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2005年10月25日

●10/22東京ダービー観戦記


土曜の東京ダービーの観戦記をWEB本体にUP。


得点シーンがあまりに凄かったためか、それ以外の全体的な印象がなんとなく良くなかったのだけれど、こうして観戦メモを見ながら再構成してみると、けっこう熱いシーンも多かったのだなあ、と思う。茂庭の身を挺したスライディング連発とか、梶山が相馬にはね飛ばされながらもなお食い下がろうとする場面とか。

梶山がこの試合のようなプレーを高い頻度でできるようになれば、結局憂太の時と同様「辛抱してみるもんだね」、ということになるのかもしれない。石川、茂庭、加地、今野、馬場、梶山…。みんな元々良いものを持っていたとはいえ、今のチームでグンと伸びたことは間違いない。育成機関としての「原東京」の成果には目を見張るべきものがある。

とはいえ、そうした「個として優れた」選手たちを輩出しながら、勝点をなかなか伸ばせず残留争いに苦しむ、というのが今季ここまでの状況だったわけで…。まあ、ともかく、この勝利をきっかけに、残り試合少しでも完成度を上げて「チームとしての強さ」を追求していってほしい、というのが個人的な思いであります。ハイ。

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コメント

いのうえ(宮サポ)と申します。うまねんサイトは、ここ3、4年チェックしてますが、投稿は初めてです。よろしくお願いします。

以前より、特にここ最近、ずーーーーーーーーっと悶々としており、誰か話を聞いてくれないかなぁと思っていることがあります。

僕は、はっきりいって梶山キライです、、、。というより、いい選手ですし、去年はむしろ好きな選手でしたが、今年の梶山起用法に強い疑問を感じており、いつしか彼が出てくると不満を覚えるようになってしまったのです。

murataさん>育成機関としての「原東京」の成果には目を見張るべきものがある。

若手が伸びているのは事実ですし、梶山も我慢してみるもんだね、というのもそうかもしれません。
が、それってどーなんですか!と強く疑問に思います。
選手として一番脂ののった時期にある宮沢なんかは、完全に梶山育成の犠牲になってますよね。サリーだってそうかも知れない(戦術的に違うかな?)。僕は両者が実力的に梶山に劣っているとは全然思いませんので、レギュラー争いにおいて梶山は不当に優遇されていると思ってます。
世の中的にも、若手育成が重要課題であるという風潮がありますけど、それって、チームの至宝(宮沢・相当言い過ぎ?)を干してまでやるべきことなんすかねぇ?
僕的には、思い入れのある選手が納得感がないまま干されていくんで東京への愛着がどんどん薄れていきます。

あとついでに、今年はチームの成績も犠牲になったと思ってます。今年の低迷は、中盤でクラゲのようにふらふらした選手を実績に見合わず使い続けたことも一因と思いますよ。

まーしかし、僕は宮サポなんで公平に選手を見ておらず、梶山優遇という見方は正しくないのかもしれないですけどね。チームの底上げとか若手選手の活躍を素直に喜べなくて、駄目サポですねぇ>おれ。

いのうえさんこんにちは。

原さんが梶山をひいきしているというのは、私もそのように思います。例えば、梶山は先日のような超絶プレーを見せることもありますが、アウェイ名古屋戦のような大ポカも多い。でもほとんど不動のレギュラー。他方、宮沢は大宮戦で活躍し、広島戦でもチャンスメークの仕事はそれなりにしていたのに、ヴェルディ戦ではベンチにも入れませんでした。私が宮沢だったらとっくにくさっているでしょうし、ファン的にも許し難いことでしょう。公平性の問題があるし、そもそも「頑張った人が報われる」事がこの手の集団として望ましいあり方なのではないかと。

一方、監督がその好みによって選手をひいきするのはある意味当たり前という考え方もあります。そして、「ひいきしてでも将来性を重視」する立場もあるでしょう。原さんは右肩上がりのチーム状況の中、これまでも若手重視・育成重視の用兵を行って多くの選手を育ててきました。「多少勝ち星を犠牲にしてでも梶山が育ってくれれば、それでいいじゃん」という意見もあり得ると思います。周知のとおり原さんはファンの間で大人気ですし、梶山も生え抜きのテクニシャンとして愛されてますね。残念ながら、宮沢は非常に不利な立場にあります。

で、そういう2つの方向性・考え方を並べて、今私が思うのは……やっぱり今年の梶山重用はイカンですよね。いのうえさんほどではない(永遠に原さんが監督でいるわけでもないですし)にせよ、私もそう思います。確かに原さんの路線はチームの底上げという意味で成果をあげてきた。でも、今年はもう4年目ですよね?チームのスローガンにおいても、開幕前の監督や選手のコメントにおいても「タイトルを獲る」ことは重要視されていたはず。なのに、まあ実際勝てるかどうかは運や流れにもよるとして、しかし「その場の勝負」より「将来性」を重視するような采配が多かったのは矛盾でしょう。梶山も、もちろん昨年のヴェルディ戦のようにピンポイントで決定的な仕事をできる選手ですけど、シーズンを通した仕事っぷりやボランチとしての適性ではまだまだ物足りないですからね。

つまり、まさに
>今年の低迷は、中盤でクラゲのようにふらふらした選手を実績に見合
>わず使い続けたことも一因と思いますよ。
の通りですね。

もっとも、少しフォローしておくと、宮沢は(不思議なことに)今野との相性がイマイチだったりするので、今野という絶対的な選手を使うことを前提に考えれば、宮沢の出番が少なくなるのもわからなくはない。まあ、それでも、じゃあ梶山がボランチで実際に見せたプレーがどうだったのよとか、大宮戦は宮沢・今野のコンビで悪くなかったじゃん、とか思っちゃいますよねえ…。

>チームの底上げとか若手選手の活躍を素直に喜べなくて、駄目サポ
>ですねぇ>おれ。
そんなことはないですよ。今のチームのあり方、監督や選手の言うことやることをバンザイバンザイ受け入れてワッショイワッショイ!というだけがサポーターじゃないと思います。あなたが駄目サポなら、私も駄目サポです(笑)。

村田さんこんばんは。

今日は上位イジメ第1弾。ガンバに快勝で痛快な一日でした。
村田さんに愚痴ったせいか、本日は迷いなく応援ができた気がします。
今日のような相手の場合、なんとなーく、梶山のように中盤でしっかりキープしてくれる選手の方が安心して見てられる気もしました。宮沢も頑張れ。

村田さんのおっしゃるように、監督の好みはあるでしょうね。ですが、原さん若い子好きだから育成の対象が若者だけに限定されてるかのように見える点が気になります。中堅選手の経験値についてはどう考えられているのか。フミタケがピッチに居ると、彼の言うとおりにゲームが進行していく、とはよく聞く話ですが、宮沢はじめ中堅選手がリーダとしてゲームメイクをするという経験値が絶対的に足りてない気がするので、明日のフミタケ(キャプテン)が順調に育ってるような気がしないんですね。
中堅選手がしっかりリーダーになっていけるような育成って、あまり聞かないですね。

>今日のような相手の場合、なんとなーく、梶山のように中盤でしっかり
>キープしてくれる選手の方が安心して見てられる気もしました。宮沢も
>頑張れ。
もちろん梶山もいい選手ですからね(笑)。
彼も、大宮戦以降、少し変わってきたように思います。

>宮沢はじめ中堅選手がリーダとしてゲームメイクをするという経験値が
>絶対的に足りてない気がするので
なるほどね。確かに、「文丈の次」となるとどうなのかなーという感じですね。他のチームからまた誰か連れてくることになるのかな?

>中堅選手がしっかりリーダーになっていけるような育成って、あまり聞
>かないですね。
それはもう、リーダーになるくらいの選手はわざわざ「育成」なんつーことをしなくても、そういう資質を元から持っているのでしょうし、自分で自分を育てていけるということなのではないでしょうか。

ともあれ、「勝負」と「育成」ってのは一見両立が難しいものですが、特に長い目で見れば、両立させないとトップクラブたり得ないわけですから、なんとかバランスを保っていってほしいものだと思います。来年になっても、「勝負はまた来年」とか言ってたら、さすがにアカンでしょうね。

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