« 二度あることは三度、あっちゃいけないのだが | メイン | 牛の達人 »

2005年05月24日

●デポルティーボ×マジョルカ

録画で大詰めのリーガ・エスパニョーラ観る。デポルティーボ 0-3 マジョルカ。先制点のアシストにとどめのゴール(しかもGK股抜き!)と、大久保大活躍の試合。そしてマジョルカは降格圏から脱する、大きな大きな白星であった。

大久保も移籍後半年たって、さすがに周りと馴染んできたということか、あとFWビクトルとの相性もいいのか、出始めの頃に比べると格段にチームの中で機能するようになった。2トップの1人が下がったり横に流れたりしてパスを引き出し、同時にもう1人がゴール前でシュートに持ち込めるポジションをとる。相手が気の抜けたデポルDFということを割り引くとしても、偶然じゃなく点が取れそうな雰囲気が漂っていた。3点目を決めた大久保がチームメイトたちに抱き付かれまくっている光景は見ていてハッピーだった!!

あと、マジョルカのチーム全体も、引き気味ではあるが組織力は高まっていて、だだっ引きではなく割と余裕のある守り方をしているように見えた。まあ、これも、相手が半ばオフシーズンのデポルということを割り引かなくちゃいけないし、まだまだ中盤の構成力で攻勢をかけるレベルではないけれど、前回のデポル戦ではとにかく自陣で守るのだけで精一杯、という感じだったのが、とりあえず前を向いて相手のどこを攻めるか、というところまでは到達してきたようだ。クーペル監督の「ここまで来たら戦術ではなく気持ち」というコメントも、おそらく組織力でそれなりの手応えを得られているからこそ出たのではなかろうか。

で、1部残留をかけた最終戦の相手はベティス、か…。よりによって手強い相手になっちゃったもんだ。まあ、レバンテはビジャレアルにまず勝てないだろうから、引き分けに持ち込めばだいたい大丈夫ではなかろうか。この試合でもアウェイにかけつけたマジョルカサポーターが大喜びしている姿が映っていたけど、次はあの何倍もの歓喜の中で大久保がヒーローになっている姿が見たいな。ぜひ見たい。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://umanen.org/mt/mt-tb.cgi/225

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)