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2005年10月30日

●東すか13号&G大阪戦


今日は東すかの配布日だったので、午前10時に起床……の予定が、寝坊して11時前に叩き起こされる。慌て気味に支度して、電車に乗り遅れたのでタクシー拾って新宿駅へ。何とか集合時間に間に合い、ビワコビッチ氏・Mendoza氏と3人で編集長の到着を待った……のだが、待てど暮らせどやって来ない。携帯をかけること数度、やっとこさ連絡がとれたところで「寝坊した」の一言が(笑)。

結局、編集長は大量の東すかとともにタクシーで味スタへ直行(いつもは手で運んでいるんですよ、本当に!)。我々は手ぶらで京王線に乗って飛田給へ。味スタ前の歩道橋にほぼ同じタイミングで到着したのは、不幸中の幸いというべきか。

ということで、開門直後には配布を始められませんでした。配布所へ来て空振りになってしまった人、どうもすみません。今後これまで以上に頑張りますので、どうぞご容赦を。つーか、東すか配布の前の日に夜更かしするのはやめにゃあかん。けんとも俺も。

 
試合の方は、快勝となった。FC東京 2-1 ガンバ大阪。やはり、このチームは大宮戦以後変わったのだ。馬場憂太が変えてくれたのだ。○△○○という成績以上に、中盤でしっかり戦って勝っているのが非常に嬉しい。これがもっと早くできていればなあ、とも思ってしまう(つーか毎年そう思っているような気がする)が、ともかくこれで残留争いからは完全に脱出。

前半わずか1分、まだ試合が落ち着いていないところでCKをシジクレイに叩き込まれ、先制を許す。その後金沢のフィードを起点にペースをつかみ、ルーカスの好クロス、戸田や憂太のシュートなど何度かチャンスを作るもゴールは奪えず。30分を過ぎたあたりで試合は膠着気味になり、逆に遠藤のシュート(土肥セーブ)などで冷や汗をかく場面も。ちょっとマズイ雰囲気になりかけていた。

そこで飛び出したのが憂太のスーパーストロングシュート。44分、金沢が持ち上がり、パスを受けた梶山が一瞬タメてからペナルティボックス外の憂太へ。ちょっと外へ出してDFのブロックをずらしてから、右足を強引に振り抜く憂太。ボールはもの凄いスピードでわずかに弧を描きながらゴール右隅へ飛び、GK藤ヶ谷の横っ飛びも届かず、ポストに当たってゴールへ吸い込まれていった。いや、驚いた。あの小さい体からは想像もできないパワーである。

これで試合の流れは完全に変わり、後半は東京のペース。盛り上がるスタンド(3万4千人!)の声援に乗り、憂太や梶山のパスから規郎が、ルーカスが、そして今野が飛び出していく。ただ、この日はゴール前に関してはルーカスがブレーキ気味で、うちのカミサン曰く「シュートをGKに当てる病にかかっているようだ」。そのうちガンバはリスクを冒して両サイドをグッと上げるようになり、攻め合いに。

決勝点が生まれたのは26分。ハーフウェー付近のFK、金沢のアーリークロスをペナルティボックス内でジャーンが落とし、規郎のヘディングシュートは藤ヶ谷に弾かれたものの、DFが処理に戸惑ったこぼれ球を今野が拾って押し込んだ。スタンドへ向けて走りながら、(トラップがちょっとハンドくさかったので?)主審の方をチラリと振り返る今野。チームメイトに囲まれる今野。両手で二本指を立て、奇妙な踊りをする今野。よくやってくれたが、変なヤツではある(笑)。

終盤は両チームとも疲れが出て苦しそうな戦いに。茂庭の高速守備がガンバFWへのフィードを断ち切り、大黒のシュートはちと危なかったが枠を外れてくれた。憂太のラストパスで一対一になったルーカスはシュートをまたもGKに当ててしまい、ついでに規郎のシュートも真正面。それでも、東京の選手たちは最後まで集中力を切らさず、ついに守りきった。首位相手に逆転勝ち。サポーターも選手も監督も、実にいいムードである。

繰り返しになるが、東京の中盤は戦いぶりがしっかりしてきた。憂太はボールを収めればほとんど10割に近い確率で的確な所へ出してくれるし、梶山はいいサイドチェンジやロングフィードもできるようになってきた。今野はもちろん攻守に大活躍。少なくとも今は、(ある意味東京らしくないが)この「中盤」を前面に出すような試合をしていくのが良いのだろう。栗澤と合わせて考えて、規郎や戸田をスパイスとして使って。


試合前にはまだ数百部残っていた東すかも、試合後声をかけながら配ったらあっという間にはけた。大分戦の時は千部も余ったのに(笑)。どうもありがとうございました。やはり勝っていると気分がノッているからね。勝つというのは本当にいいことだと、改めて実感させられる。

夜は新宿の焼肉屋で打ち上げ。配布の疲労と勝利の高揚とメンツの楽しさとで、ついつい飲み過ぎてしまった。この日記を書いているのは翌日だが、なんか途中からの記憶が定かでないような…。けんとやミネさんと議論したり、ビワコビッチさんが熱く語ってくれていたのは覚えているのだが…。帰りは何時頃だったっけ?この寒いのに、服だけ脱いでベットに倒れ込んでいたような。

こんなことをしているから、寝坊するのである(笑)。

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コメント

とーすか乙でした。

>馬場憂太が変えてくれたのだ

ですよね。ここに来て一本立ちですね。ようやくケリーの穴が埋まりましたね。

>後半は東京のペース

でも、15分くらいを過ぎても点が入らなかった時に、「これでガンバに流れが行ったらあっさり点取られるんだろうな」とか思ってた自分がいたことを白状します。(笑)
よくぞ、ゴールをこじ開けてくれましたね。

>盛り上がるスタンド(3万4千人!)の声援に乗り

ノリオが3人に囲まれてから、ケリーばりに抜け出した後のノリオコールは凄かったですね。
去年の名古屋戦の宮沢コールも凄かったですけど、それに匹敵する声量でしたね。

残留をほぼ確定させたところで、3日から始まる天皇杯の戦いぶりが俄然楽しみになってきましたね。

>よくぞ、ゴールをこじ開けてくれましたね。
確かに。今野のゴール、DF2人の間に足を突っ込んでいくプレーで、本当にドアに金具差し込んでグイッとやったような感じでしたね。

>ノリオが3人に囲まれてから、ケリーばりに抜け出した後のノリオコー
>ルは凄かったですね。
規郎大活躍でしたな。勝ちたいガンバが無理にサイドを押し上げたので、それではまってノッて行ったように見えました。

>3日から始まる天皇杯
今年は12/10に用事が入ってしまったので、せめて愛媛からは帰ってきてほしいです……って、まず初戦突破しないといかんか。

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