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2015年02月17日

●FC東京2015年シーズン展望 (日程編)

2015明治安田生命J1リーグ 試合日程 (FC東京公式)


ということで、そろそろシーズンの展望なぞを。今回は日程について。

まずは2ステージ制についての印象をあらためて書いておこう。やっぱり細切れで長丁場感がなくなって、なんか重みがなくなったなあ、と。1年間、春、夏、秋と30試合以上を戦って喜怒哀楽様々あった末にシーズンの結果が出る、というのがリーグ戦の醍醐味だったと思うんだけどなあ。もちろんこの方式でもシーズンごとやチャンピオンシップの盛り上がりはあるんだろうが……差し引きどうか、かな。

加えて気になるのは、レギュラーシーズンを早く終えねばならないがゆえの日程の窮屈さである。リーグの平日開催が3日もあるんだね。W杯があった昨年でも2日しかなかったのに。あ、でも一昨年は4日あったのか。ただ、いずれにしても、水曜まで試合を詰めて、10月以降にたった5試合しか行わずにリーグ戦が終わるのはどうなんだろう。土日開催を増やすことが観客増につながると思うんだがなあ。


ただ、いつもの文句をそれぐらいにしておくと(笑)、FC東京としてはおそらく2ステージ制になったことで優勝のチャンスは増えるんだろうな、と僕は思っている。昨年の「14試合負けなし」でもそうだったように、東京のような若いチーム(と言われ続けるのもそろそろ飽きたな)は長丁場のリーグ戦を制する力はなくとも、4ヶ月弱の短期決戦なら勢いに乗って制することはあるのではないか。

実際、これまで東京がリーグ戦で「優勝争い」に絡んだのは、2ステージ制だった2001年と2003年のセカンドステージ。前者(第1次大熊政権)は雨の国立でジュビロに敗れて、後者(原政権)では決戦の東京ダービーでヴェルディと引き分けて、それぞれ夢破れたのだが、今から思えばどちらも好チームではあったけれど、年間の勝点で優勝するには足りかったよな、と。今もそんな感じでしょ。

まあ、だから東京ファンの僕としては、東京が前期でも後期でもいいからステージを勝ち、これまで3回のカップ決勝で全勝している一発勝負の強さも見せてチャンピオンシップも制したのちに「なんだ、1ステージ制の時に勝ちたかったな」などと不敵につぶやくのが理想的な展開である(笑)。


対戦相手を見ていくと、開幕からガンバ、横浜と続くのが目につく。短期決戦だから当たり前っちゃ当たり前だけど、ここでスタートダッシュが切れるかどうかは本当に大きいな、と思う。1stステージは11・12節の鹿島戦・浦和戦あたりが山場になるのだろうか。ここを越えたあたりで良い位置に付けられていれば、面白いことになるのではないかな(とか言ってて松本あたりにやられたりして)。

2ndステージは、序盤に川崎・鹿島とアウェイで当たるのがキーになるのかもしれない。ここをうまく乗り切れば、2003年の2ndステージと同じような感じで波に乗っていけるのではないかと思わないでもないな……ほとんど直感と気分で書いてますが。15節の浦和に勝って首位に立てば最高に気持ちいいだろうなあ(遠い目)。で、最終節でサガンにやられて初優勝を逃す、と(おい)。

なんか書いてるうちに楽しくなってきたな(笑)。早くシーズン始まってくんないかな、という気になってきた。もう2ステージ制でもいいや……とは全然思わないけど、それはそれで文句言いながらも楽しまないとやってらんないよな。こんちくしょう。


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