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2006年06月12日

●暑さはサッカーの敵なり (セルビア・モンテネグロ×オランダ)

昨晩、NHKでドイツW杯グループC。セルビア・モンテネグロ 0-1 オランダ。「死のグループ」第2戦は暑い気温の中での消耗戦となり、虎の子の1点を何とか守りきったオランダが接戦をものにした。これでドイツ、イングランド、アルゼンチンに続いてオランダが白星発進ということで、この大会今のところ波乱なし、というところか。


立ち上がり、セルビア・モンテネグロが自陣に分厚い守備網を張り巡らし、対するオランダがもの凄い勢いで中盤プレスをかけていったのを見て、「これはとんでもなくタイトな戦いになるのでは」と期待したのだが、長続きはせず。原因は、ピッチレベルで30度にも達しようかという暑さ。昨日のイングランド×パラグアイもそうだったが、途中からはミスの多くユルめの試合になってしまった。

日本時間で午後10時から試合が見られるのは僕らにとってはありがたいけど、やっぱりこの時期の午後の試合は選手たちにとってはキツかろう。おまけに、この大会ではレフリーが許可した時間帯にしか給水できないと聞いたのだが、本当だろうか?本当だとすれば、試合のクオリティを損なうこと著しいと思われる。遅延行為を防ぐためなのか?でもさ、水くらいは飲ませてやれよー。

そんなキツい状況において、1人ロッベンだけは次元の違うキレキレぶりだった。18分、ファン・ベルシィが後方からのパスをワンタッチでDFライン裏に浮かしたところ、オフサイドギリギリで飛び出してGKとの一対一を制した。その後も、クルクルと軽快なドリブルで堅固なセルビア・モンテネグロ守備網をかいくぐり続け、オランダに全体的な優勢をもたらす。ちょっと1人でやりすぎているきらいもあるが、通用しているうちはいいのだろう、多分。

セルビア・モンテネグロはよほどこの一戦にかけていたのか、終了のホイッスルが鳴った後の落胆ぶりはかなりのものがあった。確かに、アルゼンチンが総合力で抜けていると考えれば、オランダには必ず勝たないと星感情は苦しくなるだろうから。コートジボワールなんて全然見通しが立たないだろうし。まあ、でも、客観的には、このグループはまだまだ全然先行き不透明なんだけどね。


さて、今晩はいよいよ日本の初戦である。どうやら加地は駄目みたいだけど、柳沢が間に合ったのは非常に大きい。敵は強いが、頑張ってくれよ、頼むぞ。

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