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2005年09月19日

●アトレティコ・マドリード×バルセロナ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ第3節。アトレティコ・マドリード 2-1 FCバルセロナ。バルサがショートカウンターからジュリ→エトーで先制した時には「ああ、やっぱり…」という感じだったのだが、今年のアトレティコはひと味違うようだ。2トップを先頭に果敢に反撃、まずフェルナンド・トーレスが同点ヘッダーを決め、さらにケジュマンが難しいクロスをゴール左上ギリギリに蹴り込む。早くもビアンキ色が出たということなのだろうか?バルサの個人技の数々を前に全くひるむことがなく、ホームの大声援も味方につけて逆転勝利。これはちょっと、リーグで面白い存在になるかもしれない。

アトレティコの新戦力では、左MFのペトロフが素晴らしかった。とても26歳とは思えぬオッサンくさい風貌(笑)だが、非常に速くて、しかも巧い。同点ゴールは彼がタッチ際でマルケスをぶっちぎってクロスを入れたものだったし、ペナルティボックス角から逆サイドネットに強烈なシュートを突き刺した場面もあった(惜しくもオフサイド)。ちょっと血の気は多そうだが、いい選手。そういやバルサのジュリなんかも「オッサンぽいけど速い」(実はまだ20代)選手だけど、こういうタイプは日本人にはあまりいないっすね。石川(ゆっくり直せよ!)みたいに「若々しくて速い」選手は多いけれども。

バルサの方は、ロナウジーニョの調子がイマイチだったかな。ラーションの投入もあまり効かなかったし、一旦リズムが崩れた(マンネリっぽい雰囲気になった)時にどう攻撃を立て直すかってのは大きな問題なんだろう。いつも同じ先発メンバーでやってるだけに。リーグ戦でメッシが使えないというのは、案外戦力的に大きな問題なのかもしれない。

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