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2006年10月23日

●そこに、「犬の楽園」はあったのだ


土日は、カミさんとカミさんのお母様&姉夫婦と5人で、コーギー犬アルバート君を連れて伊豆高原に旅行してきた。東京の赤坂から車を走らせて、昼食休憩等を含めて5時間余り(運転は義兄にお任せ)、宿の「伊豆高原わんわんパラダイスホテル」(しかしスゴイ名前だ(笑))に到着。その名の通り、わんこと人とが一緒に泊まれるホテルである。


ご覧の通り、ホテル内は犬の絵で一杯……という飾りだけでなく、階段にはペット用のスロープが付いており、出入口には足洗い場と足ふき用のタオルが。廊下の角やエレベーター前にはトイレシートや飲料用の水も置かれている気配りぶり。まさにわんこのための施設。部屋も広いフローリングになっており、アルバート君もやや興奮気味である。


さっそく、わんこ用の温泉に入浴。口の悪い人は「人間の自己満足じゃねえか」とか言いそうだが、しかし実際アルバート君はいつものお風呂に比べても暴れたりせず、実に機嫌良さげだったとか。風呂上がりの表情もリラックスしている感じでしょ。まあ、頭の上に乗っている手ぬぐいは思いっきりヤラセだが(笑)。この他に、わんこ用の温水プールもあったらしい(アルバート君は泳げるかどうか不明だが)。


このホテルの良かったところは、全体的にわんこ用にカスタマイズされていつつも、人間用の宿としてもちゃんとしていたこと。人向けの温泉風呂は広々としてジャグジーも付いた快適なものだったし、夕飯はレストラン(犬同伴可)で和食のコースをいただきました。松茸の天ぷらなど、かなり美味。わんこ用のメニューもあった(アル君は普通のドッグフードだったけど)。


そんな感じでわんこも人も快適かつ充実した時間を過ごし、ふかふかの布団で「おやすみなさい」。夜中、アルバート君が思いっきりおならをしたのはナイショである(笑)。



翌朝。朝食バイキングを腹一杯いただいてから(アル君はまた普通のドッグフードだけど)、敷地内に設けられたドッグランに出かけた。いつになく前向きに歩いていくアルバート君。これは、もしかしたら喜びいさんで走ってくれるかも……。


と思ったら、スロープ1つ上り下りしたら「もういいや」って感じで走らなくなってしまった。うーむ、いつもの面倒くさがりが出たのか、それともクッションの効いた砂地が合わなかったのか。うちのカミさんがリードを引っ張るばかりで、これではドッグランではなくてウーマンランである(笑)。


まあ、真面目な話をすると、実は昨年の夏頃にアルバート君はけっこう重い病気を患ってしまい、一時は命を危ぶまれたこともあったのだ。未だ完治はしていないのだけれど、何とか治療の甲斐あって普通の暮らしができるようになり、こうしてみんなで旅行することもできた。これを嬉しいと言わずして何を嬉しいと言おうか。よって、こうしてはしゃいでみた次第。



てな感じでとても楽しい時間だったのだけれど、日曜日は東すか配布日&ガンバ戦だったので僕は一足お先に帰京した。ホテルから送迎バスで伊豆高原駅へ、伊豆急行の普通列車から熱海で「こだま」に乗り継ぎ、さらに品川から山手線、新宿から京王線の準特急、調布で京王線の普通に乗り換えてようやく飛田給へ到着。それでも、3時間半くらいで着いただろうか。

味スタでは東すか編集部員の面々から「あんたはアホか」「俺なら帰ってこない」「実家の方が絶対大事だろう」との罵声(笑)を浴びせかけられたが、まあ東すかは完配したし(みなさん、どうもありがとう!)、東京も劇的な逆転勝ちを収めたしで、一応収支はプラスだったんじゃなかろうか。帰りの大混雑と冷たい雨にはちょっと参ったが……。

観戦記は明日UPの予定。

夜は、新宿西口の「魚民」で某FC東京中華思想の人と飲む。東すか編集長の話とか、医療崩壊の話とか、あと東京の次期監督の話とか。「この人に東京の監督をやらせたい」という話題では、ミネさんと僕とで意見が完全一致したので、そのうち(気が向いたら)書くことにしよう。絶対、みんな怒るかあきれるかする人選だと思うけど(笑)。

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