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2006年03月12日

●サッカーのシーズンだねえ

昨日今日と、風の強い時間帯もあったが全体的にはいいお天気。空気も心なしか柔らかく、いよいよ春到来、という感じだろうか。こんな日にはお出かけするに限る!……と思いつつ、2日間とも昼間はずっとサッカー中継を観続けてしまった(笑)。ざっと感想。


湘南ベルマーレ 2-0 東京ヴェルディ。ボールを支配していたのはどちらかと言えばヴェルディの方だったが、ちょっと攻撃が真ん中に偏りすぎて…。まあ、いかにもヴェルディらしいと言えばらしい。で、もたついているうちに湘南の鮮やかなカウンターが2発決まってこの結果。ラモスのぎこちない交代策もあったような気もするが(笑)、全体的には完成度の差、という印象であった。

アルビレックス新潟 2-0 FC東京。どうもガーロはガーロでまだ選手たちの事を把握しきれてなくて、一方選手たちの方もガーロの意図を理解しきれず、かつ決め事を守るのに手一杯で伸び伸びとプレーができなくて、チーム全体がポテンシャルの半分も出せていないような感じである。これは時間がかかるかも。新潟については、開幕前から「永田あたり獲ってるようじゃ降格候補一番手だな」とか放言していたのだけれど、前節の大敗から立て直してきたのは見事であった。とりあえず、参りました。


鹿島アントラーズ 0-3 横浜Fマリノス(後半だけ観戦)。マリノス、強し。アウェイの鹿島でこのスコア、しかも内容的に互角以上に渡りあってのものだから凄い。高い個人能力に上乗せされた組み立ての確かさ。奥とマグロンの技巧、ドゥトラの突破力、そしてマルケスの戦術眼。ポテンシャルでは浦和に一歩ひけを取るかもしれないが、チームの完成度と監督の信頼性を考えたら、むしろ現段階では横浜が本命と考えるべきかもしれない。できればW杯までにある程度差をつけておきたいところだろう。


チェルシー 2-1 トッテナム・ホットスパー。CL敗退を引きずっているのか、どことなく重苦しいチェルシーの選手たち。中途半端なプレーが延々と続いて、気がつけば同点のまま後半ロスタイム。そこで飛び出したのが、全てを吹き飛ばすギャラスの一撃。冗談抜きで時速300km/hを超えてるんじゃないの?というくらいの弾丸ミドルがゴールに突き刺さった。決まった瞬間、選手・スタッフ入り乱れて文字通りの狂喜乱舞。モウリーニョさえもがど派手なガッツポーズ。それほどまでに悔しかったということなんだろうな、バルサ戦が。


セレッソ大阪 1-6 ガンバ大阪。後半15分まではセレッソにとって願ったりの展開だったのだが、フェルナンジーニョの個人技で堤防が決壊してしまった。勝ち越してからはガンバの攻撃陣がイキイキしちゃって……彼らにコンビネーション確立の場を提供してしまったセレッソの罪は大きいぞ(笑)。後半35分を過ぎてからのマグノ・アウベスの3連発には笑った。シュート技術の確かさと得点への欲求の大きさ、それにフェルナンジーニョの好アシスト(背中方向へのラストパス!)が加わって、もう容赦のないこと。思わず「やめて!もう死んでるわ!!」って叫んじゃったよ(笑)。

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