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2005年02月20日

●バルセロナ×マジョルカ

WOWOWでリーガ・エスパニョーラ。FCバルセロナ 2-0 マジョルカ。先週までのレアル・マドリーのしぶとさには感心していたのだが、もちろんバルサも負けてはいない。中盤の構成にやや苦労し、さらに好機を何度もGKミゲル・アンヘルに阻まれながら、デコが2得点の活躍を見せて勝点3をもぎ取った。水曜日にCLがあって次のリーグ戦は疲労でヤバそうなだけに、この勝利は結構でかいと思う。おまけにマドリー負けたし。

中継中ちょっと気になったのは、2点目、ショートコーナーからデコがペナルティボックスへ切れ込んでアンヘルのニアを破った場面で、地元のTVカメラがその後しばらくアンヘルの顔を映しっぱなしにしたこと。おそらく「この得点はGKのミスによるものだ」ということなのだろうが、「はたして本当にそうなのか?」と思ってしまった。先日の日本×北朝鮮でもそうなんだけど、GKがサイドからニアを破られると必ず「ミスだ」との声が上がる。でも、状況によってはそれは酷ではないかとも感じるのである。デコの得点はCKからのもので、当然ゴール前にはアタッカーが何人も上がってきていた。北朝鮮戦の失点場面も、下がる日本DFを追い越さんと北朝鮮のアタッカー3~4人がゴール前へ飛び込もうとしていた。そういう場面においてクロス(特にGKとDFラインの間の)を何よりも警戒するのはむしろ自然な事で、逆にニア(ここを狙うシュート自体の難易度が高い)に気をつかってむざむざクロスを通される方が(確率を考えれば)アホな場合もあるのではないだろうか?ここら辺、専門家の意見をじっくり聞いてみたいところではある。

ちなみに、大久保は20分ほどの出場だったのだけれど、気の毒なくらいパスが回ってこなかった。あれで結果を出せと言うのは無理だな。

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