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2007年07月09日

●ほろ酔い三ツ沢の夜


昨日は指定席のチケットを持っていたにも関わらず横浜にかなり早く着いてしまったため、試合前に1杯ひっかけることにした。前から行ってみたかった「The Green Sheep」へ。横浜駅西口から徒歩10分くらいのところにある、大きな羊の置物?が目印のアイリッシュパブだ。


店内は割とサッパリとした内装で、個人的にはかなり好み。「本場の雰囲気」を出そうとしてあれこれ飾りがありすぎるとかえって引いてしまうのである。カウンター席に陣取り、笑顔の店員さんによなよなリアルエールを1パイントとフィッシュアンドチップスを注文。「グリーンシープスタイルとトラディショナルスタイルがありますが?」とたずねられたので、迷わず「グリーンシープスタイル」を選択。

よなよなエールは相変わらず美味い。エールビールというとラガービールよりも「濃い」「重い」という印象があって、実際コクがあってアルコール度も高いのだが、新鮮なエールはそれに加えてさわやかな風味もあるものだ。で、よなよなエールはそのフレッシュさが抜群なんだよね。なんつーか、「絞りたて!」みたいな。ちなみに、上の右側の写真のように「一口飲むごとに層状の泡が残る」のはグラスの洗浄がよくできているから、らしい。

驚いたのはフィッシュアンドチップス。魚はワカサギ、それに添えてあるのはなんとゴボウのフライ。うーむこれは予想外だ……と思いながらモルトビネガーをじゃぶじゃぶ注いで食べてみたら、これがとにかく美味いのよ、あーた!ワカサギはしっとりと、ゴボウはサクッと揚げてあって、どちらも臭みはなし。メニューの説明にもあるとおり、「いかにも自家製」なタルタルソースとの相性も抜群である。ビールがよく進み、思わずバスを1パイント追加発注。

まだ開店直後(つーか微妙に開店前だったような気がする)でさほど混んでいなかったせいもあるのだろうが、店員さんも親切かつフレンドリーで、とても感じが良かった。1時間弱で2500円ほどはまあ高いっちゃ高いのかもしれんけど、作りが開放的だから飲み物だけさっと1杯引っかけて立ち去っても全然オッケーな感じ。「また寄りたいな」と思わせる店だった。満足。

 
そんなほろ酔い加減で乗り込んだ三ツ沢競技場。ナビスコカップ準々決勝1stレグは1-0でアウェイのFC東京が勝利。例によって真面目に観戦記を書く気にはなれないんだが、ノリカルキャノンまたまた炸裂!走って当たって横浜の中盤を潰しまくった梶山の健闘!そして河合を葬り去る福西の回転ダイヴ!!、と見所満載の試合だった。酔いの助けもあってか、久しぶりに心から楽しめたような。調子に乗ってもう1杯ビールを飲んだりして。

内容的にはマリノスのワンペースぶりというか頭の悪そうな戦いぶりが目立った試合で、僕が横浜サポだったらかなり頭にきたに違いない。上野とかどこへ行ったんだろう?ま、東京にしても福西がいるおかげでややマシという程度なんだけど、それならそれでフィジカルのぶつかり合いは筋肉量の多い方が勝つ、というミもフタもない結論になってしまう、と。VIVA!規郎の大腿二頭筋!!ってところか。初登場の長友君もよー走ってたね。

しかし福西はいいな。苦しい時間帯にしっかり時間と陣地を稼いでくれるし、試合後の挨拶の際のサバサバぶりにも萌えるぞ(笑)。
 

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