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2005年09月12日

●梶山陽平

今日、「東すか」(次号は9/25大分戦)の原稿を書くために昨年のオフィシャルDVDを観ていたんだけど、6月の名古屋戦のところで梶山巧いなあ…とつい見とれてしまいましたよ。茂庭の同点ゴールをアシストしたプレー、ペナルティボックスに入りながらフェイントでDFを抜くところなんてホント巧い。惚れ惚れする。

思い返してみれば、昨年の梶山はデポル戦の「フアン・アクーニャ砲」とか、ヴェルディ戦での「タイガーショット」とか、あと市原戦の「空振り→返す刀でボレー炸裂」とか、見せ場が多かったしチームに貢献してたんだなあ、と。ま、昨年もクラゲ状態で浮遊していた試合もあったのだが、それにしても今年は見せ場が減っている、というか悪い面ばかりが目立ってしまっているような。

これまでの活躍シーンを見ても、やはり彼はペナルティボックス付近でこそその技巧を生かせるのではないかと思う。もう何度も繰り返してるけど、ボランチに置いちゃうと守備がアレだし、フィードの展開力も特に優れているわけじゃないんだよね。どうしてトップ下かそれに近い位置で憂太と競争させないのかなー。彼に戸田や今野のように走れなんて言わないよ、そりゃ。でも、あそこのポジションをやらせるのはマズイ。「外より中」な選手ではあるけれど、「後ろより前」であるのも確かだから。少なくとも今のところは。

僕は別に梶山という選手が嫌いではないし、むしろ何とかモノになってほしいと願っている。だって、彼は他の誰にもない、それこそ憂太や栗澤とは違った長所を持っているのだから。憂太がやはり最初の1~2年はチームの足を引っ張りまくってたけれど、我慢しているうちにそれなりのレベルになってきたように、彼もまたやがてはボランチとして1人前になってくれるのだろうか。そうなれば憂太と両方使えるのだが…。うーむ。

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