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2005年04月26日

●殴ったら負け、か

帰宅途中、大江戸線の中で「EL GOLAZO」読む。どうにもピンク色の紙面が馴染めなくて普段は読まないのだが、今回は柏サポーターの暴力事件の経緯が知りたくて購入。

今回の事件について。まず、柏サポーターの行為の善悪については論ずるまでもないだろう。それでもなお名古屋ゴール裏の「煽り」がどーのこーの言っている意見もあるようだが、別に名古屋の連中がアウェイ席を飛び出して何かやったわけでもあるまいし、仮に名古屋側に行き過ぎがあったとしても、それは殴りかかったりしなければ非難もできたかもしれないが、こうなっては柏側や柏寄りの人間がそれを持ち出すことは許されまい。おそらく、殴られたり追いかけ回されたりした人たちの中には「煽り」に加わっていない人間もいたことだろう。あらゆる意味で言語道断である。

というのは、まあ数日たって色々な情報を集めて頭の中で整理した今だから言えることではある。事件の事を耳にし、映像を見た時に抱いたのは「馬鹿なことをしたものだ」という極めてシンプルな感想。社会的なイメージや信用を始め、柏というクラブだけではなく、Jリーグ全体が失ってしまったものはかなり大きいのではないだろうか。

で、そう考えたところで、規模や性質が全然異なるにせよ「落書き」やら「チケットレス突破」といったやはり言語同断な事件の事が頭に思い浮かんでしまうのが、東京サポーターたる僕の現在愉しくないところだな(笑)。日立台といえばピッチ乱入のアレもあったことだし。ホント、「サポーター」っていったい何なんだろうね。僕なんてWEBやフリーペーパーに適当なことを書き散らかしているだけの存在だけれども、それでもそれなりに気をつけねばいかんのだろうな、と思う今日この頃。

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