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2005年09月15日

●マンチェスターダービー

JSPORTSの録画でマンチェスターダービー観る。マンチェスター・ユナイテッド 1-1 マンチェスター・シティ。うーむ、ユナイテッド駄目駄目だったな…。ファン・デル・サールのスーパーセーブが無ければ完敗してた試合。なんというか、やっぱり能力のある選手を並べているだけじゃだめなんだな、という内容だった。

まずうまく行かなかったのは、アラン・スミスのセンターハーフ起用。フィードはできないわ守備でも効いてないわで、ユナイテッドはほとんど10人で戦っていたようなものだった。センターハーフとしての働きも不十分、で本人もそれを気にして消極的になってるのか、期待されるプラスアルファ(攻撃力)も全く不発。シュート1本も撃たなかったのでは?ちょっと無茶なコンバートのような気がしないでもない。

あと、スミスが苦戦していたせいもあるのか、いわゆる楔のボールがほとんどなかったのも痛かった。トップがファン・ニステルローイなんだからもっとガンガン当てちゃえばいいのに。で、業を煮やしたルーニーも下がってきちゃって宝の持ち腐れ。トップに当ててはたく(あるいはそのままターンしてゴールへ向かう)、というパターンをちゃんと織り交ぜないと、よほどのパス能力(たとえばジダンのいる時のレアルのような)がない限り前進してゴールまで押し切るのは難しい。

しかし、「適性に合わない中盤の選手起用」とか「トップへの楔のボールから展開する場面少なすぎ」とかって、考えてみればまるで最近の某在京青赤チームのようでもあるな(笑)。スミスみたいな選手もそのうちハマってくるかもしれないから何とも言えんけど…。

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