うまねんblog

で、弁当のついでに、エビスビールなんぞもゴキュゴキュと飲んだり。昼間から飲むビールってのはどうしてこれほど美味いのだろうか。周りに座っているのがパソコンを広げている出張のサラリーマンたちだったとしても、だ（笑）。ほろ酔い加減のまま携帯プレイヤーで電気グルーヴの『N.O.』とか聞いているうちにあっという間に４時間が経ち、１４：５１に広島駅到着。駅の待合室のテレビには、野党にボコられている某大臣の姿が。

１５：１１の「こだま」に乗車。広島駅の乗り継ぎではいつもしゃもじ型の容器に入った「かきめし」と「たこ天」を買うのだけれど、今回は時間が遅くなったので「たこ天」だけにしておく。相変わらず味はいいのだけれど、ちょっとたこが小ぶりになったような気がするな……。車内では今度は読書（『日本サッカー狂会』とか）に励んでいたのだが、途中、徳山の工業地帯に引き寄せられた。工場ってのは、実に男心をくすぐる風景だよな。

１６：２０厚狭駅着。１６：２９発の美祢線に乗り換える。１日１１本しかない路線（シンプルな時刻表が素敵（笑））で、単線、しかも１両編成「ワンマン」である。途中護岸工事の済んでいない川の縁や断崖間際を通ったりするが、もちろん「なんちゃら渓流鉄道」みたいな観光列車ではない。そして、１７時前に某無人駅に到着。頭の中を流れるのは山口百恵の『いい日旅立ち』だ（笑）。普段暮らしている都心とはえらい距離感である。

車で迎えに来てもらって、ちょっと離れたところにある「俵山温泉」で一風呂浴びた後、夜は僕の親父の実家、今は従兄弟一家が暮らしている一軒家で過ごす。串揚げを山ほど（醤油に漬けた鶏肉と、エリンギが美味かった！）食べて、ビール（またかよ）をたらふく飲んで、昨年家族に加わった「ポチ」（メス猫）をウニャウニャ転がして遊んで、疲れたので２３時過ぎに就寝。睡眠時間４～５時間で過ごす普段では考えられない時間感覚。やはり田舎はいい。