2005年03月31日

●「かに道楽」で肉を食らう

年度終わりの仕事のバタバタも、今日で強制終了となる。明日からは年度初めのバタバタだな(笑)。

というわけで、今日は21時過ぎで仕事を終えて(というか諦めて)、「かに道楽」西新宿五丁目店にて打ち上げ。6人でかにしゃぶと普通のしゃぶしゃぶを両方頼んだのだが、この普通の(つまり肉の)しゃぶしゃぶが非常に美味く、肉を8人前もおかわりした上、待ちきれずかにしゃぶの鍋に肉を漬ける者まで出る始末。酒も進んで1時間半ほどで大ジョッキ3杯。店の対応も良かったし、大満足であった。

で、帰り際、お勘定を見て皆で真っ青になりましたとさ。ちゃんちゃん。

2005年03月30日

●日本×バーレーン(W杯アジア予選)

夜、テレビ中継でW杯最終予選。日本 1-0 バーレーン。ホント、今の代表のしぶとさ・強運ぶりには舌を巻く。もはや見慣れてきた「辛勝」ではあったが、とにかくグループ2位に浮上。悪くない位置での折り返しに成功した。

決勝点の場面。それまでバーレーンDFの高さに苦しんできた俊輔が、絶対に壁に当たらない高い弾道のFKを入れ、ゴール前の混戦からあっと驚くオウンゴール。相手の10番は中澤を背負ってゴール方向を向いた状態だったのだが、ボールが足下に落ちる瞬間に中澤が横へのクリアを遮るようにスッと動いたんだよね。その気配を察知してあの10番はゴールライン方向へのキックを余儀なくされ、結果「やっちゃった」、と。あれは中澤のファインプレイだった。守備でも鉄壁ぶりを発揮した彼は、この試合のMVPと言っていいのではないだろうか。

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●イングランド×北アイルランド(W杯欧州予選)

フジテレビの録画で、W杯欧州予選。イングランド 4-0 北アイルランド。イングランドの大攻撃ショー。日本×バーレーン戦の後に観たせいかもしれないが(笑)、パススピードの速さとフリーランニングの量・質には目を見張らされた。イングランドは才能ある若手を多く抱え、これから充実期を迎えていくのかもしれない。テリーにランパード、ジェラード、ジョー・コール、オーウェン、そしてルーニー。この国が上昇気流に乗ってドイツW杯を制したとしても、驚くには値しないのではないだろうか。

2005年03月29日

●東○か原稿執筆中

字数大幅にオーバー。全然足りません(泣)。

…まあ、うまねんWEBの観戦記みたいなの書いちゃったら、試合前+ハーフタイム+帰りの京王線全部合わせても読み終わらなくなっちゃうからねえ。

元々「文章をコンパクトにまとめる能力」の欠如については自覚していて、だからこそもの書きの道を志すのはやめたんだけども。

2005年03月28日

●そろそろ「区切り」ですか

毎年この時期になると、人が動くだ動かないだどこにいくだ誰が来るだと、まあとにかく仕事場が落ち着かなくなってしまうのが恒例。仕事もたくさんある季節なのにね。僕自身はと言えば、どうやらもうしばらく新宿で働くことになりそうな気配である。

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2005年03月27日

●次の週末はもう4月だ

9時半頃目が覚めた…のだが、布団の中でずっとゴロゴロしていて活動を始めたのは13時過ぎてから(笑)。

テレビをつけたら、ロッテ×楽天の試合をやっていて、楽天投手陣が火だるまになっていた。2回だけで11得点。あれだけヒットが「止まらない」光景も珍しい。最終的には26-0(楽天は1安打のみ)だったとか。ま、弱いのはわかりきっているのだから、仙台のファンも長い目で見るでしょ、多分。

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2005年03月26日

●FC東京×大分トリニータ ('05ナビスコ杯第2節)


午後、味スタでナビスコ杯第2節。FC東京 0-0 大分トリニータ。圧倒的にボールを支配しながら、攻めきれず崩しきれず、勝点3を逃す。新潟戦の4得点は、やはり「出会い頭」あるいは「たまたま」だったのだろうか(笑)。


大分はきれいな3ラインの3-4-3フォーメーション。この手の幾何学的な連動性を重視するシステムというのは、一旦機能し出すとパスがテンポ良く繋がって手がつけられなくなるものだが、大分の場合はまだ約束事をこなすのに懸命、という段階なのだろう。東京の選手が出足良くパスカットする場面が目立ち、立ち上がりから東京優位で試合が進む。

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●「天狗」できないかな

夜、なんとなくすっきりしない昼間の気分を引きづりつつ、赤坂の街へ。

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2005年03月25日

●イラン×日本(W杯アジア予選)

夜、NHK-BSでW杯予選。イラン 2-1 日本。厳しい結果はある程度覚悟していたにせよ、試合の成り行きを見て勝点1は取れると思ったのだが…。まあ、まだまだ取り返しはきくはずだ。

イランの「10万人アウェイサポーター」については、テレビ画面で見る限り(こればっかりは現地に行かないと本当のところはわからんのだろうけど)思っていたより迫力がなかったし、むしろ青一色の日本サポーターの方がずっと目を引く感じだった。もっと言うと、イランの人々の声援はあまりチームを後押ししているようには感じられなかった。レフリーもあまり偏向しておらず、日本イレブンは割と「普通に」戦うことができてしまったのではないだろうか。

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2005年03月24日

●ニッポン放送買収「問題」については

結局、多くのマスコミは「ホリエモン」対「フジテレビ」の戦争、という単純なフォーマットだけにのっかった報道しかできないのね。
もちろんその対立の構図は真実でありコトの本質の一部ではあるのだろう。でも、他の切り口をあまりに軽視しているところに、ちょっとオヤジ的メンタリティ(政治とかビジネスとかを戦国時代に喩えたがるような)を感じてしまう今日この頃。

2005年03月23日

●『ローレライ』

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TOHOシネマズ六本木ヒルズで、樋口真嗣監督『ローレライ』観る。太平洋戦争末期、東京への原爆投下阻止を目指す潜水艦「伊-507」の孤独な戦い。日本の誇るクリエイターたちが送り出した久々の非怪獣SF大作は、実写版『宇宙戦艦ヤマト』とでも呼びたい物語であった。

客観的に観れば、ツッコミどころの多い映画である。いかにもCG然とした特撮、「序」「破」「急」のうち「序」をおろそかにした構成、都合の良すぎる展開(なぜB29は発進を早めなかったのだろう)、大げさな台詞と陳腐な人物造型、戦争に関する「リアリティ」の欠如…etc。この映画に拒絶反応を示す人の気持ちもよくわかるし、実際僕も開始から登場人物への感情移入に苦労している間に役所広司の大仰な芝居を見た時には、思わず映画館を出ようかとさえ思った。

ところが。

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2005年03月22日

●ウェールズ×アイルランド ('05シックスネイションズ)

JSPORTSの録画で、6カ国対抗ラグビー。ウェールズ 32-20 アイルランド。ウェールズがホームで快勝し、27年ぶりの全勝優勝(グランドスラム)を達成。今大会でのウェールズは接戦に次ぐ接戦で、「グランドスラム」と言われてもピンと来ないのだが、では、他に勝者に相応しいチームがあったかと言われればそれもまた思いつかないのだよなあ…。

この試合でもウェールズは、オープンプレーで前に出る勢いはあるものの、ミスの多さも目についた。特にノックオンの多さは、ちょっとこのレベルの戦いとは思えないくらい。相手のアイルランドもスクラムがヘナチョコで、フランスのイマイチ加減やイングランドの不出来を併せて考えると、もしかすると今回の6カ国対抗は「どんぐりの背比べ」だったのかもしれない。

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2005年03月21日

●マインツ×シャルケ

JSPORTSでブンデスリーガ。マインツ 2-1 シャルケ04。ブンデスリーガ侮り難し、とでも言おうか、2週続けて熱い試合を観ることができた。創立100年目にして初昇格のマインツ(現在15位)が、前節バイエルンに勝って首位のシャルケをホームで下す。フットボールの神様の、冷酷さと優しさが一気に見えた試合。

シャルケにしてみれば、やはり大一番の次は難しかったということなのだろう。開始わずか20秒で緩慢な守備から失点し、その後も強引な突破がなかなか功を奏さない。後半25分にようやくPKで追いついたものの、残り10分思いっきり前がかりになったところ、シンプルな攻めでけたぐりを食ってしまった。勝ち慣れてないってのはこういうものかね?

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●「地下鉄サリン事件」10周年

福岡の地震があったせいでニュースとしては目立たなくなってしまったけど、一昨日で地下鉄サリン事件から10年。あれからもう10年か……というのは、こないだの阪神大震災10周年の時も書いたような気がするが(笑)、個人的にはこちらの方が感慨深い。

なにしろ当時、僕は南青山に住んでいて、オウム真理教東京総本部はすぐ目と鼻の先にあったのだ。サリン事件の強制捜査の時は、早朝(6時くらい?)にけたたましいサイレンが鳴って、窓から様子を伺うと家の前をガスマスクに迷彩服の警官がズンズン行進してやんの。もちろんすぐ避難しましたよ(笑)。その何ヶ月か後には村井が刺されちゃうし、しばらくオウムの連中が変な追悼の踊りをしているし、さらにその何ヶ月か後にはそこで上祐も逮捕されたし。

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2005年03月20日

●スタンドでおむすび広げて


今日は昼下がりのサッカー観戦だったので、十条仲通りで見つけた「蒲田屋」というおにぎり屋さんですじこ、しめじ天、えび天(醤油味)を購入。やや小ぶりながら具はしっかり入っていて(写真参照)、味付けもなかなかのもの。そして1個100円という安さ!ああ、どうして仕事やJ2等で十条にしょっちゅう通っていた数年前、この存在を知らなかったのだろう。後悔先に立たず、である。

●FC東京×柏レイソル(サテライト)


午後、西ヶ丘サッカー場でサテライトリーグ。FC東京 1-1 柏レイソル。実はサテライト戦というのはあまり観たことがなかったのだけれど、良かったなー。Jリーグも最近はでかいスタジアムで派手に試合するのが普通になっちゃったから、たまにこういう雰囲気のサッカーを観ると非常に楽しい。

スタンドからわずか数mの距離にあるピッチ。選手の声もコーチの指示も、体のぶつかり合う音までが全て聞こえる。観客は1300人ほどで、チームへの愛情に溢れた人たちが多そう。のどかな環境と真剣で静かな闘い。JFLやJ2時代を思い出す、なんて言うとジジむさいか?日立台も素晴らしいが、やっぱり西ヶ丘は格別である。

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2005年03月19日

●もうすぐ春ですね

昨年から発症した花粉症、いよいよ辛くなってきた。せめて目だけでもと、サングラスでごまかす。

午前中、早起きして上野の東京都美術館へ出かける。駅の公園口からもう大変な混雑。都美の『ミュシャ展』だけでなく、今は国立科学博物館で『恐竜展』とかやってるらしく、親子連れ(パパとボク)の割合が多い。男の子ってのはどうして恐竜が好きなんだろうか。ちょっと不思議かも。

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●柏レイソル×FC東京 ('05ナビスコ杯第1節)


午後、日立柏サッカー場でナビスコ杯第1節。柏レイソル 3-1 FC東京。昨年に引き続き初戦は黒星。なんつーか、「ケリー後」の攻撃の問題点が出た試合、ということなんだろうか。


試合前、僕たちを迎えてくれたのは、以前と同様「FC東京の関係者、選手、並びにサポーターの皆様、ようこそいらっしゃいました」「心から歓迎いたします!」との場内アナウンスだった。素晴らしい。さすがは日立台。どこぞの、相手ファン・サポーターを観戦の邪魔となるアクリル板で囲むという失礼極まりない愚行を実施し、それを社長が自慢げに語りさえする某クラブとは大違いである。

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●「ミュシャ展」

上野の東京都美術館『ミュシャ展』。アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャの回顧展。なんや知らんがやたら混んでいて、入口からすでに行列。全部の作品をじっくり観ようとしたら何時間かかるかわからんようやったけど、とりあえずかいつまんで観た。

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2005年03月18日

●『監督不行届』

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安野モヨコ著『監督不行届』(祥伝社)読む。日本有数(?)のオタク庵野秀明監督と筆者との結婚生活、というより「オタク夫の壮絶な生態(とそれに染まっていく妻)」を描いたエッセイ・コミック。ホントおもしれーなー、庵野カントク。

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2005年03月17日

●『トーキョーワッショイ!』

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後藤勝著『トーキョーワッショイ!』(双葉社)読了。1999~2004年における筆者のFC東京応援体験を綴った、「東京ファンの、東京ファンによる、東京ファンのための」本。最近東京の応援を始めた人にとっては絶好の入門本であり、20世紀から応援している連中にとっては数年間の喜怒哀楽を追体験させてくれる一冊だろう。

この本における後藤さんは、プロのライターとしての知識や立場を活かしつつも、サポーターの目線からモノを見るという点では一貫している。あまりブレはない。だから、東京のファン・サポーターにとって素直に受け容れられるものであると同時に、そうでない人々には全く「伝わらない」作品でもある。正真正銘、堂々たる「サポーター本」。

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2005年03月16日

●アイルランド×フランス ('05シックスネイションズ)

JSPORTSの録画で6カ国対抗ラグビー。アイルランド 19-26 フランス。勝つには勝ったが、どうも今大会のフランスはすっきりとさせてくれないのだよな…。何がやりたいかわからないというか。

この試合でも、前半果敢なパス攻撃とモール突進を織り交ぜて一気に2トライを奪い、そのまま快勝してもおかしくない雰囲気だった。でも、後半風上に立ってからは変なキックを多用して、早めの大量交代も悪い方に作用したか、全くリズムを失ってグダグダと受身に回る。最後ベッツェンのボール奪取からドミニシが走りきって何とか突き放したものの、どうも足元がおぼつかない感じ。チームの芯がしっかりとしていないので、流れによって力が大きくブレるような。

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2005年03月15日

●『Uボート』

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録画でウォルフガング・ペーターゼン監督『Uボート』(劇場版)観る。ものすごく久しぶりに観たのだが、胸高鳴る勇壮なテーマソング、深海での息詰まる闘い、そしてあっけなくも残酷なラスト。何度観ても名作だ。
 
 
昔観た時には気にも留めなかったのだけれど、今見直して気になって仕方がないのは、ジブラルタル海峡深くで絶体絶命に陥った際、主人公ヴェルナーが涙ながらにつぶやく台詞。「志願したんです…現実に直面したくて…これが現実なんですね…」。その前の爆雷攻撃では恐怖の中ベットにしがみついて目を閉じ、気がつくと攻撃は終わっていた(まるで夢のように)。今度は10数時間、何度眠り何度目を覚ましても潜水艦はストップしたままだ。夢とは違う、現実の世界の冷たさ。逃げ場はない。

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2005年03月14日

●シャルケ×バイエルン

JSPORTSでブンデスリーガ。シャルケ04 1-0 バイエルン・ミュンヘン。異様な盛り上がりの中で行われた天王山の一戦は、リンコンのFK一撃でホームのシャルケ勝利。

超満員、青色に染まったドーム球場。一斉に飛び跳ねるサポーターで絶えず波打つゴール裏。そしてファウル上等の気迫のぶつかり合い。首位攻防戦にふさわしい雰囲気の中で試合は行われたのだが、そういう時にモノを言うのは場数。ホームのシャルケはボールを支配し、前がかりになるものの、やや闘志が空回り気味。一方のバイエルンは中盤以降の守備をがっちり固め、攻めてはバラックを軸に人数をかけない効率の良い攻め。バイエルンスタッフの笑顔を見るまでもなく、後半途中まで余裕を持っていたのはバイエルンの方だった。だが、しかし。

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2005年03月13日

●サッカーな引きこもり生活

10時半頃起床。さて今日は映画でも観るかそれとも美術館に行くか…と考えるも、ぬくい布団の魅力には勝てずそのまま昼までゴロゴロ。

昼食は「辛ラーメン」。豚肉・海老・えのき・もやしをのせ、卵を落とした豪華バージョン。辛くて汗が出てエライことになる食い物なんだが、定期的に食いたくなるうまさ(つーか中毒性)がある。一緒にビールを飲めば最高なのだが…ダメな人になりそうなので今日はやめておいた。

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●ジュビロ磐田×名古屋グランパス

夕方、NHK-BSでJ1。ジュビロ磐田 0-3 名古屋グランパス。名古屋、つよっ!!高く速く組織的な守備の追い込み、ボールを奪ってからはフォロワーが次々と飛び出してくる厚みのある速攻。マルケス、クライトン、中村、角田といった既存の実力者に杉本、本田ら意欲とパワーに溢れる若手が加わり、チームが活性化したということだろうか。こんなイキのいい名古屋(笑)は、ベンゲル体制以来のような気がする。もちろん、まだ1試合しか観てない上での感想だけれども。

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2005年03月12日

●サンフレッチェ広島×FC東京(TV観戦)

夜、MXの録画中継でJ1第2節。サンフレッチェ広島 0-0 FC東京。やはり第2戦は鬼門なのか、初戦に比べて格段に厳しい守備と降雪に苦しんだ末の勝点1。アウェイで引き分けならば「悪くない」結果とも言えるが…。こういう試合を、例えばセットプレーの一撃とかでモノにできるようになれば、相当に強いチームになれるのだろうけど。

やっぱり寒さと雪、濡れたピッチの影響は大きかったのだろう。雪が降っている間、特に前半30分までは両チームとも妙にパスワークが小さかったり、あるいは逆に中盤を省略してポーンと蹴り込んじゃう雑なパスが目立っていた。そんな状況に中盤とサイドのスペースを即座に消しにかかる広島の守備が加わり、東京はなかなかボールを進められない。

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●ジェフ千葉×柏レイソル

夜、NHK-BSでJ1。ジェフ千葉 2-2 柏レイソル。今日の臨海はすげえ強風だったらしく、前半なんて風下の南が蹴ったゴールキックがハーフウェーラインのはるか手前で落下していて、もしかするとペナルティボックスまで戻るんじゃないかというくらい(笑)。ボールが風に流されるのは画面でもはっきり見え、見物する側としては面白いんだが、しかし選手たちは大変だっただろう。坂本のオウンゴールも風が影響していたのかもしれないし。意のままにならぬボール相手に両チーム四苦八苦した末、結局は痛み分けの引き分け。どうもお疲れさんでしたー。

2005年03月11日

●電撃の思い出

チャンピオンズリーグのチェルシー×バルサを観ていて思ったのだが、チェルシーの3点目は2000年Jリーグ2ndステージ開幕戦(vs横浜@国立)での東京の3点目、ペルー小池のゴールシーンにそっくりだね。

あの時はセンターサークル付近、横浜のDFがギャップのある状態のまま前へ出てきたところ、アマとツゥットがワンタッチでパスをつなぎ、弾丸のようにオーバーラップしたペルーの前方へきれいなスルーパス。で、ペルーは自分で持ち上がってあっという間にペナルティボックス近くまで行って、冷静なシュートで能活の脇を抜いた。

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●欧州CL ベスト16 2ndレグ

録画していた欧州CLダイジェストを観る。いやー、スペイン勢全滅ですか。1stレグが結構微妙なスコアの試合が多くて、2ndレグはすげえ盛り上がったみたいね。ホント、スカパー観られる人間はうらやましい…。

ACミラン 2-0(1st1-0) マンチェスター・Uは、まあ順当な結果なんだろう。ユナイテッドに巧みな試合運びなんて無理だから。ホームの決定機を外しまくった時点でもうミランの圧倒的有利。ひっくり返すとすればファン・ニステルローイの爆発だと思ったけど、今日もダメな方のニステルだった(笑)。

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2005年03月10日

●『F.A.#30』

JSPORTSの録画で『F.A.#30』観る。今回はJリーグ史上最高のレフリー、レスリー・モットラム氏によるレフェリング解説。「(レフリーの)ポジショニング」「オフサイド」「シミュレーション」「ファウル」「コミュニケーション」という5つの事項について、いかにもモットラムさんらしく、明快かつわかりやすく解説してくれた。

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2005年03月09日

●チェルシー×バルセロナ(欧州CL)

フジテレビで欧州チャンピオンズリーグ。チェルシー 4-2(1stレグ1-2) FCバルセロナ。決勝ラウンド1回戦屈指の好カードに相応しい激戦。今季最初からつきまとう「つまらないサッカー」との批判をはね返し、見事チェルシーが撃ち合いを制す!!

マウリーニョの1stレグ終盤の憮然とした表情とその後の執拗な挑発発言を見て、バルサがやや有利ではないかと僕は思ったし、実際マウリーニョに余裕などなかったはずだ。しかし、これまでの快進撃で培われた自信に、ホームでバルサを迎え撃つという燃えるシチュエーションが加わってチェルシーアタッカーの攻撃力が爆発。もともと(ネームバリューはともかく)能力的にはバルサにもミランにも、レアル・マドリーにだって負けない顔ぶれのチームなのである。ノッてしまえばホームで勝てない相手などいるはずもない。

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2005年03月07日

●『死亡遊戯』

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BSの録画で、ロバート・クローズ監督ブルース・リー主演『死亡遊戯』観る。これはヒドイ(笑)。笑っちゃうくらいにヒドイ。「あまりのデタラメぶりに、かえって愛してしまった」なんて人がいそうなくらいの出来である。

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2005年03月06日

●ノリッジ×チェルシー

JSPORTSでプレミアシップ。ノリッジ 1-3 チェルシー。記録というものは、途切れた時、あるいは破られた時にこそその凄さが分かるものだが、この試合でストップしたチェルシーのリーグ戦無失点記録というのがなんと「1024分」。えーと、要は11試合以上完封を続けていたということか…。これで優勝できなかったら嘘だな。

そんなチェルシー相手に先制されながら、後半気迫のこもった攻撃からマッケンジーのヘディングシュートで同点に追いついたノリッジ。いいサッカーをしていたし、このチームが最下位に沈んでいるとはにわかに信じがたい…のだが、本気になったチェルシーにあっさり突き放されてしまったのはちょっと悲しかった。頑張ってほしい。

2005年03月05日

●FC東京×アルビレックス新潟

さて、今年も開幕がやってきた。このワクワク感だけは、この数年間全く変わることがないのである。

開幕イベントはアニマル浜口氏。「今年は、ぜったい、ゆうしょう、だァー!!」も良かったけど、ちょっと足元のアヤシイ「ホップ、ステップ、チャンプ!」が可愛かったな(笑)。


キックオフ後は笑いの止まらない内容。FC東京 4-0 アルビレックス新潟。いや、相手関係もあるにせよ、これほど変わるものかね。川崎戦はいったい何だったんだ(笑)。

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●「東すか」第8号、完売御礼

午後、いつものように都内某JR駅から「東すか」数千部をキャリアーにのせ、けんと君と2人で運ぶ。飛田給についてからは道が非常に整備されているので快適なのだが、そこまで、特に新宿駅内の移動がやっかいなのである。1時間ちょっとかかった。

味スタでは開門前に準備を開始、したのだが、テーブルが用意されていないアクシデント。開門後10分ほど(?)でシミズスポーツの人が慌てて持ってきてくれたので何とかなったけれど、手配りできないのはこういう時にツライ。

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2005年03月04日

●がんばれダニーロ

明日、どうやらダニーロはスタメンじゃないみたいね

宮沢にチャンスが与えられると思えば(川崎戦も、文丈より宮沢出すべきと思ったし)、まあそれはそれで個人的には楽しみなんだけどね。まだ実戦前に「不調」とか書かれちゃうのもツライよな……というか、実は明日の「東すか」で外国人選手の初登場にスポットを当てた記事を書いているのだ。ダニーロ出なきゃ駄目じゃん(笑)。最悪、ベンチには入ってほしいな。

天気の方は、どうやら雪だけは避けられたようである。どうせクソ寒いんだろうから、バックスタンド組としては、ホカロン完備で頑張るしかない。あとは、飛田給から味スタまでの道が乾いていることを祈ろう。


「ハマトラ」、何でも5千部配るとか。気合入ってるな~。

●『ラグビー・ルネッサンス』

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日本ラグビー狂会編・著『ラグビー・ルネッサンス』(双葉社)読了。毎年1回出版される「狂会本」。既に10冊は超えているのかな?一昨年までは欠かさず買っていた大好きなシリーズなのだが、ライターの質がやや落ちたように思うことと、あと僕自身も3歩進んで3歩下がる(笑)という感じの日本ラグビーに疲れを感じたこともあり、前回は初めて購入を見送った。今回は気を取り直して、というよりジャパン欧州遠征の惨状を目にして「145」の頃を思い出し、購入。

今回の目玉はリ・スンイルさんの2つの原稿(大阪朝鮮高校の闘いの歴史と、フットボールのレフリーのルーツを追ったもの)だな。ともにラグビーがラグビーたる所以をよく示してくれていると思う。佐々木典男さんの書いたプロローグ中にある、マコーミック(に遭遇した岩手のファン)のエピソードも同じ趣旨だよね。こういうエッセンスを明確に盛り込んでくれている限り、「狂会本」は存在する意義があるのではないだろうか。

あとの各ライター(特に平塚・中尾・梅本の3氏)は安定した芸風を発揮してるっちゃしてるのだが…ざっと見渡してみて気になるのは、若い書き手がいないことだな。

2005年03月03日

●蒼龍唐玉堂

写美の帰り、恵比寿ではなく目黒に出て、「蒼龍唐玉堂」で夕食。牛スジ辣麺に半熟玉子、鶏しょうが飯。辛い、と言っても唐辛子の辛さはさほどではなく、それより山椒や胡麻がどっさりかかっているのが特徴的。味が濃くてスジ肉によく染みていて、やや麺が少なめなのでご飯と併せて食べればちょうどよい。寒くてひもじい時にはベリーグッドな店である。ただ、ちょっと値段が張るのが難点かな。上の三品で1390円…。

●「おたく」展&「文化庁メディア芸術祭」

夜、恵比寿の写真美術館。今日は展示内容がいわゆるサブカル寄り、観覧料もタダみたいな値段ということで、若者のカップルや女性の2人連れが非常に多かった。そんな中、一人黒スーツに黒のロングコート姿の俺。


まずは地下1階展示室で「おたく:人格=都市=空間」展。濃い…これは濃いなあ…。オタク要素が過剰に濃縮された感じ。いわゆるオタの人たちですら違和感を抱くのでは?浅草とかの土産物屋で売ってそうな、「東京タワーと富士山と雷門が一緒にプリントされているタオル」みたいな感じか(笑)。

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2005年03月02日

●『FC東京ファンブック2005』

神楽坂の芳進堂で『FC東京ファンブック2005』購入。さっそく読んでみた。以下、印象に残ったところ。

○原監督の話の中で「バルセロナみたいに」という言葉が何回か出てくる。あと、栗澤をデコに喩えたり。わかりやすい人である(笑)。

○ヒロミにやたら「ビッグクラブ化」を勧める金子爺。まあ、浦和や横浜あたりがどんどんでかくなる中で、「じゃあ東京はどうするの?」ってのは素直な疑問ではあるんだろうな。あと、「原、そんなの着ちゃダメだ!」はとてもいい話。

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●フランス×ウェールズ ('05シックスネイションズ)

録画で6カ国対抗ラグビー観る。フランス 18-24 ウェールズ。好調ウェールズ、ホームのフランスに逆転勝ちで3連勝。

前半のフランスは素晴らしかった。冒険的なラン、速くて長いパス、そしてFWの運動量。爽快な、極めてノリのいい攻撃だった。早い時間帯で2トライを奪い、なお攻めたてるその迫力を見て、早くも「優勝はフランスか」とさえ思ったものだ。が、しかし、最後の最後、あと数mのところで何度となくウェールズのDFがボールキャリアーを羽交い締めにする。わずか9点差でハーフタイムに入り、そこで流れが変わった。

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2005年03月01日

●「東すか」、開幕戦でやりますよん

ということで、3/5の開幕戦(vsプロフェッサー反町@味スタ)にて配布します。

配布場所は’04ホーム最終戦(市原戦)と同じ!部数も同じ!売り切れ御免(余ったらどうしよう(笑))!!

今年も、なにとぞご愛顧の程よろしくお願いしますー。

●NEC×トヨタ ('05ラグビー日本選手権決勝)

JSPORTSの録画でラグビー日本選手権決勝。NEC 17-13 トヨタ。いい試合だった。胸が熱くなった。今シーズンのベスト・ゲームは、最後の最後で待ち構えていたのであった。

前半はNECの狙いどおり(?)割と地味な展開。7-6でNECリード。後半に入ってすぐNECが3点追加するものの、そこからトヨタが大攻勢に出る。鋭い突進の連続からFL菅原が右隅に飛び込んでトライ。廣瀬のコンバージョンも鮮やかに決まって10-13。さらに続くトヨタの攻撃。SH麻田がテンポ良くボールを出し、後方からアタッカーが次々に飛び出していく。連続、連続、また連続。

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