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2005年09月26日

●'05ブエルタ・ア・エスパーニャ第5~第10ステージ

連夜のブエルタ・ア・エスパーニャ。中継にもツール・ド・フランスほどのテンションの高さはないし、こちらもそれほど真剣に見ているわけではないので、今のところ1ステージにつき平均1回以上の頻度で居眠り(笑)。うつらうつらしながら画面を眺めていると、第5ステージあたりから少し風景が変わってきたような気がする。アンダルシアの赤茶けた荒野から、灰色の岩肌とやや色の薄い木々が目立つように。


第5ステージ。峠を越えてスーッと下ってからのゴールスプリント、今度こそのハスホフトが制してポイントランキングトップに立つ。ツール・ド・フランスを観た限りでは彼はマキュワンやボーネンほどの圧倒的なスプリント能力はなさそうなので、この日のような上り下りから雪崩れ込めるコースは合ってそうな感じではある。

第6ステージ。前半の山場らしい。本命エラスが山頂ゴールを制し、こちらは総合順位でトップに立つ。昨日までリーダーだったマクギーは終盤の上りで1人集団から脱落。解説の市川さんのマクギーに対する激辛口調にちょっと驚いた。「リーダーが後方で1人って、寂しいですよ!」か。なるほどねえ。

第7ステージ。ゴール前10kmくらいから道がやたら狭くて曲がりくねっていて、しかし選手たちは構わずガンガン加速。迫力あるというか、命知らずというか…。勝ったのはファンヘースウエイク(ディスカバリーチャンネル)。外からいい感じでツァベルが追い込んで来ていて、「どうせまた届かないんだろうな」と思って見てたら本当に2位だったのには笑った(失礼)。

第8ステージ。またまたペタッキ。うーむ。ハスホフトは、やっぱり素直な流れのゴールスプリントだとちょっと苦しいのかもしれない。ボーネンの不調はいったいどうしてしまったんだろう。ツールの怪我でのリタイアがまだ尾を引いているのだろうか?ファン的にはとても残念。

第10ステージ。前日のTTでメンショフが総合1位になって今日から勝負所のピレネーへ突入。山岳らしく、緑の中を走っていく光景が続くように。もちろんレースの様子もガラリと変わり、終盤は総合有力選手たちの力比べに。エラス・メンショフ・マンセボーの三つ巴を制したのはマンセボー。何度も遅れかかって「あらら」という感じだったのに、ちゃっかり脚を残していたらしい。実況の白戸さんが「マンセボーの区間1位は珍しい」と指摘していて、なるほどそれであのゴール時の派手なガッツポーズ(仮面ライダーかアンタは(笑))になったのか。

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