2004年12月31日

●一年の総括

1年の総括、と言ってもさほど思いつくことがないのだが、身の回りの変化としては「結婚した」「引っ越した」「仕事場が変わった」「東すかに参加した」くらいだろうか。考えてみればどれも大きな変化だな(笑)。ま、自分のみならず、周りの人、あと世界中の人々にとって、2005年はより少ない不幸とより多くの幸せがもたらされる年になってほしいと(無理な願いだと承知の上で)心から思う。

●大晦日


朝、目が覚めて窓を開けたら外は真白い世界だった。親戚の子供たち(田舎の子は本当に元気だ)がさっそく雪だるまづくり。


昼間はダービー君とお散歩したり、庭でボール遊びをしたり。ダービー君、犬らしく大喜びで庭を駆け回る…のだが、何しろ毛が長いものだから胸に雪玉が付いてしまい、取るのが大変である。洗面器にお湯を張って大格闘。

続きを読む "大晦日"

2004年12月30日

●いざ山口へ

本日より山口旅行。朝二番のANAで羽田から出発。先日完成した第2ターミナル。建物がきれいなのももちろん気持ち良いが、荷物検査から搭乗までの距離が飛躍的に短くなったのが良い。1時間半ほどのフライトで山口宇部空港へ到着。風向きの関係なのか、空港からやけに離れた場所で低空まで降りて、旋回しながら海面をなめるように滑走路へ向かったのでちょっと(いやかなり)ビビった。

昼食は「joyfull」なるファミレスで。ランチの定食が399円。ドリンク(%スープ)バーを付けても500円行かない…。これは安いな。どういう流通になっているのだろう。鶏南蛮定食を食す。パリパリに揚がっていて結構美味。

午後は昼寝をしたりコーギー犬のダービー君を散歩に連れて行ったりして過ごす。ダービー君、2ヶ月近く洗ってないらしく、1m離れていても獣の匂いがする…。これは滞在中に洗ってやらねばならんわな。


夕食は知り合いの方が送ってくれた一斗缶一杯の牡蠣を食べる。半分は生(おろしポン酢に漬けた)で、半分は蒸して。大ぶりの牡蠣が食べ放題。至福のひととき。で、美味しいつまみに酒も進み、ビールに焼酎とドンドンあおって、いつの間にやらぐっすり寝ていた。

●阿部吉朗移籍

トーチュウの報道によれば、阿部吉朗が大分へ期限付移籍決定とのこと。ショックだ…。


個人的には、アマラオの退団と同じくらいの(いや、これからの事を考えたらそれ以上に)ショックである。東京が「切り札」を失ってしまったことへの心配(補強しないと相当に苦しいだろう)。吉朗ほどの才覚あるアタッカーを存分に生かせなかったことの残念さ。そもそもアマラオから11番を引き継いだ選手がわずか1年で移籍してしまうなんて…。ダニーロが11番を付けることになるのか?うーん。

まあ、1年で帰ってくると思えば(まさか東京のフロントがそう簡単に手放してしまうことはなかろう)何とか辛抱できんこともないが…。活躍したらしたで、吉朗本人が東京への気持ちを失ってしまうかもしれないからな…。

空に向かって叫びたい気持ち。誰か嘘だと言ってくれ。

2004年12月29日

●『よみがえる熱球 プロ野球70年』

昼間、実家に顔を出している間にNHK-BSで『ドキュメント スポーツ大陸 よみがえる熱球 プロ野球70年』観る。実際に観たのは再放送の一部で「背番号”3”燦々 -昭和33年・ミスタージャイアンツ登場-」「三原魔術 -昭和35年・大洋初優勝-」「豪腕・20歳のエース -昭和43年・江夏奪三振401個-」の3本だが、どれももうとにかく面白かった!

特に良かったのは昭和33年日本シリーズの逸話。「稲尾は常日頃から『得意球はスライダー』と公言していたが、それは相手を欺くハッタリで、実はシュートが得意だった(そして野村克也はそれに気づいていた)」とか、「3連敗後の夜、稲尾は長嶋対策を考え抜いたあげく『あの人は何も考えないで打っている』ことに気づいた」とか(笑)。

で、「長嶋はその天才的カンにより無意識のうちに投手の体勢に合わせて構えを微調整しており、それに気づいた稲尾はリリースポイントを遅らせ、長嶋の構えの変化まで見きって球種を変えた(そして野村はそれにも気づいていた)」そうな。なんか、超人的というか、「ホンマかいな」というか(笑)。

続きを読む "『よみがえる熱球 プロ野球70年』"

●雪景色

午前中、起きたら外は雪景色だった。外はまるで冷蔵庫の中のような冷たさだ。

2004年12月28日

●「東すか」忘年会

夜、市ヶ谷の「膳菜や」で東すか忘年会。ゲストは新年会の時と同じく村林裕専務(1月はまだ常務だったが)。村林さん、相変わらず熱く語っていたなあ。おかげですっかり場が盛り上がった。東すかにとって「兄貴」と言えば、村林さんとともださんの2人なんである(笑)。皆で鍋物や串焼きなどつつきながら、ビールや日本酒をぐいぐい流し込む。東すか本体の話はほとんどなく、FC東京に関するあれこれを話していたらあっという間に3時間ほどが経過しておひらき。まあ、来年もよろしく、ということで。

ちなみに、こぐま更新係さんへのロンドン土産が「ユニオンジャック柄の巨大なトランクス」だったのには特に理由はなく、決して嫌がらせでも何でもないです。ないですってば。


あと、けんと編集長に紅白のもちをもらいました。

2004年12月27日

●大津波死者2万人以上

東南アジアの大津波による死者は2万人を超えたそうである。おそらくは人類史上最悪の津波災害ではなかろうか。NHK-BSで見たフランス「2」局の映像。共同墓地(直径十数mに達するであろう巨大な穴)と、その前に並ぶ無数の遺体。

日本政府は、宗主国へのおべっかとトップのメンツのために中東争乱地域で効果の薄い「人道支援活動」を続けるくらいなら、東南アジアの人々を支援するために全力を傾けるべきである(もちろん、それはイラクの人々を放っておいて良いという意味ではない)。

●マンU×ボルトン

JSPORTSの録画でプレミアシップ。マンチェスター・U 2-0 ボルトン・ワンダラーズ。連敗中で元気のないボルトン相手に、試合は終始ユナイテッドのペース。パスがすいすい回って早々にギグスが先制を決めて…「こりゃフェスティバルになるのかな」と思いきや、どっこい試合は停滞。ユナイテッドは先制後もどんどんパス攻撃するのだが、あまりにも簡単に回せすぎるゆえか、フィニッシュへ至る過程の精度がいつも以上に粗い。なんつーか、「のれんに腕押し」というか、あまりに手応えがなくて自分でつんのめってフォーム崩しちゃったというか。最後は途中出場のスコールズ様が決めてくれたけど、若いチームにありがちな淡泊さが見えた試合であった。

2004年12月26日

●「豆乳 淡雪」

午後、つれの実家の人々が来訪。手みやげは「ドゥバイヨル」のチョコレートと「銀のぶどう」の「豆乳 泡雪」(豆乳でできた(?)チーズケーキ)。「泡雪」はコクがあるのにしつこくなく、さっぱりとした甘み(我ながら陳腐かつ意味不明な表現だ(笑))で美味かった。食後のデザートによさそう。

夕食はホットプレートでカルビ、牛タン、豚トロ、骨付きソーセージ、海老、ホタテ、イカを焼いた。腹が小山のように盛り上がるほど食った。ここ1週間栄養摂取が乏しかったのを一気に取り戻した気分。多分、明日は体がすごく重い(体重という意味ではなく)と思う。

●法政×明治 東芝府中×ヤマハ

午後、JSPORTSでラグビー大学選手権。法政 38-7 明治。FW縦突進からのボールつなぎのテンポと精度で上回る法政が勝利。明治も個々の選手の強い当たりとスピーディーな逆襲展開で後半途中までは粘ったのだが、後半20分を過ぎたあたりで力尽きた。リーグ戦で関東学院を破っている法政はこれで一躍優勝候補に浮上、したと言っていいのだろうが、クラッシュの強さはともかく攻撃の組み立ての単調さがやや気になるところ。もしこのままの戦いぶりで法政が早稲田を破って優勝したら、新勢力台頭を喜ぶと同時に「大学ラグビーもレベルが低くなったよなあ」と嘆いてしまいそう。


夕方には今度はトップリーグの大一番。東芝府中 29-10 ヤマハ発動機。攻防のレベルの高さ、ボール争奪時における両チームの闘志が際立っていた一戦。多くの時間帯東芝が攻め続ける展開ながら、ヤマハの22m内守備の強さが接戦をもたらした。最後は東芝が攻撃力で押しきって差が開いたが、しかしまさに「トップ」リーグの首位攻防戦にふさわしい締まった試合であったと思う。大学選手権を生中継してこの試合を録画に回したJSPORTSの判断には軽くブーイングを送っておこう(笑)。

この試合の結果、東芝府中のトップリーグ優勝が決定。シーズン序盤に秩父宮でモールごり押しを目撃した時には「早くも日本にありがちなエセ王者に堕するのか」と疑ってしまったのだが、今から考えるとあれはチームの幅を広くするための布石、あるいは三冠に向けた準備の一つだったのかもしれない。ともあれ、このチームにはもっともっと「突き抜けて」もらいたいと思う。

●有馬記念(G1)

有馬記念(G1)。超久しぶりに(確か1年以上間が空いたはず)馬券を買う。

ゼンノロブロイからコスモバルク・ダイタクバートラム・デルタブルースに流すも、あっさり撃沈。ゼンノロブロイは「さすがペリエ」としか言いようがない完勝だったが…。タップダンスシチーか…「前走惨敗の逃げ馬は連下に拾え」ってのは確かに鉄則だけど…去年の惨敗も頭をよぎっちゃったんだよな…。コスモバルクは騎手を戻した時点でもう買っちゃいけない馬だったかな。でも、応援したかったよなあ、五十嵐。

こういう反省しきりの気分も久しぶりで、新鮮だ(笑)。

2004年12月25日

●ドッグラン


昼間、つれの実家の人々と一緒にアルバート君をつれておでかけ。渋谷西武デパート屋上のドッグランで遊ばせ、ベンチでお弁当を食べ、キャリーバックに収納して半蔵門線で青山一丁目まで移動し、青山通りを散歩してスターバックスでお茶。遊び疲れたアルバート君、お弁当の時に既にウトウトきていたが、スタバではぐったり脱力。人の膝の上でお腹を出して熟睡する犬ってのはどうなんだろう(笑)。かわいいからいいんだけど。もちろん、家に帰ってからはソファーの上で丸まってグッスリでした。

●浦和の涙3


天皇杯準決勝。浦和は順当に磐田に負け、ヴェルディは順当にガンバに勝ち……って全然順当じゃねえよな(笑)。ゴンちゃんのVゴールの映像をニュースで見て、思わずガッツポーズした青赤イジワル君は僕だけではないだろう(今度こそ「ウチのサッカーの方が上」とかは言わないよな、啓太君)。ウィーアーな皆さんは残念でしたが、まあまた来年があるよ(←棒読み)。なんちゃって。

いや、真面目な話、皮肉でも何でもなく、今年の日本サッカー界を盛り上げた主役と言えば「日本代表」と「浦和レッズ」なわけで、その意味では、無冠に終わったとはいえ浦和のチームもファン・サポーターも胸を張っていいのではないか、と思う。東京サポーターも色々な意味で(笑)ハラハラさせてもらった。「東すか」でも書いたけど、僕たち東京サポーター(の多く)はその価値観において決してあの赤い人々(の多く)と相容れることはないだろう。でも、彼らがいるからこそ我々が輝く(もちろん逆もまた真だ)という側面があるのも確かであり、そのピークがあのナビスコ杯決勝であったのだ。

ま、何にせよ、これで元旦は心穏やかにNHK総合テレビを見ることができそうで何より。

●blogテスト開始

本日より「うまねんblog」、テスト開始します。
とりあえず先行してmixiへ公開。
問題ないようなら、年明けくらいから日記はblogへ移行してみようかな、と。
かしこ。