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2005年06月02日

●マジョルカ×ベティス

遅まきながら、録画でリーガ・エスパニョーラ最終節。マジョルカ 1-1 ベティス。一時は残留圏(17位)から11ポイントも話されていたマジョルカが、終盤の快進撃であっと驚く1部残留決定。ファン・サポーターと選手の喜び爆発、赤い服を着た人はみんな試合後ぴょんぴょん星人と化していた。「We did it!」ってか。

この試合、我らが大久保嘉人はやや焦りが出たのか、前節とはうって変わって気合が空回り気味。ビクトルとコンビで攻めるよりも単独で縦に抜けたがり、後半マジョルカペースの時間帯にも意外とチャンスに絡めなかった印象だ。とはいえ、惜しくもミートしなかったオーバーヘッドシュートや、足を滑らせはいつくばりかけながらも歯を食いしばってボールを追うシーンなど、大久保らしい熱さを感じられるプレーはいくつかあった。あの姿は、きっとファンにもクーペルにも好意をもって迎えられるに違いない。良い具合に2年目へつなげそうな感じではある。

しかし、日本人選手が欧州で所属するのはけっこう1部と2部の間にいるようなチームが大部分だったりするのだけれど、その割にはしぶとく残留したり昇格したりする例が多いような気もするね。大久保のマジョルカもそうだし、中田のペルージャとフィオ、俊輔のレッジーナ、柳沢のメッシーナ、城のバジャドリ、稲本のWBA、能活のポーツマス、松井のル・マンとか。カズのジェノアと名波のヴェネツィアはうまく棚に上げて(笑)、「とりあえずチームに置いておけば1部に残れる(上がれる)」というジンクスが日本人選手の売り物になったりはせんかな?

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