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2005年06月14日

●アルゼンチン×ブラジル(W杯南米予選)

JSPORTSの録画でW杯南米予選。アルゼンチン 3-1 ブラジル。アウェイのブラジル戦では大敗して、前節エクアドルに完敗したアルゼンチンは攻守ともに期するものがあったんだろう。出場した選手全員が攻守とも気迫に溢れたプレーを披露、見事先行逃げ切りに成功した。

DFラインのズレに飛び込んで鋭いミドルシュートを決めたクレスポ。そしてホッキ・ジュニオールのマークをターンで外した刹那、豪快なロングシュートを突き刺したリケルメ。前半はアルゼンチンの見事なシュートがたてつづけにゴールイン。クレスポのはともかく、リケルメの30m反転シュートは今の日本(というか世界中のほとんどの地域)でお目にかかれないプレーだろう。パッと思いつくところで、国内では、かつてならエムボマ、今なら久保が近いシュートを撃てるくらいかなあ。びっくらこいた。

後半は、反撃に出たブラジルのペース。ロナウジーニョ、カカー、アドリアーノらがクルクル入れ替わりながらパスをつないで前進し、ゴールを脅かす。が、ペナルティボックスに壁を築いて崩れなかったアルゼンチンDF。これも選手たちの気持ちの入りようがチームをもたせた、という感じかな。あそこまで行くと技術や戦術じゃなくて意地でしょ。さすがにホベルト・カルロスの超音速FK(壁に当たったら確実に誰か死んでたな(笑))だけは防げなかったけれども、あれはまあ隕石直撃くらいの確率の事故だから(規郎FKと同じ(笑))。

で、これで南米もアルゼンチンとブラジル(こちらは決定ではないらしいけど)が抜けて、もしかするとここから本当の予選が始まるようなものなのかな。残り3試合。エクアドル、パラグアイ、コロンビア、チリ、ウルグアイのうち2.5?…そう考えると、やっぱりアジアで4.5枠ってのは申し訳ないというか肩身が狭いというか…ねえ。

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