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2005年03月21日

●マインツ×シャルケ

JSPORTSでブンデスリーガ。マインツ 2-1 シャルケ04。ブンデスリーガ侮り難し、とでも言おうか、2週続けて熱い試合を観ることができた。創立100年目にして初昇格のマインツ(現在15位)が、前節バイエルンに勝って首位のシャルケをホームで下す。フットボールの神様の、冷酷さと優しさが一気に見えた試合。

シャルケにしてみれば、やはり大一番の次は難しかったということなのだろう。開始わずか20秒で緩慢な守備から失点し、その後も強引な突破がなかなか功を奏さない。後半25分にようやくPKで追いついたものの、残り10分思いっきり前がかりになったところ、シンプルな攻めでけたぐりを食ってしまった。勝ち慣れてないってのはこういうものかね?

一方のマインツにしてみれば、まさに望外の結果とはいえ、幸運に助けられただけでは決してなく、90分間恐れず怯まず攻め合いを挑んだ勇敢さ、志の高さが産んだ勝利ではあった。ま、しかし、それにしても、だ。勝ち越しの場面、セカンドボールを単純に放り込んだだけなのに、ああもうまくFWの足元に収まるもんかね。しかもテュルクの当たり損ねのボレーが、ああもいいコース(ゴールポスト内側直撃!)に飛んで入るもんかね。なんともはや…。

試合後の光景は素晴らしいものだった。マインツイレブンと監督がゴール裏前に駆けつけ、無数のサポーターたちとシンクロして飛び跳ねる(優勝したわけでもないのに)。幸せそうだったなあ。このシーンまできちんと中継した現地テレビ局、そしてJSPORTSは実にえらい!!

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