« 人気者の笑顔、そして「王冠が見えた」 ('06ジロ・デ・イタリア15S・16S) | メイン | バッソ盤石 ('06ジロ・デ・イタリア第17S~第19S) »

2006年05月25日

●代表応援ダンマク名入れ式


ますたろうさんが発起人となって立ち上げた「ダンマクをつくってドイツに行くヤツに持たせるべえプロジェクト」。僕もわずかながら資金を拠出させていただいたのだが、国立競技場千駄ヶ谷門前で名入れ式が行われるということで、ずうずうしくも交じらせていただいた。


19時半に現地へ到着してみると、既に十数人のサポーターが待ちかまえている状態。そこからポツリポツリと次第に人が増えていく。門にもたれかかってふと脇を見ると、「出陣学徒壮行の地」のプレートが……。


19時40分頃、ダンマクが到着。皆で手分けして広げる。ますたろうさんがトラメガで「何でもいいから書いちゃって下さい」(笑)と開始の合図。どういう経緯なのかNHKが取材に来ていて、やたら手元を映そうとしていた。僕の下手くそな字を全国放送されてはたまらないので、カメラの死角を狙ってこっそり書く(笑)。


これが僕の書き込んだところ。「疾風怒濤」の「風」の下、「THE SOUL OF JAPAN」の「SOUL」の上の部分。本文が四文字熟語だったので、ちょっとそれに引きずられたかな。「擲」の字が途中でわからなくなって、携帯電話で調べたりしたのは内緒の話である(笑)。つーか、名前はもっと小さく書けば良かった…。


しかし、プロジェクトの結果、本当に立派なダンマクになったものである。全長が実に27m。デザインもきれいだし、フレーズもシャープかつ剛健な感じだし、どこに出しても恥ずかしくないのではなかろうか。「疾風怒濤」は18世紀ドイツの文学革新運動「Sturm und Drang」の訳語だしね。うん、これはいいぞ。

で、書き込んでからもしばらく遠目に眺めてて、片付けを手伝えればいいかななんて思ったのだけれど、20時を過ぎても次々人がやって来る状態でなかなか終わりは見えない。結局、お先に失礼することにした。ますたろうさん、KIDさん隊長さん、その他の関係者の皆さん、どうもお疲れ様でした。



青山一丁目まで歩いて「麺屋武蔵 青山」で味玉らー麺ととんがり飯を食べてから帰る。しばらくぶりに食べたけど、麺がよりストレートで歯ごたえのあるものに変わったかな?あと、スープも醤油が弱くなって豚骨が少し強くなったかも。個人的には、今の味が相当好みに合うように思える。美味かった。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://umanen.org/mt/mt-tb.cgi/1976

コメント

>「麺屋武蔵 青山」

こってりとあっさりどっち食べました?
個人的にはこってりだとしょう油が濃く感じるので、あっさりのほうが好きですね。

ちなみに10年ほど前、秩父宮でジャパンがアルゼンチンに快勝(個人的には岩淵のジャパンでのベストゲーム)した翌日、そこでラーメンすすってたら平尾監督が入ってきてびっくりした思い出がありますね。

やっぱり、場の雰囲気が一気に変わるカリスマ性を振りまいてました。
アルゼンチン戦のチケット持ってたらサインしてもらおうとカバンひっくり返したけど見つからなくて、すごすごと店出たなぁ~(笑)


こってりっす。
確かに、こってりだとちょっと辛めかもね。ビールが欲しくなる。でも、昔はもっと醤油が濃かった気がするので、店も少しアジャストしてるのかな。

>ジャパンがアルゼンチンに快勝
ああ、岩淵がドロップゴール2本決めて観客の度肝を抜いたヤツね。あの試合はメンバー(村田!マコーミック!増保!)といい内容といい、文句の付けようがなかった。あの時のジャパンが一番夢があった……(遠い目)。

平尾さんは何だかんだ言ってオーラが出てる人だよね。つーか、一般人にはあの物腰はできんよ。いつか、変な『プレジデント』かぶれの組織論(笑)を振りかざすことなくラグビーに専念してほしい人です、はい。

>昔はもっと醤油が濃かった気がするので、店も少しアジャストしてるのかな。

うん。前はちょっとしょっぱかったよね。今のほうが好きですね。

>ああ、岩淵がドロップゴール2本決めて観客の度肝を抜いたヤツね。

そうそう、この頃は劇的勝利のカナダ戦とかあったり、145のリベンジというモチベーションもあって、選手、サポーターが一体となってなんとかしなきゃいけないという共同幻想で夢が見れた時代でしたね。(苦笑)

>変な『プレジデント』かぶれの組織論(笑)

(爆)
一回、清宮監督とラグビー論戦わしてほしいですよね。
清宮が挑発して、それに乗った平尾さんが普段押し殺してる熱い部分とかを出てくると面白いだろうな~

清宮氏と平尾氏の違い(差?)は、「カッコイイという事の格好悪さ」及び「カッコワルイという事の格好良さ」をきちんと認識して受け入れられているかどうか、だと思う。

>清宮氏と平尾氏の違い

なるほど。

端的に言えば平尾氏は「グランドで死んでこい」ってセリフを格好悪いじゃんって言えなくて、
清宮氏は「グランドで死んでこい」ってカッコワルク言うことが選手には格好良くうつるってことを計算づくでできるってことですかね。

一回、ちょいカッコ悪い平尾(っていうか極悪平尾とか黒平尾でも可)も見てみたいなぁ~

そうそう。

平尾さんってのは見ていていつも(特に現役引退後は)余裕残しな感じがして、それが本人のこだわりというかスタイルでもあるんだろうけど、でもいつかどこかで「必死こいた平尾」というのを見たいというのは、ファンの率直な気持ちとしてあるよね。

失礼な言い方かもしれないけど、懐を深くしたつもりが見透かされてる、という格好悪さに気づいてほしい、と。何だかんだ言って、やっぱり日本のラグビー界では飛び抜けて優秀な人だと思うから。

>でもいつかどこかで「必死こいた平尾」というのを見たいというのは、ファンの率直な気持ちとしてあるよね。

見たい見たい。

>やっぱり日本のラグビー界では飛び抜けて優秀な人だと思うから。

現役時代の実績、ルックス等々、日本のスポーツ界を見渡しても稀有な存在ですよね。やっぱり。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)