2005年10月31日

●大変にガッカリであります。

ディープインパクト次走は有馬記念!(日刊スポーツ)


そっちには行ってほしくなかったのだが…。わからんなあ。

レース間隔に気を遣ったのか?コース適性の問題か(どう考えても東京の方が合うだろう!)?それとも「スター不在」の有馬記念を恐れたのだろうか(誰が?)?

日本競馬のチャンピオン決定戦はジャパンカップだよ。残念としか言いようがない。

2005年10月30日

●東すか13号&G大阪戦


今日は東すかの配布日だったので、午前10時に起床……の予定が、寝坊して11時前に叩き起こされる。慌て気味に支度して、電車に乗り遅れたのでタクシー拾って新宿駅へ。何とか集合時間に間に合い、ビワコビッチ氏・Mendoza氏と3人で編集長の到着を待った……のだが、待てど暮らせどやって来ない。携帯をかけること数度、やっとこさ連絡がとれたところで「寝坊した」の一言が(笑)。

結局、編集長は大量の東すかとともにタクシーで味スタへ直行(いつもは手で運んでいるんですよ、本当に!)。我々は手ぶらで京王線に乗って飛田給へ。味スタ前の歩道橋にほぼ同じタイミングで到着したのは、不幸中の幸いというべきか。

ということで、開門直後には配布を始められませんでした。配布所へ来て空振りになってしまった人、どうもすみません。今後これまで以上に頑張りますので、どうぞご容赦を。つーか、東すか配布の前の日に夜更かしするのはやめにゃあかん。けんとも俺も。

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2005年10月29日

●恋よりどきどき、することって何だろか

午前中に目が覚めて、「じゃあ、秩父宮(トップリーグ)と国立(Jリーグ)のハシゴでもするか!」と意気込んだのだが、カーテンを開けてみると今にも降りだしそうな曇り空。とりあえずラグビーはあきらめ、せめてサッカーでもと出かけはしたものの、新宿駅で乗り換えようとしたところで雨粒がパラパラ。やむを得ず観戦は断念。ちょっと悔しい。


代わりに、恵比寿へ出て写真美術館へ。2階展示室で「恋よりどきどき コンテンポラリーダンスの感覚(アイステーシス)」。日本のコンテンポラリーダンス界を代表する3集団が企画・制作したインスタレーション。写美でこれってどうなのよ、と思わないでもないのだが、まあ気楽に見て楽しい展示ではあった。「コンドルズ」の公演CM(?)が面白い。センスあるなあ。あと、「珍しいキノコ舞踊団」のおバカ振り付けはニヤニヤしながら見てしまった。お客さんはほとんどが若い女性でしたな。

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2005年10月28日

●東すか13号ですぜ、ダンナ。

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13、日曜日(10/30)のガンバ大阪戦@味スタにて配布します。


特集:「スタジアムに行こう。」

主な内容:
○ キタマチ氏のど直球感動コラム
○ ビワコビッチのマニアな世界
○ KEIKO先生があなたの「青赤度」を撃つ!
○ 辣腕医師Mの生い立ちの秘密
○ 小ネタ「こんなスタジアムはいやだ」   etc


僕もチョコっと書いてます。
あと、12号もまだ残部があるので、大分戦(9/25)来られなかった方もどうぞ。

ちなみに、東すか配布日のチーム成績は、現在6勝4分2敗

2005年10月26日

●'05チューリッヒ選手権

JSPORTSの録画で、UCIプロツールチューリッヒ選手権。シーズンも終盤。有力選手たちが来季に備えて休養に入り始め(ってことなんだろうな)、いささか顔ぶれ的には寂しくなってきたものの、残った選手はまだまだ熱い戦いを繰り広げる。スイスでの伝統のレースは、クイックステップのベッティーニが問答無用の脚力で圧勝。

ベッティーニのワンマンショーだった。40km周回コース(全長は240km余り)の残り1周、第2集団から意表を突くアタック。アシストを連れてもの凄い勢いで上がっていくベッティーニ。邪魔なカメラバイクを追い散らすベッティーニ。先頭集団に追いつきチームメートに「引けやおめえら!」と檄を飛ばすベッティーニ。そして単騎で抜け出して独走するベッティーニ。すげー。ステージレースだとやや中途半端なタイプかもしれんけど、最も「バランスよく強い」のは彼かもしれん。

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2005年10月25日

●10/22東京ダービー観戦記


土曜の東京ダービーの観戦記をWEB本体にUP。


得点シーンがあまりに凄かったためか、それ以外の全体的な印象がなんとなく良くなかったのだけれど、こうして観戦メモを見ながら再構成してみると、けっこう熱いシーンも多かったのだなあ、と思う。茂庭の身を挺したスライディング連発とか、梶山が相馬にはね飛ばされながらもなお食い下がろうとする場面とか。

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●カマタマーレ讃岐

「目指せ!Jリーグ。新チーム名はカマタマーレ讃岐」(高松FCオフィシャル)


最初聞いた時は絶対にネタだと思ったのだが、どうやら本気らしい。

まあ、「コンサドーレ」の例もあるから…って、ホントにいいのか、香川のサッカーファン。「カマタマーレJ昇格!」とかの明るいニュースならいいけど、「カマタマーレ惨敗」なんていったら哀しさ倍増である。「カマタマーレ気迫のプレーで激戦を制す!」「カマタマーレ涙の初優勝!」なんてのもちょっと締まらないかも……余計なお世話か。

とにかく、「カマタマだけにコシが弱いね」「カマタマだけに食べ頃は一瞬だったね」なんて言われないよう頑張ってもらいたいものである。

2005年10月24日

●三洋電機×東芝府中

土曜日のトップリーグ全勝対決はJSPORTSの録画で観た。三洋電機ワイルドナイツ 51-32 東芝府中ブレイブルーパス。ホーム(太田ラグビー場)の三洋電機が6トライを挙げて王者・東芝府中に快勝。驚いたし、思わず喝采したくなるようなワンダフル・ラグビーだった。強いぞワイルドナイツ!すごいぞワイルドナイツ!!俺たちのワイルドナイツ!!!……ハアハア。

いや、真面目な話、三洋電機のラグビーは素晴らしかった。精力的で粘り強い防御、冒険的でダイナミックな攻撃、そして優秀な司令塔。特に目を引いたのはカウンターからのパス攻撃で、あの東芝府中のDF網がバラバラになるほどの威力だった。三洋のBKは、必ずDFの隙間を狙ったコース取りで走るし、パスもきちんと引きつけてからタックラーを外すタイミングで放っていた。いずれも当たり前のことだけど、クラッシュに明け暮れている今の日本ラグビーでは忘れかけられているものだ。後半11分の榎本のトライなんて、全国の少年ラガーマンにビデオを配れ!とさえ思う。

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2005年10月23日

●FC東京×コンサドーレ札幌(サテライト)


午後、快晴の夢の島競技場でサテライトリーグ。FC東京 3-3 コンサドーレ札幌。前半30分までに東京が3点のリードを奪うも、後半早々浅利の退場(2度目の警告)からリズムを崩す。じりじりと詰め寄られ、何とか逃げ切れるかと思えた残り5分に3度目の失点。敏感すぎる主審の判定もあり、後味の悪い引き分けとなってしまった。

東京の3点は、いずれも祐介のゴール。小林がDFライン裏に浮かしたボールを着実に処理して決めた先制点、そして大きな切り返しでDFを置き去りにし、ポストに当たったシュートを自ら押し込んだ3点目。なるほど、この活躍を見ればサテライトや小平に通っているファンが彼に期待するのもわかるような気はする。ただ、ポストプレーや切り返しの時にボールをさらしすぎなのと、もっと周りを使う意識を身につけないと上では厳しいかもしれない。

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●第66回菊花賞

フジテレビの録画で、競馬の第66回菊花賞(G1)を見る。超ダントツ人気ディープインパクトの末脚が炸裂し、逃げるアドマイヤジャパンを残り100mでとらえて優勝。これで日本競馬史上6頭目の三冠馬誕生である。スタート後かかり気味になるなど苦しい展開ではあったが、それでも最後にモノの違うところを見せてくれたのはさすが。変なアクシデントもなく、それこそ「無事に済んで」競馬関係者は皆ホッとしているのではあるまいか。武豊もレース後ちょっとヘンな様子だったね(笑)。

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2005年10月22日

●東京ヴェルディ×FC東京


東京ヴェルディ1969 1-2 FC東京。東京が多くの時間ボールを支配しながら、なかなか決定機に持ち込めない展開。彼我が逆転したかのような「シンプルなサイド攻撃」でヴェルディに先制を許したが、前半最後に梶山が彼らしい巧みなシュートを決めて同点。後半も押し込みながらゴールを奪えず終了間際を迎えるも、ロスタイムにササが難しいシュートを撃ち抜いてゲット。劇的、と言っていいのかどうかはわからないけれども、とにかく逆転勝ち。


今日の東京、全体的にサッカーの内容も選手の動き(特にルーカスが…)もイマイチな印象。しかし、この試合は残留争いにとって決定的な意味をもち、おまけに「東京ダービー」であることも考えれば、「とにかく勝つ」ことが大事であった。そして選手たちは苦労しながらも90分間戦い続け、ベンチも適切な選手交代を断行。最後の最後の瀬戸際でようやく勝負をものにした。満足の行く結果を手にしたと言っていいだろう。

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2005年10月21日

●'05世界自転車選手権

NHK-BSで世界自転車選手権ロードレース・エリート男子。普段観ているプロツールとは色々と異なる点が多く、今年からのニワカ自転車ファンとしてはなかなか新鮮なテレビ観戦となった(まあ、何事も最初の頃は何を見ても新鮮に感じられるわけではあるが)。

まず、NHKの中継、しかもわずか50分の枠であったこと。昔フジテレビでツール・ド・フランスとかやってた頃は全く興味がなかったので、JSPORTS以外で真面目に観るのは初めてなんである。が、さすがNHK。実況は多少大げさではあったが無難にこなしていたし、解説は今中大介さんだったので全く問題なし。時間の方も、JSPORTSの放送のようなのどかで楽しい雰囲気は残念ながらないけれど、その分ムダがなくて大一番(「世界選手権」だからね、何しろ)の緊迫感がひしひしと伝わってきてグーだった。

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2005年10月20日

●Puerto de Palos

夜、銀座のスペイン料理屋「プエルト・デ・パロス」で飲み会。イベリコ豚となんちゃら豚(名前忘れた)の生ハム、「ピンチョス 7つの宝石」と名付けられた前菜盛り合わせ、海老とほうれん草(店員さんによればキャベツ?)のオムレツ、牛ミノの煮込みマドリッド風、海の幸のパエージャ、カバ(スパークリングワイン)、赤ワイン、生ビール、サングリア。

一緒に行った語学得意(4カ国語オッケーだっけ?)の友人とスペイン人の店員さんがスペイン語で「ペラペラペ~ラ、グラシア~ス!」とかいって喋り始めた時はどうしようかと思ったが(笑)、しかし慣れてみればとても気さくで楽しめるお店であった。スペイン人の店員さん、ワインを注いでくれる時には「セニョリ~タ、なんたらかんたら」つって、必ず女性を先にするのは非常にナイスである。つーか、実際、我々の仲間うちだと女性軍の方がよく飲むし(とか書くと怒られそうだな)。

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2005年10月19日

●セブン・イレブンいい気分

今日の夕飯は、セブン・イレブンで買った「具たっぷり鶏鍋」と「寄せ豆腐」、山口土産の瓶詰めウニ、サトウのごはん、銀河高原ビール。最近仕事で遅くなることが多く、どうしても外食中心になってしまうのだが、そういう時に重宝するのが近所のセブン・イレブン。ご飯・麺もの、パンもの、おかず、酒、いずれのジャンルでもなかなかのメニューが揃っているのだ。

特にお気に入りなのは、今日も食べた鶏鍋。野菜は量・種類とも豊富で、肉もしっかりブロックで入っている。そして何より、ダシが安っぽすぎず、具の味もしっかり出ていて美味い。このくらいのレベルなら、具を食べ尽くした後、ご飯をぶちこんでおじやにしても充分耐えられるだろう。問題は490円という値段(これは仕方ないか)と、あと、確か以前はモモ肉の他につくねも入っていたような気がしたのだが…。

ま、ともあれ、腹一杯でとってもいい気分。「コンビニメシは肥満の素」という経験的知識はしばし忘れることにしようか(笑)。

2005年10月18日

●デポルティーボ×バルセロナ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ。デポルティーボ・ラコルーニャ 3-3 FCバルセロナ。面白い撃ち合いを見ることができた。バルサの圧倒的な攻撃力に対して、格下(?)デポルがホームの大声援を背にひるまず立ち向かう構図。単純な技術や体力では計り知れない部分も含めて「いいサッカー」だった。

デポルがディエゴ・トリスタンのゴールで先制したものの、バルサがお得意の超絶個人技で押し戻す。エトー、ロナウジーニョがゴールを重ねて1-3。後半半ばにはバルサのパス回しが延々デポルを翻弄し、「こりゃ勝負あったかな」と思えたのだが…。諦めないデポルが炎の反撃。突撃プレスからボールを奪い、ムニティスの芸術的シュートが決まって1点差。そして終了直前、ルーベンがこぼれ球を叩き込んでついに同点。ライカールトのすっげー悔しそうな顔が印象的だった。

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2005年10月17日

●FC東京×サンフレッチェ広島(その2)

広島戦のビデオを見直してみますた。なんつーか、選手・ベンチともに色々な意味で苦労してたんだなあ、と。苦しみながら勝点1を得たことは大きく、根本的にチームが立ち直るのはまだ先になりそうだけど、とりあえず光は見えているのかな、という感じか。

まず、「中盤ダイヤモンド型の4-4-2」と前半の出来について。加地の負傷を受けたスクランブル布陣だけに、とにかく急造感満点。サイドの守備の役割分担などが曖昧だったようで、その上慣れないポジションに選手たちも戸惑って…。宮沢は中盤の底に自然と下がってきちゃうし、一対一で健闘していた今野もボールを奪ってから左へ流れそうになるシーンがあった。この状況で個々の選手がどうこう言うのはちょっと可哀想かも。宮沢だって、前半潰れながら出したルーカスへのスルーパスや、後半立ち上がりの吉朗へのピンポイントパスなど、ボールを持てばしっかり仕事していたわけだし。

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2005年10月16日

●FC東京×サンフレッチェ広島(その1)

昨日の広島戦は山口県某所にてテレビ観戦(NHK-BS)。アンテナの不調のせいか、別に雨が降っているわけでもないのに「降雨モード」とかいう表示が出て、一昔前のネット中継みたいなガタガタの画質。アップにならないと選手の判別もできない…。NHKの(割と良質な)中継だからいいようなものの、万が一TBSやテレ朝の放送だったらきっと「全然わからん!余計なことばっか喋るな!!」と発狂していたであろう。

なので、細かい部分はイマイチよくわからないのだが…とりあえず感想。FC東京 2-2 サンフレッチェ広島。常に先行される苦しい展開。ルーカス→ササの交代(これはヒロミの英断だろう)で東京の攻撃が加速し、阿部と馬場の素晴らしいゴールがチームを踏みとどまらせた、という状況については理解できた。大宮戦で空気が変わったところを「逆戻り」させなかったという意味で、この勝点1はとても大きいと思う。残留争い脱出へリーチ、である。

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2005年10月15日

●ジャニーズ系

今朝、出かける前に「ズームイン!!サタデー」を観ていたら、ゲストのジャニーズJr.2人のうち「NEWS」山下智久君の口から、突然「馬場憂太」の名前が。ちょっと驚いた。

「最近会った有名スポーツ選手」という話題の中で、もう1人の子は「巨人の清原選手」だったのだが…憂太、いきなり清原と同等扱いかよ!!スタジオが引いていたように思うのは、気のせいだろうか(笑)?

さすがは憂太である。ジャニーズ系ファンタジスタの面目躍如といったところか(あの髪型はやっぱそうだったのか)。つーか、日テレの番組でFC東京の選手の名前出して大丈夫なのか、山下君(笑)。

2005年10月14日

●『健全な肉体に狂気は宿る』

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『健全な肉体に狂気は宿る』(角川書店)読了。仏文学者・内田樹さんと精神科医・春日武彦さんの対談本。明白な形で単一のテーマが示されているわけではないのだけれど、あえて言うとすれば「生き方」に関するよもやま話、といったところだろうか。気が合う2人ゆえに興がのり、ずけずけとした物言いがテンポよく続く。頷いたり考え込んだりする部分は色々あれど、とにかく面白く読み進めることができた。

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2005年10月13日

●アイルランド×スイス(W杯予選)

夜、JSPORTSの録画でW杯欧州予選最終節。アイルランド 0-0 スイス。あ~あ…。スコアレスドローでアイルランド予選敗退決定。うーん、残念。アイルランドは前回大会で最も心を揺さぶる戦いぶりを見せてくれたチーム(とサポーター)なだけに、とにかく残念である。また、スイスの方も、フランスに抜かれてプレーオフ行きが決定。こちらはまだ目があるのだから、まあ悪くない結果といったところかな?

この試合、前半1分にいきなりアイルランドの決定機。右からのCK、DFハートがなぜかどフリーに。やった!ラッキー!ヘディングシュート!!……首を振りすぎてハズれ。これが決まってればなあ、とアイリッシュは4年間悔しがり続けるのだろう。その後は89分の間崩しきれずじまい。良くも悪くも真っ直ぐなサッカーをするアイルランドだけに、「勝たなければならない」状況はいかにも辛かった。ま、客観的に見ればスイスの方が決定機は多かったわけで(前半30分の超どフリーヘッダーとか)、もしプレーオフで負けでもしたら「あれが決まってればなあ」とつぶやくのはスイス人の方なのかもしれんけども。

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2005年10月12日

●ウクライナ×日本

夜、「サッカー愛0の局」テレビ朝日で日本代表東欧遠征。ウクライナ 1-0 日本。W杯欧州予選のことを大いに「高みの見物」しているのと同時期に、実は我らが代表チームもドイツへ向けて貴重な親善試合をこなしているのであった。雨にぬかるむピッチとキビシー判定。アウェイの厳しさを存分に味わった試合であった。

そもそも今回は、せっかくの国際マッチデーなのにフルメンバーが揃わないという噴飯ものの遠征であったし、ラトビア戦もジーコの不思議采配(松井OUTと坪井・三都主IN…)で勝ち試合を落としていたし、正直なところTVのスイッチを入れる指は重かった。が、実際観てみると、案外試合は熱いものとなり(決して空疎な実況と解説のおかげではない)、「経験を積む」という意味では意外と悪くなかったかも、と思わないではないこともなくはない。

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2005年10月11日

●W杯欧州予選ラス前

3連休の間にW杯欧州予選を3試合観戦。さすがにどの試合も選手・観客ともにエキサイトしまくっていて、乱闘寸前の場面もあったり。まあ、イングランド・アイルランド・フランス・スペイン・トルコ・デンマークが危ないっていうんだから、そりゃ厳しいし緊張もするよね。ヨーロッパの人はホント大変である(高みの見物(笑))。


クロアチア 1-0 スウェーデン(JSPORTS)。勝点1差の直接対決。両チームとも硬い戦いぶりで、後半途中まではありがちな膠着状態。引き分けでもオッケーなスウェーデンの思うつぼの展開だったのだが、なんとクロスに対して痛恨のハンド!PKでクロアチア決勝ゴール!「棚ぼた」勝利に狂喜乱舞のクロアチア人たち!!……まあ、粕谷さんのコメント通り、ちょっとクロアチア喜びすぎかもしれん、とは思う。次ハンガリー相手っつってもアウェイの試合なんだし。93年、そして97年予選の記憶が残っている限り、日本人はどうしてもそういう見方になってしまうのである。

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2005年10月10日

●「無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語」

午後、品川の原美術館でやなぎみわ「無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語」展。老女の顔をした少女たち、少女のままの少女たち、そして尖った屋根のテントを被った一人の女。彼女らがモノクロ写真で、あるいは動画で、さまざまな寓話を演じている。闇と純真との転換、あるいは交差。不可思議でなぜかドキドキさせられるイメージたち。

この展覧会、ほぼ一貫したコンセプトの下、館内5つの展示室で様々な物語が展開されている。老女の仮面を着けた少女たちが砂丘で戯れる動画、「老女と少女たち」によるグリム・アンデルセンといった童話や小説「エレンディラ」の再現写真、写真と映像により紡がれる「砂女」の物語…etc。いずれの作品にも共通しているのは、異世界の肌触りである。今この世界の中で僕たちが知っているのとは違う、どこか別の時間と空間。

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2005年10月09日

●東芝府中×リコー

午後、秩父宮ラグビー場でトップリーグ第4節。東芝府中 31-10 リコー。点差こそ開いたものの、昨日の試合とはうってかわって引き締まった好ゲーム。結果は、「進化する王者」東芝が後半の連続トライで突き放して勝利。

立ち上がりからボールは東芝が支配。なるべくラックを作らない方針は継続しているようだが、ラックになった時でもFWが速攻で駆けつけスイープ、ターンオーバーを許さない。前半13分、CTBマクラウドのオフロード・パスからWTBオトが抜け、ラストパスを受けたSH伊藤がポスト下へ駆け抜ける。このトライは鮮やかだった。ただし、リコーも強いタックルとSH月田の速い球さばき、さらには東芝ラインの裏(立川)を狙うキック攻撃などで健闘。前半は12-10の僅差で終了した。

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●'05ブエルタ・ア・エスパーニャ終盤戦

ブエルタ・ア・エスパーニャ、いよいよ終盤戦に突入。このくらいになると、タイトルに関係のない選手たちが直後の世界選手権に備えて(?)どんどんリタイアしてしまい(16S勝ったばかりのベッティーニまでも!)、ちょっとメンツが寂しくなってきたような。


第18ステージ。今大会最後の山岳ステージだそうな。レース自体最後三つ巴(総合争いにはあんまり関係なし)のアタック合戦になってなかなか楽しかったが、ゴールが昔の城塞都市の中ということで、城壁脇の石畳が勝負ポイントになっていて光景的にも面白かった。アンダルシアの広野とともに、我々の持っている「スペイン」のイメージにぴったりというか。で、その坂をパワフルに上りきってなお足を残していたCSCのセレンセンが勝利。お見事。

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2005年10月08日

●サントリー×神戸製鋼


秩父宮ラグビー場でトップリーグ第4節。サントリー 18-23 神戸製鋼。僕は、ロースコアゲームが決して嫌いではない。トライラインの往復が続いて40点も50点も入るバスケのような試合よりは、拮抗してなかなか点が入らない方がよほどいい。でも、今日みたいに締まりがなくて退屈な試合もまた御免被りたい。数年前ならサントリー×神鋼なんて黄金カードだったんだけどね。

サントリーは理論家・林雅人さんがスタッフに入ったし、前評判も高かったのでかなり期待していたのだが…。確かに密集からの仕掛けパターンの多さやキックシチュエーションでの面で押し上げるような防御等にその片鱗はうかがえたものの、選手たちが課題をこなすことにいっぱいいっぱいな印象で、まだ戦闘集団としてのレベルアップには至っていないようだ。

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2005年10月07日

●雨の日にはジョッキでビールだね!

夜、新宿で飲み会。まずは南口NOWAビルの「晩白柚(ヴァンペイユ)」なるダイニング・バーに集合。生春巻、ナシゴレン、エリンギと牛肉の炒め物、フォー、生ビール。雰囲気は悪くないし味もなかなかのものだが、うーん、育ち盛り(笑)のボクたちとしては量がちょっと少ないかも。「ガージェリースタウト」なる変わった銘柄のビールが置いてあったので頼んでみると、「台座付き」みたいな豪華な専用(?)グラスで出てきた。濃厚な味で美味かったけれど、やっぱり量が…。

というわけで、二次会はライオン会館5階の「安具楽」へ。こういう所の方がしっくり来る、というのは我々が年をとった証拠だろうか?串焼き盛り合わせ、たこの唐揚げ、枝豆、生ビールを大ジョッキ×2に中ジョッキ×1。昔行った東欧&中国旅行の話とか、サッカーとか、ガンダムとか、スターウォーズ(村田のナマ歌付き)とか、まあお馴染みの話をガハガハ笑いながらしていたら、あっという間に閉店となってしまいましたとさ。楽しい時ほど短いもんやね。

2005年10月06日

●『F.A.37 ゼロの焦慮』

JSPORTSの録画で『F.A.37 ゼロの焦慮』観る。今回の題材は、J1第24節横浜Fマリノス×FC東京@日産スタジアム。毎回、明確な演出意図の下に高い完成度を誇るこのシリーズだが、今度ばかりは完全に制作者の意図を越えた方向へ。ルーカスを襲った突然のアクシデント。そして、皮肉(幸運?)な事に、それゆえに忘れがたい作品となっている。

番組の頭から中盤にかけては、試合前と試合中、岡田・原両監督のコメントを中心に、ともに芳しくないチーム状態の中で懸命に勝点を獲得しようとする様子が描かれる。岡田監督が低迷の原因を試合数過多による調整不足に求め、ある意味開き直って「できることをする」姿勢に徹しているのに対し、原監督は不調の原因が見えづらい中で「原点に立ち戻る」事にこだわりを見せる。ともに苦しく悩ましい状況に置かれながら、あくまで「らしい」振る舞いで打開しようとするあたり、プロの監督の矜持を見た気がする。

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2005年10月05日

●残念だ…

今日の夕食は西新宿の「東京麺通団」で。うどんはあつかけの小。天ぷらは大好きなげそがほとんど残っていなかったので、仕方なくかき揚げといわしをチョイス。あと銀河高原ビールをグラスで。920円也。

で、席について「うまいうまい」と食べていたのだが…ふとカウンターを振り返ると、なんだ、揚げたてのげそ天が山積みにされてるじゃん!あと30秒ほど待っていれば(あるいは今何を揚げているかちゃんとチェックすれば)良かったのだ!!追加で買ってもいいけど、今ダイエット中だからな~。あーくそ、げそ食いてー。

しょーもない事ではありますが、こういうのって、かなり悔しいっす。

●リバプール×チェルシー

JSPORTSでプレミアシップ第7週。リバプール 1-4 チェルシー。チェルシー開幕8連勝達成。ホームもアウェイも関係なく勝ち続けており、勝点24で2位との差は早くも9。無失点記録こそストップしたものの、得点18に対して失点2…。「もうリーグ優勝の行方は決まった」との声も、あながち大げさではないように思える。強すぎるのだ。

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2005年10月04日

●'05ブエルタ・ア・エスパーニャ第12~16ステージ

ブエルタ・ア・エスパーニャ、後半戦に突入。内陸部に戻ってきてまた風景が変わった。緑が少なく、むき出しの茶色の土が目につくように。
 
 
第12ステージ。さほどの峠はなく、総合争い的には平穏なステージ……と思いきや、アクシデント発生。エラス転倒&負傷!一緒にコケたピールは救急車で運ばれる重症、エラスも裂傷を負い、走りながら(!)医者に縫ってもらうはめに。あいや、どえらい事になったねえ。膝を縫ったりしたら(15針だとか…)、影響が出ないはずがないよな。これからどうなるんだろうか。

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2005年10月03日

●レアル・マドリード×マジョルカ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ。レアル・マドリード 4-0 マジョルカ。レアルは相変わらず足下コネコネプレーが多く、速いパスワークで崩すような場面はさほどなかったのだけれど、それでも個人能力にものを言わせられればこのくらいのスコアにはなってしまう。ブラジル・トリオで4得点。3点目のロベカルの弾丸FK、ビビりがちに壁から飛び出てしまったマジョルカの選手を、いったい誰が責められようか(笑)。

また、確かにレアルのパス攻撃全体はパッとしなかったのだが、しかしベッカムのロングキックだけは効きまくっていた。中央からのロビング、右サイドからの速いクロス、そして必殺のセットプレー。どれもピンポイントの精密さ。味方も彼によくボールを集めて、アシストを受けたロベカルやバティスタがすっかり感服した顔をしていたのが印象的。今日の試合においては、レアルは完全にデイビットのチームだった。どうしても軽い印象が先行してしまいがちな「スター」ではあるけれど、やっぱりスゴイわこの男は。

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2005年10月02日

●10/1大宮アルディージャ戦観戦記


昨日の大宮戦の観戦記をWEBサイト本体にUP。
 
 
本文中にも書いたけれども、16位の大宮との勝点差が「3」しかないのだから、まだまだ全然安心できる状況じゃないんだよね。いい勝ち方をしたその次こそ危ない、というのは特に東京には当てはまりそうな教訓だし(笑)。とりあえず次は昨日と同じ中盤を希望。戸田が抜けるのは痛いけれども、ここで今度は規郎あたりが意地を見せてくれると、むしろ好循環になるのではないだろうか。

●「りすしんぶん」


昨日の大宮戦、入場の時にボランティア(アルバイト?)の方々からメンバー表やら抽選会の番号やら色々と手渡されたのだが、その中に「りすしんぶん」なるフリーペーパーが混じっていた。編集・発行は「大宮アルディージャサポーターによるミニコミ誌発行有志の会」だそうで(長いね)、やはりネットでWEBサイトやっている人達が作っているようだ。今年の春から始まったのか……「ハマトラ」といい、やっぱ流行なんでしょうか。

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2005年10月01日

●大宮アルディージャ×FC東京


午後、駒場スタジアムでJ1第26節。大宮アルディージャ 0-1 FC東京。全体的に低調な今シーズン、中にはいくつかの「楽しい試合」はあったけれども、胸が熱くなるような光景にはなかなか出会えずにいた。だが、今日は違った。感動した。いや、感動的なゲームだった。もしかしたら、この試合こそが、FC東京の将来にとって大きなターニングポイントになるのかもしれない。そんなことさえ考えた。

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