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2005年03月12日

●サンフレッチェ広島×FC東京(TV観戦)

夜、MXの録画中継でJ1第2節。サンフレッチェ広島 0-0 FC東京。やはり第2戦は鬼門なのか、初戦に比べて格段に厳しい守備と降雪に苦しんだ末の勝点1。アウェイで引き分けならば「悪くない」結果とも言えるが…。こういう試合を、例えばセットプレーの一撃とかでモノにできるようになれば、相当に強いチームになれるのだろうけど。

やっぱり寒さと雪、濡れたピッチの影響は大きかったのだろう。雪が降っている間、特に前半30分までは両チームとも妙にパスワークが小さかったり、あるいは逆に中盤を省略してポーンと蹴り込んじゃう雑なパスが目立っていた。そんな状況に中盤とサイドのスペースを即座に消しにかかる広島の守備が加わり、東京はなかなかボールを進められない。

それでも、雪がやみ日が差した前半30~40分くらいの時間帯には、石川・加地が厳しい(しばしば二人がかりの)マークをものともせずサイドを突破、それに広島のミスも加わって2、3度決定機が生じた。が、決められない。頭を抱える石川。ここで1点も取れなかったのはとにかく痛かった。

後半も、次第に中盤のプレッシャーが緩くなる中で東京は幾度かチャンスを作ったが、クロスの精度が甘かったりシュートが枠に飛ばなかったり下田の堅実なセーブにあったり…無得点。26分には宮沢OUT浅利IN。これがホームで勝ちに行く広島の攻勢を呼び込む形になったか、後退するDFのサイドにボールを散らされ、ベットや茂木に何本かの枠内シュートを許す。しかし、際どいものを含めて全て土肥ちゃんがセーブ、あるいはジャーンらがブロック。

結局、0-0のまま試合終了。どちらのチームにとっても「勝ちたいが、勝てなかった」不満の残る試合だったろう。気になったのは、東京が交代枠を1つ余したこと。浅利といい規郎といい、攻撃全体を活性化させるというより「あわよくば1点」という交代だったように見えた。ダニーロも使わなかったし、引き分けでも良しという判断だったのだろうか?それならまあ(「攻撃サッカー」という建前との不整合は置いとくとして)いいのだが、単純に駒がないから、ということならばちょっと困っちゃうよな。今日は梶山がほしかったかも。

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コメント

駒野選手は、やはり効いてましたね。余分なファウルが無ければもっとこわい。
其れだけナオがキレキレのプレーだったと言う事でしょうか・・服部選手・池田選手のダブルで挟まれて・・でも少しですが囲まれっぱなしから脱却しつつあるかな、ナオ・今期のキーマンの一人ですね!

広島は、けっこう一生懸命に石川(を含めたサイド)を消しにかかってましたね。後半6分に加地が2度たてつづけにパスカットされた場面や、石川が服部を抜いたところで駒野にショルダーで吹っ飛ばされたところとか。でも、石川たくましくなりましたよね。それでも何度かゴールライン際までえぐってたし。あとはシュートを決めてくれたら言うことなしだったのに(笑)。

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