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2006年07月30日

●FC東京×サンフレッチェ広島


筆が重いな、しかし(笑)。


昨日の夕方、味スタでJ1第16節。FC東京 0-2 サンフレッチェ広島。W杯による中断後、初めての味スタ開催ホームゲーム。前節セレッソ戦の爆勝の後にどのような試合を見せてくれるか注目されたのだが……最低最悪の試合内容で完敗。盛り上がったハーフタイムの花火とは対照的に、今季最高3万人超もの観客を失望させる結果となってしまった。うーむ。

 
試合内容については、多くを語るほどの内容がないし、あまり語りたくもない。あえて箇条書きにするならば、下のとおりになるだろうか。

【悪かったところ】
○ 最初から力を出し惜しみするような戦いぶり
○ ノーマークの選手がいても縦に入れず、横へ横へと逃げていくパス回し
○ フリーで楔のパスを受けても、ターンしてそれを生かそうとしないアタッカー
○ 梶山君、もっと周りを見なきゃ
○ 誰も追い越さないと憂太のトップの意味がないのでは
○ 守備時もマークがズレまくり
○ 川口・栗澤機能せず(というか機能しろというのがムチャだ)
○ 相変わらずの「終盤猛攻を見せるも時既に遅し」

【良かったところ】
○ 終盤、憂太の野生に火がついた
○ モニも、前へ上がった時に自分で何とかしようとする勇気が出てきた

「良かったところ」なんつっても、苦しいシチュエーションの中で選手個々の気概や奮闘が見られたというだけで、チームとしてははっきり言ってダメダメだったと思う。結局、福岡戦の時の感想に戻ってしまう。ガーロ、中断期間の2ヶ月何やってたのよ、と。春に試行錯誤、夏に試行錯誤ではいつまでたってもチームは固まらないじゃないか、と。

中断明け4試合を見て、さすがに気が長い(と自分では思っている)僕も、ガーロ監督と(少なくとも今の)FC東京はフィットしないようだ、と思うようになってきている。特に、選手の能力の見込みや試合相手との戦力比較において、春から一貫して甘さ(これが確信犯かどうかがわからないのがもどかしい)が見られるのが何とも、という感じか。選手たちに対しては失礼な感想かもしれんけど。

例えば、今日はルーカスと伊野波の欠場により初めての布陣で試合に臨んだわけだが、報道によればガーロは「レベルの高い選手は対応できる」とフォーメーション練習を行わなかったそうである。なるほど、「レベルの高い選手は」か。何か、中堅校に来ちゃった進学校の教授風の教師みたいなもんで、鹿島や数年前の磐田ならそれで良いのだろうが……。教えられる側のニーズと教える側のスキルが合ってない感じ。

この試合の内容と結果については、全て監督が責任を負うべきだ。敗戦の責は監督に、勝利の功は選手に、が基本だと考える。それはガーロ自身がコメントしているとおり。ただし一方で、現在の勝点・順位を考えれば、今すぐ監督を変えるべきとは思わない。成功にせよ失敗にせよ、降格争いに追い込まれでもしない限り(←これは重要)は、1年やり通して「結果」を出した方がいい。今首にしても「そもそも何がいけないのか」あやふやなままだ。


で、試合後のゴール裏のコールについて。当然、昨日は監督も選手も不満、あるいは非難の声をぶつけられてしかるべきだろう(罵声やブーイングは好きじゃないが)。でもね。あの「原~東京!」コールと「サッサ~!」コールはないんじゃないか。昔を懐かしむのもいいけど(僕も原さんやササ自体は好きだ)、今のチームにそれをぶつけるのはどうなんだ、と思う。原さんを首にしたのはガーロじゃないし、ササを追い出したのは今の選手たちじゃない。持ち出された原さんだって困るだろう。

試合中の、梶山がフリーでパスを受けても前を向こうとしない姿が頭をよぎり、「ああ、後ろ向きなのは選手だけじゃなくてサポーターもなんだな」と思ってしまった。

いや、オクヤマさんが書いているように、横断幕にせよ原コールにせよ、ガーロ本人というより「別のところ」へ向けられた抗議(ないし当てこすり)なのかもしれない(多分そうだろう)。でも、少なくともバックスタンドから見る限り、それをガーロや選手が挨拶に回っているタイミングでやるのは理不尽だし、いたずらに「ガーロ=悪」の構図ばかりを強調しているように思えた。あれじゃ伝えたいことも伝わらないんじゃないか。

つーか、結局のところ、ニッサンスタジアムでの「ガーロ辞めろ!」コールが空振りに終わって以来、ずっとこの機会を見計らっていた人がいたのかもしれんね。聞くところによれば、ゴール裏の意図も様々らしいけれども。

僕は、ゴール裏から見れば「闘わない」傍観者に過ぎないのかもしれない。また、ゴール裏の人々が90分間声を枯らして応援し、多くの場合選手たちの力になっていることも事実だ。だが、傍から見ておかしいと思ったところについてはおかしい、と書いておきたい。このWEBはバックスタンド観戦者として見たこと、感じたことの記録が趣旨だから。そして、ゴール裏の人たちの動きは、ゴール裏とチームとの関係にとどまらず、スタジアム全体の雰囲気やあり方に関わってくると思うから。

とにかく、現状への不満の表明であるにせよ、他に何らかの意図があるにせよ、持ち出す表現はもうちょっと何とかしてほしい、と思った。黙っているには酷すぎる試合であったし、そもそもゴール裏は理路整然たるべき存在ではない(それ以外の面にこそ力がある)のだろう。しかし、オシムの言葉を持ち出すまでもなく言葉というのは危険な道具であり、実際にスタジアムに響いたコールは「ゴール裏ってのはそんなもんだから」で済ませるにしてはあまりに寒いものだったと思う。


……なんて、書いている僕自身がもっと言葉に気をつけなきゃいけないのかもしれないけど(笑)。今回の件に限らず、異論反論は歓迎です。人や立場が違えば考えが違うのは当たり前のことですから。

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コメント

先程は駄文にもレスをつけていただき、ありがとうございました。

ガーロ監督と今の東京がフィットしていない点について私が思うところは、「何が敗因なのかはろくに検証されることもなく、ただその場その場のサポーターの感情とフロントの気まぐれだけで監督の首が飛ぶという、ブラジルサッカー界の体質に嫌だイヤだと言いつつも適応していった監督に、いざ長期的・計画的なチーム力の底上げを頼むと言われるとかえって迷いが生じてしまう」ということなのか、ということです。確かにそこのところはジーコにも似ているかも。

でも、チームとしての戦い方が未だに見えてこない(と言われる)今年の東京と、原監督4年目で戦術はある程度固まっていた(はずの)昨年の東京の、7月末の勝点と順位を比べてみれば、「停滞」「伸び悩み」と評価することはあっても、「後退」「監督解任の危機」と見なすのはあまりに後ろ向きな見方なんじゃないかと感じます。

それに、この後はFCソウル、浦和ときて千葉戦。いずれにしても、サポーターが弱腰を見せただけで呑みにかかってくるほどの強敵に挑んでいく、しかも全てアウェイ戦というところで、ゴール裏のサポーターがこの有様でいいのか?そっちの方こそ、大きな問題に思えてならないのですが……。

これまでガーロを応援するコールはほとんど無く、結果が出ないと「待ってました」とばかりに辞めろコール。
言葉は悪いけどそんな半年間に思えました。
監督という職業上、結果に対して批判を受けるのは当然ですが、一度でもガーロを仲間として受け入れたでしょうか?
ガーロが信頼を得られなかったという意見もありますが、東京のために努力する人間に対しあまりにも外様扱いしすぎたような・・・。
私はガーロの真面目なキャラクターが好きなだけにそのことが残念でなりません。
これは「ガーロ様子見派」も同罪だと思います。

>GASHOUSE GANGさん
確かに、今の後ろ向きな状態で8月のけっこう相手関係も厳しいところを迎えて、雰囲気的な悪循環に陥る可能性はあるでしょうね。苦しいですね、東京。私は応援しますよ。極端な話、監督が誰であろうとも、フロントがどうであろうとも、私はFC東京というチームが好きですから。


>サージさん
ガーロは去年の秋に名前が挙がった段階から「ヒロミを首にして連れてくるなんて!」みたいな感じでイメージ良くなかったですものね。開幕前のトーチュウの一件にしても、異国の宗教倫理や家族観に関わる問題であったかもしれないのに、「つまらないヤツだ」みたいな反応の方が大きかったですからね。

「待ってました」とは言い得て妙です。私も本文の中で「ずっと機会を見計らっていた」と同じようなことを書きましたが…。結局、外様扱いというか、東京ファンはほとんどの人が熊・ヒロミ経験しかなく、島国根性丸出しの人がいるように私にも思えます。

少なくとも、彼のことを進んで理解しようとしている人はとても少ないのが現状でしょうか。まあ、所詮は「他人」なんでしょう、端的に言って。あるいは「道具」みたいな。

私も、本文中には「ガーロと東京はフィットしてなさそう」と書きはしましたが、ガーロのキャラクター自体は嫌いではありません。それは、原さんが監督としてはちょっと「?」だった一方で、原さん自体は好きなのと同様ですね。

それにしても、ガーロの場合はまだ4ヶ月ですからねー。うまくやってるとは言い難いですが、彼も努力してないわけじゃないでしょうし、仮に選手だったらどんなに下手くそでもとりあえずみんな応援するだろうに(笑)。少なくとも、ガーロ=悪みたいな構図には乗っかれないですね、私は。

>これは「ガーロ様子見派」も同罪だと思います。
すいません。「同罪」と言われると、ちょっと言葉が強くてグサッと痛くて参っちゃうのですが(笑)、ガーロを応援する立場からそうおっしゃる気持ちはよくわかります。でも、「最初から首にしたがっている連中」(「執行猶予」とかいう言葉を使う人も同じですね)と本当の様子見の人は分けて考えてあげた方がいいかも。

ごめんなさい。「同罪」は言い過ぎでした。
自分でもマズったなぁ、と思いながらお風呂に入っているうちにコメントがw

それにしても自分のコメントを読み返すと、まるでガーロが辞めた後のような・・・。
イカンイカン。
ガーロがんばれ!

そうそう、彼にはがんばってもらわないと。

「ガーロと東京はフィットしないかも」なんていう私の感想なんて吹っ飛ばして、シーズン後には「ゴメン、ワシが間違ってた」となってほしいものです。

それこそ、ルーカスみたいにね。

試合が終わって2日経って、ふと思った事…

フロントは、今年一年ガーロに任せる事をガッチリ決めているのではないか?
だからガーロは、あえて執拗に『自分の責任』みたいな表現をしているのでは?

そういう道筋が出来ているとしたら、
『ガーロ辞めろ!』と言っている我々は、
2ch風に言うところの『釣られてる』状態なのかも知れませんねw

で、そんな感じで後半調子を上げ(まるで去年のように)、
『やっぱガーロサイコー♪ガロTOKYO~♪』
ってなってる姿を、かなりポジティブに想像したら、
なんだか今年も楽しくなってきました。


まだ半分。あと半分ありますしね。


長文レス、失礼致しました。

昨年の途中からFC東京を知った私は「古き良き東京」を知りません。今までは「ファン歴の浅い新参者」と思ってちょっと気が引けていたのですが、最近逆手に取ろうと思うようにしました。過去に縛られず、新しい考えを妨げないようにすること(歴史を知ることの重要性を知りつつもです)。だから自分もいろいろとサッカーを勉強させてもらうつもりでいつも見させてもらってます。

確かにストレスがたまる試合も多いんですが、進歩している部分もあると思います。少なくとも昨年よりは得点の匂いがする試合が結構ありますし、確かに失点もありますが、これだけ「負け」が多いと感じ、ストレスためながらも「勝ち点21の12位」は比較的勝ち星もあるからのような気がします。引き分け少ないですよね、今年は。

でもさすがに、後半ウェズレイに決定的などフリーのチャンスを作られたときには「マークはどうなってるんだ!」ってバックスタンドから怒鳴ってましたが・・。

>2ch風に言うところの『釣られてる』状態
なるほど(笑)。そこまでやり手のフロントならば(私たちも「手のひらで泳がされている」ってところか)、かえって何も文句はないんですけどねえ。

>まだ半分。あと半分ありますしね。
そうそう。その半分で上るか、下るか…個人的には、そうやってドキドキして無理矢理にでも楽しめればいいのかな、と。

>過去に縛られず、新しい考えを妨げないようにすること
これは、ものすごく大事なことだと思います。私だって「大熊時代はもっと守備のマークがきちんとしてたぞ!」と怒る時がありますけど、一方で磐田戦の3点目は今までにない感動だったですもの。

悪いところは悪い、良いところは良い。私はシンプルにそう考えたいと思います。トータルで○や×になるとしても、「ためにする批判」はしたくないし、全否定や全肯定もしたくはないです。

こんにちは、こんばんは、ご無沙汰してます。

こんなときにばかり出てきて恐縮ですが、自分もあのゴール裏のコールに激しい違和感を抱きました。不甲斐ない試合をしたことへのブーイングというより、ただ単にガーロが原さんでないことに不満をぶつけていたような気がして。

色々な意見があるのは健康的なことだと思うのですが、一部の声の大きな人の影響でスタジアム全体の雰囲気が後ろ向きになってしまったら、残念なことだと思っています。

それにしても(話は飛びますが)、アマラオの件、驚きです!

>bumbumさん
こんばんは。

bumbumさんのブログにも書いてありましたが、最近のゴール裏からのブーイングや罵倒の類は、試合内容への怒りだけではなく、それこそ「とにかくガーロが監督でいることが気に入らない」というニュアンスが感じられ、そこがどうもね。私もガーロの采配自体には色々と不満もあるのですが、一部のサポーターのガーロ毛嫌いぶりにより大きな嫌悪感を感じてしまっています。やっぱり「よそ者」だからなんですかね。

まあ、確かに「なぜガーロか」という部分についてチームが明確なアナウンスをしなかったツケが回ってきているという面はあるでしょうし、ゴール裏の中心の人にすれば「ガーロ自体ではなく、彼を選んだ人間こそが問題だ」と言いたいのかもしれません。

それにしても、それをあの場でガーロや選手たちにぶつけるのは、あまりに理不尽であるように見えました。「やめろ」やブーイングならまだしも、いなくなった人を持ち出すなんてちょっとどうかと思いますね。フロントへの当てこすりねえ……それがあれで伝わるのかな。

とにかく、チームがスパッといい結果を出してくれればそこら辺のドロドロとした部分も噴出しないで済むのでしょうが……苦い時間が続くのかな。うーん。つーか、これもbumbumさんが書いてたように、良い勝ち方をした試合でもガーロを讃える人があまりいないのもやるせない。

>アマラオの件、驚きです!
まったくです。私もビックリしたし、ちょっと心配ですね……アルテ高崎が(笑)。だって、アマラオ日本語あんまりしゃべれないのにね。通訳とか、ちゃんと付くのかな?

はじめまして。よく拝見させてもらってます。迷いましたが、思いきって意見を書かせてもらいます。
私は新参のファンなので分からないのですが、原さんは1年目、東京ファンにどのように受け入れられたのでしょうか?
確かに今のガーロさんは「よそ者」ですが、当時の原さんも「よそ者」だったのでは?しかも浦和を降格させた戦犯といわれていたはずで、その手腕に疑問を持つファンも居たのでは、と想像します。そんな彼が人柄が良い、話が面白いというだけで東京のファンに受け入れられたのですか?
今の私には、数字を見て想像することぐらいしか出来ませんが、原さんは「結果」を出すことで、ファンに受け入れられたんじゃないでしょうか。当時の記録を見ると、特にナビスコカップ予選の1位通過が大きかったのかな、と想像するのですが。
もちろん、当時の東京は、今よりもファンの要求水準が低かったでしょうし、原さんに運があったのかもしれません。慣れない初めての海外生活、要求が高くなったファン…ガーロさんの方が、原さんの何倍も大変ではあるでしょう。それでもファンの信頼を得るには、やはり「結果」が必要だと思います。特に私のような、単純なファンに対しては。もちろん、内容が良ければ、それも評価に繋がるでしょう。その点において、原さんとガーロさんに変わりはなく、別に「島国根性丸出し」でガーロさんを拒絶しているわけじゃないと思うのですが。
少なくとも、ゴール裏の中心部の人たちが、最初からガーロさんを受けつけなかったわけではないはずです。シーズン前の指宿での合宿では、かなり期待をしていることが彼らのブログからは伺えますし、快勝した磐田戦後、調布FMでは「この調子でいってほしい」と喜んでましたから。
昨年、東京が危機的状況に陥った時、ゴール裏の中心部が原さんを支えたのは、ナビスコ優勝をはじめとした彼の功績に敬意を表したからでした。それはきっと、ガーロさんについても同じことでしょう。
彼らのガーロさんに対する不信感が決定的になったのは、中断明けの福岡戦でした。近くにいた私としては正直、彼らの現在の行動を理不尽と感じることはできません。多少の言葉選びに間違いがあろうとも。2ヶ月もの中断明けに、ガーロさんが示した「結果」の方が、よっぽど理不尽だと思ってしまいます。
私自身は、ガーロさんに可能性を感じないわけでもないです。でも彼の現状を同情する気にはなれないし、それこそ彼に対して失礼だと思ってます。8月は強豪相手の試合が続きますが、失った信頼を取り戻すべく、頑張ってほしいものですね。

>ワイ・トキオさん
こんにちは。

いやー、原さんの時もありましたねえ。「浦和降格の戦犯」とか「モリツァ」(笑)とかね。理不尽な言われようがされたものです。そこを開幕鹿島戦と若手起用でチームに勢いをつけて(リーグではなかなか結果が出なかったですけれども)乗り切ったのは紛れもなく原さんの力量だったでしょう。

あの当時からピョンピョンジャンプは面白がられてましたけどね(笑)。

おっしゃるとおり、ガーロもやはりなにがしかの「結果」が必要なわけで、私もガーロを現状でよしとしてるわけじゃないし、今の試合後に不満の意を表明するのは別に当たり前だと思いますよ(個人的にはまだブーイングはしませんが)。

ただ、ですね。

>ゴール裏の中心部の人たちが、最初からガーロさんを受けつけなかったわけではない
そうなんでしょうか。何しろ、開幕してまだ1ヶ月くらいの、アウェイでの苦しい試合(横浜戦)で終了間際に追いついた際にもゴール裏中心から「ガーロやめろ」コールが出たわけですから。あの理不尽なコールがどうしても頭に浮かび、広島戦後の「原東京」コールも「最初からずっとやりたかったんだろ」と思ってしまうのです。

>彼らのガーロさんに対する不信感が決定的になったのは、中断明けの福岡戦
そうですかねえ。中断前の浦和戦とか、ホームの横浜戦の様子を見ていると、どうもとてもそうとは思えないんですけどね。中断前から彼らが不信プンプンに見えたため、鹿島戦や広島戦で「今まで我慢してたのにキレたぞー」という風には全然思えなかったんですよね。所詮傍観者の感想ではありますが。

と、そういう「前のこと」にいつまでもツッコミを入れる私も、ある意味「後ろ向き」なんですけど(笑)。

「よそ者が受け入れられない」「島国根性」(の人がいる)というのは原さんの時も一緒で、当時の私も「みんな何言ってんだ、原さんの浦和は1年目は3位だったんだぞ!」と怒ったりしてたのを思い出します。今年のスタジアムの全体的な雰囲気を見ていると、「同じことを繰り返してるじゃないか。駄目じゃん」とか思ってしまうんですよね。

もっとも、同じガーロ嫌いでもゴール裏中心部とそれ以外とでは区別すべきかな、とも思いますけど。前者は「よそ者出てけ」的な嫌い方とは違うようにも見えますし、彼らは原さんの時は割とすんなり受け入れていたような記憶もあります。

まあ、繰り返しになりますが、今のガーロが結果を出せてない、というのはワイ・トキオさんのおっしゃるとおりで、ブーイングを浴びることは仕方がないかもしれない。でも、エントリー本文や上のコメントでも書いたように、そこで当てつけで原さんを持ち出したりササを持ち出したりするゴール裏の表現方法が傍から見ていてイヤらしい、と私には思えたのです。

ともあれ、「同情」は彼に対して失礼だ、というのはそのとおりですね。本人も「私の責任だ」と言っているわけですから。結局、監督の仕事なんてのは周りが取り繕うことなどできず(フロントはもうちょっとアナウンス考えんかい、とは言いたいですが)、とにかく結果を出すしかないですものね。同じく、頑張ってほしいものだと思います。

私と異なる意見でも、こうして寄せていただけるのは嬉しいです。またよろしくお願いします。

ご、ごめんなさい。なぜだかTBが二重に送れてしまっています!

ソウル焼肉マッチはテレビ観戦ですか?代表だの怪我だので、これだけ選手が抜けていると、「どんな選手で、何するんだろう?」とかえって興味が湧きます。ガーロ、どう出てくるでしょうね?

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