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2006年03月09日

●ACミラン×バイエルン(欧州CL)

JSPORTSで欧州チャンピオンズリーグ。ACミラン 4-1(合計5-2) バイエルン・ミュンヘン。ミランが圧倒的な決定力を見せ、本拠地ジュゼッペ・メアッツァで圧勝。ゴールの度に赤く染まった(もちろん発煙筒もあり)超満員のスタンドで「ゴオオオオオ!」と地鳴りのような歓声が響くのがテレビを通して伝わってきて、赤色はともかく(笑)、何ともいい感じの雰囲気であった。

JSPORTSのセリエA中継はミランの試合はほとんどやらないし、逆にリーグ戦のバイエルン(いっつも勝利)はしょっちゅう目にしているため、これだけ一方的になるとはいささか不思議な感じさえした。アタッカーの決定力に差があるのか、それともディフェンスの堅さに差があるのか、おそらくはその両方なんだろう。「あのバイエルンがねえ…」という感じである。特にフィリッポ・インザーギにはやられ放題でしたな。

ミランの4得点はいずれも見事だったんだけど、それらと同じくらい印象に残ったのが、前半半ばにインザーギのゲットしたPKをシェフチェンコが外した場面。シェフチェンコは昨年の決勝でも外していたように、どうもこの人にはPK成功の印象がない。つーか、大活躍するゴールゲッターに限ってPK下手が多いのは気のせいだろうか?ロナウドしかり、ラウール然り、エトー然り、オーウェン然り、ファン・ニステルローイ然り……。不思議な事だねえ。

もっとも、この試合のシェフチェンコについては、その2分後に超見事なヘディングシュートできっちり取り返したため、PK失敗によってむしろカッチョよさが引き立ったようにも思えた。自分の失敗を黙って自分で償う姿は「男らしい」の一言。シェヴァ兄さんに敬礼!である。そういやミランにはカカーみたいな見目麗しい選手もいれば、マルディーニとかガットゥーゾみたいな「男」を強く感じさせるキャラも揃っているのね。なかなかやるのお(何がだ)。


ところで、決勝トーナメント他の試合では、チェルシーとレアル・マドリーの敗退が決まったそうである。迷走しまくっているレアルはともかくとして、チェルシーについてはバルサとの「早すぎる」頂上対決でもあったし、無類のモウリーニョ好きとしては「つまらないサッカー」とのレッテルが貼られたまま終わってしまうのが残念でならない。マンチェスターUも既に姿を消しており、僕のひいきチームで残っているのはユベントスくらいか……うーむ。

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