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2015年04月07日

●スタンフォード・ブリッジで駆けるか、よっち

日本代表FW武藤、チェルシー移籍合意か。アジア人移籍金最高額更新も? (フットボールチャンネル)


いやあなかなか楽しい記事だな、と思って読んでしまった。

そもそも記事の出だしが「ある情報源によると」なんて胡散臭いことこの上なく、「移籍金はアジア人選手の歴代最高額をはるかに超える」というのも「いきなりんなわけないだろ」という話であって、まあ信憑性の低い飛ばし記事なんだろうな、とは思う。

ただ、昨年後半からの武藤のブレイクぶり、特に今シーズンの「スーパー入ってる」活躍を見ると、仮にチェルシーへの移籍が本当に実現したとしても僕はそれほど驚かないだろう。かつて稲本や宮市がアーセナルに移籍したように、「先物買い」的な可能性も考えればあり得ない話じゃない。

それにしても、チェルシーかあ。実現したら面白いよね。頭に浮かぶのは10年ほど前、ジョゼ・モウリーニョ監督が最初に就任した頃のチェルシーである。

あの頃のチェルシーは基本的に4-3-3のフォーメーションで、攻撃陣はCFがグジョンセンかドログバ、左右のウイングにロッベンやダフ、ジョー・コール、少し遅れてS・W=フィリップスといったメンツだった。堅実な守備から繰り出すスピーディーなカウンター攻撃が実に魅力的なチームだった。

当時、FC東京はちょうど石川がキレキレだった時期だから、「あのチェルシーのウイングに石川が入ったらどうなるんだろう」なんて思ったこともあったんだよね。まあ今から思えば石川は華奢すぎるし色々足りない部分もあったんだろうけど、でもより体幹が強くて守備でも貢献できる武藤ならやれるんじゃないか、なんて思ったりもして。

もっとも、今のチェルシーは3トップというより中盤の組み立てをけっこう重視(セスク獲得が典型)した1トップのサッカーになっていて、あの頃とは明らかに違っているから、もし武藤が入るとしたらどうなんだろう。ウィリアンのところか、2トップのためのオプションか、それとも……。

ああ、やっぱりあれこれ想像するのは楽しいな(笑)。ジョゼさんの下で武藤がプレーするかもしれないと思うだけで、なんだかワクワクしてしまう。

僕なんかはお気楽なファンなので、こういう話が出るだけで「武藤すげー」と喜んじゃうし、FC東京にとっても話題ができるのは良いことではないかと思ってしまう。スターっていいじゃないスター、みたいな。おそらく、今年の秋かどうかはわからないけれど、いつまでも東京にいてくれる選手じゃないだろうな、いや、いっそ羽ばたいていけ!という明るいあきらめ(?)もあるし。

とにかく、今後もよっちの活躍から目が離せないのは確かだろう。つか、なかなか生で観られなくなるかもしれないんだからね!!


[追記]

なんだ、本当だったのか(笑)。

武藤 チェルシーから正式オファー!今夏獲得へ移籍金7億円提示 (スポニチアネックス)

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