2005年06月30日

●ドイツ×メキシコ(コンフェデレーションズ杯)

フジテレビの録画でコンフェデ杯3位決定戦。ドイツ 3-3(延長1-0) メキシコ。ドイツが3度にわたって追いつかれる苦戦の末、バラックの爆発で勝利をものにした。欧州の地元チームで3位というのは最高とは言いがたいのかもしれないが、しかしチームが若返りの途中であることを考えると納得の成績と言えるのではないか。

両チームの特色がよく出ていた試合だった。メキシコは押されながらも相手の隙をうかがい、敵陣では躊躇なくドリブルを仕掛けて勝負する。ドイツの方は丁寧に、生真面目に足下でつなぎつつ、スペースへの勤勉な飛び出しで守備網をブレイクする。フォンセカの抜け目ない得点はあったものの、2点目の勝ち越し時点ではドイツのサッカーが完全に優勢なように見え、ポドルスキーとシュバインシュタイガーの好シュートもあって勝ちは動かないように見えた。

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2005年06月29日

●『コモンズ』

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ローレンス・レッシグ著、山形浩生訳『コモンズ』(翔泳社)。買ってから実に2年くらい置きっぱなしにしていた本だが、ついに手をつけて読了。人間の創造性の発揮における自由な領域(「コモンズ」)の大切さ、特にインターネットにおけるコモンズの確保の重要性について、様々なフェイズや理論・事例を取り上げて説いた本。すげえ力作で、400頁以上のボリュームだが、2年かけて(笑)読むだけの価値はあった。

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2005年06月28日

●おめでとう

本日、10年以上のつき合いになる友人夫婦に、はじめての赤ちゃんが誕生。

予定日を10日以上も過ぎて、結局病院で促進剤を入れたんだけど、それでも回旋異常とか何とかでなかなか降りてこなかったそうで、さぞかしダンナはやきもきしたことだろうな。はじめてってのは何事も苦労するんだね。

彼らは、元々年下なのに僕なんかよりもずっとしっかり者の2人だったのだが、これで「お父さん」「お母さん」だもんなあ。今度会う時にはまた一段と立派に見えたりするのだろうか。

ま、何にせよ、無事で良かった。おめでとう。

2005年06月27日

●いかりや長介の口調で

「ラグビー日本代表萩本監督、留任の見込み」だとか……駄目だこりゃ。


もう笑うしかないか?あははははは。ありえんよな、フツー。8-100に0-98の監督が。

つーか、森喜朗も「課題は代表チームの強化」とかヌカしてるんなら、何とかしろよ。

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2005年06月26日

●「世界報道写真展2005」

夕方、写真美術館で「世界報道写真展2005」。年に1度の報道写真の集大成たるこの展覧会、多くのボリュームを占めて強い印象を残すのはやはり死者や負傷者の続出する惨事であるが、中には美を楽しむ写真や微笑ましい写真、どう反応していいか困る写真もあったりして、意外と間口は広い感じである。

展覧会の前半部分はとにかく悲惨だ。スマトラ沖大津波の惨状。ハイチ政府崩壊後、私刑で殺される男。イラクで「取り締まり」という名の抑圧を受ける地元民と、3日後に殺される運命の米兵。330人以上が死亡した北オセチア共和国の人質事件、現場で涙を流す老婆。ブッシュ再選の熱狂。スーダンでの、アラブ系による黒人系の「民族浄化」。ポスト冷戦とか対テロ戦争とか、そんなお題目はともかくとして、世界中で相も変わらぬ悲惨な事件が起こり続けているのだということを突きつけられる。いや、重かったわ。

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2005年06月25日

●'05ツール・ド・スイス 第7ステージ

JSPORTSでツール・ド・スイス第7ステージを観る。チームCSCの新鋭、弱冠22歳のドイツ人ゲルデマン君が見事初優勝……って、自転車レースの中継はほとんど観たことがない(確か、1レース通しで観たのは初めてのはず)ので、大会のグレードとかこの優勝がどれくらいの快挙なのかとか、全然わからないのだが。

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●オールブラックス×ライオンズ

JSPORTSでライオンズNZ遠征。NZオールブラックス 21-3 オールブリティッシュ・ライオンズ。4年に1度のライオンズの南半球遠征は僕たちラグビーファンにとって非常に楽しみなイベントだが、今回ばかりはちょっと期待はずれかもしれない。両者の実力差が明白であった一戦。

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2005年06月24日

●『ミッシェル・プラティニ全記録集』

先日「TSUTAYA」でなんとなくサッカーの棚を眺めていたら、『ミッシェル・プラティニ全記録集』なるビデオがあったので速攻で借りて観た。なにしろ僕にとって、プラティニは木村和司さんに次ぐ「10番」なんである。

で、感想だが、あらためて、プラティニよく点とってるなあ、と。いや、フランス時代はFWだったとかセリエAで3回得点王とってるとか、そういうことはなんとなく知っていたのだけれど、しかしイメージ的にてっきりミドルシュートが多いのかと思っていたら、「こぼれ球を押し込む」とか「逆サイドに抜けたクロスをヘディング」というようなストライカー的な得点も多いのね。特に背が高いわけでも俊敏なわけでもなさそうなのに。

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2005年06月23日

●日本×ブラジル(コンフェデレーションズ杯)

深夜3時45分キックオフだしその晩は飲み会だしで、絶対に生で観られないと思っていたコンフェデ。酔っぱらって居眠りしていたのが、たまたまうまい具合に目が覚めて前半を観ることができた。日本 2-2 ブラジル。前戦に引き続き、ジーコジャパンが「楽しいサッカー」ぶりを発揮。いや、実に面白かった。後半を観ることができたらもっと楽しめたろうが…。


試合開始直後、いつの間にかオフサイドラインまで進出していた加地が小笠原のスルーパスで抜け出し、GKの脇を抜いていきなりゴールしたのには吃驚仰天。加地(だけでなく、日本代表全体)がついにホントのホントに覚醒しちゃったのかと大興奮…したところでオフサイドの判定。リプレイで見直したら普通にオンサイドだったが、ここら辺の顛末も加地らしいというか(笑)。

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2005年06月22日

●日本×モロッコ(ワールドユース)

フジテレビの録画でワールドユース。日本 0-1 モロッコ。積極的な守備、サイドアタックと中央突破を併用した攻撃、そして気迫。この試合、少なくとも前半は、このチームを観た中ではいちばんいいサッカーだったと思う。しかし結果は付いてこなかった。残念としか言いようがない。


立ち上がりのモロッコの攻勢をしのいだ後、「スロースターター」の定評もどこへやら、攻勢に転じた日本。敵陣前目から次々とチェイスし、ボールを奪うや梶山の展開パスからサイド、あるいは中央でカレン・水野・家長が仕掛けて行く。チーム全体がアグレッシブ…特に東京ファン的には、梶山が激しく当たりに行ってる姿にびっくり(笑)。守備が前がかりになっていた分その後ろを突かれてピンチになる場面はあったものの、日本ペースで試合は進んだ。

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2005年06月21日

●睡眠は大事です

普段「いや~仕事忙しくてさ~」などと(嬉しそうに)ほざきつつ、実は週末の方がよっぽど忙しいのがフットボールファン。

…と思っていたのだが、ワールドユースとコンフェデが重なっちゃった今回ばかりはもうアカン。昔柳下毅一郎さんが『スポーツおたくに休日はない』という素晴らしいタイトルのコラムを連載していたが、休日どころが寝る暇がないわな。

2005年06月20日

●日本×ギリシャ(コンフェデレーションズ杯)

TBSでコンフェデ杯。日本 1-0 ギリシャ。主導権を握って、ほぼ(フィニッシュを除いては(笑))思い通りの攻撃ができて、しかもきちんと結果がついてきた。現在のところ、ジーコ・ジャパンのベスト・ゲームと言ってもいいのではないだろうか。思わず勝ち点計算を忘れるくらいに(笑)楽しかった。

日本は4-4-2の攻撃的布陣で、立ち上がりから中村・中田・小笠原の中盤3人を軸に軽快なパスワークを見せ、攻勢に出る。対するギリシャはこれが欧州選手権を制したチームとはとても思えないほどの鈍重さ。ボールホルダーへのプレッシャーは弱く、DFラインも動きに意思統一を欠いている印象であった。中田の持ち上がり、俊輔基点の展開、そしてスペースへ飛び出す玉田や柳沢、加地。ギリシャ守備網はその攻撃を捕まえられず、日本が幾度かビッグチャンスを得た。

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2005年06月19日

●日本×アイルランド

午後、秩父宮ラグビー場でテストマッチ。日本 18-47 アイルランド。完敗。色々な意味で実力不足が露呈した一戦であり、単に「監督替えろ」では済まない(もちろん替わるべきなのだが)状況を突きつけられて気の重くなる試合後であった。


立ち上がりは両チームのボール奪取力の差がはっきりと出た。密集から次々とアイルランドがボールを出し、リサイクルし続ける。開始8分までにほとんど為す術のないまま2トライを喫する。「こうしてジャパンが攻撃の糸口すらつかめぬまま、延々トライを重ねられてしまうのでは」。大敗濃厚の雰囲気に背筋が冷たくなった。

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2005年06月18日

●日本×オーストラリア(ワールドユース)

TBSの録画でワールドユース。日本 1-1 オーストラリア。いや、とにかくよかった。試合内容的には相変わらずイマイチドウモなんだが、しかしユース世代の経験値ってのはそのチームの成績だけの問題ではないからな。あと、後味悪い敗北で終わらなくて済んだという意味でもよかった。


前半は速くステディなパス回しを武器にするオーストラリアが優勢。しかし日本も、DFラインの粘りとGK西川の好セービングにより耐え続け、偶発的なチャンスを、あるいは流れが変わるのを待つ。スコアレスでの折り返し。スロースターターたるチームの性格を考えれば、まあボチボチといったところか。

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●'05すっとこどっこい4

夜、赤坂の「すっとこどっこい」で飲む。4ヶ月ぶり、久々のすっとこである。昼間くそ暑かった上に昼飯が「辛ラーメン」だったりしたもんだから、喉はカラッカラに渇いており、冷えたビールはそれこそ染み渡るように美味かった…。つまみはトロびんちょうの炙り焼、サイコロステーキ、砂肝の唐揚げ、坦々春雨、etc。サーバー席で、5人(うち1人はここが2軒目)で8リッターくらい飲んだかな?次は二桁がノルマだ(笑)。

などと調子に乗っていたら、帰りに丸ノ内線乗り過ごした…。南阿佐ヶ谷ってどこよ。終電もなくなっていたのでタクシーで帰宅。アカン。

2005年06月17日

●日本×メキシコ(コンフェデレーションズ杯)

フジテレビでコンフェデレーションズ杯。日本 1-2 メキシコ。日本、緒戦はチーム熟成度と試合運びの巧さで勝るメキシコを相手に逆転負け。力からすれば順当かもしれない。が、決勝トーナメント進出から逆算するならば、引き分けに持ち込みたい試合ではあった。

前半は、細かくパスをつないで穴を見つけるやドリブルドリブルドリブルのメキシコに対し、さかんにポジションチェンジする柳沢・中村・小笠原に中田の押し上げが加わってテンポよくボールを動かそうとする日本、という構図。立ち上がりはDFライン前のスペースを狙うメキシコアタッカーの突進に日本DFのマークの受け渡しが追いつかず、危ない場面が何度か。

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2005年06月16日

●日本×ベナン(ワールドユース)

フジテレビでワールドユース。日本 1-1 ベナン。勝ちたかったのはやまやまなんだが、今日の出来からすれば、むしろ負けなくてよかったというのが妥当ところだろうか。

ベナンのプレーを見て最も印象に残ったのは、大熊監督もコメントしているように、とにかく手足が長いこと。前半なんて相手の脇にボールをはたこうとしちゃ引っかけられるし、ベナンボールになると2人がかりで体を当てて奪わなきゃいけないし(守りに関しては元々そういうやり方だから特に問題ではなかったかもしれんが)。1点目のFWの切り返しも、鋭い動きというよりは大きなストライドで日本DFを惑わしたような感じだった。

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2005年06月15日

●唸ってしまう頑なさ

サポティスタを見て知ったのだが、先日の鳥栖×草津戦における「疑惑のPK」騒動について、鳥栖側の質問に対するJリーグの回答はこれだそうである。「※」の付いた一文に注目してほしい。

すごいね、これ。間違いだとわかっても直さないんだ。全くの人違いで「反スポーツ的行為」なんつー不名誉な記録が残ったとしても、それは訂正されず、名誉は回復されないんだ。いやまったく、すごいというか何というか…。

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2005年06月14日

●アルゼンチン×ブラジル(W杯南米予選)

JSPORTSの録画でW杯南米予選。アルゼンチン 3-1 ブラジル。アウェイのブラジル戦では大敗して、前節エクアドルに完敗したアルゼンチンは攻守ともに期するものがあったんだろう。出場した選手全員が攻守とも気迫に溢れたプレーを披露、見事先行逃げ切りに成功した。

DFラインのズレに飛び込んで鋭いミドルシュートを決めたクレスポ。そしてホッキ・ジュニオールのマークをターンで外した刹那、豪快なロングシュートを突き刺したリケルメ。前半はアルゼンチンの見事なシュートがたてつづけにゴールイン。クレスポのはともかく、リケルメの30m反転シュートは今の日本(というか世界中のほとんどの地域)でお目にかかれないプレーだろう。パッと思いつくところで、国内では、かつてならエムボマ、今なら久保が近いシュートを撃てるくらいかなあ。びっくらこいた。

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2005年06月13日

●「ハマトラ」号外


昨日の横浜×バルサ戦の前、新横浜の駅からスタジアムに上っていく途中で噂のフリーペーパー「ハマトラ」の配布に遭遇。「おー!」なんつって喜んで受け取ってみると、観戦ガイド版「号外」だった。コラムや企画もの中心の本誌でないのはちと残念だったが、しかしこれはこれで興味深い。サポート・ソングの歌詞に観戦エリアガイドにゴール裏マナーを解説した記事。チームからの上意下達的な情報だけではなく、サポーターが自主的にこういう形で「観戦ガイド」を出すのはなかなかに健全(という表現を嫌う人もいそうだが)で好ましいことだと思う。

「ハマトラ」の位置づけは、東京で言えば、「東すか」よりも「ガゼッタ」に近かったりするのだろうか(デザインはともかく(笑))。ゴール裏系?

2005年06月12日

●横浜Fマリノス×FCバルセロナ


夕方、ニッサンスタジアムで親善試合。横浜Fマリノス 3-3 FCバルセロナ。他人事の試合、とたかをくくって傍観しようと思っていたのだが、あまりのバルサファンの多さとその一部から立ち上るマリノス(及びJリーグ)を小馬鹿にした雰囲気により心の奥底のナショナリズム(笑)に着火、けっこう真面目に見てしまった(バルサもかなり好きなんだけどね)。結果、横浜が先制し、一度は逆転されながらも最後追いつく小気味のよい展開に。

前日到着したばかりのバルサは少々体も重そうだったし、実際手抜きとまでは行かないが省エネモードの時間帯も多かったように見えた。ただ、一旦ボールを動かし出すと、当たり前だがうまい。横浜もショートパスを中心にどんどんボールを動かそうとするチームだけれども、それに比べてもパスの長さ・速さ・精度が一段上。そして個人の強さや技術の高さに加え、守備的ハーフやSB(ファン・ブロンクホルスト!)の攻撃参加の多さがユーベとは一味違うダイナミズムを感じさせてくれた。

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2005年06月11日

●ジェフ千葉×FC東京 ('05ナビスコ杯第6節)


夕方、市原臨海でナビスコ杯第6節。ジェフユナイテッド千葉 3-2 FC東京。これで今季(というかこの1ヶ月で)千葉には3戦全敗。全て1点差だから決してボコボコにやられているというわけでもないのだが、点差だけでは計れない様々な差を感じる3試合でもあった。ついでにナビスコ杯敗退も決定。


前半は風上に立った東京がやや優位に試合を進めた。というか、東京の出来が良かったというよりも、ジェフの方が何だか地に足がついておらずフワフワとプレーしていた印象。予選突破をほぼ確実にしていたことで気が抜けていたのだろうか。前半21分、右CKから石川がマイナス方向へのクロスを上げ、フリーになっていた今野がボレーで思い切り叩く。「ズドン!」ともの凄い音がしてボールがゴールに突き刺さった。プレーは単純ながら見た目のインパクトのあるゴールだった。1-0。その後はジェフも攻め返す姿勢を見せるものの、いつもほどのキレのないパス回し・ランニングは東京DFを崩しきれず。

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2005年06月10日

●31

浅利悟君、31歳おめでとう。

そして僕も今日また1つ歳をとった。

大台にのった昨年のような感慨(あるいはショック(笑))は全くないが…。

2005年06月09日

●森喜朗会長

新会長に森前首相=W杯招致の先導役期待-ラグビー協会 (スポーツナビ)

心底失望した。

おそらく、2011年W杯招致のために森氏の「政治力」にものすごく期待しているのだね、協会の人々は(スーパーカップでの小泉首相メッセージも森氏の力によるのだろう)。しかしなあ…あまりにあからさま過ぎないか。もっとクリーン(なイメージ)で、具体的に日本ラグビーに貢献できる有能な人間はいるだろうに…。

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2005年06月08日

●北朝鮮×日本(W杯アジア予選)

夜、NHK-BSでW杯予選。北朝鮮 0-2 日本。8年前の大興奮決戦@ジョホールバルとはほど遠い(会場の雰囲気なんて正反対)が、しかしまた違った感慨を得ることができたような。日本、3大会連続のW杯出場決定(しかも世界最速予選突破)。なにはともあれ、よかった、よかった。

試合展開は、日本にとって理想的なものだった。無理せずじっくり、決してペースを上げることなく主導権を握り続け、終盤相手のフォームが乱れてミスが出たところを突いて2得点。「This is ZICO JAPAN!」とでも言おうか…。相手をノックアウトする強打はないが、アウトレンジから適当に手数は出しつつ、12ラウンド一杯使って相手の消耗を誘うベテランボクサー(太平洋ランク3位)、みたいな感じか。

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2005年06月07日

●FC東京×ユベントス


夜、味スタでプレシーズンマッチ。FC東京 1-4 ユベントス。いや~、なんだかんだ言ってけっこう燃えたし、その反動で試合後悔しかったこと!

客観的に見ればこれはいわゆる花試合であり、今回東京は「偉大なるユベントス様」の引き立て役に過ぎなかったのかもしれない。しかし、東京ファンの主観からすれば、愛するチームが未知の強豪にどう挑むか、そしてその結果がどうなるかという興味はひじょーに大きく、チームや個々の選手が披露するサッカーが通用してほしい、という熱い思いが沸いてくるものなのである。他の人はどうかよく知らないが、少なくとも僕はそうだ。

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2005年06月06日

●アイルランド×イスラエル(W杯欧州予選)

JSPORTSの録画で、W杯欧州予選。アイルランド 2-2 イスラエル。ホームのアイルランドが早々に2点をゲット。実力差を考慮すれば、必要にして十分なリードを得てあとは適当に時間を使うだけに思えたのだが…CL決勝と同様、ここでも「魔の時間帯」が。39分、45分と続けざまにイスラエルが(なんともあっけなく)ゴールして、後半のアイルランドの猛攻も虚しく引き分けに終わってしまった。

イスラエルのやっているサッカーはとても強豪国に太刀打ちできるような質のものには見えなかったが、アイルランドは2点リードの時点で完全に「勝った」という気持ちを持ってしまい、雑なパスや安易なプレー選択でリズムを自ら失ってしまったようにも見えた。ちょっと欧州のチームとは異質な相手に惑わされた部分もあるのかもしれないけれども。90分の試合を作ることの難しさを考えさせられる試合。無骨な直球勝負のチームカラーも裏目に出たかな。

2005年06月05日

●水代わりにビール、酒代わりにビール

土曜日。試合後に新宿西口地下の「ルノアール」で東すか編集会議。久しぶりに「まともな」打ち合わせだったような気もするが、しかし気がつけば隣で某東京中華管理人が「早く飲みに行こうぜ」というジェスチャーを始め、それに某うまねん者が同調したせいで最後は慌ただしく終了(笑)。

で、いざ飲もうと店を探したんだが、満席満席で断られ続けるはめに(土曜の新宿西口ってなんで混んでるのよ?)。結局4軒目、「北の家族」にようやく入ることができた。ここは全席個室が売り物の店のはずだが、なぜか我々が通された席は隣の席と薄い布一枚で仕切られているだけ。その隣席で若い連中がバーレーン戦の話題を大声で話しだし、思わず顔を見合わせる東すか軍団。代表の話題ってまだまだポピュラーなのね。我々の方は、生ビール大ジョッキ数杯を空ける間に東京話・ハラヒロミ話を山ほど。

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2005年06月04日

●FC東京×柏レイソル ('05ナビスコ杯第5節)

午後、味スタでナビスコ杯第5節。FC東京 0-0 柏レイソル。回復しつつあるこちらの出来と、信じがたいほどの相手の不出来。前後半通じて優勢だったのは明らかに東京。撃ったシュートは実に19本。しかし、完全に押しながらも決められず…というのも書き飽きたが、事実は事実なので仕方ない。これで予選突破はかなり厳しくなった。

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2005年06月03日

●バーレーン×日本(W杯アジア予選)

夜中、NHK-BSでW杯アジア予選。バーレーン 0-1 日本。うーむ。このシチュエーションに必要にして十分な内容と結果。いかにもジーコジャパン、という感じの試合であった。中盤のボールキープ力の差、バーレーンの電池切れの早さを考えればもう1点取ってとどめを差してほしかったような気もするが、そこは快勝知らずの現代表(笑)。こんなもんかという気がするね。

これは、おそらくジーコにしてみれば会心の勝利なんだろう。勝利の瞬間の、あの興奮しきった顔。アウェイで試合をうまく「静めて」ボールをキープし、ゆっくりパスを回しつつチャンスをうかがう。で、ここぞというところで個人技の発揮で決着をつける、と。中田→俊輔→小笠原とつながった決勝点の場面(ワンタッチパスがポンポンとつながって、3年前のジャマイカ戦を思い出したよ)なんかは、「これが日本のサッカーだ!」てなもんなんだろうね、ジーコにしたら。

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2005年06月02日

●マジョルカ×ベティス

遅まきながら、録画でリーガ・エスパニョーラ最終節。マジョルカ 1-1 ベティス。一時は残留圏(17位)から11ポイントも話されていたマジョルカが、終盤の快進撃であっと驚く1部残留決定。ファン・サポーターと選手の喜び爆発、赤い服を着た人はみんな試合後ぴょんぴょん星人と化していた。「We did it!」ってか。

この試合、我らが大久保嘉人はやや焦りが出たのか、前節とはうって変わって気合が空回り気味。ビクトルとコンビで攻めるよりも単独で縦に抜けたがり、後半マジョルカペースの時間帯にも意外とチャンスに絡めなかった印象だ。とはいえ、惜しくもミートしなかったオーバーヘッドシュートや、足を滑らせはいつくばりかけながらも歯を食いしばってボールを追うシーンなど、大久保らしい熱さを感じられるプレーはいくつかあった。あの姿は、きっとファンにもクーペルにも好意をもって迎えられるに違いない。良い具合に2年目へつなげそうな感じではある。

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2005年06月01日

●イ・ビョンホン

仕事帰りに髪を切りに行ったら、床屋のおばさんが「あなた、誰かに似てるとか言われない?」といきなり話しかけてきた。

「は?」

「いやね、韓国のドラマのあの人よ、イ・ビョンホン

「……」

イ・ビョンホンと言えば、NHKで放送していた韓流人気ドラマ『美しき日々』でチェ・ジウとも競演していたイケメン俳優だが、実は彼に似ていると言われたのは3回目である(「あなた室長に似てるわね」などとわけわからん言われ方をされたこともあった)。

あらためて調べてみるとこんな顔ですか……。似てねー(笑)。

ついでに思い出したのだが、去年のどの試合だったか、東すか配布日にコンタクトレンズを忘れちゃって仕方なくメガネをかけていたら、東すか編集長の下山けんとに「あ、ペ・ヨンジュンみたい」などと言われたことがあったな。あれよりはイ・ビョンホンの方が男前でいいや(笑)。