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2005年07月02日

●ブラジル×アルゼンチン(コンフェデレーションズ杯)

TBSの録画でコンフェデ杯決勝。ブラジル 4-1 アルゼンチン。休養が1日少なくお疲れ気味のアルゼンチンを相手に、ブラジルの個人技が大爆発。思わぬ快勝、計算通りの優勝、といったところか。

前半、確かに動きにやや重さは見えたものの、アルゼンチンは健闘していた。DFはねばり強く食らいついていたし、中盤でもよくパスが回っていた。ペナルティボックスへ攻め込んだ回数はアルゼンチンの方が多かったのではないだろうか?だが、それを粉砕したのがアドリアーノとカカーの超絶シュート。厳しい守備の一瞬の隙に打ち込む高速ミサイル。ありえんだろ、あれ。人間業ではない。ま、いつもはそれでもギリギリしのげるところを、一歩遅れてしまうのがアルゼンチンの疲労の影響なのかもしれんけど。

後半早々、シシーニョのどんピシャクロスをロナウジーニョが押し込んで3-0。これで勝負あり。アルゼンチンは、アイマールの投入がちょっと遅かったかもしれない。で、アルゼンチンは前がかりになるけれどなかなか点を取れず、その裏をうまく突いてブラジルが決定機を作る。アドリアーノがまたドカーンとやって(←投げやりな表現)ダメ押し。残り時間はアイマールの意地の一発をきっかけにアルゼンチンが押しまくるも、ジーダの好守もあって点差は動かず。そのままタイムアップでブラジル優勝。

誰が見ても、両チームで大きな差があったのはいわゆる「決定力」なんだろう。アドリアーノにカカーにロナウジーヨにロビーニョに、あと本番ではロナウドも加わるのか。セレソン化け物揃いだな。『Foot!』でマリーニョさんが「ブラジルは崩した得点がなかったよね」なんて辛口のコメントしてたけど、でも最近のW杯でも94年はロマーリオ・ベベットの最強2トップ、2002年は「3R」と、少数のアタッカーのコンビネーションと個人能力で何とかしちゃうのがブラジルというチーム。来年まで同じメンツで続ければ、別に問題ないんじゃん?逆に、アルゼンチンは前の方に1人化け物級が欲しいところではあるのだろうな。

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