のアンカーというより(もちろんMFでは一番下がり気味だが)、ダニーロ・栗澤・今野の3人が流動的に入れ替わりながらボールを前に進めようとするシステムのようであった。前半の途中までは栗澤を中心に東京がボールを支配し、鮮やかなワンタッチパスの連鎖を見せるなど何度かチャンスを作った。

続きを読む "FC東京×川崎フロンターレ(プレシーズンマッチ)"

2005年02月26日

●ゼロックススーパーカップ

実は今日は横浜まで出かけようと思っていたのだが、目が覚めたら既に13時だった。ギャフン。

ということで、日テレでゼロックススーパーカップ。横浜Fマリノス 2-2(PK4-5) 東京ヴェルディ。両チームとも(特に横浜は)まだベストコンディションではないだろうから、結果はまあ参考外か。しかし、追いつ追われつの展開は第三者的にはなかなか面白かった。

続きを読む "ゼロックススーパーカップ"

2005年02月25日

●欧州チャンピオンズリーグ ベスト16

録画していたフジテレビの欧州CLダイジェストを観る。ダイジェストとはいえ1試合あたりの時間はなかなか長く、内田恭子さんの余計な声(笑)さえ我慢すれば非常に楽しめた。以下、4試合だけ感想を。

マンチェスター・U 0-1 ACミランは、ちょっと予想外の結果だった。今のユナイテッドの調子でホームならば、負けることはないだろうと踏んでいたのだが…。あれだけ決定機を外せば仕方がないか。問題は第2戦。アウェイでユナイテッドが巻き返すために頼りになりそうな選手は誰か。ルーニーやロナウドにはまだ荷が重そうだし、スコールズ・ギグス・キーンあたりは状況をひっくり返すだけの爆発力はなさそう。となると、鍵を握るのはファン・ニステルローイか。うーむ。

続きを読む "欧州チャンピオンズリーグ ベスト16"

2005年02月24日

●満腹中枢が壊れたような気がする(笑)


夜、仕事仲間5人と飲み会。仕事場を出た時点で凍てつくように冷たい風が吹いていた。

まずは新宿南口近くの「ろくもんや」。豚玉、ろくもん焼き、河内のお好み焼き等々。生ビール4杯。焼かれて出てくるお好み焼きはどれもおいしかったけど、4人がけの席に5人で座ったので、窮屈だったのがちと残念だったかな。まあ、入口には行列もできていたようなので、詰めるのは仕方がない。

続きを読む "満腹中枢が壊れたような気がする(笑)"

●『ドラゴン危機一発』

B0000DJWEB.09._PE_SCMZZZZZZZ_
BSの録画でロー・ウェイ監督『ドラゴン危機一発』観る。「危機一髪」じゃなくて「一発」なのは何か意味があるのだろうか。言葉のノリか?

ストーリー的には、中国からタイの氷工場(実は麻薬取引も行っている悪い所)に出稼ぎにやってきたクンフーの達人(リー)が、暴れまくって悪人を全員殺して、しかし途中で敵に懐柔されたりもして、結局仲間はヒロイン1人を残して全員殺されてしまうという……全然「危機一発(髪)」じゃないじゃん(笑)!!

劇中、リーが胸のペンダントに手をやるたびに(シリアスな場面であっても)オルゴールの甘いメロディが流れたり、悪人を壁に殴り飛ばしたら人型の穴が空いたり、「これはコメディなのか?」と疑いたくなる場面もあり。『ドラゴンへの道』のような間抜けな場面とシリアスな場面との明確なコントラストがなく、ちょっと緊張感に欠ける。まあ、リー先生もこれが初主演作だから、まだ発展途上だったということで。

2005年02月23日

●「愛と孤独、そして笑い」

木場公園の東京都現代美術館で、「mot annual 2005 愛と孤独、そして笑い」。これは面白かった。女性作家の作品ばかりを集めた展覧会だが、刺激的で意欲的で、まさしく「現代美術」という感じであった。

嶋田美子の『箪笥の中の骨』は、参加者があらかじめ紙やフィルムに書いた「家族の秘密」を一つずつ箪笥の引き出しの中に入れてある、という参加型のインスタレーション。暗いの重いの明るいの軽いの唸らされるのと色々あったのだけれど、「弟のベッドの下からエロ本。しかもロリ。」というのはウケた。

続きを読む "「愛と孤独、そして笑い」"

2005年02月22日

●エバートン×マンチェスター・U

録画でFAカップ5回戦。エバートン 0-2 マンチェスター・U。プレミアクラブのホームにしちゃ珍しく荒れ放題ボッコボコのグラウンド。こういうコンディションではバカみたいに単純な戦法の有効性、あるいは逆に際立ったボール扱いの巧さが増幅される。クリスティアーノ・ロナウドの活躍は後者のいい例だろう。

この試合、水道橋博士、じゃなかった、キャロルの頭に物が投げつけられたり試合後両サポーターが乱闘になったりしたニュースが大きく伝えられていたけど、しかしそれでも映像を見る限りではエバートン・ファンは非常に抑制が効いていたよな。あれだけスタンドが近くて柵が無くて、スペインやイタリアだったらルーニーは無事では済まなかったのではなかろうか。少なくとも、豚の頭は飛ばなかった(笑)。

そういや今年、ナビスコの柏戦は「あの」日立台で行われるんだった。本当にありがたい事である。

2005年02月21日

●恥ずかしいことこの上ない

あーあ、やっちゃった…。

まったくもって恥ずかしいことだ。日立台の事件からまだ1年ちょっとしかたってないじゃないか。またしても他人の庭か…どう考えても言い訳できない犯罪行為である。

愚かなクソガキども(本当にそいつらの犯行なのか僕には確かめる術がないが)には想像もできないことかもしれないが、こうした事件は、FC東京の世間における「評判」を落とすだけでなく、クラブの内外においてFC東京を支えようと、あるいはサポーターを守ろうとしている人たちの立場を危うくするものだ。

サポーターたるもの、縮こまって枠の中でおとなしくしているばかりがいいとは思わない。だけど、「大目に見てもらっている」事は折に触れ意識するべきだし、ましてや今回のように他人への敬意を忘れた行為、犯罪などは問題外である。退場だ。

●蒙古タンメン中本

夜、西新宿の「蒙古タンメン中本」。五目蒙古タンメンに半ライス。

辛さが売り物の店(店内の大きな額には「からうまい」の文字が)だけに、列の後ろに並んでいた2人組などは「美味いか不味いか」よりも「辛さに耐えられるか」「完食できるかどうか」を気にしていたようだ。単なる夕飯というより、一種のイベントの類か?

で、実際の辛さはというと、普段「辛ラーメン」だの「からぼん」だのを愛好する身としては、一口目をすすった段階では「大したことないなあ」というのが正直な感想。でも、食べてるうちに自然と汗がにじんできて…。暑い…。味自体なかなか美味かったので麺と具は完食したのだが、危険を感じて(笑)スープを残した。結局、夜中まで体はポカポカしっぱなし。うーむ、これでスープも飲み干して、まして最も辛い「北極ラーメン」など食ったらどうなってしまうのか。

2005年02月20日

●しまった…

MXテレビの石垣島キャンプリポート、見るの忘れた…。HDレコーダーで予約しておけば良かったんだが、同じ時間にBS-hiで『ドラゴンへの道』やってたからそっちを録っちゃったんだよな…。

誰かレポート頼みます(泣)。

●バルセロナ×マジョルカ

WOWOWでリーガ・エスパニョーラ。FCバルセロナ 2-0 マジョルカ。先週までのレアル・マドリーのしぶとさには感心していたのだが、もちろんバルサも負けてはいない。中盤の構成にやや苦労し、さらに好機を何度もGKミゲル・アンヘルに阻まれながら、デコが2得点の活躍を見せて勝点3をもぎ取った。水曜日にCLがあって次のリーグ戦は疲労でヤバそうなだけに、この勝利は結構でかいと思う。おまけにマドリー負けたし。

中継中ちょっと気になったのは、2点目、ショートコーナーからデコがペナルティボックスへ切れ込んでアンヘルのニアを破った場面で、地元のTVカメラがその後しばらくアンヘルの顔を映しっぱなしにしたこと。おそらく「この得点はGKのミスによるものだ」ということなのだろうが、「はたして本当にそうなのか?」と思ってしまった。先日の日本×北朝鮮でもそうなんだけど、GKがサイドからニアを破られると必ず「ミスだ」との声が上がる。でも、状況によってはそれは酷ではないかとも感じるのである。デコの得点はCKからのもので、当然ゴール前にはアタッカーが何人も上がってきていた。北朝鮮戦の失点場面も、下がる日本DFを追い越さんと北朝鮮のアタッカー3~4人がゴール前へ飛び込もうとしていた。そういう場面においてクロス(特にGKとDFラインの間の)を何よりも警戒するのはむしろ自然な事で、逆にニア(ここを狙うシュート自体の難易度が高い)に気をつかってむざむざクロスを通される方が(確率を考えれば)アホな場合もあるのではないだろうか?ここら辺、専門家の意見をじっくり聞いてみたいところではある。

ちなみに、大久保は20分ほどの出場だったのだけれど、気の毒なくらいパスが回ってこなかった。あれで結果を出せと言うのは無理だな。

2005年02月19日

●バイエルン×ドルトムント

夜中、JSPORTSでブンデスリーガ。バイエルン・ミュンヘン 5-0 ボルシア・ドルトムント。開始5分で先制、6分で2点目、そして後半10分の時点で5-0。残りの35分(レフリーが全くロスタイムとらないでやんの)、選手も観客も、そして実況の倉敷アナ及びゲストの金子達仁も、皆が居心地の悪い時間を過ごしたのであった(笑)。

まあ、こういう試合になったらなったで、僕は倉敷さんと金子さんのコンビの無駄話は結構好きなので別に構わないのだが。「暴れん坊将軍がいざ殺陣のシーンになって刀を抜いたら竹光だった、みたいな試合」という例えはかなり笑えた。金子氏は、ライターとしての彼には既に幻滅しているのだけれど、中継ゲスト(「解説」じゃないところがミソ)としては、サッカーに対する感情が抑えられない、という感じでけっこう良いと思う。

●トヨタ×東芝府中 ('05ラグビー日本選手権準決勝)

JSPORTS(後半は諸事情によりNHK)で、ラグビー日本選手権準決勝。トヨタ自動車 24-19 東芝府中。悪コンディションの中、粘り強い防御で東芝に思うようなラグビーをさせなかったトヨタが快勝。


雨の降り注ぐ泥んこのグラウンド。トヨタのしつこいタックルと密集での絡み。前半、風上の東芝は攻めあぐんだ。多くの時間トヨタ陣で試合を進めながら、得点はモールでもぎ取った2トライ(1C)のみ。一方のトヨタはNO8ティアティアがシンビンを受けながらも少ないチャンスを有効に生かし、廣瀬が3PGを決める。9-12での折り返しは、トヨタにとっては思う壺の展開だったろう。

続きを読む "トヨタ×東芝府中 ('05ラグビー日本選手権準決勝)"

2005年02月18日

●タフな1日というか、人生の浪費というか

午前中、朝一番からひたすら仕事に打ち込む。

昼頃、仕事の関係で西新宿~新宿通り~新宿二丁目~新宿御苑~千駄ヶ谷~国立競技場~信濃町まで歩く。約5kmの道のりを1時間半ほどで。ややゆっくり目に歩いたので足は大して疲れなかったが、しかし寒さで手がかじかむのは辛かった。

続きを読む "タフな1日というか、人生の浪費というか"

●『CAPA in Love & War』

B0002J56C6.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_
WOWOWで録画しておいたアン・メークピース監督『CAPA in Love & War』を観る。不世出の戦争写真家ロバート・キャパの生涯を、関係者へのインタビューを中心に追いかけたドキュメンタリー。

続きを読む "『CAPA in Love & War』"

2005年02月17日

●飲んだくれ@こみね

夜、西新宿の焼鳥屋「こみね」で飲む。レバーとシロをタレで、タンとカシラと砂肝とナンコツを塩で。あとレバ刺し、ハツ刺し、煮込み豆腐、冷トマトにツナサラダ。生ビール大ジョッキ×3と焼酎お湯割×3。はっきり言って食いすぎ飲み過ぎである。

焼鳥屋に行くと、なぜかいつも腹一杯で苦しい思いをしてしまう。見た目少なく見えるのでつい頼みすぎるのか、塩っけが多いのでビールをたらふく飲み過ぎるのか、それとも串物は消化が悪いせいか。ちょびっとずつ頼んでしっかり味わった方が、体にもいいし食べ物自体はずっと楽しむことができるだろう。わかっちゃいるのだが…。

2005年02月16日

●『戦場のフォトグラファー』

B000244RRG.09._PE_SCMZZZZZZZ_
WOWOWの録画で、クリスチャン・フレイ監督『戦場のフォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界』観る。戦争と貧困を追いかけ続ける写真家ジェームズ・ナクトウェイのドキュメンタリー。

続きを読む "『戦場のフォトグラファー』"

2005年02月15日

●オサスナ×レアル・マドリード

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ。オサスナ 1-2 レアル・マドリード。オサスナ及びバルサのファン・サポーター、そしてアンチ・マドリーのサッカーファンにしてみれば、「そんなあ~~」とへたり込みたくなるような試合。後半30分までの展開を考えれば、オサスナが大量リードしていないのが不思議な、そしてマドリーが引き分けることさえ想像困難な試合だったのに。まさかの逆転劇。マドリーダービーのあたりから吹き始めたレアル・マドリーへの追い風は、その勢いをますます強めているようである。

しかし、1点ビハインドの後半28分、ラウールもロナウドも、さらにはベッカムも下げないままのオーウェン投入は凄かった。まさに物量勝負、前線への戦力の集中投下。潤沢な戦力を有しているチームの場合、チェルシーのように「無尽蔵な控え」を作る事でチームの波を極めて少なくするやり方もあるが、今回のマドリーのような使い方もまた「有り」なのだろう。前者はリーグ戦的な戦法、後者はノックアウト方式に適した一戦必勝主義か。

……バルサだチェルシーだと騒がれる今季だが、案外CLはマドリーが(ヨレヨレながらも)勝っちゃったりして。まさかね。

2005年02月14日

●イングランド×フランス ('05シックスネイションズ)

JSPORTSで、6カ国対抗ラグビー。イングランド 17-18 フランス。イングランドの鋭い近場攻撃に苦しんだフランスが、SHイエシヴィリの6PGで逆転勝利。イングランドはホームで痛い敗戦。

勝つには勝ったものの、フランスのラグビーには物足りないところがあった。もちろんイエシヴィリの50m近いロングPGを含む18得点は文句なしに素晴らしいし、それらのペナルティにつながった連続攻撃もなかなかの迫力だった。でも、前半の粗さと終盤の冒険心の喪失(慎重にボール出しを遅らせたためにかえってターンオーバーをくらった)は大きな反省点だろう。SOウィルキンソンの不在に救われた形でもあり、逆に言えば、イングランドにとっては不運な敗戦であった。

続きを読む "イングランド×フランス ('05シックスネイションズ)"

●アーセナル×マンチェスター・U

録画で、プレミアシップの大一番。アーセナル 2-4 マンチェスター・ユナイテッド。いや~、フットボールの試合というより喧嘩だな、喧嘩。もうキックオフ直後から両チームとも(プレーだけでなく)やる気満々で、ファウルがあっちゃあ睨み合い、カードもらっては審判にくってかかりまくり。よく試合が壊れなかったもんだ。まあ、ギグスをはじめとしてユナイテッドのアタッカーが(プレーの方も)キレキレで、観ている方としては最高に面白い試合だったが。

しかし、この2チーム、元々ライバル意識が非常に強かったのが、昨季のファン・ニステルローイとヴィエラを巡る一件以降は本当に険悪なムードである。ファーガソンとベンゲルも、前は「トムとジェリー」みたいな感じもあったんだけど、最近はちとシャレにならんからな。ユナイテッドは元々ホットなチームだからそれが自然と言えなくもない。でも、アーセナルの連中の熱くなりようが不自然なんだよな。ちょっとコンプレックスとか、そういうものもあるのだろうか?

2005年02月13日

●サラゴサ×バルセロナ

WOWOWでリーガ観戦。サラゴサ 1-4 バルセロナ。ホームの大声援を背に、前がかりに出るサラゴサ。それをガッチリ受けとめ、アタッカーの個人技とコンビネーションで鋭く切り返すバルサ。攻め合いの結果は、デコを起点とした展開からエトー・ジュリの飛び出しが冴えに冴えたバルサの圧勝。最近は苦戦続きのバルサだが、連敗を避けられたことでホッと一息、といったところか。

……と、試合自体はまことに面白かったんだけども…。

続きを読む "サラゴサ×バルセロナ"

2005年02月12日

●「東すか」、今年もやっちゃうよ~ん

夜、西新宿のルノアールで今年最初の「東すか」編集会議。要するに、新メンバーを加えつつも、とりあえず去年と同じような感じでやってみる、ということで。

わずか1時間ちょいでシラフの話し合いに耐えられなくなり、「月の雫」に移動して飲みながらダベる。まあ色々と面白い話があったんだが、書けない事が多いのは残念至極。我ながら、面識のほとんど無いアド王子の物まねで笑いをとるのはいかがなものかと思わないではなかったな(笑)。

というわけで(どういうわけだ)、「東すか」、開幕戦からやる予定ですので、今年もよろしくお願いします皆様。

●「HEIAN」展

昼間、恵比寿の東京都写真美術館。ここはさほど広くないので、1~2時間くらいをのんびり潰すにはちょうどいい場所だ。

続きを読む "「HEIAN」展"

2005年02月11日

●'05すっとこどっこい3

夜、赤坂アークヒルズの「ウルフギャング・パック・カフェ」で結婚披露パーティーに出席。新郎・新婦ともに部活の後輩。詳しいことは書けないが、10年越しの片思い成就というか、リアル「電車男」というか、凄まじい恋愛成功例なんだなこれが。プロポーズ場面まで盗撮してパーティーで流してるし(笑)。微笑ましさと苦笑を同時に感じてしまい、どういう笑顔を浮かべていいやら表情の作り方に困った。ま、何はともあれ、本当に良かった。お幸せに!

10年ぶりに会った部活のマネージャーの子に「村田さん……ですよね?うわ、全然変わってないですね!」と声をかけられる。「変わってない」という部分はお世辞半分かもしれんけど、でも覚えていてくれただけでも嬉しかったなあ。

終了後、数人で赤坂に流れて「すっとこどっこい」で飲む。酔いと疲れでやや朦朧としながらも、今日は最後までシャンとしてたぞ。

●第39回スーパーボウル

NHK-BSの録画で、第39回スーパーボウル。ニューイングランド・ベイトリオッツ 24-21 フィラデルフィア・イーグルス。下馬評ほどの力が離れていたわけではなかった。ペイトリオッツにはDB等に戦力的な穴があったし、イーグルスもショートパスを中心にいい攻撃を持っていた。でも、やっぱり、僅かだけれど厳然として埋めがたい差があったのだ。大舞台の「経験」と、QBの力量において。

ブレイディは、もはやジョー・モンタナの域に達しつつあるように思える。数字的なものだけではなくて、持っている雰囲気・オーラという点でも。彼のパス・立ち振る舞いの一つ一つが、チームに力を、勝利への推進力を与えているのである。真の「司令塔」とは彼の事だ。

2005年02月10日

●『1812年』

夜、東京芸術劇場で「都民芸術フェスティバル」と題されたコンサート(演奏:東京都交響楽団、指揮:小泉和裕)。クラシックのコンサートなんて、小学生の時に学校に連れて行ってもらって以来。前半のピアノ演奏は疲れていたのと曲が長いのでひじょ~~に辛かった(というか何度か舟を漕いでしまった)のだが、後半のチャイコフスキー『1812年』は盛り上がった。ナポレオン軍のロシア進撃から撃退までという明確なストーリー、大砲(日本では許可が下りないので太鼓で代用だが)も鳴り響くダイナミックな音響。これなら特にクラシック・ファンでない僕でも大丈夫。

公演後は、新宿に出て西口の「まさみや」で飲む。生ビール×3に梅酒サワーと、つまみは海老天ぷら、牛スジ煮、砂肝唐揚げ、明太子うどん。「いわゆる「奇跡」をどう認識するかという立場の違いと、宗教性との関係」をテーマに話し込む。途中まではけっこう論理的に話していたのが、酔いが回ってグダグダになるのはいつも通り。

さすがに先日の反省を生かし(笑)、今日はラーメン屋に寄らずに帰宅。

●それはサッカーに対する情熱ではなく、ただの自己満足だ

かつてこれほどまでに自惚れと思いこみと間抜けさに満ちた文章があっただろうか。

テレビ朝日サッカー番組プロデューサーのコラム。

特に

いかに視聴者の耳にすんなり入り、印象付けるかが勝負なのです。耳障りではダメですし、すんなり入っても残らなければもっとダメ。

というくだりが酷すぎというか、もう笑うしかないというか。きっと、この人たちの家には鏡がないのだろう。

そんな事にこだわる前に、もっとこだわらなきゃいけないところ(あるいはこだわらなくていいい事)があるだろう、サッカー中継には。

2005年02月09日

●日本×北朝鮮(W杯アジア予選)

出先から超特急で帰宅し、NHK-BSでW杯予選。日本 2-1 北朝鮮。内容の悪さといい、最後の最後で「ヨシ!」とガッツポーズさせられたところといい、完全に1年前の再現、デジャヴー感満点の一戦であった。

選手入場時、ついにトップ下で公式戦に先発する小笠原の嬉しそうな表情、「待ちきれない!」といった感じでピッチに飛び出して行く姿が印象的だった。で、その小笠原が開始わずか4分で美しい弾道のFKを決める。望外の展開。北朝鮮の浮き足立ちぶりは相当なものに見えた(ファウルでないと止められない!)し、「これは楽勝できるのでは」という考えが頭をよぎった。もしかしたら、北朝鮮と正対した日本の選手たちもそう思ったかもしれない。

続きを読む "日本×北朝鮮(W杯アジア予選)"

2005年02月08日

●炭水化物摂りすぎデー

夜、西新宿の「方屋」で前の仕事場の連中と飲み会。ノリのいいおばちゃんたちのいる、美味しいつまみ満載のお店だった。ちと高かったけどな(笑)。しめさば、あん肝、海老の天ぷらマヨネーズあえ、ちゃんこ鍋。酒は生ビール×3に焼酎お湯割を少々。あん肝は非常に濃厚で、かと言って臭みもない素晴らしさ。ちゃんこは最後に餅とうどんを入れ、さらに雑炊にして平らげた。

で、そこで満足していればいいものを、帰りがけに新宿東南口の「山田屋」に寄ってしまった。瓶ビールに餃子に半チャンラーメン…。どう考えても食いすぎである。つーか、どうしてそこまで入るかね、俺の胃。

先日初めてお会いしたやすぞうさん(僕を「イッセー尾形に似ている」と評する人(笑))に「村田さん、『やせの大食いですかー!?」などと言われたのだが、なるほどこういう日記を読んでいればそう思っても不思議ではないな。

●で、「ハマトラ」(仮称)ですか

F・マリノスサポーターのためのフリーペーパー「ハマトラ」刊行だそうで。さすがに動きが早いっすね。

「毎ホーム試合発行」はけっこうキツイかもよー。

2005年02月07日

●まさか年のせいじゃないよな

今日は朝からしょーもない用事に時間をとられた一方で大量の仕事がドサッとやってきて、結局日付が変わるまで仕事場で働きづめだった。まあそれは別にいいんだけど。

終電間際になって駅まで徒歩10分強の道のりをダッシュしたのだが、自分でも驚くくらい体が重くて重くて…。走っても10分弱くらいかかった(笑)。急に体重が80kgくらいになったような、そんな感覚か?一時的にナマってるだけだと信じたいが。

●『カンフーハッスル』

B0001M3XGK.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_(1月末に書いていて、UPし忘れていたレビュー)

TOHO CINEMAS 六本木ヒルズで、チャウ・シンチー監督『カンフーハッスル』観る。「いくらなんでも『少林サッカー』には及ばないだろう」と期待を抑えながら見始めたのだが……いや、参りました。確かに『少林サッカー』ほどの底抜けた楽しさはない(残酷シーンもあり)のだけれど、作り込まれたアクションの凄さと馬鹿馬鹿しさで互角、観た後の感動度はもしかして『少林~』を上回ったのではなかろうか。

続きを読む "『カンフーハッスル』"

2005年02月06日

●ウェールズ×イングランド ('05シックスネイションズ)

JSPORTSの録画で、6カ国対抗ラグビー。ウェールズ 11-9 イングランド。ピッチの状態が悪く、両チームともセット・プレーやハンドリングが不安定でしかも守備が粘り強いのだから、ロースコアは必然の結果。だが、見応えは抜群だった。

この手のシーソー・ゲームの勝敗を左右するものと言えば、途切れない集中力と一発のスーパー・プレー、あとは運だろうか。この試合では3つの要素全てにおいてウェールズが上回り、見事アップセット。CTBヘンソンが角度の無いところから蹴り込んだ43mの決勝PG。最高の結果を呼び込んだ、まさに最高のプレー。

しかし、ウェールズの観衆の実に嬉しそうなこと!!まったく羨ましいったらありゃしない。日本のラグビーファンが次にアップセットの快感に酔えるのは、いったいいつになるのやら…。

●東芝府中×ヤマハ ('05マイクロソフトカップ決勝)

秩父宮ラグビー場で、マイクロソフトカップ決勝。東芝府中 20-6 ヤマハ発動機。地味ながらなかなか締まった攻防で、勝負らしい勝負を見たなあ、という試合。


前半は風上の東芝がほとんど攻め込みっぱなしの展開。ヤマハは粘り強いタックルと統率のとれた守備・モールで耐えるが、しかしSOネイサン・ウィリアムスのキックの当たりが悪く、押し返しきるには至らない。FB立川がスワーブで抜けて東芝先制、さらにドライビング・モールで1トライ追加。ヤマハはPG1本を返すのみ。12-3でハーフタイム。ただ、9点差というのは微妙な点差ではあった。

続きを読む "東芝府中×ヤマハ ('05マイクロソフトカップ決勝)"

2005年02月05日

●'05すっとこどっこい2

昼頃起床。

家を出がけに、JSPORTSでラグビー日本選手権早稲田大×タマリバクラブの試合をちょっと観る。タマリバの先制トライに思わずガッツポーズ!結局早稲田が大勝することになるのだが、しかし早稲田出身者の多いタマリバが「大学選手権とったくらいでいい気になるなよ!」と後輩たちに活を入れたような感じで愉快だった。

午後は仕事場で電話かけ。他人のミスの尻ぬぐい。あまりにアンポンタンなミスなので、謝罪の相手に「いや~大変ですねえ」と同情され、ますます恥ずかしくなった。

夜は赤坂の「すっとこどっこい」で飲む。ビールは大ジョッキ4杯ほどで止めておき、途中から焼酎に切り替えたのだが、銘柄を指定しなかったもんだから安いやつにされたかも。悪酔いして、記憶が飛んだ。どなたか、私が赤坂からどうやって帰ったか教えてもらえないでしょうか(笑)?

●レアル・マドリー×エスパニョール

WOWOWでリーガ第22節。レアル・マドリー 4-0 エスパニョール。ルシェンブルゴ体制になって1ヶ月。相変わらず守備を中心にユルさは残るものの、マドリーの選手たちの目の色は明らかに変わってきた。チームの一員としての忠誠心。戦術の中での役割意識。いずれも当たり前の事なんだけど、これまではあまりにないがしろにされてきたということなのだろう。

チームのそうした変化により最も恩恵をこうむるのは、おそらくラウールだ。この試合では常にゴール前でチャンスに絡み、3回の決定機のうち2つをゲットした。これまではバラバラなチームの中で守備に攻撃に奔走し、バランサーとして貴重な役割をこなしながらもストライカーとしての存在感は薄くなるばかりだった。グラヴェセンのような「汗かき屋」が加入し、ロナウドがダラけたプレーを許されないとすれば、ゴールゲッター・ラウールが復活するのはむしろ当然と言える。

さて、バルサもうかうかしていられなくなったな。

2005年02月04日

●で、結局ケータイの待ち受け画像はどんなのになったのだろう

『Foot! Thursday』の原博実スペイン紀行を観る。昨年ほどの笑撃衝撃はなかったが、しかしやっぱり面白いなこの人。

前半のバルサ・セビージャの練習見学とライカールトとの対談(というか「インタビュー」だよなあれ)、あとコパ・デル・レイ観戦はややおとなしめ。セビージャの練習見学中、豊富なFWを見て「バルセロナに貸してくれないかな」(いつからバルサの人になったんだ(笑))「FC東京に(も)貸してくれないかな…」(実感こもってます)とつぶやくヒロミ。

後半の観光パート。食事のシーンで「これ、んまい!」が聞けなかったのは実に残念だが、しかし絶壁前の記念写真でビビリまくるヒロミやどこに行っても携帯電話をいじりまくっているヒロミ、「リーガの試合をバスで(あちこち寄り道しながら)回る」というムチャな企画をスタッフに提案するヒロミ(笑)、さらにはすげえ美味そうなアルゼンチン風ステーキを見て「これだよ、俺らの求めていた物は!!日本じゃ食えないぞ、これ」と狂喜するヒロミなどを堪能。

しっかしこういうのを観ると、FC東京のファン・サポーター(だけじゃなく「ヒロミスタ」全般か)は得をしてると改めて思う。原監督のネタだけでオフ・シーズンをけっこう退屈せずに済むんだから。

2005年02月03日

●Football lovers

夜、六本木のフットボールパブFootball loversで飲む。

この店、スペース的にさほど広くはないのだけれど、片側の壁が丸ごとサッカー関係の書棚で、反対側の壁は各種のサイン入りユニフォーム(東京の11番「Amaral」もあった!)で、その他もサッカー関係のコレクションで埋め尽くされている。トイレの壁にはアメリカ・フランス・日韓W杯のチケットがびっしり。店内の大型の液晶ビジョンでは、サッカーの試合が美麗な画質で常時放映されている。要するに、僕たちにとって非常にいい雰囲気の店ということだ。

一緒に飲んだのはいずれも初対面、東京ゴール裏ダンマク職人のやすぞうさんと、店のプロデューサーのますたろうさん。ギネスの1パイントグラスを次々と傾け、チャールトン×アーセナルをちらちら見ながらサッカー談義に花を咲かせる(…というほど話がはずんだかどうか、実は自信がない(笑))。何だかんだ言って、一番盛り上がったのはハラヒロミの話だったかな。

ともあれ、「東すか」の編集会議(という名のただの飲み会)もそうだが、「フットボール話をしながらうまいビールをがぶ飲み」というシチュエーションはホント堪えられんすわ。また来よう。

2005年02月02日

●1ボランチ → ??? その2

連日話題に事欠かない(今年はまた一段と内容が厳しそうだ)石垣島キャンプ、3日目のレポートで気になったのはここ。

原監督が用意していたのは秘蔵ビデオ(スペインリーグのバルサ×ラシン戦)である。このビデオには、今年の戦い方についての見本となる数シーンがあり、それを見ながら、選手・スタッフ全員に説明をしていた。

バルサ×ラシンって、この試合のことか?うーむ。もしかしてもしかすると、やっぱりデポル路線からバルサ路線への転換なんだろうか。でも、バルサの戦い方って、システマティックというよりアタッカーの個人技を前面に出した戦い方なんだよな。東京には向かない気が…。

なんつって、見もせずに憶測でものを言っちゃいけませんな(笑)。妄想だ、妄想。でも、キックオフからフツーに昨年までと同じシステムでやって、本当に点を取りに行かなきゃいけない状況になった瞬間1ボランチ3トップに切り替えて総攻撃、なんて考えただけでも興奮するよな。あ、いかん、さらに妄想が(笑)。

●日本×シリア(キリンチャレンジ)

夜、BS-iでキリンチャレンジ。日本 3-0 シリア。かなりダレた試合。先制点が入るまで、特に前半の20~40分くらいの間は、選手も観客も「早く帰りて~な~」ってな雰囲気だったような(笑)。

続きを読む "日本×シリア(キリンチャレンジ)"

2005年02月01日

●ああ、明日はきっと体が重い

夜、10時前くらいまで仕事をしてから、新宿西口の「アリラン」で飲む。特選ハラミ、骨山カルビ、国産レバ、カルビスープにライス、キムチ。生ビール3杯と真露を少々。

肉そのものはなかなか質の良いものだったと思うのだが、しかし炭火がちょっと弱い感じで…生焼きっぽくなってしまった。もっとジュージュー焼けてくれなきゃなあ。ジュージュー。スープは文句なしに美味かった。

しっかし、仕事がキツかったりイヤな事が続いていると、元気出そうとつい焼肉食っちゃうんだよな。翌日体が重くなってますますキツイとわかっていながら。