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2005年10月03日

●レアル・マドリード×マジョルカ

WOWOWの録画でリーガ・エスパニョーラ。レアル・マドリード 4-0 マジョルカ。レアルは相変わらず足下コネコネプレーが多く、速いパスワークで崩すような場面はさほどなかったのだけれど、それでも個人能力にものを言わせられればこのくらいのスコアにはなってしまう。ブラジル・トリオで4得点。3点目のロベカルの弾丸FK、ビビりがちに壁から飛び出てしまったマジョルカの選手を、いったい誰が責められようか(笑)。

また、確かにレアルのパス攻撃全体はパッとしなかったのだが、しかしベッカムのロングキックだけは効きまくっていた。中央からのロビング、右サイドからの速いクロス、そして必殺のセットプレー。どれもピンポイントの精密さ。味方も彼によくボールを集めて、アシストを受けたロベカルやバティスタがすっかり感服した顔をしていたのが印象的。今日の試合においては、レアルは完全にデイビットのチームだった。どうしても軽い印象が先行してしまいがちな「スター」ではあるけれど、やっぱりスゴイわこの男は。

一方のマジョルカはあまり見せ場がなかった。チームとして中盤が作れてないし押し上げもないし、なんか昨シーズンから全然進歩していないような気がする。そんな中、大久保は前戦での精力的なフリーランニングを武器に健闘、幾度か惜しいチャンスをもたらしていた。ベッカムとかグティに喧嘩売って引かないのもグー。逆に言えば、レアルからすると本当に怖いのは大久保1人だったんじゃないか?大丈夫なのか、マジョルカ…。

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