うまねんblog

加えて、画面の綺麗さとインターフェイスの洗練ぶりにも感心した。いやあ、こうして最新のディスプレイで見ると、今時のデジカメで撮った写真とか、凄いのね。髪の毛一本一本まで写ってるやん（つーか、顔のしわとかまで写ってしまう……）。付属のＭａｇｉｃＭｏｕｓｅやワイヤレスキーボードも操作感はストレスフリーに近い感じで、「わ、未来の機械や！」という（笑）。

まあ、４年前のノートＰＣから最新のデスクトップに移行したのだから、ハードウェアの進歩を実感するのは当然ではある（メモリは４倍、ハードディスクは１０倍近くになっている）。それにしても、である。起動やスリープの早さ（あっという間に動きだし、あっという間に止まる！）、動作の安定性などにはＵＮＩＸベースのＭａｃＯＳとＷｉｎｄｏｗｓの大きな差を感じざるを得ない。家電のＯＮ／ＯＦＦに近い感覚である。これはいいよね。

もちろん、不満がないわけじゃない。ＭａｇｉｃＭｏｕｓｅはサイズの小さな僕の手にはやや大きすぎるような気もするし、Ｗｉｎｄｏｗｓに慣れているせいもあってファイル操作（特に右クリック関係）では少々もどかしい思いもする。あとはソフトウェアの選択の少なさかな（「Ｂｅｃｋｙ！」が使えなくなったのは残念）。でも、いずれも乗り換えを後悔するほどのもんじゃない。

当たり前だけど、パソコンというのは何かの作業（それが仕事であれ娯楽であれ）をするための道具だ。だから、それ自体を動かすのに四苦八苦するようじゃしょうがない。使いこなした先で何をするかが問題なんである。ここ１ヶ月ほどの間、テキパキ簡単に動くｉＭａｃをいじってそのことを再確認しているところ。いや、僕の場合は別に大したことするわけじゃないんだけどさ。
　
　
というわけで、わが家のパソコン環境も１０年余りのソニー＝ＶＡＩＯ長期政権が終焉を迎え、ついに政権交代とあいなった、と。まあ、今のところは日本国の政権交代よりもはっきりと「かわってよかった」ムードになっているわけだけど（笑）。つーか、どっちの方も、少なくとも「思い切ってかえたことによって、今まで見えなかったものが見えた」ということは言えるのかな。

ちなみに、公平を期して言うと、Ｗｉｎｄｏｗｓ７搭載ＰＣについてはまだほとんどいじったことがない。前使ってたＶＡＩＯも仕事場で使っているメーカー不詳のノートＰＣも、ＯＳはＸＰだったから。ＶｉｓｔａについてはカミさんのＰＣ（やっぱりＶＡＩＯ）を少々いじることがあるので、やたら動作が重い印象があるんだけど、どうなんだろう。ＸＰは結構良かったんだがのう。