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2006年03月30日

●日本×エクアドル

夜、TBSでキリンチャレンジカップを後半だけ。日本 1-0 エクアドル。いつものジーコジャパン(笑)。いやあ、さすがに4年目ともなるとさすがに達観して観られるというか、でもやっぱり疲れるというか(じゃあ観なきゃいいじゃん、と言われそうだが、代表戦というのはそう割り切れるものでもない)。後半途中から遠征の疲れが出た(?)エクアドルの動きが落ちたところでシブく1点。全くもって「いつも通り」である。

決勝点を挙げたのは佐藤寿人。左サイドを突破したアレックスの低く正確なクロスを、ニアサイドで見事とらえてゲット。いかにもセカンドストライカータイプ、あるいは点取り屋らしい「点で合わせる」ゴールであった。いいよね、佐藤。こういう選手を途中交代の駒として使えると非常に効果的だし、実況アナは「ドイツ行きへ大きく前進!」なんて煽っていたけど……ジーコはやっぱり「列に並べ」というのだろうか。

あと、代表復帰組の玉田がやたらと注目を浴びていたのは印象的。結局無得点だったけど、よく動けていたみたいだし、小野のラストパスから決定的なシュートを放つ場面もあって、悪くなかったのではなかろうか。TBSは佐藤の得点の後にベンチに下がった玉田をやたらと映していたが、タイプが違うだろっての(笑)。負傷の柳沢が本番に間に合わない可能性があるとすれば、彼のようなボールを引き出すタイプの選手は貴重な存在になってくるだろう。

しかし、これでW杯までは直前の調整試合を残すのみ。結局フォーメーションもメンツも固まらなかったような気がするが、まあこれまでの例から6月も「いつも通り」なら、滑り込みで何とか形になって、大会中尻上がりに調子を上げて健闘するも決勝トーナメントには届かず、というところか(笑)。あとはジーコの超越的強運・勝負勘と、中田英&宮本のリーダーシップ次第なんだろうか。うーむ。

とにかく、もはや時間がないとも言えるし、このグダグダもあと2ヶ月余り、とも言える。

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