●見切り発車します
ブログ、移転しました。
サーバーのレンタル、MovableTypeの導入にテンプレートのカスタマイズまではスムーズに行ったのですが、過去ログの読み込み(とその後の再構築)に苦労してまして、今現在まだ一部表示が崩れたままですし、リンクも「工事中」の状態です。
それでも、まあ一応は見られる状態なので、思い切って移してしまいました。お見苦しいところは、今後少しずつ直していきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
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それでも、まあ一応は見られる状態なので、思い切って移してしまいました。お見苦しいところは、今後少しずつ直していきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
昼間、家でブログの引っ越し準備。サーバーを借りて、MovableType3.2をインストールして、自分好みの配色にカスタマイズして、バックアップしておいた過去ログを再構築して……1つ1つの作業はそれほど複雑ではないのだが、初めての事なのでおそるおそる手探りである。初めてガンダムに乗ったアムロのように、ペラペラと解説書をめくりながら。MTって、自由度は高いけど使いこなすまではかなり苦労しそう。思わず自分に今年のFC東京の姿を重ね合わせてしまった(笑)。
夜、味の素スタジアムでJ1第10節。FC東京 2-1 名古屋グランパス。いや~、何とか勝つことができて良かった。昨日も書いたように、とにかく今年はチームのポテンシャルを引き出す試行錯誤と、それなりに結果を出して不満を抑え込むこととのバランスが難しそうなので、こういう「勝って反省できる」試合はとてもありがたいものである。とりあえず、まずは感想まで。
さて、いよいよゴールデンウィーク。やっと仕事も一息つけるな……という私事はさておき、Jリーグファンにとっては8日間でゆっくり3試合楽しめる(平日開催だとこうはいかない)まさに「黄金週間」。ま、選手にとってはナビスコ杯予選がちらちら挟まった4月から引き続きの「地獄の連戦」なのかもしれないが。
我がFC東京は相変わらずちょっと(いや、かなり)スッキリしない戦いぶりが続いているわけで、磐田戦の快勝で一旦は解消されたかと思われたファンのストレスも、そろそろ二度目のピークに達しつつあるんじゃないかな~と思う。だから、もしかしたら、ここが早くも今シーズンの一つの勝負所になるのかもしれない、と、さすがに呑気な僕も感じているのだ。
夜、味スタでナビスコ杯第3節。FC東京 1-2 横浜Fマリノス。「いい試合だった」。それが試合後の率直な感想である。最近の東京については、新たな試みにワクワクし、負けが込んでも「これくらいは仕方がない」と自分に言い聞かせる一方で、迷い、足踏みしている選手や監督に苛立ちや失望を覚えていたのも事実だ。でも、今日の東京の戦いぶりに少なくとも僕は納得したし、だからこそ敗北に対する純化された悔しさが残ったのだった。
確かに、褒められたものではないシーンは多かった。規郎はザルとも呼びがたい逃げの守備を繰り返し、チームとしてもそのエリアをカバーしきれず。先制点を奪った際の田中隼は無人の野を進むが如しだった。また、ビルドアップのパス回しがなかなかできないのはある程度仕方ないとして、そこで失敗した時の攻→守の切り替えの遅さや、下を向いて消極的になり、再チャレンジまで時間がかかる選手がいるのには歯がみさせられた。
JSPORTSの録画でラグビーW杯アジア予選。日本 50-14 韓国。スコアは事前に知っていたので、どんな快勝をしたのかと期待して観たのだが……微妙なところだな、これは(笑)。代表シーズンは始まったばかりということや相手が苦手・韓国という事を考えれば「よしよし」なんだけど、内容的にはやや肩すかし気味だったかな。
良かったのは、もちろんきっちり勝ちきったこと。相手がいくら若手中心でメンバーを落とした韓国とはいえ、これまでの苦戦の歴史を考えれば危なげのない勝利は喜んでいいだろう。序盤日本のミスにつけ込もうと韓国がイケイケで来た時間帯をこらえ、モールで確実にトライを重ねていった。モールトライには首をかしげる人もいるかもしれないが、1枠しかない予選を確実に勝ち抜くには妥当な手だと思うし、「引き出し」を多く持つに越したことはないのだ。
昨日の夜は半分居眠りしながらJSPORTSでUCIプロツールリエージュ~バストーニュ~リエージュ。春のクラシックシリーズ最終戦、ということになるのかな?レース自体も実力者のせめぎ合いで白熱したが、ジロ・デ・イタリアの前哨戦という意味でも面白かったように思う。
レースは、散発的な逃げのほとんどが不発に終わり、大集団のまま終盤の勝負所へ突入する展開。残り30kmを切ったところ(だっけな?)で善戦大将ボーヘルト(ラボバンク)がいいタイミングでアタックをかけ、ロドリゲス(イリス・バリアレス)と協調態勢で逃げる逃げる。栗村さんの大応援にも背中を押された(笑)ボーヘルト、ついにやったかと思えたのだが…。
J1第9節はFooTNiKでテレビ観戦。ガンバ大阪 1-0 FC東京。なんか、スコアは違えど、ジェフ戦と全く同じようなゲームとなってしまったような。前半はグダグダで一方的に攻められっぱなし、後半選手を入れ替えて反撃に出るも、いい形を作りながらあと一歩突き抜けきれず。いやー、まったく、どうにもすっきりしない気分である。
試合の入り方は悪くなかった。前目でボールを奪ってはパスワークから何度かチャンスを作り、「おっ、さすがに修正してきたか」と期待できそうな雰囲気。ところが、これが長続きしない。一度フェルナンジーニョに決定機を作られるともうダメだった。守っては甘いマークからパスやドリブルで軽く抜かれて全体がズルズル下がり、攻めても誰もボールホルダーを追い越さずに停滞。しまいにゃ自陣でパスミスを連発する有様。茂庭なんて、よりによって目の前のマグノ・アウベスに渡しているし(笑)。
昨日書いたアルベルティーニ引退記念試合。原さんの、前半の「94年組」ミラン×バルサに対する反応は実に面白く、共感できるものだった。
「姿勢とかボールの蹴り方とか、いいですよね~」「だけど…やっぱり…うまいなぁ~」「この辺りは、昔とおんなじだなぁ~~」って、まああの口調で言われたらだいたい何でも面白くなるのだが(笑)、実際のところ、確かにどの選手もいささかスローモーになってはいたけれども、テクニックの高さや、何よりプレーの「型」が昔と一緒で、原さんの発言はいちいち「うんうん」と頷けるものだった。
……といっても欧州チャンピオンズリーグの試合ではなく、3月に行われた「アルベルティーニ引退記念試合」。JSPORTS「バルサTV」枠での放送を録画して観た。ACミラン 4-2 FCバルセロナ。いや~、面白い試合だった!現役同士がCL準決勝前哨戦(?)を戦った後半はイマイチだったけど、なんつっても「94年組」(その年にこの2チームは欧州CL決勝で激突した)の出場した前半が楽しかった。
楽しさの第一は、超豪華な出場メンバー。ミランにはファン・バステン、バレージ、パパン、フリット、ウェアらがいて、監督はカペッロ。バルサはストイチコフ、サリナス、ラウドルップ、エウゼビオ、ライカールトらが先発して、率いるのはもちろんヨハン・クライフ。で、プレーがまた凄いのよこれが。ファン・バステンのダイビングヘッドにフリットの精密クロス、ストイチコフのサイドチェンジにラウドルップの巧みなドリブル突破。さすが、スターはオヤジになってもスターなんである。
ダンマクを作ってドイツに行くヤツに持たせるべえプロジェクト
日本に残るサッカーファンも、テレビの前で応援する以外にできる事がある、という事。
それって嬉しいじゃないか、とちょっと思つたよ。
あと、「血を売れ!血だけが資本をもたない男が再生産可能な商品だよ!」って訓示には胸が熱くなった(笑)。
夜、JSPORTSでUCIプロツールアムステル・ゴールドレース。まだまだ続く春のクラシックシリーズ、今週はオランダで行われる唯一の(?)大レース。30以上もの小高い丘が連続する、おそらく見た目以上にハードなコースでの仕掛け合い。結果は、意外と言えば意外なものだった。
全般的には、ラボバンク勢、Tモバイル軍団、ベッティー二(クイックステップ)ら優勝候補の入った集団がレースをコントロール。次々に生まれる逃げも、適度に泳がせてはそのほとんどが潰されることに。勝負所の最後の6つの丘に突入して集団が10人程度まで絞られ、残り15kmでベッティーニがアタック、単騎逃げのウェゼマン(Tモバイル)に追いついた時には、平凡っちゃ平凡な展開ながら「これで決まった!」と思ったのだが…。
午後、味スタでJ1第8節。FC東京 2-3 ジェフユナイテッド千葉。ハーフタイムにゴミ捨てで席を立った時、ふとそのまま家に帰りたい衝動に駆られた(笑)。そのくらい出来の悪い前半45分を経て、後半は「なりふりかまわず」(←オフィシャルの表現)反撃し、形にはならないながら2点をもぎ取るも、あと一歩が届かず。いや、なんか、わけわからんことになってきますた。
前半は本当にひどかった。パスを出してもゴーしない中盤、不正確な判断、そしてぶれるパス。今季毎試合見られる光景とはいえ、今日はそれに守備の軽さが加わってもうダメダメ。一方の千葉は判断に迷いがないわ選手がどんどんボールホルダーを追い越して行くわで、言いたかないが格の違うプレーぶり。さっそく9分にルーカスの軽率な守備から左サイドを破られ、さらに茂庭も阿部にあっさり交わされて巻がゲット。磐田戦の時に「課題は、もう少し早くみんな目を覚ますことだろうか(笑)。強いチーム相手だと、前半のあの時間帯にやられてたかもよ。」と書いたものだが、案の定。
昨晩の試合について。
三ツ沢からの帰り道、一緒に歩いていたミネさんが「どうして3バックにしたのかねえ」と呟いた時、「そうですね~、やっぱり色々と試したいんじゃないんですかねえ~」てな感じで返事したのだが、確かに「なんで?」と言いたくなる突然の3バックではあった。磐田戦では4DF+伊野波(今野)の守備陣で結果を出したばかり。「勝ってる時はチームをいじるな」のセオリーからは外れている。ジャーンの復帰は1つの要因ではあろうが、課題は守備よりもむしろ攻撃にあるのだから、それだけでは新布陣採用の理由にはなるまい。
一つには、やはり後ろを安定させることで両サイドをより前がかりでやらせたい、という意図があったのだろう。特に左サイドについては、もはや規郎の後ろのスペースを使われる(ほんで規郎の戻りがまた遅いんだこれが)光景は日常茶飯事だし、磐田戦の失点もその形だった。最終ラインのカバーリングに余裕を持たせることで徳永・規郎を攻撃に専念、までは行かずともより集中させる、と。伊野波をフォアリベロないしアンカーとして守備要員に特化させる場合と、根っこの発想は一緒なんだと思う。
夜、三ツ沢球技場でナビスコ杯第2節。横浜Fマリノス 2-0 FC東京。この試合は「絶対に勝たなければいけない試合」ではない、という前提に立つならば(この部分については後述)、采配とかフォーメーションとかいう以前に現在の東京のチームとしての問題点、選手たち個人の課題がよくわかった試合だと思う。すげー大ざっぱに言えば、状況への適応力と「正確なプレー」をするための意識・技術が不足している、というところか。
前半。事前の報道にもあったように、茂庭・増嶋・ジャーンの3バックに梶山・今野・栗澤の中盤。これがどうもうまく行かない。パスのつなぎはぎこちなく、なかなか前に出られないどころか、パスミスから横浜の攻撃を呼び込んで次々とシュートを浴びるはめに。土肥とDF陣の奮闘で得点こそ許さないものの、一方的な展開。選手たちが急造3バックに対応できなかったということなのだろうが、それにしても工夫のなさが目についた。
(前編から続く)
後半、伊野波に代えて宮沢投入。伊野波は元気一杯に相手を削って(笑)警告+注意をもらっていたので、退場のリスクを考えれば妥当な判断だろう。そして幸運なことに(?)この宮沢の調子が良かった。的確なパスさばきに時たま織り交ぜる左右への広い展開。これに磐田の中盤が引っ張られ、できた時間とスペースを使って本格的に目覚めた梶山が縦横無尽の活躍を見せる。3分、ササのヒールキックから宮沢のミドルシュートで終わる攻撃。4分には磐田の波状攻撃となったが、名波の絶妙クロスを土肥ちゃんが体を張ったキャッチ!
9分、梶山から徳永へ鋭いロングパスが通り、クロスにファーで梶山(よく走ってる!)が合わせるも落としきれず。10分、ドリブルで上がる徳永からペナルティボックス内のササへ斜めのパスが通り、外へのリターンを梶山がマイナスのグラウンダーで入れるが、惜しくもササに合わず。12分、宮沢のCKのはね返りを拾った梶山がミドルシュート、鋭いボールがゴールわずか左を抜けていった。この時間帯はよく動くわパスはつながるわシュートもバンバン狙うわで、熱くて楽しい攻撃にスタンドのテンションもイケイケドンドン。
土曜の午後、味スタでJ1第7節。FC東京 3-1 ジュビロ磐田。横浜戦の「ガーロやめろ!」コール以来、いやそれ以前から漂っているモヤモヤを吹き飛ばすために、そして次のステップにチームが進んでいくためにも、是が非でも勝ってほしい一戦だった。そして、期待通り、いや期待以上の内容とスコアでの快勝。多くの東京ファンにとって、「これが観たかったのだよ、これが!」というゲームだったのではあるまいか。
キックオフ。立ち上がりから東京が積極的に前へ出る。この日は伊野波が名波をマークし、それ以外は早めに受け渡す守備。前節よりもやや穏やかめに修正したというところか。全体のバランスが改善し、ボールを奪ってから攻撃へのシフトがスムーズになった。茂庭・増嶋を残して両SBも押し上げていく。2分、梶山の楔のパスをルーカスがダイレクトにDFラインの裏へ流し、ササが抜けるがオフサイド。4分、スローインをペナルティボックス内で受けたルーカスが振り向きざまにシュートを放つが、これはあさっての方向へ。
夜、JSPORTSでサイクルロードレースパリ~ルーベの生中継を観る。ツール・ド・フランドルに続く「北のクラシック」。断続的に石畳の路面が続く点では先週と同様だが、しかし今日の方が平坦・高速でしかも砂埃が凄まじく、より危険な印象。実際落車が何人も出て、優勝候補のヒンカピーなんて振動でハンドルが折れて(!)転倒→負傷リタイア。カメラもグラグラと揺れまくり、観ているこちらもクラクラするほど。まさに狂気の沙汰である。
そんな難レースを制したのは、CSCのカンチェラーラ。最大の難所アーレンベルグできっちり先頭集団に生き残り、残り5つめの石畳ゾーンで意表を突くアタック。他の選手がボーネンに気をとられている隙にグングン差を広げ、そのまま残り10数kmを独走することに。自らの特長(タイムトライアルのエキスパート)を最大限生かす展開に持ち込み、終わってみれば2分近い差をつける快勝となったのだった。いや、これは強かった!
東すかの配布日ということで、キックオフ3時間半前に新宿駅に集合。飛田給まで京王線で、さらに味スタまでキャスターで5千部をガラガラと引きずって運搬。ここまではいつも通りだったのだが、ゲート前でまでたどり着いたところで年チケを忘れてきたのに気づく。あちゃ~。仕方がないのでチケットを買って一般列に並んだのだが、SOCIO列も一般列も一昨年あたりに比べて短くなっているのが印象的。そういや開幕から観客数はイマイチなんだよね。苦戦しているのは試合内容だけではないっちゅーことか。
で、何とか入場して配布に加わったのだが、今日はとにかく風が強く、こちらも大苦戦である(笑)。飛ばされまいと机上の東すかを押さえまくっていた編集長がDJみたいになっていたな。まあ、それでも風にも負けまいと気張って配布したのだが……ちょっと余ってしまった。うーん、開幕戦は景気が良くて、その後やや苦戦が続いて、というパターンは毎年繰り返されているような気がするな。そんなところまでチームと連動しなくてもいいのだが(笑)。
ただ、今回は例のコラムの反響がやはり大きかったらしく、はげましの声をかけてくれる人がいつも以上に多かった(ような気がする)。編集部一同、本当にありがたいことだと思っています。もちろん、持って行って読んでくれた皆さんにも、心より感謝いたしております。感想はコチラまでどしどしお寄せください。あ、あと、差し入れをくれた方、どうもありがとうございました。
東すか16号、土曜日(4/8)のジュビロ磐田戦@味スタにて配布します。
特集:「ポゼッションサッカー」
主な内容:
○ キタマチ氏の味わいコラム「僕たちにとってのヒロミとは」
○ 兄貴が放つ魂の叫び!「この(ピー)どもがっ!!」
○ keiko先生ご指南「サッカーの戦術で男の子もおとしちゃえ!」
○ ハーフタイムに最適「ポゼッション体操」 etc
この特集のテーマは2週間以上前から決めていたんだけど、ある意味ナイスタイミングというか(笑)。僕は、2000年のジュビロ磐田戦@国立のプレイバック記事を書きました。
ちなみに、現在東すか配布日のチーム成績は8勝5分2敗。勝ってほしいな、今回は特に。
よろしくお願いします。
JSPORTSの録画で欧州チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ。ヴィジャレアル 1-0(通算2-2) インテル・ミラノ。両チームとも慎重さを保ちながらも、しかし相手を叩き伏せる一瞬のチャンスを狙って7分の力で攻撃を続ける、といういかにもガチンコのノックアウト方式らしい雰囲気。見応えのある試合展開だったが、勝敗を決したのはビジャレアルの誇る「王」の支配力だった。
いや、この試合のリケルメは本当に凄かった。引き分けでもいいインテルが重心をやや後ろにかけたと見るや、自陣まで下がってボールを受け、そこから技術・馬力・閃きの三拍子揃ったドリブルで思い切り持ち上がっていく。「1人中盤ポゼッションサッカー」とでも言おうか。味方のアタッカーのためにスペースと時間を作り続け、さらには相手DFラインにギャップまで作り出す。その圧倒的な力を前に、フィーゴやアドリアーノでさえも存在が霞むほどであった。
日曜日の夜、JSPORTSでツール・ド・フランドルを観た。20時から24時まで実に4時間の放送、しかも生中継!さらには、4月中にあと3つのワンデーレースを生中継するという。さすがはスポーツ専門チャンネルの面目躍如と言えよう。実況のSaschaさんや解説の栗村さんがやたら興奮していたのも頷けるぜ。
4時間の放送と聞くと、フットボールファンなんかは「長っ!」と思って敬遠するかもしれない。でも、そこがいいのよ自転車は。スポーツにはそれぞれ固有の観戦のリズムがあるものだが、自転車ロードレースのそれは「まったり」。ワンデーはステージレースより見せ場が多いとはいえ、それでも時間の過半は逃げと大集団との(一見)のんびりした追いかけっこ。だからこそ、短い勝負所(アタックやゴールスプリント)がより引き立つのである。JSPORTSの場合は「まったり」時間の雑談も楽しいしね。
そういや、日曜日にはWOWOWで「クラシコ」を観たのだった。FCバルセロナ 1-1 レアル・マドリード。なんか、いまいち盛り上がらなかったスペインダービーだった。この対戦はいつでも事前の期待が過剰になりがちなものだが、今回は「ホームで叩きつぶしにかかる盤石のバルサ」と「再建をかけて意地を見せるマドリー」の対決ということで、白熱した試合になるかと思われたのだが……。
試合のバランスを崩したのは、前半途中のロベルト・カルロスの退場。立ち上がりからバルサが攻め続け、22分にファン・ボメルをロベカルが倒して(警告)PK。これをロナウジーニョが決めてバルサ先制。続いて25分にロベカルは今度は主審への異議でドブレ・アマリージャ。確かに最初のPKは非常に微妙な判定だったとは思うが、会場はなにしろカンプ・ノウなのである。ロベカルの行為はあまりにも愚かだった。
遥かなる現実。偉大なる過去。それぞれの未来との決別。 (TO*SCA-WEB)
この記事に関しては、僕も他人事の様に感想を述べる訳にはいかないので、別エントリーにしてみた。とりあえず、お尻を叩いてゴメンナサイ(笑)、ということで。
内容についてはリンク先の通り。
やっぱり、不満があったり好きになれなかったりするのは仕方のないことかもしれないけど、 現チームで指揮を執って1ヶ月ほど(開幕後)の、地球の裏側からはるばるやってきた新監督に対して、 「辞めろ!」コールを浴びせかけるっつーのはどうなんだろうと思ったよ、僕は。
別に無理にガーロを愛せとは言わないが、本当に今の東京には何も観るべきものがないのだろうか?ともね。
今日は雨が嫌で1日家にこもりっきり。珍しく(嘘。しょっちゅうやってる)東京系のWEBサイトを巡回してみた。昨日は横浜で「ガーロ辞めろ!」コールもあったしね。で、その中で、特に印象に残ったもの3つについて。
第6節 東京1-1横浜M (metrocolers)
「チラシの裏」の部分が面白い。僕なんかは今季の東京に対する「つまんねー」という声に対しては「気が短すぎ」「去年の全然勝てない頃よりマシ」とか思ってつい反発してしまうのだが、その「つまらない」という感想の中身までは正直考えてなかったな。ひと言で言えば、魅力を感じる部分がズレているんだね。ヒロミの就任の頃の「首都東京は~」発言も、その時は「ホントにそうかいな?」とか思ってたんだけど、なるほどスルドイ事を言ってたかも。
午後、日産スタジアムでJ1第6節。横浜Fマリノス 1-1 FC東京。ほぼ完全に試合を支配され、幸運の助けもあって辛うじて1点差には抑えていたものの、「もう駄目か」と諦めかけたロスタイムに飛び出した同点ゴール!しかも増嶋!!貴重な勝点1の獲得に、文字通り狂喜乱舞したのだが……。
アウェイで横浜相手ということで、浦和戦に引き続き「2人マンマーク作戦」。マルケスに伊野波が、清水には今野が付く。だが、横浜は大島・マグロンが2人に絡んでいき、ワンタッチパスでマークをズラして東京守備陣を混乱に陥れる。相手のエースにマンマークを付けるやり方は面白いと思うし、2人付けるのも浦和戦ではそれなりに機能していたと思うのだが、マリノスのようなダイレクトパスをつなげて攻撃を組み立てられるチームにはこの作戦は当てはまらないように思った。少なくとも、今野は放してあげた方が良かったかも。