うまねんblog

で、キックオフから両チームが攻めに攻め合う展開に。３０分にＷＥＳＴがショートコーナーから宮間のクロス→鈴木のヘッドで先制し、ＥＡＳＴも柳田のタイミング良い飛び出しですぐ同点に。ＷＥＳＴが山本のクロスから米津のシュートで突き放せば、ＥＡＳＴも後半早々ＣＫを北本が頭で押し込んで再び同点。６５分にＷＥＳＴ阪口のクロスが直接ゴールインして三度リードを奪うと、直後にＥＡＳＴが荒川のボンバヘッド炸裂（笑）でまたまた追いつく。

僕としては、ペルーレにお気に入りの選手が多いのでＷＥＳＴを応援していたのだけれど、終盤には大谷未央サマの体を張った活躍もあってＷＥＳＴが押しまくりながらもなかなか決勝点が奪えない。途中出場のベレーザＧＫ小野寺がとにかく素晴らしく、鋭い反応で決定機をことごとく止めてしまったのだ。うーん、残念……というか、これはこれでいいものを見せてもらったような。結局、同点で試合終了。まあ、恨みっこなし、だね。
　
　
しかし、楽しかった。オールスターとはいってもみんな全力プレー。なでしこジャパンと同様の「ひたむきさ」「頑張る美しさ」を感じられて、自然と「頑張れ！」と声を出して応援したくなった。もちろん、先々はリーグの公式戦がもっと盛り上がって選手層も厚くなって、（男子のように）代表とはかなり違うメンバーによる「お祭り」になればいいのかもしれないけれど、今はとにかく女子サッカーの魅力をアピールすべき状況だから、きっとこれでいいのだと思う。
　
　

ちなみに、この日は１７：００キックオフ。試合開始当初は気温が高い上に西日がまぶしくて仕方なかったのだが、幸いすぐに大きな雲が太陽を隠してくれたので助かった。で、試合とともに何となく空を眺めていて、思い出した。西が丘サッカー場って空が広く感じるんだよね。スタンドが低くて、近くに高い建物も少なくて……都会では珍しいくらい。ピッチとの近さやのどかな雰囲気の他に、僕がこのスタジアムを好きである理由はそんなところにもあったのだ。