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2005年02月24日

●『ドラゴン危機一発』

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BSの録画でロー・ウェイ監督『ドラゴン危機一発』観る。「危機一髪」じゃなくて「一発」なのは何か意味があるのだろうか。言葉のノリか?

ストーリー的には、中国からタイの氷工場(実は麻薬取引も行っている悪い所)に出稼ぎにやってきたクンフーの達人(リー)が、暴れまくって悪人を全員殺して、しかし途中で敵に懐柔されたりもして、結局仲間はヒロイン1人を残して全員殺されてしまうという……全然「危機一発(髪)」じゃないじゃん(笑)!!

劇中、リーが胸のペンダントに手をやるたびに(シリアスな場面であっても)オルゴールの甘いメロディが流れたり、悪人を壁に殴り飛ばしたら人型の穴が空いたり、「これはコメディなのか?」と疑いたくなる場面もあり。『ドラゴンへの道』のような間抜けな場面とシリアスな場面との明確なコントラストがなく、ちょっと緊張感に欠ける。まあ、リー先生もこれが初主演作だから、まだ発展途上だったということで。

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コメント

murataさん、はじめまして。ちょうど一週間前に、ブルース・リー物語という伝記映画を見ました。ドラゴン危機一発の試写会のシーンで、感動の余り涙を流す観客が出てきて、その演出はどうなんやと、ひとり画面にツッコミを入れてしまいました。あの映画で泣くというのは、ちょっと無理がありますよね。
危機一発ですけど、酔っぱらってデレデレになるリーが彼のイメージぽくなくて、私は好きです。

はじめまして、kayさん。
私も最近リー映画を一通り(『死亡遊戯』はまだですが)観るまでは、彼はいつもしかめっ面をした怖くてストイックなイメージしかなかったんですよ。でも、『危機一発』にせよ『ドラゴンへの道』にせよ、くだけたところも見せてくれてるんですね。
彼の笑顔(特に女性絡みのもの)はすごくチャーミングで素敵だと思います。

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