うまねんblog

一方、試合全体を通じて広島にもチャンスはあったようなのだが、シュートミスに加えて塩田＆ゴールポストの好セーブのおかげで東京は終始リードを守ることに成功。大分戦といい浦和戦といい、せっかく先制しても変に守りに入ってリズムを乱してしまい、追いつかれて自信喪失から逆転負け、のパターンだったので、特に１－０の時間帯を守りきったのは勝負の分かれ目だったかもしれない。

で、クライマックスがやってきたのは終了間際。８７分、ＣＫからゴール前にこぼれたところ、途中出場の平山が豪快なボレーシュートをゴールに突き刺す！続いて８８分、これも途中出場の福西がさすがの美味しいとこ取り（笑）のゴール！そしてロスタイム、とどめの平山２点目！！広島ファンにとっては噴飯ものだろうが、得失点勘定的にはひじょ～～に有り難い終盤の３得点だった。ごっつぁんです、みたいな。

色々と思うことはあれど。

とにかく、勝てて良かった。ここ４試合、試合後にブーイングを浴びるにせよ拍手を受けるにせよ、選手たちの暗い表情しか見ていなかったから。選手というのは、特に東京の場合は負けた時に「気持ちが見えない」とかいう批判を浴びがちだけど、僕はボコ負けした川崎戦だってガンバ戦だって磐田戦だって、決して選手がやる気がないとかサボっていたとは思わないし、気持ちだけで勝てるもんでもあるまい、とも思う。

個人的には、ここ最近負けが込む中でも選手たちに対しては同情、と言ったら変だけれども、「頑張ってるのに可哀想だな」という気持ちを抱いていたのだ。だから、東京の選手たち、特に五輪代表やクラブで「戦犯」扱いされがちな梶山や平山や福西が嬉しそうに得点を重ねている姿には、救われる思いがした。もちろん選手たちに腹を立てることだってある。でも、少なくとも今は彼らに肩入れしておきたい。

……などと、久しぶりの大勝についてグダグダ書いてみたけれど、問題はこういう時に限って我が家のスカパー（ｅ２）では生中継がなかったことだな。すいません、実はスカパーのダイジェストしか観てません（笑）。本当は中盤に戻った今野がどれくらい効いていたとか、栗澤の出来はどうだったとか確かめたいんだけどね。よっし～君やメトカラさんは、ちゃんと観戦記を書くように（注）。ま、焦らなくてもすぐ土曜日に次の試合が来るか。

次は楽天神戸戦。とっとと１部残留を決めて、早く来年の準備をしよう（笑）！！

［注］
こんなことを書くと「お前がちゃんと録画放送観てもう一度書けばいいだろ！」とか言い返されそうなので、この発言は取り消します（笑）。いや、でも、例えばこういうエントリーは弱気に見えるかもしれないけど、仕事が忙しい時期なんかは、「たかがブログ」と言えどもけっこう期待されるのは嬉しくともしんどかったりするのよ、ホント。