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2005年06月09日

●森喜朗会長

新会長に森前首相=W杯招致の先導役期待-ラグビー協会 (スポーツナビ)

心底失望した。

おそらく、2011年W杯招致のために森氏の「政治力」にものすごく期待しているのだね、協会の人々は(スーパーカップでの小泉首相メッセージも森氏の力によるのだろう)。しかしなあ…あまりにあからさま過ぎないか。もっとクリーン(なイメージ)で、具体的に日本ラグビーに貢献できる有能な人間はいるだろうに…。

一般ファンの支持よりも、特定のパイプがもたらす政治力。日本ラグビー100年の思い出が詰まった聖地(秩父宮・花園)よりも、サッカーW杯の遺産。日本代表の強化よりも、ラグビー協会や企業大学の都合。

仮にラグビー協会の思惑通り2011年にサッカーW杯の縮小再生産的成功が達成されたとして、それがどうしたというのだ。日本ラグビーのアイデンティティー、誇りをいったいどこに求めればいいというのか。僕は、今の日本ラグビー協会が主導するW杯招致には反対である。舵を取る人間、進みつつある進路、いずれも間違っているように思えてならない。

本当のところ、もうだめなのかもしれない。日本ラグビーは一部の人間の私物と化しつつあるのか。

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コメント

僕も2011年W杯招致には反対です。理由は上に同じく。

一般メディアでもWEBでも反対の意見をあまり見ませんね。話題にもなっていないというか。

森氏には「政治力」を発揮し予算を引っ張ってきて秩父宮に照明設備をつけてもらいたい。

>一般メディアでもWEBでも反対の意見をあまり見ませんね。話題にも
>なっていないというか。
ラグビー協会の人たちって、自分たちがどんどん世間(どころか同じラグビー界の中からも)から軽んじられてるのがわからんのですかね。わからんのかもしれんすね。IRBが甘やかしてるから。

>森氏には「政治力」を発揮し予算を引っ張ってきて秩父宮に照明設備を
>つけてもらいたい。
まったくおっしゃるとおり。「聖地」に照明設備もない国がワールドカップを開いちゃいけません。

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