●疲れている時は酒の回りも早いので気をつけよう
９月１２日（土）
１０時過ぎに起床。普段は休日でも９時頃には起きるようにしているのだが、最近は「朝から２３時半頃まで仕事→帰りに中野坂上の加賀屋で、もしくはコンビニでつまみを買って家で２～３杯飲む→深夜就寝」、という生活が続いているので、どうも疲れがたまっているようだ。朝は食パンで軽く済ませ、「Ｆｏｏｔ！」の再放送を観たり風呂に入ったりしていたら、もう昼過ぎ。
１３時から、スカパー！で京都×東京戦＠鴨池の前半をテレビ観戦。開始早々、まるでTVゲームのようなきれいなワンツーリターンを決めたディエゴの得点で京都先制。何ともあっけない。その後はやはり３０度を超える気温がたたったか全体的にダレ気味の展開となり、両チームともなかなかチャンスを作れない。カボレのいなくなってしまった前線では赤嶺が奮闘するも、久方ぶりの先発ゆえか持ち味を出せず、周りの選手も赤嶺に合わせきれていない印象。
０－１のままハーフタイムへ突入したところで、やや後ろ髪を引かれながら家を出て、中央線から神田で銀座線に乗り継いで浅草へ。
１５時から、アサヒ・アートスクエアでオリオンビールを片手に「吾妻橋ダンスクロッシング」。もはや恒例となっているコンテンポラリー・ダンスの見本市的イベントだが、毎回出演者がよく入れ替わっており、意外と飽きないで楽しめている。今回の「発見」は鉄割アルバトロスケット。歌舞伎っぽい音楽と歌（？）に乗って、勢い溢れる馬鹿パフォーマンスが炸裂。「訳わからないんだけど、やたら可笑しい」という。よい子のみんな、レバー串の回し打ちはやめよう（笑）。
他に良かった出演者は、ハイテク・ボクデス、いとうせいこうfeat.康本雅子、Line京急、快快あたりか。ボクデスは「身体性抜きのダンス」という野心的な試みをひっじょーにくだらない形で実現。いとうさんは叫びの内容にはやや同意できない部分もあるんだけど、その見せ方が、康本さんのキレ味鋭いダンスと相まって凄まじい迫力。Line京急は音と言葉と動きの絡まり具合が絶妙で、モノローグの内容も昨年より面白かった。快快はアイデア勝負の一本勝ち。
困ったのは途中から体の芯の疲れが出てきたような感じで、やたらと眠くなったこと。contact Gonzo、ほうほう堂、飴屋法水あたりは途中で何度かウトウトッとしてしまったような。言い方を変えれば、それらのパフォーマーはイマイチだったということかもしれない。
１８時前に終演。出口に向かっている途中で人混みの中に大谷能生さんの姿が見えたので、挨拶しようとしたのだが……人の流れをうまくかき分けられず、そのうち見失ってしまった。残念。ビルを出たところでｉモードをチェックし、ＦＣ東京の敗戦を知る。あらら……。
銀座線で赤坂見附に出て、１９時頃から飲み会前の時間つぶしで足つぼマッサージのお店に入る。パウダーとオイルを半分半分でやってもらう５０分のコース。うひょー、きっもちええええええ！！という感じ。一押しされるごとによだれが出そうなくらい。終わった後に「最近、仕事で遅いことが多いんですか？」と言われたので「何で？」と聞くと、「頭と、自律神経が疲れているみたいですから」だって。ホントに足裏で出るものなんだねえ。ツボって不思議だ。
あまりに気持ちよかったのと、途中から外で大雨の音がしていたので、思わず頭と首のマッサージ１５分も追加。実は足マッサージをしてくれたお姉さんが非常に上手かったという事情もあったのだが、頭と首になると担当の人が交代してしまう罠が（笑）。でも、楽になった。
２０時過ぎから「すっとこどっこい」で飲み会。僕はともかく、飲み仲間のオジサンたちは月に３～４回はこの店に通っているので、もはや完全に常連扱い。何も言わなくてもビアサーバー席に通され、店長さんが凍ったジョッキを人数分持ってきてくれる仕組み（笑）。秋刀魚の刺身、つぶ貝のピリ辛あえ、坦坦春雨、しろもつ味噌炒め、コブガツのねぎ塩炒め、じゃがさく、さっぱりキャベツ、イカゲソ揚げ、ミックスお好み焼きといったつまみでひたすらビールを飲む。
いつもは「一番搾り」に飽きて「ラガー」や「黒ラガー」（も樽生なのだよここは！）に切り替えるのだけれど、この日は途中で席に備え付けのサーバー樽が切れてしまい、新しい樽の封を開けてもらった。そしたら、そのビールの美味いこと美味いこと！いやあ、元々新しい「一番搾り」は味が上がったとは思っていたけど、フレッシュなヤツだともうワンダホー！！である。昔、どこの店だったか、開封直後の「よなよなエール」を飲んで激しく感動したのを思い出した。
で、グビグビグビグビグビグビ飲んで、すっかりへべれけになって千鳥足で帰宅。
