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2006年07月06日

●ジダンとアンリは伝説を作れるか (ポルトガル×フランス)

早朝、NHK総合でドイツW杯準決勝。ポルトガル 0-1 フランス。これまた欧州の強豪同士の対戦であり、これまた1点を巡る接戦でもあった。オランダ・イングランドと強敵を屠ってきたポルトガルだったが、大会屈指の堅守を前についに1点が奪えず。フランスは「栄光の花道」まであと一歩、である。


改めて、ポルトガルは「いいチーム」だと思わされた。序盤の流れるようなパスワークからの攻勢。C・ロナウドのパワフルなドリブル、デコのツボを突いた展開パス、マニシェの巧みなつなぎ、そして戦う姿でチームを牽引するフィーゴとフェリペ監督。ピースがピタリと合った好チーム。敗れはしたが、ロナウドの無回転FKがあわやの場面を作るなど惜しいチャンスもあった。あとは決定力のあるFWがいれば…。

ポルトガルの決勝進出を阻んだのはフランスの堅守。ゴツくてデカいDFが構築する守備ブロックはホント堅くて堅くて…。特に後半、ポルトガルの攻めが手数をかけなくなってからは、ほとんど点が入る気がしなかった。一方で今日は攻撃の方があまり冴えなかったものの、そこはブラジル戦と同様大黒柱登場。アンリが獲得したPKをジダンが決めて虎の子の1点をゲット。一見幸運な得点だが、なにしろリカルド・カルバーニョが足技で翻弄された末のファウルだから、やはり尋常ではないよな。

ポルトガルにしてみれば、惜しかったのは77分の場面。FKでC・ロナウドが低い弾道の無回転シュート、鋭く落ちたボールをGKバルテズが前にはじき、反応良くフィーゴが詰めたのだが…ヘディングシュートはバーの上を越えてしまう。フィーゴにしては珍しく、若造のように頭を抱えてしまった姿が印象的。まあ、彼のプレーは10年以上見てきたけど、頭で決めたゴールは記憶にないから仕方ないっちゃないのだが。

ともかく、これでついにジダンは「生涯最後の公式戦」を最高の舞台で迎えることが決まり、一方フィーゴはその一つ手前で姿を消すこととなった。選手入場の時、共にキャプテンマークを巻いた両雄が並んで出てきた姿は最高に格好良かったし、試合後に抱き合った姿は本当に絵になる様だった。ああしたシーンを見る度に、月並みながら、W杯とは「英雄たちの競演」なのだと思い知らされるのである。ありがとう。


さあ、次はいよいよ決勝戦。イタリア対フランス。準々決勝前から何となく「このカードだろうな」と期待していた組合せが実現して、個人的には嬉しい限り。周囲には「フランスはポルトガルに苦戦して、辛うじて勝つもののジダンは累積警告で出場停止に。決勝ではフランスが押しまくるが、カウンターからトッティの個人技にやられて0-1で涙をのむ。顔を覆って泣き崩れるアンリ、その肩を抱いて慰めるジダン……これは絵になるで!」などと妄想を語ったりしていたのだが、ジダン決勝出られるじゃん(笑)。もちろん、良いことである。スゲー楽しみ。

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コメント

ちょっと間もあることですし、


上川話


は、していただけませんでしょうか?

突っ込みどころ、満載で、w。

上川話か…。

要するにJリーグ基準とFIFA基準がその「杓子定規」っぷりで合致している、ということなんでしょうけどね。

と書いてしまうと一瞬で終わってしまうな(笑)。

まあ、3位決定戦が終わってからでも遅くはありますまい。