●バルセロナ×ウディネーゼ(欧州CL)
夜、JSPORTSで欧州CL第2節。FCバルセロナ 4-1 ウディネーゼ。後半早々のヴィディガルの退場でややテンションが下がってしまったのは否めないが、ハーフタイムまではとにかく素晴らしい攻防を観ることができた。単なるブランドの力だけでない、「チャンピオンズリーグ」の価値を示してくれた試合だと思う。
チャンピオンズの醍醐味は、1つは「大物対決」(チームも選手も)のただならぬ雰囲気が味わえること、もう1つは「異種格闘技戦」的な、普通のリーグ戦では観られないタイプのマッチアップがあることだと思う。この試合の楽しさは明らかに後者のもの。バイタルエリアに目の細かい守備網を築き、そこから一気の逆襲速攻を狙うウディネーゼ。その網を揺さぶり、こじ開けるべく変幻自在のパス回しを続けるバルサ。はっきりしたコントラストにより輝きは増す。いや、どっちも尊敬に値する戦いぶりだった。