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2006年07月24日

●夏の小旅行記(博多編)

7月19日(水)

朝、東京駅から9時50分発のぞみ17号で博多へ向かう。


外は雨。現地も雨との予報にやや憂鬱になりながら、読書と昼寝に明け暮れる5時間。


15時前に到着。やはり雨が降っていた。さっそく予約していた全日空ホテルにチェックイン。シングルで予約していたのだが、ツインに泊まれることになった。ラッキ~ってか。やはり、祇園山笠が終わった次の週ということで、部屋は空いている様子であった。

部屋に荷物を置いて、さあ出かけようとエレベーターに乗り込むと、やたらガタイの良い若者と乗り合わせた。途中のフロアで彼が降りた後、隣に立っていた人が上気した顔で話しかけてきた。「今の、アビスパの選手ですよね!」。へぇ~。確か全日空はアビスパのスポンサーだから、そりゃ前泊はここだわな。しかし、顔だけではどの選手か分からないシロートの俺(笑)。後で選手名鑑見たら、GKの水谷だった。


博多市内を軽く散策。まずは「キャナルシティ」。劇場やらレストランやらショップやらが沢山入っている複合商業施設だが、とにかくデカい。天神なんかもそうなんだけど、博多はあちこちに巨大なビル・施設があって、しかもそのほとんどが大勢の人で賑わっている印象だった。一言で言って、都会である。


櫛田神社。文字通りの「祭りの後」で、観光客も少なく、境内ではスタンドの解体工事を行っていた。事前に考えていたよりずっと小さな神社で、ここに明け方から大勢でドデカい山笠をかついで突入するのだから全く狂気の沙汰である。まあ、祭りとはそういうものなんだろうけど。

ちなみに、おみくじを引いてみたら「吉」だった。微妙、かな。


中州を抜けて天神に出て、「赤のれん 節ちゃんラーメン」。店構えもメニューも「普通の街の中華料理屋」という感じだったので不安だったが、ちゃんととんこつラーメンが出てきました。平べったい細麺なのは麻布の「赤のれん」と一緒だけど、醤油味のスープがムチャクチャ美味い!さすがは本場の威力であった。満足。


歩きづめで疲れたし喉が渇いたので、中州からちょっと北に出たところにある「THE HAKATA HARP」というアイリッシュ・パブでギネスを1杯。「パーフェクト・パイント」というだけあって、丁寧な注ぎ方でおそらく樽の管理も良いのだろう、かなり美味い部類のギネスだった。店員さんの対応も穏やかで感じよかったしね。


で、中洲川端駅から地下鉄空港線に乗って福岡空港駅へ。駅前から臨時バスで約10分、博多の森球技場に到着。メインで観戦。ピッチが近くスタンドの傾斜もあって、非常に見やすいスタジアムだった。でも、この日(だけなのか?)は非常に蒸し暑く、ビールを飲まずにはいられないのが欠点(笑)。


試合は、途中から雨が強くなって水たまりのようなピッチになったこともあり(石川や古賀の「ボール置き忘れ」には申し訳ないが笑ってしまった)、ともに点が奪えずスコアレスドロー。内容的には完全に押されていたのだが、それでいて勝点1ゲットできたのだから実は悪い結果じゃないのかも、と思いつつも心配は心配。

試合後、バスの混雑を嫌って福岡空港駅まで歩いたのだが、これは失敗だったかもしれない。雨の勢いや一向に弱まらず、空港沿いの道路は川のようであった。靴も、ズボンもびっしょり。夏で良かった、という感じである(まあ冬だとさすがにそこまで無茶はしないか)。

ようやく駅にたどり着き、再び中州川端に出て駅前の「酒一番」というシブい居酒屋でcooperさん勝鬨橋さんけんぴさん、しゃくどぉさんと飲む。cooperさん以外は初顔合わせ(ですよね?)だったが、これは楽しかった。スナメリの○○○とか、「これからはミンクが来ますよ」とか、あのササコールはないよなとか、鈴木慎吾はいい選手だとか、まあ色々な(馬鹿)話。馬刺しや焼鳥などつまみにぐびぐび飲み、気がつけば午前0時をとっくに過ぎていた。cooperさんたちは翌日4時起きとか言っとったが、大丈夫だったのだろうか(笑)。

店の前でタクシーに乗り込み、まっすぐ全日空ホテルへ。バタンキュー、でおやすみなさい。


7月20日(木)


朝目覚めたら、お約束の二日酔い、なのだが、それでもビュッフェ形式の朝食ではガッチリ食う!それが僕の旅の流儀である(単にいやしいだけなのだが)。

部屋に戻って風呂に入り、ベットに横になって「アカテガニの産卵」のドキュメンタリーとか見とったら、いつの間にか11時になっていた。さすがに出かけなければもったいないかも。


地下鉄で天神に出て、まっすぐ北へ歩いていく。博多に来たのだから、さすがに湾を一目は見ないとね。相変わらず天気は雨である。途中、福岡競艇場があったりしたので入場してみたが、レースは午後から。選手たちが思い思いに調整をしている様子だった。


いっそ「海の中道」「マリンワールド」に行ってみようかと船着き場に行ってみたが、「視界不良により欠航」とのことであった。しゃーないので横にあった「博多ポートタワー」に上ってみた。無料。視界不良だったし、我ながら馬鹿だとは思うが、やっぱり高い所は気持ちがいいね(笑)。

ちなみに、このポートタワーの展望室内もそうだったが、今博多では至る所に2016年五輪の招致ポスターが貼ってある。東京都民はオリンピックに関して案外冷静なようだが、向こうはもう少し気合が入っているのかな(それとも行政や商工会議所か何かの空回りか)?

その後は、相変わらず天気も悪くあまり遠くに出かける気にもならないので、インターネットカフェ「サイバック」昨日の観戦記を書いたり。つい執筆に熱中して使うのを忘れてしまったが、ここフットバススペースがあるのが良さげだよね。ちょっとのぞいたら、女性が2人ほど超リラックスしてマンガを読んでいた。

で、16時35分初のひかり472号で博多を離れ、山口県へ。



山口では2日間ほど、コーギー犬のダービー君と散歩したり昼寝したり刺身でビールを飲んだり近所の中学の野球部の練習試合を見学したりダービー君を洗ったりして、ノンビリと過ごした。まあ、とりたてて書くこともないのでそこら辺は省略ということで。



ちなみに、東京へのおみやげは博多駅で買った「からしめんたい君」である。

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