2005年11月30日

●あやかちゃんを救う会

あやかちゃんを救う会

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とりあえず目標募金額はクリアできたそうです。
これで快復への本当のスタートを切れる、ということになるのでしょうか。

幸運を、祈ってます。皆の気持ちが届きますことを。

2005年11月29日

●『長い道』

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『長い道』(双葉社)を読む。昨年度の文化庁メディア芸術祭大賞を受賞したこうの史代さんの、受賞作『夕凪の街 桜の国』に続く単行本。4年に渡る雑誌連載をまとめたものだとか。前作ほど大きなドラマ性がある訳ではないが、より身近で、より地に足のついた余韻と感動をもたらしてくれる良作。

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2005年11月28日

●ウェールズ×オーストラリア

週末にJSPORTSで放送されたウェールズ代表×オーストラリア代表は、とびきりの好ゲームであった。W杯でも六カ国対抗でもトライネーションズでもない「ただのテストマッチ」なのだが、それでも選手が涙するほどの熱戦になるのは、やはりラグビー独特の「対抗戦思想」の名残なのだろうか。勝点や順位といったものが関係ないだけに、よりフェアでより純化された闘志のぶつかり合いになる、とでも言おうか。

最終スコアはウェールズ 24-22 オーストラリア。ミレニアム・スタジアムの大観衆に背中を押されたウェールズ代表が、対豪州戦の連敗を「9」でストップ。思い切ったパス回しのぶつかり合い。ハンドリングエラーも多く落ち着かない試合ではあったが、見応えある接戦だった。勝敗は、精神的な紙一重の差で分かれたように思う。ウェールズはホームの空気を味方にして最後まで攻めきり、ワラビーズはスクラムの弱さが足を引っ張って後一歩押し切れなかった。

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2005年11月27日

●相馬さんお疲れさんです

そういや、昨日の試合には今年いっぱいで引退する相馬直樹が出ていたのだった。

「本来の」左ではなく(そちらはアウグスト)、右サイドハーフ(あるいは「ウイングバック」か)での出場だったのでちょっとビックリ。87分の交代時には東京の攻撃がバリバリに盛り上がっていたので、盛大な拍手で見送りという訳には行かなかったけれど、一時代を築いた名SBの引退であり、ピッチを出ていく姿には感慨深いものがあった。

都並の跡を継ぐ日本代表不動の左サイドバック。さほど足が速いわけでも体が強いわけでもテクニック抜群なわけでもなく、しかしスルスルっと上がっていく攻撃参加の効果は絶大だった。よほど勘が良かったのか、それとも素晴らしい知性の持ち主なのか。いずれにせよ、タイミングとポジショニングの大事さを教えてくれるプレーヤーだったように思う。

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2005年11月26日

●東すか14号&川崎フロンターレ戦

今日は東すかの配布日ということで、午前中から出かける。男4人で50kg(+配布用具)をキャスターで引きずり、京王線を乗り継いで新宿から飛田給へ。幸い今回は大きな遅れもなく、ソシオ開門とほぼ同時に入場。

で、東すか14号だが……おかげさまで5千部が完配。ホーム最終戦ゆえの高揚感と、あと第13号「スタジアムに行こう。」がかなり良い出来だったせいもあるのかな?かなり嬉しい。下山けんと力作の表紙(ケーキ買って、皿の上の文字と撮影は自分でやったらしい。マメな男だ)がかなり好評だったようで、「いつもより女の子が多かったよ」とニヤつく編集長であった。

ともかく、読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。時折かけていただく「楽しみにしてます」との言葉が、僕たちにとって何よりの励みです。感想・激励・批判等、どしどしコチラまでお寄せ下さい。今後も続けるかどうかはまだわかりませんが、もし来年以降もお会いできるとすれば、またよろしくお願いします。

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2005年11月25日

●今年最後の東すかでっす。

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14、土曜日(11/26)の川崎フロンターレ戦@味スタにて配布です。


特集:「2005年を振り返る」

主な内容:
○ 下山けんとのピリ辛コラム「この冬の宿題」
○ ビワコビッチ曰く「ぼ~く~ドラえも~ん」
○ KEIKO先生に萌え萌え
○ Mendozaおじさん皮算用「優勝は必然だ」
○ キタマチ氏のつぶやき「今年も色々あったねえ」   etc

僕は、今季のターニング・ポイントとなった「あの試合」についてプレイバックしますた。
ちなみに東すか配布日のチーム成績は、現在7勝4分2敗。明日も勝つな、きっと。

来年の事はまだわかりませんが、とりあえず今年はこれで最後。
よろしくお願いします。

2005年11月24日

●第82回早慶戦

昨日JSPORTSの録画で観た、ラグビー早慶戦の感想なぞ。

秋晴れの秩父宮、満員の大観衆、そしてピッチ上の惨劇。早稲田大学 54-0 慶応義塾大学。慶応必死の抵抗をあっさりと蹴散らし、早稲田が対抗戦5連覇を達成。早稲田とその他のチームでは、あまりにもレベルが違いすぎるのかもしれない。関東大学ラグビーの対抗戦システムそのものが、もはや時代遅れ、あるいは瀕死の状態にあることを示した一戦。

スコアの内訳は、前半14-0、後半38-0。前半こそ慶応の前に出るタックルがよく決まったものの、後半は完全なワンサイド。いや、点差が離れなかったというだけで、前半もワンサイドだったかな。とにかく慶応は「タックルだけ」で、攻撃に映ってもモールは押し切れずパス攻撃はバラバラ、全く点が取れる気がしなかった。ロースコアに持ち込みたかったのかもしれないが、FW戦で完敗しては苦し紛れのキックもカウンターの基点になるだけだ。

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2005年11月23日

●アルビレックス新潟×FC東京(TV観戦)

午後、MXTVでJ1第32節。アルビレックス新潟 0-1 FC東京biwacovic氏の言葉を借りるまでもなく、猛烈な勢いで今シーズンの帳尻合わせを敢行中の我らがFC東京。今日は雨の中、連戦の疲労に苦しみながらも、リベルタドーレス杯得点王が虎の子のゴールを決めて連勝。もうノリノリ。止まりませ~ん!!

 
前半は、東京が圧倒的にボールを支配。ボランチもDFもどんどん前に出て中盤を制圧。千葉戦と同様、相手を押し込んで息をつかせないような「攻撃サッカー」。ただし、アタッカーにパスが入ってからの詰めは甘かった。負傷の憂太に代わって先発の栗澤はややパンチ不足で、ルーカスも相変わらずゴールの匂いなく、DFをかわして一対一になった場面もGKに当ててしまった。引いて守る新潟からなかなか得点を奪えない。

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2005年11月22日

●『宇宙戦争』

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DVDでスティーブン・スピルバーグ監督『宇宙戦争』観る。ご存じH・G・ウェルズ大先生の原作の映画化であり、50年代の名作SF映画のリメイクでもある作品。しがない車オタクのトム・クルーズがある日突然始まった異星人の攻撃に遭遇、別れた妻との子供2人を連れて命からがら逃げまくり、奇跡的幸運の連続の果てについに生き残る、というお話(だよね?)。

(以下、ネタバレあり)

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2005年11月21日

●レアル・マドリー×バルセロナ

WOWOWの録画で「クラシコ」観戦。レアル・マドリード 0-3 FCバルセロナ。バルサもいつもよりミスが多くて粗めのサッカーをしていたように思うのだけれど、でも勢いがもう全然違っていた。サンチャゴ・ベルナベウでの試合なのに、最初から相手をのんでかかっていたような。自分たちのサッカーへの自信の差がモロに出た試合であったように思う……つーか、今のマドリーには「自分たちのサッカー」がない。

バルサの1点目は、ドリブル突破を図るメッシとエトーがDFライン付近で交差、エトーが裏に抜けて決めたもの。大きなスペースがあったわけではないが、小さく時計回り(右利きにこれは難しい)にクルッと回る速さには驚かされた。ありゃサイボーグだな、サイボーグ。2点目と3点目はいずれもロナウジーニョのドリブルシュート。セルヒオ・ラモスとエルゲラを子供扱いし、カシージャスもほとんど動けず唖然呆然。エルゲラ、泣きそうになっとったぞ。凄すぎ。

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2005年11月20日

●FC東京×ジェフ千葉(TV観戦)

今日は仕事仲間の結婚式があったため、味スタには行けず。MXTVの中継を録画で(生で観てきたカミさんの解説付きで)観た。FC東京 2-1 ジェフユナイテッド千葉。東京にしてみれば失うものは何もなく(…なのか?)、ジェフにしてみれば優勝争いにギリギリ踏みとどまれるかどうか大事な試合。際どい撃ち合いの末、頼れるストライカーのゴールで東京の勝ち。

 
この試合、一見して明らかだったのは、中盤のユルさ。千葉は連戦の疲労のせいか、マークに付ききれず後追いの守備が目立つ。おまけに大黒柱・ストヤノフが不在でもあった。一方東京は、そんな千葉の状況に乗じ、梶山・今野のコンビがどんどん上がって攻めたてる。ボール奪取から即3バックの脇にフィードを入れる意図があったようで、これが結構有効だった。ただ、脇腹を痛めている憂太の動きがイマイチだった(痛み止めを飲んでいたとか…)のと、前がかりのボランチの背後を狙われたこともあり、こちらも守備の脇は甘い。

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2005年11月19日

●Jリーグウイニングイレブン9

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買っちゃいましたよ、『Jリーグウイニングイレブン9 アジアチャンピオンシップ』(コナミ)。前作では入っていなかった味スタやササ・栗澤・浅利らが使えるようになり、さらにナビスコカップや昇格・降格の要素も加わったとなれば、これは買うしかあるまい!税込み7千円余りはちと痛いが、なあに飲みに行くのを1回我慢すれば済むことだ(我慢しないけど)。

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2005年11月18日

●『アワーミュージック』

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日比谷シャンテシネでジャン=リュック・ゴダール監督『アワーミュージック』観る。

小難しい引用満載の台詞、説明性に乏しいカットとシーンのつながり、音やBGMのズラした使い方。いかにもゴダールである。上映後照明がついてもなお、会場内は静寂のまま。どの観客も「わかったような、わからないような…」と微妙な表情で引き上げていく。僕も1回観ただけではとても「理解した」などとは言えないのだけれど、ともかく外に出て深呼吸した瞬間に「ああ、久しぶりにゴダール観たなあ」と、わけのわからない充実感が(笑)。

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2005年11月17日

●「アート&テクノロジーの過去と未来」

昨日、初台のICC(NTTインターコミュニティケーション・センター)で開催されている「アート&テクノロジーの過去と未来」に行ってきた。戦後日本における様々なテクノロジーを用いたアートの数々を振り返る展覧会。……と書くと非常に地味に思えるし、宣伝の少なさから知名度は低いようだが、その豊かな内容には驚かされた。写美の「超[メタ]ヴィジュアル展」を飛躍的に充実させた感じか。ちょっとビックリ。

コンピューターが普及するよりずっと前から、電気(あるいは電子)機器というのは我々の社会に浸透しており、今や僕たちの生活は膨大な数の機器やメディアに彩られている。だから、それらを用いた表現というのは現代アートの世界において「不動の主流」となっていても少しもおかしくないと思うのだけれど、実際はまだまだ技術依存的なイメージが一般的。メディア・アートの進歩はハードの進歩と同じ速度で進む、という思い込み(「この機械があるからこの絵が描ける」)は強い。

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2005年11月16日

●日本×アンゴラ

夜、TBSでキリンチャレンジカップ。日本 1-0 アンゴラ。なんというか、そりゃ勝ったのは良かったんだろうし、この試合で内容云々をうるさく言っても仕方がないのかもしれんけど、いかにもジーコジャパンらしい、まったりしたゲームだった。これで喜んでいて本当にいいのかなあ。

アンゴラは、アフリカの国といってもカメルーンみたいに相手を絶句させるような個人能力があるわけではなく、よりチームとしてまとまって戦う事を指向しているような、そんな印象を受けた。ただ、中盤の下がり目~DFラインのマークの受け渡しがずいぶん杜撰で、そこを突いた序盤は日本がチャンスをつかみまくり。

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2005年11月15日

●'05ジロ・デ・ロンバルディア

JSPORTSの録画で、UCIプロツールジロ・デ・ロンバルディア。プロツール最終戦、同大会100周年記念のレースは、チューリッヒ選手権の好調を維持したベッティーニが今季2勝目を飾った。「遅れてきた実力者」が終盤ようやく力を見せてくれたことで、シーズンが締まった感じで終わってメデタシメデタシといったところか。

終盤、有力選手4人の凌ぎ合いとなり、入れ替わりながら狭い狭い道を高速で駆け抜ける戦いは実に見応えがあった(つーか、コースアウトしたら死んじゃうよ!)。アタックの応酬。シモーニやシュレックも思い切って何度か仕掛けたけれど、後続を振り切るには至らず、スプリント勝負に。こうなるとマルチな能力が強みを発揮する。で、ベッティーニが的確なタイミングのスパートで1車身抜け出してガッツポーズ。うーん、さすが。

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2005年11月14日

●イングランド×アルゼンチン

フジテレビの録画で、国際Aマッチ。イングランド 3-2 アルゼンチン。いや~、面白かった!!選手のプレーぶりにしろサポーターの応援にしろ、対抗意識がビシビシ伝わってきて、こりゃたまらんわ!昨日のウルグアイ×オーストラリアほどではないにせよ、「リアルファイト」感満点。「フレンドリー?何それ。W杯の準備?知らんわ」みたいな。こういう、情念が理屈や理性を圧倒する場面があるからこそ、フットボールは普遍的文化たり得るのである。

もちろんハートの熱さだけではなく、技術レベルの高さという意味でもこの戦いは凄かった。アルゼンチン側は、リケルメを中心とした流れるようなパスワークと、砂煙を立てて進むサイドアタッカーの力強さ、そして一瞬の機会を逃さないクレスポの鋭い反応。イングランドの方は、ベッカムの高速精密クロスにランパードとジェラードの豪快奔放なプレー、ジョー・コールの技巧、そして火花散るルーニーの攻撃力。おまけに両GKの活躍も人間離れしていた。まさしくこれは、「世界最高峰の戦い」の1つなのだろう。

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2005年11月13日

●テレビっ子である


いや、「子」付で呼ばれるような年齢は四半世紀ほど前に過ぎているのだが(笑)。

今日は昼前に起床。昨晩気分良く、かつセーブを効かせて飲めたせいか、二日酔いはなし。毎週末こう行きたいものである。


昼飯に「辛ラーメン」を食しながら、JSPORTSでW杯欧州予選プレーオフ第1戦。スペイン 5-1スロバキア。前半からスペインが華麗なパス回しで圧倒するもいくつかの決定機を外し、後半早々ミスから1点差に迫られてしまう。「ああ、こういう感じで苦戦してるのね」と、かの国の現状がよく分かる戦いぶりだった(笑)。結局は相手のハンドに救われて、これでW杯出場自体は全然大丈夫なんだろうけども。

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2005年11月12日

●はるか鹿島まで遠征してきた、ぞ!!


11時頃家を出て、鹿島国へ向かう。行きにくさではJ1で1、2を争うカシマだけに直前まで迷ったのだが、最近のチームの好調さと、所用により次の千葉戦を欠席せねばならない(泣)状況を考え、遠征することにした。上野から「スーパーひたち」。指定席はガラガラでとても快適だった。昼飯は駅で買った鯖寿司。美味だが、これだけだと途中で飽きるな。

1時間ちょいで水戸に到着。鹿島臨海鉄道に乗り換え、さらに1時間15分ほどかかって鹿島サッカースタジアム駅に着いた。この鹿島臨海鉄道という電車、本数も少ないし車両も古いのだが、座席のクッションが良く効いているせいか、毎回いい感じで眠気に襲われる。今回も乗車時間のうち1時間ほどは、音楽を聴きながらウトウト。

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2005年11月11日

●ビバ!田中圭一!!

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「たけくまメモ」11/1付のエントリーを見て「『ドクター秩父山』か…そういえばそんなのもあったなあ」と懐かしく思い、復刊された『ドクター秩父山』と、あと同じく田中圭一さんの作品集『神罰』を買って読んでみた。


まずは『神罰』(イースト・プレス)だが……これが「最低漫画全集」というサブタイトルどおり、超ウルトラスーパーメガトン級のくだらなさ。絵的には手塚治虫のパロディ(そっくり、というよりもはや憑依しとるなこれは)が中心で、あとは永井豪や本宮ひろし、藤子不二男調のものやラブコメ的なタッチまであったりと様々なのだが、にも関わらず物語やオチは大半が下ネタ(笑)。後半部分の連続4コマなんて、タイトルからして「局部くん」(笑)。全く素晴らしすぎである。

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2005年11月10日

●もちもちの木


今日の夕食は小滝橋通り沿いの「もちもちの木」で。仕事を何とか一段落させてから21時半頃到着。かなりの混みよう。僕は幸運なことに待ち時間なしで滑り込めたが、食べ終わって店を出た時には10人ほども並んでいた。さすがは人気店というべきか。

ここに来るのは2回目だが、前回中華そばの「中」を頼んで量の多さに死にそうになった(「大」を完食する人は無条件で尊敬したい)ので、今回は「小」にして煮玉子とねぎをトッピング。これが正解。あっつあつの鰹ダシスープとねぎがよく合って、レンゲを動かす手が止まらない。麺とチャーシューは普通だと思うが、煮玉子と柔らかいメンマ、そして何といってもこの「いつまでも冷めない」スープはコクがあって美味い!真冬になればもっと美味くなるかもしれない、と書いたところで涎が出てきた(笑)。

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2005年11月09日

●お酒もいいけどお水もね

夜、新宿西口のうどん屋「三国一」で飲む。揚げ鶏のおろし煮、レバー煮、かんぱちの刺身、鶏皮のおろしポン酢、サーモンのカルパッチョ、サラダうどん、生ビール4~5杯。ここのおろし煮とサラダうどんは絶品。この日は男4人だったので、料理が出てきてから30秒もたたないうちに皿が空に(笑)。食いしん坊が揃うと注文が追いつかんよ。

閉店まで粘って、最後は追い出されるようにして退散。

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2005年11月08日

●『マルホランド・ドライブ』

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DVDで、デイヴィット・リンチ監督『マルホランド・ドライブ』観る。謎めいた状況と不可思議な人物たち。明るい風景の裏側や、日常の隙間に潜む異世界の恐怖。舞台がハリウッドになっただけで、『ブルーベルベット』の頃から基本は全く変わっていない。ああ、リンチだなあ、という感じ。

(以下、ネタバレ)

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2005年11月07日

●『ゴジラ FINAL WARS』

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DVDで、北村龍平監督『ゴジラ FINAL WARS』。言わずと知れた、ゴジラ生誕50周年にしてファイナルを謳うシリーズ第28作。東宝としてはお金もかけ、過去の怪獣たちを再登場させ、新鋭監督で「今風のノリ」も加え、まさしく「集大成」らしい作品にしたかったのだろうが……どうも失敗に終わったらしい(笑)。

あらすじは、オフィシャルサイトででも確認してもらうとして、以下では、この映画の良いところと良くないところを並べてみよう。

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2005年11月06日

●'05すっとこどっこい6

11月5日(土)

昼前起床。青山の実家で昼食にカレーライスを食べてから、父親を連れて秩父宮ラグビー場へ。テストマッチ観戦へご招待、ささやかな親孝行というヤツである。結果は、日本 44-29 スペイン。内容はともかく、何とか勝つことができて良かった良かった。最後の小野澤のトライがなかったら結構気まずかったかもしれんが。

試合後、渋谷駅東口まで歩き、16時半頃から「居酒屋かあさん」でフットボール賢人・森末潤一さんと飲む。スジ煮込み、ウニ豆腐、肉じゃが、ビールジョッキ3杯。スペイン戦にとどまらず、ラグビーとかサッカーの話題を色々と。blogでのブックレビューについて「最近、忙しいからって、難しくない、読みやすい本ばっかり選んでるのでは?」と言われ、ギャフン。あと、FC東京関連でいくつか愚痴ってしまったような気もしますが、今度ジュビロ関連の愚痴も聞きますのでご勘弁を(笑)。

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2005年11月05日

●おめでとう千葉

千葉、悲願の初タイトル (スポーツナビ)


ジェフの選手・スタッフ・関係者の皆さん、そしてJリーグ発足以来12年間待ち続けたファン・サポーターの皆さん、本当に良かったですね。おめでとうございます。

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●日本代表×スペイン代表


午後、秩父宮ラグビー場でテストマッチ。日本代表 44-29 スペイン代表。2011年W杯開催国決定2週間前のカウントダウンマッチと位置づけられた、それこそ「絶対に負けられない戦い」。苦労し一時はリードを許しながら、なりふり構わず逆転に成功。なんとか格好はつけることができた。エリサルドジャパン、まずは白星スタートである。


ジャパンがやろうとしていたラグビーは、攻撃に関しては「よくボールを動かす」「なるべくラックを作らない」「ランは相手DFの隙間を突く」「近場遠目にはこだわらない」といった感じだったろうか。攻撃の方向やテンポについては、かなりその場の(特にハーフ団の)判断に委ねられるようである。割と好感の持てる方向性だと思う。守備については…不発タックルが多すぎてよくわからない(笑)。キックが意外と多かったのは、やはり試合の位置づけを考えて堅実に行こうということだったのだろうか?

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2005年11月04日

●『マンガの深読み、大人読み』

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夏目房之介著『マンガの深読み、大人読み』(イースト・プレス)読了。マンガ家でありマンガ評論家でもある夏目房之介さんの評論集。主に表現手法を切り口として、扱う題材は手塚治虫、鳥山明、ねこぢる、『ピーナッツ』、浦沢直樹、『クレヨンしんちゃん』、いしいひさいち、永井豪、未来都市、黄表紙、『巨人の星』、『あしたのジョー』、日本マンガの海外進出と、実に様々。

難しめの本である。収録されている評論1本1本は、確かにマンガの見方を変えてくれそうな興味深い内容で、特に「アトムや矢吹丈の正面顔」の話やいしいひさいち論あたりはかなり面白かった。でも、それらをまとめて一冊分のボリュームにしちゃうと、読むのが大変だな、というのが正直な感想。全体的にアカデミックな色彩が強いため、ちと心してかからねばならないのである。あと、巻末の日本マンガ文化論は(本人も認めているように)ちょっと論としてのクオリティがイマイチかな、と。

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2005年11月03日

●FC東京×アビスパ福岡(天皇杯)


午後、味スタで天皇杯4回戦。FC東京 2-0 アビスパ福岡。00年(甲府)・01年(横浜FC)・02年(湘南)の敗戦、そして03年(ホンダFC)・04年(大宮仙台)の苦戦。天皇杯初戦は東京にとって鬼門と呼ぶべき試合だが、幸い今年は危なげなく突破することができた。シュート数23対6の完勝。

序盤こそ福岡の積極果敢なサイド攻撃(特に右サイドのアタッカーはけっこう怖かったぞ)が目立ったものの、個人能力で上回る東京が徐々に試合を支配する展開。まあ、さすがにメンバー落ちのJ2相手だから…。馬場・梶山・今野から前線やサイドへ次々にボールが供給され、チャンスを作っていく。前半は福岡必死のディフェンスによりスコアレス、しかし後半になるとその粘りも限界に達し、東京の一方的な攻勢に。

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●「ガンダム展」上野の森美術館にて開催、だ!

”GUNDAM 来たるべき未来のために” (11/6~12/25)


展示の目玉は、1/1スケールのコア・ファイター。出展者は全員男(笑)。

シャレなのか、それとも本気なのか。どっちにしろよくやるよね。

アニメ作品のファンが求めるようなものとはもちろん違うのだろうけれども、ちょっと見てみたいと思った。特に、会田誠の書いたザクの絵というやつを。

で、全部見てみて、結局「やっぱガンブラのシャアザクにはかなわんわ」という結論になったりしてね(笑)。

2005年11月02日

●10/30ガンバ大阪戦観戦記


日曜日のガンバ大阪戦の観戦記をWEB本体にUP。


いい勝ち方をしているだけに、次の福岡戦で足下をすくわれないことを、鹿島戦でリアリズムに屈しないことを、千葉戦でサッカーの質の差を見せつけられないことを、ホント願いたいものです。

2005年11月01日

●'05パリ~ツール選手権

JSPORTSの録画で、UCIプロツールパリ~ツール選手権。今シーズンのプロツールのラスト前、平坦コースとしては最終となるレース。生きのいい逃げと集団の懸命な攻防、ゴール前での息を飲む大スプリント、そして今季勝ちきれなかった古豪の復活。なかなかに面白いレースであった。当たり前かもしれんけど、やっぱワンデーの方が密度は濃いやね。

序盤から残り45kmほどまでは3人の逃げに対して集団が徐々に差を詰めていく展開。放送に映っていない間のほとんどを逃げていた逃げグループだったが、割とあっさり「ご苦労さん」という感じで捕まり(ここら辺はちょっと切ない光景ですな)、一旦はレースが落ち着く。が、終盤になると、短い坂と細く曲がりくねった市街路を利用したアタッカーの仕掛けが多発。

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