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2006年04月24日

●'06リエージュ~バストーニュ

昨日の夜は半分居眠りしながらJSPORTSでUCIプロツールリエージュ~バストーニュ~リエージュ。春のクラシックシリーズ最終戦、ということになるのかな?レース自体も実力者のせめぎ合いで白熱したが、ジロ・デ・イタリアの前哨戦という意味でも面白かったように思う。

レースは、散発的な逃げのほとんどが不発に終わり、大集団のまま終盤の勝負所へ突入する展開。残り30kmを切ったところ(だっけな?)で善戦大将ボーヘルト(ラボバンク)がいいタイミングでアタックをかけ、ロドリゲス(イリス・バリアレス)と協調態勢で逃げる逃げる。栗村さんの大応援にも背中を押された(笑)ボーヘルト、ついにやったかと思えたのだが…。

追走集団にイリス・バリアレスのバルベルデがいたのが不運と言うべきか。ロドリゲスが途中で引くのをやめてしまい、ボーヘルトも急減速。ベッティーニ、バルベルデ、クネゴ、ディルーカ、シュレック、バッソ(!)と超実力者揃いの追走集団に飲み込まれてしまい、そこからは牽制とアタックが複雑に絡み合う駆け引きが延々続いた。ここら辺の連中だとスピードも上り坂での脚力も兼ね備えているから、速くて力感のある展開になり非常に見応えがあった。

結局、勝負はゴール・スプリントに。早め先頭のバルベルデがそのまま押し切って勝利を納める。スリップストリームに入っていた後続を寄せつけなかった勝ち方は印象として「強い!」のひと言。バルベルデも25歳か……つくづく当たりというか旬なんだね、この年代が。2位はベッティーニ。ボーヘルトを単騎追走した場面で脚を使ったのが響いたか。僕と同い年だけに、若い連中に負けずもうちょい頑張ってほしいところだが。

で、とりあえずワンデーレースは一段落して、5月に入るともうジロ・デ・イタリアっすか。なんか、自転車もシーズンに入っちゃうと切れ目がないのね。ジロはこの日活躍した連中が中心になるのかな。足馴らしという意味ではバッソはすごくいいレースをしていたと思うのだが……さてどうなるか。

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