2006年10月31日

●大山鳴動して……

ネズミ一匹すらもなし。

バッソや全ライダー開放 オペラシオンプエルトの結末は「無」


えーい、腹立たしい。こんなに腹立たしいのは久しぶりだ。まったく、ツール・ド・フランス直前のあの失望はいったい何だったんだ。

ジロ・デ・イタリアを圧勝してツール優勝最有力候補と目されながら、出場さえできなかったバッソ。ツール・ド・スイスを見事制して上り調子、「今度こそ来るか」と思われたのに、やはり出場できなかったウルリッヒ。今年はポスト・ランスの年として、ファンとしては7月のツールをひっじょ~~に楽しみだしていたのだが……。

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2006年10月29日

●内容はさておき……ってか (大宮アルディージャ×FC東京)


昨日の午後は、駒場スタジアムでJ1第29節。「大宮」戦を観るのに「浦和」レッズの本拠に遠征するってのも奇妙な気がしないでもないが……まあ、どっちも東京から見りゃ「赤羽より北の方」だし、大宮より浦和の方が近くて電車賃も安いからむしろお得かも(というのは、Mendozaさんの談)。客は約1万と少なかったが、その分ビール(リユースカップはグッドだ)を買う行列もほとんどなくて、これまたむしろ良かったかもしれない。



試合の方は……大宮アルディージャ 0-1 FC東京。12位を激しく争う(笑)両チームの対戦は、開始早々にセットプレーで先制した東京が、後半早々の茂庭の負傷退場以後はなりふり構わず守り倒す戦いで完封勝ち。昨年の同カードとは違って内容的にはイマイチな印象だが、残留が決まっていない立場としてこの勝点3はありがたい。安全圏に入るまでは、とにかく結果を出すに越したことはないのだから。

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2006年10月27日

●良い記事があった

朝、いつものように郵便ポストを空けてエル・ゴラッソを取り出すと……うーむ、やっぱり表紙は浦和か。ブッフバルトのどでかい写真。ガーロ政権末期の8月や、6連敗の9月には、エルゴラを開くのが(特に加部コラムが載る日は)気が進まなかったんだけど、最近は表紙を見ないようにしていきなり4頁目を開く(笑)。

まあ、それはともかく、エル・ゴラッソも、サッカー情報の密度や鮮度については確かに結構なもので、だからこそ重宝して配達してもらってるんだけど、でも正直記事は玉石混合、という感じではある。宇都宮さんや西部さん、あと川端さんあたりの記事は安心して読めるけど、仲には「これはちょっとどうなのよ」というライターもいて……。

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2006年10月26日

●チェルスキーのゆかいな仲間たち

一昨日、JSPORTSの録画で観たチェルシー×ポーツマス戦はなんとも味わい深い試合であった。


今季のチェルシーは、開幕以来苦戦続きである。6勝1分1敗の2位と数字的には決して悪くないながら、怪我人が多い上にシェフチェンコやバラックといった新加入選手がなかなかフィットせず、内容もイマイチ。CLでバルサにこそ勝ったものの、正GKツェフは前節のアクシデントで今季絶望となってしまった。

この試合でも、(ロシア資金導入により)「第2のチェルスキー」とも言われる好調ポーツマスを相手に、何度も好機をつかんで枠内シュートを放ちながら、大当たりのGKジェームズに阻まれてなかなか得点できない。ジェームズ、代表だとポカばかりなんだがなあ……。シェヴァも、また決定機に決めきれず 。

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2006年10月25日

●大爆笑ヒラヤマ劇場 (U21日本×中国)


夜、国立競技場でU21代表親善試合を観戦。日本 2-0 中国。反町ジャパン、国内初戦はアジアのライバル相手に危なげなく完勝。決して褒められた内容ではなかったように思うが、チーム作りがまだまだこれからの段階では仕方がないか。それよりも、全く別の次元で、特に東京ファンにとっては思いっきり笑える(いや、笑えないか?)試合であった。


前半はバックスタンド上の方で割と真面目に観戦。うーむ、この年代の代表は相変わらずだな……。大熊さんが監督をしていた頃からそうだが、中盤でポゼッションができず、個人でキープできるのも梶山くらい。味も素っ気もない攻撃に陥りがちなところ、両サイドの奮闘が何とか支える。17分、増田が左からクロスを入れ、平山の陰に走り込んだ梶山が頭で決めて先制。

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2006年10月24日

●勝ちに不思議の勝ちあり(笑) (FC東京×ガンバ大阪)


日曜日の午後、味スタでJ1第28節。FC東京 3-2 ガンバ大阪。もう半年近くも味スタで勝ち星のない東京。2位ガンバ相手に順当に(?)失点を重ね、完敗を覚悟せざるを得ない展開だったが……まさかの大どんでんがえし。残り15分で一気の3得点。3万6千の大観衆を前に、劇的としか言いようがない逆転勝利を収めたのだった。わっはっはーのはー、である。


前半キックオフ直後は、東京が前がかりに攻めたてた。この日はファン待望(?)平山・ルーカスの2トップでスタートである。7分、CKのはね返りを梶山が拾い、右サイドからDFをかわしつつゴールライン際をスルスルッと切れ込んで狙いすましたマイナスのクロス。平山がダイレクトのシュートをきっちり枠へ飛ばしたが、ガンバDFが横っ跳びのブロック。なんとも惜しい場面だったが、いい感じの立ち上がりではあった。

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2006年10月23日

●そこに、「犬の楽園」はあったのだ


土日は、カミさんとカミさんのお母様&姉夫婦と5人で、コーギー犬アルバート君を連れて伊豆高原に旅行してきた。東京の赤坂から車を走らせて、昼食休憩等を含めて5時間余り(運転は義兄にお任せ)、宿の「伊豆高原わんわんパラダイスホテル」(しかしスゴイ名前だ(笑))に到着。その名の通り、わんこと人とが一緒に泊まれるホテルである。

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●とりあえずの感想&東すか20号御礼

昨日のガンバ戦について、とりあえずの感想。詳しくは、また後ほど。

途中までは「またかよ……」という感じだったけど、得点に至った3プレイのスパークぶりには目を見張った。特に、規郎の超ウルトラミラクルシュートには大興奮。まさに残り10分間の大帳尻合わせ(笑)!!こういう時の東京の選手は本当にすごい。

東京にしちゃ、完全な負け試合からの大逆転、しかも3万6千の大観衆を大喜びさせることができたということで、とりあえず(この試合の結果に関しては)めでたしめでたしなんだけど、ガンバの方は憤死ものだろうね。リーグ戦残りの余力を考えた采配が裏目に出た、のかな。

しかし、「年に数度の大爆発」でファンをコロッと騙すの期待をつなぐのは、ホントFC東京のお家芸ではある(笑)。


あと、東すか20号、おかげさまでキックオフ15分ほど前に完配しました。とりに来てくれた皆様、どうもありがとうございました。今回は「ラス前」ということで、色々と励ましや慰留の声をかけていただき、またいくらか差し入れなどもいただき、編集部員一同感謝感激です。

特集が「サッカーを笑おう」だったんで、「シャレにならない結果になったらどうしよう」と密かに心配していたんですが、そういう意味でも規郎サンクス、という感じですね(笑)。笑える試合でした。

ということで、次がとりあえずの最終号。頑張りますので、よろしくお願いします。

2006年10月20日

●負けずに行くぞ、東すか20号だあ!!

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20、日曜日(10/22)のガンバ大阪戦@味スタにて配布します。


特集:「サッカーを笑おう」


「今、笑えねえよ!」というツッコミが入りそうだけど、んな雰囲気なのは東すか編集部も一緒に決まってるじゃないか……でも、やるんだよ!!

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2006年10月19日

●『映像のカリスマ』

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黒沢清著『映像のカリスマ 増補改訂版』(boid、エクスナレッジ)読了。現代日本を代表する映画監督・黒沢清による名評論集が、初刊行から15年の時を経て復活。1973年から92年に至るまでに書かれた「映画なるもの」を巡る評論・対談・脚本が満載され、さらにボーナストラックとして近年の未公開文章も収録。まさにファン待望の1冊。


僕のサイトを昔から見てくれている人ならご存じかもしれないが、黒沢清は僕が最も敬愛、いや偏愛する映画作家である。『勝手にしやがれ』シリーズに『復讐』『CURE』『蜘蛛の瞳』『カリスマ』『回路』『ドッペルゲンガー』etc……。世間的にはあまり知られていないかもしれない。でも、僕にとってはどれも珠玉と呼んでいい作品たちである。

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2006年10月18日

●恐ろしい試合

スカパー110の録画で、プレミアシップ第8節を観た。レディング 0-1 チェルシー。今季イマイチな出来が続くチェルシーだが、今節はアウェイで2人の負傷退場を出しながらしぶとく勝利。首位マンチェスターUと同勝点の2位を堅持した……などという話は、この試合に限ってはどうでもよい。とにかくひどい、凄惨な試合だった。サッカーとは恐ろしいものだ。


開始直後。深く蹴り込まれたボールを処理したGKツェフが、走りこむFWハントと接触。意図的なラフプレーには見えなかったものの、勢いのついていたハントは滑るツェフをよけきれずに脚が頭を直撃。朦朧とするツェフはタンカで退場した。検査の結果、頭蓋骨骨折が判明したとか……幸い命に別状はないようだが、退場後目に見えて容体が悪化したためにロッカールームはパニックに陥ったという。ゾッとする話である。

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2006年10月16日

●「大竹伸朗 全景」とか


一昨日は、久しぶりに木場の東京都現代美術館(通称:MOT)に行ってきた。


現在の企画展は「大竹伸朗 全景 1955-2006」。いや、さすが80~90年代の日本現代美術界を代表する作家の回顧展とあって、地下2階から3階まで難解……というより「こりゃナンダ」という奇天烈な作品がびっしり。最後まで見終わって会場を出る時には「いやあ、現代美術観ちゃったな」と妙な充実感が(笑)。

まあ、要するに、世間的にイメージされるところの「いかにも現代美術」なモノが並んでいる展覧会である。子供時代の落書きから最新作まで、それこそ多種多様な作品が並んでいるのだけれど、やっぱり単なるペインティングよりもインスタレーションとか立体絡みのものの方が「いかにも現代美術」的な「違和感」を味わえて良かった。

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2006年10月15日

●急転直下の悪夢 (サンフレッチェ広島×FC東京 テレビ観戦)

午後、BS-iでJ1第27節をテレビ観戦。サンフレッチェ広島 5-2 FC東京。好調極まる立ち上がりに、幸先の良い2得点。東京ファンとしては「これはもらっただろう」と思いたくなる展開だったが、後半に暗転が待ち受けていた。10分の間に3失点を喫する守備の崩壊ぶりで、一気に勝点3を失ってしまった。名古屋戦の「ごっつぁん勝利」をうまく利用できないあたりに、今の東京の悩みの深さを感じた試合。


前半立ち上がりの東京は最高だった。前からの果敢な守備と攻守の切り替えのはやさ、そしてつながるパスに湧き出るフォロー。やはり「勝利に勝る良薬はなし」ということなのか、連敗を脱出した前節に比べてもずっといい出来に見えた。選手間の連動性に欠ける広島を完全に圧倒し、特に左サイドは今野と藤山の2人で駒野をチンチンにやっつける。えぐってクロスを入れる藤山の姿には目を見張らされた。

早くも9分、GK下田のミスを突く形でジャーンがヘディングシュートを決めて先制。続く13分にはクロスのはね返りを拾った梶山が右足を一閃、ボールは弧を描きつつゴール左上隅に突き刺さった。ゴ~ラッソ!!その後も東京の勢いは止まらず、中盤でボールを奪っては左右から攻めたてる。セカンドボールも拾いまくり、「もしかしたらこれは祭りになるのではないか」とさえ思える光景。

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2006年10月14日

●俊輔ハットトリック!!

夜、なんとなーくスカパーのダンディーU×セルティック戦を流し見していたら、なんと中村俊輔がハットトリック達成!! 横浜Fマリノス時代の1998年以来というから、実に8年ぶりか。

注目すべきは、この3ゴールはいずれもFKではなく、全て流れの中での得点だったこと。びっくりしたし、ゴール前に貪欲に詰めていく姿は頼もしかった。日本の10番タイプの選手ってのはどうも接触プレー、特にペナルティボックス内の修羅場に飛び込むのを嫌う傾向があるのだけれど、 今日の俊輔は「おお、一皮剥けたな!」という感じ。

特に3点目はお見事。最初の2点は「ごっつぁん」だったが、これは「自分で作った」得点。ワンツーリターン等を駆使しながら守備をかいくぐり、前が開けた瞬間左足のダイレクトショット!強烈さはなかったが、冷静に左上隅を狙ったシュートはGKの指先をかすめてゴールイン。「シュートは遅い方が美しく、相手のダメージも大きい」Mendoza定義に従っても最高である。

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2006年10月12日

●名古屋人はなにゆえ観覧車がお好きか


これまた先日のエントリーで書いたのだが、土曜日名古屋に遠征した際、街中で観覧車を見つけたので乗ってみた。もちろん男1人で(笑)。1回500円也。基本的に高いところは好きなので、けっこう楽しかった。まあ、名古屋城が見えるわけでもないし、高いからといって特別に何かが見えるわけでもないけれど、下よりは見晴らしがいいから、まあいっか、という(笑)。

この観覧車がくっついている建物は、「サンシャイン栄」という、最近できたばかりの複合施設だそうな。そういや若い(中学生~高校生くらい?)のにーちゃんねーちゃんがやたら出入りしとったような。「名古屋麺屋横町」ってのは、ラー博みたいなもんだろうか?あと、リンク先を見る限り、観覧車は夜乗った方が良さそうである。

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2006年10月10日

●グランパスファミリーおそるべし


昨日のエントリーにも書いたのだが、土曜日の名古屋遠征でグランパスエイトのサッカーには全く心を動かされなかった(クロゴマさんゴメンよ)僕も、グランパスファミリーの可愛らしさには感心しきりだった。

トラッキーやパルちゃんのようにバック転や乗物といったアクロバティックな技を披露するわけでもなく、また名古屋自体がさほど人気球団というわけでもないのに、あの魅力と存在感。モジモジと歩いては軽く手を振って愛想を振りまくだけなのだが……ただごとではない。 あれこそ「スター」だ。

僕がキックオフ5分前にスタジアムに到着した時、スタメンを確認するでもなく思わずグランパスファミリーのところに直行して写真撮影に没頭してしまったのも、また試合後に一旦門を出た後でダッシュで売店に引き返して彼らのぬいぐるみを買おうとしたのも、全くもって仕方がないと言えよう。


帰り道、チケット売場の脇にグランパス君がいたので是非ともツーショット写真を撮りたかったのだが……さすがに子供を蹴散らしてまでは、ちょっと、ね(笑)。

2006年10月09日

●「ナゴヤサン、カチテンサンアリガト」(後編)

(前編から続く)


後半。一進一退の立ち上がりから57分、足下にボールを収めたヨンセンがDF裏へ速いスルーパス、反応した杉本が見事なトラップからゴール右へ蹴り込んだ。敵ながら鮮やかな同点ゴール。しかし、名古屋はこの一発きりで、またもどかしいサッカーに逆戻りしてしまう。62分、DF裏へのパントに対して楢崎が飛び出したところ、風で戻るボールを戸田がかっさらって無人のゴールめがけボレーシュート、やっぱり枠外(笑)。どうも名古屋は風に対応しきれない。

DFラインの信頼性に問題のある東京としては、向かい風ということもあってシンプル・強引な攻めの方が怖かったはずだが、名古屋はあくまで細かなつなぎにこだわった。苦労してパスをつないだあげく、結局はヨンセンのポストと杉本・中村の個人技頼みという場面ばかり。しかも、ご丁寧にも東京が地上戦で最も強い「藤山前」や「今野周辺」を通ろうとして網にかかってくれるし。正直なところ、こちらとしては非常に助かったように思う。

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2006年10月08日

●「ナゴヤサン、カチテンサンアリガト」(前編)

昨日は日帰りで名古屋に行ってきた。午前中、東京駅から「のぞみ」に乗車。3連休にF1開催も重なって、ほぼ満席だったようだ。1時間半ほどであっさり到着。所要時間で言えば、鹿島遠征の半分以下(笑)。近いね。


まずはひつまぶしを食べようと、地下鉄に乗って矢場町の松坂屋「あつた蓬莱軒」に行ってみたのだが、呆気にとられるくらいの大行列。速攻であきらめて、栄町駅近くの「いば昇」に入る。ここも行列はしていたが、回転が速いのですぐに食べられた。で、お味の方は……うーむ、まあ普通に美味しくはあったし、薬味やお茶を加えたりして飽きずに食べられるのは面白い。でも、うなぎ好きとしてはやっぱり鰻重の方がグッと来ますな。


食後に周囲を散策していたら、突然観覧車が回っているのを発見。ビルの中は普通に飲食店や衣料店のようだが……これ街中の交差点でっせ。もちろん、乗ってみた(笑)。500円也。「名古屋城より高い観覧車です」とかアナウンスが流れていたのだが、周りにけっこう高い建物が多くて眺めはあまり良くないかも。だいいち、男1人なのが寂しすぎるな。とか言いつつ、1000円も出して記念写真を買ってしまう俺。

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2006年10月07日

●名古屋遠征、行ってきます

明日(いや、もう今日か)は日帰りで名古屋まで観戦の旅。

新幹線で昼前に着いて、ひつまぶし食って、瑞穂でJ1名古屋×東京を観て、夕方から手羽先かじりながらビール三昧の予定。帰りの新幹線は、21時台の「のぞみ」あたりか?

しかし、それにしても名古屋は食い物の名物が多い。予定している2つの他にも、味噌煮込みうどん、味噌かつ、天むす、きしめん、ういろう、喫茶店のモーニング(笑)……。そういや俺、きしめんって名古屋の新幹線ホームでしか食ったことがないな。

とにかく、食い物については欲張るとえらいことになりそうだから、少なくとも「味噌軍団」は次の楽しみにとっておくことにしよう。

サッカーの方は、気長に見守ろうという気になっているので、とにかく力を出してくれれば。平山に一旦当ててから梶山がウイングを走らせる、というわかりやすい形でリズムを作って、後半吉朗(や赤嶺)投入で叩きのめす、というような試合が観たい。

つーか、さすがにチームワースト記録(7連敗)は見たくないぞ。がんばってくれー。

2006年10月06日

●『街場のアメリカ論』

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内田樹著『街場のアメリカ論』(NTT出版)読了。フランス現代思想を専門とする筆者が、「日米関係の歴史」「アメリカン・コミック」「リスクヘッジの統治システム」「シリアル・キラー」「訴訟社会」などといった様々な側面から、アメリカ合衆国という国の特質や病理について考察した異色の論考集。


以下、断片的に感想を挙げてみる。

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2006年10月05日

●より速く!より正確に!! (日本×ガーナ)


昨日の夜は、日本代表の親善試合を現地まで観に行ってきた。代表の試合の生観戦なんて、本当に久しぶりである。年代別を合わせてもアテネ五輪最終予選のレバノン戦が最後、A代表となるといつ以来だろうか……。というわけで、胸ときめかせて小机に向かった、と書きたいところだが、行きの電車の混雑には参った。降りる際に後ろから押されて、危うくホームの隙間に落ちそうになったぞ。


それでもなんとか日産スタジアムにたどり着いて、キリンチャレンジカップ。日本代表 0-1 ガーナ代表。アジアカップ出場も決まり、いよいよ本格的なオシム流代表作りが楽しみな日本代表。2ヶ月ぶりの国内親善試合は強豪ガーナを迎えての一戦。序盤からパス回しでかき回し、何度かチ好機も得たが……最後までゴールを割れず、逆に単純な攻撃からの一発を許す。希望と課題が浮き彫りになった敗戦だった。

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2006年10月03日

●「普通」たることの立派さよ

日曜日、ヨーロッパの2つのビッグレースにおける日本人(馬?)の活躍は、いずれも感慨深いものだった。


まずは、自転車ロードレースのチューリッヒ選手権。JSPORTSの中継が始まった時、実況がやたら興奮しているからどうしたのかと思ったら、何と別府史之(ディスカバリー・チャンネル)が他チームの選手と2人で先頭を逃げていたのだ。最近はJSPORTSがスタートから中継してくれることもあるおかげで、観戦歴の短い僕でも、格の高いレースにおいて逃げることがいかに運と体力を必要とする難しいことかは理解できる。なるほど、これは快挙だ。

驚いたのは、日本チャンピオンジャージをまとった別府が実に堂々と、かつ坦々と走っているように見えたことである。表情も変えず、ひたすら力強い先頭交代を繰り返していく。一時は20分近くあった差が数十秒に詰まって追走集団が迫る場面では、一杯になったもう1人を置き去りにして、さらに逃げるような動きまで見せた。最終的にはラスト1周を前にしてつかまってしまったが、大いにアピールできたことで本人も満足感を得たことだろう。

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2006年10月01日

●悲しい気持ち (東すか19号&FC東京×アルビレックス新潟)

昨日は東すかの配布日なので、午前中から出動して開門前の入場。遠目にソシオ列を眺めたら、いつもよりも人が少ないように見えたのだが、気のせいだろうか。今回は食あたり学会・仕事・消息不明・生死不明(笑)等の理由で部員が少なく、わずか4名での配布。いつもメイン側にいる看板要員もいない。声出しでカバーしようと叫び続けて、喉が枯れてしまった。

19号の配布自体は、チームが連敗中でもあるしあまりはけないだろうと元々予想をしていたのだけれど……うーん、予想以上に悪かった……。いつもの8割くらいしか持って行ってもらえんかった。まあ、もしかしかしたら、そろそろ「東すか」も飽きられてきているということかもしれない。いいやめ時かもしれんね、今年限りが。

とはいえ、それでも多くの人が持って行って読んでくれたのも事実。「本当にやめちゃうの?」「残念……」「あと3回、必ずスタジアムで読ませてもらいます!!」といった声をかけていただいたのは本当に嬉しかったし、ちょっと悲しくもなった。皆さん、どうもありがとうございます。次回は10/22ガンバ戦の予定です。懲りずにまたお付き合いいただければ、幸いです。



んで、複雑な心境のまま観戦に突入。J1第25節。FC東京 1-4 アルビレックス新潟。連敗による沈滞ムードに加え、主力に怪我人続出の東京。順位的に近い新潟は連敗脱出には格好の相手にも思えたが……完敗。幸先のよい先制点で「ノれるか?」と思ったのもつかの間、あっという間の2失点で台無しとなり、あとはひたすら新潟の切れ味よい速攻にさらされ続けた。終盤には堤防が決壊。これでとうとう「FC東京」としてのワーストタイ、6連敗である。

以下、感想なぞつらつらと。

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