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2005年11月15日

●'05ジロ・デ・ロンバルディア

JSPORTSの録画で、UCIプロツールジロ・デ・ロンバルディア。プロツール最終戦、同大会100周年記念のレースは、チューリッヒ選手権の好調を維持したベッティーニが今季2勝目を飾った。「遅れてきた実力者」が終盤ようやく力を見せてくれたことで、シーズンが締まった感じで終わってメデタシメデタシといったところか。

終盤、有力選手4人の凌ぎ合いとなり、入れ替わりながら狭い狭い道を高速で駆け抜ける戦いは実に見応えがあった(つーか、コースアウトしたら死んじゃうよ!)。アタックの応酬。シモーニやシュレックも思い切って何度か仕掛けたけれど、後続を振り切るには至らず、スプリント勝負に。こうなるとマルチな能力が強みを発揮する。で、ベッティーニが的確なタイミングのスパートで1車身抜け出してガッツポーズ。うーん、さすが。

このレース、既にプロツール初代総合王者を決めていたディルーカも出ていたのだけれど、何とテレビ中継が始まる前にリタイアしてしまっていた。ベッティーニとは逆のコンディション曲線ということなのだろうけど、どうも夏以降見始めた僕としては「これでチャンピオンかよ?!」と思ってしまう。ベッティーニの方がずっと強いじゃん!みたいな。ま、ポイントによるシーズン総合順位というのは、そういうものじゃないとわかっちゃいるつもりなのだが…。

てな感じで、サイクルロードレース観戦1年目は終了。「ランス・アームストロング引退」という節目の年に観戦を始めたことは、果たして良いことだったのかどうなのか。来年の今頃には実感できているだろうか?

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