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2005年10月23日

●第66回菊花賞

フジテレビの録画で、競馬の第66回菊花賞(G1)を見る。超ダントツ人気ディープインパクトの末脚が炸裂し、逃げるアドマイヤジャパンを残り100mでとらえて優勝。これで日本競馬史上6頭目の三冠馬誕生である。スタート後かかり気味になるなど苦しい展開ではあったが、それでも最後にモノの違うところを見せてくれたのはさすが。変なアクシデントもなく、それこそ「無事に済んで」競馬関係者は皆ホッとしているのではあるまいか。武豊もレース後ちょっとヘンな様子だったね(笑)。

レースを盛り上げたのは、横山典弘の好騎乗。三角の下りから早めの加速で一気に後続を引き離し、直線でも粘りに粘り倒した。バテる危険性など承知の上、「ディープに勝つにはこれしかない!」という大胆な仕掛け。実況アナ(馬場さん?)は先入観が強かったせいか早々に「ディープとらえた!」なんて叫んでいたけど、実際にはアドマイヤの脚色は全く衰えず、ゴール前まで「もしや…」と思える展開だった。ま、最後はやっぱり三冠馬の豪脚が上回ったわけだが、ダービーのインティライミといい、やはり印象的な対抗馬がいてこそ名馬もまた引き立つというものである。

で、とりあえずは「めでたしめでたし」なんだろうけど、この馬はこの先どこへ行くのだろうか。国内の長距離G1を全部制覇しちゃうのか、それとも早々に海外遠征を狙うのか。個人的な希望としては、次走を国内最高峰・ジャパンカップにして、そこを獲った時点でもう次は海外、というコースを行ってほしいんだけどね。シンボリルドルフのアメリカ遠征は失敗だったし、ナリタブライアンも国内限定の名馬だった。今度こそ、海外G1を獲って「みたか、日本の三冠馬の実力を!」なんて叫んでみたいものなんである。「無敗」なんてこだわることはないぞ。

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コメント

>次走を国内最高峰・ジャパンカップにして、そこを獲った時点でもう次は海外、というコースを行ってほしいんだけどね。
 まさかスキップってことはないと思うけど、そういってもらわな困る(といっても、JCは生で見られないんだな、シフトの関係で)
 確かに、海外に出てキングジョージや凱旋門賞のような2400Mとかに出て勝つってのもいいし、中距離(英国、愛国チャンピオンズS)路線に出て総ナメとかも・・・・・・・・・。うーん、夢が広がるなあ。

やめてほしいのは有馬出走。
狭いコース、ごちゃつく展開で星を落として「じゃあ来年も国内で」なんてなったりするのが一番嫌だし。
ジャパンカップなら、負けても「ああ、まだ力が足りないのね」となるっしょ。

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